JP3298685B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JP3298685B2
JP3298685B2 JP01959693A JP1959693A JP3298685B2 JP 3298685 B2 JP3298685 B2 JP 3298685B2 JP 01959693 A JP01959693 A JP 01959693A JP 1959693 A JP1959693 A JP 1959693A JP 3298685 B2 JP3298685 B2 JP 3298685B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2097Transmissions using gears with orbital motion comprising an orbital gear set member permanently connected to the housing, e.g. a sun wheel permanently connected to the housing

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機において速
度段設定用の摩擦係合手段への作動油圧の供給を制御す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、その入出力軸間にギヤ比
が異なる複数のギヤ列を有しており、クラッチやブレー
キ等の摩擦係合手段を油圧により係脱制御することによ
って、それらギヤ列の中から動力伝達に用いるギヤ列を
選択し、エンジンの出力回転を変速して車両の駆動系に
伝達する。このような自動変速機としては、例えば、特
開平2−102965号公報、米国特許第4,907,
475号に開示のものがある。これら両公報に開示の変
速機においては、複数のソレノイドバルブが設けられて
おり、このソレノイドバルブにより各摩擦係合手段への
作動油圧供給を直接制御して変速制御を行うようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな変速制御を行う場合において、摩擦係合手段への作
動油圧供給制御を行うバルブ類が作動不良を起こした場
合には、所定の速度段を設定することができなくなり、
変速作動不良となり、車両の走行性が低下するという問
題がある。特に、上記公報に開示の変速機におけるよう
に、ソレノイドバルブにより作動油圧供給を行う場合に
は、機械的な故障のみでなく、電気的な故障によっても
ソレノイドバルブの作動不良が発生するため、ソレノイ
ドバルブの作動不良に伴う変速作動不良が発生する可能
性がある。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
作動油圧供給制御バルブ類の作動不良等が発生したとき
に、シフトレバー等の操作により、少なくとも車両のあ
る程度の走行を確保できる速度段を設定できるような構
成の自動変速機の油圧制御装置を提供することを目的と
する。本発明は特に、複数の変速レンジにおいて係合さ
れる所定摩擦係合手段が、ある変速レンジが設定された
状態で作動油圧制御バルブ類の作動不良により係合させ
ることができなくなったような場合に、シフトレバー操
作により別の変速レンジに切り換えることによりこの所
定摩擦係合手段を係合させることができ、これにより一
定レベルの走行性を確保できるような構成の油圧制御装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係る自動変速機の油圧制御装置は、動力伝
達経路の選択のために摩擦係合手段に供給される作動油
圧を作り出すレギュレータバルブと、摩擦係合手段に対
する作動油圧の供給制御を行う作動油圧供給制御手段
と、シフトレバー等の操作により選択される変速レンジ
に対応する位置に切り換えられるマニュアルバルブとか
ら構成されている。この自動変速機においては、所定摩
擦係合手段が少なくとも二つの変速レンジにおいて係合
されるようになっており、上記二つの変速レンジのうち
の第1の変速レンジにおいては、上記所定摩擦係合手段
が係合されるとともにワンウェイ動力伝達手段(例え
ば、実施形態におけるワンウェイブレーキB3)の作動
により所定速度段が設定され、上記二つの変速レンジの
うちの第2の変速レンジにおいては、上記所定摩擦係合
手段の係合および他の複数の摩擦係合手段の選択的な係
合により前記所定速度段を含む複数の速度段が選択的に
設定される。そして、マニュアルバルブが第1の変速レ
ンジに対応する位置に切り換えられて第1の変速レンジ
