JPH09275773A - きのこ菌類の培養方法 - Google Patents

きのこ菌類の培養方法

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JPH09275773A
JPH09275773A JP8091226A JP9122696A JPH09275773A JP H09275773 A JPH09275773 A JP H09275773A JP 8091226 A JP8091226 A JP 8091226A JP 9122696 A JP9122696 A JP 9122696A JP H09275773 A JPH09275773 A JP H09275773A
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JP
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culture
medium
bag
culture bag
mushroom
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JP8091226A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Iwasaki
岩崎  博文
Toshiharu Ito
俊治 伊藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填培地の活性を培養期間を通じてその劣
化、雑菌の成長を防止しつつ、きのこ菌類の培地におけ
る成育速度等を簡単に調整できるきのこ類の培養方法の
提供。 【解決手段】 非通気性のシート状材で形成され、側部
の一部に通気孔を有する培養袋の内部にきのこ菌類の培
養培地を封入し、前記きのこ菌類の培地にきのこ菌を蔓
延させる一次培養と二次培養を行うきのこ菌類の培養方
法において、前記培地が前記培養袋の横断面形状よりも
小なる立体塊状培地であること、かつ、前記の培養袋の
通気孔を通気性が10〜500cc/cm2 /secで
あるフィルター材で封止し、前記フィルター材を介して
前記培養袋を換気する一方、前記培養袋の内部空間容積
を調整することを特徴とするきのこ菌類の培養方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はきのこ菌類の人工培
養方法に係り、詳しくは培養袋内のきのこ菌類の活性の
維持と、培養袋内の培養空間の調整を容易に行うことが
できるきのこ菌類の培養方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】しいたけ、しめじ、えのきたけ、ひらた
け、まいたけ、マッシュルーム等の食用きのこ類、まん
ねんたけ(霊芝)等の薬理きのこ類は、殆どが人工的な
種菌の培養、菌糸体の培養、及びきのこの栽培を経て、
成長したきのことして収穫される。
【0003】きのこ類の人工栽培では、種菌接種の後、
空調の下で80日〜150日の培養期間を経て、きのこ
が収穫されるが、この間青かび、トリコデルマ、クモノ
スカビ等の有害雑菌類の侵入を防止することときのこ菌
糸活性の維持がとりわけ重要である。このため、きのこ
菌類の人工培養は、きのこ菌類の培養培地を容器類又は
培養袋に充填して、雑菌の培地への侵入の排除の下で通
気を維持しながら行われている。このような培養方法で
は、培地は上部に通気窓乃至通気部を設けた培養袋の底
部側に充填され、培地は培養袋で培養袋とともに滅菌処
理され、種菌を接種した後培養袋の開口部が閉じられ、
培養袋を所定の期間調温室内に置いて一次、二次培養が
進行して、その後きのこ類が栽培され収穫される。
【0004】特開昭58−28212号公報には、ガゼ
ット袋を形成した縦長方形状の合成樹脂袋体に培地が充
填され、袋体の開口部を不織布その他の通気可能なシー
トで被覆、封止することで培地への通気を維持しなが
