JPH09274965A - コネクタ用ホルダ - Google Patents

コネクタ用ホルダ

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JPH09274965A
JPH09274965A JP8012496A JP8012496A JPH09274965A JP H09274965 A JPH09274965 A JP H09274965A JP 8012496 A JP8012496 A JP 8012496A JP 8012496 A JP8012496 A JP 8012496A JP H09274965 A JPH09274965 A JP H09274965A
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JP
Japan
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holder
connector
circuit
male
female
Prior art date
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Pending
Application number
JP8012496A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Kojima
伸昭 小島
Hiroki Hirai
宏樹 平井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ接続用のホルダを貴重な配線空間を
有効に活用することに利用する。 【解決手段】 雄コネクタ2と雌コネクタ3とを接続す
るに際し、雌コネクタ3が内装された状態でインストル
メントパネルのステーPに固定され、この状態で雌コネ
クタ3と雄コネクタ2とが接続されるコネクタ用のホル
ダ4であって、ホルダ本体41に、上記雌雄のコネクタ
2,3の接続によって形成される電気系統とは異なる電
気系統を形成するための回路と、この回路に接続された
別系統の回路部側コネクタ42bとが付設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対応する雌雄の
コネクタを接続するに際し、接続操作を容易にするため
に用いられるコネクタ用ホルダに関するものであり、こ
のホルダの有効利用を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の電気系統中には各種
の電気ユニットが配設され、これら電気ユニットを接続
するものとしてコネクタが採用されている。例えば、自
動車のインストルメントパネルには、速度計、回転計、
ヒーターコントロールユニット等の各種の電気ユニット
が設けられ、これらの計器と、その裏面側から導出され
たワイヤハーネスとがコネクタを介して接続される。
【0003】この場合の組み付け、および電気的接続
は、まずインストルメントパネルに電気ユニットが嵌め
込まれるとともに、このインストルメントパネルが自動
車内のダッシュボードに取り付けられる。この場合、予
め計器の裏面とワイヤハーネスの末端とに雌雄のコネク
タがそれぞれ設けられており、作業者によって計器の裏
面側で上記両コネクタが相互に嵌合される。ついでイン
ストルメントパネルがダッシュボードにねじ止めされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
ネクタの接続方法によると、計器を組み込んだインスト
ルメントパネルをダッシュボードに取り付けた後、作業
者がインストルメントパネルの裏面に手を入れてコネク
タの接続作業を手さぐりで行わなければならず、作業性
が非常に悪いという不都合がある。また、このようなコ
ネクタ接続作業と、インストルメントパネルに計器をね
じ止めする作業とを別個に行う必要があり、この点でも
作業効率が悪い。
【0005】そこで、発明者は、先に、上記組み付け作
業の作業性を向上させ得る方法について提案した(例え
ば特願平7−321770号)。この方法は、図7の
(イ)に示すように、互いに連結される第1のユニット
および第2のユニットの内のいずれか一方のユニットに
ホルダ40を固定し、一方のコネクタ30をこのホルダ
40に係脱可能に仮止めし、他方のユニットに他方のコ
ネクタ20を固定し、両ユニットを連結した後、図7の
(ロ)に示すように、一方のコネクタ30を一方のユニ
ットから離脱させて他方のコネクタ20に接続するよう
にしたものであり、こうすることによって、コネクタの
接続が容易かつ確実に行い得るようになる。
【0006】しかしながら、このような方法を採用する
と、第1のユニットと第2のユニットとを連結してから
