JP2756417B2 - リ−ダ引起し補助装置 - Google Patents
リ−ダ引起し補助装置Info
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- JP2756417B2 JP2756417B2 JP32429094A JP32429094A JP2756417B2 JP 2756417 B2 JP2756417 B2 JP 2756417B2 JP 32429094 A JP32429094 A JP 32429094A JP 32429094 A JP32429094 A JP 32429094A JP 2756417 B2 JP2756417 B2 JP 2756417B2
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- Japan
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- leader
- hook
- wire
- pin
- slinging
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリ−ダ引起し補助装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は公知リ−ダの引起し装置を示す。
リ−ダ1に吊り用ラグ2があり、シャックル3(図2)
等を使用して、これに玉掛けワイヤ4を取り付け、補助
クレ−ン5により、リ−ダ1の引き起し及び引倒しをし
ていた。この場合、玉掛けワイヤ4の取付け・取外しを
行なうのに、リ−ダ1に作業者が登る必要がある。この
作業は高所作業となり極めて危険である。
リ−ダ1に吊り用ラグ2があり、シャックル3(図2)
等を使用して、これに玉掛けワイヤ4を取り付け、補助
クレ−ン5により、リ−ダ1の引き起し及び引倒しをし
ていた。この場合、玉掛けワイヤ4の取付け・取外しを
行なうのに、リ−ダ1に作業者が登る必要がある。この
作業は高所作業となり極めて危険である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように長尺リ−ダ
は補助クレ−ン5で引起し及び引倒しを行なっている
が、玉掛けワイヤ4の取付け・取外しの為、斜めリ−ダ
にその都度作業員が昇降しているが、この作業は高所作
業となり非常に危険な作業であった。本発明はこの高所
作業をなくすことを目的とする。
は補助クレ−ン5で引起し及び引倒しを行なっている
が、玉掛けワイヤ4の取付け・取外しの為、斜めリ−ダ
にその都度作業員が昇降しているが、この作業は高所作
業となり非常に危険な作業であった。本発明はこの高所
作業をなくすことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】リ−ダ11上に玉掛けワ
イヤ15を引掛けるフック13をピン12で回転可能に
取付け、該フック13にはその先端に玉掛けワイヤ15
を挿通して誘導する誘導ロ−プ16を取付け、かつ玉掛
けワイヤ15を掛けたとき一定の角度内では外れないバ
ランスウエ−ト式外れ止め装置17を設けた。又リ−ダ
21のホルダ−部21a 上にピン23を介し玉掛けワイヤ
24を引掛けるフック22を回転可能に取付け、該フッ
クに一旦玉掛けワイヤ24を掛けたならば一定角度内で
は外れないバランス式外れ止め装置25を設けた。
イヤ15を引掛けるフック13をピン12で回転可能に
取付け、該フック13にはその先端に玉掛けワイヤ15
を挿通して誘導する誘導ロ−プ16を取付け、かつ玉掛
けワイヤ15を掛けたとき一定の角度内では外れないバ
ランスウエ−ト式外れ止め装置17を設けた。又リ−ダ
21のホルダ−部21a 上にピン23を介し玉掛けワイヤ
24を引掛けるフック22を回転可能に取付け、該フッ
クに一旦玉掛けワイヤ24を掛けたならば一定角度内で
は外れないバランス式外れ止め装置25を設けた。
【0005】
【実施例1】図3〜図5に基いて説明する。図3で、1
1は引起そうとするリ−ダである。リ−ダ11上にはピ
ン12(図4)によってフック13が回転可能に取付け
られている。図3の位置(ホルダ−部より右の位置)に
ピン12でフック13を付けると、ホイストロ−プ14
(図3)が邪魔になるので、玉掛けワイヤ15をフック
13に掛け難い。このため、本発明では誘導ロ−プ16
を別に設け、これに玉掛けワイヤ15を通してフック1