ら、しいたけを培養する方法が記載されている。特開平
3−61477号公報には、合成樹脂袋体に培地を充填
して、袋体の開口部下方に通気孔を設け、その上面を不
織布等の通気フィルタートで被覆する変形方法が記載さ
れている。特開昭62−11030号公報には、着色透
明プラスチックフィルム製の袋体の開口部下方に通気孔
を設け、通気孔をポリプロピレン繊維不織布を貼着被覆
する構造の培養袋が記載されている。特開平5−328
844号公報には、非通気性の合成樹脂シートと不織布
とを所望の通気性に応じた割合で組み合わせ構成する培
養袋が記載され、この不織布に耐水度10cmH2 O以
上の耐水性が必要であること、5〜200g/m2 程度
の目付のものが使用されることが記載されている。
【0005】しかし、これら公知の培養方法は、カビ等
の有害雑菌類の侵入を防止についての工夫がみられるも
のの、きのこ菌糸活性の維持について充分な配慮がなさ
れているとはいい難い。また、培養対象きのこ菌類の収
穫時期等の培養特性を抑制若しくは促進することで制御
できる簡単な技術は、未だ知られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、培養
袋を用いるきのこ菌類の人工培養方法において、培養期
間を通じて培養袋内の培地中のきのこ菌糸の活性の低下
を防止し、雑菌の成長を阻止すると共にきのこ菌類の培
地での成育特性を簡素な方法で制御できる培養方法を提
供することにある。本発明は、前記目的が極めて簡素で
手間のかからない手段で実現できる方法の提供も目的に
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、非通気
性のシート状材で形成され、側部の一部に通気孔を有す
る培養袋の内部にきのこ菌類の培地を封入し、前記きの
こ菌培養培地にきのこ菌を蔓延させる一次培養と二次培
養を行うきのこ菌類の培養方法において、前記培地が前
記培養袋の横断面形状よりも小なる立体塊状培地である
こと、かつ、前記の培養袋の通気孔を通気性が10〜5
00cc/cm2 /secであるフィルター材で封止
し、前記フィルター材を介して前記培養袋を換気する一
方、前記培養袋の内部空間容積を調整することを特徴と
するきのこ菌類の培養方法によって達成される。
【0008】本発明の培養方法は、基本的にきのこの培
地を培養袋の内壁面と間隙を維持した状態で高通気性の
通気孔(窓)を有する培養袋内にセットして、培養が進
行せしめられる。まず、培地は立体塊に予め成形されて
培養袋内に収納される。この立体塊状培地は、培地を非
通液性の材料で構成される上部が開口した培養袋に充填
したものに代えることができる。かくして、所定の培養
期間内において培養袋内で発生する結露水は、培地と培
養袋の内壁面との間隙から袋の底部に流れ、培地の上部
が結露水の還流によって過度に湿潤して、きのこ菌糸の
成育が妨げられることがない。
【0009】通常、立体塊状培地は作業及び培養効率の
見地から約0.5kg〜3.5kgが好適範囲である。
立体塊状培地は、きのこ菌類を培養する一般的な培地、
例えば米糖、ふすま、コーン粉末、おがくず及び市販の
栄養源を混合し撹拌機で混合しながら、水を30〜65
重量%を添加して練り上げた組成物を調製し、この組成
物を培養袋の内部側面の、周囲寸法よりも10〜100
mm小さい寸法の型枠(金型もしくは木型)に培養袋を装
着した後、前記の混合組成物を充填し、約10〜200
g/cm2の荷重で加圧して形成される。
【0010】一方培養袋はこれに応じたサイズのものが
選ばれ、立体塊状培地が培養袋の底部に配置される。し
たがって、立体塊状の培地の横断面積は、培養袋の内底
部横断面積よりも小さいものに設定されなければならな
い。培養袋は、ガゼット袋構造とするのが好ましい。一
般に、立体塊状培地の形状は、通常それが封入されるガ
ゼット構造の培養袋の横断面と相似形で平行四辺形に近
似した角形形状として、より小さい横断面積を有するも
のに設定されるのが好ましい。そして、立体塊状培地の
外側面と培養袋の内壁面との間隙は、培養袋内で発生す
る結露水が培養袋の側壁を伝ってその底部に向かう流れ
が実質的に妨げられない条件で設定すればよい。この間
隙は、培養袋を形成する材料の疎水的性質、撓み性、及
び袋体の大きさによって変わるから実験で容易に決定す
ることができる。
【0011】本発明に用いられる培養袋は、その高通気
性構造によって特徴づけられる。培養袋は、非通気、非
透水性の材料例えばポリプロピレン、ポリエチレンフィ
ルム等の合成樹脂フィルム等のシート状物で風袋部が形
成され、側面部に通気孔(窓)を有し、この通気孔は更
に通気性が10〜500cc/cm2 /sec、平均見
かけ密度が0.05〜0.50g/cm2 の高通気性の
フィルター材で封止して、袋体内部への雑菌の侵入を妨
げる通気構造を有するものとしなけらばならない。
【0012】本発明では、培養袋はその容積が立体塊状
培地の容積に対して少なくとも1.5倍、好ましくは2
倍〜6倍の容積を選択的に使用することで、袋体内部空
間容積を調整し、培養の促進と抑制効果を制御できる構
造に設定される。また、この容積比は、前記した結露水
の培地への侵入を妨げ、かつ培養袋空間の容積を袋の上
部端側を目標のきのこ菌成育速度に応じて、折り曲げて
換気(通気)を調整できる作用を得る上で重要である。
この空間部分を折り曲げて、その容積を小さくすること
できのこ菌糸の成育を抑制する、一方、逆に空間部分を
培地容積以上に大きくすることできのこ菌糸の成育を促
進することができる。
【0013】培養袋の通気孔は、該培養袋内に収納する
培地との非接触部に設ける。培地と接触すると雑菌の侵
入を防止するのが困難になる。例えば、該培養袋開口部
の下、約5〜15cmの位置に設け、培地と直接接触し
ない位置に設けることが、雑菌の侵入防止等のために重
要である。培養袋の通気孔は、前記した立体塊状培地の
1kg重量に対して、1〜50cm2 の面積となる円
形、長円形、正方形、長方形等の形状に1ヶ所又は数ヶ
所に分け設けられる。そして通気孔の風袋外側に通気性
フィルター材で封止される。このフィルター材は、その
通気性構造が少なくとも通気孔のサイズを覆う部分で接
着剤、粘着剤、熱等で破壊されないように通気窓の周辺
部に接着される。
【0014】以下に図面を参照して本発明の培養方法の
実施態様を説明する。図1及び図2は、本発明に係るき
のこ菌類、例えばしいたけの培養方法を説明している。
図1は直方体に成形した立体塊状の培地(4)がガゼッ
ト構造の培養袋(1)の底面部に配置、封入され、培地
表面上方に培養袋(1)の開口封止線(5)との間でこ
の培養袋に許される最大の空間を形成して培養が行われ
ている様子を示している。図中1bは底部、1cは底部
外面の折畳み構造を示す。そして、立体塊状の培地は、
袋の内壁との間に間隙(7)が形成されている。培養袋
(1)の袋の開口部(1a)近傍の熱シール等による封
止線(5)の下方には通気孔(3)が設けられでおり、
通気孔の外側を覆って特定の通気度を有する不織布等に
よるフィルター材(2)が貼着(2a)され、培養袋内
部から外気側へ、外気から袋内への空気、湿気等の排
気、通気等の換気を可能にしている。図2は、図1の方
法態様における上方部の空間(6)を袋体の通気孔
(3)を含むを一方側(1A面)に折り畳んで、立体塊
状培地上方にこの系に許される最小の空間(6’)を形
成して培地に接種された菌種の成育状態、例えば培地表
面の菌糸蔓延速度、菌糸の隆起、熟度、褐変等の培養特
性を抑制する場合の培養方法を示している。
【0015】図3及び図4は、培養袋をガゼット袋構造
体で形成する例を示す。ポリプロピレンフィルム等熱可
塑性の疎水性合成樹脂のフィルム若しくはシート材料で
筒体(長さ640mm)を形成し、広幅側面(200m
m)、細幅側面(60mm)を折り畳んでガゼット構造を
形成、その下端部をシールして袋体底部が形成されてい
る。袋の広幅側面の少なくとも一方(1A)にば通気孔
(3)が設けらる。その位置は、その外側面であって、
立体塊状培地上端の高さを越えて袋の開口部端(1a)
側の位置に設定されている。そして、その外側には図4
で示すフィルター材(2)が前記の通気孔(3)を含む
表面に貼着けられ、袋内への雑菌類の侵入を阻止する構
造が形成されている。図5にはこの様に形成された培養
袋に縦180mn奥行き110mm高さ120mmの長方体の
立体塊状培地封入され、熱可塑性の疎水性合成樹脂のフ
ィルム材料で形成されているので、公知のヒートシール
法によってその開口部を容易に閉じるこができる。
【0016】本発明に用いる培養袋は、非通気性のポリ
オレフィン、ポリアミド、ポリエステル等の合成樹脂フ
ィルム及びシートから成るシート状材である。前記培養
袋は、例えば、チューブ状の合成樹脂フィルムの両側を
折り込み、底部をシールして、ガゼット形状の培養袋が
得られる。更に、一部に打抜きポンチ等で、穴があけら
れる。前記培養袋の厚みは、30〜50μの合成樹脂フ
ィルムが好ましく用いられる、30μ未満では、シール
不良、ピンホール、おがくずなどの損傷などの問題が生
じ易く、50μ以上では、剛性があり、取扱い性が悪
く、コスト高などの問題がある。本発明に用いる培養袋
は、前記培地を収納し、殺菌、冷却、種菌接種後に、開
口部をシールして密閉される。開口部のシールは、通常
の熱圧着シール、超音波シール、高周波シール、接着剤
シール、粘着剤シール等で行なえる。開口部のシール
は、当然、ピンホール、シール不良のないように十分気
を付けることが重要である。
【0017】本発明に用いるフィルター材は、不織布、
紙、有孔フィルムと不織布との貼合せ複合品等の通気性
の大きい材料が使用できる。本発明に用いるフィルター
材は通気性が10〜500cc/cm2 /sec、好ま
しくは30〜300cc/cm2 /secである。通気
性が10cc/cm 2 /sec未満であると、菌糸体の
培養に適する環境条件に保つことが困難となり、菌糸体
の成長が阻害される。一方500cc/cm2 /sec
を越えると、周囲からの雑菌汚染を防止することが困難
となる。通気性は、JIS−L−1096のフラジュー
ル試験機を用いて測定した値である。本発明に用いる不
織布の平均みかけ密度は、0.05〜0.50g/cm
3 、好ましくは0.10〜0.30g/cm3 である。
平均みかけ密度が0.05g/cm3 未満であると、空
隙が大きくなり、フィルター性能に乏しく、雑菌汚染を
防止することが困難となる。一方、0.50g/cm3
をこえると、フィルター性能は良くなるが、通気性、柔
軟性、崇高性が乏しくなり筒状体とキャップの嵌合が不
十分なシワなどが起こり易くなる。
【0018】ここにいう不織布は、スパンボンド法、メ
ルトブロー法、トウ開繊法、乾式短繊維法、等の単一方
法或は二種以上の方法を組合せて作ることができる。不
織布に用いられる繊維としては、ポリオレフィン、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリアクリルニトリル等の合成
繊維や、綿等の天然繊維が挙げられるが繊維の繊径は、
0.5〜100μm、好ましくは1〜80μmである。
繊維径が0.5μm未満になると通気性が乏しくなり一
方100μmをこえるとフィルター性能が乏しくなる。
更に、該不織布の通気性と、フィルター性能を良好にす
るために構成繊維の素材、繊径を混繊或は積層させた
り、抗菌性などを付与させたりすることができる。フィ
ルター材を形成する不織布の目付は、20〜200g/
2 、好ましくは40〜150g/m2 である。
【0019】本発明に用いられる収納袋は、前記培地を
二重包装させることで、雑菌汚染の防止、活性化するき
のこ菌糸の成育環境を、より良好に行なえ、目的を十分
達成できる。本発明に用いる収納袋は、通気性の大き
い、不織布が少なくとも50%を有する。
【0020】収納袋に用いる不織布は、本発明に用いる
フィルター材の不織布と同様の、通気性が、10〜50
0cc/cm2 /secと大きい材料が使用される。前
記収納袋は、一部合成樹脂フィルムを使用し、収納され
た培地の観察窓とするガゼット状等の袋形状にして用い
られる。又、前記培地を培養袋に入れ、更に前記収納袋
に収納して、二重包装した後、開口部は密閉される。収
納袋の密閉は、熱接着や超音波シール、接着剤シール等
で行なえるが、例えば簡便的に、開口部周縁部を折り畳
み、その折り畳み部をひもやゴムバンド等で締めつけた
り、或はホチキス、クリップ等で止めたり、例えばアル
ミニウム、銅製の折り曲げ可能な材質の丸棒や板状物を
当て、これを芯にして3〜4回折り畳んだ後、折り畳み
部を芯材ごと、内側に折り曲げることによっても密閉す
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明の培養方法をより
具体的に説明するが、これら実施例は本発明の範囲を特
に限定するものではない。なお、実施例中用いられる測
定値及び培養空間は、以下に記載する測定法及び定義に
よるものである。 (1)フィルター材の厚み JIS−L−1096に準じて試料の異なる5ヶ所につ
いて厚さ測定器を用いて一定時間荷重10KPaの下で
厚さを測り平均値で示す。
【0022】(2)フィルター材の平均みかけ密度 重量と厚みを測定し、単位容積当りの重量を求める。 (3)フィルター材の通気性 JIS−L−1096記載の方法に準じてフラジュール
試験機を用いて測定した。
【0023】(4)培養空間 培養製容積/培地容積の比で表わす。1.0の場合は培
養空間がない状態を示す。2.0の場合は培地の容積の
空間を有する状態を示す。 (5)培地全表面に菌糸蔓延日数 培地の表面全体に菌糸が蔓延した日の平均値で表わす。
【0024】(6)培地の重量減少率 初期培地重量(W0 )、培養後の培地重量(W)、から
重量減少率の平均値で表わす。 (7)雑菌阻止率 培養個数(N)〜雑菌汚染の個数(n)から次式で求
め、平均値で表わす。
【0025】 実施例1 角形状ブロック培地(1.2kg)を培養袋の底部に配
置して、殺菌処理(98°Cの常圧流通水蒸気で10時
間)して冷却した後、しいたけ種菌を培地の上部及び接
種穴に接種し、培養袋の開口端部で熱シールにより閉
じ、この状態で簡易無菌的管理下(温度23±2°C、
湿度65〜76%)で30日間培養した。各例個数50
個の培養袋について、一次培養の後の培地全面における
しいたけ菌の蔓延状態を観察した。その結果を表1に示
す。培地及び培養袋の条件は下記する通りであった。
【0026】培地及び培養袋等の条件 (1)立体塊状培地 概ね直方体の角形培地(成形荷重:40g/cm2 ) 縦幅 13cm、横幅 10cm、高さ 11cm (2)培養培地の混合組成(重量部) 米糠 1部、ふすま 4部、コーン粉末 1部、おがく
ず 55部、水 32部 (3)培養袋(図3参照) ポリプロピレンフィルム(厚さ40μ) 袋の構造/サイズ ガゼット構造/広幅側(14cm)
×高さ(35cm)、折り込み幅(6cm) 通気孔の位置/サイズ 袋の開口端から底部側7.5c
m/4cm2(円形 1箇所) 通気性フィルター 角形(5cm×5cm)種々通
気度のフィルター材をを非接着面を9cm2 を残して通
気孔を覆うように貼着して通気性の異なる袋を調製その他の培養条件 培養袋内部の立体塊状培地の上部空間を大きくとると共
に培養袋内部の側面と立体塊状培地の側面との間隙を設
けた状態で培養した。
【0027】(1)培養袋内部の立体塊状培地上部の空
間は、該立体塊状培地に対して約2.5倍 (2)立体塊状培地側面の空隙幅(図1の符号7参照)
は約5〜15mm
【0028】
【表1】
【0029】表1中、実施例1(試験No.1〜5)の
培養では、対照の比較例(試験No.6〜7)の培養よ
りも、しいたけ菌の蔓延が促進しており、高通気性培養
袋使用による培養促進効果は明らかである。実施例の培
養袋は、通気性であるにもかかわらず、比較例の低通気
性培養袋と等しい雑菌阻止率を示している。実施例の培
養袋は、培地の重量減少が顕著であり、培地の水分が速
やかに行われ、上部が水分の放出により締まり、活性培
地を維持している。これに対して、比較例の培養袋は、
培養期間中の培地の重量減が殆どなく水の放出が著しく
少ないので、培地は柔らかいものであった。 実施例2 実施例1〜5と同じ培地(1.2kg)を通気孔(及び
通気フィルタ−)について異なる各種培養袋の底部に配
置して、殺菌処理(98°Cの常圧流通水蒸気で10時
間)し冷却した後、しいたけ種菌を培地の上部及び接種
穴に接種し、培養袋の開口端部で熱シールにより閉じ、
この状態で簡易無菌的管理下(温度23±2°C、湿度
65〜76%)で30日間培養した。各例個数50個の
培養袋について、一次培養の後の培地全面におけるしい
たけ菌の蔓延状態を観察した。その結果を表2に示す。
培地及び培養袋の条件は下記する通りであった。
【0030】培地及び培養袋等の条件 (1)立体塊状培地形状 概ね直方体の角形培地(成形荷重:40g/cm2 ) 縦幅 13cm、横幅 10cm、高さ 11cm (2)培養培地の混合組成(重量部) 米糠 1部、ふすま 4部、コーン粉末 1部、おがく
ず 55部、水 32部 (3)培養袋(図3参照) ポリプロピレンフィルム(厚さ20μ〜50μ各種)) 袋の構造/サイズ ガゼット構造/広幅側(14cm)
×高さ(35cm)、折り込み幅(6cm) 通気孔の位置/サイズ 袋の開口端から底部側7.5c
m/各種面積円形 1箇所) 通気フィルター ポリンプロピレン不織布(厚さ
0.55mm、みかけ密度 0.18g/cm3 、通気
性85cc/cm2 /sec)を用いて、通気性面(非
接着部面積)の面積を変えて通気孔を覆うように貼着その他の培養条件 培養袋内部の立体塊状培地の上部空間を大きくとると共
に培養袋部の側面との間隙を設けた状態で培養した (1)培養袋内部の立体塊状培地上部の空間は、該立体
培地に対して約2.5倍 (2)立体塊状培地側面の空隙幅(図1の符号7参照)
は、約5〜15mm
【0031】
【表2】
【0032】表2中、実施例2(No.8〜10)は培
養袋を厚さが30〜50μのフィルム材料で作成された
もので、比較対照例2(No.14)の培養袋は20μ
のフィルム材料で作成れたものである。比較対照例2の
培養袋は、培地のおがくず等による損傷、熱シール加工
のシール不良が多く、準備処理作業中の破損、不良シー
ル箇所からの雑菌の侵入が起こり易く培養不良が多く認
められた。表2は、雑菌阻止率の高い高通気性フィルム
材料の使用と通気孔面積を大きくすることで、雑菌の侵
入なしに、しいたけ菌の蔓延を促進することができ、培
地の重量減少により、活性のある締まった培地が維持さ
れることも示している。 実施例3 角形状ブロック培地(2.0kg)を培養袋の底部に配
置して、殺菌処理(98°Cの常圧流通水蒸気で10時
間)に次いで冷却した後、しいたけ種菌を培地の上部及
び接種穴に接種し、培養袋の開口端部で熱シールにより
閉じ、この状態で簡易無菌的管理下(温度23±2°
C、湿度65〜76%)で90日間培養した。なお、実
施例14では、培養袋を更に片面が長繊維不織布(厚さ
0.5mm、みかけ密度0.15g/cm3 性、通気性
110cc/cm2 /sec)、他面をポリプロピレン
フィルム(厚さ40μ)で形成したガゼット構造(広幅
30cm、高さ40cm、折り込みは幅5cm)の袋に
収納して、培養した。各例個数50個の培養袋につい
て、一次、及び二次培養の後の培養状態を観察した。そ
の結果を表3に示す。培地及び培養袋の条件は下記する
通りであった。
【0033】培地及び培養袋等の条件 (1)立体塊状培地 概ね直方体の角形培地(成形荷重:60g/cm2 ) 縦幅 19cm、横幅 11cm、高さ 12cm (2)培地の組成(重量部) 米糠 2部、ふすま 5部、コーン粉末 1部、おがく
ず 53部、水 39部 (3)培養袋(図3参照) ポリプロピレンフィルム(厚さ50μ) 袋の構造/サイズ ガゼット構造/広幅側(20cm)
×高さ(45cm)、折り込み幅(6cm) 通気孔の位置/サイズ 袋の開口端から底部側11cm
/4cm2(円形 1箇所) 通気フィルター 角形(5cm×5cm)を非接
着面を9cm2 を残して通気孔を覆うように貼着その他の培養条件 培養袋内部の立体塊状培地の上部空間について、殆んど
空間を設けないケースと大きくとるケースと変化させ、
培養の進行状態を観察した。培養袋内部側面と立体塊状
培地の側面との間隙を各例同じように設けた。
【0034】(1)培養袋内部の培地上部空間は、培地
容積に対して1.1倍と2倍 (2)立体塊状培地側面間隙は、約1〜15mmに設定
【0035】
【表3】
【0036】表3中実施例3(No.15〜18)は、
本発明の高通気性培養袋を用いた培養の結果を示す。培
養No.15は、培養空間が大きく、且つ、高通気性培
養袋であるため、比較的、淡い菌糸で早く成育が促進さ
れる。二次培養期間中では菌糸塊の異常な成育がなく、
培地と培養袋の吸い付きもなく、比較的淡い褐変が生
じ、硬質な培地が得られ、菌糸の活性化が促進された培
養方法であった。
【0037】培養No.16は、培地を高通気性培養袋
に入れ、更に、それを高通気性の収納袋で二重包装して
培養する方法である。培地が二重包装されているので、
より良好に無菌的管理が行なえると共に、殺菌・冷却を
行なう工程、及び培養を行なう工程において、培地同士
を接触させるようにして、殺菌ガマ中、及び培養棚にす
し詰め状態で行なっても目的とする殺菌、培養が良好に
行なえた。培養状態は、培養No.15とほとんど同様
な結果となったが、二重包装による保温・保湿効果分だ
け濃い菌糸が成育した。
【0038】培養No.17は、高通気性培養袋で培養
袋上部空間を折り曲げ、培養袋空間がほとんどない状態
で一次培養を行ない、次いで、一次菌糸の熟成させる二
次培養は、実施例15と同様に、培養袋上部空間を設け
るように上に伸ばし、培養袋空間を大きくさせて行なう
培養方法である。つまり、一次培養では、きのこ菌の成
育を抑制させ、二次培養において、きのこ菌の成育を促
進させる。培養袋空間調整で、きのこ菌の成育を抑制・
促進が自由に変えられる培養方法である。一次培養結果
は、きのこ菌糸の成育は濃く早く、又、菌糸塊は大きく
なる成育状態で、温度・湿度の環境条件が整えば、菌糸
塊が大きく、多いという傾向が得られたことが判った。
二次培養結果は、菌糸塊の溶解等が全く認められず、隆
起状態が平坦化され、培養袋内の結露水(活性化代謝
水)は、袋内低部に僅かの量でしか溜まらない培養方法
であった。従って、二次培養で培養袋上部空間を大きく
すると、培地の熟度が高められ、比較的濃く、硬い培地
が得られた。
【0039】培養No.17の培養方法において、培養
袋空間がほとんどない状態の一次培養期間を短かくし、
培養袋空間を大きくするように、上部空間を伸ばし、培
養すると、より促進培養がなされる速成培養が可能とな
る知見が得られた。きのこ発生で、量・品質において
は、活性化された菌糸の培養がなされれば、任意の発
生、刺激方法(例えば、袋破り、散水、浸水等)により
良質なきのこが発生できた。
【0040】培養No.18は、本発明の高通気性培養
袋を用いて、培養空間がほとんどない状態、つまり培養
袋上部空間を折り曲げたまま、一次、二次培養を行なっ
た。培養結果、全工程できのこ菌糸の抑制がなされた培
養方法であり菌糸の成育が遅く、褐変が淡く、菌糸塊は
大きく、多く発生し、又、培地全体が締まりがない状態
の軟い培地が得られた。培養袋内の結露水の溜りはほと
んどみられなかった。培養期間を、120〜150日を
経過すれば、ゆるやかに、培地重量減少が生じ、培地の
水抜き、締まりを基準とすると長期的培養方法であるこ
とが判った。
【0041】一方、比較例対照例(培養No.19)は
低通気性培養袋で、培養空間の大きい培養方法である。
該培養袋内に、結露水が早く、多く付着し、蒸散されな
い。培地と袋の空間が少なく、この空間内の菌糸は、定
量的でなく過湿条件が続き、濃い菌糸が成育した。この
培養袋においては、雑菌阻止率に優れているが、きのこ
菌糸の成育に必要となる、空気、及び、分解ガス、水蒸
気等の放出が十分なされずきのこ菌の成育が抑制された
状態であった。従って、菌糸塊が大きく、多く発生し、
培地の締まりが悪い軟らかい培地となり、培養袋内に結
露水が多く溜まり、黒褐色で臭気を有する菌糸の活性化
を防げる水が底部に多く溜った。この培養方法は、低通
気性培養袋を使用しているので、高通気性、培養袋で行
なった、培養袋上部空間を自由に調整させることができ
難く、且つ、きのこ菌糸の成育を促進させる速成培養が
きわめて困難であることが判った。
【0042】
【効果】本発明の培養方法は、培地を培養袋と分離して
設置し、定量的に培地を含む培養の空間容積を調整でき
る高通気性の培養袋を使用する方法なので、培養期間中
結露水が培地に戻ることがなく、培地の活性が低下する
ことなくきのこ類を培養することができる。また、本発
明の培養方法は、培養袋内に空間を開けて培地を配置し
ているので培養袋内の空間容積を簡単に調整するするこ
とが可能であり、これによって菌糸の成育の抑制、促進
を容易に制御することができるという生産技術として優
れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のきのこ菌類の培養方法の実施
態様の説明図である。
【図2】図2は、本発明のきのこ菌類の培養方法の他の
実施態様の説明図である。
【図3】図3は、本発明のきのこ菌類の培養方法で用い
る培養袋の構造の説明図である。
【図4】図4は、図3の培養袋の通気孔を覆う通気性フ
ィルターの貼付構造を示す説明図である。
【図5】図5は、図3の培養袋の使用態様を模式的に示
す。
【符号の説明】
1…培養袋 2…フィルタ材 3…通気孔 4…立体塊状培地 5…封止線 6…空間 7…空隙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非通気性のシート状材で形成され、側部
    の一部に通気孔を有する培養袋の内部にきのこ菌類の培
    養培地を封入し、前記きのこ菌類の培地にきのこ菌を蔓
    延させる一次培養と二次培養を行うきのこ菌類の培養方
    法において、前記培地が前記培養袋の横断面形状よりも
    小なる立体塊状培地であること、かつ前記の培養袋の通
    気孔を通気性が10〜500cc/cm2 /secであ
    るフィルター材で封止し、前記フィルター材を介して前
    記培養袋を換気する一方、前記培養袋の内部空間容積を
    調整することを特徴とするきのこ菌類の培養方法。
  2. 【請求項2】 前記培養袋の容積が前記培地の容積の少
    なくとも倍である請求項1記載のきのこ菌類の培養方
    法。
  3. 【請求項3】 前記培養袋が非透水性材料で構成されて
    いる請求項2記載のきのこ菌類の培養方法。
  4. 【請求項4】 前記非通気性シート状材が厚み30〜5
    0μの合成樹脂フィルムである請求項1記載のきのこ菌
    類の培養方法。
  5. 【請求項5】 前記フィルター材が合成繊維不織布であ
    る請求項1記載のきのこ菌類の培養方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルター材が平均見かけ密度0.
    05〜0.50g/cm3 の合成繊維不織布である請求
    項1記載のきのこ菌類の培養方法。
  7. 【請求項7】 前記培地が少なくともその側面部におい
    て培養袋内面との間に空隙あけて培養袋に収納されてる
    請求項1記載のきのこ菌類の培養方法。
  8. 【請求項8】 前記培地を封入されて成る培養袋を、少
    なくとも不織布を50%以上使用してなる収納袋に更に
    収納して培養する請求項1記載のきのこ菌類の培養方
    法。
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