JPH09272559A - 押下げノズルヘッド付きベローズポンプ - Google Patents

押下げノズルヘッド付きベローズポンプ

Info

Publication number
JPH09272559A
JPH09272559A JP8110186A JP11018696A JPH09272559A JP H09272559 A JPH09272559 A JP H09272559A JP 8110186 A JP8110186 A JP 8110186A JP 11018696 A JP11018696 A JP 11018696A JP H09272559 A JPH09272559 A JP H09272559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
cylinder
nozzle head
fitting portion
push
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8110186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3569384B2 (ja
Inventor
Takayuki Goto
孝之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP11018696A priority Critical patent/JP3569384B2/ja
Priority to PCT/US1997/005616 priority patent/WO1997042124A1/en
Priority to EP97917858A priority patent/EP0941208A1/en
Publication of JPH09272559A publication Critical patent/JPH09272559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3569384B2 publication Critical patent/JP3569384B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1028Pumps having a pumping chamber with a deformable wall
    • B05B11/1035Pumps having a pumping chamber with a deformable wall the pumping chamber being a bellow

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズルの方向を一定させ、見映えを良くし、操
作し易く、使い易くし、押し下げ状態を一定させて定量
の注出が得られるようにする。 【解決手段】下端から吸上げパイプ2を垂設した基筒1
を設け、該基筒内にその吸上げパイプと通じる吸込み弁
3を設け、基筒内に吸込み弁を囲成するベローズ嵌合部
4を設け、該ベローズ嵌合部に下端嵌合部6を気密水密
に嵌合させるベローズ5を設け、該ベローズの上端嵌合
部7に吐出弁8を内装するとともに、前方へノズル10を
突設した押下げノズルヘッド9を一定方向に嵌合させ、
ベローズ嵌合部とベローズの下端嵌合部との間に一定方
向規制手段11を講じて押下げノズルヘッドに対応する一
定方向に嵌合させ、押下げノズルヘッドからベローズを
覆うアクチュエータ筒12を垂設して、該アクチュエータ
筒を基筒内に上下摺動自在かつ回動不能に嵌合させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体注出容器用の
押下げノズルヘッド付きベローズポンプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般のベローズポンプは、吸込み弁を備
えた吸込み口と吐出弁を備えた吐出口とをベローズに連
ね、ベローズの伸縮により吸込み口からベローズ内に液
体を吸い込んではベローズ内で加圧して吐出口から送り
出すように成っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、このようなベロ
ーズポンプにおいて、ベローズの上端に押下げノズルヘ
ッドを設けて、容器体の口頸部に装着して使用するもの
が考えられているが、この場合、そのままでは、 組み立ての際にノズルの方向が一定せず、したがっ
て、容器体の口頸部へ取り付けた際にもノズルの方向が
一定しない。 内容物を収容した商品としての液体注出容器に使用
した場合、各商品においてノズルの方向がまちまちにな
り、しかも、ベローズが露出して、見映えが悪く、内容
物のイメージダウンに通じる可能性がある。 ベローズの可曲性からノズルの位置、方向が不安定
で、操作し辛く、使い難い。 押し下げ状態が一定せず、定量の注出が得難い。な
どの問題点がある。本発明は、これらの問題点を解決し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、下端
から吸上げパイプ2を垂設した基筒1を設け、該基筒1
内にその吸上げパイプ2と通じる吸込み弁3を設け、か
つ、基筒1内にその吸込み弁3を囲成するベローズ嵌合
部4を設け、また、そのベローズ嵌合部4に下端嵌合部
6を気密水密に嵌合させるベローズ5を設け、該ベロー
ズ5の上端嵌合部7に吐出弁8を内装するとともに、前
方へノズル10を突設した押下げノズルヘッド9を一定方
向に嵌合させ、かつ、上記ベローズ嵌合部4と上記ベロ
ーズ5の下端嵌合部6との間に一定方向規制手段11を講
じて上記押下げノズルヘッド9に対応する一定方向に嵌
合させ、更に、上記押下げノズルヘッド9から上記ベロ
ーズ5を覆うアクチュエータ筒12を垂設して、該アクチ
ュエータ筒12を上記基筒1内に上下摺動自在かつ回動不
能に嵌合させたことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明にあっ
て、上記一定方向規制手段11として、上記基筒1の下面
に方向設定用凹溝13を設け、上記ベローズ嵌合部4の下
部と上記ベローズ5の下端嵌合部6の下縁との間に複数
の係合突片14と複数の係合凹部15とを相対する不等ピッ
チに配して、これら相互を上記方向設定用凹溝13による
基筒1の一定の方向設定を基準にして係合させて成る。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明にあって、上記押下げノズルヘッド9から垂設す
る上記アクチュエータ筒12につき、その押下げノズルヘ
ッド9から外縁に係合突条を周設した係合筒16を垂設
し、該係合筒16の外周には内面に係止突条17を横設した
上記アクチュエータ筒12の上端部内面を嵌着係合させ、
また、そのアクチュエータ筒12の前縁に切欠窓18を設
け、かつ、該切欠窓18部分で上記係止突条17を通気可能
に欠如させて、その切欠窓18の上部を上記ノズル10の基
部に係合させるとともに、その切欠窓18の下部をアクチ
ュエータ筒内外の通気口にして成る。
【0007】請求項4の発明は、請求項1、請求項2又
は請求項3の発明にあって、上記アクチュエータ筒12の
下端部を段付き大径部19に形成して、該段付き大径部19
を上記基筒1の内周に上下摺動自在に嵌合させるととも
に、相互間に相対応させて複数の案内縦溝20と案内縦突
条21とを形成して回動不能に係合させ、また、上記基筒
1の上端に容器体Aの口頸部Aaへ取り付ける装着筒22を
装備させて、該装着筒22の内周部で上記段付き大径部19
を抜け止めして成る。
【0008】請求項5の発明は、請求項1、請求項2、
請求項3又は請求項4の発明にあって、上記ベローズ5
の下端嵌合部6の外周に斜め下向き弾性フランジ23を一
体に周設し、該斜め下向き弾性フランジ23を上記基筒1
にて上記ベローズ嵌合部4の外側に立設した起立筒24内
に圧接させて成る。
【0009】
【発明の実施の形態】図面は、請求項1乃至請求項5の
発明の実施形態に係る合成樹脂製の押下げノズルヘッド
付きベローズポンプを示している。図において、1は、
下端から吸上げパイプ2を垂設した基筒、3は、該基筒
1内にてその吸上げパイプ2と連通させて設けた吸込み
弁、4は、基筒1内にてその吸込み弁3を囲成して設け
たベローズ嵌合部、5は、該ベローズ嵌合部4に下端嵌
合部6を気密水密に嵌合させたベローズ、8は、該ベロ
ーズ5の上端嵌合部7に内装した吐出弁、9は、ベロー
ズ5の上端嵌合部7の外周に一定方向に嵌合させた押下
げノズルヘッドで、前方へノズル10を突設している。11
は、押下げノズルヘッド9に対応する一定方向に嵌合さ
せたベローズ嵌合部4とベローズ5の下端嵌合部6との
間に設けた一定方向規制手段、12は、押下げノズルヘッ
ド9からベローズ5を覆うて垂設したアクチュエータ筒
で、基筒1内に上下摺動自在かつ回動不能に嵌合させて
いる。
【0010】基筒1は、容器体Aの口頸部Aaへ嵌挿させ
るが、その嵌挿を容易にするためにカップ状に形成し、
その底壁25の中間部を上方へ2段の筒に膨隆させて、上
段の筒をベローズ嵌合部4とし、下段の筒からベローズ
5を押さえるための起立筒24を立設している。そして、
そのベローズ嵌合部4内の膨隆底部26の中央から嵌合小
筒27を垂設し、該嵌合小筒27の外周に吸上げパイプ2の
上端部を嵌合させて垂設している。また、基筒1の上端
には、容器体Aの口頸部Aaの頂面へ当接させる外向きフ
