JPH09270865A - アンケート集計システム - Google Patents

アンケート集計システム

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JPH09270865A
JPH09270865A JP7984596A JP7984596A JPH09270865A JP H09270865 A JPH09270865 A JP H09270865A JP 7984596 A JP7984596 A JP 7984596A JP 7984596 A JP7984596 A JP 7984596A JP H09270865 A JPH09270865 A JP H09270865A
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量平 小宮
Masashi Ueda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被験者の都合に応じたアンケート集計システ
ムを構築して、被験者の不快感を低減させることがで
き、しかも、地域性を加味した通信網を利用するアンケ
ート集計システムを構築することで、効率良くアンケー
トを実施できるようにすることである。 【解決手段】 アンケート情報を受け取るPHS端末1
8には、アンケート情報を記憶するアンケート情報記憶
部52がある。CPU36は、アンケート情報が送信さ
れると、アンケート情報をアンケート情報記憶部52へ
記憶する。PHS端末18の利用者は利用者自身の都合
の良いときに、モードキー44を押下してアンケートに
回答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の人の意向調
査等を行うアンケート集計システムに関し、特に電話回
線等の通信網を利用するアンケート集計システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線を利用する従来のアンケート集
計システムは、例えば、特開昭62ー250762号公
報等によって既に公知となっている。この具体的な手法
について、図10を参照して説明する。
【0003】先ず、そのアンケート集計システムの構成
について説明する。アンケートの送付や集計処理を行う
集計センター110内には、通話路系モジュール103
ー1〜103ーmと、共通制御装置104と、アナウン
ス用マイク107と、トーキ音源108と、操作卓10
9と、出力装置115とが備えられている。共通制御装
置104内には、スイッチ系制御部105と、信号系処
理部106とが備えられている。通話路系モジュール1
03ー1〜103ーmのそれぞれは、スイッチ回路11
4ー1〜114ーmと、プッシュボタン(以下PBと記
す)信号送受信回路112ー1〜112ーmと、スイッ
チ制御装置113ー1〜113ーmとで構成されてい
る。
【0004】PB信号送受信回路112ー1〜112ー
mは、データ転送用回線130ー1〜130ーmを介し
て信号系処理部106に接続している。スイッチ制御装
置113ー1〜113ーmは、制御回線151ー1〜1
51ーmを介してスイッチ系制御部105に接続してい
る。操作卓109と出力装置115は、共通制御装置1
04に接続されている。通話路系モジュール103ー1
〜103ーmのそれぞれは、通話回線120ーi〜12
9ーi(但し、1≦i≦mである)を収容するものであ
る。即ち、従来における1つの話路系モジュール103
ーiは、10回線を収容するものなので、集計センター
110全体では10xm回線を収容することができる。
アナウンス用マイク107とトーキ音源108は、通話
回線140、141を介してスイッチ回路114ー1〜
114ーmに接続されている。
【0005】集計センター110は、通話回線120ー
i〜129ーiを介して電話交換機101に接続されて
おり、プッシュボタン式電話機100ー1〜100ーn
も電話加入者回線111ー1〜111ーnを介して電話
交換機101に接続されている。
【0006】続いて、前記アンケート集計システムの動
作について説明する。先ず、操作卓109からの制御に
基づいて、共通制御装置104はスイッチ系制御部10
5からスイッチ接続命令を送信する。スイッチ制御装置
113は、このスイッチ接続命令に従って、通話回線1
20〜129とPB信号送受信回路112とを接続す
る。共通制御装置104は、PB信号送受信回路112
に対して、所望のプッシュボタン式電話機100ー1〜
100ーnのいずれかの電話番号のダイヤル送出オーダ
を送る。PB信号送受信回路112は、電話交換機10
1に対して、プッシュボタン式電話機100のいずれか
の電話番号を発信する。尚、この発信は、プッシュボタ
ン式電話機100を個別に呼び出すものであってもよい
し、一斉同報で呼び出すものであってもよい。電話交換
機101はこの呼び出しに応じて、集計センター110
とプッシュボタン式電話機100との間の電話回線を接
続する。
【0007】そして、共通制御装置104はスイッチ制
御装置113に対して、プッシュボタン式電話機100
と接続された通話回線120〜129にアナウンス用マ
イク107とトーキ音源108とを接続するように指示
する。アンケート集計センター110は個々のプッシュ
ボタン式電話機100に対して、アナウンス用マイク1
07とトーキ音源108の音声を利用して、アンケート
の実施や設問の通知、回答入力の指示等を行う。
【0008】次に、各プッシュボタン式電話機100か
らの回答信号をPB信号送受信回路112によって解読
する。共通制御装置104は信号系処理部106にこの
解読結果の集計を指示する。集計されたアンケート結果
は出力装置115に出力表示される。
【0009】このような手法により、以下の効果を得る
ことができるようになった。
【0010】先ず、一般の電話回線を利用するため、被
験者側に専用の通信装置を備える必要が無い。さらに、
電話による通信でアンケート調査を行うので、アンケー
トを収集する調査人が被験者の所へ出向く必要が無くな
り、調査人員を減らすことができる。即ち、アンケート
を行うための費用が究めて少なくてすむという効果があ
る。さらに、短期間にアンケートの調査や集計までを行
うことができる。
【0011】また、被験者へのアンケートの入力の要請
やアンケートの回答は電話回線を通じて行うため、第三
者に対して秘密裏に行うことができる。これは、プライ
バシーの保護にもつながる。
【0012】また、上記例は一般的な電話回線を利用す
るものであるが、今日、電話を利用する移動通信が急速
に広まってきている。Personal Handy-phone System
(簡易型携帯電話、以下PHSと言う)や携帯電話の普
及により、利用者はいつでも、どこでも、誰とでも通信
が可能となってきた。このようなPHSの概要につい
て、説明を加える。先ず、図11を参照してその構成を
説明する。
【0013】市内交換機2には、加入者線を介して、多
数の公衆電話12や一般電話14が接続されている。P
HS用接続装置10も同様に加入者線を介して、市内交
換機2に接続されている。PHS用接続装置10には複
数のPHS基地局16が接続されている。PHS基地局
16は無線通信を介して複数のPHS端末18と通信が
可能である。市内交換機2は、市外交換機4,5を介
し、他の市内交換機3と接続している。PHSサービス
制御局6は共通線信号網により、多数の市内交換機2、
3と接続している。他の市内交換機3にも一般加入電話
13が接続されている。
【0014】PHS基地局16内には、PHS用接続装
置10との通信を行う送受信部20と、各種の制御を行
うCPU22と、無線通信を行うために信号の変換を行
うTDMA/TDD処理部24と、無線送信及び受信を
行うためのアンテナ部26と、記憶装置28とが備えら
れている。送受信部20は、PHS用接続装置10と接
続されている。アンテナ部26は、TDMA/TDD処
理部24に接続されている。送受信部20と、CPU2
2と、TDMA/TDD処理部24と、記憶装置28と
はバスを介して接続されている。CPU22は、記憶装
置28の図示しない領域に記憶されているプログラムに
従って各種の動作制御を行い、送受信部20やアンテナ
部26から送受信する信号の解析や生成を行う。
【0015】PHS端末18の内部には、PHS基地局
16から送信される信号を受信したり、信号の無線送信
を行うアンテナ部30と、無線通信する信号の変換を行
うTDMA/TDD処理部32と、各種データを記憶す
る記憶装置34と、各種の制御を行うCPU36と、信
号を音声に変換するスピーカ38と、音声を信号に変換
するマイク40と、ユーザがデータを入力するためのキ
ーボード42とが設けられている。記憶装置34の内部
には、無線通信の秘話性能を保持するために用いられる
暗号キー50が格納されている。
【0016】アンテナ部30は、TDMA/TDD処理
部32と接続されている。TDMA/TDD処理部32
と、記憶装置34と、CPU36と、スピーカ38と、
マイク40と、キーボード42とはバスを介して接続さ
れている。CPU36は、記憶装置34内の図示しない
領域に記憶されるプログラムに従って、各種の動作制御
を行う。
【0017】続いて、図12を参照して、PHSの無線
通信方法について説明する。これは、PHS基地局16
のTDMA/TDD処理部24及びPHS端末18のT
DMA/TDD処理部32における信号の変換方法を説
明するものでもある。
【0018】図12に示すように、1サイクル(以下フ
レームと言う)5msを8個のブロック(以下スロットと
言う)に時分割する。この内、#1Tから#4Tで示す4
つのスロットをPHS基地局16からPHS端末18へ
の送信(下りと言う)に割り当て、#1Rから#4Rで示
す4つのスロットをPHS端末18からPHS基地局1
6への送信(上りと言う)に割り当てる。さらに、#1
T、#1Rで示すスロットを制御チャンネルとし、他のス
ロットを通信チャンネルとする。PHSは相互通信を行
うため、通信には上り下りに各1チャンネル必要であ
る。即ち、前記構成の通信方法では、1つのPHS基地
局16について3つの通信チャンネルを確保できること
になる。
【0019】各スロットは、図13に示すように、24
0ビットのデータ(ビット)列を出力するように定めら
れている。尚、種々の状態に応じて、どのビットがどの
ような意味を示すものであるかについても、別に定めら
れている。
【0020】このような、アクセス方式及び伝送方式の
ことを、TDMA(TimeDivision Multiple Access)方
式、TDD(Time Division Duplex)方式と言う。音声
信号等を前記仕様の信号に変換したり、前記仕様の信号
を音声信号に変換する機構が、TDMA/TDD処理部
に該当する。
【0021】続いて、図14を参照して、一般加入電話
13からPHS端末18へ通話を行う具体的な手順につ
いて説明する。
【0022】一般加入電話13から所望のPHS端末1
8の電話番号をダイヤルする(S120)。市内交換機
3はこの電話番号を受け取り、PHS端末の電話番号で
あることを認識する。そうすると、市内交換機3はPH
Sサービス制御局6にこの電話番号のPHS端末18の
位置情報を問い合わせる(S121)。PHSサービス
制御局6は、市内交換機3より送られる電話番号に基づ
いて、PHS端末18の位置情報を検索し、この位置情
報を市内交換機3に送信する(S122)。市内交換機
3は、この位置情報に基づいて、PHS端末18が無線
通信可能なPHS基地局16が接続されているPHS用
接続装置10まで通信回線を接続する(S123)。P
HS用接続装置10は、PHS端末18が無線通信可能
なPHS基地局16に対して発呼を指示する(S12
4)。PHS基地局16は、前述の制御チャンネル(#
1T)を利用して、PHS端末18に対して発呼を行う
(S125)。ここで、PHS端末18が応答すると、
通話を開始し、課金処理が行われることになる(S12
6)。
【0023】このようなPHS端末は、小型・軽量であ
り、かつ無線通信を行うものであるため、無線通信が可
能な範囲であるならば、どこへでも持ち運びすることが
できる。それゆえ、どこでも、いつでも、だれとでも電
話連絡を取り合うことができ、情報交換が飛躍的に向上
してきている。
【0024】続いて、手順S122で利用するPHS端
末の位置情報の設定方法について、図15を参照して説
明する。
【0025】PHS基地局16は、制御チャンネルを利
用してPHS基地局毎に割り当てられた識別番号を、定
期的に発信する(S130)。PHS基地局16と通信
可能なPHS端末18は、これを受信する(S13
1)。そして、記憶装置34の図示しない領域に記憶さ
れているPHS基地局の識別番号と同じであるか否かを
比較する(S132)。ここで、同じ番号である場合
(Yes)、PHS端末は移動していないので、なにも
せず終了する。番号が異なる場合(No)、PHS端末
18は移動したので、PHS端末18は制御チャンネル
を利用して位置登録要求信号を送信する(S133)。
この位置登録信号には、PHS端末18の識別信号も含
まれている。また、位置登録要求信号をPHS基地局1
6が受け取ると、PHS基地局16はPHS端末に対し
て通信チャンネルを1つ与える。以後の通信は、通信チ
ャンネルを利用して行われる。
【0026】PHS基地局16は、PHS用接続装置1
0を介して、PHSサービス制御局6へ位置登録信号を
送信する(S134)。この位置登録信号には、PHS
端末18の識別信号とPHS基地局16の識別番号が含
まれている。PHSサービス制御局6は、この位置登録
信号に基づいて、図示しない記憶装置に記憶される位置
情報を修正する(S135)。PHSサービス制御局6
は、修正が終了すると登録完了を示す信号を送信する
(S136)。PHS基地局16から送信される登録完
了を示す信号を受け取ると、記憶装置34の図示しない
領域に記憶しているPHS基地局の識別番号をPHS基
地局16の識別番号に書き換える(S137)。そし
て、通信チャンネルを解放して、処理を終了する。
【0027】このような動作を行うことにより、ほぼ実
時間で、PHS端末がいる位置をPHSサービス制御局
6が把握することができる。この機構により、どこで
も、いつでも、だれとでも、電話連絡が可能となる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
で示したようなアンケート集計システムには以下のよう
な問題点があった。
【0029】先ず、アンケートを行う調査者(集計セン
ター110)から一方的に電話通信を行うため、被験者
(プッシュボタン式電話機101の利用者)の都合が分
からない。即ち、被験者が外出中であるとか、食事中で
ある等の被験者の都合に構わず、アンケートの通信を行
ってくるので、被験者からのアンケート回答を回収でき
ないとか、被験者に不快感を与える等の不都合が生じて
しまう。
【0030】また、従来のようなアンケート集計システ
ムを構築するには、膨大な被験者のデータが必要であっ
た。被験者のデータを記憶するメモリコストが大きくな
るばかりか、このようなデータを作り上げるために膨大
な時間が必要であり、取り扱いにくいものであった。
【0031】さらに、アンケートには種々の目的があ
る。例えば、通勤列車に対する意識調査であるとか、特
定の施設における利用感想であるとか、交通事故の目撃
情報である等、ある特定の場所にいる人物に対してのみ
アンケートを行いたい場合がある。従来技術で説明した
アンケート集計システムでは、被験者と電話連絡し、所
望の場所にいたか否かを調べないと適切な被験者を識別
することができず、無駄が多かった。即ち、このような
場合に対して効率の良いアンケート集計システムとする
ことができなかった。
【0032】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、被験者の都合に応じたアンケー
ト集計システムを構築して、被験者の不快感を低減させ
ることができ、しかも、地域性を加味した通信網を利用
するアンケート集計システムを構築することで、効率良
くアンケートを実施できるようにすることを目的とす
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のアンケート集計システム
は、外部から送信されるアンケート情報を入力可能であ
り、かつアンケートの回答を出力する端末局と、複数の
端末局にアンケート情報を送信し、かつ端末局で出力さ
れたアンケートの回答を受信する制御局と、制御局と端
末局との間で相互通信を行わせるための通信回線とから
構成されるものであって、さらに、前記各端末局には、
それぞれ情報を記憶する記憶手段と、制御局が送信する
アンケート情報を前記記憶手段に記憶保存させるための
記憶制御手段とを備えたものである。
【0034】このアンケート集計システムによれば、制
御局から送信されるアンケート情報を、各端末局の記憶
制御手段が記憶手段に記憶保存する。そのため、アンケ
ート情報を受け取る各端末局の利用者は、それぞれ利用
者の都合の良いときにアンケート情報を記憶手段から呼
び出すことができる。アンケート情報の送信側の都合に
応じて回答する必要が無いので、アンケートの被験者
(端末局の利用者)に不快感を与えることが無い。
【0035】また、請求項2に記載のアンケート集計シ
ステムは、制御局が、地域毎に設置される無線通信が可
能な複数の基地局と、複数の基地局との間で無線通信が
行える中央局とで構成され、各端末局は、それぞれ基地
局との無線通信と携帯移動とが可能なものである。
【0036】このアンケート集計システムによれば、各
端末局の利用者がどこにいても、アンケート情報の送受
信を行うことができる。即ち、外出先であっても、アン
ケート情報を受け取ったり、回答を行うことができるの
で、アンケートの即時性が高まる。また、外出すると、
移動時間等に比較的時間の余裕ができる。携帯用の端末
局でアンケート情報の送受信を行うことができるため、
アンケートに答えるための時間的な拘束を被験者は感じ
にくくなる。それゆえ、アンケートに対する被験者の抵
抗感が薄れ、アンケートの回収率の向上が期待できる。
【0037】また、請求項3記載のアンケート集計シス
テムは、請求項2記載のアンケート集計システムの構成
に対して、制御局はアンケート情報の送信特性を入力す
る送信特性入力手段を備え、基地局から送信されるアン
ケート情報は、送信特性入力手段で入力される送信特性
に基づくものである。
【0038】このアンケート集計システムによれば、ア
ンケート情報を送信する特性を所望の条件に設定するこ
とができる。そのため、アンケート情報の送信者の目的
に応じて調整することができ、アンケートの利用価値が
高まる。また、アンケートの目的に応じてアンケートの
被験者等を調整することもできるようになる。
【0039】また、請求項4に記載のアンケート集計シ
ステムは、基地局の位置情報を送信特性として送信特性
入力手段から入力するものである。
【0040】このアンケート集計システムによれば、基
地局の位置情報に基づいてアンケート情報を発信するこ
とができる。そのため、特定の場所にいる人をアンケー
トの被験者とすることができる。従来は、このように特
定の場所にいる人に対するアンケート調査は多数の人手
が必要であったが、このアンケート集計システムは通信
回線を介して行われるものであるので、人手がほとんど
必要無い。特定の場所にいる人に対するアンケート調査
は従来でも行うことができたが、人件費が必要無いの
で、低コストで手軽に行うことができるようになる。
【0041】また、請求項5に記載のアンケート集計シ
ステムは、日時や曜日等の時間情報を送信特性として送
信特性入力手段から入力するものである。
【0042】このアンケート集計システムによれば、日
時や曜日等の時間情報に基づいて、アンケート情報を発
信することができる。即ち、休日等の人が集まりやすい
時に集中的にアンケート情報を発信することや、例え
ば、オフィス街等のように朝と夜とでは人員構成が異な
る時に、その人員構成に応じたアンケート情報を発信す
ること等ができる。即ち、状況に応じた効率的なアンケ
ート集計システムを構築することができる。
【0043】また、請求項6に記載のアンケート集計シ
ステムは、制御局が各端末局を識別する識別手段を備
え、識別手段が識別する識別特性を送信特性として送信