各コネクタ同士の接続を行った後、不要になったホルダ
40が残留する。そして、このようなホルダ40が狭隘
な配線空間に残留すると、他の電気系統の配線作業の邪
魔になるとともに、貴重な配線空間を有効に利用し得な
くなるという問題点を有している。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、コネクタの接続にホルダを
利用することを前提とし、貴重な配線空間を有効に利用
することが可能なコネクタ用ホルダを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
コネクタ用ホルダは、雌雄のコネクタを接続するに際
し、コネクタの内の一方のコネクタを仮止めした状態で
コネクタの近傍に存在する適宜の部材に固定されるコネ
クタ用ホルダであって、上記一方のコネクタを収容する
ホルダ本体と、このホルダ本体に設けられ、かつ、上記
雌雄のコネクタの接続によって形成される電気系統とは
異なる電気系統を形成するための回路と、この回路に接
続された別系統のコネクタとを備えたことを特徴とする
ものである。
【0009】このコネクタ用ホルダによれば、雌雄のコ
ネクタが接続された後には、適宜の部材に予め固定され
たホルダ本体はその部材に残留するが、ホルダ本体には
コネクタに係る電気系統とは別の電気系統に係る回路
と、この回路に接続された別系統のコネクタが設けられ
ているため、このコネクタを介して上記回路に接続する
ことにより、別の電気系統が機能するようになる。
【0010】このように、ホルダが電気接続箱の機能を
果たすため、従来、ホルダが残留することによって、狭
隘な配線空間がホルダによって占められ、これが邪魔し
て他の系統の配線作業が困難になるという不都合が回避
され、逆にホルダの存在によって配線作業が容易にな
る。
【0011】本発明の請求項2記載のコネクタ用ホルダ
は、請求項1記載のコネクタ用ホルダにおいて、上記回
路は、上記ホルダ本体の一部を横断して配設された導線
であることを特徴とするものである。
【0012】このコネクタ用ホルダによれば、ホルダ本
体を迂回した配線を行うことなく、ホルダを横断した導
線を利用して配線することができるようになり、配線作
業が簡単になる。
【0013】本発明の請求項3記載のコネクタ用ホルダ
は、請求項1記載のコネクタ用ホルダにおいて、上記回
路は、上記ホルダ本体に付設された電子回路であること
を特徴とするものである。
【0014】このコネクタ用ホルダによれば、ホルダ本
体に付設された電子回路によって、ホルダの機能が向上
する。
【0015】本発明の請求項4記載のコネクタ用ホルダ
は、請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ用ホル
ダにおいて、上記ホルダ本体は、底板と、一対の側壁板
と、天井板と、背面板とで組み立て可能に形成され、上
記各板にはそれぞれ所定の回路が設けられ、ホルダ本体
が組み立てられた状態で上記回路の組み合わせによる複
数の電気系統が形成され得るようにしたことを特徴とす
るものである。
【0016】このコネクタ用ホルダによれば、ホルダ本
体は、組み立てる前には嵩の低い状態になっているた
め、その分保管場所が狭くてもよく、保管コストの低減
が実現する。
【0017】また、ホルダ内への回路等の付設操作は、
立体形状のホルダ本体に対して施すよりも、分解された
平板状の底板、一対の側壁板、天井板、および背面板に
対して施す方が容易であり、製造コストの低減が実現す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るコネクタ用
ホルダの第1実施形態を示す斜視図であり、図2は、図
1のホルダの背面側の分解斜視図である。また、図3
は、図1に示す雌コネクタと雄コネクタとが互いに接続
された状態を示す斜視図である。図1に示すように、コ
ネクタ1は、ホルダ4を介してインストルメントパネル
のステーPに取り付けられる雌コネクタ3と、他の図略
のユニットに取り付けられる雄コネクタ2とからなって
いる。
【0019】上記雄コネクタ2は、正面側(図1の左
方)に横長矩形状の嵌合口21aを有した直方体状のハ
ウジング21と、このハウジング21内に嵌合口21a
に向かって突設された複数の端子列22と、これらの端
子列22に囲まれた状態でハウジング21の奥部を貫通
した雄ねじ23とを備えて形成されている。各端子列2
2には複数の端子が装着されている。
【0020】雌コネクタ3は、嵌合口21aを介してハ
ウジング21内に嵌入されるコネクタ本体31と、上記
端子列22に対応して前面に凹設された端子孔32と、
コネクタ本体31の表面中央部で上記雄ねじ23に対応
して螺設された雌ねじ33とを備えて形成されている。
【0021】また、雄コネクタ2のハウジング21に
は、内周壁の適所に嵌合口21aから奥部に向かって延
びる複数の内部ガイド溝21bが設けられているととも
に、外周壁の上記内部ガイド溝21b間の適所に外部ガ
イド溝21cが設けられている。また、雌コネクタ3の
コネクタ本体31外周壁には、上記内部ガイド溝21b
に対応した複数のガイド突部31aが突設され、これら
のガイド突部31aが上記内部ガイド溝21bに摺接状
態で嵌まり込んで案内されることにより、雄コネクタ2
と雌コネクタ3との接続が円滑に行われるようになって
いる。
【0022】上記ホルダ4は、角筒体状のホルダ本体4
1と、このホルダ本体41の正面側に取り付けられた電
子回路部42とを備えて形成されている。ホルダ本体4
1には、内部の四隅部にゴム等の柔軟性材料からなる正
面視でL字形状の緩衝部材43が設けられており、上記
雌コネクタ3は、これらの緩衝部材43に支持された状
態でホルダ本体41内に収納され、仮止めされるように
なっている。
【0023】上記電子回路部42は、図2に示すよう
に、C字形状を呈した薄板状の電子回路基板42aと、
この電子回路基板42aの下縁部中央に固定された回路
部側コネクタ42bと、電子回路基板42aを覆うカバ
ー42cとを備えて形成されている。電子回路基板42
aは、上記雌コネクタ3が内装されたホルダ本体41の
正面側(図2の右方)に密着され、ついでカバー42c
によって覆われた後、ねじ止め等によってカバー42c
と一体にホルダ本体41に固定され、これによって雌コ
ネクタ3の内装されたホルダ4が形成されている。そし
て、ホルダ4が形成された状態で、雌コネクタ3のワイ
ヤハーネス34がホルダ本体41から電子回路部42を
貫通してホルダ4の正面側に導出されている。
【0024】一方、上記ステーPの正面側(図1の左
方、図2の右方)には、上記回路部側コネクタ42bに
対応したパネル側コネクタP1が設けられており、この
パネル側コネクタP1に回路部側コネクタ42bを接続
することによって雌コネクタ3の内装されたホルダ4が
ステーPに取り付けられるようになっている。
【0025】上記パネル側コネクタP1は、上記コネク
タ1が係る電気系統とは別系統の電気回路を構成するた
めのものであり、この別系統の電気回路は、電子回路基
板42aを必要とするものであって、回路部側コネクタ
42bとパネル側コネクタP1とが接続されることによ
って機能するようになる。
【0026】そして、ホルダ4がステーPに取り付けら
れた状態で、雄コネクタ2の嵌合口21aをホルダ本体
41内の雌コネクタ3に嵌め合わせ、ついで雄コネクタ
2の雄ねじ23を雌コネクタ3の雌ねじ33に螺着する
ことによって雄コネクタ2のハウジング21が雌コネク
タ3のコネクタ本体31に順次被ぶさってゆき、これに
よって、図3に示すように、雌コネクタ3はホルダ本体
41から引出された状態で雌コネクタ3と接続された状
態になる。
【0027】第1実施形態のホルダ4の上記構成によれ
ば、雄コネクタ2と雌コネクタ3との接続によって用済
になったホルダ本体41がステーP上に残留するが、ホ
ルダ本体41には電子回路部42が付設されており、こ
の電子回路部42はパネル側コネクタP1と回路部側コ
ネクタ42bとの接続により機能するようになっている
ため、ステーP上に残留したホルダ本体41が狭隘な場
所で無駄に空間を占めるという不都合が回避され、ホル
ダ本体41が有効利用された状態になる。
【0028】図4は、本発明に係るホルダの第2実施形
態を示す斜視図である。この実施形態のホルダ4aは、
先の第1実施形態のホルダ4を基礎とし、ホルダ本体4
1a内に配線材44を埋設したものである。本実施形態
においては、配線材44はホルダ本体41aの天井壁内
にワイヤハーネス34の延びる方向に交差するように埋
設されている。そして、ホルダ本体41aの両側部には
上記ワイヤハーネス34の両端部に接続された左右一対
のハーネス用コネクタ44aが取り付けられている。そ
の他のホルダ4aの構成は先の第1実施例のホルダ4と
同様である。
【0029】第2実施形態のホルダ4aの構成によれ
ば、ホルダ4aがインストルメントパネル等に取り付け
られた状態で、他の電気系統の配線同士をホルダ本体4
1aに埋設された配線材44を介して接続することが可
能になり、配線空間でホルダ本体41aが邪魔をして配
線作業が容易に行い得なくなるという不都合が回避され
る。
【0030】なお、第2実施形態においては、配線材4
4がホルダ本体41aに埋設されているが、埋設する代
わりに配線材44をホルダ本体41aの表面に接着その
他で取り付けるようにしてもよい。
【0031】図5は、本発明に係るホルダの第3実施形
態を示す斜視図である。この実施形態のホルダ4bは、
上記第2実施形態のホルダ4aを基礎とし、電子回路基
板42aと一体の回路部側コネクタ42bに代えて、ホ
ルダ本体41bの底面にホルダ側コネクタ45を下方に
向かって突設しているとともに、その四隅部のそれぞれ
に係止フック46を下方に向かって突設している。
【0032】一方、ステーPの上面部には、上記ホルダ
側コネクタ45に対応したパネル側コネクタP2が凹設
さえているとともに、上記各係止フック46に対応した
四つの係止孔P3が穿設されている。そして、ホルダ側
コネクタ45をパネル側コネクタP2に嵌め込んで接続
することにより、係止フック46が係止孔P3に嵌入し
て両者が相互に係合されるようにしている。
【0033】第2実施形態のホルダ4bによれば、ホル
ダ側コネクタ45とパネル側コネクタP2とが接続され
た状態で、係止フック46と係止孔P3との係合によ
り、ホルダ4bのステーPへの取り付け状態が安定す
る。
【0034】なお、第3実施形態においては、ホルダ側
コネクタ45をパネル側コネクタP2に嵌入することに
よって電子回路部42を介した別の電気系統を形成させ
るようにしているが、ホルダ本体41bの底面にホルダ
側コネクタ45に代えて圧接タイプの端子を設ける一
方、ステーPの表面にパネル側コネクタP2に代えてフ
ラット電線を配線し、ホルダ本体41bがステーPに装
着された状態で、圧接タイプの端子がフラット電線に接
触することによって通電接続が行われるようにしてもよ
い。
【0035】図6は、本発明に係るホルダの第4実施形
態を示す分解斜視図である。この実施形態においては、
ホルダ5は、その正面部51a(図6の左方)および天
井部51bを形成する側面視でL字形状を呈したL形ホ
ルダ板51と、ホルダ5の両側部を形成する一対の側部
ホルダ板52と、ホルダ5の底部を形成する底部ホルダ
板53とからなっている。
【0036】上記L形ホルダ板51の正面部51aに
は、雌コネクタ3のワイヤハーネス34を通す切欠き溝
51cが設けられているとともに、正面部51aの背面
側にはその四隅部に雌コネクタ3を支持する緩衝部材4
3が設けられている。また、L形ホルダ板51の天井部
51b部には、配線材44が埋設されているとともに、
天井部51bの両側部には配線材44に接続された一対
のハーネス用コネクタ44aが設けられている。
【0037】上記側部ホルダ板52は、内部に配線材あ
るいは所定の電子回路が埋設されている。そして、側部
ホルダ板52の上端部には内部の電子回路等に接続した
複数の端子52aが突設されているとともに、下部の側
部ホルダ板52同士の対向面には上記電子回路等に接続
した複数の端子孔52bが凹設されている。
【0038】また、上記底部ホルダ板53についても、
内部に配線材あるいは所定の電子回路が埋設されてい
る。そして、底部ホルダ板53の両側端部には、上記側
部ホルダ板52の端子孔52bに対応した複数の端子5
3aが突設されているとともに、底部ホルダ板53の底
面には、ホルダ側コネクタ45が下方に向かって突設さ
れている。また、L形ホルダ板51の天井部51bの下
面両側部には、上記各側部ホルダ板52の端子52aに
対応した図略の端子孔が凹設されている。
【0039】そして、上記各端子および端子孔は、それ
ぞれ結合材の役割を果たし、具体的には、底部ホルダ板
53の端子53aを側部ホルダ板52の端子孔52bに
嵌入するとともに、側部ホルダ板52の端子52aをL
形ホルダ板51の天井部51bの端子孔に嵌入すること
によって箱型のホルダ5が形成されるようになってい
る。
【0040】一方、ステーPの上面部には、上記ホルダ
側コネクタ45に対応したパネル側コネクタP2が凹設
され、組み立てられたホルダ5のホルダ側コネクタ45
をパネル側コネクタP2に嵌入することにより、ホルダ
5がパネル側コネクタP2に固定された状態になる。
【0041】第4実施形態のホルダ5の構成によれば、
L形ホルダ板51、側部ホルダ板52および底部ホルダ
板53の全ての内部に配線材や電子回路が埋設されてい
るため、ホルダ5を多機能の電気接続箱として利用する
ことができる。また、ホルダ5は組み立て式であるた
め、組み立て前は容量の小さい各ホルダ板51,52,
53として保管することが可能であり、保管場所が少な
くて済む。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のコネクタ用ホル
ダによれば、ホルダは、一方のコネクタが仮止めされホ
ルダ本体と、このホルダ本体に設けられた別の電気系統
を形成する回路と、この回路に接続された別系統のコネ
クタとを備えて形成されているため、ホルダが電気接続
箱の機能を果し、従来、ホルダが残留することによっ
て、狭隘な配線空間がホルダによって占められ、これが
邪魔して他の系統の配線作業が困難になるという不都合
がなくなり、逆にホルダの存在によって配線作業を容易
に行うことができる。
【0043】本発明の請求項2記載のコネクタ用ホルダ
によれば、ホルダ本体に導線が配設されているため、ホ
ルダ本体を迂回した配線を行うことなく、ホルダを横断
した導線を利用して配線することができるようになり、
配線作業を容易に行うことができる。
【0044】本発明の請求項3記載のコネクタ用ホルダ
によれば、ホルダ本体に電子回路が付設されているた
め、この電子回路によってホルダの機能を向上させるこ
とができる。
【0045】本発明の請求項4記載のコネクタ用ホルダ
によれば、ホルダ本体は、底板と、一対の側壁板と、天
井板と、背面板とで組み立て可能に形成されているた
め、組み立てる前には嵩の低い状態になっており、その
分保管場所が狭くてもよく、保管コストの低減を図るこ
とができる。
【0046】また、ホルダ内への回路等の付設操作は、
立体形状のホルダ本体に対して施すよりも、分解された
平板状の底板、一対の側壁板、天井板、および背面板に
対して施す方が容易であり、製造コストの低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ用ホルダの第1実施形態
を示す斜視図である。
【図2】図1のホルダの背面側の分解斜視図である。
【図3】図1に示す雌コネクタと雄コネクタとが互いに
接続された状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るホルダの第2実施形態を示す斜視
図である。
【図5】本発明に係るホルダの第3実施形態を示す斜視
図である。
【図6】本発明に係るホルダの第4実施形態を示す分解
斜視図である。
【図7】従来のホルダ付きコネクタの嵌合状態を示す斜
視図であり、(イ)はコネクタ同士が接続される直前の
状態、(ロ)はコネクタ同士が接続された状態をそれぞ
れ示している。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 雄コネクタ 21 ハウジング 21a 嵌合口 21b 内部ガイド溝 21c 外部ガイド溝 22 端子列 23 雄ねじ 3 雌コネクタ 31 コネクタ本体 31a ガイド突部 32 端子孔 33 雌ねじ 4,4a,4b,5 ホルダ 41,41a,41b ホルダ本体 42 電子回路部 42a 電子回路基板 42b 回路部側コネクタ 42c カバー 43 緩衝部材 44 配線材 45 ホルダ側コネクタ 46 係止フック 51 L形ホルダ板 51a 正面部 52b 天井部 52 側部ホルダ板 52a 端子 52b 端子孔 53 底部ホルダ板 53a 端子 P インストルメントパネルのステー P1 パネル側コネクタ P2 パネル側コネクタ P3 係止孔
フロントページの続き (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌雄のコネクタを接続するに際し、コネ
    クタの内の一方のコネクタを仮止めした状態でコネクタ
    の近傍に存在する適宜の部材に固定されるコネクタ用ホ
    ルダであって、上記一方のコネクタを収容するホルダ本
    体と、このホルダ本体に設けられ、かつ、上記雌雄のコ
    ネクタの接続によって形成される電気系統とは異なる電
    気系統を形成するための回路と、この回路に接続された
    別系統のコネクタとを備えたことを特徴とするコネクタ
    用ホルダ。
  2. 【請求項2】 上記回路は、上記ホルダ本体の一部を横
    断して配設された導線であることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ用ホルダ。
  3. 【請求項3】 上記回路は、上記ホルダ本体に付設され
    た電子回路であることを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ用ホルダ。
  4. 【請求項4】 上記ホルダ本体は、底板と、一対の側壁
    板と、天井板と、背面板とで組み立て可能に形成され、
    上記各板にはそれぞれ所定の回路が設けられ、ホルダ本
    体が組み立てられた状態で上記回路の組み合わせによる
    複数の電気系統が形成され得るようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ用ホル
    ダ。
JP8012496A 1996-04-02 1996-04-02 コネクタ用ホルダ Pending JPH09274965A (ja)

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