JPH09280642A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH09280642A JPH09280642A JP8094088A JP9408896A JPH09280642A JP H09280642 A JPH09280642 A JP H09280642A JP 8094088 A JP8094088 A JP 8094088A JP 9408896 A JP9408896 A JP 9408896A JP H09280642 A JPH09280642 A JP H09280642A
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- Japan
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- air conditioner
- unit
- window
- window opening
- indoor
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 窓用開口からの採光性を阻害せず、安定的且
つ高い静粛運転性を得る窓用開口取付空調機の提供。 【解決手段】 室内機1の背面1bと室外機2の背面2
bとを所定間隔をもって対向させた状態で室内機1の上
端部1cと室外機2の上端部2c間を接続ユニット3に
より一体的に連結し空調機を構成し、室内機1を壁部5
1の室内側に、室外機2を壁部51の室外側に夫々位置
させた状態で、接続ユニット3を窓用開口50の下端縁
部52にその上方から位置させて空調機を窓用開口50
部分に取り付け可能に構成する。取り付け状態におい
て、空調機の大部分が窓用開口50の下端縁部52より
下方側に位置し、該空調機により窓用開口の開口面積が
狭められることが可及的に抑制され、窓用開口50から
の室内側への採光状態が良好に維持され、室内環境の改
善が図れる。
つ高い静粛運転性を得る窓用開口取付空調機の提供。 【解決手段】 室内機1の背面1bと室外機2の背面2
bとを所定間隔をもって対向させた状態で室内機1の上
端部1cと室外機2の上端部2c間を接続ユニット3に
より一体的に連結し空調機を構成し、室内機1を壁部5
1の室内側に、室外機2を壁部51の室外側に夫々位置
させた状態で、接続ユニット3を窓用開口50の下端縁
部52にその上方から位置させて空調機を窓用開口50
部分に取り付け可能に構成する。取り付け状態におい
て、空調機の大部分が窓用開口50の下端縁部52より
下方側に位置し、該空調機により窓用開口の開口面積が
狭められることが可及的に抑制され、窓用開口50から
の室内側への採光状態が良好に維持され、室内環境の改
善が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気調和機、特
に建屋壁面の窓用開口部分に取り付けられる空気調和機
に関するものである。
に建屋壁面の窓用開口部分に取り付けられる空気調和機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、簡易設置型空気調和機とし
て、窓用開口に取り付けられる窓用空気調和機が広く知
られており、その取付方法も種々提案されている(例え
ば、実公昭50−22505号公報参照)。
て、窓用開口に取り付けられる窓用空気調和機が広く知
られており、その取付方法も種々提案されている(例え
ば、実公昭50−22505号公報参照)。
【0003】ところで、従来の窓用空気調和機は、上掲
公報にも開示されるように、単一の箱形のケーシング内
に室内機と室外機とを一体的に組み込んだ一体型とされ
ている。そして、この空気調和機の取り付けに際して
は、先ず、窓用開口の内側部分を空気調和機配置スペー
スとして確保し、この配置スペース内に該窓用開口を内
外方向に貫通させた状態で上記ケーシングを配置すると
ともに該ケーシングを該窓用開口の下枠部分に乗せ掛け
てこれを支持し且つ固定するのが従来一般的な取付構造
である。
公報にも開示されるように、単一の箱形のケーシング内
に室内機と室外機とを一体的に組み込んだ一体型とされ
ている。そして、この空気調和機の取り付けに際して
は、先ず、窓用開口の内側部分を空気調和機配置スペー
スとして確保し、この配置スペース内に該窓用開口を内
外方向に貫通させた状態で上記ケーシングを配置すると
ともに該ケーシングを該窓用開口の下枠部分に乗せ掛け
てこれを支持し且つ固定するのが従来一般的な取付構造
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
の窓用空気調和機及びその取付構造においては次のよう
な問題があった。
の窓用空気調和機及びその取付構造においては次のよう
な問題があった。
【0005】(イ) 空気調和機が、室内機と室外機と
を一体的に組み込んだ一体型であり、且つ該空気調和機
を窓用開口の内側に配置する構造であるため、該空気調
和機の占有スペースだけ窓用開口の採光面積が少なくな
り、それだけ該窓用開口を通しての外部からの採光が妨
げられ、室内の居住環境が阻害される。
を一体的に組み込んだ一体型であり、且つ該空気調和機
を窓用開口の内側に配置する構造であるため、該空気調
和機の占有スペースだけ窓用開口の採光面積が少なくな
り、それだけ該窓用開口を通しての外部からの採光が妨
げられ、室内の居住環境が阻害される。
【0006】(ロ) 空気調和機を窓用開口の下枠部分
に乗せて支持するようにしていることから、その支持位
置よりも空気調和機の重心位置が上方に位置し、該空気
調和機の支持状態での安定性が悪く、またかかる不安定
な支持状態を改善するには比較的大掛かりな補助部材を