ランジ28を周設し、該外向きフランジ28の少し下の外周
に容器体Aの口頸部Aaの内周へと圧接させる逆鉤突条29
を周設し、底壁25の周縁部内面にアクチュエータ筒12を
突き当てる複数の受片30を配設している。
【0011】吸込み弁3は、上記嵌合小筒27内の上端部
にテーパ弁座31を設け、該テーパ弁座31に、中間部に球
面状弁部33を形成した棒状弁体32を可動に着座させ、か
つ、ベローズ嵌合部4内の膨隆底部26から複数の弁体抜
け止め34を立設している。ベローズ5は、下端嵌合部6
をベローズ嵌合部4に対応させて大径に形成し、該下端
嵌合部6の外周に斜め下向き弾性フランジ23を一体に周
設し、該斜め下向き弾性フランジ23を上記起立筒24内に
圧接させている。また、上端嵌合部7を押下げノズルヘ
ッド9の嵌合垂筒35内へ嵌合させるよう小径に形成し、
前縁に押下げノズルヘッド9のノズル10と開通させる切
欠口36を形成している。吐出弁8は、ベローズ5の上端
嵌合部7内の下端部にテーパ弁座37を設け、該テーパ弁
座37に、中間部に球面状弁部39を形成した棒状弁体38を
可動に着座させて成る。押下げノズルヘッド9は、ヘッ
ド40の内面中央から上記嵌合垂筒35を垂設し、前面に該
嵌合垂筒35の上端部と基部を連通させてノズル10を突設
し、その嵌合垂筒35の内側でヘッド40から短い栓筒41を
垂設して、該栓筒41をベローズ5の上端嵌合部7の先端
内周と嵌合させて、該上端嵌合部7の変形を防いでい
る。また、その嵌合垂筒35の外側でヘッド40から係合筒
16を垂設し、該係合筒16には係止突条17を横設したアク
チュエータ筒12の上端部内周を嵌着係合させ、該アクチ
ュエータ筒12の前縁に切欠窓18を設けて、該切欠窓18を
ノズル10の基部に係合させている。
【0012】一定方向規制手段11は、基筒1の下面に設
けた方向設定用凹溝13(図3)と、ベローズ嵌合部4の
下部とベローズ5の下端嵌合部6の下縁との間に対応す
る不等ピッチ(又は不等の角度間隔)で形成された3個
の係合突片14と3個の係合凹部15とを含む(図4)。組
立ラインにおいて、基筒1は、方向設定用凹溝13の働き
により特定の方向(又は角度)に保持される。ベローズ
5は、上記方向設定用凹溝13による基筒1の一定の方向
設定を基準にして特定の方向(又は角度)でのみ基筒1
に固定される。好ましい実施形態では、図5に示すよう
に、組み立ての搬送ラインに横断面方形のガイドレール
Bを設けて、該ガイドレールBに基筒1の下面の方向設
定用凹溝13を嵌合させることで、基筒1の一定の方向設
定を行い、これを基準にベローズ5を一定方向に組み込
む。他の好ましい実施形態では、基筒1の安定性を保つ
ために、その搬送ラインに図6に示すシャトルCを用い
てもよい。上記不等ピッチとしては、3個を150度、
150度、60度としているが(図4)、これに限るも
のではなく、設計上適宜である。また、間隔の広い箇所
に位置する係合突片14を強度上から肉厚にしており、こ
れに対応する係合凹部15もその肉厚に適合させている。
【0013】アクチュエータ筒12は、筒内外の気圧差の
発生を防ぐための通気孔を有する。好ましくは、通気孔
はアクチュエータ筒12の内側に外部の水が侵入しにくい
場所(例えば、押下げノズルヘッド又はノズルの直下)
に形成する。例えば、図1の実施形態では、上端部の内
周に係止突条17を横設し、前縁に切欠窓18を設けている
が、該切欠窓18部分でその係止突条17を通気可能に欠如
させて、切欠窓18の上部を上記ノズル10の基部に係合さ
せるとともに、その下部をアクチュエータ筒内外に通じ
る通気口にしている。ただし、図示のものでは、切欠窓
18を後記案内縦溝20と共に等間隔にて3箇所に配して、
組み立て時の向きの自在性を図り、かつ、通気口の増大
を図っている。これらの通気口と切欠窓18部分での係止
突条17の欠如は、アクチュエータ筒12の昇降に際し、内
外の空気を出入させて内部空気の加圧、負圧化を防止
し、支障のないスムーズな昇降を可能にする。そして、
アクチュエータ筒12は、下端部を段付き大径部19に形成
して、該段付き大径部19を上記基筒1の内周に上下摺動
自在に嵌合させている。この嵌合では、相対応して等間
隔で形成された3個の案内縦溝20と案内縦突条21とが押
下げノズルヘッドの押し下げの時に係合するので、押下
げノズルヘッド9及びアクチュエータ筒12は回転しな
い。また、上記基筒1の上端に容器体Aの口頸部Aaへ取
り付ける装着筒22を装備させて、該装着筒22の内周部で
上記段付き大径部19を抜け止めしている。図中、47,48
は、ガタ止めである。装着筒22は、基筒1の頂面に当接
させる環状頂壁42の内縁から係合短筒43を垂設し、該係
合短筒43を基筒1の上端部内周に周設した係合凹溝44と
嵌着係合させて基筒1に連結し、この係合短筒43の下端
