JPH09279954A - 耐震ドア枠 - Google Patents

耐震ドア枠

Info

Publication number
JPH09279954A
JPH09279954A JP11522696A JP11522696A JPH09279954A JP H09279954 A JPH09279954 A JP H09279954A JP 11522696 A JP11522696 A JP 11522696A JP 11522696 A JP11522696 A JP 11522696A JP H09279954 A JPH09279954 A JP H09279954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
inner frame
outer frame
gasket
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11522696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3273305B2 (ja
Inventor
Kimito Shigehisa
公人 重久
Ryoji Ito
良治 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tobishima Corp
Original Assignee
Tobishima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tobishima Corp filed Critical Tobishima Corp
Priority to JP11522696A priority Critical patent/JP3273305B2/ja
Publication of JPH09279954A publication Critical patent/JPH09279954A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3273305B2 publication Critical patent/JP3273305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震によって建築物の躯体の開口部が変形し
たときにも、そこに配設した扉の開閉を自在に行えるよ
うにする。 【解決手段】 本発明耐震ドア枠は、建築物の躯体開口
部に固定する外枠Bの内側に、扉3を蝶着する内枠C
を、その外枠Bと所要の間隔α,βを保持して配置する
とともに、その内枠Bを、該間隔α,βの広狭変動を許
容する枠支持部材26,26を介して外枠Bに支持させ
た構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅,事務所
用ビル等の建築物の躯体の開口部に使用する耐震ドア枠
に関し、特に地震によって該開口部が変形したときに
も、そこに配設した扉を開閉自在に支持する耐震ドア枠
に関する。
【0002】
【従来の技術】事務所用ビル等の建築物の躯体1の開口
部には、扉3を開閉自在に蝶着したドア枠2が固定され
ている(図19)。
【0003】ドア枠2は、左右一対の縦枠4,5を互い
に平行となるようにして、それらの上下端部を横枠6,
7で連結したものであり、それら縦枠4,5及び横枠6
を、躯体1内に配筋したアンカー鉄筋8,9に溶接し
て、躯体1の開口部に固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】躯体1に変形を生じさ
せるような地震が生ずると、上記従来のドア枠2は、そ
れの縦枠4,5が左右に傾斜するように歪み、縦枠4や
横枠6の各内面に、それらに対向する扉3の側端面2a
や上端面2bが圧着されたりあるいは食い込んで、扉3
の開閉ができなくなるという欠点がある(図20)。
【0005】そこで本発明は、地震によって建築物の躯
体の開口部が変形したときにも、そこに配設した扉の開
閉を自在に行えるようにした耐震ドア枠を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明耐震ドア枠は、建
築物の躯体1の開口部に固定する外枠Bの内側に、扉3
を蝶着する内枠Cを、その外枠Bと所要の間隔α,βを
保持して配置するとともに、その内枠Bを、該外枠Bの
変形による間隔α,βの広狭変動を許容する枠支持部材
26,26を介して外枠Bに支持させた構成のものであ
る。
【0007】枠支持部材26は、これを外枠Bと内枠C
の双方に固着したりあるいはそれら外枠Bと内枠Cの間
