JPS582452Y2 - 蓄圧式噴霧器 - Google Patents

蓄圧式噴霧器

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JPS582452Y2
JPS582452Y2 JP12232676U JP12232676U JPS582452Y2 JP S582452 Y2 JPS582452 Y2 JP S582452Y2 JP 12232676 U JP12232676 U JP 12232676U JP 12232676 U JP12232676 U JP 12232676U JP S582452 Y2 JPS582452 Y2 JP S582452Y2
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JP
Japan
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cylinder
liquid passage
valve
liquid
plastic
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JP12232676U
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JPS5340512U (ja
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正弘 古沢
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プラスチック製の蓄圧容器の上方に直立し
て加圧用空気ポンプのプラスチック製シリンダを取りつ
けた形態の蓄圧式噴霧器の改良に関するもので、特にプ
ラスチックの成形に当って噴霧器の性能的向上に充分な
配慮を行うと同時に一体的成形に適した設計を採用する
ことによって製造工程を短縮して価格の低下をはかり、
斯くして機能良好なこの種噴霧器を兼備に提供しようと
するものである。
本考案の要旨は、添附の実施例図面の符号を併記して述
べると、プラスチック製の蓄圧容器の上方に直立して加
圧用空気ポンプのプラスチック製シリンダを取りつけた
形態の蓄圧式噴霧器において、加圧用空気ポンプAのプ
ラスチック製シリンダ1の下端にシリンダ1と一体に成
形された端壁2に対し、弁匣体3を前記端壁2と一体的
に成形して、逆止弁装置12を構成すると共に、蓄圧容
器Bの噴霧液33に通ずる昇液筒17と結合して操作用
握部Cを構成する通液筒18をプラスチック製となし、
且つ該通液筒18内に装置する制御弁19に対する弁座
20を前記通液筒18と一体的に成形すると共に、さら
に前記通液筒18の外側には、シリンダ1の上端に設け
た係止部32に対応する係合部24を通液筒18と一体
的に成形して成ることを特徴とする蓄圧式噴霧器である
実施例図面について、本考案の構造、作用効果を以下に
詳述する。
第1図に示す如く、本考案噴霧器は、プラスチック製の
蓄圧容器Bの上方に直立して加圧用空気ポンプAのプラ
スチック製シリンダ1が取りつけられている。
なお、シリンダ1の裾部にこれと一体に成形した筒状壁
部13の内周には雌ねじが形成され、この雌ねじを蓄圧
容器B側の雄ねじと螺合することによって空気ポンプA
と蓄圧容器Bとは着脱可能に組み立てられている。
(第2図参照)第1図のCは操作用握部で、この操作用
握部Cは昇液筒17と、その上側にほぼ丁字形にこれと
結合される通液筒18とで主要部が構成されており昇液
筒17と共にレバー23を握り締めることにより、加圧
用空気ポンプAによって加圧された蓄圧容器B内の噴霧
液33は、導液管34、可撓管35、昇液筒17、通液
筒18、噴嘴管21を経てノズル22から霧状に噴射せ
られる。
レバー23の握り締めを釈放すれば噴霧液の噴射は停止
する。
(弁の作動については、第5図について後述する。
)本考案の一つの特徴は、通液筒18の外側上部には保
合部24がプラスチック製の通液筒18と一体的に成形
され、この保合部24はシリンダ1上端の鉤状の係止部
32に係合されるようになっている点である。
不使用時には、前記保合部24をシリンダ1上端の係止
部32に係合することにより操作用握部Cと共に噴嘴管
21はノズル22を下端にしてシリンダ1の上端から斜
め下方に向う姿勢で釣り下げられる。
なお、鉤状の係止部32に対し係合部24は隅角部を有
する透孔としであるため、蓄圧容器Bに対する噴嘴管2
1の姿勢は常に一定の関係において保持され、有害な農
薬等がノズルから滴下して蓄圧容器Bの外面に固着し不
慮の災害を起すようなことがないように配慮されている
また、係止部、保合部の関係は図示のものと逆に、シリ
ンダ上端に係合部24、通液筒18の外側上部に係止部
32を形成するようにしても同効で゛ある。
図中、36は蓄圧容器Bに装着した安全弁で、詳細な構
造は図示していないが、ばね圧で外側から押圧される弁
によって容器B内に通じる弁口が閉塞されるようになし
た一般型のもので、蓄圧容器B内の圧力がばね圧より高
くなればこの内圧により弁口が開かれるようになってい
る。
37は、屑などに掛けて作業を行うための背負い紐であ
る。
本考案の第2の特徴は、第2図、第3図に示した通り、
加圧用空気ポンプAの逆止弁装置12に対する改良で、
その弁匣体3をプラスチック製シリンダ1の端壁2と一
体的に成形した点である。
第2図、第3図の如く、プラスチック製のシリンダ1と
一体の端壁2に対し、弁匣体3が一体的に形成せられて
いる。
従来、本考案のような型式の噴霧器においては逆止弁装
置は、シリンダとは別体のものとして組立て、これをシ
リンダの端壁に装着していた。
したがって、装着作業の手数を必要としたのみならず、
シリンダの端壁とこの端壁に取りつけた逆止弁装置との
間には必ずしも充分な気密性を保証できなかった。
本考案においては上述の通り弁匣体3をシリンダ1の端
壁2と一体的に成形したため、従来品にみられる漏洩に
よる機能低下及び装着作業による価格上昇という欠点を
完全に除去することが可能となったわけである。
なお、本考案の実施例においては、図示のように弁匣体
3の形状は、その胴壁4は2段の円筒状を呈し、小径筒
部に弁口6が設けられ、各弁口6の間には弁匣体3の強
度保持のため補強用隆起部5・・・・・・が形成せられ
ている。
(第3図イ参照)また弁匣体3にはゴム製帽状の弁蓋7
(第4図参照)が密に被嵌され、弁蓋7の裾部に設けた
環状唇部8を端壁2に弾接させて、加圧用空気ポンプA
によって円滑容易に蓄圧容器Bに所要の圧力が加えられ
、一方容器B内の加圧空気の逆流が確実に防止されるも
のである。
図中、10.11は、弁蓋7を弁匣体3に固着するため
の抑え板及び固定金具で、いづれも弁匣体3の頂部に形
成した突起9に挿通しである。
本案の次の特徴は、第5図に示した通り、操作用握部C
を構成する通液筒18内に装置した制御弁19に対する
弁座20を通液筒18と一体的に形成した点である。
通液筒内に装置した制御弁とその弁座とについて従来品
は第6図の如くで、通液筒38に装置した制御弁14の
弁座として通液筒38の先端に弁座環39を取りつけ、
さらに、この弁座環39に、噴嘴管15の根部を取付ね
し環15によって取りつけていた。
噴嘴管15は、第1図に示した如く直管状でなく、先端
部分が屈折していて噴霧作業に応じて、通液筒38に対
して屈折したその先端部分の向きを調節する必要があり
、このため取附ねし環15をゆるめる場合が往々起る。
この場合往々にして取附ねじ環15と共に弁座環39が
通液筒38に対してゆるみ、そのため噴霧液が弁座環3
9と通液管38との間から流出する。
本考案は、第5図の如く、通液管18内に装置された制
御弁19に対する弁座20は、プラスチック製通液管1
8と一体的に成形されるので、上記のような従来品によ
る欠点が存在しないばかりでなく、従来品における如く
弁座環39の製作ならびにその組立てに関する作業をも
必要としないわけである。
なお、本考案においては噴嘴管21の根部は取附ねし環
26によって、通液筒18に調節可能に取り附けられて
いる。
第5図中、27,28.29は、いずれもバッキングリ
ング、30はワッシャー、31は板状バッキングである
25は復元ばねで、レバー23を作動させて復元ばね2
5に抗して弁座20から制御弁19を後退させるとノズ
ル22から噴霧液が噴射される。
本考案は、上記した3つの特徴に見られる通り、噴霧器
機能の向上とプラスチックの一体成形との両面から最も
好ましい設計を採用したもので、機能の極めて良好なプ
ラスチック製の蓄圧式噴霧器を廉価に提供することが可
能となり、実用効果の極めて高い考案であると言い得る
【図面の簡単な説明】
添附図面は本考案の実施例を示す。 第1図は本考案の蓄圧式噴霧器の全体斜面図、第2図は
逆止弁装置の部分を示す拡大縦断面図、第3図は逆止弁
装置における弁匣体の部分を示す斜面図で、イは弁匣体
の内側を口はその外側をそれぞれ示す。 第4図は弁匣体に被嵌する弁蓋の斜面図である。 また、第5図は操作用握部の構造につき要部を断面にし
て示した拡大断面図、第6図は従来品における通液筒と
噴嘴管との結合部分の構造を示す断面図である。 図面中、1はシリンダ、2は端壁、3は弁匣体、4は胴
壁、5は補強用隆起部、6は弁口、7は弁蓋、8は環状
唇部、9は突起、10は抑え板、11は固定金具、12
は逆止弁装置、13は筒状壁部、14は制御弁、15は
噴嘴管、16は数対ねし環、17は昇液筒、18は通液
筒、19は制御弁、20は弁座、21は噴嘴管、22は
ノズル、23はレバー、24は係合部、25は復元ばね
、26は数対ねし環、27,28.29はバッキングリ
ング、30はワッシャー、31は板状バッキング、32
は係止部、33は噴霧液、34は導水管、35は可撓管
、36は安全弁、37は背負い紐、38は通液管、39
は弁座環、Aは加圧用空気ポンプ、Bは蓄圧容器、Cは
操作用握部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチック製の蓄圧容器の上方に直立して加圧用空気
    ポンプのプラスチック製シリンダを取りつけた形態の蓄
    圧式噴霧器において、加圧用空気ポンプAのプラスチッ
    ク製シリンダ1の下端にシリンダ1と一体に成形された
    端壁2に対し、弁匣体3を前記端壁2と一体的に成形し
    て、逆止弁装置12を構成すると共に、蓄圧容器B内の
    噴霧液33に通ずる昇液筒17と結合して操作用握部C
    を構成する通液筒18をプラスチック製となし、且つ該
    通液筒18内に装置する制御弁19に対する弁座20を
    前記通液筒18と一体的に成形すると共に、さらに前記
    通液筒18の外側には、シリンダ1の上端に設けた係止
    部32に対応する係合部24を通液筒18と一体的に成
    形して戊ることを特徴とする蓄圧式噴霧器。
JP12232676U 1976-09-13 1976-09-13 蓄圧式噴霧器 Expired JPS582452Y2 (ja)

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JP12232676U JPS582452Y2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 蓄圧式噴霧器

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JPS5340512U JPS5340512U (ja) 1978-04-08
JPS582452Y2 true JPS582452Y2 (ja) 1983-01-17

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ID=28731761

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JP12232676U Expired JPS582452Y2 (ja) 1976-09-13 1976-09-13 蓄圧式噴霧器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434908Y2 (ja) * 1986-03-11 1992-08-19
DE20216472U1 (de) * 2002-10-24 2003-01-02 Odenwaldwerke Rittersbach GmbH Fahrzeugbau und Katastrophenschutz-Systeme, 74834 Elztal Dekontaminationsflüssigkeits-Sprühgerät

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JPS5340512U (ja) 1978-04-08

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