JP2001112074A - リモートコントローラ - Google Patents

リモートコントローラ

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JP2001112074A
JP2001112074A JP28543699A JP28543699A JP2001112074A JP 2001112074 A JP2001112074 A JP 2001112074A JP 28543699 A JP28543699 A JP 28543699A JP 28543699 A JP28543699 A JP 28543699A JP 2001112074 A JP2001112074 A JP 2001112074A
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push button
remote controller
housing
display unit
wiring board
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JP28543699A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Igarashi
和之 五十嵐
Takuaki Shinoda
拓章 篠田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JP2001112074A publication Critical patent/JP2001112074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリモートコントローラは、スイッチボ
ックスや壁などに固定する場合、工事性が悪くなってい
た。 【解決手段】 筐体13、14で電子部品を搭載する印
刷配線板9を挟みこむように構成し、通信用ケーブル2
7固定用の端子台12を印刷配線板9に直接固定すると
ともに、前記筐体13、14に開口部22を設け、その
開口部22に端子台12を配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調機などを遠
隔操作する通信用ケ−ブル付きのリモートコントローラ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機などを遠隔操作する通信用
ケ−ブル付きのリモートコントローラとして、特開平1
1−149843号公報等に記載のようなリモートコン
トローラがあった。図8は特開平11−149843号
公報等のリモートコントローラを分解して示す斜視図で
ある。 図において、1は電子部品を搭載する印刷配線
板、2は上ケース、3は下ケース、4はシリコンゴム等
の絶縁性の弾性部材による押しボタン入力部、5は設定
内容や空調機の運転状態を表示するための液晶表示部、
6は印刷配線板1と液晶表示部5を電気的に接続するた
めの導電コ゛ム、7は下ケース3に形成され室内機とリモ
ートコントローラを接続する通信用ケーブルを接続する
端子台、8は端子台7と印刷配線板を接続するための接
続用ケーブルである。
【0003】 従来のリモートコントローラは、これら
の部品から構成されており、上ケース2と印刷配線板1
の間に、押しボタン入力部4、液晶表示部5、導電コ゛ム
6を配置して、下ケ−ス3、印刷配線板1及び上ケース
2をネジなどで固定組立ていた。
【0004】 図9は図8のリモートコントローラにお
いて、端子台7に室内機とリモートコントローラを接続
する通信用ケーブル27を接続する場合の例を示す斜視
図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモートコント
ローラは上記のように構成されており、空調機等に対し
て操作要求を送信し、あるいは空調機等から送信される
運転状態などを表示することが可能になっている。しか
し、スイッチボックスや壁などに固定する場合、下ケー
ス3をネジで固定したのちに、通信用ケーブル27を下
ケ−ス7の端子台7に接続し、その後上ケース2に固定
されている印刷配線板1を接続用ケーブル8で端子台7
に接続しリモ−トコントロ−ラを組立てる必要があるた
め、工事性が悪くなっていた。また、リサイクルを行う
際にあたっても、印刷配線板は一般に各種電子部品が搭
載されるために廃却されるが、さらに、下ケース3は一
般にABS樹脂等のプラスチックで構成されているが、
その下ケース3上に設けられている端子台7は、電気的
な接触を行う必要があるためにナットなどの金属を使用
しており、しかも、このナットはプラスチックに埋め込
まれて成型されるために、容易に取れないような構造と
なっているため、即ち、端子台7を下ケース3に接合し
た結果として、下ケースも複合材となりリサイクルの妨
げとなっていた。また、従来は印刷配線板1における電
子部品レイアウトを容易とするためにマイクロコンピュ
ータなどは、表示部5や押しボタン入力部4とは反対側
の印刷配線板1と下ケース3の間に配置されていた。そ
こで、最近のマイクロコンピュータの小型化に伴い発生
するノイズが大きくなり、その発生ノイズが外部に放射
されるのを押さえるためにノイズフィルタ−などの部品を使
用する必要があり、コストアップが生じていた。また、
上部から配線される通信用ケ−ブルを伝わって水がリモ
−トコントロ−ラ内部へ浸入して信頼性を損なう場合が
あった。また、通常は使用しない押しボタンが前面に出
ていると、誤って使用する場合があった。さらに、通信
用ケ−ブルの引き回し、固定には手間がかかっていた。
【0006】本発明は、前記の点を改善するためになさ
れたものであり、組立、工事性の改良、部品リサイクル
性の改良、ノイズ発生防止の低コスト化、信頼性の向
上、誤操作防止による使いやすさの改良及び通信用ケ−
ブルの引き回し、固定の改良等を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1のリ
モ−トコントロ−ラは、電子部品を搭載する印刷配線板
と、運転状態などを表示するための表示部と、押しボタ
ン入力部と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン
入力部の押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線
板、前記表示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐
体と、を備え、前記押しボタン入力部等からの操作入力
に基づき、空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操
作要求を送信するとともに、空調機等から送信される運
転状態などを前記表示部に表示するリモ−トコントロー
ラにおいて、 前記通信用ケ−ブル接続固定用の端子台
を前記印刷配線板に実装するとともに、前記前記筐体に
前記端子台用の開口部を設けたものである。
【0008】また、この発明の請求項2のリモ−トコン
トロ−ラは、電子部品を搭載する印刷配線板と、運転状
態などを表示するための表示部と、押しボタン入力部
と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の
押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表
示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備
え、前記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、
空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送
信するとともに、空調機等から送信される運転状態など
を前記表示部に表示するリモ−トコントローラにおい
て、前記押しボタン入力部からの入力により空調機等に
操作指令等を送信制御し、また、前記表示部の表示制御
等を行うマイクロコンピュ−タを前記印刷配線板に実装
し、前記表示部と前記印刷配線板との間に配置したもの
である。。
【0009】また、この発明の請求項3のリモ−トコン
トロ−ラは、電子部品を搭載する印刷配線板と、運転状
態などを表示するための表示部と、押しボタン入力部
と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の
押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表
示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備
え、前記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、
空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送
信するとともに、空調機等から送信される運転状態など
を前記表示部に表示するリモ−トコントローラにおい
て、 前記筐体背面に、前記筐体上部の端子台用の開口
部と連通し、筐体下部に達する通水路を備えたものであ
る。
【0010】また、この発明の請求項4のリモートコン
トローラは、請求項1乃至請求項3のリモートコントロ
ーラにおいて、筐体前面の周辺部に配置し、通常操作に
は使用しない押しボタンと、前記筐体前面からはめ込む
隠し蓋とを備え、前記押しボタンは前記隠し蓋をはずし
た状態でのみ操作可能にしたものである。
【0011】また、この発明の請求項5のリモートコン
トローラは、請求項1乃至請求項4のリモートコントロ
−ラにおいて、一端の通信用ケ−ブル挿入部から他端の
端子台開口部にわたって筐体端部に形成された凹部と、
前記挿入部と前記端子台の間に設けられ、前記通信用ケ
−ブルを前記凹部にはさみ込み固定する前記通信用ケ−
ブル押え部と、を備え、前記押え部は、前記通信用ケ−ブ
ルを筐体前面から前記凹部と前記押え部間にはさみ込め
るように、前記筐体の背面側から前面側に突出したもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1によるリモートコントローラを分解して示
す斜視図である。 なお、各図中同一符号は、同
一あるいは相当部分を示す。図において、9は電子部品
を搭載する印刷配線板、10はシリコンゴム等の絶縁性
の弾性部材による押しボタン入力部、11は設定内容や
空調機の運転状態を表示するための液晶表示部、12は
印刷配線板9上に実装された端子台、13は上部と下部
に後述のスイッチボックス15へ取り付け用のねじの貫
通部34をもうけるとともに、上部と下部のねじ貫通部
34の間に、液晶表示部11の表示部用の開口部25及
び押しボタン入力部10の押しボタン33(キートップ
部)をケース表面に出すための押しボタン用の開口部2
6をもうけ、さらに端子台12を表面に出すための端子
台用の開口部22を設けた上ケース、14は上部と下部
に後述のスイッチボックス15取り付け用のねじの貫通
部34をもうけた下ケースである。
【0013】印刷配線板9に端子台12ならびに液晶表
示部11を電気的に接続するとともに、押しボタン入力
部10を配置する。その組み立てられた印刷配線板を筐
体である上ケース13と下ケース14にて挟み込み、ね
じなどで固定することで、リモ−トコントローラ17を
構成している。
【0014】図2はこの発明によるリモートコントロー
ラ17を壁等へ取付ける場合を示す斜視図である。図に
おいて、15はスイッチボックス、16はねじ、17は
図1で構造を示した組み立てられたリモートコントロー
ラである。
【0015】リモ−トコントローラ17を壁に取付ける
場合、まずスイッチボックス15を壁(コンクリ−ト
壁)に埋め込んで表面だけ壁面に出し、ねじ16をリモ
ートコントローラ17の操作側(筐体前面28)から取
り付け部であるねじの貫通部34に通して、スイッチボ
ックス15の雌ねじ部35に締め付けることで、リモー
トコントローラ17をスイッチボックス15を介して壁
にに固定する。リモートコントローラ17をスイッチボ
ックス15に固定した後に、表面に出た端子台12に空
調機と通信する通信用ケーブル27を接続する。その結
果、リモ−トコントロ−ラ17をスイッチボックス15
に固定する際に、従来のように(図8、図9参照)、スイ
ッチボックス15に固定した下ケース3の端子台7に通
信用ケ−ブル27を接続し、また、端子台27と印刷配
線板1を接続用ケーブル8で接続し、それからリモ−ト
コントロ−ラ17を組立てるという必要がなくなり(端
子台12を印刷配線板9に実装したことにより接続用ケ
−ブル8は不用となる)、作業性、工事性が改善でき
る。さらに、廃却する際においても、下ケースはナット
などの金属が埋め込まれていないためプラスチック単体
となり、リサイクルが容易となる。
【0016】また、図3はこの発明のリモートコントロ
ーラ17の部品の位置関係を示す断面図である。図にお
いて、18は印刷配線板9に実装され、押しボタン入力
部10の入力状態により空調機に操作指令などを送信制
御したり、液晶表示部11の表示制御などを行うマイク
ロコンピュータである。マイクロコンピュータ18は、
印刷配線板9と液晶表示部11に挟まれるように配置さ
れている。
【0017】このように構成したリモートコントローラ
においては、液晶表示部11や印刷配線板9は導電物質
から構成されている結果として、高周波に対して遮蔽効
果が発生する。その結果、マイクロコンピュータ18か
らノイズが発生するが、その発生ノイズが外部に放射さ
れることを減らすことが可能になる。
【0018】また、図4はリモ−トコントローラ17を
下ケ−ス14側(筐体背面29側)から見た外観図であ
る。図において、19はリモートコントローラ17の下
ケ−ス14の背面(筐体背面29)に設けられたスリッ
ト19である。この背面スリット19は、上ケ−ス13
に設けられた上部の端子台用開口部22の下部と連通
し、リモ−トコントロ−ラ17下部まで形成されてい
る。
【0019】このように構成したリモートコントローラ
17においては、上方から端子台12に配線された通信
用ケ−ブル27を伝わって水滴が垂れてきて、端子台用
開口部22で形成される凹部に溜まろうとしても、水滴
は背面に設けられたスリット19を伝わって流れ落ちる
ことにより、即ち、通水路19を形成しているので、端
子台12開口部22の凹部に水がたまりにくくなり、そ
の結果、リモートコントローラ17内に水が進入するこ
とがなくなり、リモ−トコントロ−ラの信頼性が向上す
る。
【0020】上記の通水路19は、下ケース14の一部
に直線状に設けた場合の例について説明を行ったが、通
水路19は上記のものに限定されるものではなく、下ケ
−ス14の背面の全周辺に凸状の枠を設けこの枠内を凹
部とし、この枠の上下にスリット状の開口部を設け、上
部スリットで端子台12の開口部22に連通させ、下部
スリットで水滴をリモ−トコントロ−ラ17から流れ落
とすようにしてもよい。要するに、通水路19は、上部
の端子台12の開口部22に連通し、筐体背面で水を上
から下まで流すものであればよい。
【0021】図5はリモートコントローラ17に隠し蓋
を設ける場合を示す斜視図である。図において、20は
リモートコントローラ17の筐体前面28の上部、下部
のスイッチボックス15への取り付け用ねじの貫通部3
4を覆う、はめ込み式の隠し蓋である。この隠し蓋20
は、図5のように、筐体前面28の周辺部をカバ−し、そ
れ以外の中央部を開口する。
【0022】このようにリモートコントローラ17に隠
し蓋20をはめることで、スイッチボックス15への取
り付け用ねじの貫通部34を隠すことができる。また、
上ケ−ス13の端部近傍に設けた端子台12も隠すこと
ができ、リモ−トコントロ−ラ17の意匠性を向上する。
【0023】図6はリモートコントローラ17に図5に
示したと同様な隠し蓋20を設ける場合の別の例を示す
斜視図である。図6において、21は隠し蓋20の下に
隠れる位置に配置された通常操作には使用しない押しボ
タンである。押しボタン21は他の押しボタンと同様に
筐体前面28の開口部から出ているもので、筐体前面の
周辺部に位置している。前面周辺部であればどこでもよ
い。このように構成したリモートコントローラにおいて
は、隠し蓋20を外した場合は、通常操作には使用しな
い押しボタン21を操作することができるが、隠し蓋2
0をはめた場合は、押しボタン21を操作することはで
きなくなる。通常操作には使用しない押しボタン21
は、例えば、一般操作に使用するものでなく、補修用等
に使用するため、通常は使用しない押しボタンであり、
このようにして誤操作を防ぐことができる。
【0024】図7はこの発明のリモートコントローラ1
7の端子台12付近の詳細をを示す斜視図である。図に
おいて、22は印刷配線板9に取付けられた端子台12
が上ケ−ス13の前面に出るように上ケ−ス13に設け
た開口部、23は空調機と接続される通信用ケーブル2
7を押さえる下ケ−スと一体(下ケ−ス端部高さと同じ
高さ)で、下ケ−ス端部から上ケ−ス端部側へ突出する
板状の押え部、31は一端の通信用ケ−ブル27の挿入
部30から他端の端子台12の開口部22にわたって筐
体端部(上ケ−ス13端部と下ケ−ス14端部)に形成
された凹部である。
【0025】このように構成したリモートコントローラ
17において、通信用ケーブル27を端子台12に接続
固定する場合は、図のように上のほうから配線された通
信用ケーブル27を挿入部30から凹部31へ挿入し、
凹部に沿ってはわせ、途中の押え部23で上ケ−ス端部
とで挟み込み固定し、端子台12にケーブルの先端を接
続固定する。この際、押え部23は、筐体の背面側から前
面側へ突出しているので、リモ−トコントロ−ラ17を
壁に取付け後、前方から配線操作が容易に行える。このよ
うにして、通信用ケ−ブル27の端子台12までの引き
回し、固定が容易となる。また、通信用ケーブル27が
筐体端部の凹部31に沿って配置され凹部31に開口す
る端子台12に接続固定されるので、図5、図6で示した
隠し蓋20をはめる場合でも、ケーブルが邪魔になるこ
とはない。また、通信用ケ−ブル27の端子台12への
接続、固定のための前記挿入部30を有する凹部31及
び押え部23等からなる通信用ケ−ブルガイド部32
は、前記形状等に限定されるものではなく、端子台12
の開口部22の近傍で、筐体端部(上下ケ−ス、上ケ−
ス、下ケ−スいずれでもよい)に、一端の通信用ケ−ブ
ル27の挿入部30から他端が端子台12の開口部22
までの凹部31を設け、挿入部30と開口部22間に、凹
部31との間に通信用ケ−ブル27をはさみ込み固定で
きる押え部23を備えるものであればよい。また、前記
の通信用ケ−ブルがガイド部32を設けずに、通信用ケ
−ブル27は上方の壁等に固定して導き、開口部22か
ら端子台12へ直接接続固定するようにしてもよい。
【0026】なお、リモ−トコントローラ17における
表示部は液晶表示部11を用いた場合について説明を行
ったが、このものに限定されるものではなく、他のフラ
ット表示素子を使用しても実現できる。
【0027】また、リモ−トコントローラ17における
液晶表示部11と押しボタン入力部10は上下に配置さ
れる場合の説明を行ったが、このものに限定されるもの
ではなく、左右に配置してもよい。
【0028】さらにこれまで、端子台12は印刷配線板
9の上側に設けた場合の説明を行ったが、このものに限
定されるものではなく、それ以外の例えば、下側、右側
又は左側に配置する方法などでも実現できる。要するに
印刷配線板9に取付けられ、上ケ−ス13の対応する位
置に開口部があり、リモ−トコントロ−ラ組立後に通信
用ケ−ブルが取付けられればよい。
【0029】
【発明の効果】この発明の請求項1のリモ−トコントロ
−ラは、電子部品を搭載する印刷配線板と、運転状態な
どを表示するための表示部と、押しボタン入力部と、前
記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の押しボ
タン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表示部及
び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備え、前
記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、空調機
等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送信する
とともに、空調機等から送信される運転状態などを前記
表示部に表示するリモ−トコントローラにおいて、 前
記通信用ケ−ブル接続固定用の端子台を前記印刷配線板
に実装するとともに、前記前記筐体に前記端子台用の開
口部を設けたので、組立後のリモ−トコントロ−ラを壁
等に固定した後に、前記端子台用の開口部から表面に出
た端子台に通信用ケ−ブルを接続固定でき、従来のよう
に、下ケースの端子台と通信用ケ−ブルを接続し、ま
た、下ケ−スの端子台と印刷配線板を接続用ケーブルで
接続し、その後、リモ−トコントロ−ラを組立てる必要
がなくなり(端子台を印刷配線板に実装したことにより
接続用ケ−ブルは不用となる)、作業性、工事性が改善
できる。さらに、下ケ−スを廃却する際において、下ケ
ースはナットなどの金属が埋め込まれていないためプラ
スチック単体となり、リサイクルが容易となる。
【0030】また、この発明の請求項2のリモ−トコン
トロ−ラは、電子部品を搭載する印刷配線板と、運転状
態などを表示するための表示部と、押しボタン入力部
と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の
押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表
示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備
え、前記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、
空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送
信するとともに、空調機等から送信される運転状態など
を前記表示部に表示するリモ−トコントローラにおい
て、前記押しボタン入力部からの入力により空調機等に
操作指令等を送信制御し、また、前記表示部の表示制御
等を行うマイクロコンピュ−タを前記印刷配線板に実装
し、前記表示部と前記印刷配線板との間に配置したの
で、 発生ノイズが外部に放射されることを減らすこと
ができる。
【0031】また、 また、この発明の請求項3のリモ
−トコントロ−ラは、電子部品を搭載する印刷配線板
と、運転状態などを表示するための表示部と、押しボタ
ン入力部と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン
入力部の押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線
板、前記表示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐
体と、を備え、前記押しボタン入力部等からの操作入力
に基づき、空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操
作要求を送信するとともに、空調機等から送信される運
転状態などを前記表示部に表示するリモ−トコントロー
ラにおいて、 前記筐体背面に、前記筐体上部の端子台
用の開口部と連通し、筐体下部に達する通水路を備えた
ので、通信用ケ−ブルを伝わって、端子台付近からリモ
−トコントロ−ラ内部への水の侵入を防止でき、リモ−
トコントロ−ラの信頼性を増すことができる。
【0032】また、この発明の請求項4のリモートコン
トローラは、請求項1乃至請求項3のリモートコントロ
ーラにおいて、筐体前面の周辺部に配置し、通常操作に
は使用しない押しボタンと、前記筐体前面からはめ込む
隠し蓋とを備え、前記押しボタンは前記隠し蓋をはずし
た状態でのみ操作可能にしたので、隠し蓋をはめた状態
では、通常操作には使用しない、例えば補修用等に使用
する、押しボタンはを操作できなくなり、リモ−トコン
トロ−ラの誤操作を防ぐことができる。
【0033】また、この発明の請求項5のリモートコン
トローラは、請求項1乃至請求項4のリモートコントロ
−ラにおいて、一端の通信用ケ−ブル挿入部から他端の
端子台開口部にわたって筐体端部に形成された凹部と、
前記挿入部と前記端子台の間に設けられ、前記通信用ケ
−ブルを前記凹部にはさみ込み固定する前記通信用ケ−
ブル押え部と、を備え、前記押え部は、前記通信用ケ−ブ
ルを筐体前面から前記凹部と前記押え部間にはさみ込め
るように、前記筐体の背面側から前面側に突出したの
で、通信用ケ−ブルをリモ−トコントロ−ラの操作面側
から引き回し、端子台に接続固定でき、通信用ケ−ブル
の端子台への接続固定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるリモートコン
トローラを分解して示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるリモートコン
トローラを壁等に取付ける場合を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるリモートコン
トローラの部品の位置関係を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるコントローラ
を筐体背面側から見た通水路を示す外観図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるリモートコン
トローラに隠し蓋を設ける場合を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるリモートコン
トローラに隠し蓋を設ける別の例を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるリモートコン
トローラの端子台付近を示す斜視図である。
【図8】 従来のリモートコントローラを分解して示す
斜視図である。
【図9】 従来のリモートコントローラの端子台に通信
用ケ−ブルと接続用ケ−ブルを接続する場合を示す斜視
図である。
【符号の説明】
9 印刷配線板、10 押しボタン入力部、11 表示
部、12 端子台、13、14 筐体、17 リモ−ト
コントロ−ラ、18 マイクロコンピュ−タ、19 通
水路、20 隠し蓋、21 通常操作には使用しない押
しボタン、22端子台用の開口部、23 通信用ケ−ブ
ル押え部、25 表示部用の開口部、26 押しボタン
用の開口部、27通信用ケ−ブル、28 筐体前面、2
9 筐体背面、30 通信用ケ−ブル挿入部、31 筐
体端部の凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 9/04 H01H 9/04 C 13/04 13/04 C Fターム(参考) 3L061 BB01 5G006 AZ09 LG03 5G052 AA06 AA11 AA12 AA35 BB01 HA02 HC08 5H219 AA20 CC01 CC09 CC11 FF04 GG01 HH02 HH28 HH30 5K048 AA04 AA06 AA11 BA08 DC04 FB05 HA04 HA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搭載する印刷配線板と、運転
    状態などを表示するための表示部と、押しボタン入力部
    と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の
    押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表
    示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備
    え、前記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、
    空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送
    信するとともに、空調機等から送信される運転状態など
    を前記表示部に表示するリモ−トコントローラにおい
    て、 前記通信用ケ−ブル接続固定用の端子台を前記印刷配線
    板に実装するとともに、前記筐体に前記端子台用の開口
    部を設けたことを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 【請求項2】 電子部品を搭載する印刷配線板と、運転
    状態などを表示するための表示部と、押しボタン入力部
    と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の
    押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表
    示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備
    え、前記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、
    空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送
    信するとともに、空調機等から送信される運転状態など
    を前記表示部に表示するリモ−トコントローラにおい
    て、 前記押しボタン入力部からの入力により空調機等に操作
    指令等を送信制御し、また、前記表示部の表示制御等を
    行うマイクロコンピュ−タを前記印刷配線板に実装し、
    前記表示部と前記印刷配線板との間に配置したことを特
    徴とするリモートコントローラ。
  3. 【請求項3】 電子部品を搭載する印刷配線板と、運転
    状態などを表示するための表示部と、押しボタン入力部
    と、前記表示部用の開口部及び前記押しボタン入力部の
    押しボタン用の開口部を有し、前記印刷配線板、前記表
    示部及び前記押しボタン入力部を収容する筐体と、を備
    え、前記押しボタン入力部等からの操作入力に基づき、
    空調機等に対して通信用ケ−ブルを介して操作要求を送
    信するとともに、空調機等から送信される運転状態など
    を前記表示部に表示するリモ−トコントローラにおい
    て、 前記筐体背面に、前記筐体上部の端子台用の開口部と連
    通し、筐体下部に達する通水路を備えたことを特徴とす
    るリモートコントローラ。
  4. 【請求項4】 筐体前面の周辺部に配置し、通常操作に
    は使用しない押しボタンと、前記筐体前面からはめ込む
    隠し蓋とを備え、前記押しボタンは前記隠し蓋をはずし
    た状態でのみ操作可能にしたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3に記載のリモートコントローラ。
  5. 【請求項5】 一端の通信用ケ−ブル挿入部から他端の
    端子台開口部にわたって筐体端部に形成された凹部と、
    前記挿入部と前記端子台の間に設けられ、前記通信用ケ
    −ブルを前記凹部にはさみ込み固定する前記通信用ケ−
    ブル押え部と、を備え、前記押え部は、前記通信用ケ−ブ
    ルを筐体前面から前記凹部と前記押え部間にはさみ込め
    るように、前記筐体の背面側から前面側に突出している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のリモー
    トコントローラ。
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