JP3205554U - えのき茸の人工栽培装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】瓶を用いないことを前提に、作業性が効率的であり、雑菌の被害がなく、生育が良好となるえのき茸の人工栽培装置を提供する。【解決手段】えのき茸の人工栽培装置は、培養基が加熱殺菌とその後の植菌工程を経てなる袋詰めセットPであって、樹脂フィルムないしシートからなる縦に長めの栽培袋1に、下半部で培養基3を円柱形のブロック状に一体に設け、培養基の上にえのき茸が内面に沿って束状に育成されるように、袋上半部は、ほゞ円筒形に保持される身長の起立保持部5として形成されており、起立保持部の上端部に通気可能に閉じるシールフイルター7を形成してなる。【選択図】図1
Description
この考案は、米ぬかや鋸屑等の材料を水で練り固めた培養基に多数の子実体を身長に束生させる、瓶栽培に代わるえのき茸の人工栽培装置に関する。
えのき茸は、キシメジ科エノキタケ属の茸であって、天然のえのき茸は、冬に広葉樹の倒木や切株に発生し、傘の大きさが2〜10cm、傘色は黄土褐色ないし黒褐色を呈し、湿っている時には粘液に覆われナメコのような茸である。しかし、人工瓶栽培のえのき茸は、菌柄を人工的に長く束生させたもので、白色をしており天然のえのき茸と比べると食感や見栄が良く、そのため市場においては至って好評である。この栽培形態については培養基を詰める瓶を用いる人工瓶栽培が行なわれ、この栽培瓶は、口が小さくやや首長であった。
具体的には、米ぬかに鋸屑等を加え、水で混合した培養基を瓶詰めし、この状態で高温殺菌、種菌の接種、菌まわし(培養)、培養基上面の菌掻き、子実体の芽だし(発芽)、発茸という工程を経て収穫がなされる。この場合、殺菌工程においては、防菌として瓶の口に紙栓がなされる。また、芽だしが有る程度伸びると、瓶口に長さを増やす紙筒が嵌めつけられる。こうすると、子実体がはみ出ることなく、真っ直ぐに伸びるからである。そして、生育したえのき茸は、引き抜いて束として収穫されていた。なお、同一培養基での栽培は普通では2回程度である。
口径が小さく首長の栽培瓶が使われてきた理由は、雑菌の侵入を防止しやすいからであった。特に、最初のころは、殺菌技術が未熟であったことから、口径を狭めて外部からの雑菌の侵入を防ぐ方法しかできなかったわけである。なお、現在では、接種室でも殺菌灯を点灯したりして、全ての点で進歩してきたが、雑菌の被害を完全に防ぐには十分とはいえなかった。
えのき茸の栽培に瓶を用いるのは、それなりの理由があった。それは次のようなことであった。
(1)収穫が終わると中身を変えながら瓶を反復して使用していたが、培養基の菌が蔓延してこびり付いているため、容易に掻き出すことができなく、非常に時間がかかり、取り残しがあると雑菌の弊害を受けるという難点があった。
(2)瓶の首が長ければ雑菌の侵入は防止しやすいが、長いだけ、えのき茸の根元の部分を無駄に多く作ることになっていた。
(3)口で締め付けられる部分があることが、えのき茸の成長を促進するのに必要な菌糸の部分の吸気にも影響するので、ネグサレなどを発生させる原因にもなっていた。
一方、広いコップ型がよいかというと、そうでもない。これでは培養基の上部の水分が発散して極度に乾燥し、発芽までは順調であっても、それ以後の成長は止まってしまうからである。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、えのき茸の人工栽培において、瓶を用いないことを前提に、作業性が効率的であり、雑菌の被害がなく、生育が良好となるえのき茸の人工栽培装置を提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この考案は、樹脂フィルムないしシートからなる縦に長めの栽培袋に、下半部で培養基を円柱形のブロック状に一体に設け、培養基の上にえのき茸が内面に沿って束状に育成されるように、袋上半部は、ほゞ円筒形に保持される身長の起立保持部として形成されており、培養基が加熱殺菌とその後の植菌工程を経てなる袋詰めセットであって、起立保持部の上端部に通気可能に閉じるシールフイルターを形成してなることを特徴するえのき茸の人工栽培装置を提供する。
えのき茸の人工栽培装置を上記のように構成したから、培養基と栽培袋とを一体化した袋詰めセットのままで、起立保持部内において適度に通気性が確保されているので、そのままで培養基を発芽期を迎えるまで熟成させ、熟成したら起立保持部の上端を切って開放し、発芽、発茸させると、茸は起立保持部の内面に沿って立ち上がるので、その束のまま収穫することができる。収穫後(望めば2回とする)は、破袋をしただけで分離して都合よく処分できる。シールフイルターは空気の流通とともに雑菌の侵入を防ぐもので、発芽工程、発茸工程では不要となるので切除される。起立保持部はストレートな袋筒の延長であるので、雑菌が侵入しがたく、また、えのき茸が根元で絞られることはなく、無菌のまま培養基に換気が行き届きやすく、というように生育が順調に行われる上において適切な作用を果たし得る。
以上説明したように、この考案によれば、瓶を用いることなく培養基と栽培袋とが一体化した取扱いとなり、えのき茸の束生が有効になされるとともに、使用済みのときの廃棄処分が容易となる。殊に、起立保持部やシールフイルターで雑菌の侵入や繁殖する機会は極めて少なくなり、発茸工程における寒気の導入(冬季様の再現)および換気効率の向上が効率的になし得ることとも相まって、生育が順調で多量となるという優れた効果がある。
えのき茸は、自然界では冬季において発生する特殊な茸である。殊に発茸工程においては、生育に要する酸素の供給とともに、冬季の再現となるような寒冷環境が求められるが、この考案では、殊に起立保持部5でそのことで対応しやすくなる。なお、これに設けられるシールフイルター7の構造は実施例に限られることなく様々となる。
図1ないし図3は一実施例を示したもので、そのえのき茸の人工栽培装置Pは、培養基の仕込みからえのき茸の収穫に至るまで袋詰めセットとして使用され、栽培袋1と培養基3と一体化してなる。
(1)栽培袋1について
栽培袋1は、耐熱性のプラスチックフイルムないしシートのチューブが使用され、下端が平たくなるよう折り畳みにシールされる。
栽培袋1は、耐熱性のプラスチックフイルムないしシートのチューブが使用され、下端が平たくなるよう折り畳みにシールされる。
(2)培養基3について、
主たる材料は、鋸屑と米ぬかであって、約3:1の量割合で使用される。これに同量の水を加え、均一になるよう十分に練り合わせてから栽培袋1に充填し袋詰めされる。
主たる材料は、鋸屑と米ぬかであって、約3:1の量割合で使用される。これに同量の水を加え、均一になるよう十分に練り合わせてから栽培袋1に充填し袋詰めされる。
(3)袋詰め工程
袋詰めは、栽培袋1の高さ半分までに充填されるよう、そこに培養基3が円柱形ブロックに圧縮成形される。栽培袋1は、軟弱ではあるが、培養基3に支えられることにより、その上にはわずかの剛性により立っている。この部分を起立保持部5と称することにする。なお、この時、種菌の植菌穴6を形成しておいても良い。
袋詰めは、栽培袋1の高さ半分までに充填されるよう、そこに培養基3が円柱形ブロックに圧縮成形される。栽培袋1は、軟弱ではあるが、培養基3に支えられることにより、その上にはわずかの剛性により立っている。この部分を起立保持部5と称することにする。なお、この時、種菌の植菌穴6を形成しておいても良い。
(4)殺菌工程
袋口が開いている状態又は器具を使って軽く閉じた状態において、これを台車に並べて、加熱殺菌器の中に搬入し、120℃の温度で約30分間加熱して殺菌する。
袋口が開いている状態又は器具を使って軽く閉じた状態において、これを台車に並べて、加熱殺菌器の中に搬入し、120℃の温度で約30分間加熱して殺菌する。
(5)植菌工程
袋詰めセットが冷めたら、植菌穴6に種菌が詰め込まれる。なお、このとき、殺菌灯の下で作業がなされる。
袋詰めセットが冷めたら、植菌穴6に種菌が詰め込まれる。なお、このとき、殺菌灯の下で作業がなされる。
(6)袋閉じ工程
起立保持部5の上端部には、ミシン縫いによる縫い目8と不完全シール部9とによる通気性のシールフイルター7が設けられる。この縫い目8は、通気可能であって、空気の流通が抑制されるとともに、雑菌等の汚染物質の侵入を防止する言わば関門である。不完全シール部9は、その長さ中間部に未シールの通気口11が形成される。したがって、二重に空気の流通が抑制される二重関門である。
起立保持部5の上端部には、ミシン縫いによる縫い目8と不完全シール部9とによる通気性のシールフイルター7が設けられる。この縫い目8は、通気可能であって、空気の流通が抑制されるとともに、雑菌等の汚染物質の侵入を防止する言わば関門である。不完全シール部9は、その長さ中間部に未シールの通気口11が形成される。したがって、二重に空気の流通が抑制される二重関門である。
(7)養生工程
シールフイルターで雑菌の侵入が防止された状態で、全体にえのき茸の菌が回るように管理される。期間は、20〜22日間程度であって、室温17〜18℃、湿度60%程度とする。この室内環境は、栽培袋1およびシールフイルター7を通して無菌に室内環境が緩和して及ぶので、袋内にえのき茸の菌が生育しやすい独自の環境が形成される。したって、菌の回り具合が非常に良好となる。
シールフイルターで雑菌の侵入が防止された状態で、全体にえのき茸の菌が回るように管理される。期間は、20〜22日間程度であって、室温17〜18℃、湿度60%程度とする。この室内環境は、栽培袋1およびシールフイルター7を通して無菌に室内環境が緩和して及ぶので、袋内にえのき茸の菌が生育しやすい独自の環境が形成される。したって、菌の回り具合が非常に良好となる。
(8)開封作業
菌が回り熟成がほゞ終わったら、袋詰めセットにおいて、起立保持部5の上端部を切り取って開口する。Sが開封のための切り取り位置である。なお、この時、培養基3の上面の菌掻きがなされる。
菌が回り熟成がほゞ終わったら、袋詰めセットにおいて、起立保持部5の上端部を切り取って開口する。Sが開封のための切り取り位置である。なお、この時、培養基3の上面の菌掻きがなされる。
(9)発芽工程
空調設備が整った発芽室に搬入し、そこにおいて、温度12〜13℃、湿度85%に調整された室内環境に置いて発芽を待つ。菌まわし室から芽だし室(発芽室)へ移したら直ぐに、瓶の口の上にぬれた新聞紙等の吸水性シートを被せておく。この新聞紙等は常に濡らしておけば、10日前後たつと茸の芽15aが発生する。
空調設備が整った発芽室に搬入し、そこにおいて、温度12〜13℃、湿度85%に調整された室内環境に置いて発芽を待つ。菌まわし室から芽だし室(発芽室)へ移したら直ぐに、瓶の口の上にぬれた新聞紙等の吸水性シートを被せておく。この新聞紙等は常に濡らしておけば、10日前後たつと茸の芽15aが発生する。
(10)発茸工程
芽だし室へ移してから10日前後経ると、きのこの発生が始まるのですぐに寒冷な発茸室に移す。ここでは、室温は、8〜9℃ぐらいにして湿度を95%とほとんど飽和に近い冬季到来状態にすることが必要条件である。また、えのき茸は空気中の酸素を吸収して成長するから、換気が必要であり、換気構造の棟とする。ちなみに、酸素不足が生じると雑菌の被害を招く。また、麹室や堆肥舎、家畜小屋の近くは避ける必要がある。
芽だし室へ移してから10日前後経ると、きのこの発生が始まるのですぐに寒冷な発茸室に移す。ここでは、室温は、8〜9℃ぐらいにして湿度を95%とほとんど飽和に近い冬季到来状態にすることが必要条件である。また、えのき茸は空気中の酸素を吸収して成長するから、換気が必要であり、換気構造の棟とする。ちなみに、酸素不足が生じると雑菌の被害を招く。また、麹室や堆肥舎、家畜小屋の近くは避ける必要がある。
図3は、収穫直前の状態を示したもので、えのき茸15は、起立保持部5の中に束状に生育しているので、起立保持部5を外側へ折り返して、束のえのき茸15を培養基3の上から抜き取ることにより収穫する。なお、このとき、起立保持部5を外側へ捲り返すと、返し5aの開き口から容易に収穫できる。
図4は、別の実施例を示すもので、シールフイルター7について、前記実施例とは違って、不完全シール部9の下に縫い目8を設けたもので、糸17を抜き取った鎖線状の切れ目に沿って上端部を手で引きちぎることにより鋏を使わないで起立保持部5を開口することができる。
P えのき茸の人工栽培装置(袋詰めセット)
1 栽培袋
3 培養基
5 起立保持部
7 シールフイルター
8 縫い目
9 不完全シール部
11 通気口
15 えのき茸
15a えのき茸の芽
17 縫い糸
1 栽培袋
3 培養基
5 起立保持部
7 シールフイルター
8 縫い目
9 不完全シール部
11 通気口
15 えのき茸
15a えのき茸の芽
17 縫い糸
Claims (3)
- 樹脂フィルムないしシートからなる縦に長めの栽培袋に、下半部で培養基を円柱形のブロック状に一体に設け、培養基の上にえのき茸が内面に沿って束状に育成されるように、袋上半部は、ほゞ円筒形に保持される身長の起立保持部として形成されており、培養基が加熱殺菌とその後の植菌工程を経てなる袋詰めセットであって、起立保持部の上端部に通気可能に閉じるシールフイルターを形成してなることを特徴するえのき茸の人工栽培装置。
- シールフイルターは、起立保持部を二つ合わせに溶着するとともに一部に未溶着の通気口を設けた不完全シール部と、不完全シール部の上又は下に設けたミシンによる糸の縫い目とからなることを特徴とする請求項1記載のえのき茸の人工栽培装置。
- 起立保持部の上端部に、全周にわたって縫い目を設け、抜糸により、上端部を開口に千切り取り可能な鎖線状の縫い目として形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のえのき茸の人工栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016002325U JP3205554U (ja) | 2016-05-20 | 2016-05-20 | えのき茸の人工栽培装置 |
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