JP3033661U - ストロー付き液体飲料容器 - Google Patents

ストロー付き液体飲料容器

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JP3033661U
JP3033661U JP1996007766U JP776696U JP3033661U JP 3033661 U JP3033661 U JP 3033661U JP 1996007766 U JP1996007766 U JP 1996007766U JP 776696 U JP776696 U JP 776696U JP 3033661 U JP3033661 U JP 3033661U
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JP
Japan
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straw
opening
main body
beverage container
guide portion
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JP1996007766U
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Inventor
剛 中山
Original Assignee
ニッスイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストローによるスムーズな飲用と、液漏れの
防止を両立させる。 【構成】 飲料容器の本体10の開口11内に筒状のガ
イド部12を設け、本体内外の通気のための通気手段1
4をストロー13とガイド部12との間に形成する。さ
らにキャップ15を閉じストロー13が下降すると前記
通気手段14を閉止し、キャップ15を開きストロー1
3が上昇すると通気手段14を開通させる開閉手段16
を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、本体に設けられた開口と、その中を移動可能なストローとの間に漏 液を防止するシール手段を設け、さらにストローの飲み口を覆うキャップを設け た液体飲料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ストロー付き水筒の初期のものは実公昭58−11722号の考案のような構 成であり、ストローが勢い良くとび出すとか、傾けたときに液体が滲出するとい う問題があった。
【0003】 これに対し実公昭63−6036号のものは、ストローを、伸縮する上部と器 内に固定の下部とによって構成し、伸縮する上部はシール部材を有しているので 漏液の問題は解消され、かつストローがとび出す勢いも緩和になった。しかしな がら、ストローにより吸飲するためには水筒内に空気がスムーズに流入する必要 があるが、シール部材により密閉状態となると空気が流通しないためスムーズな 吸飲が損なわれるという問題が生じた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題はスムーズな飲用と液 漏れの防止を両立可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、本体10の開口11内に筒状のガイド部1 2を設けるとともに、本体内外の通気を確保するための通気手段14をストロー 13とガイド部12の内面との間に形成し、キャップ15を閉じストロー13が 下降したときに前記通気手段14を閉止し、キャップ15を開きストロー13が 上昇したときに通気手段14を開通させる通気の開閉手段16を設けたものであ る。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係るストロー付き液体飲料容器は、本体10に設けられた開口11と 、その中に挿し込まれた移動可能なストロー13との間に設けた漏液を防止する シール手段16を有し、さらにストロー13の飲み口を覆うキャップ15を有す るもので、通常、ストロー付き水筒等に適用される。
【0007】 本体10は容器部10Bと蓋部10Aとからなり、各部10A、10Bはねじ 構造その他の分離可能な結合手段18によって一体化されている。19はその容 器部10Bと蓋部10Aとの結合部に設けたシール部材を示す。
【0008】 開口11は蓋部10A、つまり本体上部に形成され、本体内へ収めたストロー 13の上部を外へ突出させる箇所である。開口11内には筒状のガイド部12を 設ける。ガイド部12とストロー13の上部とは、シリンダーとピストンの関係 になり、それらの間に、漏液を防止するためのシール手段22を設ける。
【0009】 図示実施例におけるストロー13は上下2部材13a、13bからなり、上部 材13aは剛体構造、下部材は可撓性を有する。上部材13aには外周に溝を有 する突部21を環状に形成し、その溝にシール手段22としてのリングを嵌めて いる。シール手段22はいわゆるO−リングで良い。
【0010】 シール手段22はガイド部12の内面23をピストンリングのように摺動可能 である。その摺動抵抗は弾性手段17によってストロー13を外方へ緩和に突出 させることができるものである。そして、上記シール手段22とガイド部12の 内面23により通気の開閉手段16の閉止部分を構成する。例示の弾性手段17 はコイルばねからなり、ガイド部12の底部とストロー13の突部21との間に 介装されている。
【0011】 一方、本体内外の通気を確保するために、通気手段14を形成する。図示実施 例における通気手段14の一部は、シール手段22を迂回ないしはくぐり抜ける ための手段であり、ガイド部12の内面23に本体内方から外方へわたって形成 した長溝状の部分24を有する。この長溝状部分24は設置範囲が重要である。 具体的には、ストロー13が下降した不使用時(閉止位置)では長溝状部分24 から脱して、内面23に接し、それ以上の位置では開通状態になるように長溝の 長さを決める。通気手段14の一部として図示の例では通気口25と通気路25 ′をストロー止め26に形成し、またガイド部12の底面の孔にも通気路24′ を形成している。
【0012】 このストロー止め26は本体10の開口11の外周縁に設けた係合爪27に係 合、離脱可能な係合凹部28と、ストロー上部を挿通可能な孔30を有している 。また例示のキャップ15はストロー13の飲み口13cを覆うために、開口1 1の側方上部に支軸29によって軸支してある(図2)。31は同支軸29を嵌 め込む軸穴であり、32はキャップ先端の係合片、33は同係合片32を係合す る係合口を示す。
【0013】 故に、キャップ15を開くと、ストロー13は弾性手段17に押され、かつシ ール手段22の抵抗を受けて緩和に上昇し外方へ突出する。突出状態において、 シール手段22はガイド部12の上位にあり、そこには長溝状部分24が設けて ある(図3)。故に、シール手段22の存在に拘らず気流が通じ、内部の通気路 24′、長溝状部分24、通気路25′、通気口25からなる通気手段14が開 通した状態となり、楽に本体内の液体を吸飲することができる。他方、キャップ 15を閉じるとストロー13は押し下げられ、シール手段22が長溝状部分24 を下方へ脱してガイド部12の内面23に全国で密着するので(図4)、通気手 段14は閉止されることとなる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、ストロー13が外 方へ突出した飲用状態では通気性を確保して内部の液体をスムーズに飲用するこ とができ、他方、ストロー13を本体内へ押し込んだ不使用状態では通気手段1 4がシール手段22により閉止されるので液漏れを防止することができるという 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るストロー付き液体飲料容器の1実
施例を示す縦断面図。
【図2】同上要部の分解斜視図。
【図3】飲用状態を示す断面図。
【図4】不使用状態を示す断面図。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に設けられた開口と、その中を移動
    可能なストローとの間に漏液を防止するシール手段を設
    け、さらにストローの飲み口を覆うキャップを設けた液
    体飲料容器であって、本体10の開口11内に筒状のガ
    イド部12を設けるとともに、本体内外の通気を確保す
    るための通気手段14をストロー13とガイド部12の
    内面との間に形成し、キャップ15を閉じストロー13
    が下降したときに前記通気手段14を閉止し、キャップ
    15を開きストロー13が上昇したときに通気手段14
    を開通させる通気の開閉手段16を設けたことを特徴と
    するストロー付き液体飲料容器。
  2. 【請求項2】 ガイド部12は本体10の開口11部に
    取り付けた別部材からなる円筒状のものである請求項第
    1項記載のストロー付き液体飲料容器。
  3. 【請求項3】 ストロー13は剛性の上部材13aと、
    可撓性のある下部材13bとからなる請求項第1項記載
    のストロー付き液体飲料容器。
  4. 【請求項4】 通気手段14はシール手段22を迂回な
    いしはくぐり抜けるための手段であり、ガイド部12の
    内面23に本体内方から外方へわたって形成した長溝状
    の部分24を有する請求項第1項記載のストロー付き液
    体飲料容器。
  5. 【請求項5】 開閉手段16は、シール手段22と、ガ
    イド部12の内面23及びそこに形成された長溝状部分
    24とからなる請求項第1項記載のストロー付き液体飲
    料容器。
JP1996007766U 1996-07-17 1996-07-17 ストロー付き液体飲料容器 Expired - Lifetime JP3033661U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001039458A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Pigeon Corp 飲料容器
JP3434503B2 (ja) 2001-06-08 2003-08-11 ピジョン株式会社 飲料容器
JP3479057B2 (ja) 2001-08-08 2003-12-15 スケーター株式会社 飲料容器の飲用補助装置
JP2013112405A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Pip Co Ltd ストロー付きキャップ
KR101300567B1 (ko) * 2011-10-12 2013-08-27 김다솔 과일 형상의 음료용기

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