JPH09280367A - 複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents
複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置Info
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- JPH09280367A JPH09280367A JP8093917A JP9391796A JPH09280367A JP H09280367 A JPH09280367 A JP H09280367A JP 8093917 A JP8093917 A JP 8093917A JP 9391796 A JP9391796 A JP 9391796A JP H09280367 A JPH09280367 A JP H09280367A
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- F16H2061/126—Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe ; Circumventing or fixing failures characterised by the parts or units where malfunctioning was assumed or detected the failing part is the controller
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- F16H3/006—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion power being selectively transmitted by parallel flow paths, e.g. dual clutch transmissions
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置に
おいて、電磁弁フェールによるエンジン噴き上がりや車
両ロックの発生を防止する。 【解決手段】 変速段を切換える油圧アクチュエータへ
の作動油の供給・遮断を切換えるシフト弁にスプール弁
子とクラッチ油圧供給ポートを設け、該シフト弁を制御
する電磁弁がフェールした場合であっても、前記クラッ
チ油圧供給ポートからクラッチ油圧を供給して前記スプ
ール弁子の切換え位置を保持するようにして、現状の変
速段を確保する。
おいて、電磁弁フェールによるエンジン噴き上がりや車
両ロックの発生を防止する。 【解決手段】 変速段を切換える油圧アクチュエータへ
の作動油の供給・遮断を切換えるシフト弁にスプール弁
子とクラッチ油圧供給ポートを設け、該シフト弁を制御
する電磁弁がフェールした場合であっても、前記クラッ
チ油圧供給ポートからクラッチ油圧を供給して前記スプ
ール弁子の切換え位置を保持するようにして、現状の変
速段を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合クラッチ式自
動変速機の油圧制御装置に関する。
動変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動源から動力を駆動輪に伝達す
る動力伝達軸を少なくとも2つ有すると共に、それぞれ
の動力伝達軸を動力伝達経路上断接するクラッチを有し
た複合クラッチ式の自動変速機が提案されている。一般
に、この種の複合クラッチ式の自動変速機においては、
前記動力伝達軸上に複数の変速歯車及び該複数の変速歯
車のいずれかを選択し動力伝達可能に切換える切換装置
が付設されている。該切換装置は油圧アクチュエータの
作動により選択的に係合させられ、その結果、複数の変
速段が達成される。
る動力伝達軸を少なくとも2つ有すると共に、それぞれ
の動力伝達軸を動力伝達経路上断接するクラッチを有し
た複合クラッチ式の自動変速機が提案されている。一般
に、この種の複合クラッチ式の自動変速機においては、
前記動力伝達軸上に複数の変速歯車及び該複数の変速歯
車のいずれかを選択し動力伝達可能に切換える切換装置
が付設されている。該切換装置は油圧アクチュエータの
作動により選択的に係合させられ、その結果、複数の変
速段が達成される。
【0003】このため、前記クラッチを制御するクラッ
チ油圧と前記切換装置の油圧アクチュエータを制御する
油圧とを別々の電磁弁で制御する必要がある。
チ油圧と前記切換装置の油圧アクチュエータを制御する
油圧とを別々の電磁弁で制御する必要がある。
【0004】特公昭63−31031号公報には、クラ
ッチ油圧を制御する電磁弁と、切換装置の油圧アクチュ
エータに作動油を供給・遮断するシフト弁を制御する電
磁弁とを備えた油圧制御装置が開示されている。
ッチ油圧を制御する電磁弁と、切換装置の油圧アクチュ
エータに作動油を供給・遮断するシフト弁を制御する電
磁弁とを備えた油圧制御装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上に述
べたような油圧制御装置においては、例えばシフト弁を
制御する電磁弁が断線等によりフェールすると、切換装
置が誤作動してしまうという問題がある。即ち、この誤
動作により切換装置が係合から解放に切り換わってニュ
ートラルになると、エンジンが噴き上がってしまうし、
切換装置が解放から係合に切り換わると、車両ロックが
発生したりする。
べたような油圧制御装置においては、例えばシフト弁を
制御する電磁弁が断線等によりフェールすると、切換装
置が誤作動してしまうという問題がある。即ち、この誤
動作により切換装置が係合から解放に切り換わってニュ
ートラルになると、エンジンが噴き上がってしまうし、
切換装置が解放から係合に切り換わると、車両ロックが
発生したりする。
【0006】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、電磁弁が断線等によってフェールした場
合であっても、切換装置が切り換わってエンジンが噴き
上がったり、車両ロックが発生したりすることがない、
複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置を提供するこ
とを課題とする。
たものであり、電磁弁が断線等によってフェールした場
合であっても、切換装置が切り換わってエンジンが噴き
上がったり、車両ロックが発生したりすることがない、
複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、その要旨を図
1に示すように、駆動源から動力を駆動輪に伝達する動
力伝達軸を少なくとも2つ有すると共に、それぞれの動
力伝達軸を動力伝達経路上断接するクラッチを有し、更
に、前記動力伝達軸上に複数の変速歯車及び該複数の変
速歯車のいずれかを選択し動力伝達可能に切換える切換
装置を備え、該切換装置を油圧アクチュエータの作動に
より選択的に係合させ複数の変速段を達成する複合クラ
ッチ式自動変速機の油圧制御装置において、電磁弁によ
りその位置が切換えられ、前記油圧アクチュエータへの
作動油の供給・遮断を切換えるスプール弁子を有するシ
フト弁を備え、該シフト弁に、前記クラッチのクラッチ
油圧が供給されるクラッチ油圧供給ポートが形成され、
前記スプール弁子は、前記クラッチ油圧により前記電磁
弁がフェールしたときであってもその切換え位置が保持
されるように構成されていることにより、前記課題を解
決するものである。
1に示すように、駆動源から動力を駆動輪に伝達する動
力伝達軸を少なくとも2つ有すると共に、それぞれの動
力伝達軸を動力伝達経路上断接するクラッチを有し、更
に、前記動力伝達軸上に複数の変速歯車及び該複数の変
速歯車のいずれかを選択し動力伝達可能に切換える切換
装置を備え、該切換装置を油圧アクチュエータの作動に
より選択的に係合させ複数の変速段を達成する複合クラ
ッチ式自動変速機の油圧制御装置において、電磁弁によ
りその位置が切換えられ、前記油圧アクチュエータへの
作動油の供給・遮断を切換えるスプール弁子を有するシ
フト弁を備え、該シフト弁に、前記クラッチのクラッチ
油圧が供給されるクラッチ油圧供給ポートが形成され、
前記スプール弁子は、前記クラッチ油圧により前記電磁
弁がフェールしたときであってもその切換え位置が保持
されるように構成されていることにより、前記課題を解
決するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の例を詳細に説明する。
施の形態の例を詳細に説明する。
【0009】図2は、本発明が適用された複合クラッチ
式自動変速機の動力伝達系を示すスケルトン図である。
式自動変速機の動力伝達系を示すスケルトン図である。
【0010】この複合クラッチ式自動変速機は、図示せ
ぬエンジン(駆動源)から動力を図示せぬ駆動輪に伝達
する第1、第2出力軸(動力伝達軸)J1、J2を有す
る。又、第1、第2出力軸J1、J2を動力伝達経路上
断接する第1、第2クラッチC1、C2を有する。
ぬエンジン(駆動源)から動力を図示せぬ駆動輪に伝達
する第1、第2出力軸(動力伝達軸)J1、J2を有す
る。又、第1、第2出力軸J1、J2を動力伝達経路上
断接する第1、第2クラッチC1、C2を有する。
【0011】図2において、Jiは変速機入力軸であっ
て、第1、第2クラッチC1、C2の共通のクラッチ外
輪部材C0に連結されている。C1dは第1クラッチC
1のディスク、C2dは第2クラッチC2のディスクで
あって、それぞれ個別に、クラッチ外郭部材C0に断接
される。
て、第1、第2クラッチC1、C2の共通のクラッチ外
輪部材C0に連結されている。C1dは第1クラッチC
1のディスク、C2dは第2クラッチC2のディスクで
あって、それぞれ個別に、クラッチ外郭部材C0に断接
される。
【0012】第1クラッチC1のディスクC1dには第
1出力軸J1が連結され、第2クラッチC2のディスク
C2dには第2出力軸J2が連結されている。本実施形
態においては第1出力軸J1は、中空の第2出力軸J2
の内部に配設されている。即ち、第1、第2出力軸J
1、J2は図示しない共通の中心軸線の周りを回転す
る。
1出力軸J1が連結され、第2クラッチC2のディスク
C2dには第2出力軸J2が連結されている。本実施形
態においては第1出力軸J1は、中空の第2出力軸J2
の内部に配設されている。即ち、第1、第2出力軸J
1、J2は図示しない共通の中心軸線の周りを回転す
る。
【0013】第1出力軸J1には変速歯車に相当する第
1速度段ドライブギヤI1 、第3速度段ドライブギヤI
3 が回転不能に取り付けられている。第2出力軸J2に
も変速歯車に相当する第2速度段ドライブギヤI2 、第
4速度段ドライブギヤI4 、後進段ドライブギヤIR が
回転不能に取り付けられている。ここで、第2出力軸J
2において、後進段ドライブギヤIR は軸方向寸法を短
縮するために、第2速度段ドライブギヤI2 と第4速度
段ドライブギヤI4 との間に取り付けられている。
1速度段ドライブギヤI1 、第3速度段ドライブギヤI
3 が回転不能に取り付けられている。第2出力軸J2に
も変速歯車に相当する第2速度段ドライブギヤI2 、第
4速度段ドライブギヤI4 、後進段ドライブギヤIR が
回転不能に取り付けられている。ここで、第2出力軸J
2において、後進段ドライブギヤIR は軸方向寸法を短
縮するために、第2速度段ドライブギヤI2 と第4速度
段ドライブギヤI4 との間に取り付けられている。
【0014】Joは変速機出力軸であって、その中心軸
線(図示省略)は第1出力軸J1、第2出力軸J2の共
通の中心軸線に平行である。変速機出力軸Joには、第
1速度段ドリブンギヤO1 、第2速度段ドリブンギヤO
2 、第3速度段ドリブンギヤO3 、第4速度段ドリブン
ギヤO4 が、それぞれ図に示すような順番で回転自在に
取り付けられている。又第1ハブH1が前記第1速度段
ドリブンギヤO1 と前記第3速度段ドリブンギヤO3 と
の間に、第2ハブH2が前記第2速度段ドリブンギヤO
2 と前記第4速度段ドリブンギヤO4 との間にそれぞれ
回転不能に取り付けられている。
線(図示省略)は第1出力軸J1、第2出力軸J2の共
通の中心軸線に平行である。変速機出力軸Joには、第
1速度段ドリブンギヤO1 、第2速度段ドリブンギヤO
2 、第3速度段ドリブンギヤO3 、第4速度段ドリブン
ギヤO4 が、それぞれ図に示すような順番で回転自在に
取り付けられている。又第1ハブH1が前記第1速度段
ドリブンギヤO1 と前記第3速度段ドリブンギヤO3 と
の間に、第2ハブH2が前記第2速度段ドリブンギヤO
2 と前記第4速度段ドリブンギヤO4 との間にそれぞれ
回転不能に取り付けられている。
【0015】前記第1速度段ドリブンギヤO1 、第2速
度段ドリブンギヤO2 、第3速度段ドリブンギヤO3 、
第4速度段ドリブンギヤO4 は、それぞれ、前記第1速
度段ドライブギヤI1 、第2速度段ドライブギヤI2 、
第3速度段ドライブギヤI3、第4速度段ドライブギヤ
I4 と常時噛み合っている。
度段ドリブンギヤO2 、第3速度段ドリブンギヤO3 、
第4速度段ドリブンギヤO4 は、それぞれ、前記第1速
度段ドライブギヤI1 、第2速度段ドライブギヤI2 、
第3速度段ドライブギヤI3、第4速度段ドライブギヤ
I4 と常時噛み合っている。
【0016】第1速度段クラッチギヤG1 、第2速度段
クラッチギヤG2 、第3速度段クラッチギヤG3 、第4
速度段クラッチギヤG4 は、それぞれ第1速度段ドリブ
ンギヤO1 、第2速度段ドリブンギヤO2 、第3速度段
ドリブンギヤO3 、第4速度段ドリブンギヤO4 と一体
で回転するように変速機出力軸J0に取り付けられてい
る。
クラッチギヤG2 、第3速度段クラッチギヤG3 、第4
速度段クラッチギヤG4 は、それぞれ第1速度段ドリブ
ンギヤO1 、第2速度段ドリブンギヤO2 、第3速度段
ドリブンギヤO3 、第4速度段ドリブンギヤO4 と一体
で回転するように変速機出力軸J0に取り付けられてい
る。
【0017】一方、符号S1、S2は、変速歯車のいず
れかを選択し、動力伝達可能に切換える第1、第2スリ
ーブ(切換装置)を示している。第1スリーブS1は、
第1ハブH1の外周に軸方向摺動自在、回転不能に取り
付けられている。第1スリーブS1は第1速度段又は後
進段が選択された時には、第1速度段ドリブンギヤO 1
に設けられた第1速度段クラッチギヤG1 と第1ハブH
1を係合し、第3速度段が選択された時には、第3速度
段ドリブンギヤO3 に設けられた第3速度段クラッチギ
ヤG3 と第1ハブH1を係合して、第1速度段ドリブン
ギヤO1 、第3速度段ドリブンギヤO3 をそれぞれ変速
機出力軸Joに連結する。
れかを選択し、動力伝達可能に切換える第1、第2スリ
ーブ(切換装置)を示している。第1スリーブS1は、
第1ハブH1の外周に軸方向摺動自在、回転不能に取り
付けられている。第1スリーブS1は第1速度段又は後
進段が選択された時には、第1速度段ドリブンギヤO 1
に設けられた第1速度段クラッチギヤG1 と第1ハブH
1を係合し、第3速度段が選択された時には、第3速度
段ドリブンギヤO3 に設けられた第3速度段クラッチギ
ヤG3 と第1ハブH1を係合して、第1速度段ドリブン
ギヤO1 、第3速度段ドリブンギヤO3 をそれぞれ変速
機出力軸Joに連結する。
【0018】又、第2スリーブS2は、第2ハブH2の
外周に軸方向摺動自在、回転不能に取り付けられてい
る。第2スリーブS2は第2速度段が選択された時に
は、第2速度段ドリブンギヤO2 に設けられた第2速度
段クラッチギヤG2 と第2ハブH2を係合し、第4速度
段が選択された時には、第4速度段ドリブンギヤO4 に
設けられた第4速度段クラッチギヤG4 と第2ハブH2
を係合して、第2速度段ドリブンギヤO2 、第4速度段
ドリブンギヤO4 をそれぞれ変速機出力軸Joに連結す
る。
外周に軸方向摺動自在、回転不能に取り付けられてい
る。第2スリーブS2は第2速度段が選択された時に
は、第2速度段ドリブンギヤO2 に設けられた第2速度
段クラッチギヤG2 と第2ハブH2を係合し、第4速度
段が選択された時には、第4速度段ドリブンギヤO4 に
設けられた第4速度段クラッチギヤG4 と第2ハブH2
を係合して、第2速度段ドリブンギヤO2 、第4速度段
ドリブンギヤO4 をそれぞれ変速機出力軸Joに連結す
る。
【0019】なお、この第1スリーブS1、第2スリー
ブS2のほか後述の後進段スリーブSRも切換装置の役
割を果たし、それぞれ各クラッチギヤの回転とハブの回
転(各軸の回転)とを同期させながら、各クラッチギヤ
とハブとを選択的に結合する。
ブS2のほか後述の後進段スリーブSRも切換装置の役
割を果たし、それぞれ各クラッチギヤの回転とハブの回
転(各軸の回転)とを同期させながら、各クラッチギヤ
とハブとを選択的に結合する。
【0020】Jmは副軸であって、その中心軸線(図示
省略)は、前記第1出力軸J1、第2出力軸J2の共通
の中心軸線及び前記変速機出力軸Joの中心軸線に平行
である。
省略)は、前記第1出力軸J1、第2出力軸J2の共通
の中心軸線及び前記変速機出力軸Joの中心軸線に平行
である。
【0021】副軸Jmには第1中間ギヤM1と副軸用ハ
ブHmが回転不能に、又、第2中間ギヤM2が回転自在
に取り付けられている。第1中間ギヤM1及び第2中間
ギヤM2は、それぞれ後進段ドライブギヤIR 及び第1
速度段ドリブンギヤO1 と常時噛み合っている。
ブHmが回転不能に、又、第2中間ギヤM2が回転自在
に取り付けられている。第1中間ギヤM1及び第2中間
ギヤM2は、それぞれ後進段ドライブギヤIR 及び第1
速度段ドリブンギヤO1 と常時噛み合っている。
【0022】副軸用ハブHmは軸方向寸法短縮のため第
1中間ギヤM1と第2中間ギヤM2の間に配置されてい
る。後進段スリーブSRは、副軸用ハブHmの外周に軸
方向摺動自在、回転不能に取り付けられている。GR は
後進段クラッチギヤであって、後進段スリーブSRを介
して副軸用ハブHmと選択的に係合する。後進段クラッ
チギヤGR も軸方向寸法短縮のため第2中間ギヤM2の
軸方向第1中間ギヤM1の側に取り付けられている。
1中間ギヤM1と第2中間ギヤM2の間に配置されてい
る。後進段スリーブSRは、副軸用ハブHmの外周に軸
方向摺動自在、回転不能に取り付けられている。GR は
後進段クラッチギヤであって、後進段スリーブSRを介
して副軸用ハブHmと選択的に係合する。後進段クラッ
チギヤGR も軸方向寸法短縮のため第2中間ギヤM2の
軸方向第1中間ギヤM1の側に取り付けられている。
【0023】後進段が選択された時には、後進段スリー
ブSRは第2中間ギヤM2に設けられた後進段クラッチ
ギヤGR と副軸用ハブHmを係合し、第2中間ギヤM2
を副軸Jmに連結する。
ブSRは第2中間ギヤM2に設けられた後進段クラッチ
ギヤGR と副軸用ハブHmを係合し、第2中間ギヤM2
を副軸Jmに連結する。
【0024】図3は本実施形態において各速度段を選択
した時の各速度段にかかわる各クラッチ、スリーブの係
合状態をまとめたものである。図中○は係合状態にある
ことを示している。
した時の各速度段にかかわる各クラッチ、スリーブの係
合状態をまとめたものである。図中○は係合状態にある
ことを示している。
【0025】例えば、第1速度段において、第1クラッ
チC1と、第1スリーブS1の1に○が付されているの
は、第1クラッチC1が係合され、第1スリーブS1が
第1速度段クラッチギヤG1 と第1ハブH1を係合して
いることを示している。
チC1と、第1スリーブS1の1に○が付されているの
は、第1クラッチC1が係合され、第1スリーブS1が
第1速度段クラッチギヤG1 と第1ハブH1を係合して
いることを示している。
【0026】そして、この時には下記のような経路で動
力が伝達される。なお、簡略化のために記号のみで示
す。
力が伝達される。なお、簡略化のために記号のみで示
す。
【0027】Ji→C0→C1d→J1→I1 →O1 →
G1 →S1→H1→Jo(S1はG1 側にシフトされG
1 とH1を係合)
G1 →S1→H1→Jo(S1はG1 側にシフトされG
1 とH1を係合)
【0028】他の速度段を選択した場合も同様であるの
で説明を省略する。
で説明を省略する。
【0029】図4は、本実施形態における複合クラッチ
式自動変速機の油圧制御回路の概略図である。
式自動変速機の油圧制御回路の概略図である。
【0030】この油圧制御回路は、2つのシフト弁(第
1シフト弁2、第2シフト弁8)と、2つの電磁弁(第
1電磁弁14、第2電磁弁18)及び2つの油圧アクチ
ュエータ(2−4油圧アクチュエータ20、1−3油圧
アクチュエータ22)とを備えている。
1シフト弁2、第2シフト弁8)と、2つの電磁弁(第
1電磁弁14、第2電磁弁18)及び2つの油圧アクチ
ュエータ(2−4油圧アクチュエータ20、1−3油圧
アクチュエータ22)とを備えている。
【0031】2−4油圧アクチュエータ20は、前記切
換装置である第2スリーブS2の係合を切換える。又、
1−3油圧アクチュエータは前記切換装置である第1ス
リーブS1の係合を切換える。
換装置である第2スリーブS2の係合を切換える。又、
1−3油圧アクチュエータは前記切換装置である第1ス
リーブS1の係合を切換える。
【0032】第1シフト弁2は、第1スプール弁子4を
有し、2−4油圧アクチュエータ20の作動を制御す
る。又、第2シフト弁8は、第2スプール弁子10を有
し、1−3油圧アクチュエータ22の作動を制御する。
第1スプール弁子4は、第1電磁弁14の働きによりそ
の位置が切換えられる。又、第2スプール弁子10は、
第2電磁弁18の働きによりその位置が切換えられる。
有し、2−4油圧アクチュエータ20の作動を制御す
る。又、第2シフト弁8は、第2スプール弁子10を有
し、1−3油圧アクチュエータ22の作動を制御する。
第1スプール弁子4は、第1電磁弁14の働きによりそ
の位置が切換えられる。又、第2スプール弁子10は、
第2電磁弁18の働きによりその位置が切換えられる。
【0033】以下、各装置構成を詳しく説明する。
【0034】図4において、第1シフト弁2は前記第1
スプール弁子4のほか第1ばね6を有している。又、第
2シフト弁8は前記第2スプール弁子10のほか第2ば
ね12を有している。更に第1シフト弁2は、第2クラ
ッチC2のクラッチ油圧の供給を受けるクラッチ油圧供
給ポート2aをはじめいくつかのポート2b〜2fを有
している。又、第2シフト弁8は、第1クラッチC1の
クラッチ油圧の供給を受けるクラッチ油圧供給ポート8
aをはじめいくつかのポート8b〜8dを有している。
スプール弁子4のほか第1ばね6を有している。又、第
2シフト弁8は前記第2スプール弁子10のほか第2ば
ね12を有している。更に第1シフト弁2は、第2クラ
ッチC2のクラッチ油圧の供給を受けるクラッチ油圧供
給ポート2aをはじめいくつかのポート2b〜2fを有
している。又、第2シフト弁8は、第1クラッチC1の
クラッチ油圧の供給を受けるクラッチ油圧供給ポート8
aをはじめいくつかのポート8b〜8dを有している。
【0035】第1シフト弁2のポート2bには第1電磁
弁14よりDレンジ圧を元圧とする油圧が油路16を介
して供給される。同様に第2シフト弁8のポート8bに
は第2電磁弁18よりDレンジ圧を元圧とする油圧が油
路16を介して供給される。
弁14よりDレンジ圧を元圧とする油圧が油路16を介
して供給される。同様に第2シフト弁8のポート8bに
は第2電磁弁18よりDレンジ圧を元圧とする油圧が油
路16を介して供給される。
【0036】ここで、クラッチ油圧供給ポート8aより
供給される第1クラッチC1のクラッチ油圧が第2スプ
ール弁子10に作用する押付け荷重はPc1であると
し、クラッチ油圧供給ポート2aより供給される第2ク
ラッチC2のクラッチ油圧が第1スプール弁子4に作用
する押付け荷重はPc2であるとする。又、第1シフト
弁2のポート2bから供給されるDレンジ圧は押付け荷
重Psol 1で第1スプール弁子4に作用し、第2シフト
弁8のポート8bから供給されるDレンジ圧は押付け荷
重Psol 2で第2スプール弁子10に作用する。
供給される第1クラッチC1のクラッチ油圧が第2スプ
ール弁子10に作用する押付け荷重はPc1であると
し、クラッチ油圧供給ポート2aより供給される第2ク
ラッチC2のクラッチ油圧が第1スプール弁子4に作用
する押付け荷重はPc2であるとする。又、第1シフト
弁2のポート2bから供給されるDレンジ圧は押付け荷
重Psol 1で第1スプール弁子4に作用し、第2シフト
弁8のポート8bから供給されるDレンジ圧は押付け荷
重Psol 2で第2スプール弁子10に作用する。
【0037】第1シフト弁2において、押付け荷重Pc
2、Psol 1が第1ばね6による荷重Pspr 1に対抗
し、第2シフト弁8において、押付け荷重Pc1、Pso
l 2が第2ばね12による荷重Pspr 2に対抗してい
る。これらの荷重の大きさの関係は以下の不等式を満た
すように設定する。
2、Psol 1が第1ばね6による荷重Pspr 1に対抗
し、第2シフト弁8において、押付け荷重Pc1、Pso
l 2が第2ばね12による荷重Pspr 2に対抗してい
る。これらの荷重の大きさの関係は以下の不等式を満た
すように設定する。
【0038】Pc2>Pspr 1 Psol 1>Pspr 1 Pc1>Pspr 2 Psol 2>Pspr 2
【0039】これらの油圧による荷重によって、それぞ
れ第1スプール弁子4及び第2スプール弁子10の位置
が切換えられ、Dレンジ圧が2−4油圧アクチュエータ
20及び1−3油圧アクチュエータ22に供給される。
れ第1スプール弁子4及び第2スプール弁子10の位置
が切換えられ、Dレンジ圧が2−4油圧アクチュエータ
20及び1−3油圧アクチュエータ22に供給される。
【0040】図4において、第1、第2シフト弁2、8
の状態を中心線によって左右に分けて示しているが、左
側は油圧が作用せず、ばね荷重によって第1、第2スプ
ール弁子4、10が上に押し上げられているOFFの状
態を表わし、右側は油圧が作用して、第1、第2スプー
ル弁子4、10が下に押し下げられているONの状態を
表わしている。
の状態を中心線によって左右に分けて示しているが、左
側は油圧が作用せず、ばね荷重によって第1、第2スプ
ール弁子4、10が上に押し上げられているOFFの状
態を表わし、右側は油圧が作用して、第1、第2スプー
ル弁子4、10が下に押し下げられているONの状態を
表わしている。
【0041】2−4油圧アクチュエータ20は、2速ポ
ート20aと4速ポート20bを有し、前述したように
第2スリーブS2の係合を切換えて第2速段と第4速段
を切換える。1−3油圧アクチュエータ22は、1速ポ
ート22aと3速ポート22bを有し、前述したように
第1スリーブS1の係合を切換えて第1速段と第3速段
を切換える。
ート20aと4速ポート20bを有し、前述したように
第2スリーブS2の係合を切換えて第2速段と第4速段
を切換える。1−3油圧アクチュエータ22は、1速ポ
ート22aと3速ポート22bを有し、前述したように
第1スリーブS1の係合を切換えて第1速段と第3速段
を切換える。
【0042】2−4油圧アクチュエータ20及び1−3
油圧アクチュエータ22は、図5に示すように作動す
る。図5において○はそのポートに油圧が供給されるこ
とを示し、×はそのポートから油圧が排出されることを
示す。又、−はその油圧アクチュエータが該当しないこ
とを示す。
油圧アクチュエータ22は、図5に示すように作動す
る。図5において○はそのポートに油圧が供給されるこ
とを示し、×はそのポートから油圧が排出されることを
示す。又、−はその油圧アクチュエータが該当しないこ
とを示す。
【0043】例えば、1−3油圧アクチュエータ22の
1速ポート22aに油圧が供給され、3速ポート22b
から油圧が排出されるときは、第1スリーブS1が第1
速度段クラッチギヤG1と第1ハブH1を係合して第1
速段が選択される。このとき、図3に示すように、第1
クラッチC1にクラッチ油圧が作用して、第1クラッチ
C1が係合すると第1速段が達成される。他の変速段に
ついても同様である。
1速ポート22aに油圧が供給され、3速ポート22b
から油圧が排出されるときは、第1スリーブS1が第1
速度段クラッチギヤG1と第1ハブH1を係合して第1
速段が選択される。このとき、図3に示すように、第1
クラッチC1にクラッチ油圧が作用して、第1クラッチ
C1が係合すると第1速段が達成される。他の変速段に
ついても同様である。
【0044】なお、後進段スリーブSRの係合は、図示
しない後進段油圧アクチュエータによって後進段が選択
されることによって行われる。
しない後進段油圧アクチュエータによって後進段が選択
されることによって行われる。
【0045】第1及び第2電磁弁14、18は常閉の電
磁弁であり、駆動電源オンで弁が開き、Dレンジ圧をそ
れぞれ第1シフト弁2のポート2b及び第2シフト弁8
のポート8bに導き、第1及び第2スプール弁子4、1
0に作用する。又、駆動電源オフで弁が閉じ、Dレンジ
圧を塞き止め、ポート2b、8bから油圧を排出する。
磁弁であり、駆動電源オンで弁が開き、Dレンジ圧をそ
れぞれ第1シフト弁2のポート2b及び第2シフト弁8
のポート8bに導き、第1及び第2スプール弁子4、1
0に作用する。又、駆動電源オフで弁が閉じ、Dレンジ
圧を塞き止め、ポート2b、8bから油圧を排出する。
【0046】なお、上記第1及び第2シフト弁2、8の
第1及び第2スプール弁子4、10は油圧によって制御
されていたが、これに限定されるものではなく、ソレノ
イドによって直接駆動されるものでもよい。
第1及び第2スプール弁子4、10は油圧によって制御
されていたが、これに限定されるものではなく、ソレノ
イドによって直接駆動されるものでもよい。
【0047】以下、本実施形態の作用を詳しく説明す
る。
る。
【0048】まず、第1速段及びニュートラルが選択さ
れる場合について説明する。
れる場合について説明する。
【0049】第1及び第2電磁弁14、18は駆動電源
オンにより開弁し、油路16より供給されるDレンジ圧
を、それぞれ第1シフト弁2のポート2b及び第2シフ
ト弁8のポート8bに供給する。
オンにより開弁し、油路16より供給されるDレンジ圧
を、それぞれ第1シフト弁2のポート2b及び第2シフ
ト弁8のポート8bに供給する。
【0050】ポート2b及び8bから供給された油圧
は、それぞれ押付け荷重Psol 1及びPsol 2で第1ス
プール弁子4及び第2スプール弁子10を押圧する。こ
れらの荷重は、それぞれ第1及び第2ばね6、12の荷
重Pspr 1及びPspr 2に打ち勝ち、第1及び第2スプ
ール弁子4、10を下に押し下げる。従って、第1及び
第2シフト弁2及び8は、図4の右側のONの状態とな
る。このとき、第1シフト弁2のポート2cと2d及び
ポート2eと2fが連通し、第2シフト弁8のポート8
cと8dが連通する。
は、それぞれ押付け荷重Psol 1及びPsol 2で第1ス
プール弁子4及び第2スプール弁子10を押圧する。こ
れらの荷重は、それぞれ第1及び第2ばね6、12の荷
重Pspr 1及びPspr 2に打ち勝ち、第1及び第2スプ
ール弁子4、10を下に押し下げる。従って、第1及び
第2シフト弁2及び8は、図4の右側のONの状態とな
る。このとき、第1シフト弁2のポート2cと2d及び
ポート2eと2fが連通し、第2シフト弁8のポート8
cと8dが連通する。
【0051】このため、油路16より供給されるDレン
ジ圧は、第1シフト弁2のポート2cからポート2dを
経て2−4油圧アクチュエータ20の4速ポート20b
へ供給される。又、第2シフト弁8のポート8cに供給
されたDレンジ圧は、ポート8dから1−3油圧アクチ
ュエータ22の1速ポート22aに供給されると共に、
第1シフト弁2のポート2e、2fを通じて2−4油圧
アクチュエータ20の2速ポート20aにも供給され
る。
ジ圧は、第1シフト弁2のポート2cからポート2dを
経て2−4油圧アクチュエータ20の4速ポート20b
へ供給される。又、第2シフト弁8のポート8cに供給
されたDレンジ圧は、ポート8dから1−3油圧アクチ
ュエータ22の1速ポート22aに供給されると共に、
第1シフト弁2のポート2e、2fを通じて2−4油圧
アクチュエータ20の2速ポート20aにも供給され
る。
【0052】このとき、2−4油圧アクチュエータ20
の2速ポート20aと4速ポート20b、及び1−3油
圧アクチュエータ22の1速ポート22aに油圧が供給
されるため、図5から分かるように、変速機は第1速段
及びニュートラルが選択される。
の2速ポート20aと4速ポート20b、及び1−3油
圧アクチュエータ22の1速ポート22aに油圧が供給
されるため、図5から分かるように、変速機は第1速段
及びニュートラルが選択される。
【0053】ここで、第1クラッチC1にクラッチ油圧
が作用し、第1クラッチC1が係合すると、図3の係合
表が示すように、変速機は第1速段が確定する。このと
き、第1クラッチC1のクラッチ油圧が第2シフト弁8
のクラッチ油圧供給ポート8aに作用し、第2スプール
弁子10に押付け荷重Pc1を付与する。
が作用し、第1クラッチC1が係合すると、図3の係合
表が示すように、変速機は第1速段が確定する。このと
き、第1クラッチC1のクラッチ油圧が第2シフト弁8
のクラッチ油圧供給ポート8aに作用し、第2スプール
弁子10に押付け荷重Pc1を付与する。
【0054】ここで、第1、第2電磁弁14、18が断
線フェール等により誤作動を起こしたとする。例えば、
第2電磁弁18への電流がストップし、弁が閉じて第2
シフト弁8のポート8bへ油圧が供給されなくなったと
する。このとき普通ならば、第2ばね12の押付け荷重
Pspr 2により第2スプール弁子10は上に押し上げら
れ、第2シフト弁8はOFF状態となる。このためポー
ト8cとポート8dは遮断され、ポート8cとポート8
eが連通し、Dレンジ圧が3速ポート22bに供給され
て第3速段に切り換わってしまう。
線フェール等により誤作動を起こしたとする。例えば、
第2電磁弁18への電流がストップし、弁が閉じて第2
シフト弁8のポート8bへ油圧が供給されなくなったと
する。このとき普通ならば、第2ばね12の押付け荷重
Pspr 2により第2スプール弁子10は上に押し上げら
れ、第2シフト弁8はOFF状態となる。このためポー
ト8cとポート8dは遮断され、ポート8cとポート8
eが連通し、Dレンジ圧が3速ポート22bに供給され
て第3速段に切り換わってしまう。
【0055】しかし、今、ポート8aより第1クラッチ
C1のクラッチ油圧が供給され、押付け荷重Pc1が第
2スプール弁子10に作用している。又、図4に示すよ
うに、第2スプール弁子10には面積差(直径a<直径
b)が付けられている。このため第1クラッチC1のク
ラッチ油圧により第2スプール弁子10は下に押し下げ
られ、第2シフト弁8はON状態のままとなり、第1速
段が維持される。従って、変速機の変速段の確定が崩れ
ることはない。
C1のクラッチ油圧が供給され、押付け荷重Pc1が第
2スプール弁子10に作用している。又、図4に示すよ
うに、第2スプール弁子10には面積差(直径a<直径
b)が付けられている。このため第1クラッチC1のク
ラッチ油圧により第2スプール弁子10は下に押し下げ
られ、第2シフト弁8はON状態のままとなり、第1速
段が維持される。従って、変速機の変速段の確定が崩れ
ることはない。
【0056】このように、第2シフト弁8の第2スプー
ル弁子10の位置を切換える第2電磁弁18がフェール
したときであっても、第2シフト弁8のクラッチ油圧供
給ポート8aに第1クラッチC1のクラッチ油圧が供給
されているため、この油圧により第2スプール弁子10
の切換え位置が保持される。従って、第2シフト弁8か
ら1−3油圧アクチュエータ22に供給される油圧が切
換わることはなく、第2電磁弁18フェール前の変速段
が維持される。
ル弁子10の位置を切換える第2電磁弁18がフェール
したときであっても、第2シフト弁8のクラッチ油圧供
給ポート8aに第1クラッチC1のクラッチ油圧が供給
されているため、この油圧により第2スプール弁子10
の切換え位置が保持される。従って、第2シフト弁8か
ら1−3油圧アクチュエータ22に供給される油圧が切
換わることはなく、第2電磁弁18フェール前の変速段
が維持される。
【0057】次に、第1速段及び第2速段が選択される
場合について説明する。
場合について説明する。
【0058】第1電磁弁14は駆動電源オフのとき、弁
を閉じポート2bへのDレンジ圧供給を遮断する。第1
スプール弁子4には押付け荷重Psol 1が作用しないた
め、第1ばね6による荷重Pspr 1により第1スプール
弁子4は上に押し上げられ、第1シフト弁2はOFF状
態となる。このとき、ポート2cとポート2fが連通
し、Dレンジ圧が2−4油圧アクチュエータ20の2速
ポート20aに供給される。
を閉じポート2bへのDレンジ圧供給を遮断する。第1
スプール弁子4には押付け荷重Psol 1が作用しないた
め、第1ばね6による荷重Pspr 1により第1スプール
弁子4は上に押し上げられ、第1シフト弁2はOFF状
態となる。このとき、ポート2cとポート2fが連通
し、Dレンジ圧が2−4油圧アクチュエータ20の2速
ポート20aに供給される。
【0059】又、第2電磁弁18は、駆動電源オンのと
き弁を開き、第2シフト弁8のポート8bへDレンジ圧
を供給する。第2スプール弁子10はDレンジ圧による
押付け荷重Psol 2により下に押し下げられ、第2シフ
ト弁8はON状態となる。このとき、ポート8cとポー
ト8dは連通し、Dレンジ圧が1−3油圧アクチュエー
タ22の1速ポート22aに供給される。
き弁を開き、第2シフト弁8のポート8bへDレンジ圧
を供給する。第2スプール弁子10はDレンジ圧による
押付け荷重Psol 2により下に押し下げられ、第2シフ
ト弁8はON状態となる。このとき、ポート8cとポー
ト8dは連通し、Dレンジ圧が1−3油圧アクチュエー
タ22の1速ポート22aに供給される。
【0060】これにより、第1速段及び第2速段が選択
される。ここで、第1クラッチC1が係合されると変速
機は第1速段が確定する。
される。ここで、第1クラッチC1が係合されると変速
機は第1速段が確定する。
【0061】このとき、第2電磁弁18が誤作動して、
第2シフト弁8のポート8bへの油圧供給が断たれて
も、クラッチ油圧供給ポート8aに第1クラッチC1の
クラッチ油圧が作用しているため、第2スプール弁子1
0は位置が保持される。従って、変速機の変速段の確定
が崩れることはない。
第2シフト弁8のポート8bへの油圧供給が断たれて
も、クラッチ油圧供給ポート8aに第1クラッチC1の
クラッチ油圧が作用しているため、第2スプール弁子1
0は位置が保持される。従って、変速機の変速段の確定
が崩れることはない。
【0062】即ち、この場合にも、前と同様に、第2シ
フト弁8のクラッチ油圧供給ポート8aに供給される第
1クラッチC1のクラッチ油圧により第2スプール弁子
10の切換え位置が保持され、現在の変速段が維持され
る。
フト弁8のクラッチ油圧供給ポート8aに供給される第
1クラッチC1のクラッチ油圧により第2スプール弁子
10の切換え位置が保持され、現在の変速段が維持され
る。
【0063】又、第1速段及び第2速段が選択されてい
る場合に、第2クラッチC2が係合されると、変速機は
第2速段が確定する。
る場合に、第2クラッチC2が係合されると、変速機は
第2速段が確定する。
【0064】このとき、第1電磁弁14が断線フェール
したとしても、もともと第1シフト弁2はOFF状態で
ポート2bには油圧が供給されておらず、第1スプール
弁子4には油圧が作用していないため、状態は変わらな
い。更に、第2電磁弁18が誤作動しても第1クラッチ
C1は非係合であるため、変速機の変速段の確定が崩れ
ることはない。
したとしても、もともと第1シフト弁2はOFF状態で
ポート2bには油圧が供給されておらず、第1スプール
弁子4には油圧が作用していないため、状態は変わらな
い。更に、第2電磁弁18が誤作動しても第1クラッチ
C1は非係合であるため、変速機の変速段の確定が崩れ
ることはない。
【0065】次に、第2速段及び第3速段が選択される
場合について説明する。
場合について説明する。
【0066】第1電磁弁14及び第2電磁弁18が共に
駆動電源オフのとき、第1シフト弁2のポート2b及び
第2シフト弁8のポート8bには油圧が作用しない。従
って、第1スプール弁子4及び第2スプール弁子10
は、それぞれ第1ばね6の荷重Pspr 1及び第2ばね1
2の荷重Pspr 2によって上に押し上げられ、第1シフ
ト弁2、第2シフト弁8共にOFF状態となる。
駆動電源オフのとき、第1シフト弁2のポート2b及び
第2シフト弁8のポート8bには油圧が作用しない。従
って、第1スプール弁子4及び第2スプール弁子10
は、それぞれ第1ばね6の荷重Pspr 1及び第2ばね1
2の荷重Pspr 2によって上に押し上げられ、第1シフ
ト弁2、第2シフト弁8共にOFF状態となる。
【0067】このとき、第1シフト弁2においては、ポ
ート2cとポート2fが連通し、Dレンジ圧が2−4油
圧アクチュエータ20の2速ポート20aに供給され
る。又、第2シフト弁8においては、ポート8cとポー
ト8eが連通し、Dレンジ圧が1−3油圧アクチュエー
タ22の3速ポート22bに供給される。これによっ
て、変速機は第2速段及び第3速段が選択される。
ート2cとポート2fが連通し、Dレンジ圧が2−4油
圧アクチュエータ20の2速ポート20aに供給され
る。又、第2シフト弁8においては、ポート8cとポー
ト8eが連通し、Dレンジ圧が1−3油圧アクチュエー
タ22の3速ポート22bに供給される。これによっ
て、変速機は第2速段及び第3速段が選択される。
【0068】第2クラッチC2が係合されると、変速機
は第2速段が確定する。ここで、第1電磁弁14が断線
フェールしても、もともと第1シフト弁2のポート2b
には油圧が供給されていないため、第1シフト弁2のO
FF状態に変化はない。又、第2電磁弁18が誤作動し
ても、第1クラッチC1は非係合であるため、変速機の
変速段の確定が崩れることはない。
は第2速段が確定する。ここで、第1電磁弁14が断線
フェールしても、もともと第1シフト弁2のポート2b
には油圧が供給されていないため、第1シフト弁2のO
FF状態に変化はない。又、第2電磁弁18が誤作動し
ても、第1クラッチC1は非係合であるため、変速機の
変速段の確定が崩れることはない。
【0069】又、第2速段及び第3速段が選択されてい
る場合に、第1クラッチC1が係合されると変速機は第
3速段が確定する。ここで、第2電磁弁18が断線フェ
ールしても、もともと第2シフト弁8のポート8bには
油圧が供給されていないため、第2シフト弁8のOFF
状態は変化しない。又、第1電磁弁14が誤作動して
も、第2クラッチC2が非係合であるので変速機の変速
段の確定が崩れることがない。
る場合に、第1クラッチC1が係合されると変速機は第
3速段が確定する。ここで、第2電磁弁18が断線フェ
ールしても、もともと第2シフト弁8のポート8bには
油圧が供給されていないため、第2シフト弁8のOFF
状態は変化しない。又、第1電磁弁14が誤作動して
も、第2クラッチC2が非係合であるので変速機の変速
段の確定が崩れることがない。
【0070】最後に、第3速段及び第4速段が選択され
る場合について説明する。
る場合について説明する。
【0071】第1電磁弁14は駆動電源オン、第2電磁
弁18は駆動電源オフとすると、Dレンジ圧は、第1シ
フト弁2のポート2bに供給され、第2シフト弁8のポ
ート8bには供給されない。従って、第1スプール弁子
4は荷重Psol 1を受けて下へ押し下げられ、第1シフ
ト弁2はON状態となり、第2スプール弁子10は荷重
を受けず第2シフト弁8はOFF状態となる。第1シフ
ト弁2においてはポート2cと2dが連通し、2−4油
圧アクチュエータ20の4速ポート20bに油圧が供給
される。又、第2シフト弁8においてはポート8cとポ
ート8eが連通し、1−3油圧アクチュエータ22の3
速ポート22bに油圧が供給される。
弁18は駆動電源オフとすると、Dレンジ圧は、第1シ
フト弁2のポート2bに供給され、第2シフト弁8のポ
ート8bには供給されない。従って、第1スプール弁子
4は荷重Psol 1を受けて下へ押し下げられ、第1シフ
ト弁2はON状態となり、第2スプール弁子10は荷重
を受けず第2シフト弁8はOFF状態となる。第1シフ
ト弁2においてはポート2cと2dが連通し、2−4油
圧アクチュエータ20の4速ポート20bに油圧が供給
される。又、第2シフト弁8においてはポート8cとポ
ート8eが連通し、1−3油圧アクチュエータ22の3
速ポート22bに油圧が供給される。
【0072】その結果、変速機は第3速段及び第4速段
が選択される。ここで、第2クラッチC2が係合すると
変速機は第4速段が確定する。このとき、第1電磁弁1
4及び第2電磁弁18が誤作動しても、第2クラッチC
2のクラッチ油圧が第1シフト弁2のクラッチ油圧供給
ポート2aに作用しておりこのクラッチ油圧により第1
スプール弁子4の切換え位置が保持され、又、第1クラ
ッチC1は非係合であるため、変速機の変速段の確定が
崩れることはない。
が選択される。ここで、第2クラッチC2が係合すると
変速機は第4速段が確定する。このとき、第1電磁弁1
4及び第2電磁弁18が誤作動しても、第2クラッチC
2のクラッチ油圧が第1シフト弁2のクラッチ油圧供給
ポート2aに作用しておりこのクラッチ油圧により第1
スプール弁子4の切換え位置が保持され、又、第1クラ
ッチC1は非係合であるため、変速機の変速段の確定が
崩れることはない。
【0073】又、変速機が第3速段及び第4速段を選択
している場合において、第1クラッチC1が係合する
と、変速機は第3速段が確定する。
している場合において、第1クラッチC1が係合する
と、変速機は第3速段が確定する。
【0074】ここで、第2電磁弁18が断線フェールし
ても、もともと第2シフト弁8のポート8bには油圧が
作用していないため、状態は変わらない。又、第1電磁
弁14が誤作動しても第2クラッチC2は非係合であ
り、変速機の変速段の確定が崩れることはない。
ても、もともと第2シフト弁8のポート8bには油圧が
作用していないため、状態は変わらない。又、第1電磁
弁14が誤作動しても第2クラッチC2は非係合であ
り、変速機の変速段の確定が崩れることはない。
【0075】このように本実施形態によれば、第1、第
2電磁弁14、18が断線等の誤作動を起こしても、現
状の変速段を確保することができ、急激な変動や動力の
遮断を防止することができる。
2電磁弁14、18が断線等の誤作動を起こしても、現
状の変速段を確保することができ、急激な変動や動力の
遮断を防止することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
電磁弁が断線等によってフェールした場合であっても、
現状の変速段を維持することで、エンジンの噴き上がり
や車両ロックを防止することができる。
電磁弁が断線等によってフェールした場合であっても、
現状の変速段を維持することで、エンジンの噴き上がり
や車両ロックを防止することができる。
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用された複合クラッチ式自動変速機
の動力伝達系を示すスケルトン図
の動力伝達系を示すスケルトン図
【図3】本実施形態における各変速段を選択する際のク
ラッチ、スリーブの係合状態を示す図表
ラッチ、スリーブの係合状態を示す図表
【図4】本実施形態における複合クラッチ式自動変速機
の油圧制御回路の概略図
の油圧制御回路の概略図
【図5】本実施形態における油圧アクチュエータの作動
を示す図表
を示す図表
C1…第1クラッチ C2…第2クラッチ 2…第1シフト弁 2a…クラッチ油圧供給ポート 2b、2c、2d、2e、2f…ポート 4…第1スプール弁子 6…第1ばね 8…第2シフト弁 8a…クラッチ油圧供給ポート 8b、8c、8d、8e…ポート 10…第2スプール弁子 12…第2ばね 14…第1電磁弁 16…油路 18…第2電磁弁 20…2−4油圧アクチュエータ 20a…2速ポート 20b…4速ポート 22…1−3油圧アクチュエータ 22a…1速ポート 22b…3速ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安倍 晶治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】駆動源から動力を駆動輪に伝達する動力伝
達軸を少なくとも2つ有すると共に、それぞれの動力伝
達軸を動力伝達経路上断接するクラッチを有し、更に、
前記動力伝達軸上に複数の変速歯車及び該複数の変速歯
車のいずれかを選択し動力伝達可能に切換える切換装置
を備え、該切換装置を油圧アクチュエータの作動により
選択的に係合させ複数の変速段を達成する複合クラッチ
式自動変速機の油圧制御装置において、 電磁弁によりその位置が切換えられ、前記油圧アクチュ
エータへの作動油の供給・遮断を切換えるスプール弁子
を有するシフト弁を備え、 該シフト弁に、前記クラッチのクラッチ油圧が供給され
るクラッチ油圧供給ポートが形成され、前記スプール弁
子は、前記クラッチ油圧により前記電磁弁がフェールし
たときであってもその切換え位置が保持されるように構
成されている、 ことを特徴とする複合クラッチ式自動変速機の油圧制御
装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8093917A JPH09280367A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置 |
| US08/835,643 US5851164A (en) | 1996-04-16 | 1997-04-11 | Hydraulic control system for automatic transmission of multiple clutch type |
| EP97106190A EP0803663A1 (en) | 1996-04-16 | 1997-04-15 | Hydraulic control system for automatic transmission of multiple clutch type |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8093917A JPH09280367A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280367A true JPH09280367A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14095827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8093917A Pending JPH09280367A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 複合クラッチ式自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5851164A (ja) |
| EP (1) | EP0803663A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09280367A (ja) |
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