に摺動可能に取り付け、さらには、外枠B又は内枠Cの
一方に固着しかつ他方に対して摺動可能に取り付ける等
の構成とするのが好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態としての耐震
ドア枠Aについて、図面を参照して説明する。Bは外枠
であり、左右一対の外縦フレーム10,11が互いに平
行になるようにして、それらの上端部を横フレーム12
で連結したものである。
【0009】外縦フレーム10,11と横フレーム12
は、前縁部を内方に折曲してガスケット支持片13aを
形成した断面L字形の前側部材13に、同じく前縁部を
内方に折曲してガスケット支持片14aを形成した断面
L字形の後側部材14を重合したものであり、両部材1
3,14のガスケット支持片13a,14aを所要の間
隔に保持して固定されている(図3〜6)。
【0010】Cは外枠Bの内側に配置された内枠であ
り、その構成は次の通りである。Dは前側フレームであ
る。それは、左右一対の内縦フレーム15,16が互い
に平行になるようにして、それらの上端部を上フレーム
17により、下端部を下フレーム18によりそれぞれ連
結したものであり、それらのうちの内縦フレーム16に
扉3を蝶着している(図7,8)。
【0011】内縦フレーム15,16と上下フレーム1
7,18には、躯体1の外面1aに平行となるようにし
た所要幅の前側化粧部15a〜18aが、それらの前縁
部に連続して形成されている。また、前側化粧部15a
〜17aには、その外縁部に沿って支持片15b〜17
bが連続して折曲形成されている。
【0012】内縦フレーム15,16と上下フレーム1
7,18の後縁部には、前側を開口した戸当り部15c
〜17c,18bが扉3の外周縁部に沿って連続して形
成されており、それには、扉3に弾接するパッキン19
が無端状に嵌入されている。
【0013】Eは後側フレームである。それは、左右一
対の内縦フレーム20,21が互いに平行となるように
して、それらの上端部を上フレーム22により、下端部
を下フレーム23によりそれぞれ連結したものである。
【0014】両内縦フレーム20,21と上下フレーム
22,23には、躯体1の外面1aに平行となるように
した所要幅の後側化粧部20a〜23aが、それらの後
縁部に連続して形成されており、さらに、後側化粧部2
0a〜22aには、それらの外縁部に沿って支持片20
b〜22bが折曲形成されている。
【0015】前側フレームDと後側フレームEとは、前
側フレームDの戸当り部15c〜17c,18bに、後
側フレームEの内縦フレーム20,21と上下フレーム
22,23の前縁部を栓溶接等により固着することによ
り連結されている。
【0016】24は、後述するガスケット26,26を
嵌合する、互いに同じ幅と深さにした断面コ字形の2つ
の溝部24a,24aを形成した溝付き板であり、前側
フレームDの上フレーム17の支持片17bと、後側フ
レームEの上フレーム22の支持片22bに、前縁部2
4bと後縁部24cをそれぞれ固着している(図4,
7)。
【0017】25,25は、同じくガスケット26,2
6を嵌合する、互いに同じ幅で深さの異なる断面コ字形
の2つの溝部25a,25bが形成された溝付き板であ
り、前側フレームDの内縦フレーム15,16の支持片
15b,16bと、後側フレームEの内縦フレーム2
0,21の支持片20b,21bに、前縁部25cと後
縁部25dをそれぞれ固着している(図5,7,8)。
【0018】内枠Cは、溝付き板24,25の溝部24
a,25a,25bの底面24a′,25a′,25
b′と、外枠Bのガスケット支持片13a,14aの内
端部との間に所要の間隔α,βを形成するようにして、
該外枠Bの内側に配置されている(図4,5)。
【0019】所要の間隔α,βは、開口部の変形に伴っ
て外枠Bが歪んだときにも、それのガスケット支持片1
3a,14aが、溝付き板24,25の溝部24a,2
5a,25bの底面24a′,25a′,25b′に当
接しないように設定している。
【0020】26,26は、内枠Cを外枠Bに支持する
枠支持部材としてのガスケットであり、それの外周面の
全長にわたって形成された挿入スリット26a,26a
に、外枠Bのガスケット支持片13a,14aを挿入さ
せた状態で、内枠C側の溝付き板24,25の溝部24
a,25a,25bに嵌合されている(図3〜6)。
【0021】ガスケット26は、内枠Cに歪みを生じさ
せないようにして、外枠Bの歪みに従って変形するゴム
材あるいはプラスチック等から形成したものであり、ガ
スケット支持片13a,14a、溝付き板24,25の
溝部24a、25a,25bに、それぞれ接着剤等によ
り固着している(図1〜5)。
【0022】これにより、ガスケット26は、外枠Bの
歪みに伴うガスケット支持片13a,14aと溝付き板
24,25の溝部24a、25a,25bの間隔の広狭
変動に従って、該ガスケット26が、内枠Cに歪みを生
じさせないようにして変形する。
【0023】上述した耐震ドア枠Aは、工場において外
枠B,ガスケット26,26及び内枠Cが予め組み立て
られる。さらに詳しくは、外枠Bのガスケット支持片1
3a,14aにガスケット26,26の挿入スリット2
6a,26aをそれぞれ挿入,固着させるとともに、そ
れらのガスケット26,26を内枠Cの溝付き板24,
25の溝部24a、25a,25bにそれぞれ嵌合,固
着することで、ガスケット26,26によって外枠Bの
内側に内枠Cを保持した構成の耐震ドア枠Aが組み立て
られる。
【0024】組み立てられた耐震ドア枠Aは施工現場に
運搬されるが、本耐震ドア枠Aの外枠Bと内枠Cとはガ
スケット26,26によって保持されているだけである
ので、これを輸送している最中に、外枠Bに対する内枠
Cの支持位置がずれてしまうことが考えられる。
【0025】そこで、そのような場合には、外枠Bと内
枠Cとの間、具体的には外枠Bの左右の外縦フレーム1
0,11と内枠Cの内縦フレーム20,21との間及び
外枠Bの横フレーム12と内枠Cの上フレーム22との
間に、それぞれ仮止め具27を取り付けて、それら外枠
Bと内枠Cとを固定し、この状態で、耐震ドア枠Aを施
工現場に輸送する。
【0026】そして、施工現場において、外枠Bの外縦
フレーム10,11と横フレーム12を、躯体1内に適
宜配置した複数のアンカー用の横筋8と縦筋9にそれぞ
れ溶接し、また、内枠Cの内縦フレーム15,16の下
端部を床に埋設されている縦筋9′に溶接することによ
り、本発明ドア枠Aを躯体1の開口部に固定している。
【0027】なお、28は外枠Bと躯体1の開口部内壁
との間に充填されたロックウール、29は該外枠Bと躯
体外面1aとの間隙に打設されたアクリルウレタン等の
コーキング材である。
【0028】次に、地震によって躯体の開口部が変形し
たときの、耐震ドア枠Aの挙動について、図9〜図13
を参照して説明する。
【0029】地震により、外枠Bの両外縦フレーム1
0,11が歪むと、該外枠Bと内枠Cとの間隔が部分的
に広狭変化する(図9)。
【0030】<外枠と内枠との間隔が狭まる部分>外枠
Bと内枠Cとの間隔βが狭まると、外枠Bの各ガスケッ
ト支持片13a,14aが、これらに対向する内枠Cの
溝部25a,25bの底面25a′,25b′に接近す
るように移動するが、それらの間には所要の間隔βを形
成しているので、ガスケット支持片13a,14aが溝
部25a,25bの底面25a′,25b′に当接する
ことはない。従って、外枠Bが歪んだときにも内枠Cは
歪むことがなく、扉3の開閉を自在に行える。
【0031】外枠Bと内枠Cとの間隔βが狭まると、ガ
スケット26,26には、ガスケット支持片13a,1
4aによって、内枠Cの溝付き板25の溝部25a,2
5b内に押し込められる方向に外力が加えられる。これ
により、ガスケット26,26は、内枠Cを外枠Bに支
持した状態のまま、該外力に従って、内枠Cに歪みを生
じさせないようにして変形する(図10,11)。
【0032】<外枠と内枠との間隔が広がる部分>外枠
Bと内枠Cとの間隔βが広がると、外枠Bの各ガスケッ
ト支持片13a,14aが、これらに対向する内枠Cの
溝部25a,25bの底面25a′,25b′から離れ
るように移動する。
【0033】外枠Bと内枠Cとの間隔βが広がると、ガ
スケット26には、ガスケット支持片13a,14aに
よって、内枠Cの溝付き板25の溝部25a,25b内
から抜き出される方向に外力が加わる。これにより、ガ
スケット26,26は、内枠Cを外枠Bに支持した状態
のまま、該外力に従って、内枠Cに歪みを生じさせない
ようにして変形する(図12)。
【0034】特に、外縦フレーム11が大きく傾斜した
場合には、溝部25a,25bに固着されているガスケ
ット26,26から、ガスケット支持片13a,14a
が引き剥されるようになる(図13)。
【0035】ガスケット26としては、外枠Bの歪みに
よっても変形しないゴム材あるいはプラスチック等から
形成してもよい。この場合、該ガスケット26を、ガス
ケット支持片13a,14aと溝付き板24,25の溝
部24a、25a,25bにそれぞれ摺動自在に取り付
ける(図14〜17)。
【0036】これにより、ガスケット26は、外枠Bの
歪みに伴うガスケット支持片13a,14aと溝付き板
24,25の溝部24a、25a,25bの間隔の広狭
変動に従って、内枠Cに歪みを生じさせないようにして
該内枠C又は外枠Bに対して摺動する。
【0037】次に、外枠Bの歪みによっても変形しない
ゴム材あるいはプラスチック等から形成したガスケット
26を、ガスケット支持片13a,14a、溝付き板2
4,25の溝部24a、25a,25bにそれぞれ摺動
自在に取り付けたときの、耐震ドア枠Aの挙動について
説明する。
【0038】<外枠と内枠との間隔が狭まる部分>外枠
Bと内枠Cとの間隔βが狭まると、ガスケット26,2
6にはガスケット支持片13a,14aから内枠Cの溝
部25a,25b内に押し込められる方向に外力が加わ
る。これにより、該ガスケット26,26は内枠Cを外
枠Bに支持した状態のまま、ガスケット支持片13a,
14aの溝部25a,25b内への押し込みに従って、
該内枠Cに歪みを生じさせないようにして摺動する(図
14,15)。
【0039】<外枠と内枠との間隔が広がる部分>外枠
Bと内枠Cとの間隔βが広がると、外枠Bの各ガスケッ
ト支持片13a,14aが、これらに対向する内枠Cの
溝部25a,25bの底面25a′,25b′から離れ
るように移動し、ガスケット26には、ガスケット支持
片13a,14aによって、内枠Cの溝付き板25の溝
部25a,25b内から抜き出される方向に力が加わ
る。
【0040】これにより、ガスケット26,26が溝部
25a,25bに嵌合されたまま、ガスケット支持片1
3a,14aが、該ガスケット26,26の挿入スリッ
ト26a,26aから抜き出されるように摺動する(図
16)。
【0041】特に、外縦フレーム16が大きく歪んだ場
合には、溝部25a,25bに固着されているガスケッ
ト26,26の挿入スリット26a,26aからガスケ
ット支持片13a,14aが抜き出される(図17)。
【0042】なお、本発明は前述した実施形態に限るも
のではなく、その要旨の範囲内で様々な変形実施が可能
である。
【0043】図18に示す耐震ドア枠Fは、上記耐震ド
ア枠Aの外枠Bの内側に、扉3を蝶着する内枠Gを、外
枠Bと所要の間隔を保持して配置するとともに、その内
枠Gを、ガスケット26を介して外枠Bに支持させた構
成のもので、内枠Gが、左右1対の内縦フレーム30,
31を互いに平行にして、それらの上端部だけを上フレ
ーム32で連結したものであり、上記耐震ドア枠Aの下
フレーム18に相当する部材を設けていない点で構成が
異なる。
【0044】本耐震ドア枠Fは、耐震ドア枠Aと同様
に、それの外枠Bと内枠Gとが、ガスケット26,26
によって保持された構成となっているので、輸送に際し
ては、外枠Bに対する内枠Gの保持位置のずれを防止す
るために、外枠Bと内枠Gとの間に前述した仮止め具2
7を適宜取り付けるとよい。
【0045】上記では、ガスケット26を、ガスケット
支持片13a,14aと溝付き板24,25の溝部24
a、25a,25bの双方に、固着あるいは摺動可能に
嵌挿した例について説明したが、該ガスケットを、ガス
ケット支持片13a,14a又は溝付き板24,25の
溝部24a、25a,25bのいずれか一方に固着する
とともに、他方に対して摺動可能に取り付けるようにし
てもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明耐震ドア枠は、建築物の躯体の開
口部に固定する外枠の内側に、扉を蝶着する内枠を、そ
の外枠と所要の間隔を保持して配置するとともに、その
内枠を、該外枠の変形による間隔の広狭変動を許容する
枠支持部材を介して外枠に支持した構成としているの
で、外枠が歪んだときにも内枠が歪むことがなく、扉の
開閉を自在に行うことができる。
【0047】また、躯体の開口部が変形する場合にも扉
の開閉ができるので、緊急時の避難等の障害になること
もない。
【0048】内枠と外枠との間に枠支持部材を介装して
いるので、平常時における使用の際、扉の開閉時の衝撃
を該枠支持部材に吸収させることができるため、扉の開
閉に伴う音や衝撃を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明耐震ドア枠の一実施形態を躯体の開口部
に固定した斜視図である。
【図2】その耐震ドア枠とこれに蝶着した扉を断面にし
て示す斜視図である。
【図3】図2に示す包囲線Iの部分の拡大斜視図であ
る。
【図4】図1のII−II線に沿う一部省略した断面図
である。
【図5】図1のIII−III線に沿う一部省略した断
面図である。
【図6】外枠と枠支持部材の上半部を示す斜視図であ
る。
【図7】内枠の上半部の分解斜視図である。
【図8】内枠の下半部の分解斜視図である。
【図9】開口部が変形したときの、本発明耐震ドア枠の
外枠,内枠及び枠支持部材の挙動を示す概略正面図であ
る。
【図10】溝部とガスケット支持片の双方にガスケット
を固着した状態で、外枠が、該外枠と内枠の間隔が狭ま
るように歪んだ部分の断面図である。
【図11】該外枠がさらに大きく歪んだときの断面図で
ある。
【図12】溝部とガスケット支持片の双方にガスケット
を固着した状態で、外枠が、該外枠と内枠の間隔が広が
るように歪んだ部分の断面図である。
【図13】該外枠がさらに大きく歪んだときの断面図で
ある。
【図14】溝部とガスケット支持片の双方にガスケット
を摺動可能に嵌挿した状態で、外枠が、該外枠と内枠の
間隔が広がるように歪んだ部分の断面図である。
【図15】該外枠がさらに大きく歪んだときの断面図で
ある。
【図16】溝部とガスケット支持片の双方にガスケット
を摺動可能に嵌挿した状態で、外枠が、該外枠と内枠の
間隔が狭まるように歪んだ部分の断面図である。
【図17】外枠がさらに大きく歪んだときの断面図であ
る。
【図18】本発明耐震ドア枠の他の実施形態を躯体の開
口部に固定した概略正面図である。
【図19】従来のドア枠を躯体の開口部に固定した斜視
図である。
【図20】そのドア枠が歪んだ状態の正面図である。
【符号の説明】
1 躯体 26 枠支持部材としてのガスケット B 外枠 C 内枠

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の躯体開口部に固定する外枠の内
    側に、扉を蝶着する内枠を、その外枠と所要の間隔を保
    持して配置するとともに、その内枠を、該外枠の変形に
    よる間隔の広狭変動を許容する枠支持部材を介して外枠
    に支持させたことを特徴とする耐震ドア枠。
  2. 【請求項2】 枠支持部材が、外枠と内枠の双方に固着
    されているとともに、それらの間隔が狭まるとき、内枠
    に歪みを生じさせないようにして変形することを特徴と
    する請求項1記載の耐震ドア枠。
  3. 【請求項3】 枠支持部材が、外枠と内枠の双方に固着
    されているとともに、それらの間隔が広がるとき、内枠
    に歪みを生じさせないようにして変形することを特徴と
    する請求項1記載の耐震ドア枠。
  4. 【請求項4】 枠支持部材が、外枠と内枠の双方に摺動
    可能に取り付けられているとともに、それらの間隔が狭
    まるとき、内枠に歪みを生じさせないようにして該内枠
    に対して摺動することを特徴とする請求項1記載の耐震
    ドア枠。
  5. 【請求項5】 枠支持部材が、外枠と内枠の双方に摺動
    可能に取り付けられているとともに、それらの間隔が広
    がるとき、内枠に歪みを生じさせないようにして外枠に
    対して摺動することを特徴とする請求項1記載の耐震ド
    ア枠。
  6. 【請求項6】 枠支持部材が、外枠に固着されるととも
    に内枠に対して摺動可能に取り付けられており、それら
    の間隔が広がるとき、その内枠に歪みを生じさせないよ
    うにして該内枠に対して摺動することを特徴とする請求
    項1記載の耐震ドア枠。
  7. 【請求項7】 枠支持部材が、外枠に固着されるととも
    に内枠に対して摺動可能に取り付けられており、それら
    の間隔が狭まるとき、その内枠に歪みを生じさせないよ
    うにして該内枠に対して摺動することを特徴とする請求
    項1記載の耐震ドア枠。
  8. 【請求項8】 枠支持部材が、外枠に対して摺動可能に
    取り付けられているとともに内枠に固着されており、そ
    れらの間隔が広がるとき、その内枠に歪みを生じさせな
    いようにして該外枠に対して摺動することを特徴とする
    請求項1記載の耐震ドア枠。
  9. 【請求項9】 枠支持部材が、外枠に対して摺動可能に
    取り付けられているとともに内枠に固着されており、そ
    れらの間隔が狭まるとき、その内枠に歪みを生じさせな
    いようにして該外枠に対して摺動することを特徴とする
    請求項1記載の耐震ドア枠。
JP11522696A 1996-04-15 1996-04-15 耐震ドア枠 Expired - Fee Related JP3273305B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11522696A JP3273305B2 (ja) 1996-04-15 1996-04-15 耐震ドア枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11522696A JP3273305B2 (ja) 1996-04-15 1996-04-15 耐震ドア枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09279954A true JPH09279954A (ja) 1997-10-28
JP3273305B2 JP3273305B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=14657483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11522696A Expired - Fee Related JP3273305B2 (ja) 1996-04-15 1996-04-15 耐震ドア枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3273305B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018021384A (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 古久根建設株式会社 開閉可能な建具を支持する外枠を有する建物
JP2019173387A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 旭化成ホームズ株式会社 サッシユニット及びフレーム構造体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6347481B2 (ja) * 2014-06-12 2018-06-27 大成建設株式会社 扉枠構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018021384A (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 古久根建設株式会社 開閉可能な建具を支持する外枠を有する建物
JP2019173387A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 旭化成ホームズ株式会社 サッシユニット及びフレーム構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3273305B2 (ja) 2002-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4660338A (en) Sealing element for components of buildings
EP0428589A1 (en) ASSEMBLY SYSTEM.
KR20140030298A (ko) 폴딩도어
US2980969A (en) Shower and bathtub enclosures
JPH09279954A (ja) 耐震ドア枠
US2871524A (en) Sash construction
CA1066472A (en) Key for assembling panels of wall linings or partition units
KR20170001493U (ko) 도어용 글라스 장식테의 조립구조
JPH11270239A (ja) 間仕切りにおける引戸構造
JP2718906B2 (ja) カーテンウォールにおける扉用縦枠の取付構造
JP2009243181A (ja) 耐震ドア
KR102656449B1 (ko) 흡습 기능을 가지는 창호
KR102646297B1 (ko) 창호용 프레임 구조
JPS6016228Y2 (ja) 窓の召合せ部密閉装置
JP2006083698A (ja) 既設ドア枠利用の改装ドア
JP7068100B2 (ja) ドア、建具及びドアの製造方法
JP2519420Y2 (ja) 家具用レールの継手機構
JP2001262745A (ja) 軽量間仕切り構造
JP2018123508A (ja) 透光壁パネル装置
JP2008297784A (ja) 断熱ドア
JPS6313512B2 (ja)
JP3478427B2 (ja) カーテンウオールの取付構造
JP2887642B2 (ja) 金属製ドア枠のリフォーム工法
JP2021038543A (ja) 建具
JP6202881B2 (ja) 開口部の防水装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees