JPH0621912Y2 - クリ−ム状物注出容器 - Google Patents

クリ−ム状物注出容器

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JPH0621912Y2
JPH0621912Y2 JP1987048275U JP4827587U JPH0621912Y2 JP H0621912 Y2 JPH0621912 Y2 JP H0621912Y2 JP 1987048275 U JP1987048275 U JP 1987048275U JP 4827587 U JP4827587 U JP 4827587U JP H0621912 Y2 JPH0621912 Y2 JP H0621912Y2
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JP
Japan
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cylinder
fitted
erected
top plate
guide cylinder
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987048275U
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JPS63156982U (ja
Inventor
博 水島
義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はクリーム状物注出容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 例えば、実開昭58-177383号公報記載には、下端面開口
の主筒上端から弾性ドーム状壁を介して嵌合筒を起立
し、該嵌合筒の上端に薄肉ヒンジを介して付設した吐出
弁板を嵌合筒上端へ着座させた容器本体と、上記嵌合筒
外面に下部を嵌合させたノズルと、上記主筒の下部内面
に、容器本体内の負圧化による上昇が可能に嵌合させた
底蓋とで形成された容器が示されている。
しかしながら、上記従来容器では、容器本体の嵌合筒上
端と吐出弁板とを肉薄ヒンジを介して一体連結したの
で、その肉薄ヒンジの巾が極く狭くなり、そのため、吐
出弁板を開閉する度に肉薄ヒンジに応力が集中して過度
の負担がかかり、弾性疲労が生じて肉薄ヒンジの弾性復
元力が低下ないし喪失し易く、かつ肉薄ヒンジの弾性復
元力が低下すると、吐出弁板が嵌合筒部の上端面へ迅速
に着座しなくなって、弁の機能が低下し、また、肉薄ヒ
ンジの弾性復元力が著しく低下ないし喪失し、かつ吐出
弁板が直立状態に開弁されると、吐出弁板が閉弁不能と
なって弁機能の喪失を招くこととなった。
本案は、弾性ドーム状壁の頂部を上方へ起立する彎曲筒
部とし、該筒部内へ挿通させた案内筒と彎曲筒部とで吐
出弁を形成することで、弾性疲労による弾性復元力の低
下を防止するよう設けた。
「課題を解決するための手段」 上下両端面開口の胴体7上端部内面に、流出口10を開口
した頂板部8を付設し、該頂板部の上面中央部から案内
筒9を起立した本体部1と、該本体部上面を覆う半球面
状であって、基部周縁を前記胴体7上部に嵌着し、中間
部から取付け筒11を立設し、頂部を、上部が次第に小径
となりかつ複数縦切り込み12…を穿設した上端開口の彎
曲筒部とし、該彎曲筒部の上部内面を前記案内筒9の上
部外面に圧接させて吐出弁13を形成した弾性ドーム2
と、逆L形筒状であって、前記取付け筒11に嵌着され一
側に注出口を開口して注出路を形成しかつ前記案内筒9
に挿入する案内軸14を垂下した押下げ操作部材3と、前
記胴体7下部に気密かつ上方への摺動が可能に内嵌され
た底皿4とで形成した。
「作用」 上記にて、常時においてはクリーム状物は弾性ドーム2
内にまで充満している。この状態で押下げ操作部材3を
介して弾性ドーム2を下方へ押込むと、内部のクリーム
状物は加圧されることから吐出弁13を開弁し、押下げ操
作部材3内を経て注出される。
クリーム状物の注出が終了した時点で押下げ操作部材3
の押下げを解放すると、弾性ドーム2は図示状態に弾性
復元し、該弾性ドーム内が負圧化することから、透孔1
0,10から胴体7内クリーム状物が弾性ドーム2内へ吸上
げられ、該吸上げによる胴体7内の負圧化は底皿4の上
昇により解消する。
「実施例」 本案容器は本体部1、弾性ドーム2、押下げ操作部材
3、底皿4、口栓5およびキャップ6からなり、合成樹
脂材で成形製作される。
第1の実施例(第1図、第2図) この実施例は吸込み弁付きの例である。本体部1は、直
筒状の胴体7上端部に幾分縮径して取付け用の内外二重
周壁16,17を設け、内部周壁16側に頂板部8を設け、該
頂板部中央部から案内筒9を立設し、その両側の頂板部
8に透孔10,10を開孔し、これ等透孔を上面から封止す
る吸込み弁板15,15を肉薄ヒンジにより一体に設け、上
記外部周壁17の外面に第1係合突条18を、かつ内面に係
合凹溝を設けており、また、胴体7下端部を拡開してい
る。
弾性ドーム2は、例えばエラストマー樹脂等の軟質材か
らなる半球面状の形状であって、基部周縁外面に前記係
合凹溝に係合する第2係合突条19を突出し、そのすぐ上
の部分に外部周壁17頂面に係止する外向きフランジ20を
設け、また、頂部寄りの中間部外面から取付け筒11を立
設して、その外面に第3係合突条21を設け、更に、頂部
を、上部が次第に小径となりかつ複数縦切り込み12を穿
設した彎曲筒部とし、該彎曲筒部の上部内面を前記案内
筒9の上部外面に圧接させ、これ等彎曲筒部と案内筒9
とで吐出弁13を形成してあり、上記縦切り込み12は、使
用時にクリーム状物により塞がれて気密性が保持され
る。
押下げ操作部材3は、内容物吐出路を兼ねた逆L形の筒
体で、短い縦筒を二重筒と取付部とし、前記取付け筒11
の内外両面に嵌着して取付け、このとき外筒内面の第4
係合突条22を前記第3係合突条21に係合しており、また
横筒先端開口を注出口とし、この横筒上壁から垂下した
案内軸14を前記案内筒9の上部外面に挿入して押下げ操
作を安定化している。
底皿4は、胴体7内壁面に圧接する断面弧状の弾性周壁
23を有する伏椀状の形状で、気密にかつ上方への摺動が
可能に内嵌してある。
口栓5は筒栓で紐状つまみ24を有し、押下げ操作部材3
の注出口に取外し可能に挿栓している。
キャップ6は、周壁下端内周に第5係合突条25を設け、
該第5係合突条を前記第1係合突条18に係合して本体部
1頂部に取付けている。
第2の実施例(第3図,第4図) この第2の実施例は、第1実施例の吸込み弁板15,15を
省き、その代わりに、下端周縁部に胴体7内壁面に逆刺
する爪片を有し、上昇移動はするが下降はしない戻り防
止部材26を底皿4下面部に一体的に取付け、押下げ操作
部材3を押下げたとき、底皿4の下方への戻り動作を防
止し、内容物加圧を可能としたものである。尚、この実
施例では頂板部8を十字形の形状としている。また、上
記戻り防止部材26は金属材を用いることもできる。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、弾性ドーム2の頂部
を、上部が次第に小径となりかつ複数縦切り込み12…を
穿設した彎曲筒部とし、該彎曲筒部を、頂板部8から起
立した案内筒9の上部外面に圧接させて吐出弁13を形成
したから、彎曲筒部を弾性に抗して拡開変形させること
で吐出弁13を開閉できることとなり、よって、応力が分
散されて彎曲筒部に弾性疲労が生じ難く、従って、該彎
曲筒部が有する弾性復元力が保持され、弁機能の低下お
よび喪失を防止できる。また、上記縦切り込み12…は、
本来弁の気密性を損なうこととなる筈であるが、収納物
たるクリーム状物が付着して閉塞するため、弁機能を損
なうことがなく、また、縦切り込み12…があるため吐出
弁13の開閉が確実かつ容易となる。更に、本体部1、弾
性ドーム2等の四部材で形成できるから、成形および部
材組付けの手数が減少して、コストが廉価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本案容器の第1の実施例の縦断
面図および本体部と弾性ドームの分解斜視図、第3図お
よび第4図は、第2の実施例の縦断面図および本体部と
弾性ドームの分解斜視図である。 1……本体部、2……弾性ドーム 3……押下げ操作部材、4……底皿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下両端面開口の胴体7上端部内面に、流
    出口10を開口した頂板部8を付設し、該頂板部の上面中
    央部から案内筒9を起立した本体部1と、該本体部上面
    を覆う半球面状であって、基部周縁を前記胴体7上部に
    嵌着し、中間部から取付け筒11を立設し、頂部を、上部
    が次第に小径となりかつ複数縦切り込み12…を穿設した
    上端開口の彎曲筒部とし、該彎曲筒部の上部内面を前記
    案内筒9の上部外面に圧接させて吐出弁13を形成した弾
    性ドーム2と、逆L形筒状であって、前記取付け筒11に
    嵌着され一側に注出口を開口して注出路を形成しかつ前
    記案内筒9に挿入する案内軸14を垂下した押下げ操作部
    材3と、前記胴体7下部に気密かつ上方への摺動が可能
    に内嵌された底皿4とからなるクリーム状物注出容器。
JP1987048275U 1987-03-31 1987-03-31 クリ−ム状物注出容器 Expired - Lifetime JPH0621912Y2 (ja)

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JP1987048275U JPH0621912Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 クリ−ム状物注出容器

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Publication Number Publication Date
JPS63156982U JPS63156982U (ja) 1988-10-14
JPH0621912Y2 true JPH0621912Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=30869649

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JP1987048275U Expired - Lifetime JPH0621912Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 クリ−ム状物注出容器

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58177383U (ja) * 1982-05-21 1983-11-28 岸本産業株式会社 定量注出容器
JPS6038270U (ja) * 1983-08-22 1985-03-16 北林 誠一 粘質物注出装置

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Publication number Publication date
JPS63156982U (ja) 1988-10-14

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