JPH09272470A - サイドフレームの拡縮装置に用いられる継足しビーム装置 - Google Patents

サイドフレームの拡縮装置に用いられる継足しビーム装置

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JPH09272470A
JPH09272470A JP8820296A JP8820296A JPH09272470A JP H09272470 A JPH09272470 A JP H09272470A JP 8820296 A JP8820296 A JP 8820296A JP 8820296 A JP8820296 A JP 8820296A JP H09272470 A JPH09272470 A JP H09272470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックフレームの連結部先端に、延長位置
と収納位置との間を回動可能に設けられた継足しビーム
において、延長位置にある際にその回動を防止するため
のストッパを紛失しないようにする。 【解決手段】 ストッパ11を継足しビーム10の上面
に軸AX1を中心として継足しビーム回動許容位置P1
と回動禁止位置P2との間を回動可能に設ける。継足し
ビーム10が延長位置にある際には、ストッパ11を回
動禁止位置P2に位置せしめて、継足しビーム10が回
動することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラ式走行体
のトラックフレームの連結部の先端に回動可能に設けら
れた継足しビームによって、車幅の拡縮を可能としたク
ローラ走行体のサイドフレームの拡縮装置に関し、とく
に継足しビームの延長位置において、継足しビームの回
動を禁止するサイドフレームの拡縮装置に用いられる継
足しビーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラ式走行体の車幅の拡縮を行うた
めのトラックフレーム構造に関しては例えば、実公昭5
6−13184号公報に示すものが知られている。図7
はその公報に開示されているトラックフレーム構造によ
るクローラ式走行体の一例を示す全体構成図、図8およ
び図9はそのVII−VII線断面図である。図において、ト
ラックフレーム1の中央部には、旋回ベアリング2が固
着され、その上部に上部旋回体(不図示)が旋回自在に
支持される。またトラックフレーム1の両側には、各一
対の連結部1aが外側に張り出すように形成され、この
連結部1aに左右一対のサイドフレーム3がそれぞれ連
結される。各サイドフレーム3の前後部には、図示しな
い油圧駆動装置により回転駆動される駆動輪と遊動輪と
がそれぞれ設けられるとともに、サイドフレーム3の下
面側には、図8,9に示すように、内側フランジ4aと
外側フランジ4bとを有する複数の下ロ−ラ4が上記駆
動輪と遊動輪との間で回転可能に支持されている。ま
た、駆動輪と遊動輪にはトラックシュー6が掛け回さ
れ、このトラックシュー6は駆動輪の回転により下ロ−
ラ4とサイドフレーム3の上面側に設けられている上ロ
−ラ(不図示)とに案内されつつ駆動される。
【0003】サイドフレーム3には、幅方向に開口する
前後一対の嵌合孔3aが形成され、各嵌合孔3aにトラ
ックフレーム1の各連結部1aが摺動自在に挿通され
る。左右のサイドフレーム3間には油圧シリンダ7が設
けられ、この油圧シリンダ7のロッド側は左方のサイド
フレーム3に、ボトム側は右方のサイドフレーム3にそ
れぞれ連結されている。したがって、油圧シリンダ7の
伸縮により、各サイドフレーム3は、連結部1aに案内
されるようにしてトラックフレーム1に対し図示実線で
示す作業時位置(車幅拡大位置)と二点鎖線で示す輸送
時位置(車幅縮小位置)との間で移動可能とされ、クロ
ーラ式走行体の車幅の拡縮を行うようにしている。
【0004】ここで、トラックフレーム1の連結部1a
の先端には、軸AXを中心として回動可能な継足しビー
ム10がピン14により連結されており、この継足しビ
ーム10は図8に示す延長位置および図9に示す収納位
置の間を回動する。
【0005】そして作業時には、図8に示すように継足
しビーム10を延長位置に位置せしめるとともに、サイ
ドフレーム3を図7の実線で示す作業時位置に広げて車
幅をW2で示す作業時幅とし、これにより車両の安定性
を図っている。一方、輸送時にはサイドフレーム3を図
示二点鎖線で示す輸送時位置(例えば輸送時に搭載する
トレーラの荷台幅程度)に狭めて車幅をW1(<W2)
で示す輸送時幅とし、さらに、継足しビーム10を図9
に示すように収納位置に折り畳んで、車幅を縮小し、こ
れにより輸送上の便宜を図っている。
【0006】なお、サイドフレーム3の内側とトラック
フレーム1との間には4個の固定リンク5が配設されて
おり、各固定リンク5はそのガイド孔をガイドピンに案
内させつつサイドフレーム3の内側または外側への移動
を案内するとともに、作業時幅W2となったときのサイ
ドフレーム3の外れを防止する。
【0007】しかしながら、上記実公昭56−1318
4号公報には、延長位置に移動された継足しビームを固
定するための手段についての開示がなく、継足しビーム
を延長位置において固定するための何らかの手段が必要
とされる。このため、例えば図10に示すように、継足
しビーム10に形成された凹部10Dとトラックフレー
ム1の連結部1aとの間に、コ字状のストッパ41を係
合し、これにより延長位置における継足しビーム10が
回動しないようにする方法が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、継足し
ビームを延長位置に位置せしめた際に使用するストッパ
は、継足しビームを収納位置に移動する際に取り外さ
れ、別の場所に保管されるため、取り外したストッパを
紛失する可能性が高い。また、その作業時に別に保管さ
れたストッパをその都度作業場所にまで持ってくる必要
があるため、作業を迅速に行うことが難しく、作業性を
低下させる原因となっていた。
【0009】本発明の目的は、ストッパの紛失を防止す
るとともに、継足しビームの拡張および縮小作業時に、
その作業を迅速に行うことができるサイドフレームの拡
縮装置に用いられる継足しビーム回動装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の実施の形態を示す
図1〜図5に対応付けて説明すると、請求項1のサイド
フレームの拡縮装置に用いられる継足しビーム装置は、
両側端に連結部1aが突設されたトラックフレーム1
と、連結部1aの先端に設けられた、所定の延長位置と
収納位置との間を水平方向に回動可能な継足しビーム1
0と、連結部1aおよび継足しビーム10が遊嵌される
嵌合孔3aを有し、この嵌合孔3aを介して所定の車幅
拡大位置と車幅縮小位置との間を、トラックフレーム1
に対して側方に摺動可能に配置された左右一対のサイド
フレーム3と、継足しビーム10が延長位置にあるとき
に、連結部1aの先端に当接する継足しビーム回動禁止
位置P2に移動し、継足しビーム10が収納位置にある
ときに、先端から離れた継足しビーム回動許容位置P1
に移動する、継足しビーム10に取り付けられてなる回
動防止手段11とを備えたことにより上記目的を達成す
る。
【0011】請求項2の発明は、両側端にボックス構造
をなす連結部1aが突設されたトラックフレーム1と、
連結部1aの先端にその一部が内接するように設けら
れ、所定の延長位置と収納位置との間を水平方向に回動
可能な継足しビーム10と、連結部1aおよび継足しビ
ーム10が遊嵌される嵌合孔3aを有し、この嵌合孔3
aを介して所定の車幅拡大位置と車幅縮小位置との間
を、トラックフレーム1に対して側方に摺動可能に配置
された左右一対のサイドフレーム3と、継足しビーム1
0が延長位置にあるときに、連結部1aの先端に当接し
て継足しビーム10の回動を禁止する継足しビーム回動
禁止位置P2と、継足しビーム10を延長位置から収納
位置にもしくは収納位置から延長位置に回動するとき
に、先端から離れて継ぎ足しビーム10の回動を許容す
る継足しビーム回動許容位置P1とに移動する、継足し
ビーム10に取り付けられてなる回動防止手段11とを
備えたことにより上記目的を達成する。
【0012】請求項3の発明は、回動防止手段11が、
継足しビーム上面における所定の位置AX1を中心とし
て、継足しビーム回動禁止位置P2および継足しビーム
回動許容位置P1との間を回動可能に設けられてなる。
【0013】請求項4の発明は、回動防止手段21が、
継足しビーム10の上面において、継足しビーム回動禁
止位置P2および継足しビーム回動許容位置P1との間
を摺動可能に設けられてなる。請求項5の発明は、回動
防止手段11,12が、少なくとも継足しビーム回動許
容位置P1および継足しビーム回動禁止位置P2におい
て、連結部1aの上面から突出しないように設けられ
る。
【0014】本発明に係るサイドフレームの拡縮装置に
用いられる継足しビーム装置は、継足しビーム10が延
長位置にあるとき、回動防止手段11を継足しビーム回
動禁止位置P2に位置せしめて継足しビーム10の回動
を防止し、この状態においてサイドフレーム3を車幅拡
張位置に移動する。継足しビーム10を収納する際は、
回動防止手段11を継足しビーム回動許容位置P1に位
置し、継足しビーム10を回動して収納位置に位置せし
める。このように、継足しビーム10の回動を行う場合
であっても、回動防止手段11は継足しビーム10に取
り付けられているため、継足しビーム10の収納時、す
なわちサイドフレーム3の車幅縮小時に回動防止手段が
取り外されて紛失することを防止することができる。
【0015】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態− 以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明す
る。図1は本発明によるサイドフレームの拡縮装置に用
いられる継足しビーム装置の第1の実施の形態の構成を
示す平面図、図2は図1のA方向矢視図、図3は斜視
図、図4はストッパの斜視図である。図1に示すよう
に、本発明の第1の実施の形態による継足しビーム装置
は、継足しビーム10の上面において、軸AX1を中心
として回動可能なストッパ11からなる。図4に示すよ
うに、このストッパ11は本体11Aと、軸部12を有
する取付部11Bとからなり、取付部11Bの軸12が
継足しビーム10の取付部10Aに形成された孔13に
挿嵌されて、これにより継足しビーム回動許容位置P1
および継足しビーム回動禁止位置P2との間を軸AX1
を中心として回動可能とされている。一方、継足しビー
ム10は、ピン14によりトラックフレーム1に回動可
能に取り付けられている。ピン14は継足しビーム10
の孔10Bには圧入されるが、トラックフレーム1の孔
1Aには挿嵌されているため、継足しビーム10はピン
14の軸AX2を中心として回動可能とされている。継
足しビーム10の上面には、プレート15がボルト16
により取り付けられている。このプレート15は継足し
ビーム10の上面とサイドフレーム3の嵌合孔3aの上
面(上記従来技術における図8,9参照)との隙間の調
整、およびストッパ11の取付部10Aの抜け防止のた
めに設けられる。すなわち、ストッパ11を、取付部1
0Aの孔13に挿嵌した後でプレート15をボルト16
で継足しビーム10の上面に取り付けることにより、ス
トッパ11の取付部10Aからの脱落が防止される。
【0017】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。まず、作業時においては、継足しビーム10を図
1および図2に示す位置に回動して、継足しビーム10
を延長位置に位置せしめ、その後ストッパ11を継足し
ビーム回動禁止位置P2に回動する。これによりストッ
パ11はトラックフレーム1の連結部1aの先端に当接
するため、継足しビーム10はストッパ11により軸A
X2回りの回動が阻止される。そして、継足しビーム1
0を延長位置に位置せしめた後、上述した図7に示すよ
うにサイドフレーム3を作業時位置に広げて車幅を作業
時幅とし、これにより車両の安定性を図る。
【0018】一方、輸送時には図7に示すようにサイド
フレーム3を輸送時位置に狭めて車幅を輸送時幅とし、
さらにストッパ11を図3で仮想線で示す継足しビーム
回動許容位置P1に回動する。これにより、継足しビー
ム10は回動可能な状態となるため、図5に示すように
継足しビーム10を収納位置に位置せしめ、これにより
車幅を小さくして輸送上の便宜を図る。
【0019】このように、本発明のサイドフレーム拡縮
装置に用いられる継足しビーム装置の第1の実施の形態
においては、ストッパ11を継足しビーム10に回動可
能かつ脱落しないように取り付けるようにして、継足し
ビーム10の回動を防止するようにしたため、従来のス
トッパのように、継足しビーム10の収納時、すなわち
サイドフレーム3の車幅縮小時にストッパ11が取り外
されて紛失することがなくなる。また、サイドフレーム
の拡縮作業時に、別に保管されたストッパを作業場所ま
で持ってきたり、保管場所までとりに行く必要が無くな
るため、拡縮作業を迅速に行うことができ、これにより
作業性を向上させることができる。さらに、継足しビー
ム回動許容位置P1および継足しビーム回動禁止位置P
2においては、ストッパ11は連結部1aの上面から突
出しないため、継足しビーム装置の構成をコンパクトに
することができる。
【0020】−第2の実施の形態− 次いで、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6は本発明の第2の実施の形態によるサイドフレーム
の拡縮装置に用いられる継足しビーム装置を示す図であ
る。図6に示すように、本発明の第2の実施の形態によ
る継足しビーム装置は、ストッパ21と、ストッパ受け
部22とを備える。また、継足しビーム10の上面に
は、切欠部26が形成されたプレート115がボルト1
16により取り付けられている。ストッパ21はガイド
23,24,25およびプレート115により案内され
て矢印C方向に往復摺動可能となっている。またストッ
パ21は抜け止め部31によりガイド23,24,25
からの抜けが防止される。ストッパ受け部22はプレー
ト115に形成された切欠部26内に装着されたばね2
7により矢印D方向に付勢されており、抜け止め部30
により切り欠き26からの抜けが防止される。また、図
示しない押え板により上方への抜けも防止される。さら
に、ストッパ21を案内するガイド24は、ストッパ受
け部22をも案内する。
【0021】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。まず、作業時においては、上記本発明の第1の実
施の形態と同様にして、継足しビーム10を延長位置に
位置せしめ、ストッパ21を継足しビーム回動禁止位置
P2に位置せしめる。この際、ストッパ受け部22をば
ね27の付勢力に抗して矢印E方向に移動して、ストッ
パ21を回動許容位置P1から継足しビーム回動禁止位
置P2に移動する。これによりストッパ21はトラック
フレーム1の先端に当接し、かつストッパ受け部22に
よりその移動が阻止されるため、継足しビーム10はス
トッパ21によりその回動が阻止される。そして、継足
しビーム10を延長位置に位置せしめた後、サイドフレ
ーム3を作業時位置に広げて車幅を作業時幅とし、これ
により車両の安定性を図る。
【0022】一方、輸送時にはサイドフレーム3を輸送
時位置に狭めて車幅を輸送時幅とし、さらにストッパ2
1を継足しビーム回動許容位置P1に移動する。この
際、ストッパ受け部22をばね27の付勢力に抗して矢
印E方向に移動して、ストッパ21を継足しビーム回動
許容位置P1に移動する。これにより、継足しビーム1
0は回動可能な状態となり、その後継足しビーム10を
収納位置に位置せしめ、これにより輸送上の便宜を図
る。
【0023】このように、本発明のサイドフレームの拡
縮装置に用いられる継足しビーム装置の第2の実施の形
態においても、上述した第1の実施の形態と同様に、ス
トッパ21を継足しビーム10に摺動可能に取り付けて
継足しビーム10の回動を防止するようにしたため、従
来のストッパのように、継足しビーム10の収納時、す
なわちサイドフレーム3の車幅縮小時にストッパ21が
取り外されて紛失することがない。また、サイドフレー
ムの拡縮作業時に、別に保管されたストッパを作業場所
まで持ってきたり、保管場所までとりに行く必要が無く
なるため、拡縮作業を迅速に行うことができ、これによ
り作業性を向上させることができる。さらに、ストッパ
21は連結部1aの上面から突出しないため、継足しビ
ーム装置の構成をコンパクトにすることができる。
【0024】以上実施の形態と請求項との対応におい
て、ストッパ11,21が回動防止手段を構成する。
【0025】
【発明の効果】本発明のサイドフレーム拡縮装置に用い
られる継足しビーム装置は、継足しビームが延長位置に
あるとき、回動防止手段が継足しビーム回動禁止位置に
位置して継足しビームの回動を防止する。継足しビーム
が収納位置にあるときは、回動防止手段は継足しビーム
回動許容位置に位置するため、継足しビームはサイドフ
レームの作業位置および輸送位置間を回動可能となって
いる。また、回動防止手段は継足しビームに取り付けら
れているため、従来のストッパのように、継足しビーム
の収納時、すなわちサイドフレームの車幅縮小時にスト
ッパが取り外されて紛失することを防止することができ
る。また、サイドフレームの拡縮作業時に、別に保管さ
れたストッパを作業場所まで持ってきたり、保管場所ま
でとりに行く必要が無くなるため、拡縮作業を迅速に行
うことができ、これにより作業性を向上させることがで
きる。さらに、少なくとも継足しビーム回動許容位置お
よび継足しビーム回動禁止位置においては、回動防止手
段は連結部の上面から突出しないため、継足しビーム装
置の構成をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の継足しビーム装置の第1の実施の形態
の構成を示す平面図
【図2】図1に示す継足しビーム装置のA方向矢視図
【図3】図1に示す継足しビーム装置の斜視図
【図4】ストッパの取付の詳細を示す斜視図
【図5】収納位置にある継足しビームを示す平面図
【図6】本発明の継足しビーム装置の第2の実施の形態
の構成を示す斜視図
【図7】本発明の継足しビーム装置を適用するクローラ
式走行体の全体構成を示す図
【図8】図7のVII−VII線断面図(継足しビーム延長
時)
【図9】図7のVII−VII線断面図(継足しビーム収納
時)
【図10】従来のストッパの構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 トラックフレーム 3 サイドフレーム 10 継足しビーム 11,21 ストッパ 12 軸部 13 孔 14 ピン 15 プレート 16 ボルト 22 ストッパ受け部 23,24,25 ガイド 26 切り欠き部 27 ばね 30,31 抜け止め部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側端に連結部が突設されたトラックフ
    レームと、 該連結部の先端に設けられた、所定の延長位置と収納位
    置との間を水平方向に回動可能な継足しビームと、 前記連結部および前記継足しビームが遊嵌される嵌合孔
    を有し、この嵌合孔を介して所定の車幅拡大位置と車幅
    縮小位置との間を、前記トラックフレームに対して側方
    に摺動可能に配置された左右一対のサイドフレームと、 前記継足しビームが前記延長位置にあるときに、前記連
    結部の先端に当接する継足しビーム回動禁止位置に移動
    し、前記継足しビームが収納位置にあるときに、前記先
    端から離れた継足しビーム回動許容位置に移動する、前
    記継足しビームに取り付けられてなる回動防止手段とを
    備えたことを特徴とするサイドフレームの拡縮装置に用
    いられる継足しビーム装置。
  2. 【請求項2】 両側端にボックス構造をなす連結部が突
    設されたトラックフレームと、 前記連結部の先端にその一部が内接するように設けら
    れ、所定の延長位置と収納位置との間を水平方向に回動
    可能な継足しビームと、 前記連結部および前記継足しビームが遊嵌される嵌合孔
    を有し、この嵌合孔を介して所定の車幅拡大位置と車幅
    縮小位置との間を、前記トラックフレームに対して側方
    に摺動可能に配置された左右一対のサイドフレームと、 前記継足しビームが前記延長位置にあるときに、前記連
    結部の先端に当接して継足しビームの回動を禁止する継
    足しビーム回動禁止位置と、前記継足しビームを前記延
    長位置から前記収納位置にもしくは該収納位置から前記
    延長位置に回動するときに、前記先端から離れて継ぎ足
    しビームの回動を許容する継足しビーム回動許容位置と
    に移動する、前記継足しビームに取り付けられてなる回
    動防止手段とを備えたことを特徴とするサイドフレーム
    の拡縮装置に用いられる継足しビーム装置。
  3. 【請求項3】 前記回動防止手段が、前記継足しビーム
    上面における所定の位置を中心として、前記継足しビー
    ム回動禁止位置および前記継足しビーム回動許容位置と
    の間を回動可能に設けられてなることを特徴とする請求
    項1または2記載のサイドフレームの拡縮装置に用いら
    れる継足しビーム装置。
  4. 【請求項4】 前記回動防止手段が、前記継足しビーム
    の上面において、前記継足しビーム回動禁止位置および
    前記継足しビーム回動許容位置との間を摺動可能に設け
    られてなることを特徴とする請求項1記載のサイドフレ
    ームの拡縮装置に用いられる継足しビーム装置。
  5. 【請求項5】 前記回動防止手段が、少なくとも前記継
    足しビーム回動許容位置および前記継足しビーム回動禁
    止位置において、前記連結部の上面から突出しないよう
    に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項記載のサイドフレームの拡縮装置に用いられる継
    足しビーム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129079A (ja) * 2012-11-27 2014-07-10 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd クローラ付き作業機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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