JP2969344B2 - 断熱ジャグの注ぎ口付蓋 - Google Patents

断熱ジャグの注ぎ口付蓋

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JP2969344B2
JP2969344B2 JP11128498A JP11128498A JP2969344B2 JP 2969344 B2 JP2969344 B2 JP 2969344B2 JP 11128498 A JP11128498 A JP 11128498A JP 11128498 A JP11128498 A JP 11128498A JP 2969344 B2 JP2969344 B2 JP 2969344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器で使用する蓋に
関する。
【0002】
【従来の技術】蓋に移動可能な注ぎ口を備えることは便
利であるが、一般に従来技術のこれらの蓋アセンブリ
は、注ぎ口を通して容器内部に空気を導入するために、
一般に硬質で一般に変型しない側壁を供えた容器で使用
する必要がある。この種の構造は容器内腔に実質的な吸
引力又は真空を発生することがあり、その結果として容
器側壁には内向きに引っ張る力が生じる。この様な従来
技術の蓋は変型しない側壁を備え、内部に作られる真空
に変型することなく堪えるような堅い容器で使用する場
合には満足に動作する。
【0003】反対に、一般に堅いが尚且つ可撓性の容器
を使用する場合、この様な蓋は可撓性容器の壁を内側に
引き込もうとする。注ぎ口から液体を注いでいる間に発
生する吸引力は容器側壁の強度に打ち勝って容器側壁を
内向きに引っ張る傾向に有る。このようなことから、従
来技術の蓋は軽量で可撓性の容器で使用されなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】堅い容器構造を有する
結果として、蓋を使用する容器アセンブリは比較的不便
になり易い。不便な製品は一般に重く、十分な熱効率を
提供し得ない。
【0005】注ぎ口を経由する以外で通気する問題を克
服しようと試みた従来技術における1つの方法は、空気
孔を追加することだった。しかし蓋の空気孔は空気孔を
介して水が漏れるようになり易い。空気孔の寸法を小さ
くして水漏れを少なくしようとすると、十分な通気が行
なわれないくらいに空気孔を小さくするようになり、少
なくとも部分的に容器側壁が潰れることになる。
【0006】付加的要因として、従来技術では注ぎ口を
通る水に脈動又は「げっぷ」する流れが作られ易い。壁
の堅い容器では、容器内の水の水頭力と水の外に流れる
力に吸引力が打ち勝って流れが一時的に止まった時にげ
っぷが発生する。容器から流出する液体の水流が一時的
に止まって容器内に空気を吸い込み容器内の圧力が一般
に周辺大気に対して等しくなると注ぎ口を通る水の奔流
となって流れが再開する。このような脈流は予測不可能
で容器から注ぐ際に液体が跳ねる結果となる。脈流は口
に空気孔を含む幾らか可撓性の壁設計を有する容器でも
発生し得る。
【0007】付加的事項として、回転自在な注ぎ口を備
える蓋は蓋の座面にボール部分が保持される設計を含む
のが代表的である。ボールと座面の設計は、注ぎ口を延
ばしすぎるとボールが座面から離脱してしまう不安定な
注ぎ口となり易い。座面からのボールのこの離脱は容器
からの液体の調節されない流れとなることが有る。
【0008】更に、従来技術のボールと座面の設計はボ
ールと座面の間からの水漏れを起こし易い。従来技術の
構造ではO−リングまたはその他のパッキングを使用す
るとしても従来技術のボールと座面の構造の設計ではO
−リングが正しく封止しないような摩耗を起こし易い。
【0009】この発明の一般的な目的は、回転自在な注
ぎ口を備えた蓋アセンブリを提供することである。
【0010】この発明の更なる目的は、一般に空気の関
連する容器内腔への流入を調節する逆止弁を含む蓋アセ
ンブリを提供することである。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達するために、容器の口に取り付ける蓋に形成された
凹部と、その凹部に設けた前記容器の内腔と連通する開
口部と、その凹部にボスを中心にして閉止位置と開放位
置との間を旋回自由に保持され、かつ、開放位置への旋
回時に前記開口部と連通する貫通孔を有する回転式注ぎ
口と、前記開口部から離れた位置における前記凹部に設
けた通気孔と、その通気孔に取り付けた逆止弁アセンブ
リと、から成る蓋の前記逆止弁アセンブリにおいて、前
記通気孔を中心とする前記凹部、前記通気孔を囲む壁、
その壁の間に架設されたカバーとによって形成される弁
室と、前記壁及びまたはカバーに設けた前記内腔と弁室
との間を連通する流入口及びまたは孔と、前記弁室に内
挿された可撓性ダイアフラム弁と、前記壁の内側に設け
た前記ダイアフラム弁の周縁部が当接する弁座と、前記
カバーから前記弁室内に突出し、その先端部で前記ダイ
アフラム弁の中心部が押されることにより、前記ダイア
フラム弁の周縁部が前記弁座に圧接されるようにした与
圧突起部と、を設けて、前記注ぎ口から前記容器内の液
体を排出する時、前記容器内に負圧が生じ、その負圧に
勝った外気圧によって前記ダイアフラム弁の周縁部が前
記弁座から離れ、前記負圧が解消されるまでの間、前記
凹部の通気孔から前記弁室内を通り前記流入口及びまた
は孔から前記容器の内腔へ外気の流入通路が形成され
る、ことを特徴とする断熱ジャグの注ぎ口付き蓋を提供
する。
【0013】
【実施例】この発明は異なる態様の実施例が可能である
が、1つの実施例を図面に示し、詳述する。本明細書
は、この発明の原理の例示であり、本明細書に説明され
ている実施例に本発明が制限されないものであることが
理解されるべきである。
【0014】図1を参照すると、この発明による注ぎ口
付き蓋アセンブリ20は、使用に際して容器アセンブリ
22に取り付けられて示されている。図1から図3に示
した容器アセンブリは、断熱ジャケット24内に薄壁の
容器23が保持されているようなアセンブリである。容
器23はある程度の可撓性又は湾曲を提供するような一
般に堅く肉薄の壁25を有している。以下に詳述するよ
うに、この発明による注ぎ口付き蓋アセンブリは、壁が
撓んでも内向きの撓みと液体を注いでいる間の壁の変形
が防止されるものである。
【0015】図3及び図4を参照すると、注ぎ口付き蓋
アセンブリ20は、容器23の頸部分26に取り付けら
れて容器の口28を被覆する。液体は容器アセンブリ2
2の内腔29に保持され、以下に詳述するように蓋アセ
ンブリ20を介して注がれる。
【0016】容器アセンブリ22は脚32から上端34
に向かって上向きに延在する壁30を有する断熱ジャケ
ット24を備える。フード36は上端34の上に延出し
締具38で壁30と係合させて保持する。フード36は
頸部分40と頭部42を備える。カラー44は頸26が
中から延出する開口部46の周囲に設ける。蓋アセンブ
リ20の基部48は容器アセンブリ22の頂部から更に
延出する。
【0017】以上簡単に容器アセンブリ22の全体的な
構造について説明したので、次に蓋アセンブリ20の構
造と機能を説明する。蓋アセンブリ20は側壁50を備
え、側壁50の内表面には螺52が刻まれており、これ
が頸26の外表面に形成されてこれに対応する螺54と
螺合する。螺52と54が容器アセンブリ22に蓋20
を確実に保持する。パッキング56は円環状のチャネル
58に保持されて口28と蓋20の間に封止を形成す
る。
【0018】蓋アセンブリ20はさらに自動自在な注ぎ
口又は回転式注ぎ口60を備える。蓋20の上部は部分
的にドーム状の頭部62を形成し、頭部はここに形成さ
れた注ぎ口凹部64を備え、注ぎ口凹部64は平坦部分
66と窪み部分68とを有し、平坦部分66と窪み部分
68は折り畳んだ又は閉じた位置で注ぎ口60を収納す
る。注ぎ口60の円弧状部分70は窪み部分68に保持
されノズル部分72が平坦部分66に重なる。注ぎ口6
0は注ぎ口凹部64の側壁76から延出するボス74と
円弧状部分70の対応する表面に形成した鞍部78によ
って注ぎ口凹部64で旋回自在に保持される。
【0019】図1と図4を参照すると、注ぎ口60は閉
じた位置で図示されている。更に図2と図5を参照する
と、注ぎ口60は開いた位置で図示されている。図面か
ら分るように、注ぎ口60は円弧状部分70からノズル
部分72を通って延在する貫通内腔80を備える。注ぎ
口開口部82は注ぎ口凹部64の基部48の壁84を通
って延出する。図4,図5,図6,図9に示されている
ように、注ぎ口開口部82は角度をつけて配置される
(参照符号88で示した水平面に対する角度86として
