JPH09278957A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH09278957A
JPH09278957A JP11209796A JP11209796A JPH09278957A JP H09278957 A JPH09278957 A JP H09278957A JP 11209796 A JP11209796 A JP 11209796A JP 11209796 A JP11209796 A JP 11209796A JP H09278957 A JPH09278957 A JP H09278957A
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利江 祖父江
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政明 馬渡
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久男 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形表面外観および材料強度に優れた熱可塑
性樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)テトラヒドロフラン可溶部のポ
リスチレン換算の重量平均分子量が50万以下のスチレ
ン系樹脂、(B)セルロース系物質および(C)ポリス
チレン換算の重量平均分子量が100万以上であるスチ
レン系重合体、(A)′スチレン系樹脂、(B)セル
ロース系物質および(D)数平均分子量が50万以上で
あるポリテトラフルオロエチレン、あるいは(A)′
スチレン系樹脂、(B)セルロース系物質、ならびに
(C)スチレン系重合体、(D)ポリテトラフルオロエ
チレンおよび(E)ポリスチレン換算の重量平均分子量
が50万以上の(メタ)アクリルエステル系重合体から
選ばれた少なくとも2種の重合体、を主成分とする熱可
塑性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品表面外観お
よび材料強度に優れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】木粉、紙などのセルロース系物質は、製
材工場、木工工場、パルプ製造工場などから副生物、廃
棄物として大量に発生し、豊富に供給されるので、様々
な利用法が考えられている。その利用法の一つとして、
セルロース系物質を熱可塑性樹脂に配合することが挙げ
られる。このセルロース系物質は、一般に他の樹脂用充
填材に比べて安価であり、また熱可塑性樹脂に配合する
ことにより、成形品の剛性の向上、低比重化などの効果
が期待される。このため、従来から例えば木粉を熱可塑
性樹脂に配合し、押し出し成形、射出成形、圧縮成形な
どを行う技術が行われている。しかしながら、単純に木
粉などのセルロース系物質と熱可塑性樹脂を混合した場
合、セルロース系物質が樹脂中に均一に分散せず、その
成形品は滑らかな表面を有さず、表面光沢などの問題や
材料強度が弱いという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題を背景になされたもので、成形品表面外観およ
び材料強度に優れ、広範囲の用途に使用し得る熱可塑性
樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)ゴム質
重合体(a)の存在下または非存在下に、芳香族ビニル
化合物、または芳香族ビニル化合物および芳香族ビニル
化合物と共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量
体成分(b)を(共)重合して得られる、テトラヒドロ
フラン可溶部の重量平均分子量が50万以下のスチレン
系樹脂(以下「(A)スチレン系樹脂」ともいう)20
〜95重量%〔ただし、(a)+(b)=100重量
%〕、ならびに(B)セルロース系物質80〜5重量%
〔ただし、(A)+(B)=100重量%〕の合計量1
00重量部に対して、(C)芳香族ビニル化合物、また
は芳香族ビニル化合物および芳香族ビニル化合物と共重
合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成成分を
(共)重合して得られる、重量平均分子量が100万以
上であるスチレン系重合体(以下「(C)スチレン系重
合体」ともいう)0.1〜20重量部を配合した熱可塑
性樹脂組成物(以下「第1組成物」ともいう)を提供す
るものである。
【0005】また、本発明は、(A)′ゴム質重合体
(a)の存在下または非存在下に、芳香族ビニル化合
物、または芳香族ビニル化合物および芳香族ビニル化合
物と共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成
分(b)を(共)重合して得られるスチレン系樹脂(以
下「(A)′スチレン系樹脂」ともいう)20〜95重
量%、ならびに上記(B)セルロース系物質80〜5重
量%〔ただし、(A)′+(B)=100重量%〕の合
計量100重量部に対し、(D)数平均分子量が50万
以上であるポリテトラフルオロエチレン0.05〜10
重量部を配合した熱可塑性樹脂組成物(以下「第2組成
物」ともいう)を提供するものである。
【0006】さらに、本発明は、上記(A)′スチレン
系樹脂20〜95重量%および(B)セルロース系物質
80〜5重量%〔ただし、(A)′+(B)=100重
量%〕の合計量100重量部に対し、上記(C)スチレ
ン系重合体、上記(D)ポリテトラフルオロエチレン、
ならびに(E)(メタ)アクリル酸エステル、または
(メタ)アクリル酸エステルおよび(メタ)アクリル酸
エステルと共重合可能な他のビニル系単量体からなる単
量体成分を(共)重合して得られるポリスチレン換算の
重量平均分子量が50万以上の(メタ)アクリルエステ
ル系重合体(以下「(E)(メタ)アクリル酸エステル
系重合体」ともいう)、上記(C)、(D)および
(E)から選ばれた少なくとも2種の重合体0.1〜2
0重量部を配合した熱可塑性樹脂組成物(以下「第3組
成物」ともいい、第1〜3組成物を総称して、単に「組
成物」ともいう)を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】第1組成物 第1組成物に使用される(A)スチレン系樹脂は、ゴム
質重合体(a)の存在下または非存在下に、芳香族ビニ
ル化合物または芳香族ビニル化合物とこれと共重合可能
な他の単量体からなる単量体成分(b)を(グラフト)
重合して得られる(グラフト)重合体樹脂(ゴム変性芳
香族ビニル系樹脂)であっても、また上記の単量体成分
を重合して得られる熱可塑性樹脂と該グラフト重合体樹
脂とをブレンドして得られるブレンド系のグラフト共重
合体樹脂であってもよい。(A)スチレン系樹脂は、耐
衝撃性の面から、ゴム質重合体存在下に得られるスチレ
ン系樹脂またはゴム質重合体存在下に得られるスチレン
系樹脂とゴム質重合体非存在下に重合して得られたスチ
レン系樹脂との混合物を使用することが好ましい。
【0008】ここで使用されるゴム質重合体(a)とし
ては、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン、ブチル
ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体(スチレン含量5
〜60重量%が好ましい)、スチレン−イソプレン共重
合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、エチレ
ン−α−オレフィン系共重合体、エチレン−α−オレフ
ィン−ポリエン共重合体、シリコーンゴム、アクリルゴ
ム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸エステル共重合
体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン
−イソプレンブロック共重合体、水素化スチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体、水素化ブタジエン系重合体、
エチレン系アイオノマーなどが挙げられる。また、スチ
レン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−イソプ
レンブロック共重合体には、AB型、ABA型、テーパ
ー型、ラジアルテレブロック型の構造を有するものなど
が含まれる。
【0009】さらに、水素化ブタジエン系重合体は、上
記ブロック共重合体の水素化物のほかに、スチレンブロ
ックとスチレン−ブタジエンランダム共重合体のブロッ
ク体の水素化物、ポリブタジエン中の1,2−ビニル結
合含量が20重量%以下のブロックと1,2−ビニル結
合含量が20重量%を超えるポリブタジエンブロックか
らなる重合体の水素化物などが含まれる。これらのゴム
状重合体は、1種単独でまたは2種以上で使用される。
なお、(A)スチレン系樹脂中のゴム質重合体(a)の
割合は、好ましくは3〜80重量%、さらに好ましくは
5〜50重量%である。
【0010】一方、単量体成分(b)を構成する芳香族
ビニル化合物としては、スチレン、t−ブチルスチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニ
ルベンゼン、1,1−ジフェニルスチレン、N,N−ジ
エチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−ジエチル
−p−アミノメチルスチレン、ビニルピリジン、ビニル
キシレン、モノクロルスチレン、ジクロロスチレン、モ
ノブロモスチレン、ジブロモスチレン、フルオロスチレ
ン、エチルスチレン、ビニルナフタレンなどが挙げら
れ、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。こ
れらの芳香族ビニル化合物は、1種単独あるいは2種以
上混合して用いられる。
【0011】また、他のビニル系単量体としては、アク
リロニトリル、メタクリロニトリルなどのシアン化ビニ
ル化合物;メチルアクリレート、エチルアクリレート、
プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミノア
クリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシル
アクリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリ
レートなどのアクリル酸エステル;メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルメタクリレート、アミノメタクリレート、ヘキシ
ルメタクリレート、オクチルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリ
レート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレ
ートなどのメタクリル酸エステル;無水マレイン酸、無
水イタコン酸、無水シトラコン酸などの不飽和酸無水
物;アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸;マレイ
ミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−(p−メチルフェニル)マレイミド、N−フェニル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのα,
β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物;グリシジルメ
タクリレート、アリルグリシジルエーテルなどのエポキ
シ基含有不飽和化合物;アクリルアミド、メタクリルア
ミドなどの不飽和カルボン酸アミド;アクリルアミン、
メタクリル酸アミノメチル、メタクリル酸アミノエーテ
ル、メタクリル酸アミノプロピル、アミノスチレンなど
のアミノ基含有不飽和化合物;3−ヒドロキシ−1−プ
ロペン、4−ヒドロキシ−1−ブテン、シス−4−ヒド
ロキシ−2−ブテン、トランス−4−ヒドロキシ−2−
ブテン、3−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロペン、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシスチレンなどの水酸基
含有不飽和化合物;ビニルオキサゾリンなどのオキサゾ
リン基含有不飽和化合物などが挙げられる。
【0012】芳香族ビニル化合物と共重合可能な他のビ
ニル系単量体の中で特に好ましいものは、シアン化ビニ
ル化合物、(メタ)アクリル酸エステル、不飽和酸無水
物、不飽和酸、α,β−不飽和ジカルボン酸のイミド化
合物、エポキシ基含有不飽和化合物、水酸基含有不飽和
化合物から選ばれた1種または2種以上の単量体であ
る。好ましい芳香族ビニル化合物と共重合可能な他のビ
ニル系単量体の具体的なものとしては、アクリロニトリ
ル、メタクリル酸、メチルメタクリレート、無水マレイ
ン酸、N−フェニルマレイミド、グリシジルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレートなどであ
る。特に好ましいものは、水酸基含有不飽和化合物であ
る。
【0013】(A)成分を構成する単量体の組み合わせ
として好ましいものは、スチレン/アクリロニトリル
共重合体、スチレン/メタクリル酸メチル共重合体、
スチレン/N−フェニルマレイミド共重合体、スチ
レン/N−フェニルマレイミド/無水マレイン酸共重合
体、スチレン/アクリロニトリル/ヒドロキシル基含
有不飽和化合物共重合体、スチレン/アクリロニトリ
ル/不飽和酸共重合体、スチレン/アクリロニトリル
/エポキシ基含有不飽和化合物共重合体、スチレン/
アクリロニトリル/オキサゾリン基含有不飽和化合物共
重合体である。上記他のビニル系単量体の量は、単量体
成分(b)中、60重量%以下が好ましく、さらに好ま
しくは50重量%以下である。なお、上記α,β−不飽
和カルボン酸のイミド化合物において、上記芳香族ビニ
ル化合物と上記不飽和酸無水物との共重合体を、後イミ
ド化(完全又は部分)したものも、本発明の(A)成分
を構成する単量体に含まれる。
【0014】(A)成分としては、上記した重合体の1
種単独または2種以上併用して使用されるが、本発明の
目的を達成する上で特に好ましい組み合わせは下記のも
のである。ゴム質重合体(a)存在下に、スチレンとア
クリロニトリルおよびメタクリル酸メチルから選ばれた
少なくとも1種と、必要に応じてカルボキシル基、酸無
水物基、エポキシ基、ヒドロキシル基およびオキサゾリ
ン基から選ばれた少なくとも1種の官能基を有する不飽
和化合物の少なくとも1種を重合したグラフト体の1種
または2種以上と、スチレンとアクリロニトリルおよび
メタクリル酸メチルから選ばれた少なくとも1種と、カ
ルボキシル基、酸無水物基、エポキシ基、ヒドロキシル
基、オキサゾリン基、マレイミド基から選ばれた少なく
とも1種の官能基を有する不飽和化合物から選ばれた少
なくとも1種を重合した官能基変性スチレン系樹脂の1
種または2種以上、および芳香族ビニル化合物とアクリ
ロニトリル、メタクリル酸メチル、マレイミド化合物か
ら選ばれた少なくとも1種を重合したスチレン系樹脂か
らなり、官能基変性スチレン系樹脂の官能基含有不飽和
化合物の共重合量が0.5〜30重量%で、(A)成分
中の官能基含有不飽和化合物の量が0.001〜20重
量%であるものが特に好ましい。
【0015】(A)スチレン系樹脂のテトラヒドロフラ
ン可溶部のポリスチレン換算重量平均分子量は、50万
以下である。50万を超えると、得られる組成物の流動
性が低下し、成形品表面外観が劣る。なお、(A)スチ
レン系樹脂がゴム質重合体(a)を含む場合、好ましい
グラフト率は10〜200重量%である。また、(A)
スチレン系樹脂のメチルエチルケトン可溶分の固有粘度
(メチルエチルケトンを溶媒とし、30℃で測定)は、
好ましくは0.2〜0.8dl/g、さらに好ましくは
0.3〜0.7dl/gである。
【0016】本発明の(A)スチレン系樹脂は、公知の
重合法である乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合
などで得ることができる。特に好ましくは、乳化重合、
溶液重合である。本発明の組成物中の(A)スチレン系
樹脂の使用量は、(A)〜(B)成分中に20〜95重
量%、好ましくは30〜90重量%、さらに好ましくは
40〜80重量%である。20重量%未満では、成形品
表面外観および材料強度が劣り、一方、95重量%を超
えると、(B)セルロース系物質を配合して得られる効
果が期待できない。
【0017】次に、(B)セルロース系物質としては、
木粉、紙、パルプ、モミガラ、バガスなどの植物性物
質、またはこれらの粉砕品が挙げられる。(B)セルロ
ース系物質の形状としては、粉末や繊維状など、すべて
の形状が含まれる。このうち、木粉としては、種々の種
類が限定せずに使用でき、例えばエゾマツ、トドマツ、
カラマツなどのマツ類、ツガ、サクラ、スギ、ナラ、ヒ
ノキ、シナノキ、ブナ、ラワン、モミなどが挙げられ
る。これらの原木を裁断し、製材する際に発生するノコ
くずやおがくずおよび木材の細片などを破砕したものが
使用される。また、例えば竹草などの粉末および紙、パ
ルプ、もみがらなどの粉末も含まれる。さらに、これら
セルロース系物質の脱リグニン品も使用することができ
る。(B)セルロース系物質は、粉砕品で使用すること
が好ましく、特に好ましくは50メッシュパス分以下の
粉末にしたものである。本発明の組成物中の(B)セル
ロース系物質の使用量は、(A)〜(B)成分中に、8
0〜5重量%、好ましくは70〜10重量%、さらに好
ましくは60〜20重量%である。その使用量が80重
量%を超えると、成形品表面外観および材料強度が劣
り、一方、5重量%未満では、セルロース系物質を配合
して得られる効果が期待できない。
【0018】次に、本発明に使用される(C)成分は、
芳香族ビニル化合物、または芳香族ビニル化合物および
芳香族ビニル化合物と共重合可能な他のビニル系単量体
からなる単量体成成分を(共)重合して得られるスチレ
ン系重合体である。ここで、芳香族ビニル化合物は、
(A)成分で使用される芳香族ビニル化合物がすべで挙
げられる。また、他のビニル系単量体も、(A)成分で
使用される他のビニル系単量体がすべて挙げられる。他
のビニル系単量体のうち、アクリロニトリルが好まし
い。
【0019】(C)スチレン系重合体は、ポリスチレン
換算の重量平均分子量が100万以上であり、好ましく
は150万〜800万、さらに好ましくは200万〜7
00万である。重量平均分子量が100万未満では、成
形表面外観および材料強度が劣る。(C)スチレン系重
合体の使用量は、(A)〜(B)成分の合計量100重
量部に対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜
15重量部、さらに好ましくは1〜10重量部である。
その使用量が本発明の範囲外では、成形品表面外観およ
び材料強度が劣る。
【0020】第2組成物 本発明の第2組成物は、上記(A)′スチレン系樹脂、
(B)セルロース系物質、および(D)ポリテトラフル
オロエチレンを配合した熱可塑性樹脂組成物である。第
2組成物に使用される(A)′成分、(B)成分の種
類、およびこれら各成分の配合量は、第1組成物の
(A)成分、(B)成分の種類、およびこれら各成分の
配合量と同様である。ただし、第2組成物において、
(A)′成分は、テトラヒドロフラン可溶部のポリスチ
レン換算の重量平均分子量は特に規定されない。
(A)′成分は、テトラヒドロフラン可溶部の分子量に
よらず、本発明の目標を達成することができるが、好ま
しくはテトラヒドロフラン可溶部のポリスチレン換算の
重量平均分子量は50万以下である。
【0021】第2組成物に使用される(D)ポリテトラ
フルオロエチレンは、テトラフルオロエチレン単独重合
体のほか、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレ
ンなどを共重合したものであってもよい。好ましくは、
テトラフルオロエチレン単独重合体である。(D)ポリ
テトラフルオロエチレンの数平均分子量(ASTM D
1457−56Tで測定)は、50万以上であり、好ま
しくは100万以上〜1億である。数平均分子量が50
万未満では、成形表面外観および材料強度が劣る。な
お、数平均分子量が1億を超えると、成形性が劣る場合
がある。(D)ポリテトラフルオロエチレンは、乳化重
合、懸濁重合などの公知の重合法で得られる。(D)ポ
リテトラフルオロエチレンの使用量は、(A)′〜
(B)成分の合計量100重量部に対し、0.05〜1
0重量部、好ましくは0.07〜8重量部、さらに好ま
しくは0.1〜5重量部である。(D)成分の使用量
が、本発明の範囲外では、成形表面外観および材料強度
が劣る。
【0022】第3組成物 本発明の第3組成物は、上記(A)′スチレン系樹脂お
よび(B)セルロース系物質、ならびに上記(C)スチ
レン系重合体、(D)ポリテトラフルオロエチレンおよ
び(E)(メタ)アクリルエステル系重合体、上記
(C)、(D)および(E)から選ばれた少なくとも2
種の重合体を配合した熱可塑性樹脂組成物である。第3
成物に使用される(A)′成分、(B)成分の種類、お
よびこれら各成分の配合量は、第2組成物と同様に、第
1組成物の(A)成分、(B)成分の種類、およびこれ
ら各成分の配合量と同様である。第3組成物において
も、第2組成物と同様に、(A)′成分は、テトラヒド
ロフラン可溶部のポリスチレン換算の重量平均分子量は
特に規定されない。(A)′成分は、テトラヒドロフラ
ン可溶部の分子量によらず、本発明の目標を達成するこ
とができるが、好ましくはテトラヒドロフラン可溶部の
ポリスチレン換算の重量平均分子量は50万以下であ
る。
【0023】ここで、第3成分中の(E)(メタ)アク
リルエステル系重合体に使用される(メタ)アクリル酸
エステルは、例えば上記アクリル酸エステルおよびメタ
クリル酸エステルであり、必要に応じて共重合成分とし
て使用される共重合可能な他のビニル系単量体として
は、例えば上記シアン化ビニル化合物や芳香族ビニル化
合物が挙げられ、好ましくはアクリロニトリル、スチレ
ンである。上記(メタ)アクリル酸エステルを主成分と
する単量体成分中の(メタ)アクリルエステルの使用量
は、好ましくは10〜100重量%、さらに好ましくは
20〜100重量%、特に好ましくは30〜99重量%
である。単量体成分中、(メタ)アクリルエステルが1
0重量%未満では、(B)セルロース系物質との親和性
が低下し、成形品表面外観が劣り好ましくない。
【0024】(E)(メタ)アクリルエステル系重合体
のポリスチレン換算重量平均分子量は、50万以上、好
ましくは70万〜800万、さらに好ましくは100万
〜600万である。重量平均分子量が50万未満では、
成形品表面外観および材料強度が劣る。なお、800万
を超えると、流動性が低下する場合があり、好ましくな
い。本発明の(E)(メタ)アクリルエステル系重合体
は、公知の重合法である乳化重合、懸濁重合、塊状重
合、溶液重合などで得ることができる。特に好ましい重
合法は、乳化重合、溶液重合である。
【0025】第3組成物においては、上記(A)′〜
(B)成分に対して、上記(C)、(D)、(E)から
選ばれた少なくとも2種を併用することにより、さらに
優れた本発明の効果を付与することができる。その使用
量〔(C)〜(E)から選ばれた少なくとも2種の使用
量〕は、(A)′〜(B)成分の合計量100重量部に
対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜15重
量部、さらに好ましくは1〜10重量部である。その使
用量が本発明の範囲外では、成形表面外観および材料強
度が劣る。
【0026】本発明の組成物は、特に発泡成形時に優れ
る。ここで使用される発泡剤および発泡方法について
は、公知の方法で行うことができる。発泡剤としては、
物理発泡剤または化学発泡剤が使用できる。物理発泡剤
としては、空気、炭酸ガス、チッ素ガスなどの無機系、
ブタン、ペンタン、ヘキサン、フロンなどの有機系が使
用できる。また、化学発泡剤としては、重炭酸ナトリウ
ム+酸、重炭酸塩、炭酸塩などの無機系があり、有機系
としては、イソシアネート化合物、アゾ化合物、ヒドラ
ジン誘導体、セミカルバジド化合物、アジド化合物、ニ
トロソ化合物、トリアゾール化合物などがある。
【0027】なお、本発明の組成物には、ガラス繊維、
炭素繊維、金属繊維、ガラスビーズ、ワラストナイト、
ガラスのミルドファイバー、ロックフィラー、ガラスフ
レーク、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオリン、
硫酸バリウム、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化マグネシ
ウム、酸化亜鉛ウィスカー、チタン酸カリウムウィスカ
ー、ガラスバルーン、セラミックバルーンなどの充填材
を1種単独であるいは併用することができる。これらの
充填材のうち、ガラス繊維、炭素繊維の形状としては、
6〜60μmの繊維径と30μm以上の繊維長を有する
ものが好ましい。これらの充填材は、本発明の組成物1
00重量部に対して、通常、1〜200重量部の範囲で
用いられる。
【0028】また、本発明の組成物には、公知のカップ
リング剤、抗菌剤、防カビ剤、難燃剤、難燃助剤、酸化
防止剤、耐候(光)剤、可塑剤、シリコーンオイル、ミ
ネラルオイル、および他の各種親展油、着色剤(顔料、
染料など)、滑剤、金属粉などの添加物を配合すること
ができる。
【0029】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、各種押し
出し機、バンバリーミキサー、ニーダー、ロールなどを
用い、各成分を混練りすることによって得られる。好ま
しい製造方法は、押し出し機を用いる方法である。ま
た、各成分を混練りするに際しては、各成分を一括混練
りしてもよく、多段添加方式で混練りしてもよい。この
ようにして得られる本発明の熱可塑性樹脂組成物は、射
出成形、シート押し出し、真空成形、異形成形、発泡成
形、インジェクションプレス、ガスアシスト成形、プレ
ス成形、ブロー成形などによって各種成形品に成形する
ことができる。上記成形法によって得られる各種成形品
は、その優れた性質を利用して、OA・家電分野、車両
・船舶分野、家具・建材などの住宅関連分野、サニタリ
ー分野、玩具・スポーツ用品分野、そのほか雑貨などの
幅広い分野に使用することができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、実施例中、部及び%は、特に断らない限り
重量基準である。また、実施例中の各種評価は、次のよ
うにして測定した値である。
【0031】重量平均分子量 試料を、メチルエチルケトンを溶媒として、メチルエチ
ルケトン可溶部を分離後、乾燥し、これをテトラヒドロ
フランに溶解し、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィー(GPC)により、ポリスチレン換算として求め
た。成形品表面外観、材料強度 押出成形で平板を成形し、試験片とした。得られた試験
片の表面外観を目視判定した。 ○:滑らかな表面 ×:凸凹が多く荒れている 材料強度は、得られた試験片を用いて曲げ試験を行い、
曲げ破壊エネルギーを測定した。
【0032】ゴム質重合体(a)−1〜(a)−5の調
本発明のスチレン系樹脂に用いられる成分として、ゴム
質重合体(a)を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】スチレン系樹脂A−1〜A−13の調製 上記ゴム質重合体(a)−1〜(a)−5の存在下また
は非存在下に、単量体成分を重合し、スチレン系樹脂を
それぞれ得た。これらの樹脂の組成を表2に示す。な
お、このスチレン系樹脂は、本発明の(A)成分あるい
は(A)′成分に相当する。
【0035】
【表2】
【0036】なお、表2中、*印は、固形分換算であ
る。また、重合体A−1〜A−2、A−6〜A−9、A
−11〜A−12は、乳化重合で得た。重合体A−3〜
A−5、A−10、A−13は、溶液重合で得た。
【0037】セルロース系物質B−1〜2の調製 B−1(木粉);マツ/ツガ=50/50(重量比)の
割合で混合した粉砕品で、100メッシュパスしたもの
を用いた。 B−2(セルロースファイバー);PPC用紙を粉砕
し、繊維状にしたものを使用した。
【0038】スチレン系重合体C−1〜3の調製 C−1;GE社製、BLENDIX B869(重量平
均分子量=600万)を使用した。 C−2;アクリロニトリル/スチレン(重量比)=25
/75比で乳化重合した重合体(重量平均分子量=30
0万)を使用した。 C−3;アクリロニトリル/スチレン(重量比)=25
/75比で乳化重合した重合体(重量平均分子量=70
万)を使用した。
【0039】ポリテトラフルオロエチレンD−1〜3の
調製 D−1;数平均分子量250万のポリテトラフルオロエ
チレンを用いた。 D−2;数平均分子量8,000万のポリテトラフルオ
ロエチレンを用いた。 D−3;数平均分子量25万のポリテトラフルオロエチ
レンを用いた。
【0040】(メタ)アクリル酸エステル系重合体E−
1の調製 三菱レイヨン(株)製、メタブレンP531(重量平均
分子量=450万)を用いた。
【0041】その他の成分の調製 F−1(滑剤);ステアリン酸カルシウムを用いた。 F−2(滑剤);モンタン酸エステル〔ヘキスト社製、
ワックスE〕を用いた。 F−3(発泡剤);アゾジカルボンアミドを用いた。 F−4(充填材);タルクを用いた。
【0042】実施例1〜30、比較例1〜10 上記各成分を水分率0.1%以下までそれぞれ乾燥し、
表3〜7の配合処方で混合し、ニーダーを使用して18
0〜220℃で溶融混練りし、その後、押し出し機でペ
レット化した。得られたペレットを押し出し成形により
平板を成形し、成形品表面外観評価および材料強度評価
用試験片とし、上記評価方法で評価した。結果を表3〜
7に示す。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
【表7】
【0048】表3〜6から明らかなように、実施例1〜
17は本発明の第1組成物に、実施例18〜26は本発
明の第2組成物に、実施例27〜30は本発明の第3組
成物に相当し、いずれも成形品表面外観および材料強度
に優れている。
【0049】これに対し、表7から明らかなように、比
較例1は、本発明の(C)成分の使用量が発明の範囲外
で少ない例であり、成形品表面外観および材料強度が劣
る。比較例2は、本発明の(C)成分の使用量が発明の
範囲外で多い例であり、成形品表面外観および材料強度
が劣る。比較例3は、(C)成分が発明の範囲外の例で
あり、成形品表面外観および材料強度が劣る。比較例4
は、(B)成分の使用量が発明の範囲外で多い例であ
り、成形品表面外観および材料強度が劣る。
【0050】比較例5は、(A)成分が本発明の範囲外
の例であり、成形品表面外観が劣る。比較例6は、
(D)成分の使用量が本発明の範囲外で少ない例であ
り、成形品表面外観および材料強度が劣る。比較例7
は、(D)成分の使用量が本発明の範囲外で多い例であ
り、成形品表面外観および材料強度が劣る。比較例8
は、(D)成分の使用量が本発明の範囲外の例であり、
成形品表面外観および材料強度が劣る。比較例9は、
(B)成分の使用量が本発明の範囲外で多い例であり、
成形品表面外観および材料強度が劣る。比較例10は、
(C)、(D)、(E)成分の使用量が本発明の範囲外
で少ない例であり、成形品表面外観および材料強度が劣
る。
【0051】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、成形品
表面外観および材料強度に優れており、広範囲の用途、
例えばOA・家電分野、車両・船舶分野、家具・建材な
どの住宅関連分野、サニタリー分野、玩具・スポーツ分
野、その他雑貨などの幅広い分野に使用することができ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ゴム質重合体(a)の存在下また
    は非存在下に、芳香族ビニル化合物、または芳香族ビニ
    ル化合物および芳香族ビニル化合物と共重合可能な他の
    ビニル系単量体からなる単量体成分(b)を(共)重合
    して得られる、テトラヒドロフラン可溶部のポリスチレ
    ン換算の重量平均分子量が50万以下のスチレン系樹脂
    20〜95重量%、ならびに(B)セルロース系物質8
    0〜5重量%〔ただし、(A)+(B)=100重量
    %〕の合計量100重量部に対して、(C)芳香族ビニ
    ル化合物、または芳香族ビニル化合物および芳香族ビニ
    ル化合物と共重合可能な他のビニル系単量体からなる単
    量体成分を(共)重合して得られる、ポリスチレン換算
    の重量平均分子量が100万以上であるスチレン系重合
    体0.1〜20重量部を配合した熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)′ゴム質重合体(a)の存在下ま
    たは非存在下に、芳香族ビニル化合物、または芳香族ビ
    ニル化合物および芳香族ビニル化合物と共重合可能な他
    のビニル系単量体からなる単量体成分(b)を(共)重
    合して得られるスチレン系樹脂20〜95重量%、なら
    びに請求項1記載の(B)セルロース系物質80〜5重
    量%〔ただし、(A)′+(B)=100重量%〕の合
    計量100重量部に対し、(D)数平均分子量が50万
    以上であるポリテトラフルオロエチレン0.05〜10
    重量部を配合した熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の(A)′スチレン系樹脂
    20〜95重量%および請求項1記載の(B)セルロー
    ス系物質80〜5重量%〔ただし、(A)′+(B)=
    100重量%〕の合計量100重量部に対し、請求項1
    記載の(C)スチレン系重合体、請求項2記載の(D)
    ポリテトラフルオロエチレン、ならびに(E)(メタ)
    アクリル酸エステル、または(メタ)アクリル酸エステ
    ルおよび(メタ)アクリル酸エステルと共重合可能な他
    のビニル系単量体からなる単量体成分を(共)重合して
    得られるポリスチレン換算の重量平均分子量が50万以
    上の(メタ)アクリルエステル系重合体、上記(C)、
    (D)および(E)から選ばれた少なくとも2種の重合
    体0.1〜20重量部を配合した熱可塑性樹脂組成物。
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JP2011168778A (ja) * 2010-01-25 2011-09-01 Techno Polymer Co Ltd 異形押出成形用樹脂組成物及び異形押出樹脂成形品

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