設ける必要があり、装置の大型化あるいはコストアップ
を招来する。
に乗せて支持するようにしていることから、その支持位
置よりも空気調和機の重心位置が上方に位置し、該空気
調和機の支持状態での安定性が悪く、またかかる不安定
な支持状態を改善するには比較的大掛かりな補助部材を
設ける必要があり、装置の大型化あるいはコストアップ
を招来する。
【0007】(ハ) 空気調和機が窓用開口の下枠部分
に乗せ掛けた状態で支持されていることから、該空気調
和機の運転振動が窓に伝達され易く、該窓のビビリ音の
発生により空気調和機の静粛運転性が阻害される。
に乗せ掛けた状態で支持されていることから、該空気調
和機の運転振動が窓に伝達され易く、該窓のビビリ音の
発生により空気調和機の静粛運転性が阻害される。
【0008】(ニ) 空気調和機が一体型とされ且つこ
れが窓用開口の内側において該開口の下枠部分に乗せ掛
けた状態で支持されていることから、該空気調和機内の
圧縮機の運転振動あるいは運転音が室内側に伝播し易
く、これにより空気調和機の静粛運転性が阻害される。
れが窓用開口の内側において該開口の下枠部分に乗せ掛
けた状態で支持されていることから、該空気調和機内の
圧縮機の運転振動あるいは運転音が室内側に伝播し易
く、これにより空気調和機の静粛運転性が阻害される。
【0009】そこで本願発明では、窓用開口からの採光
性を阻害することなく、安定的に窓用開口部分に取り付
けることができ、且つ高い静粛運転性を実現し得るよう
な空気調和機を提案せんとしてなされたものである。
性を阻害することなく、安定的に窓用開口部分に取り付
けることができ、且つ高い静粛運転性を実現し得るよう
な空気調和機を提案せんとしてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0011】本願の第1の発明にかかる空気調和機は、
室内側に配置される室内機1と、室外側に配置される室
外機2と、該室内機1の背面1bと室外機2の背面2b
とを所定間隔をもって対向させた状態で該室内機1の上
端部1cと室外機2の上端部2c相互間を一体的に連結
する接続ユニット3とを備え、上記室内機1を壁部51
の室内側に、上記室外機2を上記壁部51の室外側にそ
れぞれ位置せしめた状態で、上記接続ユニット3を窓用
開口50の下端縁部52にその上方から載置させること
で該窓用開口50部分に取り付け可能なる如く構成した
ことを特徴としている。
室内側に配置される室内機1と、室外側に配置される室
外機2と、該室内機1の背面1bと室外機2の背面2b
とを所定間隔をもって対向させた状態で該室内機1の上
端部1cと室外機2の上端部2c相互間を一体的に連結
する接続ユニット3とを備え、上記室内機1を壁部51
の室内側に、上記室外機2を上記壁部51の室外側にそ
れぞれ位置せしめた状態で、上記接続ユニット3を窓用
開口50の下端縁部52にその上方から載置させること
で該窓用開口50部分に取り付け可能なる如く構成した
ことを特徴としている。
【0012】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる空気調和機において、上記接続ユニット3に、上
記室内機1と室外機2との間に跨がって設けられる配管
・配線4を内蔵したことを特徴としている。
かかる空気調和機において、上記接続ユニット3に、上
記室内機1と室外機2との間に跨がって設けられる配管
・配線4を内蔵したことを特徴としている。
【0013】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる空気調和機において、上記室内機1が、
室内に臨む前面1aの上下方向中央部に吸込口11を設
けるとともに、該吸込口11の上方側及び下方側にそれ
ぞれ吹出口12,13を設けたことを特徴としている。
の発明にかかる空気調和機において、上記室内機1が、
室内に臨む前面1aの上下方向中央部に吸込口11を設
けるとともに、該吸込口11の上方側及び下方側にそれ
ぞれ吹出口12,13を設けたことを特徴としている。
【0014】本願の第4の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる空気調和機において、上記室外機2が、
室外に臨む前面2aに吸込口21を、側面2c,2cに
それぞれ吹出口22,22を設けたことを特徴としてい
る。
の発明にかかる空気調和機において、上記室外機2が、
室外に臨む前面2aに吸込口21を、側面2c,2cに
それぞれ吹出口22,22を設けたことを特徴としてい
る。
【0015】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
り次のような効果が得られる。
【0016】 本願の第1の発明にかかる空気調和機
によれば、室内機1の背面1bと室外機2の背面2bと
を所定間隔をもって対向させた状態で該室内機1の上端
部1cと室外機2の上端部2c相互間を接続ユニット3
により一体的に連結して空気調和機を構成するととも
に、該空気調和機を、上記室内機1を壁部51の室内側
に、上記室外機2を上記壁部51の室外側にそれぞれ位
置せしめた状態で上記接続ユニット3を窓用開口50の
下端縁部52にその上方から載置させることで該窓用開
口50部分に取り付け可能なる如く構成しているので、
(a)上記空気調和機を窓用開口50部分に取り付けた
状態においては、該空気調和機の大部分が上記窓用開口
50の下端縁部52よりも下方側に位置し、該空気調和
機によって上記窓用開口50の採光面積が狭められるこ
とが可及的に抑制され、該窓用開口50からの室内側へ
の採光状態が良好に維持され、室内環境の改善が図れ
る、(b)上記接続ユニット3を上記窓用開口50の下
端縁部52上に載置してこれを支持せしめた状態におい
ては、空気調和機は上記下端縁部52に対して鞍座し上
記室内機1と室外機2とで上記壁部51をその両側から
挟み込む状態となり、且つ空気調和機の重心位置はその
支持点である上記接続ユニット3の位置よりも下方に位
置していることから、該空気調和機は上記壁部51に対
して安定的に支持されその取付上の信頼性が向上すると
ともに、特別な補助部材の設置も不要でありそれだけ装
置全体のコンパクト化及び低コスト化が促進される、
(c)空気調和機が窓用開口50の壁部51部分に固定
されているため、例えばこの空気調和機が窓側に固定さ
れている場合に比して、該空気調和機の運転振動による
窓側のビビリ音の発生が可及的に抑制され、それだけ空
気調和機の静粛運転が実現される、(d)空気調和機の
室内機1と室外機2とが上記壁部51を介して室内外に
分離されているので、室外機2側に設けられている圧縮
機の運転振動あるいは運転音の室内側への伝播が、例え
ば従来の一体型の空気調和機の如く該空気調和機が窓用
開口の内側に配置されている場合に比して、可及的に抑
制され、より高い静粛運転が実現される、等の効果が得
られる。
によれば、室内機1の背面1bと室外機2の背面2bと
を所定間隔をもって対向させた状態で該室内機1の上端
部1cと室外機2の上端部2c相互間を接続ユニット3
により一体的に連結して空気調和機を構成するととも
に、該空気調和機を、上記室内機1を壁部51の室内側
に、上記室外機2を上記壁部51の室外側にそれぞれ位
置せしめた状態で上記接続ユニット3を窓用開口50の
下端縁部52にその上方から載置させることで該窓用開
口50部分に取り付け可能なる如く構成しているので、
(a)上記空気調和機を窓用開口50部分に取り付けた
状態においては、該空気調和機の大部分が上記窓用開口
50の下端縁部52よりも下方側に位置し、該空気調和
機によって上記窓用開口50の採光面積が狭められるこ
とが可及的に抑制され、該窓用開口50からの室内側へ
の採光状態が良好に維持され、室内環境の改善が図れ
る、(b)上記接続ユニット3を上記窓用開口50の下
端縁部52上に載置してこれを支持せしめた状態におい
ては、空気調和機は上記下端縁部52に対して鞍座し上
記室内機1と室外機2とで上記壁部51をその両側から
挟み込む状態となり、且つ空気調和機の重心位置はその
支持点である上記接続ユニット3の位置よりも下方に位
置していることから、該空気調和機は上記壁部51に対
して安定的に支持されその取付上の信頼性が向上すると
ともに、特別な補助部材の設置も不要でありそれだけ装
置全体のコンパクト化及び低コスト化が促進される、
(c)空気調和機が窓用開口50の壁部51部分に固定
されているため、例えばこの空気調和機が窓側に固定さ
れている場合に比して、該空気調和機の運転振動による
窓側のビビリ音の発生が可及的に抑制され、それだけ空
気調和機の静粛運転が実現される、(d)空気調和機の
室内機1と室外機2とが上記壁部51を介して室内外に
分離されているので、室外機2側に設けられている圧縮
機の運転振動あるいは運転音の室内側への伝播が、例え
ば従来の一体型の空気調和機の如く該空気調和機が窓用
開口の内側に配置されている場合に比して、可及的に抑
制され、より高い静粛運転が実現される、等の効果が得
られる。
【0017】 本願の第2の発明にかかる空気調和機
によれば、上記に記載の効果に加えて次のような効果
も得られる。即ち、この発明によれば、上記接続ユニッ
ト3に、上記室内機1と室外機2との間に跨がって設け
られる配管・配線4を内蔵しているので、空気調和機の
据え付けと同時に配管及び配線作業が行われ、据え付け
作業における作業性が良好ならしめられるとともに、配
管・配線4が窓用開口50部分に露出しないことから空
気調和機据え付け状態における美観性も良好に維持され
ることになる。
によれば、上記に記載の効果に加えて次のような効果
も得られる。即ち、この発明によれば、上記接続ユニッ
ト3に、上記室内機1と室外機2との間に跨がって設け
られる配管・配線4を内蔵しているので、空気調和機の
据え付けと同時に配管及び配線作業が行われ、据え付け
作業における作業性が良好ならしめられるとともに、配
管・配線4が窓用開口50部分に露出しないことから空
気調和機据え付け状態における美観性も良好に維持され
ることになる。
【0018】 本願の第3の発明にかかる空気調和機
によれば、上記又はに記載の効果に加えて次のよう
な効果も得られる。即ち、この発明によれば、上記室内
機1の室内に臨む前面1aの上下方向中央部に吸込口1
1を、該吸込口11の上方側及び下方側にそれぞれ吹出
口12,13を設けているので、該室内機1の背面1b
をフラットな形状にしてこれを壁部51に近接対向させ
て配置すること(所謂、壁ピタ配置)が可能となり、室
内へのレイアウト性が向上するものである。
によれば、上記又はに記載の効果に加えて次のよう
な効果も得られる。即ち、この発明によれば、上記室内
機1の室内に臨む前面1aの上下方向中央部に吸込口1
1を、該吸込口11の上方側及び下方側にそれぞれ吹出
口12,13を設けているので、該室内機1の背面1b
をフラットな形状にしてこれを壁部51に近接対向させ
て配置すること(所謂、壁ピタ配置)が可能となり、室
内へのレイアウト性が向上するものである。
【0019】 本願の第4の発明にかかる空気調和機
によれば、上記又はに記載の効果に加えて次のよう
な効果も得られる。即ち、この発明によれば、上記第1
又は第2の発明にかかる空気調和機において、上記室外
機2の室外に臨む前面2aに吸込口21を、側面2c,
2cにそれぞれ吹出口22,22を設けているので、該
室外機2の背面2bをフラットな形状にしてこれを壁部
51に近接対向させて配置すること(所謂、壁ピタ配
置)が可能となり、室外へのレイアウト性が向上するも
のである。
によれば、上記又はに記載の効果に加えて次のよう
な効果も得られる。即ち、この発明によれば、上記第1
又は第2の発明にかかる空気調和機において、上記室外
機2の室外に臨む前面2aに吸込口21を、側面2c,
2cにそれぞれ吹出口22,22を設けているので、該
室外機2の背面2bをフラットな形状にしてこれを壁部
51に近接対向させて配置すること(所謂、壁ピタ配
置)が可能となり、室外へのレイアウト性が向上するも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には、本願発明にかかる空気
調和機の好適な実施形態を示している。この空気調和機
Zは、上下スライド式の窓53を備えた窓用開口50の
開口下枠52(特許請求の範囲中の「下端縁部」に該当
する)部分に据え付けられるものであって、次述する室
内機1と室外機2と接続ユニット3とを備えて構成され
る。以下、この空気調和機Zの各構成部材をそれぞれ具
体的に説明するとともに、その据え付けの施工例を幾つ
か説明する。
調和機の好適な実施形態を示している。この空気調和機
Zは、上下スライド式の窓53を備えた窓用開口50の
開口下枠52(特許請求の範囲中の「下端縁部」に該当
する)部分に据え付けられるものであって、次述する室
内機1と室外機2と接続ユニット3とを備えて構成され
る。以下、この空気調和機Zの各構成部材をそれぞれ具
体的に説明するとともに、その据え付けの施工例を幾つ
か説明する。
【0021】A:室内機1 上記室内機1は、図1ないし図3に示すように、略偏平
矩形状の本体ケーシング10を備えている。この本体ケ
ーシング10の偏平側の一側面10a(即ち、室内機1
の前面1a)は、その上下両端部10b,10c寄り位
置においてそれぞれ背面10d側へ傾斜する傾斜面とさ
れ、この前面10aの上下方向中央部に吸込口11が形
成されるとともに、上下両端部10b,10cにはそれ
ぞれ上側吹出口12,13が形成されている。また、本
体ケーシング10の偏平側の他側面10d(即ち、室内
機1の背面1b)は、平滑面とされている。
矩形状の本体ケーシング10を備えている。この本体ケ
ーシング10の偏平側の一側面10a(即ち、室内機1
の前面1a)は、その上下両端部10b,10c寄り位
置においてそれぞれ背面10d側へ傾斜する傾斜面とさ
れ、この前面10aの上下方向中央部に吸込口11が形
成されるとともに、上下両端部10b,10cにはそれ
ぞれ上側吹出口12,13が形成されている。また、本
体ケーシング10の偏平側の他側面10d(即ち、室内
機1の背面1b)は、平滑面とされている。
【0022】また、この本体ケーシング10の内部に
は、上記吸込口11に近接対向した状態で熱交換器15
が配置されるとともに、該熱交換器15の後方側(背面
10d寄り)にはラジアルファン16が配置されてい
る。さらに、このラジアルファン16から上記各上側吹
出口12,13に至る通風路にはそれぞれダンパー1
7,17が設けられている。
は、上記吸込口11に近接対向した状態で熱交換器15
が配置されるとともに、該熱交換器15の後方側(背面
10d寄り)にはラジアルファン16が配置されてい
る。さらに、このラジアルファン16から上記各上側吹
出口12,13に至る通風路にはそれぞれダンパー1
7,17が設けられている。
【0023】従って、室内空気は上記吸込口11から吸
入され、上記熱交換器15において熱交換された後、上
記ラジアルファン16により上記各上側吹出口12,1
3から室内の上部側と下部側の双方へ吹き出される。
入され、上記熱交換器15において熱交換された後、上
記ラジアルファン16により上記各上側吹出口12,1
3から室内の上部側と下部側の双方へ吹き出される。
【0024】B:室外機2 上記室外機2は、図1、図4及び図5に示すように、偏
平矩形状の本体ケーシング20を備え、その偏平側の一
側面20a(即ち、室外機2の前面2a)に吸込口21
を形成する一方、偏平側の他側面20b(即ち、室外機
2の背面2b)はこれを平滑面としている。さらに、本
体ケーシング20の両側面20c,20cには、それぞ
れ吹出口22,22を設けている。
平矩形状の本体ケーシング20を備え、その偏平側の一
側面20a(即ち、室外機2の前面2a)に吸込口21
を形成する一方、偏平側の他側面20b(即ち、室外機
2の背面2b)はこれを平滑面としている。さらに、本
体ケーシング20の両側面20c,20cには、それぞ
れ吹出口22,22を設けている。
【0025】そして、上記本体ケーシング20内の上記
吸込口21に近接対向する位置には熱交換器23が配置
されるとともに、上記各吹出口22,22の近傍位置に
はそれぞれクロスフローファン24,24が備えられて
いる。また、上記本体ケーシング20の下部には圧縮機
25が配置されている。
吸込口21に近接対向する位置には熱交換器23が配置
されるとともに、上記各吹出口22,22の近傍位置に
はそれぞれクロスフローファン24,24が備えられて
いる。また、上記本体ケーシング20の下部には圧縮機
25が配置されている。
【0026】かかる構成により、上記吸込口21から吸
入された外気は、上記熱交換器23において熱交換され
た後、上記各吹出口22,22から室外機2の両側方へ
向けてそれぞれ吹き出される。
入された外気は、上記熱交換器23において熱交換され
た後、上記各吹出口22,22から室外機2の両側方へ
向けてそれぞれ吹き出される。
【0027】C:接続ユニット3 上記接続ユニット3は、図1〜図4に示すように、上記
室内機1と室外機2とをこれらの上端部1c,2cにお
いて一体的に接続するものであって、該室内機1の本体
ケーシング10の上面側に固定された矩形箱状の第1支
持材31と、上記室外機2の本体ケーシング20の上面
側に固定された矩形箱状の第2支持材32と、該第1支
持材31と第2支持材32とを所定間隔をもって平行対
向状態に連結する左右一対の連結材33,33とで構成
される。また、この接続ユニット3の内部には、上記室
内機1と室外機2との間に跨がって配置される配管・配
線4が収容されている。尚、上記連結材33,33は、
図示しない調整機構によりその長さ寸法が増減調整可能
とされている。
室内機1と室外機2とをこれらの上端部1c,2cにお
いて一体的に接続するものであって、該室内機1の本体
ケーシング10の上面側に固定された矩形箱状の第1支
持材31と、上記室外機2の本体ケーシング20の上面
側に固定された矩形箱状の第2支持材32と、該第1支
持材31と第2支持材32とを所定間隔をもって平行対
向状態に連結する左右一対の連結材33,33とで構成
される。また、この接続ユニット3の内部には、上記室
内機1と室外機2との間に跨がって配置される配管・配
線4が収容されている。尚、上記連結材33,33は、
図示しない調整機構によりその長さ寸法が増減調整可能
とされている。
【0028】この接続ユニット3により上記室内機1と
室外機2とを連結した状態においては、該室内機1の背
面1bと室外機2の背面2bとが所定間隔をもって対向
し、これら室内機1と室外機2及び上記接続ユニット3
の三者により構成される空気調和機Zは、逆「U」字状
の外観形態を呈している。
室外機2とを連結した状態においては、該室内機1の背
面1bと室外機2の背面2bとが所定間隔をもって対向
し、これら室内機1と室外機2及び上記接続ユニット3
の三者により構成される空気調和機Zは、逆「U」字状
の外観形態を呈している。
【0029】D:空気調和機の据え付け施工例 D−1:第1の施工例 図1は空気調和機Zの第1の施工例を示している。即
ち、この施工例においては、空気調和機Zを上記窓用開
口50部分に据え付けるに際して、該空気調和機Zを、
その室内機1を室内側に、室外機2を室外側に、それぞ
れ位置せしめた状態で上記窓用開口50の開口下枠52
に対してその上方から嵌合降下させ、上記接続ユニット
3の連結材33,33を上記開口下枠52上に鞍座状態
に載置し、上記室内機1と室外機2とで上記開口下枠5
2の下側に位置する壁部51部分を室内外から挟み込む
ようにしている。この場合、上記連結材33,33を上
記開口下枠52上に載置する際に、該連結材33,33
の長さ調整を行って、上記室内機1の背面1bと室外機
2の背面2bとをそれぞれ上記壁部51に近接対向させ
る。
ち、この施工例においては、空気調和機Zを上記窓用開
口50部分に据え付けるに際して、該空気調和機Zを、
その室内機1を室内側に、室外機2を室外側に、それぞ
れ位置せしめた状態で上記窓用開口50の開口下枠52
に対してその上方から嵌合降下させ、上記接続ユニット
3の連結材33,33を上記開口下枠52上に鞍座状態
に載置し、上記室内機1と室外機2とで上記開口下枠5
2の下側に位置する壁部51部分を室内外から挟み込む
ようにしている。この場合、上記連結材33,33を上
記開口下枠52上に載置する際に、該連結材33,33
の長さ調整を行って、上記室内機1の背面1bと室外機
2の背面2bとをそれぞれ上記壁部51に近接対向させ
る。
【0030】尚、このようにして上記空気調和機Zを窓
用開口50の開口下枠52部分に据え付けると、上記接
続ユニット3の連結材33,33が上記開口下枠52か
ら上方へ突出する。従って、上記窓53の窓下枠54
を、上記各連結材33,33に対応する位置において凹
状に切り欠き、この切欠部57に上記各連結材33,3
3を進入させることで、該各連結材33,33の存在に
拘わらず上記窓53の窓下枠54を上記開口下枠52に
当接する位置まで引き下ろして該窓53を全閉とするこ
とができるようにしている。
用開口50の開口下枠52部分に据え付けると、上記接
続ユニット3の連結材33,33が上記開口下枠52か
ら上方へ突出する。従って、上記窓53の窓下枠54
を、上記各連結材33,33に対応する位置において凹
状に切り欠き、この切欠部57に上記各連結材33,3
3を進入させることで、該各連結材33,33の存在に
拘わらず上記窓53の窓下枠54を上記開口下枠52に
当接する位置まで引き下ろして該窓53を全閉とするこ
とができるようにしている。
【0031】このように室内機1と室外機2とを接続ユ
ニット3により連結してなる逆「U」字状の形態をもつ
空気調和機Zによれば、次のような特有の作用効果が得
られる。
ニット3により連結してなる逆「U」字状の形態をもつ
空気調和機Zによれば、次のような特有の作用効果が得
られる。
【0032】(イ)上記空気調和機Zを窓用開口50部
分に取り付けた状態においては、該空気調和機Zの略全
体が該窓用開口50の開口下枠52りも下方側に位置し
ている。従って、例えば従来の窓用空気調和機の如く該
空気調和機の全体が窓用開口50の内側に配置されるも
ののように該空気調和機によって窓用開口50の採光面
積が狭められるということがほとんどなく、それだけ該
窓用開口50からの室内側への採光状態が良好に維持さ
れ、室内環境の改善が図られることになる。
分に取り付けた状態においては、該空気調和機Zの略全
体が該窓用開口50の開口下枠52りも下方側に位置し
ている。従って、例えば従来の窓用空気調和機の如く該
空気調和機の全体が窓用開口50の内側に配置されるも
ののように該空気調和機によって窓用開口50の採光面
積が狭められるということがほとんどなく、それだけ該
窓用開口50からの室内側への採光状態が良好に維持さ
れ、室内環境の改善が図られることになる。
【0033】また、上記空気調和機Zは、上記開口下枠
52に対して鞍座し上記室内機1と室外機2とで上記壁
部51をその両側から挟み込む状態となり、且つ該空気
調和機Zの重心位置はその支持点である上記接続ユニッ
ト3の各連結材33,33の位置よりも下方に位置して
いることから、該空気調和機Zは上記開口下枠52部分
に対して安定的に支持されその取付上の信頼性が向上す
るとともに、特別な補助部材の設置も不要でありそれだ
け装置全体のコンパクト化及び低コスト化が促進される
ことになる。
52に対して鞍座し上記室内機1と室外機2とで上記壁
部51をその両側から挟み込む状態となり、且つ該空気
調和機Zの重心位置はその支持点である上記接続ユニッ
ト3の各連結材33,33の位置よりも下方に位置して
いることから、該空気調和機Zは上記開口下枠52部分
に対して安定的に支持されその取付上の信頼性が向上す
るとともに、特別な補助部材の設置も不要でありそれだ
け装置全体のコンパクト化及び低コスト化が促進される
ことになる。
【0034】(ロ)上記空気調和機Zが窓用開口50の
壁部51部分に固定されているため、例えば従来のよう
に空気調和機Zが窓53側に固定されている場合に比し
て、該空気調和機Zの運転振動による窓53側のビビリ
音の発生が可及的に抑制され、それだけ空気調和機Zの
静粛運転が実現されることになる。
壁部51部分に固定されているため、例えば従来のよう
に空気調和機Zが窓53側に固定されている場合に比し
て、該空気調和機Zの運転振動による窓53側のビビリ
音の発生が可及的に抑制され、それだけ空気調和機Zの
静粛運転が実現されることになる。
【0035】(ハ)上記空気調和機Zの室内機1と室外
機2とが上記壁部51を介して室内外に分離されている
ので、該室外機2側に設けられている圧縮機25の運転
振動あるいは運転音の室内側への伝播が、例えば従来の
一体型の空気調和機の如く該空気調和機が窓用開口の内
側に配置されている場合に比して、可及的に抑制され、
より高い静粛運転が実現されることになる。
機2とが上記壁部51を介して室内外に分離されている
ので、該室外機2側に設けられている圧縮機25の運転
振動あるいは運転音の室内側への伝播が、例えば従来の
一体型の空気調和機の如く該空気調和機が窓用開口の内
側に配置されている場合に比して、可及的に抑制され、
より高い静粛運転が実現されることになる。
【0036】(ニ)上記接続ユニット3に、上記室内機
1と室外機2との間に跨がって設けられる配管・配線4
を内蔵しているので、空気調和機Zの据え付けと同時に
配管及び配線作業が行われ、据え付け作業における作業
性が良好ならしめられるとともに、配管・配線4が窓用
開口50部分に露出しないことから美観性も良好に維持
されることになる。
1と室外機2との間に跨がって設けられる配管・配線4
を内蔵しているので、空気調和機Zの据え付けと同時に
配管及び配線作業が行われ、据え付け作業における作業
性が良好ならしめられるとともに、配管・配線4が窓用
開口50部分に露出しないことから美観性も良好に維持
されることになる。
【0037】(ホ)上記室内機1の室内に臨む前面1a
の上下方向中央部に吸込口11を、該吸込口11の上方
側及び下方側にそれぞれ吹出口12,13を設けている
ので、該室内機1の背面1bをフラットな形状にしてこ
れを壁部51に近接対向させて配置することが可能とな
り、それだけ室内へのレイアウト性が向上するととも
に、室内での占有面積が少ない分だけ室内の居住性が良
好に維持されるものである。
の上下方向中央部に吸込口11を、該吸込口11の上方
側及び下方側にそれぞれ吹出口12,13を設けている
ので、該室内機1の背面1bをフラットな形状にしてこ
れを壁部51に近接対向させて配置することが可能とな
り、それだけ室内へのレイアウト性が向上するととも
に、室内での占有面積が少ない分だけ室内の居住性が良
好に維持されるものである。
【0038】(へ)上記室外機2の室外に臨む前面2a
に吸込口21を、側面2c,2cにそれぞれ吹出口2
2,22を設けているので、該室外機2の背面2bをフ
ラットな形状にしてこれを上記壁部51に近接対向させ
て配置することが可能となり、室外へのレイアウト性が
向上するとともに、建屋の美観性も良好に維持されるも
のである。
に吸込口21を、側面2c,2cにそれぞれ吹出口2
2,22を設けているので、該室外機2の背面2bをフ
ラットな形状にしてこれを上記壁部51に近接対向させ
て配置することが可能となり、室外へのレイアウト性が
向上するとともに、建屋の美観性も良好に維持されるも
のである。
【0039】D−2:第2の施工例 図6には、上記空気調和機Zの第2の施工例を示してい
る。この施工例のものは、上記第1の施工例においては
上記窓53の窓下枠54に切欠部57を設けることで上
記接続ユニット3の各連結材33,33の存在に拘わら
ず上記窓53の全閉を可能としていたのに対して、上記
窓用開口50の開口下枠52の上記接続ユニット3に対
応する部分以外の部位に、該連結材33と略同一厚さを
もつスペーサ部材55,55を取り付けることで、上記
窓53の窓下枠54に切欠部57を設けることなく窓5
3の全閉を可能としたものである。従って、上記第1の
施工例の場合に比して、窓53側の加工が不要である分
だけ空気調和機Zの据え付け作業が簡易ならしめられる
とともに、該窓53の窓下枠54部分の強度も良好に維
持されるという特有の効果が得られる。
る。この施工例のものは、上記第1の施工例においては
上記窓53の窓下枠54に切欠部57を設けることで上
記接続ユニット3の各連結材33,33の存在に拘わら
ず上記窓53の全閉を可能としていたのに対して、上記
窓用開口50の開口下枠52の上記接続ユニット3に対
応する部分以外の部位に、該連結材33と略同一厚さを
もつスペーサ部材55,55を取り付けることで、上記
窓53の窓下枠54に切欠部57を設けることなく窓5
3の全閉を可能としたものである。従って、上記第1の
施工例の場合に比して、窓53側の加工が不要である分
だけ空気調和機Zの据え付け作業が簡易ならしめられる
とともに、該窓53の窓下枠54部分の強度も良好に維
持されるという特有の効果が得られる。
【0040】D−3:第3の施工例 図7には、上記空気調和機Zの第3の施工例を示してい
る。この施工例のものは、上記第1の施工例のものが上
記窓53の窓下枠54側に切欠部57を設けることで上
記接続ユニット3の各連結材33,33の存在に拘わら
ず上記窓53の全閉を可能としていたのに対して、上記
接続ユニット3の各連結材33,33が鞍座状態で載置
される上記窓用開口50の開口下枠52側に、上記接続
ユニット3の各連結材33,33を収容し得る大きさの
切欠部58を設け、この切欠部58内に該各連結材3
3,33を収容し、もって上記窓53の全閉を可能とし
たものである。
る。この施工例のものは、上記第1の施工例のものが上
記窓53の窓下枠54側に切欠部57を設けることで上
記接続ユニット3の各連結材33,33の存在に拘わら
ず上記窓53の全閉を可能としていたのに対して、上記
接続ユニット3の各連結材33,33が鞍座状態で載置
される上記窓用開口50の開口下枠52側に、上記接続
ユニット3の各連結材33,33を収容し得る大きさの
切欠部58を設け、この切欠部58内に該各連結材3
3,33を収容し、もって上記窓53の全閉を可能とし
たものである。
【0041】尚、この施工例においては、上記接続ユニ
ット3の上面に天板56を設けて該接続ユニット3部分
と上記開口下枠52部分とを平坦化し、上記窓53の密
閉状態を確実ならしめるとともに美観性を高めるように
しているが、この天板56は、この第3の施工例の如き
取付構造の場合のみならず、上記第1の施工例及び第2
の施工例の場合にも同様に適用できるものである。
ット3の上面に天板56を設けて該接続ユニット3部分
と上記開口下枠52部分とを平坦化し、上記窓53の密
閉状態を確実ならしめるとともに美観性を高めるように
しているが、この天板56は、この第3の施工例の如き
取付構造の場合のみならず、上記第1の施工例及び第2
の施工例の場合にも同様に適用できるものである。
【0042】E:その他 (1)この実施形態においては、上記空気調和機Zを上
下スライド式の窓53に取り付ける場合について説明し
たが、本願発明の空気調和機はかかる設置位置に限定さ
れるものではなく、例えば、扉式の窓に対しては上記上
下スライド式窓の場合と同様に適用できることは勿論の
こと、引き違い式窓にも適用できるものである。尚、引
き違い窓に適用する場合には、空気調和機Zの幅寸法に
相当する幅だけは窓の開口面積が減少するが、窓全体と
して採光面積は上記実施形態の場合と同様に確保できる
ため採光性には影響はない。
下スライド式の窓53に取り付ける場合について説明し
たが、本願発明の空気調和機はかかる設置位置に限定さ
れるものではなく、例えば、扉式の窓に対しては上記上
下スライド式窓の場合と同様に適用できることは勿論の
こと、引き違い式窓にも適用できるものである。尚、引
き違い窓に適用する場合には、空気調和機Zの幅寸法に
相当する幅だけは窓の開口面積が減少するが、窓全体と
して採光面積は上記実施形態の場合と同様に確保できる
ため採光性には影響はない。
【0043】(2)上記実施形態においては、窓用開口
50の開口下枠52に鞍座状態で空気調和機Zを取り付
けることで安定的な支持状態が得られることから、上記
室内機1と室外機2とを壁部51側に固定しないように
しているが、安全性をさらに高めるという観点から、必
要に応じてこれらを壁部51に固定することもできるも
のである。
50の開口下枠52に鞍座状態で空気調和機Zを取り付
けることで安定的な支持状態が得られることから、上記
室内機1と室外機2とを壁部51側に固定しないように
しているが、安全性をさらに高めるという観点から、必
要に応じてこれらを壁部51に固定することもできるも
のである。
【図1】本願発明にかかる空気調和機の好適な実施形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】上記空気調和機における室内機の正面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII-III断面図である。
【図4】上記空気調和機における室外機の正面図であ
る。
る。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】上記空気調和機の他の施工例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】上記空気調和機の他の施工例を示す斜視図であ
る。
る。
1は室内機、2は室外機、3は接続ユニット、4は配管
・配線、10は本体ケーシング、11は吸込口、12は
上側吹出口、13は下側吹出口、15は熱交換器、16
はファン、17はダンパー、20は本体ケーシング、2
1は吸込口、22は吹出口、23は熱交換器、24はフ
ァン、25は圧縮機、31及び32は支持材、33は連
結材、50は窓用開口、51は壁部、52は開口下枠、
53は窓、54は窓下枠、55はスペーサ部材、56は
天板、Zは空気調和機である。
・配線、10は本体ケーシング、11は吸込口、12は
上側吹出口、13は下側吹出口、15は熱交換器、16
はファン、17はダンパー、20は本体ケーシング、2
1は吸込口、22は吹出口、23は熱交換器、24はフ
ァン、25は圧縮機、31及び32は支持材、33は連
結材、50は窓用開口、51は壁部、52は開口下枠、
53は窓、54は窓下枠、55はスペーサ部材、56は
天板、Zは空気調和機である。
Claims (4)
- 【請求項1】 建屋の壁部(51)に設けられた窓用開
口(50)部分に取り付けられる空気調和機であって、 上記空気調和機は、室内側に配置される室内機(1)
と、室外側に配置される室外機(2)と、該室内機
(1)の背面(1b)と室外機(2)の背面(2b)と
を所定間隔をもって対向させた状態で該室内機(1)の
上端部(1c)と室外機(2)の上端部(2c)相互間
を一体的に連結する接続ユニット(3)とを備え、 上記室内機(1)を上記壁部(51)の室内側に、上記
室外機(2)を上記壁部(51)の室外側にそれぞれ位
置せしめた状態で、上記接続ユニット(3)を上記窓用
開口(50)の下端縁部(52)にその上方から載置さ
せることで該窓用開口(50)部分に取り付け可能なる
如く構成されていることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記接続ユニット(3)には、上記室内機(1)と室外
機(2)との間に跨がって設けられる配管・配線(4)
が内蔵されていることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記室内機(1)は、室内に臨む前面(1a)の上下方
向中央部に吸込口(11)を設けるとともに、該吸込口
(11)の上方側及び下方側にそれぞれ吹出口(1
2),(13)を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項4】 請求項1又は2において、 上記室外機(2)は、室外に臨む前面(2a)に吸込口
(21)を、側面(2c),(2c)にそれぞれ吹出口
(22),(22)を設けたことを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8094088A JPH09280642A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8094088A JPH09280642A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09280642A true JPH09280642A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14100717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8094088A Withdrawn JPH09280642A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09280642A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111623423A (zh) * | 2017-01-20 | 2020-09-04 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调装置 |
CN112628880A (zh) * | 2020-12-26 | 2021-04-09 | 安徽美博智能科技有限公司 | 一种新型的壁挂式空调器的室外机 |
US11480346B2 (en) | 2017-01-20 | 2022-10-25 | Gd Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | Air conditioner |
WO2023231237A1 (zh) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 芜湖美智空调设备有限公司 | 窗式空调器 |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP8094088A patent/JPH09280642A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111623423A (zh) * | 2017-01-20 | 2020-09-04 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调装置 |
CN111623425A (zh) * | 2017-01-20 | 2020-09-04 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调装置 |
US11480346B2 (en) | 2017-01-20 | 2022-10-25 | Gd Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | Air conditioner |
CN112628880A (zh) * | 2020-12-26 | 2021-04-09 | 安徽美博智能科技有限公司 | 一种新型的壁挂式空调器的室外机 |
WO2023231237A1 (zh) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 芜湖美智空调设备有限公司 | 窗式空调器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040402 |