示されている)。閉じた位置では、円弧状部分70の円
弧状の外表面90が注ぎ口開口部82の上に位置し、注
ぎ口開口部82の外側に配置されているパッキング92
がこれに対応する基部と注ぎ口60の間に封止を形成す
る。注ぎ口60を開いた位置まで回転させると(図2,
図5,図6,図7参照)、貫通内腔80の入口94が注
ぎ口開口部82と揃う。
【0020】図6及び図7に示されている拡大図を更に
参照すると、弦縁または表面96が入口94の周囲に配
置され、弦縁96と円弧状部分70の円弧状の外表面9
0の間には角度98で示した鈍角が形成され、図6にお
いて、円弧状の部分は開いた位置に向かって回転してい
る状態で図示されている。
【0021】弦縁96は、図6で破線で示された従来技
術の構造に対する改良である。本発明と従来技術の破線
図示とを比較することで理解できるように、従来技術で
は円弧状の外表面90の間に(角度100で示したよう
な)鋭角が形成され、鋭角100は、入口94に鋭い縁
102を作り、これがパッキング92を摩耗させること
が多かった。これとは対照的に、本発明では、入口94
で尖端と鋭利さを減少させる弦縁96を用い、これによ
ってパッキング92の摩耗を減少させ、パッキング92
の寿命を延ばし、蓋アセンブリ20の水漏れせずに供用
できる長寿命を提供する。開いた位置へ注ぎ口60を回
転させると、鈍角98で形成されている角度のついた縁
と一般に極く僅かに当接する円弧状の部分70によりパ
ッキング92が一般に多少変型する。
【0022】図6及び図7にも示されているように、パ
ッキング92は保持リング溝104に取り付けられ、保
持リング溝104は注ぎ口開口部82から半径方向に離
れた位置で壁84に形成され、保持リング溝104と注
ぎ口開口部82の間には保持傾斜106が延在する。保
持リング傾斜106は非対称で、上縁110より狭い下
縁108を含むようにしてあり、保持傾斜106とこれ
の非対称な構造が円弧状部分70の外表面90に相当し
閉じた位置から開いた位置へ注ぎ口60のスムーズな動
きを一層促進している。
【0023】図1から図5ならびに図9を参照すると、
この発明の蓋アセンブリ20は、一般に連続し一致する
半径で形成された上部外表面を備えている。図4に示さ
れているように、カバー表面114の(半径112とし
て示してあるように)外側半径が部分的にドーム状の頭
部62を形成する円弧状の表面と一般に一致する円弧状
の表面を作っている。部分的にドーム状の頭部62の
(半径116として図示してある)外側半径はカバー表
面114の半径112と一般に等しい。円弧状部分70
から延出する注ぎ口60の後端118が隙間に被さり、
貫通内腔80の入口94を隠蔽する。隙間120は窪み
部分68と円弧状部分70の間に形成され、ここを後端
118が移動する。注ぎ口60を旋回させた時に、後端
118は注ぎ口60がこれ以上回転するのを防止するよ
うに、窪み部分68に形成されている出っぱり122に
当接する。後端118が注ぎ口60の回転を防止するこ
とで基部48から注ぎ口が外れないようにしている。
【0024】閉じた位置から開いた位置へ注ぎ口60を
動かすために、基部48と注ぎ口60に把持構造123
を設ける。基部48には、一対の把持部を露出させる窪
んだ表面124が部分的にドーム状の頭部62上でノズ
ル部分72の対向する側面に設けてある。使用者はノズ
ル部分72と把持部を露出させる表面124で形成され
た対応する部分に親指と人差指を差し込んでノズル部分
72の側面をつまむことが出来る。更に、ノズル部分7
2の対向する側面には刻み目を設けて、注ぎ口60の把
持を更に行ない易くする。使用者が蓋アセンブリ20を
開きたい場合には、指を露出させる部分124に差し込
んで刻み目126を掴み、注ぎ口60を持ち上げられる
ようにしてある。
【0025】この発明の更なる特徴は、基部48に配置
した逆止弁アセンブリ128であり、逆止弁アセンブリ
128は、周辺大気から容器壁25で形成された内腔2
9への空気の調節された導入を提供する。内腔29へ空
気を導入することによって、逆止弁アセンブリ128は
内腔29圧力の調節された均衡を提供する。これは、従
来技術の容器が可撓性の壁で作られた容器を潰すか又は
容器から脈動する液体の注ぎ出しを発生させるかのどち
らかになり易いため、従来技術に対する重要な改良であ
る。本発明の逆止弁アセンブリ128は、ノズル72か
らではなく弁128から釣り合った空気を導入している
ためと、釣合いが起こるため容器壁25の真空力が減少
することで、容器から注ぎ口60を通る液体が一般に連
続した流れになる。
【0026】逆止弁アセンブリ128は、凹部64の壁
84を貫通する通気孔146、その通気孔146を囲む
壁134、及びその壁134間に架設されたカバー13
6とによって形成された弁室140と、その弁室140
に保持されたダイアフラム弁138とを有する。弁室1
40は外室142と内室144とに分割されている。凹
部64の壁84を貫通する通気孔146は外室142と
周辺大気の間の連通を提供する。ダイアフラム弁138
の他方の側面では、カバー136の正面壁150の孔1
48と筐体132の壁134の流入口152が内腔29
と内室44の間の連通を提供する。
【0027】図11から図13を更に参照すると、ダイ
ヤフラム弁138の周縁部が当接する弁座154を壁1
34の内側に配置する一方、柱の形をした与圧突起部1
56をカバー136の内表面から突出させて、その先端
部をダイアフラム弁138の中心部に当接して、ダイア
フラム弁138に与圧力を与え、その与圧力はダイアフ
ラム弁138を変形させて、ダイヤフラム弁138の周
縁部が弁座154に圧接される。何らかの任意の状況で
の変化に合わせて、与圧突起部156の長さとダイアフ
ラム弁138の変形の所望の度合いを選択しダイアフラ
ム弁138と弁座154との間に所定の封止力が与えら
れる。言い換えれば、内腔29に発生した負圧は弁座1
54でダイアフラム弁138に掛かる与圧力より僅かに
大きいだけの力のレベルに達して弁座154からダイア
フラム弁138を浮かせる必要がある。一旦浮き上がる
と、ダイアフラム弁13で外室142から内室144、
更に内腔29へ空気が通過できるようになる。
【0028】流入口152は、壁134に刻設されたギ
ャップ158とカバー136の周囲から延設する脚16
4との重なり隙間によって形成される。円環状のリブ1
60をカバー136の周囲に設けて、筐体132の壁1
34に協動して形成される溝162と係合させる。カバ
ー136の壁面150には多数の孔148が有るが、空
気は主として流入口152から流入する。流入口152
は弁座154に近接して配置されているので、逆止弁ア
センブリ128を通る短い流路を形成する。孔148が
あるため内腔29の大気または内腔29の水がダイアフ
ラム弁138の内表面に対して作用できる。このように
すると空気は外室142から流入口152を通って引き
込まれるので吸引力が低下し、弁座54に対するダイア
フラム弁の封止力以下に低下すると逆止弁が閉じる。
【0029】空気の流れとダイアフラム弁138の変形
を更に調節するため、先細リブ166と停止壁168を
カバー136に設ける。リブ166はダイアフラム弁1
38の過剰な変形や皺になるのを防止して、ダイアフラ
ム弁の均一な変形を促進する。停止壁168は弁座15
4から浮いた場合にダイアフラム弁の変形の範囲を制限
する。
【0030】本発明の好適な実施例を図示し説明した
が、添付の請求項に規定される本発明の主旨と範囲から
逸脱することなく当該技術の熟練者によって各種の変更
及び等価物が工夫されることが企図される。本発明は前
述の開示により制限されることを意図するものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の注ぎ口付き蓋アセンブリを含む容器
アセンブリの左上斜視図、
【図2】ノズル部分から液体を注ぐために注ぎ口付き蓋
アセンブリの基部から離して回転式注ぎ口を旋回させた
状態の図1に示した容器アセンブリの上側面斜視図、
【図3】断熱ジャケットから取り外した肉薄の容器から
分解した本発明の注ぎ口付き蓋アセンブリを示す分解斜
視図、
【図4】図1に示した注ぎ口付き蓋アセンブリの4−4
線に沿った部分的拡大縦断側面図、
【図5】回転式注ぎ口部分を回転させて基部の注ぎ孔と
注ぎ口の貫通孔とを整列させた状態で図2に示した注ぎ
口付き蓋アセンブリの5−5線に沿った部分的拡大縦断
側面図、
【図6】回転式注ぎ口の貫通孔の入口周囲に配置してあ
る弦縁を示しまた閉じた位置から注ぎ出し位置への回転
式注ぎ口の旋回を示す円弧状回転注ぎ口の一部の部分的
拡大縦断側面図、
【図7】回転式注ぎ口を注ぎ出し位置に合わせた状態の