が設定されたときには、レギュレータバルブからの作動
油圧はマニュアルバルブを介して上記所定摩擦係合手段
に直接供給して上記所定摩擦係合手段を係合させ、一
方、マニュアルバルブが第2の変速レンジに対応する位
置に切り換えられて第2の変速レンジが設定されたとき
には、レギュレータバルブからの作動油圧を作動油圧供
給制御手段およびマニュアルバルブを介して上記所定摩
擦係合手段に供給させるように構成され、作動油圧供給
制御手段により作動油圧の供給制御を行って所定摩擦係
合手段の係合作動制御を行う。
【0006】なお、作動油圧供給制御手段をソレノイド
バルブから構成し、第2の変速レンジが設定されたとき
には、このソレノイドバルブにより所定摩擦係合手段へ
の作動油圧の供給を制御するように構成するのが好まし
い。
【0007】また、自動変速機としてプラネタリ式自動
変速機を用い、動力伝達経路を複数のプラネタリギヤ組
から構成し、摩擦係合手段としてこれらプラネタリギヤ
組の所定要素の結合および固定を行うクラッチおよびブ
レーキを用いてもよく、この場合に、シフトレンジとし
て少なくとも、低速度段が設定される第1のレンジと、
低速度段から高速度段までの速度段が切換設定される第
2のレンジとを有するように構成することができる。こ
の場合、上記所定摩擦係合手段としては低速度段を含む
複数の速度段を設定するときに係合される摩擦係合手段
が該当し、第1の変速レンジが設定されたときには、レ
ギュレータバルブからの作動油圧はマニュアルバルブを
介して直接この所定摩擦係合手段に供給され、一方、第
2の変速レンジが設定されたときには、レギュレータバ
ルブからの作動油圧は作動油圧供給制御手段からマニュ
アルバルブを介して所定摩擦係合手段に供給される。
【0008】
【作用】上記のような構成の自動変速機の油圧制御装置
を用いると、少なくとも二つの変速レンジにおいて係合
される所定摩擦係合手段は、マニュアルバルブが第1の
変速レンジ位置に切り換えられて第1変速レンジが設定
されると、レギュレータバルブからの作動油圧(ライン
圧)がマニュアルバルブを介して直接この所定摩擦係合
手段に供給される。このため、マニュアルバルブが第1
の変速レンジ位置に位置する限りこの所定摩擦係合手段
が係合されるとともにワンウェイ動力伝達手段(ワンウ
ェイブレーキB3)の作動により確実に所定速度段が設
定される。一方、マニュアルバルブが第2の変速レンジ
位置に切り換えられて第2変速レンジが設定されると、
レギュレータバルブからの作動油圧は作動油圧供給制御
手段により供給制御されて所定摩擦係合手段に供給され
る。このため、第2変速レンジにおいては作動油圧供給
制御手段によりこの所定摩擦係合手段の係合を制御する
ことができ、これと他の複数の摩擦係合手段の選択的な
係合制御を行って上記所定速度段を含む複数の速度段を
選択的に設定し、自動変速を行わせる制御が可能であ
る。
【0009】作動油圧供給制御手段はソレノイドバルブ
等から構成されるのであるが、第2変速レンジが設定さ
れている状態でこの作動油圧供給制御手段が作動不良を
起こした場合には、所定摩擦係合手段を係合させること
ができなくなりこの係合手段の係合により設定されるべ
き速度段が設定できなくなる。しかしながら、このとき
には、シフトレバーを操作してマニュアルバルブを第1
変速レンジ位置に切り換えると、マニュアルバルブを介
して(作動不良を起こした作動油圧供給制御手段を介す
ることなく)所定摩擦係合手段に作動油圧を供給させて
所定の速度段を設定することができる。このため、作動
油圧供給制御手段が作動不良を起こした場合でも、一定
レベルの走行性を確保することができる。なお、このよ
うに一定レベルの走行性を確保するために、第1の変速
レンジにおいて所定摩擦係合要素を係合して設定される
速度段は低速段であることが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。本発明に係る油圧制御装置を
備えた自動変速機の動力伝達系の構成を図1に示してい
る。この変速機は、エンジン出力軸9に接続されたトル
クコンバータ10と、このトルクコンバータ10のター
ビンに接続された変速機入力軸8aを有する変速装置と
から構成される。
【0011】この変速機は、変速機入力軸8a上に並列
に配置された第1、第2および第3遊星歯車列G1,G
2,G3を有する。各遊星歯車列はそれぞれ、中央に位
置する第1〜第3サンギヤS1,S2,S3と、これら
第1〜第3サンギヤに噛合してその回りを自転しながら
公転する第1〜第3プラネタリピニオンP1,P2,P
3と、このピニオンを回転自在に保持してピニオンの公
転と同一回転する第1〜第3キャリアC1,C2,C3
と、上記ピニオンと噛合する内歯を有した第1〜第3リ
ングギヤR1,R2,R3とから構成される。第1遊星
歯車列G1および第2遊星歯車列G2はダブルピニオン
式遊星歯車列であり、第1ピニオンP1および第2ピニ
オンP2は、図示のようにそれぞれ2個のピニオンギヤ
P11,P12およびP21,P22から構成される。
【0012】第1サンギヤS1は入力軸1に常時連結さ
れ、第1キャリアC1は常時固定されている。第1リン
グギヤR1は第3クラッチK3を介して第2サンギヤS
2に連結され、さらに第2サンギヤS2は第1ブレーキ
B1により固定保持可能となっている。第2キャリアC
2は第3キャリアC3と直結されるとともに出力ギヤ8
bに連結されており、第2キャリアC2および第3キャ
リアC3の回転が変速機の出力回転となる。第2リング
ギヤR2は第3リングギヤR3と直結され、これら両リ
ングギヤR2,R3は一体となって第2ブレーキB2に
より固定保持可能であり、且つ第2クラッチK2を介し
て変速機入力軸8aと係脱自在に連結されている。第3
サンギヤS3は第1クラッチK1を介して変速機入力軸
8aと係脱自在に連結されている。なお、第2ブレーキ
B2と並列にワンウェイブレーキB3が配設されてい
る。
【0013】以上のようにして各要素(第1〜第3サン
ギヤS1〜S3、第1〜第3キャリアC1〜C3および
第1〜第3リングギヤS1〜S3)、変速機入力軸8a
および出力ギヤ8bを連結して構成した変速機におい
て、第1〜第3クラッチK1〜K3および第1,第2ブ
レーキB1,B2の係脱制御を行うことにより、速度段
の設定および変速制御を行うことができる。具体的に
は、下記表1に示すように、係脱制御を行えば、前進5
速(1ST,2ND,3RD,4THおよび5TH)、
後進1速(REV)を設定できる。なお、各速度段での
減速比(レシオ)は各ギヤの歯数により変化するもので
あるが、表1にこのレシオの一例を参考として示してい
る。
【0014】なお、この表1において、1STにおける
第2ブレーキB2に括弧を付けているが、これは第2ブ
レーキB2を係合させなくてもワンウェイブレーキB3
により駆動側の動力伝達がなされるからである。すなわ
ち、第1クラッチK1を係合させれば、第2ブレーキB
2を係合させなくても、1STのギヤ比での駆動側の動
力伝達は可能であり、1STが設定される。但し、駆動
側とは逆の動力伝達はできず、このため、第2ブレーキ
B2を係合させればエンジンブレーキの効く1速段とな
り、第2ブレーキB2が非係合の1STはエンジンブレ
ーキが効かない1速段となる。
【0015】
【表1】
【0016】次に、第1〜第3クラッチK1〜K3およ
び第1,第2ブレーキB1,B2の係脱制御を行うため
の油圧制御装置(本発明に係る油圧制御装置)を図2か
ら図4に基づいて説明する。なお、図2から図4はそれ
ぞれ油圧制御装置の各部を表し、これら3つの図により
1つの油圧制御装置を構成している。なお、各図の油路
のうち、終端に丸囲みのアルファベット(A〜)がつい
ているものは、他の図の同じ丸囲みアルファベットがつ
いた油路と繋がることを表している。また、図において
×印は、そのポートがドレンに開放していることを示
す。
【0017】変速制御用のブレーキ、クラッチの作動制
御は、図2の下部に示すタンク90内からポンプ91に
より供給される作動油の油圧を利用して行われる。ポン
プ91から油路101に吐出された作動油は、油路10
1aを介してレギュレータバルブ20に作用して所定の
ライン圧P1に調圧される。なお、ポンプ91からの吐
出油のうち、一部はこのように油路101に供給される
のであるが、残りはレギュレータバルブ20から油路1
51に送り出される。この油路151に送られた作動油
は、トルクコンバータ(T/C)のロックアップ制御用
回路に供給される(図示せず)。
【0018】上記ライン圧P1に調圧された油路101
の作動油は、変速機の変速制御用として、図2の上部,
図3および図4に示す部分に供給される。これら部分に
おいては、運転席のシフトレバーに繋がり運転者のマニ
ュアル操作により作動されるマニュアルバルブ25(図
4参照)と、該マニュアル操作を検出したコントローラ
(図示せず)によってオン・オフ制御がなされる5個の
デューティ比制御ソレノイドバルブSA〜SEと、これ
らマニュアルバルブ25の作動とソレノイドバルブSA
〜SEの作動とに応じて作動する4つの油圧作動バルブ
30,35,40,45と、4つのアキュムレータ51
〜54と、5つの油圧センサPSとが配設されている。
【0019】なお、ソレノイドバルブSAおよびSCは
ノーマルオープンタイプのバルブでソレノイドがオフの
ときにはこれらバルブは開放されるが、ソレノイドバル
ブSB,SDおよびSEはノーマルクローズタイプのバ
ルブでソレノイドがオフのときにはこれらバルブは閉止
される。また、バルブ30を第1リリーフバルブ、バル
ブ35を第2リリーフバルブと、バルブ40をブレーキ
リリーフバルブと、バルブ45をスイッチングバルブと
称する。
【0020】これら各バルブ25,SA〜SE,30,
35,40,45による作動油の供給制御により、変速
制御およびトルクコンバータのロックアップクラッチの
作動制御がなされるが、各ソレノイドバルブSA〜SE
の作動とこの作動に伴い設定される速度段との関係は下
記表2に示すようになる。なお、この表2におけるO
N,OFFはソレノイドのオン,オフを表すが、変速時
においてソレノイドがオンになっているときは、該ソレ
ノイドバルブは所望の変速特性が得られるようにデュー
ティ比に基づく制御がなされる。
【0021】
【表2】
【0022】上記制御について、以下に説明する。ま
ず、シフトレバーによりDレンジが設定され、マニュア
ルバルブ25のスプール26がD位置に移動した場合を
考える。なお、このDレンジが請求の範囲の「第2レン
ジ」に対応する。図4において、スプール26の右先端
フック部がDで示す位置まで右動されてスプール26が
D位置に位置すると、油路101は油路103と連通
し、これら油路103にライン圧P1を有した作動油が
送り込まれる。なお、油路103は、ソレノイドSCお
よびソレノイドSEに繋がっており、ソレノイドSCお
よびSEには常時ライン圧P1が作用する。さらに、ラ
イン圧P1を有した作動油は、油路101から分岐し、
ソレノイドSAに繋がる油路110にも送り込まれる。
このため、ソレノイドSAにも常時ライン圧P1が作用
する。
【0023】また、レギュレータバルブ20を通じて油
路101に連通する油路102から分岐する油路102
b〜102eはそれぞれ、第1,第2リリーフバルブ3
0,35,ブレーキリリーフバルブ40およびスイッチ
ングバルブ45の各右端部に繋がる。このため、これら
各バルブ30,35,40,45のスプールはそれぞれ
ライン圧P1を受けて常時左方に押圧されている。
【0024】Dレンジが設定された場合には、エンジン
負荷および車速との関係に応じて速度段が決定され、こ
の速度段が得られるように各ソレノイドバルブSA〜S
Eの作動が表2に示されるように制御される。以下、各
速度段でのソレノイドバルブの作動に伴うクラッチおよ
びブレーキの作動について説明する。
【0025】まず、速度段として1速段(1ST)が設
定される場合を考える。この場合には、表2に示すよう
に、ソレノイドバルブSCのみがオンで他の4つはオフ
である。このため、このときにはソレノイドバルブSA
のみが開放され、他のソレノイドは閉止される。なお、
このソレノイドバルブSAが特許請求の範囲の「作動油
圧供給制御手段」に対応する。
【0026】ソレノイドバルブSAには油路110から
ライン圧P1が作用しているため、このライン圧P1を
有した作動油がソレノイドバルブSAを通って油路12
0に流れる。油路120はマニュアルバルブ25に繋が
っており、マニュアルバルブ25がD位置にあるときに
は油路120は溝26bを介して第1クラッチK1に繋
がる油路121と連通する。このため、ライン圧P1を
有した作動油が第1クラッチK1に供給され、第1クラ
ッチK1が係合作動する。なお、油路120から分岐し
た油路120a,120bはそれぞれ、油圧センサPS
および第1アキュムレータ51の右端部に繋がってお
り、この第1アキュムレータ51は、第1クラッチK1
に供給される作動油圧の急激な上昇を抑えて、ショック
を低減させる働きを有している。
【0027】また、油路121に繋がる油路121aを
介してライン圧P1が第1リリーフバルブ30のスプー
ル31の左端に作用するのであるが、受圧面積の差によ
り油路102bを介して作用する油圧力が勝るため、ス
プール31は図示のように左動した状態となる。
【0028】一方、第2クラッチK2に繋がる油路12
5はソレノイドバルブSBの出力側に繋がるのである
が、このソレノイドバルブSBが閉止されているため、
油路125はこのバルブSBの内部を介してドレンに繋
がり、第2クラッチK2は解放状態となる。なお、油路
125から分岐した油路125a,125bはそれぞ
れ、油圧スイッチPS,第2アキュムレータ52の右端
部に繋がっている。
【0029】第3クラッチK3に繋がる油路130はシ
ャトルバルブ57を介して、油路131もしくは133
に繋がる。油路131はマニュアルバルブ25に繋がっ
ており、マニュアルバルブ25がD位置にあるときには
油路131は、マニュアルバルブ25のスプール26内
に形成されたスプール内油路26aを介してドレンに繋
がる。一方、油路133はソレノイドバルブSCの出力
側に繋がるのであるが、このソレノイドバルブSCはオ
ンであるので油路133はこのバルブSCの内部を介し
てドレンに繋がる。このため、第3クラッチK3も解放
状態となる。なお、油路133から分岐した油路133
a,133bはそれぞれ、油圧センサPS,第4アキュ
ムレータ54の右端部に繋がっている。また、同じく油
路133から分岐した油路175は、第1リリーフバル
ブ30の中間部および第2リリーフバルブ35の左端部
に繋がっている。
【0030】第1ブレーキB1に油路145を介して繋
がる油路140はソレノイドバルブSDの出力側に繋が
るのであるが、このソレノイドバルブSDが閉止されて
いるため、油路140はこのバルブSDの内部を介して
ドレンに繋がり、第1ブレーキB1も解放状態となる。
なお、油路140から分岐した油路140a,140b
はそれぞれ、油圧スイッチPS,第3アキュムレータ5
3の右端部に繋がり、さらに同じく油路140から分岐
した油路141はスイッチングバルブ45に繋がってい
る。
【0031】第2ブレーキB2に繋がる油路167はシ
ャトルバルブ56を介して油路166もしくは170に
繋がる。油路170は、マニュアルバルブ25において
閉止される。一方、油路166はブレーキリリーフバル
ブ40に繋がるが、マニュアルバルブ25がD位置にあ
るときには、ブレーキリリーフバルブ40の左端につな
がる油路132,104はスプール内油路26aを介し
てドレンにつながるので、スプール41は、油路102
dを介して右端部に作用するライン圧P1によって左動
した状態になり、油路166を油路165から遮断す
る。このため、第2ブレーキB2に、ソレノイドバルブ
SEにより制御される作動油圧が供給されることはな
く、第2ブレーキB2も開放状態となる。したがって、
Dレンジにおける1速段(1ST)においては、エンジ
ンブレーキを作用させることはできない。
【0032】次に、2速段に変速する場合について考え
る。この場合には、ソレノイドバルブSDのみがオフか
らオンに切り換わる。この状態を1速段の状態と比較す
ると、ソレノイドバルブSDが開放される点のみが異な
る。このため、第1クラッチK1は係合されたままであ
る。また、ソレノイドバルブSDが開放されると、油路
103から分岐した油路105,105a,第2リリー
フバルブ35,油路106および油路145を介して第
1ブレーキB1にライン圧P1を有した作動油が供給さ
れこれが係合される。なお、この際、第3アキュムレー
タ53の作用により、ショックが軽減される。こうし
て、第1クラッチK1と第1ブレーキB1とが係合され
て2速段が設定される。
【0033】なお、ソレノイドバルブSDの開放によ
り、油路140および141を介してスイッチングバル
ブ45のスプール46の左端部にライン圧P1が作用す
る。ここで、前述のようにスプール46の右端にも油路
102eを介してライン圧P1が作用しているのである
が、受圧面積の差によりスプール46は右動される。こ
のスプール46の右動により、油路163は油路164
に連通する。この油路164は、前述したロックアップ
制御用回路につながっている。このため、表2に括弧書
きにしたように、ソレノイドバルブSEをオンにすれ
ば、そこから出力された作動油圧によりロックアップク
ラッチを制御することができる。
【0034】次に、3速段に変速する場合について考え
る。この場合には、ソレノイドバルブSCおよびSDの
みがオンからオフに切り換わり、すべてのソレノイドバ
ルブがオフとなる。これにより2速段の状態から、ソレ
ノイドバルブSCが開放され、ソレノイドバルブSDが
閉止される。なお、ソレノイドバルブSAが開放されて
いるため、第1クラッチK1は係合されたままである。
また、ソレノイドバルブSDがオフにされるので、油路
145はソレノイドバルブSDの内部を介してドレンに
連通する。このため、第1ブレーキB1が解放される。
【0035】一方、ソレノイドバルブSCが開放される
と、ライン圧P1を有した作動油が油路133に供給さ
れる。このため、ライン圧P1を有した作動油は、シャ
トルバルブ57を介して第3クラッチK3に供給され、
第3クラッチK3が係合作動する。この際、第4アキュ
ムレータ54の作用によりショックが軽減される。この
ようにして第1クラッチK1および第3クラッチK3が
係合されて3速段が設定される。
【0036】なお、3速段においては、ソレノイドバル
ブSDがオフにされ、油路145はソレノイドバルブS
Dの内部を介してドレンに連通することにより、油路1
40および141を介してスイッチングバルブ45に作
用していた油圧も零となり、この油圧によるスプール4
6に対する押圧力がなくなる。しかし、ソレノイドバル
ブSCがオフになることによって、油路133,175
を通じて第2リリーフバルブ35の左端にライン圧P1
が作用し、受圧面積の関係よりスプール36は右動す
る。このため、油路103につながる油路105aと油
路178とが連通してスイッチングバルブ45の左端に
ライン圧P1が作用し、スイッチングバルブ45のスプ
ール46は右動した状態のままである。このため、2速
段の場合と同様にソレノイドバルブSEをオンにすれ
ば、ロックアップクラッチの制御を行うことができる。
【0037】次に、3速段から4速段に変速する場合に
ついて考える。この場合には、ソレノイドバルブSBお
よびSCのみがオフからオンに切り換わる。これにより
3速段の状態から、ソレノイドバルブSBが開放され、
ソレノイドバルブSCが閉止される。なお、ソレノイド
バルブSAが開放されているので、第1クラッチK1は
係合されたままである。また、ソレノイドバルブSCが
閉止されると、3速段の場合とは逆に第3クラッチK3
へのライン圧P1の供給が断たれてこれが解放される。
【0038】このため第1リリーフバルブ30のスプー
ル31は再び図示のように左動されるので、ライン圧P
1を有した作動油が油路103から第1リリーフバルブ
30を介して油路107に供給され、さらに開放された
ソレノイドバルブSBから油路125を介して第2クラ
ッチK2に供給されこれが係合作動する。この際、第2
アキュムレータ52の作用によりショックが軽減され
る。このようにして第1クラッチK3および第2クラッ
チK2が係合され、4速段が設定される。
【0039】なお、ソレノイドバルブSBがオンである
ので、油路125cを通じて第2リリーフバルブ35の
左端から2番目のポートにライン圧P1が作用し、スプ
ール36が右動する。このため、スイッチングバルブ4
5の左端にライン圧P1が作用し、スイッチングバルブ
45のスプール46は右動したままである。このため、
ソレノイドバルブSEをオンにすれば、ロックアップク
ラッチの制御を行うことができる。
【0040】次に、4速段から5速段に変速する場合に
ついて考える。この場合には、ソレノイドバルブSAが
オフからオンに切り換わりソレノイドバルブSCがオン
からオフに切り換わる。これにより4速段の状態から、
ソレノイドバルブSAが閉止され、ソレノイドバルブS
Cが開放される。ソレノイドバルブSAが閉止される
と、油路120,121を介してのライン圧P1の供給
が断たれ、第1クラッチK1が解放される。また、ソレ
ノイドバルブSAの閉止により油路121aの油圧も零
となり、第1リリーフバルブ30のスプール31は左動
状態のままである。同時にソレノイドバルブSBはオン
のままであるので、第2クラッチK2は係合状態のまま
保持される。
【0041】一方、ソレノイドバルブSCが開放される
と既に説明したように、ライン圧P1を有した作動油が
油路133に供給され、さらに、シャトルバルブ57を
介して第3クラッチK3に供給され、これを係合作動さ
せる。この際にも、第4アキュムレータ54の作用によ
り、ショックが軽減される。このようにして第2クラッ
チK2および第3クラッチK3が係合されて5速段が設
定される。なお、5速段においても、4速段と同様にし
て、ロックアップクラッチの制御を行うことができる。
【0042】次に、シフトレバーを”1”位置に切り換
えてマニュアルバルブ25も”1”位置に切り換え、変
速レンジをDレンジから1レンジに切り換えた場合を説
明する。これにより、マニュアルバルブ25のスプール
26は、その端部連結穴26cがD位置から1位置まで
移動するように右動される。これにより、1レンジにお
いては、ライン圧が供給される油路101が油路103
のみならず油路104にも連通する。さらに、Dレンジ
において溝26bを介して行われていた油路120と油
路121の連通が遮断され、油路120はスプール26
のランド面により閉塞され、油路121は溝26bを介
して油路132に連通される。
【0043】なお、1レンジにおいては、速度段は1速
段に固定保持される制御がなされ、このため、ソレノイ
ドバルブSA〜SEは表2の1STに対応するようにオ
ン・オフ設定がなされる。
【0044】ここでまず、油路104が油路101に連
通することにより、ブレーキリリーフバルブ40の左端
にライン圧P1が作用し、そのスプール41を右動させ
る。上記のように1レンジにおいてはDレンジの1速段
と同様に、ソレノイドバルブSCがオンであり、ソレノ
イドバルブSB,SDはオフであるため、スイッチング
バルブ45のスプール46に右動圧力は作用せず、スプ
ール46は左動した状態にある。このため、油路166
と油路165とがブレーキリリーフバルブ40を介して
連通し、第2ブレーキB2につながる油路167は、油
路166,165,スイッチングバルブ45および油路
163を介してソレノイドバルブSEにつながる。した
がって、表2に括弧書きしたようにソレノイドバルブS
Eをオンにして開放させれば、第2ブレーキB2に作動
油圧を供給してこれを係合作動させ、エンジンブレーキ
を作用させることができる。
【0045】さらに、油路120はスプール26のラン
ド面による閉塞されるので、ソレノイドバルブSAから
油路120に供給される作動油はどこにも供給されな
い。ところが、油路121が溝26bを介して油路13
2に連通され、この油路132は油路104と繋がって
いるため、ライン圧が油路101,104,132,1
21を介して第1クラッチK1に常時直接供給される。
このため、1レンジにおいては、第1クラッチK1と第
2ブレーキB2とが常時係合され、確実にエンジンブレ
ーキの作用する1速段が設定される。
【0046】以上のように構成された油圧制御装置にお
いては、表1から分かるように、Dレンジにおいて、第
1クラッチK1(これが請求の範囲の所定摩擦係合手段
に対応)は1速段から4速段を設定するために係合さ
れ、且つ、1レンジにおいても係合されて1速段が設定
される。しかも、Dレンジにおいては、第1クラッチK
1の係合制御は、ソレノイドバルブSAにより行われる
ようになっている。ここで、ソレノイドバルブSAへの
通電不良のような電気的な故障が生じたり、ソレノイド
バルブSAのスプールが開放状態でスティックするよう
な機械的な故障が生じたりしてこのソレノイドバルブS
Aが作動不良を起こすと、第1クラッチK1を係合させ
ることができなくなる。
【0047】第1クラッチK1を係合させることができ
ないと、Dレンジにおいては、1速段から4速段の設定
ができず、5速段の設定ができるだけとなり、この変速
機を有した車両の走行性が非常に低下する。ところが、
この油圧制御装置においては、シフトレバーを操作して
マニュアルバルブ25をDレンジ位置から1レンジ位置
に切り換えると、ライン圧がマニュアルバルブ25を介
して直接、すなわち、作動不良を起こしたソレノイドバ
ルブSAを介することなく、第1クラッチK1に供給さ
れこの第1クラッチK1を係合させることができる。こ
れにより、1速段の設定が可能となり、ソレノイドバル
ブSAが作動不良を起こした場合でも、1速段での車両
の走行を確保できる。
【0048】なお、上記においては、”1”レンジが設
定されたときには1速段に固定する制御を行う場合を例
にして説明したが、”1”レンジにおいては、1速段と
2速段との間で変速制御を行うようにしても良い。この
ようにすると、Dレンジの状態でソレノイドバルブSA
が作動不良を起こした場合に、1レンジに切り換える
と、1速段および2速段での走行を行わせることがで
き、上記の場合より良好な走行性を確保することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定摩擦係合手段が少なくとも二つの変速レンジにおい
て係合されるようになっており、この所定摩擦係合手段
は、マニュアルバルブが第1の変速レンジ位置に切り換
えられて第1変速レンジが設定されると、レギュレータ
バルブからの作動油圧(ライン圧)がマニュアルバルブ
を介して直接この所定摩擦係合手段に供給される。この
ため、マニュアルバルブが第1の変速レンジ位置に位置
する限りこの所定摩擦係合手段は確実に係合されるとと
もにワンウェイ動力伝達手段(ワンウェイブレーキB
3)の作動により確実に所定速度段が設定される。一
方、マニュアルバルブが第2の変速レンジ位置に切り換
えられて第2変速レンジが設定されると、レギュレータ
バルブからの作動油圧は作動油圧供給制御手段により供
給制御されて所定摩擦係合手段に供給される。このた
め、第2変速レンジにおいては作動油圧供給制御手段に
よりこの所定摩擦係合手段の係合を制御することがで
き、これと他の複数の摩擦係合手段の選択的な係合制御
を行って上記所定速度段を含む複数の速度段を選択的に
設定し、自動変速を行わせる制御が可能である。
【0050】ここで、作動油圧供給制御手段はソレノイ
ドバルブ等から構成されるのであるが、第2変速レンジ
が設定されている状態でこの作動油圧供給制御手段が作
動不良を起こした場合には、所定摩擦係合手段を係合さ
せることができなくなりこの係合手段の係合により設定
されるべき速度段が設定できなくなる。しかしながら、
このときには、シフトレバーを操作してマニュアルバル
ブを第1変速レンジ位置に切り換えると、マニュアルバ
ルブを介して(作動不良を起こした作動油圧供給制御手
段を介することなく)所定摩擦係合手段に作動油圧を供
給させて所定の速度段を設定することができる。このた
め、作動油圧供給制御手段が作動不良を起こした場合で
も、一定レベルの走行性を確保することができる。な
お、このように一定レベルの走行性を確保するために、
第1の変速レンジにおいて所定摩擦係合要素を係合して
設定される速度段は低速段であることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧制御装置を備えた自動変速機
のスケルトン図である。
【図2】上記油圧制御装置の一部を示す油圧回路図であ
る。
【図3】上記油圧制御装置の一部を示す油圧回路図であ
る。
【図4】上記油圧制御装置の一部を示す油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
10 トルクコンバータ 20 レギュレータバルブ 30 第1リリーフバルブ 35 第2リリーフバルブ 40 ブレーキリリーフバルブ 45 スイッチングバルブ SA〜SE デューティ比制御ソレノイドバルブ K1〜K3 クラッチ B1,B2 ブレーキ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動力伝達経路と、これら動力伝達
    経路を選択する複数の摩擦係合手段とを有し、シフトレ
    バー等の操作に応じて複数の変速レンジの設定が可能な
    自動変速機において、 前記摩擦係合手段を作動させるための作動油圧を作り出
    すレギュレータバルブと、前記摩擦係合手段に対する前
    記作動油圧の供給制御を行う作動油圧供給制御手段と、
    前記シフトレバー等の操作により選択される変速レンジ
    に対応する位置に切り換えられるマニュアルバルブとを
    備え、 前記複数の摩擦係合手段のうちの所定摩擦係合手段が、
    少なくとも二つの前記変速レンジにおいて係合されるよ
    うになっており、 前記二つの変速レンジのうちの第1の変速レンジにおい
    ては、前記所定摩擦係合手段が係合されるとともにワン
    ウェイ動力伝達手段の作動により所定速度段が設定さ
    れ、 前記二つの変速レンジのうちの第2の変速レンジにおい
    ては、前記所定摩擦係合手段の係合および他の複数の摩
    擦係合手段の選択的な係合により前記所定速度段段を含
    む複数の速度段が選択的に設定され、 前記マニュアルバルブが前記第1の変速レンジに対応す
    る位置に切り換えられて前記第1の変速レンジが設定さ
    れたときには、前記レギュレータバルブからの作動油圧
    を前記マニュアルバルブを介して前記所定摩擦係合手段
    に直接供給して前記所定摩擦係合手段を係合させ、 前記マニュアルバルブが第2の変速レンジに対応する位
    置に切り換えられて第2の変速レンジが設定されたとき
    には、前記レギュレータバルブからの作動油圧を前記作
    動油圧供給制御手段およびマニュアルバルブを介して前
    記所定摩擦係合手段に供給させるように構成され、前記
    作動油圧供給制御手段により作動油圧の供給制御を行っ
    て前記所定摩擦係合手段の係合作動制御を行うようにな
    っていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記作動油圧供給制御手段がソレノイド
    バルブから構成されており、前記第2の変速レンジが設
    定されたときには、このソレノイドバルブにより前記所
    定摩擦係合手段への前記作動油圧の供給を制御するよう
    になっていることを特徴とする請求項1に記載の自動変
    速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記動力伝達経路が複数のプラネタリギ
    ヤ組により形成され、前記摩擦係合手段がこれらプラネ
    タリギヤ組の所定要素の結合および固定を行うクラッチ
    およびブレーキにより構成されており、 前記シフトレンジとして少なくとも、低速度段が設定さ
    れる前記第1のレンジと、低速度段から高速度段までの
    速度段が切換設定される前記第2のレンジとを有してお
    り、 前記所定摩擦係合手段は前記低速度段を含む複数の速度
    段を設定するときに係合されることを特徴とする請求項
    1もしくは2に記載の自動変速機の油圧制御装置。
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