JPH0955933A - 無線呼び出しドアホン装置 - Google Patents
無線呼び出しドアホン装置Info
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- JPH0955933A JPH0955933A JP7204198A JP20419895A JPH0955933A JP H0955933 A JPH0955933 A JP H0955933A JP 7204198 A JP7204198 A JP 7204198A JP 20419895 A JP20419895 A JP 20419895A JP H0955933 A JPH0955933 A JP H0955933A
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- Japan
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- call
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- wireless
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアホン装置に可搬型の子機を設けることに
より、外部から無線にてドアホン装置を呼び出して会話
可能とする無線ドアホン装置を提供する。 【解決手段】 親機と子機とからなるドアホン装置にお
いて、ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な
呼び出し符号設定手段4と、微弱電波で送信される呼び
出し符号および音声信号を受信する受信部17と、受信
部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符号設定手段
にて設定された呼び出し符号と一致するかどうかを判定
する判定手段7と、上記判定手段にて呼び出し符号が一
致した場合に、微弱電波の送信元と無線にて相互通信可
能になる無線通信手段7,17,26を備えたことを特
徴とする無線呼び出しドアホン装置。
より、外部から無線にてドアホン装置を呼び出して会話
可能とする無線ドアホン装置を提供する。 【解決手段】 親機と子機とからなるドアホン装置にお
いて、ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な
呼び出し符号設定手段4と、微弱電波で送信される呼び
出し符号および音声信号を受信する受信部17と、受信
部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符号設定手段
にて設定された呼び出し符号と一致するかどうかを判定
する判定手段7と、上記判定手段にて呼び出し符号が一
致した場合に、微弱電波の送信元と無線にて相互通信可
能になる無線通信手段7,17,26を備えたことを特
徴とする無線呼び出しドアホン装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親機と子機からな
るドアホン装置に関し、特に新たに可搬型子機による通
話を可能にした無線呼び出しドアホン装置に関する。
るドアホン装置に関し、特に新たに可搬型子機による通
話を可能にした無線呼び出しドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアホン装置について説明する。
従来のドアホン装置は特開平5−91516や特開平5
−284502に示されるように、一般家庭の玄関や門
等に設置される子機と、屋内等に設置された親機とから
なり、子機が撮像した映像信号を親機に送り、親機に内
蔵されたモニターにより家人が来訪者を確認したり、玄
関や門の周辺を監視することができた。子機は一般に固
定して設置されているため、家人と来訪者がコンタクト
を取るためには、来訪者が子機の前まで来なくてはなら
なかった。
従来のドアホン装置は特開平5−91516や特開平5
−284502に示されるように、一般家庭の玄関や門
等に設置される子機と、屋内等に設置された親機とから
なり、子機が撮像した映像信号を親機に送り、親機に内
蔵されたモニターにより家人が来訪者を確認したり、玄
関や門の周辺を監視することができた。子機は一般に固
定して設置されているため、家人と来訪者がコンタクト
を取るためには、来訪者が子機の前まで来なくてはなら
なかった。
【0003】また、最近ではコードレス留守番電話の子
機でドアホン装置の親機を制御できるものもあり、ドア
ホン装置の子機の呼び出しスイッチが押されると、コー
ドレス留守番電話の子機で応対ができる。これにより、
家人は設置場所が固定された親機の前にいなくても、コ
ードレス子機の移動可能な場所(コードレス電話の微弱
電波の届く距離)内で自由に移動可能であり、応対する
ことができた。
機でドアホン装置の親機を制御できるものもあり、ドア
ホン装置の子機の呼び出しスイッチが押されると、コー
ドレス留守番電話の子機で応対ができる。これにより、
家人は設置場所が固定された親機の前にいなくても、コ
ードレス子機の移動可能な場所(コードレス電話の微弱
電波の届く距離)内で自由に移動可能であり、応対する
ことができた。
【0004】また、一般の通信(電話)においては、従
来からの有線電話の他に、携帯電話や自動車電話と呼ば
れる無線移動式電話、さらにはPHSと呼ばれる簡易型
携帯電話が普及し始め、外勤の多い営業マンなどには必
需品となっている。
来からの有線電話の他に、携帯電話や自動車電話と呼ば
れる無線移動式電話、さらにはPHSと呼ばれる簡易型
携帯電話が普及し始め、外勤の多い営業マンなどには必
需品となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記によって示される
従来のドアホン装置では、上述したように呼び出しスイ
ッチを押すために来訪者が子機の前に行かなければなら
ない。携帯電話やコードレス電話が普及する中、唯一の
原始的な行動である。このことは以下の問題を抱えてい
る。
従来のドアホン装置では、上述したように呼び出しスイ
ッチを押すために来訪者が子機の前に行かなければなら
ない。携帯電話やコードレス電話が普及する中、唯一の
原始的な行動である。このことは以下の問題を抱えてい
る。
【0006】まず、来訪者が車で訪れた場合、呼び出し