図5に示した部分断面図、
【図8】回転式注ぎ口を取り外した注ぎ口付き蓋アセン
ブリの基部の平面図、
【図9】注ぎ口付き蓋アセンブリの底面図、
【図10】可撓性ダイアフラム弁を保持するため、筐体
の壁と、それに取りつけるカバー部分とを示した注ぎ口
つき蓋の逆止弁アセンブリの部分的拡大分解斜視図、
【図11】容器内腔からの水漏れを防止する弁を封止す
る図4に示した逆止弁アセンブリと同様の逆止弁アセン
ブリの部分的拡大縦断側面図、
【図12】容器内腔へ内向きに空気が流れるようにダイ
アフラム弁が移動している図5に示した逆止弁アセンブ
リの部分的拡大縦断側面図、
【図13】逆止弁アセンブリのカバーの内部構造を示す
拡大平面図、
【符号の説明】
20 注ぎ口付き蓋 23 容器 25 変形自在な側壁 29 容器内腔 48 基部(蓋本体) 60 回転自在な注ぎ口 64 凹部 70 円弧状のボール部分 72 ノズル部分 74 ボス 80 貫通孔 82 開口部 92 封止パッキング 128 逆止弁アセンブリ 134 壁 136 カバー 138 ダイアフラム弁 140 弁室 146 通気孔 148 孔 154 弁座 156 与圧突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ジェー メルク アメリカ合衆国 60622 イリノイ州 シカゴ ウエスト エヴァーグリーン アヴェニュー 860 (56)参考文献 特開 昭58−90051(JP,A) 実開 昭47−11647(JP,U) 実開 昭59−182223(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 39/00 - 55/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(23)の口に取り付ける蓋(2
    0)に形成された凹部(64)と、 その凹部(64)に設けた前記容器(23)の内腔(2
    9)と連通する開口部(82)と、 その凹部(64)にボス(74)を中心にして閉止位置
    と開放位置との間を旋回自由に保持され、かつ、開放位
    置への旋回時に前記開口部(82)と連通する貫通孔
    (80)を有する回転式注ぎ口(60)と、 前記開口部(82)から離れた位置における前記凹部
    (64)に設けた通気孔(146)と、 その通気孔(146)に取り付けた逆止弁アセンブリ
    (128)と、 から成る蓋(20)の前記逆止弁アセンブリ(128)
    において、 前記通気孔(146)を中心とする前記凹部(64)、
    前記通気孔(146)を囲む壁(134)、その壁の間
    に架設されたカバー(136)とによって形成される弁
    室(140)と、 前記壁(134)及びまたはカバー(136)に設けた
    前記内腔(29)と弁室(140)との間を連通する流
    入口(152)及びまたは孔(148)と、 前記弁室(140)に内挿された可撓性ダイアフラム弁
    (138)と、 前記壁(134)の内側に設けた前記ダイアフラム弁
    (138)の周縁部が当接する弁座(154)と、 前記カバー(136)から前記弁室(140)内に突出
    し、その先端部で前記ダイアフラム弁(138)の中心
    部が押されることにより、前記ダイアフラム弁(13
    8)の周縁部が前記弁座(154)に圧接されるように
    した与圧突起部(156)と、 を設けて、 前記注ぎ口(60)から前記容器(23)内の液体を排
    出する時、前記容器(23)内に負圧が生じ、その負圧
    に勝った外気圧によって前記ダイアフラム弁(138)
    の周縁部が前記弁座(154)から離れ、前記負圧が解
    消されるまでの間、前記凹部(64)の通気孔(14
    6)から前記弁室(140)内を通り前記流入口(15
    2)及びまたは孔(148)から前記容器(23)の内
    腔(29)へ外気の流入通路が形成される、 ことを特徴とする断熱ジャグの注ぎ口付き蓋。
JP11128498A 1997-03-18 1998-03-18 断熱ジャグの注ぎ口付蓋 Expired - Lifetime JP2969344B2 (ja)

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