3まで導くようにした。誘導ロ−プ16は一端がフック
13の先端に固着されている。
1は引起そうとするリ−ダである。リ−ダ11上にはピ
ン12(図4)によってフック13が回転可能に取付け
られている。図3の位置(ホルダ−部より右の位置)に
ピン12でフック13を付けると、ホイストロ−プ14
(図3)が邪魔になるので、玉掛けワイヤ15をフック
13に掛け難い。このため、本発明では誘導ロ−プ16
を別に設け、これに玉掛けワイヤ15を通してフック1
3まで導くようにした。誘導ロ−プ16は一端がフック
13の先端に固着されている。
【0006】又フック13には一旦掛けた玉掛ワイヤ1
5が外れないように、バランスウエイト式の外れ止め装
置17を取付け、フック13がある角度になると、自動
的に開閉するようになっている。
5が外れないように、バランスウエイト式の外れ止め装
置17を取付け、フック13がある角度になると、自動
的に開閉するようになっている。
【0007】
1.リ−ダ引起時: 、リ−ダ11が水平の状態(図3)で、玉掛けワイヤ
15を誘導ロ−プ16に沿って移動し、玉掛けワイヤ1
5をフックに掛ける。そして補助クレ−ンでリ−ダ起伏
装置18によって自立引き起し可能な角度までリ−ダ1
1を引き起したのち、リ−ダ起伏装置18(図3)でリ
−ダ11を保持する。 、補助クレ−ンの玉掛けワイヤ15を緩めていくと、
フック13の外れ止め装置17が自動的に開き、玉掛け
ワイヤ15を外すことができる。
15を誘導ロ−プ16に沿って移動し、玉掛けワイヤ1
5をフックに掛ける。そして補助クレ−ンでリ−ダ起伏
装置18によって自立引き起し可能な角度までリ−ダ1
1を引き起したのち、リ−ダ起伏装置18(図3)でリ
−ダ11を保持する。 、補助クレ−ンの玉掛けワイヤ15を緩めていくと、
フック13の外れ止め装置17が自動的に開き、玉掛け
ワイヤ15を外すことができる。
【0008】2.リ−ダ降下時; 、リ−ダ11を起伏装置18で保持できる角度まで倒
す。 、補助クレ−ンに玉掛けワイヤ15を付け、誘導ロ−
プ16を玉掛けワイヤ15に通して、誘導ロ−プ16で
誘導しつつフック13に玉掛けワイヤ15を掛ける。 、補助クレ−ンで玉掛けワイヤ15を巻き上げていく
と、フック13が垂直になり、外れ止め装置17が閉じ
る。 、の状態で、補助クレ−ンでリ−ダを水平まで倒
す。
す。 、補助クレ−ンに玉掛けワイヤ15を付け、誘導ロ−
プ16を玉掛けワイヤ15に通して、誘導ロ−プ16で
誘導しつつフック13に玉掛けワイヤ15を掛ける。 、補助クレ−ンで玉掛けワイヤ15を巻き上げていく
と、フック13が垂直になり、外れ止め装置17が閉じ
る。 、の状態で、補助クレ−ンでリ−ダを水平まで倒
す。
【0009】
【実施例2】図6,図7及び図8を参照して説明する。 1)リ−ダ21のホルダ−部21aに、ピン23を介し
てフック22を取付ける。フック22はピン23を中心
に回転する。フック22がリ−ダ21のホルダ−部21
aに取付けられているので、常にフック22がホイスト
ロ−プ26の上側になり、ホイストロ−プ26が何等邪
魔にならずに玉掛ワイヤ24をフック22に直接掛ける
ことができる。この為実施例1の如き誘導ロ−プ16は
不要となる。 2)フック22には、玉掛けワイヤ24が外れないよう
に、バランスウエイト式外れ止め装置25を設け、フッ
ク22がある角度になると開閉するようになっている。
てフック22を取付ける。フック22はピン23を中心
に回転する。フック22がリ−ダ21のホルダ−部21
aに取付けられているので、常にフック22がホイスト
ロ−プ26の上側になり、ホイストロ−プ26が何等邪
魔にならずに玉掛ワイヤ24をフック22に直接掛ける
ことができる。この為実施例1の如き誘導ロ−プ16は
不要となる。 2)フック22には、玉掛けワイヤ24が外れないよう
に、バランスウエイト式外れ止め装置25を設け、フッ
ク22がある角度になると開閉するようになっている。
【0010】
【効果】リ−ダ11上に玉掛けワイヤ15を引掛けるフ
ック13をピン12で回転可能に取付け、該フック13
にはその先端に玉掛けワイヤ15を挿通して誘導する誘
導ロ−プ16を取付け、かつ玉掛けワイヤ15を掛けた
とき一定の角度内では外れないバランスウエ−ト式外れ
止め装置17を設けたので、リ−ダの引起し又は引倒し
作業時に、玉掛けワイヤをリ−ダ上に取付ける為に作業
者がリ−ダ上に登る必要がないので、安全な引起しある
いは引倒し作業を行うことができる。或いは又リ−ダ2
1のホルダ−部21a 上にピン23を介し玉掛けワイヤ2
4を引掛けるフック22を回転可能に取付けたので、ホ
イストロ−プが何等邪魔になることなく、玉掛け作業を
行うことができ、構成がより簡素化された。
ック13をピン12で回転可能に取付け、該フック13
にはその先端に玉掛けワイヤ15を挿通して誘導する誘
導ロ−プ16を取付け、かつ玉掛けワイヤ15を掛けた
とき一定の角度内では外れないバランスウエ−ト式外れ
止め装置17を設けたので、リ−ダの引起し又は引倒し
作業時に、玉掛けワイヤをリ−ダ上に取付ける為に作業
者がリ−ダ上に登る必要がないので、安全な引起しある
いは引倒し作業を行うことができる。或いは又リ−ダ2
1のホルダ−部21a 上にピン23を介し玉掛けワイヤ2
4を引掛けるフック22を回転可能に取付けたので、ホ
イストロ−プが何等邪魔になることなく、玉掛け作業を
行うことができ、構成がより簡素化された。
【図1】公知のリ−ダの引起し方法を示す。
【図2】図1のA矢視部詳細図。
【図3】本発明の第1実施例側面図。
【図4】図3のB矢視部拡大詳細図。
【図5】図4のC矢視図。
【図6】本発明の第2実施例。
【図7】図6のD矢視拡大図。
【図8】図7のE矢視図。
11,21 リ−ダ 12,23 ピン 13,22 フック 14,26 ホイストロ
−プ 15,24 ワイヤ 16 誘導ロ−プ 17,25 外れ止め装置 18 リ−ダ起伏装置 21a ホルダ−部
−プ 15,24 ワイヤ 16 誘導ロ−プ 17,25 外れ止め装置 18 リ−ダ起伏装置 21a ホルダ−部
Claims (2)
- 【請求項1】 起伏装置のホイストロ−プによって起伏
させるリ−ダに於て、該リ−ダ(11)上に玉掛けワイヤ(1
5)を引掛けるフック(13)をピン(12)で回転可能に取付
け、該フック(13)にはその先端に玉掛けワイヤ(15)を挿
通して誘導する誘導ロ−プ(16)を取付け、かつ玉掛けワ
イヤ(15)を掛けたとき一定の角度内では外れないバラン
スウエ−ト式外れ止め装置(17)を設けたことを特徴とす
るリ−ダ引起し補助装置。 - 【請求項2】 起伏装置のホイストロ−プによって起伏
させるリ−ダに於て、リ−ダ(21)のホルダ−部(21a)上
にピン(23)を介し玉掛けワイヤ(24)を引掛けるフック(2
2)を回転可能に取付け、該フックに一旦玉掛けワイヤ(2
4)を掛けたならば一定角度内では外れないバランス式外
れ止め装置(25)を設けたことを特徴とするリ−ダ引起し
補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32429094A JP2756417B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | リ−ダ引起し補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32429094A JP2756417B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | リ−ダ引起し補助装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08177047A JPH08177047A (ja) | 1996-07-09 |
JP2756417B2 true JP2756417B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=18164162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32429094A Expired - Fee Related JP2756417B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | リ−ダ引起し補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2756417B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32429094A patent/JP2756417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08177047A (ja) | 1996-07-09 |
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