スイッチを押して会話をするためには、車を一旦近くの
路地などに駐車し下車してドアホン子機の前に行かなけ
ればならない。これは来訪者にとっても不便であると同
時に、駐車による道路の混雑,渋滞をも引き起こすこと
がしばしばある。
スイッチを押して会話をするためには、車を一旦近くの
路地などに駐車し下車してドアホン子機の前に行かなけ
ればならない。これは来訪者にとっても不便であると同
時に、駐車による道路の混雑,渋滞をも引き起こすこと
がしばしばある。
【0007】また、マンションやアパートなどの場合、
ドアホンは各階の玄関についていることが多く、呼び出
すためには階段やエレベーターを使って玄関先まで行か
なければならない。特に宅配業者など、重い荷物を持っ
て高層階まで上がり、留守だった場合などは悲惨なもの
である。
ドアホンは各階の玄関についていることが多く、呼び出
すためには階段やエレベーターを使って玄関先まで行か
なければならない。特に宅配業者など、重い荷物を持っ
て高層階まで上がり、留守だった場合などは悲惨なもの
である。
【0008】また、来訪者が訪問先近くまでたどり着い
たが正確な場所が分からず、近くの公衆電話ボックスに
駆け込んだり、所持している携帯電話等で訪問先に電話
して正確な所在地を確認している光景がよく見られる。
たが正確な場所が分からず、近くの公衆電話ボックスに
駆け込んだり、所持している携帯電話等で訪問先に電話
して正確な所在地を確認している光景がよく見られる。
【0009】また、携帯電話を利用した場合、通話先が
半径100m以内の場所でも高額な使用料金を請求され
てしまう。
半径100m以内の場所でも高額な使用料金を請求され
てしまう。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、外部から無線にてドアホン装置を呼び出し
て会話可能とする無線呼び出しドアホン装置を提供する
ことを特徴としている。
ものであり、外部から無線にてドアホン装置を呼び出し
て会話可能とする無線呼び出しドアホン装置を提供する
ことを特徴としている。
【0011】また、カメラ部とモニタ部を備えたテレビ
ドアホン装置において、外部から無線にてドアホン装置
を呼び出して会話可能とする無線呼び出しドアホン装置
を提供することを特徴としている。
ドアホン装置において、外部から無線にてドアホン装置
を呼び出して会話可能とする無線呼び出しドアホン装置
を提供することを特徴としている。
【0012】また、携帯電話等の無線電話から、無線に
てドアホン装置を呼び出して会話可能とする無線呼び出
しドアホン装置を提供することを特徴としている。
てドアホン装置を呼び出して会話可能とする無線呼び出
しドアホン装置を提供することを特徴としている。
【0013】また、特定の呼び出し符号を設けることに
より、一斉呼び出しを可能とする無線呼び出しドアホン
装置を提供することを特徴としている。
より、一斉呼び出しを可能とする無線呼び出しドアホン
装置を提供することを特徴としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、呼び出し信号を発信すると共に親機との通信機能を
備えた子機と、前記子機からの呼び出し信号を受信する
と共に子機との通信機能を備えた親機とからなるドアホ
ン装置において、子機または親機側の少なくとも一方
に、ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な呼
び出し符号設定手段と、送信される呼び出し符号および
音声信号を受信する受信部と、受信部で受信した呼び出
し符号が前記呼び出し符号設定手段にて設定された呼び
出し符号と一致するかどうかを判定する判定手段と、上
記判定手段にて呼び出し符号が一致した場合に、微弱電
波の送信元と無線にて相互通信可能になる無線通信手段
を備えたことを特徴とするものである。
に、呼び出し信号を発信すると共に親機との通信機能を
備えた子機と、前記子機からの呼び出し信号を受信する
と共に子機との通信機能を備えた親機とからなるドアホ
ン装置において、子機または親機側の少なくとも一方
に、ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な呼
び出し符号設定手段と、送信される呼び出し符号および
音声信号を受信する受信部と、受信部で受信した呼び出
し符号が前記呼び出し符号設定手段にて設定された呼び
出し符号と一致するかどうかを判定する判定手段と、上
記判定手段にて呼び出し符号が一致した場合に、微弱電
波の送信元と無線にて相互通信可能になる無線通信手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0015】また、来訪者等を撮像するカメラ部と通話
するためのスピーカ,マイクとを備えた子機と、子機か
ら出力される映像信号を取り込み映像を表示するモニタ
部と通話するためのスピーカ,マイクとを備えた親機と
からなるドアホン装置において、子機または親機側の少
なくとも一方に、ユーザー自身が任意の呼び出し符号を
設定可能な呼び出し符号設定手段と、微弱電波で送信さ
れる呼び出し符号,音声信号および映像信号を受信する
受信部と、受信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出
し符号設定手段にて設定された呼び出し符号と一致する
かどうかを判定する判定手段と、上記判定手段にて呼び
出し符号が一致した場合に、微弱電波の送信元と無線に
て相互通信可能になる無線通信手段を備えたことを特徴
とするものである。
するためのスピーカ,マイクとを備えた子機と、子機か
ら出力される映像信号を取り込み映像を表示するモニタ
部と通話するためのスピーカ,マイクとを備えた親機と
からなるドアホン装置において、子機または親機側の少
なくとも一方に、ユーザー自身が任意の呼び出し符号を
設定可能な呼び出し符号設定手段と、微弱電波で送信さ
れる呼び出し符号,音声信号および映像信号を受信する
受信部と、受信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出
し符号設定手段にて設定された呼び出し符号と一致する
かどうかを判定する判定手段と、上記判定手段にて呼び
出し符号が一致した場合に、微弱電波の送信元と無線に
て相互通信可能になる無線通信手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0016】また、来訪者等を撮像するカメラ部と通話
するためのスピーカ,マイクとを備えた第1の子機と、
第1の子機を無線にて呼び出し可能な第2の子機と、第
1の子機から出力される映像信号を取り込み映像を表示
するモニタ部と通話するためのスピーカ,マイクとを備
えた親機とからなるドアホン装置において、ユーザー自
身が任意の呼び出し符号を設定可能な親機側に設けた呼
び出し符号設定手段と、ユーザー自身が任意の呼び出し
符号を送信可能な第2の子機側に設けた呼び出し符号送
信手段と、第2の子機から微弱電波で送信される呼び出
し符号,音声信号および映像信号を受信する第1の子機
に設けた受信部と、受信部で受信した呼び出し符号が前
記呼び出し符号設定手段にて設定された呼び出し符号と
一致するかどうかを判定する判定手段と、上記判定手段
にて呼び出し符号が一致した場合に、第2の子機と親機
が無線にて相互通信可能になる無線通信手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
するためのスピーカ,マイクとを備えた第1の子機と、
第1の子機を無線にて呼び出し可能な第2の子機と、第
1の子機から出力される映像信号を取り込み映像を表示
するモニタ部と通話するためのスピーカ,マイクとを備
えた親機とからなるドアホン装置において、ユーザー自
身が任意の呼び出し符号を設定可能な親機側に設けた呼
び出し符号設定手段と、ユーザー自身が任意の呼び出し
符号を送信可能な第2の子機側に設けた呼び出し符号送
信手段と、第2の子機から微弱電波で送信される呼び出
し符号,音声信号および映像信号を受信する第1の子機
に設けた受信部と、受信部で受信した呼び出し符号が前
記呼び出し符号設定手段にて設定された呼び出し符号と
一致するかどうかを判定する判定手段と、上記判定手段
にて呼び出し符号が一致した場合に、第2の子機と親機
が無線にて相互通信可能になる無線通信手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0017】また、上記無線呼び出しドアホン装置にお
いて、第2の子機機能を携帯電話や自動車電話等の無線
電話に備えたことを特徴とするものである。
いて、第2の子機機能を携帯電話や自動車電話等の無線
電話に備えたことを特徴とするものである。
【0018】また、上記無線呼び出しドアホン装置にお
いて、第2の子機にカメラ部とモニタ部とを設け、親機
1と映像通信を可能としたことを特徴とするものであ
る。
いて、第2の子機にカメラ部とモニタ部とを設け、親機
1と映像通信を可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0019】また、上記無線呼び出しドアホン装置にお
いて、特定の呼び出し符号を記憶する記憶手段を有し、
特定の呼び出し符号はユーザーでは入力できないように
特定呼び出し符号送信禁止手段を備えたことを特徴とす
るものである。
いて、特定の呼び出し符号を記憶する記憶手段を有し、
特定の呼び出し符号はユーザーでは入力できないように
特定呼び出し符号送信禁止手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0020】また、上記無線呼び出しドアホン装置にお
いて、購入前に書き込まれた特定の呼び出し符号だけは
ユーザーがリセットしようとしてもできないように不揮
発性メモリーに書き込まれたことを特徴とするものであ
る。
いて、購入前に書き込まれた特定の呼び出し符号だけは
ユーザーがリセットしようとしてもできないように不揮
発性メモリーに書き込まれたことを特徴とするものであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線呼び出しドア
ホン装置をテレビドアホン装置に組み入れた場合の一形
態を図1〜図10とともに詳細に説明する。図1は、本
発明の無線呼び出しドアホン装置の概略外観図である。
内部構成については、後に図2と共に詳細に説明する。
子機100は一般家庭等の玄関,門等に設置され、親機
200と有線もしくは無線にて接続されている。子機1
00には主にカメラ部10,スピーカー部11,マイク
部12,呼び出しスイッチ13等があり、この他に微弱
電波で送信される呼び出し符号及び音声信号を受信する
微弱電波通信部17(受信部,無線通信手段)が内蔵さ
れている。親機200は一般家庭等の屋内に設置され、
子機100から送られる映像信号をCRTや液晶ディス
プレイ等のモニタ1に表示をする。この他に親機200
には、スピーカー部2,マイク部3等があり、ここまで
の説明で微弱電波通信部17を備えていないものが、現
在市販されているテレビドアホン装置の主な構成であ
り、子機100から親機200に映像信号と音声信号が
送られ、親機200から子機100には音声信号が送ら
れることにより、一般には家人と来訪者との通信を可能
にしている。本発明は、この他にユーザー自身が設定可
能なディップスイッチ4(呼び出し符号設定手段),微
弱電波通信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符
号設定手段にて設定された呼び出し符号と一致するかど
うかを判定する制御回路部7(判定手段),上記判定手
段にて呼び出し符号が一致した場合に、微弱電波の送信
元と無線にて相互通信可能になる無線通信手段のCPU
部(制御回路7が兼用)がある。子機300は本発明の
核となるバッテリー駆動の移動可能な可搬型の子機であ
り、カメラ部19,スピーカー部20,マイク21等が
あり、この他にユーザー自身が任意の呼び出し符号を送
信可能な、呼び出しスイッチ22,数字キー27,微弱
電波通信部26からなる呼び出し符号送信手段がある。
ホン装置をテレビドアホン装置に組み入れた場合の一形
態を図1〜図10とともに詳細に説明する。図1は、本
発明の無線呼び出しドアホン装置の概略外観図である。
内部構成については、後に図2と共に詳細に説明する。
子機100は一般家庭等の玄関,門等に設置され、親機
200と有線もしくは無線にて接続されている。子機1
00には主にカメラ部10,スピーカー部11,マイク
部12,呼び出しスイッチ13等があり、この他に微弱
電波で送信される呼び出し符号及び音声信号を受信する
微弱電波通信部17(受信部,無線通信手段)が内蔵さ
れている。親機200は一般家庭等の屋内に設置され、
子機100から送られる映像信号をCRTや液晶ディス
プレイ等のモニタ1に表示をする。この他に親機200
には、スピーカー部2,マイク部3等があり、ここまで
の説明で微弱電波通信部17を備えていないものが、現
在市販されているテレビドアホン装置の主な構成であ
り、子機100から親機200に映像信号と音声信号が
送られ、親機200から子機100には音声信号が送ら
れることにより、一般には家人と来訪者との通信を可能
にしている。本発明は、この他にユーザー自身が設定可
能なディップスイッチ4(呼び出し符号設定手段),微
弱電波通信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符
号設定手段にて設定された呼び出し符号と一致するかど
うかを判定する制御回路部7(判定手段),上記判定手
段にて呼び出し符号が一致した場合に、微弱電波の送信
元と無線にて相互通信可能になる無線通信手段のCPU
部(制御回路7が兼用)がある。子機300は本発明の
核となるバッテリー駆動の移動可能な可搬型の子機であ
り、カメラ部19,スピーカー部20,マイク21等が
あり、この他にユーザー自身が任意の呼び出し符号を送
信可能な、呼び出しスイッチ22,数字キー27,微弱
電波通信部26からなる呼び出し符号送信手段がある。
【0022】次に上記無線呼び出しドアホン装置の回路
について、本発明の概略ブロック図である図2と共に詳
細に説明する。子機100には、来訪者を撮影するカメ
ラ部10、来訪者の音声を収録するマイク部12、親機
からの音声を出力するスピーカー部11、来訪者が呼び
出しをするための呼び出しスイッチ13がある。また、
子機100には、映像処理回路部14があり、カメラ部
10からの撮像信号を処理し、複合分離回路16に映像
信号を送る。複合分離回路16は、映像処理回路部1
4,音声処理回路部15,呼び出しスイッチ13と接続
されており、上記回路(14,15,13)からの出力
を複合多重化して切り替え制御部18を通して親機20
0に送信すると共に、逆に親機200からの受信信号を
分離し、上記回路(14,15)に信号を送るものであ
る。また、切り替え制御部18は、微弱電波通信部17
と接続されている。前記呼び出しスイッチ13はまた、
微弱電波通信部17,切り替え制御部18にも接続され
ている。音声処理回路部15はマイク部12,スピーカ
ー部11と接続されており、音声信号を増幅・変調す
る。
について、本発明の概略ブロック図である図2と共に詳
細に説明する。子機100には、来訪者を撮影するカメ
ラ部10、来訪者の音声を収録するマイク部12、親機
からの音声を出力するスピーカー部11、来訪者が呼び
出しをするための呼び出しスイッチ13がある。また、
子機100には、映像処理回路部14があり、カメラ部
10からの撮像信号を処理し、複合分離回路16に映像
信号を送る。複合分離回路16は、映像処理回路部1
4,音声処理回路部15,呼び出しスイッチ13と接続
されており、上記回路(14,15,13)からの出力
を複合多重化して切り替え制御部18を通して親機20
0に送信すると共に、逆に親機200からの受信信号を
分離し、上記回路(14,15)に信号を送るものであ
る。また、切り替え制御部18は、微弱電波通信部17
と接続されている。前記呼び出しスイッチ13はまた、
微弱電波通信部17,切り替え制御部18にも接続され
ている。音声処理回路部15はマイク部12,スピーカ
ー部11と接続されており、音声信号を増幅・変調す
る。
【0023】次に親機200について説明する。親機入
出力端子T1,T2は親機側複合分離回路9に接続され
ている。親機側の複合分離回路9は、映像処理回路部
5,音声処理回路部6,制御回路部7,電源回路部8と
接続されている。親機側の複合分離回路部9は子機側の
複合分離回路16と同様の働きをする。複合分離回路部
9には電源回路部8が接続されているが、これは子機1
00側で独自の電源供給ができない場合に、子機100
と親機200を結ぶ伝送路を通して親機200側から電
源を供給するものであり、子機100側で独自の電源供
給ができる場合には、省略することも可能である。親機
側の映像処理回路部5は、子機100のテレビカメラ1
0が撮影した映像信号を処理し、モニタ部1に出力す
る。親機側の音声処理回路部6は子機側の音声処理回路
部15と同様に、スピーカー部2,マイク部3と接続さ
れる。制御回路部7は一般にCPUで構成され、ディッ
プSW4と接続されている。
出力端子T1,T2は親機側複合分離回路9に接続され
ている。親機側の複合分離回路9は、映像処理回路部
5,音声処理回路部6,制御回路部7,電源回路部8と
接続されている。親機側の複合分離回路部9は子機側の
複合分離回路16と同様の働きをする。複合分離回路部
9には電源回路部8が接続されているが、これは子機1
00側で独自の電源供給ができない場合に、子機100
と親機200を結ぶ伝送路を通して親機200側から電
源を供給するものであり、子機100側で独自の電源供
給ができる場合には、省略することも可能である。親機
側の映像処理回路部5は、子機100のテレビカメラ1
0が撮影した映像信号を処理し、モニタ部1に出力す
る。親機側の音声処理回路部6は子機側の音声処理回路
部15と同様に、スピーカー部2,マイク部3と接続さ
れる。制御回路部7は一般にCPUで構成され、ディッ
プSW4と接続されている。
【0024】次に子機300について説明する。子機3
00には、子機300利用者自身を撮影するカメラ部1
9、利用者の音声を収録するマイク部21、親機からの
音声を出力するスピーカー部20、利用者が無線呼び出
しをするための呼び出しスイッチ22があり、無線呼び
出しスイッチ22には任意の相手を呼び出すための数字
キー27が接続されている。また、子機300には、映
像処理回路部23があり、カメラ部19からの撮像信号
を処理し、複合分離回路25に映像信号を送る。複合分
離回路25は、映像処理回路部23,音声処理回路部2
4,呼び出しスイッチ22と接続されており、上記回路
(23,24,22)からの出力を複合多重化して微弱
電波通信部26を通して子機100の微弱電波通信部に
送信すると共に、逆に微弱電波通信部26からの受信信
号を分離し、上記回路(23,24)に信号を送るもの