特性入力手段から入力するものである。
【0044】このアンケート集計システムによれば、ア
ンケート情報を受信する各端末局を識別して、選択的に
アンケート情報を送信することができる。さらに、その
各端末局の選択方法をアンケート情報の発信者が設定す
ることができる。そのために、アンケートの集計結果が
アンケート情報の発信者にとって利用価値の高いものと
なる。
【0045】また、請求項7に記載のアンケート集計シ
ステムは、端末局が記憶手段の記憶状況を検知する記憶
内容検知手段を備え、記憶制御手段は記憶内容検知手段
が検知する情報に基づいて記憶手段に情報を記憶させる
ものである。
【0046】このアンケート集計システムによれば、端
末局の記憶手段の記憶内容の状況を記憶内容検知手段が
検知することができ、この検知した結果に応じて記憶制
御手段が記憶手段に情報を記憶させるので、例えば、記
憶手段の容量一杯に情報が蓄えられているとき等には、
アンケート情報の受け付けを拒否することができ、端末
局の誤動作や、重要な情報の消去を防止することができ
る。また、既に受信したアンケート情報を複数回受信し
なくてもすむ。これは、端末局の記憶手段の有効利用に
つながる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のアンケート集計
システムを具体化した実施の形態について図面を参照し
て説明する。先ず、図1を参照して構成について説明す
る。尚、従来技術で説明した図11と同一の構成要素に
ついては、同一番号を付することでその具体的な説明は
省略する。
【0048】中央局としてのPHSサービス制御局6
は、専用回線を介して複数の市内交換機2、3に接続し
ている。PHS基地局16は、PHS用接続装置10を
介して市内交換機2に接続している。尚、PHSサービ
ス制御局6とPHS用接続装置10とPHS基地局16
とで構成するシステム(図1点線内)が本発明の制御局
に該当する。また、PHS基地局16は本発明の基地局
に該当する。
【0049】PHSサービス制御局6の内部には、専用
回線を介して市内交換機2、3と通信を行う送受信部7
2と、各種の制御を行うCPU70と、操作者の種々の
入力を行う送信特性入力手段としての入力部76と、記
憶装置74とが設けられている。送受信部72は市内交
換機2、3と接続しており、CPU70と送受信部72
と記憶装置74と入力部76は、バスを介して接続して
いる。尚、記憶装置74には基地局識別情報82と端末
識別情報80とが記憶されている。CPU70は、記憶
装置74の図示しない領域に記憶されるプログラムに従
って各種の制御動作を行い、送受信部72から送受信す
る信号の解析や生成を行う。
【0050】PHS基地局16の内部には、時間、曜
日、日付け等を検知するためのカレンダー回路27が備
えられている。送受信部20とCPU22とTDMA/
TDD処理部24とカレンダー回路27と記憶装置28
とは、バスを介して接続されている。CPU22は記憶
装置28内の図示しない領域に記憶されるプログラムに
従って、各種の動作制御を行なうことができる。
【0051】端末局としてのPHS端末18の内部に
は、PHS基地局16から送信される信号を受信した
り、信号の無線送信を行うアンテナ部30と、無線通信
する信号の変換を行うTDMA/TDD処理部32と、
各種データを記憶する記憶装置34と、各種の制御を行
うCPU36と、信号を音声に変換するスピーカ38
と、音声を信号に変換するマイク40と、ユーザがデー
タを入力するためのキーボード42と、PHS端末18
の制御モードを設定するためのモードキー44と、音声
信号を録音する録音装置46と、PHS端末18の利用
者に対し視覚的な情報の表示を行うための表示部62と
が備えられる。記憶装置34の内部には、無線通信の秘
話性能を保持するために用いられる暗号キー50と、記
憶手段としてのアンケート情報記憶部52とが構成され
ている。
【0052】アンテナ部30は、TDMA/TDD処理
部32に接続されている。TDMA/TDD処理部32
と、記憶装置34と、CPU36と、スピーカ38と、
マイク40と、キーボード42と、モードキー44と、
録音装置46と、表示部48とはバスを介して接続され
ている。CPU36は、記憶装置34内に記憶された図
示しないプログラムに従って、各種の動作制御を行な
う。
【0053】尚、前記構成のPHS端末18は、携帯移
動可能であり、また、PHS基地局16との無線通信を
行うことができる。無線通信を行うための特別な周波数
等が通信回線に該当する。
【0054】続いて、図2を参照して基地局識別情報8
2の実施の形態を説明する。基地局識別情報82は、多
数存在するPHS基地局それぞれの識別番号と都市情報
と属性情報とを対応付けて記憶しているものである。
【0055】ここで、前記識別番号とはPHS基地局そ
れぞれに個別に与えられる番号であり、従来技術で説明
した図14の手順S122で検索する位置情報のことで
もある。
【0056】また、都市情報とは、対応付けられた識別
番号のPHS基地局が配置されている都市を識別する情
報である。例えば、3は東京であり、52は名古屋であ
るというように、各都市毎に予め都市を識別する番号が
設定されており、その設定に従って番号が割り振られて
いる。また、この番号は、例えば、52は名古屋であ
り、52ー03は名古屋市瑞穂区であり、52ー03ー
11は名古屋市瑞穂区堀田であるというように階層的に
表示されるものであってもよい。尚、この都市情報は、
前述の識別情報と同一のものであっても構わない。
【0057】そして、属性情報とは、対応付けられた識
別番号のPHS基地局が配置されている地域の環境を状
況を識別する情報である。例えば、01は住宅街であ
り、02は商店街であり、03は工業地域であり、04
は遊園地であり、05は駅前である等のように予め設定
されている番号をPHS基地局の設置地域の特性に応じ
て割り振るものである。尚、02ー05の様に、複数の
属性情報を割り当ててもよい。ここで、前述の都市情報
と属性情報のいずれか或いは両方が、請求項に記載した
位置情報に該当する。
【0058】続いて、図3を参照して端末識別情報80
の実施の形態について説明する。端末識別情報80は、
多数存在するPHS端末それぞれの識別番号と暗号キー
と位置登録情報とモード情報とを対応付けて記憶してい
るものである。
【0059】ここで、識別番号とはPHS端末それぞれ
に個別に与えられる番号のことであり、即ち、PHS端
末の電話番号に相当する。
【0060】また、暗号キーは、無線通信における秘話
性能を保持するために用いられるものである。本実施の
形態では4桁の16進数が個々のPHS端末に割り当て
られている。尚、0xは以下に続く値が16進数である
ことを示す記号である。
【0061】また、位置登録情報とは、対応付けられた
識別番号のPHS端末が通信可能なPHS基地局の識別
番号のことであり、従来技術の図15の手順S135で
修正する情報のことでもある。図2において示した、基
地局識別情報82に記憶されるPHS基地局の識別番号
のいずれかが与えられることになる。
【0062】さらに、モード情報とは、PHS端末から
設定可能な各種の動作状態を示すものである。詳しくは
第二の実施の形態で説明する。
【0063】続いて、図4〜8を参照して本発明の第一
の実施の形態における動作について説明する。先ず、図
4のフローチャートに従って、PHSサービス制御局6
の動作について説明を行う。
【0064】PHSサービス制御局6内の入力部76を
利用してアンケート情報の入力を行う。この時、個々の
アンケート情報を識別するためのシリアルナンバーも与
えることにする(S1、Sはステップを示す。以下のS
も同様)。続いて、同じく入力部76を利用して、手順
S1で入力したアンケート情報の送信地域を入力する
(S2)。例えば、全国一斉にこのアンケート情報を流
す場合には、「全国」を入力し、愛知、岐阜、三重県に
限定的に流すアンケート情報の場合には、「東海3県」
を入力する。また、「商店街」とか「遊戯施設」といっ
た項目で入力してもよい。さらに、前記例を複数組み合
わせたものであってもよい。例えば「東海3県」の「商
店街」といった情報を入力してもよい。これらの入力項
目には、図2の識別番号或いは属性情報に対応する信号
が予め割り当てられている。手順S2で入力される送信
地域の情報に基づいて、手順S1で入力されるアンケー
ト情報に、図2の識別番号或いは属性情報を割り当て
る。尚、ここでいう送信地域の情報が請求項の位置情報
に該当する。
【0065】続いて、アンケート情報を流す期間の設定
を行う(S3)。ここでは、アンケート情報の送信開始
日、終了日、送信時間帯等を入力することになる。この
情報が、請求項における時間情報に該当する。尚、手順
S2及びS3が、送信特性入力手段に該当する。
【0066】上記入力が終了すると、入力部76より送
信開始を意味する信号がCPU70に与えられる。する
と、CPU70は基地局識別情報82から個々のPHS
基地局の位置情報と属性情報を読み出す(S4)。そし
て、手順S2で設定した送信地域を示す情報と、手順S
4で読み取る情報とを比較することにより、手順S4で
読み取る地域または場所が送信地域に該当するか否かを
判定する(S5)。
【0067】ここで、送信地域内であると判定される
(S5、Yes)と、CPU70は手順S4で読み取る
情報に対応する識別番号を読み取る。そして、市内交換
機2に対してこの識別番号を送付する。市内交換機2は
PHSサービス制御局6から送付される識別番号に基づ
いて、PHS基地局16との回線を接続する。そして、
PHSサービス制御局6は手順S1と手順S3とで入力
したアンケート情報とその送信時期についての情報をP
HS基地局16へ送信する(S6)。尚、アンケート情
報のシリアルナンバーも同時に送付される。
【0068】そして、CPU70は基地局識別情報82
に記憶される全てのPHS基地局に対し、S5の判定を
行ったか識別する(S7)。ここで、全てのPHS基地
局に対し判定を行ったならば(S7、Yes)、処理を
終了する。行っていないとき(S7、No)には、手順
S4に戻る。
【0069】尚、手順S5で、送信地域外であると判定
されるときには(S5、No)、手順S7に進む。
【0070】以上の動作がアンケート情報の入力及びP
HS基地局への配信動作である。ここで、手順S2で示
したようにアンケート情報を流したい所望の地域を入力
し、この地域に該当する領域に設置されるPHS基地局
に対し選択的にアンケート情報を発信できる。各PHS
基地局は後述する方法に基づいてこのアンケート情報を
発信するので、アンケート情報の発信者の所望の地域の
みからアンケート情報を流すことになる。即ち、アンケ
ート情報に返答して欲しい人が多く集まる地域にアンケ
ート情報の発信地域を限定することで、アンケートの利
用効率が高まることになる。また、S2で入力する情報
は、県名や地名に限定されるものではなく、商店街であ
るとか遊戯施設等の地域環境に基づく識別名であっても
よいので、アンケート発信者の発信地域の限定に対する
様々な要望に答えられるようになり、アンケートの利用
価値や効率はますます高まることになる。
【0071】続いて、図5を参照して、PHS基地局に
おけるアンケートの受信動作について説明する。
【0072】PHS基地局16のCPU22は、送受信
部20が受け取る信号を常に監視している。そして、送
受信部20がアンケート情報の受信を行うと(S8、Y
es)、CPU22はこのアンケート情報を記憶装置2
8に保存する(S9)。尚、記憶装置28に保存する情
報は、図4の手順S1で入力したアンケート情報の他
に、手順S3で入力する送信時期の情報も含まれてい
る。尚、手順S8でアンケート情報を受け取らない場合
(S8、No)には、処理を終了する。
【0073】続いて、図6を参照して、PHS基地局に
おけるアンケート情報の送信動作について説明する。P
HS基地局16のCPU22は、記憶装置28に記憶さ
れるアンケート情報の送信時期に関する情報を順に読み
取る(S10)。さらに、カレンダー回路27を利用し
て現在の日時を識別する。そして、現在の日時が手順S
20で読み取る送信時期内であるか否かを判定する(S
11)。ここで、送信時期内である(S11、Yes)
と判定されると、CPU22はTDMA/TDD処理部
24の動作を検知して、通信チャンネルに空(利用され
ていないチャンネル)があるか否かを判定する(S1
2)。ここで、空がある(S12、Yes)と判定され
ると、CPU22はTDMA/TDD処理部24に対
し、手順S22で空と判定したチャンネルからアンケー
ト情報を発信中であるという信号を、制御チャンネルか
ら送信する様に指示を出す。TDMA/TDD処理部2
4はこの指示に従って、制御チャンネルから送信する信
号(制御データ)を修正する(S13)。
【0074】そして、記憶装置28に記憶されたアンケ
ート情報をTDMA/TDD処理部24で通信チャンネ
ルから送信するデータにを変換する。この制御データと
アンケート情報をアンテナ部26より無線出力する(S
14)。そして、記憶装置28に記憶される全てのアン
ケート情報の送信時期の読み取り及び現在時刻との比較
を行ったか否かを判定し(S15)、行っていれば(S
15、Yes)、処理を終了し、行っていないときは
(S15、No)、手順S10に戻る。また、手順S1
1で現在時刻が送信時間外であると判定されると(S1
1、No)、手順S15に進む。さらに、手順S12で
通信チャンネルに空が無いときは(S12、No)、手
順S12に戻る。すなわち、通信チャンネルに空ができ
るまで手順12で待機状態になる。
【0075】以上の動作がPHS基地局16におけるア
ンケート情報の送信動作である。ここで、手順S11
は、図4の手順S3で入力した時間情報に該当するアン
ケート情報の送信時期に基づいて、アンケート情報を送
信するか否かを判定するものである。即ち、アンケート
情報の発信者の所望の時間帯にアンケート情報を流すこ
とになる。これは、アンケート情報に返答して欲しい人
が多く集まる時間帯を狙って、集中的にアンケート情報
を発信できることになるので、少ない情報発信であって
も利用価値の高いアンケートを回収することができる。
つまり、アンケートの効率がアップすることになる。
【0076】また、手順S13で示す様に、通信チャン
ネルに空があるか否かを識別し、空がある場合にのみア
ンケート情報の送信を行うので、通常の無線通信に悪影
響を与えることが無い。
【0077】続いて、図7を参照してPHS端末18に
おけるアンケート情報の受信動作について説明する。
【0078】先ず、PHS端末18のCPU36は、T
DMA/TDD処理部32が受信する信号を常に監視し
ている。ここで、TDMA/TDD処理部32が受信す
る信号の内、制御チャンネルの信号を読み取る(S2
0)。CPU36はこの制御チャンネルの信号を識別す
ることで、アンケート情報が送信されているか否かを判
定する(S21)。ここで、送信されていると判定され
た場合(S21、Yes)、PHS基地局16から送信
されるアンケート情報のシリアルナンバーを確認する。
そして、CPU36は記憶装置34の図示しない領域に
記憶される既に受信したアンケート情報のシリアルナン
バーを検索する。これにより、PHS基地局16から送
信されるアンケート情報が既に受信したものであるか否
かを判定する(S22)。尚、この手順が記憶内容検知
手段の1つに該当する。ここで、受信していないと判定
される(S22、No)と、CPU36はアンケート情
報記憶部52の記憶状況を調べる。
【0079】そして、アンケート情報記憶部52に十分
な空容量があるか否か、即ち、メモリフルになっている
か否かを判定する(S23)。尚、この手順も記憶内容
検知手段の1つに該当する。ここで、メモリフルではな
いと判定されると(S23、No)、CPU36は制御
チャンネルからの受信信号で示される通信チャンネルの
信号を選択的に受信する(S24)。図6の手順S13
において、アンケート情報を送信する通信チャンネルを
制御チャンネルの通信データに明示したので、手順S2
4はPHS基地局16が送信するアンケート情報を選択
的に受信することになる。そして、受信したアンケート
情報をCPU36がアンケート情報記憶部52に記憶保
存する(S25)。尚、この手順が記憶制御手段に該当
する。
【0080】そして、CPU36はこのアンケート情報
のシリアルナンバーを記憶装置34の図示しない領域に
記憶保存する(S26)。尚、この時、このアンケート
情報の送信時期(或いは送信終了時期)を対応付けて記
憶してもよい。この場合、PHS基地局16から送信さ
れるアンケート情報には、PHS基地局16の記憶装置
28に記憶されるアンケート情報の送信時期に関する情
報が付加されるようになっている。
【0081】手順S21でアンケート情報が送信されて
いない場合(S21、No)、手順S22で既に受信し
たアンケート情報が送信されている場合(S22、Ye
s)、手順S23でアンケート情報記憶部52がメモリ
フルとなっている場合(S23、Yes)は、共に処理
を終了する。
【0082】以上の動作がPHS端末18におけるアン
ケート情報の受信動作である。ここで、手順S25に示
す様に、通信回線を介して送られるアンケート情報は、
PHS端末18の利用者に着呼を知らせること無く、直
ちに記憶装置34に記憶保存される。これにより、利用
者が急用で電話に応答できない場合でも、アンケート情
報を利用者のPHS端末18に記憶させることができ
る。即ち、従来の電話アンケートではアンケートの被験
者(PHS端末18の利用者)に対し強制的に時間を拘
束させてしまうので、被験者に嫌悪感を抱かせてしまっ
たが、アンケート情報を記憶装置に記憶させるだけであ
るので、このような嫌悪感を抱かせることが無くなる。
それ故、アンケートに対し好意的に取り組んでもらえる
可能性が高まり、アンケート情報の回収率の向上にも寄
与することができる。
【0083】また、手順S22及び手順S23で示す様
に、PHS端末18の記憶装置34の記憶内容を検知
し、その検知した結果に基づいてアンケート情報を受信
することができる。これにより、既に受信したアンケー
ト情報を重複して受信することが無くなり、記憶装置3
4の有効利用が計れたり、PHS端末18の利用者に対
し無意味な情報を提供しなくて済むようになる。
【0084】さらに、記憶装置34がメモリフルの場合
にはアンケート情報の受信及び保存を拒否するため、記
憶装置34の情報を保護することになり、重要な情報を
消失させる危険が低減する。
【0085】続いて、図8を参照してPHS端末18に
おけるアンケートの回答動作について説明する。
【0086】まず、PHS端末18のCPU36がアン
ケート情報の着信を認識する(S50)。そして、この
アンケート情報を記憶装置34に保存する(S51)。
この動作は既に図7で説明したものである。そして、保
存動作が終了すると、CPU36は表示部62に対し、
アンケート情報を受信したことを示す記号又は図形など
を表示する様指示を出す。表示部62は、この指示に従
って表示を行う(S52)。
【0087】その後、CPU36は、アンケート回答モ
ードキー44が押下されるか監視し続ける。そして、押
下されたと判断すると(S53、Yes)、CPU36
はアンケート情報記憶部52からアンケート情報を読み
出し、これを表示部62に表示させる(S54)。PH
S端末18の利用者はこの情報を見ながら、アンケート
に対し回答を行う(S55)。そして、全ての項目に対
して回答したか否かを判定する(S56)。回答が終了
したと判定すると(S56、Yes)、アンケートの送
信者に対しアンケートの回答を返信することになる(S
57)。そして、処理は終了する。
【0088】ここで、前記S53でアンケート回答モー
ドキー44が押下されていないときには(S53、N
o)、再び手順S53に戻ることになる。即ち、アンケ
ート回答モードキー44が押下されるまで、待機状態と
なる。また、手順S56で全ての項目に対する回答が終
了していないときには(S56、No)、手順S54に
戻る。
【0089】このように、PHS端末18の利用者がア
ンケート回答モードキー44を押下しないと、アンケー
トの回答を行うことはない。即ち、アンケートの被験者
(PHS端末18の利用者)の都合が良いときに、アン
ケートへ回答することができる。アンケートの被験者は
自分の都合の良いときにアンケートへ回答するため、時
間を拘束されている感じを受けにくく、アンケートに対
する嫌悪感を感じ憎くなる。これにより、アンケートに
好意的な感じを与えやすくなるため、アンケートの回収
率も向上する。
【0090】続いて、本発明の第二の実施の形態につい
て説明する。尚、構成は図1と同様であるので、図1を
参照することで構成についての説明は省略する。
【0091】先ず、図3の端末識別情報80におけるモ
ード情報に対する説明を加える。モード情報は2つの種
類の情報を記憶する。先ず、1つは、モード情報が対応
する識別番号を有するHS端末18の利用者が、アンケ
ート情報の受信を拒否しているか否かを示す情報であ
る。例えば、全てのアンケート情報を拒否している場合
には”No”という信号がモード情報に与えられる。ま
た、ある特定のジャンルのアンケート情報のみ拒否した
い場合には、拒否したいジャンルの識別番号が、モード
情報に与えられることになる。ここで、ジャンルとは、
例えば、政治に関することであるとか、商品/商業に関
することであるというものであり、このようなジャンル
は予め設定され、かつ個々のジャンルには識別番号が既
に割り当てられているものである。図3の例では「22
22」、「4444」という識別番号が受信拒否のジャ
ンルとしてモード情報に与えられていることが分かる。
【0092】第二の情報は、既に受信したアンケート情
報のシリアルナンバーであり、この情報もここに記憶す
ることができる。
【0093】続いて、図9を参照して、第二の実施の形
態の動作の説明を行う。
【0094】PHSサービス制御局6でアンケート情報
を入力する際に、アンケートのジャンルを示す識別番号
も入力部76より入力する(S30)。例えば、政治に
関することは「2222」という識別番号、スポーツに
関することは「3333」という識別番号、商品や商業
に関することは「4444」という識別番号が与えられ
るものとする。以後は前述の第一の実施の形態例で示し
た動作と同様に、基地局16にアンケート情報が送られ
る。ここで、アンケート情報のジャンルを示す識別番号
も付随して基地局16に送られる。尚、この手順S30
で入力するアンケート情報のジャンルを示す識別番号は
識別特性の内の1つに該当する。
【0095】基地局16からはこのアンケート情報を送
信中であることを制御チャンネルを介して報知する(S
31)。
【0096】PHS端末18がこの信号を受信すると、
PHS端末18の識別番号と受信信号を基地局16へ送
信する(S32)。基地局16は、PHSサービス制御
局6に対して、PHS端末18の識別番号と、送信しよ
うとするアンケート情報のジャンルを示す識別番号と、
シリアルナンバーとをそれぞれ送信し、アンケート情報
の送信を行うべきか否かを問う(S33)。PHSサー
ビス制御局6は端末識別情報80のモード情報を検索す
る(S34)。そして、アンケート情報のジャンルが受
信拒否となっているか否か、または、シリアルナンバー
が既に受信されたアンケート情報として登録されている
か否かを判定する(S35)。ここで、受信拒否とも、
受信済みとも登録されていない場合(S35、No)、
PHSサービス制御局6は基地局16にアンケート情報
送信を許諾する信号を送信する(S36)。そして、P
HSサービス制御局6のCPU70は端末識別情報80
のモード情報に、そのアンケート情報のシリアルナンバ
ーを受信済みのナンバーとして記憶保存する(S3
7)。尚、前記一連の動作が識別手段に該当する。
【0097】基地局16のCPU22は、PHSサービ
ス制御局6からの信号を受信し、送信を許諾するもであ
るか否かを判定する(S38)。ここで、許諾されてい
る場合には(S38、Yes)、基地局16は通信チャ
ンネルをアンケート情報送信のためのチャンネルとして
割り当てる(S39)。そして、これをPHS端末18
に制御チャンネルを利用して知らせる。HS端末18は
確認したことを告げる信号を基地局16へ送信する(S
40)。そして、前述の割り当てられた通信チャンネル
を利用してアンケート情報を基地局16からPHS端末
18へ送信する(S41)。これ以後の動作は第一の実
施の形態と同一であるので説明を省略する。
【0098】また、手順S35で、受信拒否または受信
済みと登録されている場合(S35、Yes)、PHS
サービス制御局6は基地局16にアンケート情報送信を
拒否する信号を送信する(S42)。そして、手順S3
8に進む。また、手順S38で拒否されている場合(S
38、No)、処理を終了する。
【0099】このように、PHSサービス制御局6ある
いは基地局16が、アンケート情報を受信するPHS端
末18を識別してアンケート情報を送ることができるよ
うになる。これにより、アンケート情報を受信するPH
S端末18の利用者が主体的に情報を選択することがで
き、無駄な情報を得ることが無くなる。即ち、PHS端
末18の利用者にとっての利便性が向上する。さらに、
受信済みのアンケート情報のシリアルナンバーをPHS
サービス制御局6が保持するため、PHS端末18から
受信済みのアンケート情報のシリアルナンバーを記憶す
る記憶装置を取り除くことができ、PHS端末18のコ
ストを下げることができる。利用者が管理する端末のコ
ストを低下させれば、このようなアンケート情報を利用
する通信システムに参加する人員も増加する。これによ
り、より多くの人からアンケート情報をとれるようにな
る。
【0100】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載のアンケート集計システムによれ
ば、制御局から送信されるアンケート情報を、各端末局
の記憶制御手段が記憶手段に記憶保存する。そのため、
アンケート情報を受け取る各端末局の利用者は、利用者
の都合の良いときにアンケート情報を記憶手段から呼び
出すことができる。アンケート情報の送信側の都合に応
じて回答する必要が無いので、アンケートの被験者(端
末局の利用者)に不快感を与えることが無い。
【0101】また、請求項2に記載のアンケート集計シ
ステムによれば、各端末局の利用者がどこにいても、ア
ンケート情報の送受信を行うことができる。即ち、外出
先であってもアンケート情報を受け取ったり、回答を行
うことができるので、アンケートの即時性が高まる。ま
た、外出すると、移動時間等に比較的時間の余裕ができ
る。さらに、携帯用の端末局でアンケート情報の送受信
を行うことができるため、アンケートに答えるための時
間的な拘束を被験者は感じにくくなる。それゆえ、アン
ケートに対する被験者の抵抗感が薄れ、アンケートの回
収率の向上が期待できる。
【0102】さらに、請求項3に記載のアンケート集計
システムによれば、アンケート情報を送信する特性を所
望の条件に設定することができる。そのために、アンケ
ート情報の送信者の目的に応じて調整することができ、
アンケートの利用価値が高まる。また、アンケートの目
的に応じてアンケートの被験者等を調整することもでき
るようになる。
【0103】さらに、請求項4に記載のアンケート集計
システムによれば、基地局の位置情報に基づいてアンケ
ート情報を発信することができる。そのため、特定の場
所にいる人をアンケートの被験者とすることができる。
従来は、このように特定の場所にいる人に対するアンケ
ート調査は多数の人手が必要であったが、このアンケー
ト集計システムは通信回線を介して行われるものである
ので、人手がほとんど必要無い。また、特定の場所にい
る人に対するアンケート調査は従来でも行うことができ
たが、人件費が必要無いので、低コストで手軽に行うこ
とができるようになる。
【0104】さらに、請求項5に記載のアンケート集計
システムによれば、日時や曜日等の時間情報に基づい
て、アンケート情報を発信することができる。即ち、休
日等の人が集まりやすい時に集中的にアンケート情報を
発信することや、例えば、オフィス街等のように朝と夜
とでは人員構成が異なる時に、その人員構成に応じたア
ンケート情報を発信すること等ができる。即ち、状況に
応じた効率的なアンケート集計システムを構築すること
ができる。
【0105】さらに、請求項6に記載のアンケート集計
システムによれば、アンケート情報を受信する各端末局
を識別できるので、選択的にアンケート情報を送信する
ことができる。さらに、その各端末局の選択方法をアン
ケート情報の発信者が設定することができる。そのた
め、アンケートの集計結果がアンケート情報の発信者に
とって利用価値の高いものとなる。
【0106】さらに、請求項7に記載のアンケート集計
システムによれば、端末局の記憶手段の記憶内容の状況
を記憶内容検知手段が検知することができ、この検知し
た結果に応じて記憶制御手段が記憶手段に情報を記憶さ
せるものなので、例えば、記憶手段の容量一杯に情報が
蓄えられているとき等にはアンケート情報の受け付けを
拒否することができ、端末局の誤動作や、重要な情報の
消去を防止することができる。また、既に受信したアン
ケート情報を複数回受信しなくてもすむ。これは、端末
局の記憶手段の有効利用につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】基地局識別情報記憶部に記憶される情報を説明
する図である。
【図3】端末識別情報記憶部に記憶される情報を説明す
る図である。
【図4】PHSサービス制御局におけるアンケート情報
の送信動作を説明しするためのフローチャートである。
【図5】基地局におけるアンケート情報の受信動作を説
明するためのフローチャートである。
【図6】基地局におけるアンケート情報の送信動作を説
明するためのフローチャートである。
【図7】PHS端末におけるアンケート情報の受信動作
を説明するためのフローチャートである。
【図8】PHS端末におけるアンケート情報の回答動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第二の実施の形態における動作を説明
するためのフローチャートである。
【図10】従来の電話アンケートシステムの構成を説明
するためのブロック図である。
【図11】従来のPHSの構成を示すブロック図であ
る。
【図12】PHSにおける通信方法を説明する図であ
る。
【図13】PHS通信におけるデータの構成を説明する
図である。
【図14】PHSにおける着信動作を説明するフローチ
ャートである。
【図15】PHSにおける位置登録動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
6 PHSサービス制御局 10 PHS用接続装置 16 基地局 18 PHS端末 22 CPU 27 カレンダー回路 28 記憶装置 34 記憶装置 36 CPU 44 モードキー 52 アンケート情報記憶部 62 表示部 70 CPU 74 記憶装置 76 入力部 80 端末識別情報 82 基地局識別情報

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から送信されるアンケート情報を入
    力可能であり、かつアンケートの回答を出力する端末局
    と、 複数の前記端末局にアンケート情報を送信し、かつ前記
    端末局で出力されたアンケートの回答を受信する制御局
    と、 前記制御局と前記端末局との間で相互通信を行わせるた
    めの通信回線とから構成されるアンケート集計システム
    において、 前記各端末局は、それぞれ情報を記憶する記憶手段と、
    前記制御局が送信するアンケート情報を前記記憶手段に
    記憶保存させるための記憶制御手段とを備えていること
    を特徴とするアンケート集計システム。
  2. 【請求項2】 前記制御局は、地域毎に設置される無線
    通信が可能な複数の基地局と、前記複数の基地局との間
    で通信が行える中央局とで構成され、 前記各端末局は、それぞれ携帯移動可能であって、前記
    基地局との間で無線通信を行なうことが可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のアンケート集
    計システム。
  3. 【請求項3】 前記制御局は、アンケート情報の送信特
    性を入力する送信特性入力手段を備え、 前記基地局から送信されるアンケート情報は、前記送信
    特性入力手段で入力される送信特性に基づくものである
    ことを特徴とする請求項2に記載のアンケート集計シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記送信特性入力手段によって入力する
    送信特性は、前記基地局の位置情報であることを特徴と
    する請求項3に記載のアンケート集計システム。
  5. 【請求項5】 前記送信特性入力手段によって入力する
    送信特性は、日時や曜日等の時間情報であることを特徴
    とする請求項3に記載のアンケート集計システム。
  6. 【請求項6】 前記制御局は、前記各端末局を識別する
    識別手段を備え、 前記送信特性入力手段によって入力する送信特性は、前
    記識別手段が識別する識別特性であることを特徴とする
    請求項3に記載のアンケート集計システム。
  7. 【請求項7】 前記端末局は、前記記憶手段の記憶状況
    を検知する記憶内容検知手段を備え、 前記記憶制御手段は、前記記憶内容検知手段が検知する
    情報に基づいて、前記記憶手段に情報を記憶させること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のアンケ
    ート集計システム。
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