でアクチュエータ筒12の上述の抜け止めを得ており、ま
た、環状頂壁42の外縁から装着筒部45を垂設し、該装着
筒部45の内周面に数個の係止突子46を配設して、これら
の係止突子46を容器体Aの口頸部Aa外周に形成した係止
突条Abに係合させるようにしている。使用に当たって
は、液体を収容した容器体Aの口頸部Aaに当該装着筒22
をもって装着する。
【0014】好ましい実施形態では、ベローズポンプ
は、不使用時又は製品の運送時に、収容された液体がポ
ンプから放出されるのを防ぐ機能、すなわち、シッピン
グ・シール機能を備える。好ましいシッピング・シール
機能のための構造は、国際公開番号WO95/0122
6号公報に開示され、ことに同公報の開示は、参照する
ことにより編入される。ベローズポンプの不使用時又は
製品の運送時において、液体の放出のための出力開口す
なわち切欠口36は、ノズル10に接続されない。ベローズ
ポンプが使用されるとき、押下げノズルヘッド9を手動
で回転させることにより、切欠口36は、図1に示すよう
に、ノズル10に接続される。
【0015】而して、その液体を注出するときは、押下
げノズルヘッド9を押し下げてベローズ5を圧縮し、放
してベローズ5を自体の弾力で伸長させて上昇復帰させ
る。このベローズ5の圧縮・伸長に伴い吸込み弁3及び
吐出弁8が相互に作用して、ベローズ5は容器体A内の
液体を吸い上げては加圧して送り出し、したがって、そ
の操作の都度、押下げノズルヘッド9のノズル10から容
器体A内の液体が注出される。押下げノズルヘッド9の
押し下げの下降限では、アクチュエータ筒12の下端が基
筒1内の受片30に突き当たり、この突き当たりのある限
りにおいて、その液体の注出量は一定量となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4及び請求項5の各発明によれば、既述構成であるか
ら、 組み立ての際に自ずからノズル10の方向を一定方向
にさせることができ、したがって、容器体Aの口頸部Aa
へ取り付けた際にも的確にノズル10の方向を一定方向に
できる。 内容物を収容した商品としての液体注出容器に使用
した場合、各商品においてノズル10の方向がまちまちに
なることはなく、しかも、ベローズ5がアクチュエータ
筒12で覆われて露出せず、見映えを良くできて、内容物
のイメージダウンを伴うことはない。 ベローズ5に可曲性があっても、アクチュエータ筒
12が位置、方向を規制するので、ノズル10の位置、方向
が安定なものとなり、操作し易く、使い易いものにでき
る。 押し下げ状態をアクチュエータ筒12によって規制で
きるから、操作を一定化でき、下降限まで押し下げるこ
とによりその都度的確に一定量の注出を得ることができ
る。
【0017】加えて、請求項2の発明によれば、一定方
向規制手段11として、基筒1の下面に方向設定用凹溝13
を設け、ベローズ嵌合部4の下部とベローズ5の下端嵌
合部6の下縁との間に複数の係合突片14と複数の係合凹
部15とを相対する不等ピッチに配して、これら相互を方
向設定用凹溝13による基筒1の一定の方向設定を基準に
して係合させているので、一定方向規制手段11を簡単な
構成で具現化でき、的確に方向設定できる。
【0018】請求項3の発明によれば、押下げノズルヘ
ッド9から外縁に係合突条を周設した係合筒16を垂設
し、該係合筒16の外周には内面に係止突条17を横設した
アクチュエータ筒12の上端部内面を嵌着係合させ、ま
た、そのアクチュエータ筒12の前縁に切欠窓18を設け、
かつ、該切欠窓18部分で上記係止突条17を通気可能に欠
如させて、その切欠窓18の上部を上記ノズル10の基部に
係合させるとともに、その切欠窓18の下部をアクチュエ
ータ筒内外の通気口にしているので、押下げノズルヘッ
ド9に対してアクチュエータ筒12を確実に一定方向に強
固にかつ安定に結合させることができ、押下げノズルヘ
ッド9の陰に外部からの水の侵入のない通気口を簡単に
形成でき、そして、その切欠窓18の下部の通気口と切欠
窓18部分での係止突条17の欠如とにより、アクチュエー
タ筒12の昇降において、内外の空気を出入させることが
できて、内部空気の加圧、負圧化を防止でき、支障のな
いスムーズな昇降を得ることができる。
【0019】請求項4の発明によれば、アクチュエータ
筒12の下端部を段付き大径部19に形成して、該段付き大
径部19を基筒1の内周に上下摺動自在に嵌合させるとと
もに、相互間に相対応させて複数の案内縦溝20と案内縦
突条21とを形成して回動不能に係合させ、また、基筒1
の上端に容器体Aの口頸部Aaへ取り付ける装着筒22を装
備させて、該装着筒22の内周部で段付き大径部19を抜け
止めしているので、アクチュエータ筒12を基筒1に対し
簡単な構成でしかも的確に回動不能かつ抜け出し不能に
装着でき、その外観を簡潔で美麗なものにできる。
【0020】請求項5の発明によれば、ベローズ5の下
端嵌合部6の外周に斜め下向き弾性フランジ23を一体に
周設し、該斜め下向き弾性フランジ23を基筒1にてベロ
ーズ嵌合部4の外側に立設した起立筒24内に圧接させて
いるので、ベローズ5の内圧が大きく変化してもベロー
ズ5の下端嵌合部6をベローズ嵌合部4へと気密水密に
強力に固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1乃至請求項5の発明に係る押下げノ
ズルヘッド付きベローズポンプの実施の形態を示す縦断
側面図である。
【図2】 同実施の形態における要部部材の分解截断斜
視図である。
【図3】 同実施の形態における要部部材の倒立斜視図
である。
【図4】 同実施の形態における要部の横断平面図であ
る。
【図5】 同実施の形態における要部部材の組み立て状
態を示す斜視図である。
【図6】 同実施の形態における要部部材の組み立てに
用いるシャトルを示す斜視図である。
【図7】 同実施の形態における他の要部部材の分解截
断斜視図である。
【符号の説明】
1…基筒 2…吸上げパイプ 3…吸込み弁 4…ベローズ嵌合部 5…ベローズ 6…下端嵌合部 7…上端嵌合部 8…吐出弁 9…押下げノズルヘッド 10…ノズル 11…一定方向規制手段 12…アクチュエータ
筒 13…方向設定用凹溝 14…係合突片 15…係合凹部 16…係合筒 17…係止突条 18…切欠窓 19…大径部 20…案内縦溝 21…案内縦突条 22…装着筒 23…下向き弾性フランジ 24…起立筒 25…底壁 26…膨隆底部 27…嵌合小筒 28…外向きフランジ 29…逆鈎突条 30…受片 31…テーパ弁座 32…棒状弁体 33…球面状弁部 34…弁体抜け止め 35…嵌合垂筒 36…切欠口 37…テーパ弁座 38…棒状弁体 39…球面状弁部 40…ヘッド 41…栓筒 42…環状頂壁 43…係合短筒 44…係合凹溝 45…装着筒部 46…係止突子 47…ガタ止め 48…ガタ止め A…容器体 Aa…口頸部 Ab…係止突条 B…ガイドレール C…シャトル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端から吸上げパイプ2を垂設した基筒
    1を設け、該基筒1内にその吸上げパイプ2と通じる吸
    込み弁3を設け、かつ、基筒1内にその吸込み弁3を囲
    成するベローズ嵌合部4を設け、また、そのベローズ嵌
    合部4に下端嵌合部6を気密水密に嵌合させるベローズ
    5を設け、該ベローズ5の上端嵌合部7に吐出弁8を内
    装するとともに、前方へノズル10を突設した押下げノズ
    ルヘッド9を一定方向に嵌合させ、かつ、上記ベローズ
    嵌合部4と上記ベローズ5の下端嵌合部6との間に一定
    方向規制手段11を講じて上記押下げノズルヘッド9に対
    応する一定方向に嵌合させ、更に、上記押下げノズルヘ
    ッド9から上記ベローズ5を覆うアクチュエータ筒12を
    垂設して、該アクチュエータ筒12を上記基筒1内に上下
    摺動自在かつ回動不能に嵌合させたことを特徴とする押
    下げノズルヘッド付きベローズポンプ。
  2. 【請求項2】 上記一定方向規制手段11として、上記基
    筒1の下面に方向設定用凹溝13を設け、上記ベローズ嵌
    合部4の下部と上記ベローズ5の下端嵌合部6の下縁と
    の間に複数の係合突片14と複数の係合凹部15とを相対す
    る不等ピッチに配して、これら相互を上記方向設定用凹
    溝13による基筒1の一定の方向設定を基準にして係合さ
    せた請求項1に記載の押下げノズルヘッド付きベローズ
    ポンプ。
  3. 【請求項3】 上記押下げノズルヘッド9から垂設する
    上記アクチュエータ筒12につき、その押下げノズルヘッ
    ド9から外縁に係合突条を周設した係合筒16を垂設し、
    該係合筒16の外周には内面に係止突条17を横設した上記
    アクチュエータ筒12の上端部内面を嵌着係合させ、ま
    た、そのアクチュエータ筒12の前縁に切欠窓18を設け、
    かつ、該切欠窓18部分で上記係止突条17を通気可能に欠
    如させて、その切欠窓18の上部を上記ノズル10の基部に
    係合させるとともに、その切欠窓18の下部をアクチュエ
    ータ筒内外の通気口にした請求項1又は請求項2に記載
    の押下げノズルヘッド付きベローズポンプ。
  4. 【請求項4】 上記アクチュエータ筒12の下端部を段付
    き大径部19に形成して、該段付き大径部19を上記基筒1
    の内周に上下摺動自在に嵌合させるとともに、相互間に
    相対応させて複数の案内縦溝20と案内縦突条21とを形成
    して回動不能に係合させ、また、上記基筒1の上端に容
    器体Aの口頸部Aaへ取り付ける装着筒22を装備させて、
    該装着筒22の内周部で上記段付き大径部19を抜け止めし
    た請求項1、請求項2又は請求項3に記載の押下げノズ
    ルヘッド付きベローズポンプ。
  5. 【請求項5】 上記ベローズ5の下端嵌合部6の外周に
    斜め下向き弾性フランジ23を一体に周設し、該斜め下向
    き弾性フランジ23を上記基筒1にて上記ベローズ嵌合部
    4の外側に立設した起立筒24内に圧接させた請求項1、
    請求項2、請求項3又は請求項4に記載の押下げノズル
    ヘッド付きベローズポンプ。
JP11018696A 1996-04-05 1996-04-05 押下げノズルヘッド付きベローズポンプ Expired - Fee Related JP3569384B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018696A JP3569384B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 押下げノズルヘッド付きベローズポンプ
PCT/US1997/005616 WO1997042124A1 (en) 1996-04-05 1997-04-03 Bellows pump having depression nozzle head
EP97917858A EP0941208A1 (en) 1996-04-05 1997-04-03 Bellows pump having depression nozzle head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018696A JP3569384B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 押下げノズルヘッド付きベローズポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09272559A true JPH09272559A (ja) 1997-10-21
JP3569384B2 JP3569384B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=14529233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11018696A Expired - Fee Related JP3569384B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 押下げノズルヘッド付きベローズポンプ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0941208A1 (ja)
JP (1) JP3569384B2 (ja)
WO (1) WO1997042124A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004508175A (ja) * 2000-09-08 2004-03-18 レクサム  ディスペンシング  システムズ 液体分配器
WO2012173399A3 (ko) * 2011-06-14 2013-04-04 (주)연우 펌핑식 화장품용기
WO2021085710A1 (ko) * 2019-10-31 2021-05-06 주식회사 연우 펌프 용기

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1243216A4 (en) * 1999-12-07 2007-02-07 Advanex Inc VALVE UNIT AND CONTAINER
JP6118673B2 (ja) * 2013-07-17 2017-04-19 株式会社吉野工業所 フォーマーディスペンサー
CN105377709B (zh) * 2013-07-17 2017-06-13 株式会社吉野工业所 泡沫分配器
JP6159608B2 (ja) * 2013-07-17 2017-07-05 ライオン株式会社 フォーマーディスペンサー
JP6207061B2 (ja) * 2013-07-17 2017-10-04 ライオン株式会社 フォーマーディスペンサー
KR102338575B1 (ko) * 2020-04-20 2021-12-13 정만택 펌프형 화장품 용기
KR102318862B1 (ko) * 2020-04-20 2021-10-28 정만택 에어리스 펌핑형 화장품 용기
KR102534074B1 (ko) * 2021-05-10 2023-05-18 펌텍코리아(주) 합성수지 탄성체를 갖는 펌프 구조체

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3429835A1 (de) * 1984-08-14 1986-02-20 Ing. Erich Pfeiffer GmbH & Co KG, 7760 Radolfzell Fliessgutspender
DE3666030D1 (en) * 1985-03-14 1989-11-09 Mega Prod Verpack Marketing Metering pump with a pumping bellow for bottles or the like
DE8905137U1 (de) * 1989-04-24 1990-08-23 MegaPlast Dosiersysteme GmbH & Co, 5600 Wuppertal Dosierpumpe für Flaschen o.dgl.
CN1069232C (zh) * 1993-06-24 2001-08-08 普罗格特-甘布尔公司 具有预定伸缩模式的可伸缩泵腔
US5518147A (en) * 1994-03-01 1996-05-21 The Procter & Gamble Company Collapsible pump chamber having predetermined collapsing pattern

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004508175A (ja) * 2000-09-08 2004-03-18 レクサム  ディスペンシング  システムズ 液体分配器
WO2012173399A3 (ko) * 2011-06-14 2013-04-04 (주)연우 펌핑식 화장품용기
CN103533861A (zh) * 2011-06-14 2014-01-22 株式会社衍宇 抽吸式化妆品容器
KR101378369B1 (ko) * 2011-06-14 2014-03-27 (주)연우 펌핑식 화장품용기
WO2021085710A1 (ko) * 2019-10-31 2021-05-06 주식회사 연우 펌프 용기
JP2023500489A (ja) * 2019-10-31 2023-01-06 ヨンウ カンパニー リミテッド ポンプ容器

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997042124A1 (en) 1997-11-13
JP3569384B2 (ja) 2004-09-22
EP0941208A4 (ja) 1999-09-15
EP0941208A1 (en) 1999-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3935514B2 (ja) 制御して空気吸入される分与アセンブリ
JPH09272559A (ja) 押下げノズルヘッド付きベローズポンプ
US20050189380A1 (en) Flexible fluid delivery tube to rigid dip tube quick connector for liquid sprayer
JP2969344B2 (ja) 断熱ジャグの注ぎ口付蓋
JPS6312461A (ja) デイスペンサ−
JPS60206462A (ja) 手動式デイスペンサ−
JPH09225361A (ja) 液体吐出容器
JP3710617B2 (ja) 泡噴出ポンプ
CN217311208U (zh) 隐藏式防胀气奶嘴及奶瓶
CN111169798B (zh) 饮料容器及盖组件
JP2547799Y2 (ja) ポンプ付き容器
JPH1099740A (ja) 液体注出容器
JPH1099741A (ja) 液体注出容器
JPH04267757A (ja) プッシュタイプディスペンサ−
JPS6112029Y2 (ja)
JPS582452Y2 (ja) 蓄圧式噴霧器
JPH0113085Y2 (ja)
JP4096388B2 (ja) ポンプ式注出容器
JP2543242Y2 (ja) 液体収納容器
JP3647573B2 (ja) 液体注出容器
JPS6327645Y2 (ja)
JPH0621912Y2 (ja) クリ−ム状物注出容器
JP2526864Y2 (ja) クリーム状物収納容器
JPS6346145Y2 (ja)
JP2564826Y2 (ja) ポンプ容器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees