JPH09279851A - 柱筋の吊り込み方法及び吊り込み治具 - Google Patents

柱筋の吊り込み方法及び吊り込み治具

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JPH09279851A
JPH09279851A JP9238696A JP9238696A JPH09279851A JP H09279851 A JPH09279851 A JP H09279851A JP 9238696 A JP9238696 A JP 9238696A JP 9238696 A JP9238696 A JP 9238696A JP H09279851 A JPH09279851 A JP H09279851A
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JP
Japan
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jig
hanging
column bar
column
hanging jig
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Pending
Application number
JP9238696A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
浩 伊藤
Kazuhiko Terasawa
一彦 寺沢
Hiroaki Suzuki
弘明 鈴木
Osamu Mizukami
修 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
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Publication of JPH09279851A publication Critical patent/JPH09279851A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型板を厚くすることなく柱筋が吊り上げら、
かつ高い所に登らなくとも玉掛けワイヤーが外せる柱筋
の吊り込み方法及び吊り込み治具を提供することであ
る。 【解決手段】 柱筋の吊り込み方法が、先組した柱筋1
3の上部に取り付けられた位置決め用の型板15の下側
に、一方が開放した吊り込み治具1を柱筋13の外側を
挟むようにして取り付け、該吊り込み治具1で型板15
を支持しながら柱筋13を吊り上げて所定の箇所に設置
した後、前記吊り込み治具1を降下させて柱筋13から
取り外すことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は柱筋の吊り込み方法
及び吊り込み治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先組や地組みされた柱筋を接合する場合
は、これをクレーンで吊り上げて所定の箇所に設置す
る。この先組された柱筋を吊り込むには、図11に示す
ように、玉掛けワイヤー20を直接柱主筋21の四隅に
引っかけて吊り上げる方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような柱
筋の吊り込み方法には以下のような欠点がある。 型板が柱主筋にかかる応力によって曲がるため、こ
れを厚くしなければならなかった。 柱筋から玉掛けワイヤーを外すには高い所に登るた
め、面倒かつ危険であった。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、型板を厚くしなくとも柱筋
が吊り上げられるとともに、高い所に登らなくとも玉掛
けワイヤーが外せる柱筋の吊り込み方法及び吊り込み治
具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、柱筋の吊り込み方法が、先組した柱筋の上
部に取り付けられた位置決め用の型板の下側に、一方が
開放した吊り込み治具を柱筋の外側を挟むようにして取
り付け、該吊り込み治具で型板を支持しながら柱筋を吊
り上げて所定の箇所に設置した後、前記吊り込み治具を
降下させて柱筋から取り外すことであり、前記吊り込み
治具がワイヤーでバランス治具から吊り下げられたこと
である。また吊り込み治具が、一方が開放した枠体の上
面に、その開口部を跨ぐようにして支持材が取外自在に
掛け渡されたことであり、前記支持材がワイヤーで枠体
に接続され、前記枠体がワイヤーでバランス治具から吊
り下げられたことである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の柱筋の吊り込み方
法及び吊り込み治具の実施の形態の一例を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は吊り込み治具の平面図、図2
は同正面図、図3は同側面図、図4は同斜視図である。
【0007】吊り込み治具1は先組された柱主筋を吊り
上げるものであり、図1に示すように、チャンネル材2
が横材3で接続されて平面コ字形の枠体4を形成し、そ
の四隅に掛止部5が取り付けられている。
【0008】前記チャンネル材2の上面には横材3と平
行に支持材6が掛け渡され、凹溝7に抜き差し自在に挿
入されている。この支持材6は枠体4にワイヤー8で接
続され、凹溝7から引き抜いても落下しないようになっ
ている。
【0009】枠体4は、図2に示すように、玉掛けワイ
ヤー10でバランス治具9に吊り下げられ、該バランス
治具9を介してクレーンで吊り上げられる。
【0010】以下、上記の吊り治具を使用した柱筋の吊
り込み方法について図5〜図10に基づいて説明する。
【0011】先ず、図5に示すように、先組ヤード11
で柱筋12を先組し、クレーンで吊り上げられた吊り込
み治具1を作業者の位置まで近づける。そして支持材6
を凹溝7から引き抜いて吊り込み治具1が柱筋13に取
り付けられるようにする。
【0012】次に、図6に示すように、枠体4を柱筋1
3に嵌め込むとともに、支持材6を主筋13aの間に縫
うようにして凹溝7に差し込んで吊り込み治具1が柱筋
13から引き抜けないようにする。
【0013】次に、図7に示すように、吊り込み治具1
をクレーンで持ち上げると位置決め用の型板15に押し
当たって、該型板15が枠体4と支持材6とで支持され
る。
【0014】続いて図9に示すように、吊り込み治具1
をクレーンで引き上げて柱筋13を吊り上げるとともに
打ち継ぎ部の柱筋12上に吊り降ろして接合する。
【0015】そして柱筋13を接合した後、図10に示
すように、吊り込み治具1を柱筋13の下側に降ろし、
支持材6を凹溝7から引き抜いて吊り込み治具1を柱筋
13から取り外す。このように吊り込み治具1の柱筋1
3への取付作業及び取外作業はすべて床面上において行
うことができる。また吊り込み治具1を下に降ろして
も、バランス治具9を介して吊り下げられているため玉
掛けワイヤー10が柱筋13に引っ掛かることがない。
【0016】この取り外された吊り込み治具1は、他の
柱筋に取り付けられて前記と同様の作業を行う。
【0017】
【発明の効果】先組した柱筋の上部に取り付けられた位
置決め用の型板の下側に、一方が開放した枠体を柱筋の
外側を挟むようにして取り付け、該枠体で型板を支持し
ながら柱筋を吊り上げて所定の箇所に設置した後、前記
枠体を降下させて柱筋から取り外すことにより、型板を
厚くしなくとも柱筋を吊り上げることができる。
【0018】吊り込んだ柱筋を接続した後に、吊り込み
治具を降下させて床上で柱筋から取り外せることによ
り、作業者が高い所に登らなくてもよい。
【0019】吊り込み治具がバランス治具を介して吊り
下げられたことにより、吊り込み治具を降下させても玉
掛けワイヤーが柱筋に引っ掛かることがない。
【0020】一方が開放した枠体の上面に、その開口部
を跨ぐようにして支持材が取外自在に掛け渡されたこと
により、位置決め用の型板を利用して柱筋を吊り上げる
ことができる。
【0021】支持材が枠体にワイヤーで接続されたこと
により、凹溝から引き抜いても落下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り込み治具の平面図である。
【図2】吊り込み治具の正面図である。
【図3】吊り込み治具の側面図である。
【図4】吊り込み治具の斜視図である。
【図5】先組ヤードで先組した柱筋の正面図である。
【図6】柱筋に枠体を取り付ける状態の斜視図である。
【図7】柱筋に枠体を取り付けた状態の正面図である。
【図8】(1)は柱筋に吊り込み治具を取り付けた正面
図、(2)は同側面図である。
【図9】吊り込み治具で吊り上げた柱筋を接続する斜視
図である。
【図10】柱筋に他の柱筋を接続した正面図である。
【図11】従来の柱筋の吊り込み方法を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吊り込み治具 2 チャンネル材 3 横材 4 枠体 5 掛止部 6 支持材 7 凹溝 8 ワイヤー 9 バランス治具 10、20 玉掛けワイヤー 12、13 柱筋 15 型板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水上 修 東京都港区赤坂3−11−3 戸田建設株式 会社関東支店内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先組した柱筋の上部に取り付けられた位
    置決め用の型板の下側に、一方が開放した吊り込み治具
    を柱筋の外側を挟むようにして取り付け、該吊り込み治
    具で型板を支持しながら柱筋を吊り上げて所定の箇所に
    設置した後、前記吊り込み治具を降下させて柱筋から取
    り外すことを特徴とする柱筋の吊り込み方法。
  2. 【請求項2】 前記吊り込み治具がワイヤーでバランス
    治具から吊り下げられたことを特徴とする請求項1に記
    載の柱筋の吊り込み方法。
  3. 【請求項3】 一方が開放した枠体の上面に、その開口
    部を跨ぐようにして支持材が取外自在に掛け渡されたこ
    とを特徴とする吊り込み治具。
  4. 【請求項4】 前記支持材がワイヤーで枠体に接続され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の吊り込み治
    具。
  5. 【請求項5】 前記枠体がワイヤーでバランス治具から
    吊り下げられたことを特徴とする請求項3又は4に記載
    の吊り込み治具。
JP9238696A 1996-04-15 1996-04-15 柱筋の吊り込み方法及び吊り込み治具 Pending JPH09279851A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019167762A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 前田建設工業株式会社 柱筋の吊り治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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