JP2825925B2 - 電話機付きファクシミリ装置 - Google Patents

電話機付きファクシミリ装置

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JP2825925B2
JP2825925B2 JP2094721A JP9472190A JP2825925B2 JP 2825925 B2 JP2825925 B2 JP 2825925B2 JP 2094721 A JP2094721 A JP 2094721A JP 9472190 A JP9472190 A JP 9472190A JP 2825925 B2 JP2825925 B2 JP 2825925B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ機能と電話機能を合わせ持っ
た電話機付きファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 近年、ファクシミリ装置は大衆化、低価格化にともな
いパーソナル化が盛んに進められファクシミリ機能と電
話機能が一体化した電話機付きファクシミリ装置が普及
されつつある。
第10図は電話機付きファクシミリ装置の外観を示すも
ので、装置本体1の前面にダイヤル発信用のテンキーボ
タンやファクシミリ送受信のためのボタン等の各種ボタ
ンや表示器を備えたコントロールパネル2を設けるとと
もに上部に送信原稿の挿入部3、印字記録紙の排出部4
等を設け、さらに装置本体1の一側部に電話装置の送受
話器5を設けている。そして送受話器5と装置本体1と
はカールコード6で接続されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしこのような装置は通常の電話機に比べてサイズ
が大きいため設置場所が机の上など特定されるが、この
ように装置本体と送受話器をカールコードで接続したも
のでは電話のみを行いたい場合でも常に装置を設置して
いる場所に行って電話しなければならず不便であった。
また送受話器側において装置本体のファクシミリ機能
を動作させることはできなかった。
そこで本発明は、ファクシミリ機能を備えた装置本体
と複数の送受話器とをコードレスにして各送受話器と装
置本体とを無線で音声信号の送受信を行なうようにし、
これにより装置本体の設置場所とは異なる多数の場所に
おいて通話ができ実用性を向上できる電話機付きファク
シミリ装置を提供しようとするものである。
また本発明は、送受話器側において装置本体のファク
シミリ機能を動作させることができ、さらに実用性を向
上できる電話機付きファクシミリ装置を提供しょうとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)対応の発明は、少なくとも画像読取部で
読み取った画情報をファクシミリ情報としてモデムを介
して電話回線に送信する動作及び電話回線からモデムを
介して受信したファクシミリ情報を画像印字部により印
字記録する動作を行うファクシミリ機能と、通話回路に
より電話回線を介して相手との通話を行う電話機能を回
線切替え回路を制御して選択的に切替える電話機付きフ
ァクシミリ装置において、通話回路をファクシミリ機能
を備えた装置本体と複数の送受話器とに分離して形成
し、各送受話器にそれぞれチャンネルを割り当て、装置
本体は、アンテナと、このアンテナを介して送受話器か
らの回線ON信号を受信するとその信号のチャンネルを判
断しその信号がどの送受話器からの信号かチャンネル選
択する受信チャンネル選択回路と、この受信チャンネル
選択回路のチャンネル選択動作に基づいて少なくとも音
声信号を選択されたチャンネルの送受話器と無線で送受
信制御する送受信装置を設け、各送受話器は、アンテナ
と、このアンテナを介して装置本体に回線を捕捉させる
ための回線ON信号を送出する制御コード発信手段と、ア
ンテナを介して少なくとも音声信号を装置本体と無線で
送受信制御する送受信装置を設けたものである。
また請求項(2)対応の発明は、請求項(1)対応の
発明において少なくとも1台の送受話器に操作ボタンを
設け、この操作ボタンの操作により送受信装置及びアン
テナを介して装置本体に特定コードを送信し、装置本体
は送受話器からの特定コードをアンテナ及び送受信装置
を介して受信することにより回線切替え回路を制御して
電話機能からファクシミリ機能に切替え、ファクシミリ
機能において送信すべき原稿がセットされていればファ
クシミリ送信を開始し、送信すべき原稿がセットされて
いなければファクシミリ受信を開始するものである。
また請求項(3)対応の発明は、請求項(2)対応の
発明において送受話器の操作ボタンをダイヤル発信用の
テンキーボタンとし、このテンキーボタンの特定の組合
わせ操作により送受信装置及びアンテナを介して装置本
体に特定コードを送信するものである。
さらに請求項(4)対応の発明は、請求項(1)対応
の発明において、少なくとも1台の送受話器に操作ボタ
ンを設け、この操作ボタンの操作により送受信装置及び
アンテナを介して装置本体に特定コードを送信し、装置
本体は送受話器からの特定コードをアンテナ及び送受信
装置を介して受信することにより回線切替え回路を制御
して電話機能からファクシミリ機能に切替え、ファクシ
ミリ通信が終了すると回線切替え回路を制御し回線接続
状態を保持したままファクシミリ機能から電話機能に戻
すものである。
[作用] このような構成の本発明においては、装置本体と分離
された複数の送受話器とは無線で音声信号の送受信を行
なう。従って装置本体の設置場所とは異なる複数の場所
から電話回線を介して相手と電話ができる。
また装置本体とは離れた場所で送受話器のボタン操作
により特定コードを装置本体に送信する。これにより装
置本体は送信すべき原稿がセットされていればこの原稿
を画像読取部で読取り、読み取った画情報をファクシミ
リ情報としてモデムを介して電話回線に送信する。ま
た、送信すべき原稿がセットされていなければ電話回線
からモデムを介して受信したファクシミリ情報を画像印
字部により印字記録する動作を行う。さらに、ファクシ
ミリ通信が終了すると回線接続状態を保持したまま電話
機能に戻す。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において11は装置本体で、この装置本体11の前
面にはコントロールパネル12が設けられ、また上部には
送信原稿の挿入部13、印字記録紙の排出部14が設けら
れ、さらに側部には送受話器15の載置部16が取り付けら
れている。前記送受話器15は装置本体11に対してカール
コード17で接続されている。前記載置部16には先端部に
アンテナ18が設けられている。
また前記装置本体11とは分離して第2図に示すように
送受話器19と、この送受話器19を載置するための載置部
20からなる子機21を複数、例えば第3図に示すように子
機21a,21b,21cの3台設けている。
そして前記子機21aに対してチャンネル「1」を割当
て、前記子機21bに対してチャンネル「2」を割当て、
前記子機21cに対してチャンネル「3」を割当ててい
る。
前記送受話器19は先端部にアンテナ22を設け、後端部
に充電用入力端子23を設け、かつ中央部内側に操作部24
を設けている。
前記載置部20には商用電源のコンセントに接続される
プラグを先端に設けた電源コード25が取付けられ、また
前記送受話器19が載置されたときその送受話器19の充電
用入力端子23が接触する部位に充電用出力電子(図示せ
ず)が設けられている。
そして前記電源コード25を商用電源のコンセントに接
続した状態で前記送受話器19を前記載置部20に載置させ
たとき送受話器19の充電用入力端子23が載置部20の充電
用出力端子に接触し、送受話器19内に設けられた後述す
る充電式バッテリー回路が充電されるようになってい
る。
前記装置本体11のコントロールパネル12には第4図に
示すように電話機能及びファクシミリ機能を動作させる
ための各種キー、例えばダイヤル発信等のためのプッシ
ュ式キーボタン12a、ワンタッチダイヤルボタン12b、ス
タート/コピーボタン12c、ストップボタン12d等が設け
られている。また液晶表示器12eが設けられている。
なお、ファクシミリ機能としては、ファクシミリ受信
機能、ファクシミリ送信機能、ワンタッチダイヤル機能
(メモリダイヤル機能)、通信レポートの印字機能、メ
モリに記憶された原稿の同報送信機能、送信時の解像度
選択機能、自動受信モード選択機能、各種通信パラメー
タの登録(送信レベル選択、イコライザ選択、通信開始
スピード選択等の登録)機能、各種ユーザパラメータの
選択(マニュアルモードでもベルが一定回数なったら自
動受信に切替えるか否かの選択等)機能等があり、これ
らの各種機能はコントロールパネル12の各種キー操作に
よって働かせることができるようになっている。
前記各子機21a〜21cの送受話器19の操作部24には第5
図に示すようにダイヤル発信等のためのプッシュ式キー
ボタン24a及びフックボタン24bが設けられている。
第6図は装置本体11側の回路ブロック図で、31は制御
部本体を構成するメインプロセッサ、32はこのメインプ
ロセッサ31に制御されて画像読取部33及び画像印字部34
を制御するサブプロセッサである。前記画像読取部33は
ファクシミリ動作時に前記送信原稿の挿入部13から挿入
される送信原稿から文字や図形等を光学的に読取り電気
信号に変換して出力するようになっている。また前記画
像印字部34はファクシミリ動作時に受信したファクシミ
リ原稿を印字記録紙に印字記録しその印字記録紙を前記
排出部14から排出させるようになっている。
前記メインプロセッサ31には前記コントロールパネル
12、日付及び時刻をカウントする時計回路35、データ処
理のための各種メモリを設けたRAM36、メインプロセッ
サ31が各部を制御するためのプログラムデータ等を格納
したROM37、例えばG3ファクシミリのためのイメージ符
号化/復号化回路38、制御コード受信回路39がそれぞれ
接続されている。
また前記メインプロセッサ31にはファクシミリ(FA
X)用モデム40、ダイヤル発信回路41及び呼出し音検出
回路42がそれぞれ接続されている。
このファクシミリ用モデム40、ダイヤル発信回路41及
び呼出し音検出回路42は回路切替回路43に接続されてい
る。そして前記回線切替回路43を前記メインプロセッサ
31が切替え制御するようになっている。この回線切替回
路43の切替え動作により電話回線L1,L2が前記ファクシ
ミリ用モデム40及びダイヤル発信回路41に接続される動
作と電話回線L1,L2が前記呼出し音検出回路42及び送話
/受話分離回路44に接続される動作が選択的に行われ
る。
前記送話/受話分離回路44は電話回線L1,L2から回線
切替回路43を介して受話信号が入力されるとその受話信
号を装置本体11に付設された前記送受話器15及び送信チ
ャンネル選択回路45にそれぞれ供給するようになってい
る。前記送信チャンネル選択回路45からの送信信号は電
波送信回路46、ハイブリッド回路47及び前記アンテナ18
を介して前記各子機21a〜21cに送信されるようになって
いる。
前記送信チャンネル選択回路45は前記メインプロセッ
サ31に制御されて最初の呼出信号についてはすべてのチ
ャンネルを開放した状態で前記各子機21a〜21cに送信
し、各子機21a〜21cのうちの1つの送受話器19のフック
ボタン24bが操作されると対応する子機のチャンネルを
選択するようになっている。
また前記各子機21a〜21cから前記アンテナ18及びハイ
ブリッド回路47を介して受信された受信信号は電波受信
回路48及び受信チャンネル選択回路49を介して前記制御
コード受信回路39に取込まれるようになっている。そし
て前記制御コード受信回路39から前記送受話器15及び前
記送話/受話分離回路44に受信信号が入力されるように
なっている。
前記送話/受話分離回路44は受信信号が入力されると
前記回線切替回路43及び電話回線L1,L2を介して相手側
に送話信号を送信するようになっている。
前記受信チャンネル選択回路49は前記メインプロセッ
サ31に制御されて前記各子機21a〜21cからの最初の受信
信号についてはすべてのチャンネルを開放した状態で受
信し、受信信号を送信した子機を検知するとその子機の
チャンネルを選択するようになっている。
なお、前記回線切替え回路43と電話回線L1,L2との間
にはコネクタ50が設けられている。
前記制御コード受信回路39はまた前記電波受信回路48
及び受信チャンネル選択回路49を介して1つの送受話器
19から特定の制御信号を受信すると前記メインプロセッ
サ31に知らせるようになっている。従って例えば送受話
器19から相手先の電話番号が入力されるとそれをメイン
プロセッサ31が受け、電話回線のダイヤル方式(パルス
方式、トーン方式)に合わせてメインプロセッサ31はダ
イヤル発信回路41を制御して電話回線L1,L2に対応する
ダイヤル信号を送出するようになっている。また例えば
送受話器19からファクシミリ受信を行う特定コードの受
信があるとメインプロセッサ31はそれを認識して前記フ
ァクシミリ用モデム40及びダイヤル発信回路41を制御す
るようになっている。
前記制御コード受信回路39は例えば300bpsのFSKモデ
ムにより構成されコードは8ビット構成となっている。
なお、コードは前記各子機21a〜21cの送受話器19側と予
め決められ、このコード信号の伝達方式はどのような方
式でもよく、例えばトーンダイヤル方式に使用されるDT
MF信号を使用してもよい。
前記各子機21a〜21cの送受話器19には第7図に示すよ
うに、制御部本体を構成するマイクロプロセッサ51が設
けられ、このマイクロプロセッサ51にデータ処理のため
の各種メモリを設けたRAM52、マイクロプロセッサ51が
各部を制御するためのプログラムデータ等を格納したRO
M53、制御コード発信回路54及び前記操作部24からの信
号を取り込むボタン検出回路55がそれぞれ接続されてい
る。
前記制御コード発信回路54には送話/受話分離回路56
が接続され、その送話/受話分離回路56にスピーカ57及
びマイク58が接続されている。
前記送話/受話分離回路56は側音作成などのため受信
信号と送信信号を一度結合し分離するようになってい
る。
また前記制御コード発信回路54には電波受信回路59及
び電波送信回路60が接続されている。
前記電波受信回路59及び電波送信回路60はハイブリッ
ド回路61に接続され、前記電波送信回路60は前記制御コ
ード発信回路54からの送信信号を電波信号に変換した後
前記ハイブリッド回路61を介して前記アンテナ22から前
記装置本体11に送り出し、また前記電波受信回路59はア
ンテナ22から前記ハイブリッド回路61を介して受信した
装置本体11からの電波信号を受信信号に変換して前記送
話/受話分離回路56に直接供給するようになっている。
前記送受話器19内には電源として充電式バッテリー回
路62を設けている。このバッテリー回路62は前述したよ
うに充電用入力端子23を介して載置部20からの電源によ
り充電されるようになっている。
前記各子機21a〜21cの送受話器19のマイクロプロセッ
サ51は第8図に示す制御を行うようにプログラム設定さ
れている。
先ず回線スイッチの状態を監視する。(S1) そしてフックボタン24bの操作が行われ回線スイッチ
がオンされると、制御コード発信回路54を制御して装置
本体11側に回線を捕捉するための回線ON信号コードを送
出させる。(S2) そして装置本体11からの応答信号の受信に待機する。
(S3) この状態で装置本体11から応答信号があれば本体側で
回線を接続してくれたものと解釈し、送話/受話を開始
する。(S4) これはオペレータにとっては自分に電話が掛かってき
た場合にフックボタン24bを操作すればそのまま相手と
通話ができる状態となり、それ以外の場合にはダイヤル
トーンが聞こえてダイヤル発信が開始できる状態を実現
している。
この状態でダイヤル番号入力のためのテンキーボタン
24aの操作があると、対応するダイヤル番号コードを装
置本体11に送信する。(S5) 装置本体11側ではこのダイヤル番号コードを受けとる
とダイヤル発信回路41から電話回線L1,L2にダイヤル信
号を発信するようになる。
そして一連の電話番号がテンキーボタン24aにより入
力される相手が送受話器を取ると、相手との会話ができ
るようになる。
また例えば「*」「1」のキー入力があると、ファク
シミリの通信開始コマンドであると判断しFAX通信開始
コードを送信する。(S6) このFAX通信開始コードを受信した装置本体11ではフ
ァクシミリの通信モードに入るようになる。
またフックボタン24bの操作による回線スイッチのOFF
監視を行い(S7)、回線スイッチがOFFされると電話回
線を切断するための回線OFF信号コードを装置本体11に
送出する。(S8) これにより装置本体11は電話回線を切断することにな
る。
そして装置本体11から応答信号を受信すると一連の動
作を終了する。
前記装置本体11のメインプロセッサ31は第9図に示す
制御を行うようにプログラム設定されている。
すなわちアンテナ18を介して前記各子機21a〜21cの送
受話器19から到来する回線ON信号の監視を行う。
(S11) この回線ON信号の受信がなければコントロールパネル
12からのボタン入力や原稿が挿入部13に挿入されたとき
の処理等を行う。すなわち装置本体側のみでのファクシ
ミリ動作や送受話器15による通話制御を行う。(S12) また回線ON信号を受信すると、そのON信号がチャンネ
ル「1」、すなわち子機21aからのものか、チャンネル
「2」、すなわち子機21bからのものか、それともチャ
ンネル「3」、すなわち子機21cからのものかを判断す
る。
そしてチャンネル「1」であれば前記受信チャンネル
選択回路49に1チャンネルを選択させる。(S13) またチャンネル「2」であれば前記受信チャンネル選
択回路49に2チャンネルを選択させる。(S14) さらにチャンネル「3」であれば前記受信チャンネル
選択回路49に3チャンネルを選択させる。(S15) こうしてチャンネル選択が終了すると続いて回線を接
続させる。(S16) そして送信チャンネル選択回路45及び電波送信回路46
を介して前記送受話器19へ応答信号を送信する。
(S17) これにより送受話器19と送受話信号が接続され通話が
可能となる。(S18) この状態でダイヤル番号コードの受信又はFAX通信開
始コードの受信を監視し、ダイヤル番号コードの受信が
あればダイヤル発信回路41を制御して電話回線L1,L2
ダイヤル発信を行う。(S19) またFAX通信開始コードの受信があれば回線切替え回
路43をファクシミリ用モデム40側に切替える。(S20) この状態で挿入部13に原稿が挿入されていればファク
シミリの送信を開始する。(S21) また挿入部13に原稿が挿入されていなければファクシ
ミリの受信を開始する。(S22) そしてファクシミリ通信がエラー終了の場合も含めて
終了すると回線切替え回路43を通話回路側、すなわち呼
出し音検出回路42及び送話/受話分離回路44側に切替え
る。(S23) このとき回線OFF信号を受信していれば電話回線L1,L2
を切断する。また回線OFF信号を受信していなければま
だ通話を継続するものと判断して電話回線を接続したま
まとし、回線OFF信号の受信を監視する。そして回線OFF
信号を受信すると電話回線L1,L2を切断する。(S24) そして送受話器19に応答信号を送出(S25)してチャ
ンネル開放を行ない(S26)一連の動作を終了しスタン
バイ状態に戻る。
このような構成の本実施例においては、各子機21a〜2
1cの送受話器19においてフックスイッチ24bを操作して
回線スイッチをONすれば送話/受話が開始される。そし
てこのとき相手側からの電話であれば直ちに通話ができ
る。またこちらから掛ける場合はプッシュ式キーボタン
24aを操作して相手の電話番号を入力した後に通話がで
きるようになる。
そして装置本体11と送受話器19との送受信制御は装置
本体11側の送話/受話分離回路44、制御コード受信回路
39、チャンネル選択回路45,49、送信回路46、受信回路4
8、ハイブリッド回路47、アンテナ18及び送受話器19側
の制御コード発信回路54、送信回路60、受信回路59、ハ
イブリッド回路61、アンテナ22によって無線方式で行わ
れるので、送受話器19を装置本体11から離れた場所でも
操作することができる。
従って例えば装置本体11を机等に設置していても各子
機21a〜21cを使用してどの部屋からも通話が可能にな
り、従って使い勝手がよく実用性を向上できる。
また送受話器19により相手と通話中に相手からのファ
クシミリ受信を行う場合が発生すると送受話器19のプッ
シュ式キーボタン24aを「*」「1」と続けて操作すれ
ば送受話器19から装置本体11にFAX通信開始コードが送
信され、装置本体11においてファクシミリ機能、すなわ
ちモデム40、画像印字部34等が動作してファクシミリ受
信が開始される。すなわち装置本体11の設置場所へいっ
てコントロールパネル12を操作しなくても離れた場所か
ら各子機21a〜21cの送受話器19を操作することによって
ファクシミリ受信を開始することができ、さらに実用性
を向上できる。
また予め装置本体11の挿入部13に送信したい原稿をセ
ットしておけば装置本体11と離れた場所で相手と通話中
に同じく送受話器19のプッシュ式キーボタン24aを
「*」「1」と続けて操作すれば相手に対してファクシ
ミリ送信を行うこともできる。
さらにまた相手との通話中に装置本体11にFAX通信開
始コードを送信してファクシミリ通信を開始してもフッ
クボタン24bを操作して回線スイッチをOFFしなければフ
ァクシミリ通信が終了すると電話回線が再び通話回路に
接続されるので通話を再開することができ、この点にお
いても実用性を向上できる。
さらに装置本体11には送受話器15が付設されているの
で従来と同様装置本体11においても通話ができる。
なお、前記実施例では送受話器19の操作部24にプッシ
ュ式キーボタンとフックボタンを設けたものについて述
べたが必ずしもこれに限定されるものではなく、プッシ
ュ式キーボタン、フックボタンの他、ワンタッチダイヤ
ルボタンや表示器を設け、例えば表示器に装置本体11の
表示器と同様の表示を行わせるようにしてもよい。
さらにワンタッチダイヤルキーのみならず装置本体11
のコントロールパネルに設けられている各種ボタンを設
けるようにしてもよい。このようにすればプッシュ式キ
ーボタンの組合わせ操作でFAX通信開始コードを発生さ
せる代わりにスタートボタンで直接FAX通信開始コード
を発生させることが可能となる。またファクシミリ通信
のみでなく、装置本体の持っているあらゆる機能、例え
ば通信レポートの印字機能、メモリに記憶された原稿の
同報送信機能、送信時の解像度選択機能、自動受信モー
ド選択機能、各種通信パラメータの登録機能、各種ユー
ザパラメータの選択機能、さらにはコピー機能や留守番
電話機能等もあれば、それらの機能も含めて送受話器19
の操作部の操作によって動作させることもできる。
なお、前記実施例では装置本体に対して子機を3台使
用したがその台数は必ずしもこれに限定されるものでな
いのは勿論である。
また前記実施例は3台の子機すべてに装置本体側のフ
ァクシミリ機能を遠隔操作できる機能を持たせたが必ず
しもこれに限定されるものではなく、少なくとも1台に
ファクシミリ機能を遠隔操作できる機能を持たせればよ
い。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ファクシミリ機
能を備えた装置本体と複数の送受話器とをコードレスに
して各送受話器と装置本体とを無線で音声信号の送受信
を行なうようにし、これにより装置本体の設置場所とは
異なる多数の場所において通話ができ実用性を向上で
き、しかも、回線を接続するための制御が簡単になる。
また本発明によれば、送受話器側において装置本体の
ファクシミリ機能を動作させることができ、さらに実用
性を向上できる。さらに、本発明によれば、送受話器側
において装置本体のファクシミリ機能を動作させること
ができるとともにファクシミリ通信が終了すると回線接
続状態を保持したまま自動的に電話機能に戻して通話が
可能となり、さらに実用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は装置本体の外観を示す斜視図、第2図は子機の外
観を示す斜視図、第3図は全体の構成を示すブロック
図、第4図は装置本体のコントロールパネルの構成を示
す図、第5図は送受話器の操作部の構成を示す図、第6
図は装置本体の回路構成を示すブロック図、第7図は子
機側の送受話器の回路構成を示すブロック図、第8図は
子機側の送受話器のマイクロプロセッサによる制御を示
す流れ図、第9図は装置本体のメインプロセッサによる
制御を示す流れ図、第10図は従来装置の外観を示す斜視
図である。 11……装置本体、 18,22……アンテナ、 19……送受話器、 21a〜21c……子機 24……操作部、 31……メインプロセッサ、 39……制御コード受信回路、 40……ファクシミリ用モデム、 43……回線切替え回路、 51……マイクロプロセッサ、 54……制御コード発信回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも画像読取部で読み取った画情報
    をファクシミリ情報としてモデムを介して電話回線に送
    信する動作及び電話回線からモデムを介して受信したフ
    ァクシミリ情報を画像印字部により印字記録する動作を
    行うファクシミリ機能と、通話回路により電話回線を介
    して相手との通話を行う電話機能を回線切替え回路を制
    御して選択的に切替える電話機付きファクシミリ装置に
    おいて、前記通話回路をファクシミリ機能を備えた装置
    本体と複数の送受話器とに分離して形成し、前記各送受
    話器にそれぞれチャンネルを割り当て、 前記装置本体は、アンテナと、このアンテナを介して前
    記送受話器からの回線ON信号を受信するとその信号のチ
    ャンネルを判断しその信号がどの送受話器からの信号か
    チャンネル選択する受信チャンネル選択回路と、この受
    信チャンネル選択回路のチャンネル選択動作に基づいて
    少なくとも音声信号を選択されたチャンネルの送受話器
    と無線で送受信制御する送受信装置を設け、 前記各送受話器は、アンテナと、このアンテナを介して
    前記装置本体に回線を捕捉させるための回線ON信号を送
    出する制御コード発信手段と、前記アンテナを介して少
    なくとも音声信号を前記装置本体と無線で送受信制御す
    る送受信装置を設けたことを特徴とする電話機付きファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】少なくとも1台の送受話器に操作ボタンを
    設け、この操作ボタンの操作により送受信装置及びアン
    テナを介して装置本体に特定コードを送信し、装置本体
    は前記送受話器からの特定コードをアンテナ及び送受信
    装置を介して受信することにより回線切替え回路を制御
    して電話機能からファクシミリ機能に切替え、ファクシ
    ミリ機能において送信すべき原稿がセットされていれば
    ファクシミリ送信を開始し、送信すべき原稿がセットさ
    れていなければファクシミリ受信を開始することを特徴
    とする請求項(1)記載の電話機付きファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】送受話器の操作ボタンをダイヤル発信用の
    テンキーボタンとし、このテンキーボタンの特定の組合
    わせ操作により送受信装置及びアンテナを介して装置本
    体に特定コードを送信することを特徴とする請求項
    (2)記載の電話機付きファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】少なくとも1台の送受話器に操作ボタンを
    設け、この操作ボタンの操作により送受信装置及びアン
    テナを介して装置本体に特定コードを送信し、装置本体
    は前記送受話器からの特定コードをアンテナ及び送受信
    装置を介して受信することにより回線切替え回路を制御
    して電話機能からファクシミリ機能に切替え、ファクシ
    ミリ通信が終了すると前記回線切替え回路を制御し回線
    接続状態を保持したままファクシミリ機能から電話機能
    に戻すことを特徴とする請求項(1)記載の電話機付き
    ファクシミリ装置。
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