である。また、音声処理回路部24はマイク部21,ス
ピーカー部20と接続されており、音声信号を増幅・変
調する。
00には、子機300利用者自身を撮影するカメラ部1
9、利用者の音声を収録するマイク部21、親機からの
音声を出力するスピーカー部20、利用者が無線呼び出
しをするための呼び出しスイッチ22があり、無線呼び
出しスイッチ22には任意の相手を呼び出すための数字
キー27が接続されている。また、子機300には、映
像処理回路部23があり、カメラ部19からの撮像信号
を処理し、複合分離回路25に映像信号を送る。複合分
離回路25は、映像処理回路部23,音声処理回路部2
4,呼び出しスイッチ22と接続されており、上記回路
(23,24,22)からの出力を複合多重化して微弱
電波通信部26を通して子機100の微弱電波通信部に
送信すると共に、逆に微弱電波通信部26からの受信信
号を分離し、上記回路(23,24)に信号を送るもの
である。また、音声処理回路部24はマイク部21,ス
ピーカー部20と接続されており、音声信号を増幅・変
調する。
【0025】次に、本発明の無線呼び出しドアホン装置
の動作について、図3乃至図10に記載されるフローチ
ャートと共に説明する。来訪者が前記子機100の呼び
出しSW13を押下することにより呼び出し信号を発生
し、呼び出し信号は複合分離回路部16と切り替え制御
部18に送られる。複合分離回路部16では他の信号と
複合され、切り替え制御部18では微弱電波受信信号に
加算される。この時、切り替え制御部18では微弱電波
通信中は(b)の経路、微弱電波通信中でないときは
(a)の経路に切り替えて信号を伝送路へ送出する。
(図3参照) 前記子機100から伝送路を介して前記親機200のT
1,T2へ信号が入力されると複合分離回路部9で映像
信号,音声信号,制御系信号に分かれ、制御回路部7で
制御信号が呼び出し信号と判断された場合は電源回路部
8により子機100への電源を供給するため複合分離回
路部9を介して電力を伝送路へ送出される。(図4参
照) 伝送路より電源を供給された子機100は、映像処理回
路部14,カメラ部10,音声処理回路部15,スピー
カ11,マイク12を駆動し、微弱電波通信中でない場
合は、来訪者をカメラ部10により撮像し映像処理回路
部14で処理された映像信号と、来訪者の声をマイク1
2で拾い音声処理回路部15で処理された音声信号とを
複合分離回路部16により複合し、切り替え制御部18
を介してT1,T2へ送出する。また、微弱電波通信中
の場合は微弱電波通信部17により受信した信号を切り
替え制御部18を介してT1,T2へ送出する。(図5
参照) 伝送路T1,T2より映像と音声の複合信号が入力され
た前記親機200は、複合分離回路部9により映像信
号,音声信号とに分かれ、映像信号は映像処理回路部5
で処理されモニター部1で表示され、音声信号は音声処
理回路部6で処理されスピーカ2で出力される。ここで
家人は来訪者の顔及び声を確認でき、通話スイッチ28
を押下することによって通話状態となる。(図6,図7
参照) 子機300は無線通話を特徴とし、数字キー27で訪問
相手宅のドアホンID(通常は電話番号と同じにすると
分かりやすい)を入力し、呼び出しSWを押下すること
により、数字データが複合分離回路25へ送出され、映
像信号,音声信号と複合されて微弱電波通信部より送信
される。送信された複合信号(電波)は、不特定多数の
前記子機100の微弱電波通信部17により受信され、
(b)の経路で切り替え制御部18を介してT1,T2
へ送出される。(図8参照) 親機200は、T1,T2から入力されたデータを複合
分離回路部9で分離し、数字信号を制御回路部7へ送
る。制御回路部7ではあらかじめ家人がディップSWで
ID番号(呼び出し符号)を設定しており(電話番号
等、若しくはアパート,マンション等の部屋番号な
ど)、送られてきた数字とID番号が一致した場合に
は、映像信号を映像処理回路部5を介してモニター部1
でモニタし、音声信号を音声処理回路部6を介してスピ
ーカー出力をする。もし子機100−親機200間で通
話中の場合には、モニター部に呼び出しがあることを表
示する。また、ID番号が一致しない場合にはその信号
を無視する。この時点で家人が通話SW28を押下する
ことにより通話許可信号を制御回路部7で生成し、複合
分離回路部9を介してT1,T2へ送られる。(図9参
照) 子機100−親機200間で通話中でない場合には、子
機100の微弱電波通信部17から通話許可信号が送信
され、子機300で受信して初めて親機200と子機3
00は通話状態となる。通話中の場合には、子機100
の切り替え制御部18が(a)の経路から(b)の経路
に切り替えることにより、子機100−親機200間の
通話は終了し、親機200−子機300間が接続され、
親機200で子機300からの映像と音声のモニターが
可能となる。そして、通話SW28を押下することによ
り、初めて通話状態となる。(図10参照) また、子機300の動作として、呼び出しSW22を押
下してからある一定以上の時間が経過しても通話許可信
号が受信できなかった場合、子機300の呼び出し動作
を終了する。
の動作について、図3乃至図10に記載されるフローチ
ャートと共に説明する。来訪者が前記子機100の呼び
出しSW13を押下することにより呼び出し信号を発生
し、呼び出し信号は複合分離回路部16と切り替え制御
部18に送られる。複合分離回路部16では他の信号と
複合され、切り替え制御部18では微弱電波受信信号に
加算される。この時、切り替え制御部18では微弱電波
通信中は(b)の経路、微弱電波通信中でないときは
(a)の経路に切り替えて信号を伝送路へ送出する。
(図3参照) 前記子機100から伝送路を介して前記親機200のT
1,T2へ信号が入力されると複合分離回路部9で映像
信号,音声信号,制御系信号に分かれ、制御回路部7で
制御信号が呼び出し信号と判断された場合は電源回路部
8により子機100への電源を供給するため複合分離回
路部9を介して電力を伝送路へ送出される。(図4参
照) 伝送路より電源を供給された子機100は、映像処理回
路部14,カメラ部10,音声処理回路部15,スピー
カ11,マイク12を駆動し、微弱電波通信中でない場
合は、来訪者をカメラ部10により撮像し映像処理回路
部14で処理された映像信号と、来訪者の声をマイク1
2で拾い音声処理回路部15で処理された音声信号とを
複合分離回路部16により複合し、切り替え制御部18
を介してT1,T2へ送出する。また、微弱電波通信中
の場合は微弱電波通信部17により受信した信号を切り
替え制御部18を介してT1,T2へ送出する。(図5
参照) 伝送路T1,T2より映像と音声の複合信号が入力され
た前記親機200は、複合分離回路部9により映像信
号,音声信号とに分かれ、映像信号は映像処理回路部5
で処理されモニター部1で表示され、音声信号は音声処
理回路部6で処理されスピーカ2で出力される。ここで
家人は来訪者の顔及び声を確認でき、通話スイッチ28
を押下することによって通話状態となる。(図6,図7
参照) 子機300は無線通話を特徴とし、数字キー27で訪問
相手宅のドアホンID(通常は電話番号と同じにすると
分かりやすい)を入力し、呼び出しSWを押下すること
により、数字データが複合分離回路25へ送出され、映
像信号,音声信号と複合されて微弱電波通信部より送信
される。送信された複合信号(電波)は、不特定多数の
前記子機100の微弱電波通信部17により受信され、
(b)の経路で切り替え制御部18を介してT1,T2
へ送出される。(図8参照) 親機200は、T1,T2から入力されたデータを複合
分離回路部9で分離し、数字信号を制御回路部7へ送
る。制御回路部7ではあらかじめ家人がディップSWで
ID番号(呼び出し符号)を設定しており(電話番号
等、若しくはアパート,マンション等の部屋番号な
ど)、送られてきた数字とID番号が一致した場合に
は、映像信号を映像処理回路部5を介してモニター部1
でモニタし、音声信号を音声処理回路部6を介してスピ
ーカー出力をする。もし子機100−親機200間で通
話中の場合には、モニター部に呼び出しがあることを表
示する。また、ID番号が一致しない場合にはその信号
を無視する。この時点で家人が通話SW28を押下する
ことにより通話許可信号を制御回路部7で生成し、複合
分離回路部9を介してT1,T2へ送られる。(図9参
照) 子機100−親機200間で通話中でない場合には、子
機100の微弱電波通信部17から通話許可信号が送信
され、子機300で受信して初めて親機200と子機3
00は通話状態となる。通話中の場合には、子機100
の切り替え制御部18が(a)の経路から(b)の経路
に切り替えることにより、子機100−親機200間の
通話は終了し、親機200−子機300間が接続され、
親機200で子機300からの映像と音声のモニターが
可能となる。そして、通話SW28を押下することによ
り、初めて通話状態となる。(図10参照) また、子機300の動作として、呼び出しSW22を押
下してからある一定以上の時間が経過しても通話許可信
号が受信できなかった場合、子機300の呼び出し動作
を終了する。
【0026】子機300と子機2の送受信に関し、上記
説明では微弱電波による通信を一例に挙げて説明した
が、微弱電波に限定されるものではなく、赤外線通信等
の無線通信すべてに対して実施可能である。また、上記
説明においては、子機100には微弱電波通信部を備え
ているが、これは通常ドアホン装置子機が屋外に設置さ
れることが多く、微弱電波を受信しやすくしたためであ
る。必要に応じて微弱電波通信部を親機200に配置
し、親機微弱電波通信部と新たに屋外に設置された送受
信アンテナ等を接続して利用することも可能である。ま
た、子機300は、既存の携帯電話や自動車電話機器に
本発明の機能を追加することにより容易に実施可能であ
る。
説明では微弱電波による通信を一例に挙げて説明した
が、微弱電波に限定されるものではなく、赤外線通信等
の無線通信すべてに対して実施可能である。また、上記
説明においては、子機100には微弱電波通信部を備え
ているが、これは通常ドアホン装置子機が屋外に設置さ
れることが多く、微弱電波を受信しやすくしたためであ
る。必要に応じて微弱電波通信部を親機200に配置
し、親機微弱電波通信部と新たに屋外に設置された送受
信アンテナ等を接続して利用することも可能である。ま
た、子機300は、既存の携帯電話や自動車電話機器に
本発明の機能を追加することにより容易に実施可能であ
る。
【0027】次に、特定呼び出し符号(特定ID)につ
いて説明する。ユーザーが自由に設定可能な呼び出し符
号(ID)は、ディップスイッチ4において設定される
が、この呼び出し符号とは別に特定の呼び出し符号を本
装置に持つことができる。特定の呼び出し符号は、予め
制御回路部を構成するIC(1つ又は複数により構成さ
れる。)の中にあるROMに書き込まれており、ユーザ
ーがIDを書き換えることはできない。(IDが書き込
まれたROM自体を交換することは可能である。) また、特定IDは複数個持つことが可能であり、例え
ば、日本国内を示す「0000」と、所在都道府県を示
す「0001」から「0048」の内の1つとの計2つ
のIDを持つことができる。
いて説明する。ユーザーが自由に設定可能な呼び出し符
号(ID)は、ディップスイッチ4において設定される
が、この呼び出し符号とは別に特定の呼び出し符号を本
装置に持つことができる。特定の呼び出し符号は、予め
制御回路部を構成するIC(1つ又は複数により構成さ
れる。)の中にあるROMに書き込まれており、ユーザ
ーがIDを書き換えることはできない。(IDが書き込
まれたROM自体を交換することは可能である。) また、特定IDは複数個持つことが可能であり、例え
ば、日本国内を示す「0000」と、所在都道府県を示
す「0001」から「0048」の内の1つとの計2つ
のIDを持つことができる。
【0028】そして、この特定IDは、災害などの緊急
時に利用することが可能である。例えば、地震予知がな
された時、現在の情報伝達手段としては、テレビ放送若
しくはラジオ放送によって告知することが可能である
が、必ずしも伝達したい地域の人々がテレビ若しくはラ
ジオを受信している訳ではなく、伝達を十分に行うこと
が不可能である。ましてや、深夜や早朝の場合には絶望
的である。ここで、国や都道府県若しくは送信設備を持
った団体が、特定IDを用いてテレビ波のような大きさ
の出力で緊急情報を送信すれば、本装置が自動受信する
ことが可能である。本装置に特定IDを受信した場合
は、即受信状態になり、大音量でスピーカーから出力さ
れるように、プログラムを入れておけば、たとえ深夜の
就寝中でも緊急情報を知ることが可能になる。また、国
会議員選挙投票日等は、投票を勧める告知を全国の家庭
に送信することも可能である。
時に利用することが可能である。例えば、地震予知がな
された時、現在の情報伝達手段としては、テレビ放送若
しくはラジオ放送によって告知することが可能である
が、必ずしも伝達したい地域の人々がテレビ若しくはラ
ジオを受信している訳ではなく、伝達を十分に行うこと
が不可能である。ましてや、深夜や早朝の場合には絶望
的である。ここで、国や都道府県若しくは送信設備を持
った団体が、特定IDを用いてテレビ波のような大きさ
の出力で緊急情報を送信すれば、本装置が自動受信する
ことが可能である。本装置に特定IDを受信した場合
は、即受信状態になり、大音量でスピーカーから出力さ
れるように、プログラムを入れておけば、たとえ深夜の
就寝中でも緊急情報を知ることが可能になる。また、国
会議員選挙投票日等は、投票を勧める告知を全国の家庭
に送信することも可能である。
【0029】また、一般のユーザーが、この特定IDを
使用して送信することのないように、特定呼び出し符号
送信禁止手段を備えることができる。これにより、特定
IDが悪用されることを防止することが可能である。
使用して送信することのないように、特定呼び出し符号
送信禁止手段を備えることができる。これにより、特定
IDが悪用されることを防止することが可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明の無線呼び出しドアホン装置は、
子機から任意の親機に直接送受信することができるた
め、一般に有料である公衆回線を使用せずに済み、電気
代を除けば無料で通信を行うことができるため手軽に利
用することが可能である。また、マンション等の高層建
築においても、わざわざ各階の玄関先まで行かずに在宅
か留守かの確認が可能であり、階段やエレベーターを使
う労力,時間を節約することができる。また、可搬型子
機にカメラ部を備えることにより、来訪者が玄関先まで
来ていなくても家人は簡単に来訪者を映像確認すること
ができる。また、従来の携帯電話の送信部等を併用する
ことにより、安価に装置を製造することができる。ま
た、特定の呼び出し符号を記憶することにより、災害時
等の一斉呼び出しや緊急放送を受信することができ、2
4時間災害対策をとることができるとともに、特定呼び
出し符号送信禁止手段により、一般のユーザーによる特
定IDの悪用を防止することができる。また、特定呼び
出し符号はROMに記憶されているので、リセット不可
能であり、従って何らかの事態で特定呼び出し符号が消
去されてしまう心配もない。
子機から任意の親機に直接送受信することができるた
め、一般に有料である公衆回線を使用せずに済み、電気
代を除けば無料で通信を行うことができるため手軽に利
用することが可能である。また、マンション等の高層建
築においても、わざわざ各階の玄関先まで行かずに在宅
か留守かの確認が可能であり、階段やエレベーターを使
う労力,時間を節約することができる。また、可搬型子
機にカメラ部を備えることにより、来訪者が玄関先まで
来ていなくても家人は簡単に来訪者を映像確認すること
ができる。また、従来の携帯電話の送信部等を併用する
ことにより、安価に装置を製造することができる。ま
た、特定の呼び出し符号を記憶することにより、災害時
等の一斉呼び出しや緊急放送を受信することができ、2
4時間災害対策をとることができるとともに、特定呼び
出し符号送信禁止手段により、一般のユーザーによる特
定IDの悪用を防止することができる。また、特定呼び
出し符号はROMに記憶されているので、リセット不可
能であり、従って何らかの事態で特定呼び出し符号が消
去されてしまう心配もない。
【図1】本発明の無線呼び出しドアホン装置の概略外観
図である。
図である。
【図2】本発明の無線呼び出しドアホン装置の概略ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】本発明の無線呼び出しドアホン装置の子機の信
号の流れを示すフローチャート図である。
号の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明の無線呼び出しドアホン装置の親機の信
号の流れを示すフローチャート図である。
号の流れを示すフローチャート図である。
【図5】本発明の無線呼び出しドアホン装置の親機から
の信号を受けた時の、子機の信号の流れを示すフローチ
ャート図である。
の信号を受けた時の、子機の信号の流れを示すフローチ
ャート図である。
【図6】本発明の無線呼び出しドアホン装置の子機から
の信号を受けた時の、親機の信号の流れを示すフローチ
ャート図である。
の信号を受けた時の、親機の信号の流れを示すフローチ
ャート図である。
【図7】本発明の無線呼び出しドアホン装置の通話SW
を押下した時のフローチャート図である。
を押下した時のフローチャート図である。
【図8】本発明の無線呼び出しドアホン装置の子機がI
D番号を入力した時のフローチャート図である。
D番号を入力した時のフローチャート図である。
【図9】本発明の無線呼び出しドアホン装置のID番号
受信判定時の親機の信号の流れを示すフローチャート図
である。
受信判定時の親機の信号の流れを示すフローチャート図
である。
【図10】本発明の無線呼び出しドアホン装置の通話切
り替えの流れを示すフローチャート図である。
り替えの流れを示すフローチャート図である。
1 モニター部 2 親機側スピーカ 3 親機側マイク 4 ディップスイッチ 5 親機側映像処理回路部 6 親機側音声処理回路部 7 制御回路部 8 電源回路部 9 親機側複合分離回路部 10 固定型子機カメラ部 11 固定型子機スピーカ 12 固定型子機マイク 13 固定型子機呼び出しSW 14 固定型子機映像処理回路部 15 固定型子機音声処理回路部 16 固定型子機複合分離回路部 17 固定型子機微弱電波通信部 18 切り替え制御部 19 可搬型子機カメラ部 20 可搬型子機スピーカ 21 可搬型子機マイク 22 可搬型子機呼び出しSW 23 可搬型子機映像処理回路部 24 可搬型子機音声処理回路部 25 可搬型子機複合分離回路部 26 可搬型子機微弱電波通信部 27 数字キー 28 通話スイッチ 100 固定型子機 200 親機 300 可搬型子機
Claims (7)
- 【請求項1】 呼び出し信号を発信すると共に親機との
通信機能を備えた子機と、前記子機からの呼び出し信号
を受信すると共に子機との通信機能を備えた親機とから
なるドアホン装置において、 子機または親機側の少なくとも一方に、 ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な呼び出
し符号設定手段と、 送信される呼び出し符号および音声信号を受信する受信
部と、 受信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符号設定
手段にて設定された呼び出し符号と一致するかどうかを
判定する判定手段と、 上記判定手段にて呼び出し符号が一致した場合に、微弱
電波の送信元と無線にて相互通信可能になる無線通信手
段を備えたことを特徴とする無線呼び出しドアホン装
置。 - 【請求項2】 来訪者等を撮像するカメラ部と通話する
ためのスピーカ,マイクとを備えた子機と、子機から出
力される映像信号を取り込み映像を表示するモニタ部と
通話するためのスピーカ,マイクとを備えた親機とから
なるドアホン装置において、 子機または親機側の少なくとも一方に、 ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な呼び出
し符号設定手段と、 微弱電波で送信される呼び出し符号,音声信号および映
像信号を受信する受信部と、 受信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符号設定
手段にて設定された呼び出し符号と一致するかどうかを
判定する判定手段と、 上記判定手段にて呼び出し符号が一致した場合に、微弱
電波の送信元と無線にて相互通信可能になる無線通信手
段を備えたことを特徴とする無線呼び出しドアホン装
置。 - 【請求項3】 来訪者等を撮像するカメラ部と通話する
ためのスピーカ,マイクとを備えた第1の子機と、第1
の子機を無線にて呼び出し可能な第2の子機と、第1の
子機から出力される映像信号を取り込み映像を表示する
モニタ部と通話するためのスピーカ,マイクとを備えた
親機とからなるドアホン装置において、 ユーザー自身が任意の呼び出し符号を設定可能な親機側
に設けた呼び出し符号設定手段と、 ユーザー自身が任意の呼び出し符号を送信可能な第2の
子機側に設けた呼び出し符号送信手段と、 第2の子機から微弱電波で送信される呼び出し符号,音
声信号および映像信号を受信する第1の子機に設けた受
信部と、 受信部で受信した呼び出し符号が前記呼び出し符号設定
手段にて設定された呼び出し符号と一致するかどうかを
判定する判定手段と、 上記判定手段にて呼び出し符号が一致した場合に、第2
の子機と親機が無線にて相互通信可能になる無線通信手
段を備えたことを特徴とする無線呼び出しドアホン装
置。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載の無線呼び出しドアホ
ン装置において、第2の子機機能を携帯電話や自動車電
話等の無線電話に備えたことを特徴とする無線呼び出し
ドアホン装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載の無線呼び出しドアホ
ン装置において、第2の子機にカメラ部とモニタ部とを
設け、親機1と映像通信を可能としたことを特徴とする
無線呼び出しドアホン装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5記載の無線呼び出しドアホ
ン装置において、特定の呼び出し符号を記憶する記憶手
段を有し、特定の呼び出し符号はユーザーでは入力でき
ないようにした特定呼び出し符号送信禁止手段を備えた
ことを特徴とする無線呼び出しドアホン装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6記載の無線呼び出しドアホ
ン装置において、購入前に書き込まれた特定の呼び出し
符号だけはユーザーがリセットしようとしてもできない
ように不揮発性メモリーに書き込まれたことを特徴とす
る無線呼び出しドアホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7204198A JPH0955933A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 無線呼び出しドアホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7204198A JPH0955933A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 無線呼び出しドアホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955933A true JPH0955933A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16486462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7204198A Pending JPH0955933A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 無線呼び出しドアホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0955933A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232421A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
JP2013042459A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP7204198A patent/JPH0955933A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232421A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
JP2013042459A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |