JPH09269707A - 水分調整方法及び装置及び該装置を用いた像形成物質除去装置 - Google Patents

水分調整方法及び装置及び該装置を用いた像形成物質除去装置

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JPH09269707A
JPH09269707A JP10338596A JP10338596A JPH09269707A JP H09269707 A JPH09269707 A JP H09269707A JP 10338596 A JP10338596 A JP 10338596A JP 10338596 A JP10338596 A JP 10338596A JP H09269707 A JPH09269707 A JP H09269707A
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sheet material
drying device
heating
liquid
paper
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Eriko Chiba
恵里子 千葉
Kakuji Murakami
格二 村上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分調整方法及び装置及び該装置を用いた像
形成物質除去装置において、液体を付与したシート材に
しわやカールが発生することなく、平坦に乾燥・仕上げ
する。 【解決手段】 乾燥ユニット60の入り口部に転写紙1
0のカール矯正部材としてのドラムカバー67を設け
る。これにより、転写紙10が乾燥ユニット60に搬送
されるまでの工程でカールが生じてしまった場合でも、
転写紙10が加熱ドラム61と紙押圧用ベルト63とに
挟持される前の自由な状態で加熱ドラム61に接触して
しまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体が付与された
シート材を厚み方向に挟持しながら加熱して乾燥する水
分調整方法及び装置及び該装置を用いた像形成物質除去
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去して像保持体を再生す
る方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして特開平1−101
576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー樹
脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、溶
剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質除
去方法が開示されている。また、特開平4−30039
5号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧ある
いは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、溶
解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械剥
離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成物
質除去方法が開示されている。
【0003】また、先に本出願人は、記録済み像保持体
に、不安定化液としての水、界面活性剤を含む水溶液、
水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水溶性
ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液を保持させるとともに、剥
離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着
もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形成物質
除去方法を提案した(例えば、特願平4−255916
号、特願平5−239075号参照)。これによれば、
像保持体の紙質を比較的損傷することなく、像形成物質
のみを除去することができる。
【0004】また、像形成物質に対して、像保持体表面
と像形成物質との付着力より大きい付着力を有する所定
の剥離部材を用いることにより、表面に像形成物質が付
着している像保持体から、像形成物質のみを確実に取り
除くことができる像形成物質除去装置を提案した(例え
ば、特願平5−280417号参照)。
【0005】また、不安定化液としての水あるいは水溶
液が付与された状態で像形成物質が取り除かれた後の像
保持体から、該水あるいは水溶液の少なくとも一部を効
率よく除去して像保持体を乾燥させることができる像形
成物質除去装置を提案した(例えば、特願平5−269
873号参照)。そして、該装置において、上記像保持
体を乾燥させる乾燥ユニットの一例として、加熱ドラム
と通気性の良好な無端ベルトに挟持搬送することで、上
記像保持体としてのシート状の転写紙を乾燥する乾燥装
置(以下、ドラムベルト型という)が記載されている。
図13に従来のドラムベルト型の乾燥装置の一例の概略
構成図を示す。この装置は、加熱手段としての加熱ラン
プ61a内蔵の例えばアルミからなる乾燥部材としての
加熱ドラム61と、複数の支持ローラ62に掛け渡さ
れ、該加熱ドラム61の周面に一定角度巻き付いた状態
で無端移動する紙押圧用ベルト63とから構成されてい
る。液体が付与された転写紙10は、加熱ドラム61と
通気性を持つ紙押圧用ベルト63とに挟持押圧され、加
熱されながら搬送される間に乾燥される。
【0006】また、液体が付与された状態で像形成物質
が取り除かれた後の像保持体の乾燥を2段階に分けて行
うことにより、乾燥後の像保持体の伸びや縮みを防止す
る像形成物質除去装置を提案した(例えば、特願平6−
275912号参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば図1
3に示すようなドラムベルト型の乾燥装置において、液
体が付与された像保持体としての転写紙10に、該乾燥
装置に搬送される前の工程でカールや波うちなどが生じ
ていると、図14に示すように乾燥装置の入り口部Iで
転写紙10の一部が加熱ドラム61に接触してしまう。
この時、転写紙10は自由な状態であり、加熱した部分
のみが部分的に急速に乾燥収縮を起こすこととなる。こ
のため、その状態でベルトとドラムに挟持押圧される
と、しわが発生しやすいという問題点があった。また、
乾燥装置内でしわが発生しなかったとしても、紙面内で
の不均一な乾燥により内部応力分布が不均一となり、例
えば、乾燥後の転写紙を複写機などの画像形成装置で用
いた場合にしわが発生してしまう確率が高くなるという
問題点もあった。
【0008】また、上記ドラムベルト型の乾燥装置にお
いて、一般には転写紙10のドラムに面した面がより強
く乾燥されて収縮してしまうので、転写紙10はドラム
側にカールして排紙されることが多い。このため、特に
ドラムベルト型の乾燥装置を複数連結して乾燥を行う場
合、前段で生じた転写紙10のカールにより、次段でし
わが発生する確率が高くなってしまうという問題点もあ
った。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、液体を付与したシー
ト材にしわやカールが発生することなく、平坦に水分調
整する水分調整方法及び装置及び該装置を用いた像形成
物質除去装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、液体が付与されたシート材を搬
送方向に一定の長さに渡って厚み方向に挟持しながら加
熱して乾燥する水分調整方法において、上記シート材の
カール及び波打ちを矯正した状態で該シート材を挟持部
に進入させることを特徴とするものである。
【0011】この水分調整方法においては、上記シート
材のカール及び波打ちを矯正した状態で該シート材を挟
持部に進入させる。従って、水分調整を行う前の工程で
シート材にカールや波うちなどが生じていたとしても、
上記シート材の挟持されていない領域の一部が不均一に
加熱されることがない。
【0012】請求項2の発明は、液体が付与されたシー
ト材を搬送方向に一定の長さに渡って厚み方向に挟持し
ながら搬送する搬送手段と、該搬送手段に挟持されてい
るシート材を加熱する加熱手段と、を有した水分調整装
置において、上記シート材が上記搬送手段により挟持さ
れる前に該シート材のカール及び波打ちを矯正する矯正
部材を設けたことを特徴とするものである。
【0013】この水分調整装置においては、上記矯正部
材により上記シート材のカールや波打ちを矯正した状態
で上記搬送手段により該シート材を挟持する。従って、
上記水分調整装置に搬送される前の工程でシート材にカ
ールや波うちなどが生じていたとしても、上記シート材
の上記搬送手段により挟持されていない領域の一部が上
記加熱手段に不均一に接触して該一部が不均一に加熱さ
れることがない。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の水分調整装
置において、上記矯正部材の少なくとも一部を上記挟持
部材に密着させて構成したことを特徴とするものであ
る。
【0015】この水分調整装置においては、上記挟持部
材に密着した上記矯正部材の少なくとも一部により、該
挟持部材と該矯正部材との密着部を通過するシート材を
上記挟持部材に密着させ、平坦に矯正する。
【0016】請求項4の発明は、請求項2又は3の水分
調整装置において、上記矯正部材の少なくともシート材
に接触する部分は断熱部材で構成したことを特徴とする
ものである。
【0017】この水分調整装置においては、上記矯正部
材のシート材に接触する部材が断熱部材であるので、上
記加熱部材により上記矯正部材が加熱されても上記シー
ト材に熱が伝わりにくい。このため、上記シート材の上
記搬送手段により挟持されていない領域の一部が不均一
に加熱されることがない。
【0018】請求項5の発明は、液体が付与されたシー
ト材を搬送方向に一定の長さに渡って厚み方向に挟持し
ながら搬送する搬送手段と、該搬送手段に挟持されてい
るシート材を該シート材に曲率を持たせながら該シート
材の凹面側から加熱する加熱手段と、を有した乾燥装置
を、2段備えた水分調整装置であって、上記シート材の
一方の面を加熱する加熱手段を有する乾燥装置と、上記
シート材の他方の面を加熱する加熱手段を有する乾燥装
置とを交互に配設したことを特徴とするものである。
【0019】この水分調整装置においては、上記シート
材を加熱する際に該シート材に曲率を持たせる方向が上
記2段の乾燥装置で互いに異なる。また、両面を交互に
加熱して乾燥し、シート材の表裏での乾燥が不均一とな
らないようにする。また、少なくとも、1段目の乾燥装
置の挟持部からシート材の先端が解放され、2段目の乾
燥装置の挟持部に進入するまでの間と、2段目の乾燥装
置の挟持部から該シート材の後端が解放され、2段目の
乾燥装置の挟持部に進入するまでの間と、において、1
段目の乾燥装置で受けた熱の余熱により乾燥が進行し、
この時該シート材が自由に収縮可能である。
【0020】請求項6の発明は、請求項5の水分調整装
置において、2段目の乾燥装置として、請求項2、3又
は4の水分調整装置を用いたことを特徴とするものであ
る。
【0021】この水分調整装置においては、請求項2、
3又は4の水分調整装置により、少なくとも上記シート
材のカールを矯正した状態で上記搬送手段により該シー
ト材を挟持し、該シート材の上記搬送手段により挟持さ
れていない領域の一部が上記加熱手段に不均一に接触す
るのを防止する。従って、1段目の乾燥装置による乾燥
又は該乾燥よりも前の工程でシート材にカールや波打ち
が生じたとしても、2段目の乾燥装置において該シート
材の挟持されていない領域の一部が不均一に加熱される
ことがない。
【0022】請求項7の発明は、請求項5又は6の水分
調整装置において、各乾燥装置単体でシート材を乾燥さ
せた場合に該シート材をカールさせる能力が上記2段の
乾燥装置の2段目の乾燥装置の方が1段目の乾燥装置に
比較して大きくなるように、上記2段の乾燥装置を配設
したことを特徴とするものである。
【0023】この水分調整装置においては、乾燥装置単
体でシート材を乾燥させた場合に該シート材をカールさ
せる能力が上記2段の乾燥装置の2段目の乾燥装置の方
が大きくなる。ここで、上記2段の乾燥装置では、上記
シート材を加熱する際に該シート材に曲率を持たせる方
向が互いに異なり、かつ、上記シート材の両面を交互に
加熱する。従って、2段目の乾燥装置において、1段目
の乾燥装置によってシート材に生じたカールよりも強力
に逆向きにカールづけがなされることになる。これによ
り、1段目の乾燥装置によってシート材に生じたカール
がデカールされる。
【0024】請求項8の発明は、請求項5、6又は7の
水分調整装置において、上記2段の乾燥装置の2段目の
乾燥装置における上記加熱手段による上記シート材の加
熱温度を、1段目の乾燥装置における上記加熱手段によ
る上記シート材の加熱温度よりも高温に設定したことを
特徴とするものである。
【0025】この水分調整装置においては、上記2段の
乾燥装置の2段目の乾燥装置における加熱手段によるシ
ート材の加熱温度が1段目の乾燥装置における加熱手段
によるシート材の加熱温度よりも高温であるので、シー
ト材をカールさせる能力がより大きくなる。ここで、上
記2段の乾燥装置では、上記シート材を加熱する際に該
シート材に曲率を持たせる方向が互いに異なり、かつ、
上記シート材の両面を交互に加熱する。従って、2段目
の乾燥装置において、1段目の乾燥装置によってシート
材に生じたカールよりも強力に逆向きにカールづけがな
されることになる。これにより、1段目の乾燥装置によ
ってシート材に生じたカールがデカールされる。
【0026】請求項9の発明は、請求項5、6又は7の
水分調整装置において、上記2段の乾燥装置の2段目の
乾燥装置の加熱手段の方が1段目の乾燥装置の加熱手段
に比較して上記シート材に大きい曲率を持たせるよう
に、上記2段の乾燥装置を配設したことを特徴とするも
のである。
【0027】この水分調整装置においては、上記2段の
乾燥装置の2段目の乾燥装置の加熱手段の方が上記シー
ト材に大きい曲率を持たせるので、シート材により強く
カールをつける。ここで、上記2段の乾燥装置では、上
記シート材を加熱する際に該シート材に曲率を持たせる
方向が互いに異なり、かつ、上記シート材の両面を交互
に加熱する。従って、2段目の乾燥装置において、1段
目の乾燥装置によってシート材に生じたカールよりも強
力に逆向きにカールづけがなされることになる。これに
より、1段目の乾燥装置によってシート材に生じたカー
ルがデカールされる。
【0028】請求項10の発明は、請求項5、6又は7
の水分調整装置において、上記搬送手段が、無端移動す
るベルト上で上記シート材を曲率を持つ部材に圧着しな
がら搬送するものであり、かつ、上記2段の乾燥装置の
2段目の乾燥装置の搬送手段におけるベルトの方が、1
段目の乾燥装置の搬送手段におけるベルトに比較して張
力が大きくなるように、上記2段の乾燥装置を配設した
ことを特徴とするものである。 (以下、余白)
【0029】この水分調整装置においては、上記2段の
乾燥装置において、シート材が無端移動するベルト上で
曲率を持つ部材に圧着しながら搬送され、2段目の乾燥
装置における前記ベルトの方が1段目の乾燥装置におけ
るベルトに比較して張力が大きいので、上記シート材が
上記部材に強く圧着され、シート材により強くカールが
付けられる。ここで、上記2段の乾燥装置では、上記シ
ート材を加熱する際に該シート材に曲率を持たせる方向
が互いに異なり、かつ、上記シート材の両面を交互に加
熱する。従って、2段目の乾燥装置において、1段目の
乾燥装置によってシート材に生じたカールよりも強力に
逆向きにカールづけがなされることになる。これによ
り、1段目の乾燥装置によってシート材に生じたカール
がデカールされる。
【0030】請求項11の発明は、液体が付与されたシ
ート材を加熱して乾燥する水分調整方法において、上記
シート材の厚み方向の含液体量分布を均一化した後に乾
燥することを特徴とするものである。
【0031】この水分調整方法においては、液体が付与
されたシート材の厚み方向の含液体量分布を均一化した
後に乾燥するので、シート材の厚み方向で乾燥の仕方が
均一となりやすい。
【0032】請求項12の発明は、液体が付与されたシ
ート材を厚み方向に挟持しながら搬送する搬送手段と、
該搬送手段に挟持されているシート材を加熱する加熱手
段と、を有した水分調整装置において、該シート材から
の上記液体の蒸発を防止する蒸発防止部材を、上記搬送
手段により挟持される挟持部に上記シート材が進入する
箇所から一定の長さに渡って設けたことを特徴とするも
のである。
【0033】この水分調整装置においては、上記シート
材の上記加熱手段による加熱が始まっても上記蒸発防止
部材により上記シート材からの上記液体の蒸発を防止
し、上記シート材の厚み方向の含液体量分布を均一化し
た後に乾燥させる。
【0034】請求項13の発明は、液体が付与されたシ
ート材を厚み方向に挟持しながら搬送する搬送手段と、
該搬送手段に挟持されているシート材を加熱する加熱手
段と、を有した乾燥装置を備えた水分調整装置におい
て、上記シート材からの上記液体の蒸発を阻止した状態
で該シート材を加熱する液体分布均一化装置を上記乾燥
装置の上流側に設けたことを特徴とするものである。
【0035】この水分調整装置においては、上記液体分
布均一化装置により上記シート材からの上記液体の蒸発
を阻止した状態で該シート材を加熱し、該シート材の厚
み方向の含液体量分布を均一化した後に上記乾燥装置に
より乾燥させる。
【0036】請求項14の発明は、請求項13の水分調
整装置において、上記液体分布均一化装置として、上記
搬送手段を上記シート材からの上記液体の蒸発を防止す
る蒸発防止部材で形成した点を除き、上記乾燥装置と同
一構成の装置を用いたことを特徴とするものである。
【0037】この水分調整装置においては、上記搬送手
段を上記シート材からの上記液体の蒸発を防止する蒸発
防止部材で形成した点を除き、上記液体分布均一化装置
が上記乾燥装置と同一構成である。
【0038】請求項15の発明は、像形成物質が付着し
ている像保持体に少なくとも液体を付与して像保持体か
ら像形成物質を除去する像形成物質除去手段と、該像形
成物質除去手段で像形成物質を除去した像保持体の水分
調整を行う水分調整手段と、を備えた像形成物質除去装
置において、上記水分調整手段として、請求項2、3、
4、5、6、7、8、9、10、12、13又は14の
水分調整装置を用いたことを特徴とするものである。
【0039】この像形成物質除去装置においては、請求
項2、3、5、6、7、8、9、10、12又は13の
水分調整装置を用いて像保持体の乾燥を行うので、少な
くとも像保持体が不均一に乾燥されることがない。
【0040】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]以下、本発明を転写型の電子写真複写機
によって画像が形成された像保持体としての転写紙から
画像形成物質としての電子写真用トナー(以下、トナー
という)を取り除くトナー除去装置に適用した実施形態
について説明する。
【0041】図1は、トナー除去装置におけるトナー除
去処理の工程の概略を示す説明図である。トナー像が形
成された転写紙が給紙されると、給液部において液が付
与され、剥離部でトナーを除去する。転写紙からトナー
を除去する方法は、剥離部材にトナーを転写する方法で
も、ブラシなどで掻き落とす方法でも、トナーを溶かし
て除去する方法でもよい。剥離部材にトナーを転写する
ことで除去する場合には、剥離部材上に転写されたトナ
ーをクリーニング部で剥離部材上から除去後、剥離部材
は繰り返し使用される。剥離部でトナーを除去された転
写紙は、乾燥部において乾燥され、排紙される。
【0042】図2は、本発明が適用可能なトナー除去装
置の一構成例を示す概略構成図である。このトナー除去
装置において、トナー除去処理は、積載状態で収容して
いるトナー像が形成された転写紙10を一枚づつ分離給
送する給紙ユニット20と、給紙ユニット20から送ら
れてきた転写紙10に液を供給する給液部としての液付
与ユニット30と、液が供給された転写紙10からトナ
ーを剥離する剥離部としてのトナー剥離ユニット40
と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させる乾燥部
としての乾燥ユニット60と、乾燥ユニット60から排
出される転写紙10を受ける紙受けユニット70とを備
えている。
【0043】上記給紙ユニット20は、トナー像面を下
に向けて給紙台21上に積載された転写紙10を最下部
のものから給紙ローラ22で給紙し、分離ローラ対23
で重送紙を分離して一枚の転写紙10のみを給紙搬送ロ
ーラ対24で送り出すものである。その具体的な構成及
び動作は電子写真複写機における給紙機構と同様である
ので、詳細な説明は省略する。
【0044】上記液付与ユニット30は、水又は転写紙
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
る。図示の例では、液を収容する液容器32と、この液
容器32中の液中に部分的に没するように設けられ回転
によって液を汲み上げて転写紙10のトナー像面に供給
する塗布ローラ33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ロ
ーラ33に対向するように設けられた紙規制部材として
の規制ローラ34とを備えている。この塗布ローラ33
としては、保液性を有する材質、例えば、親水性多孔質
材質、スポンジなどからなるローラや、ゴムなどの弾性
体又は金属などの剛体からなるローラなどを用いること
ができる。
【0045】また、この液付与ユニット30には、給紙
ユニット20から送られてくる転写紙10を塗布ローラ
33と規制ローラ34との対向部(以下、液供給部とい
う)に案内する第1紙ガイド機構35と、液供給部を通
過した転写紙10をトナー剥離ユニット40側に案内す
る第2紙ガイド機構36とを備えている。
【0046】上記トナー剥離ユニット40は、複数のベ
ルト支持ローラ41,42,43に掛け回された剥離材
としての転写ベルト44と、転写ベルト44を挟んで互
いに圧接し合うように設けられた加熱ランプ45a内蔵
の加熱ローラ45,加熱ランプ46a内蔵のバックアッ
プ部材46と、転写ベルト44表面からトナーを除去す
るベルトクリーニング装置47とを備えている。この転
写ベルト44の少なくとも表面は、軟化したトナーに対
して、転写紙10の表面と該トナーとの付着力より大き
い付着力を有する材料で形成されている。例えば、イソ
プレンゴム、ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、シリ
コンゴム、ブタジエンゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴ
ム、天然のゴム、ビスフェノール・エヒクロルヒドリン
縮合物などのエポキシ樹脂、アルキド樹脂、尿素ホルム
アルデヒド樹脂、ブチル尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブ
チル化メラミンホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミ
ンホルムアルデヒド樹脂などのアミノ樹脂、テルペンフ
ェノール樹脂、フェノールエーテル樹脂、フェノール樹
脂などのフェノール系熱硬化樹脂、ポリ塩化ピニル、ポ
リ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−アクリロニトリル
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ビニル共重合体
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンなどのビニル系重合体、ポリブ
チルアクリレート、ポリメタクリル酸、ポリメチルメタ
クリレートなどのアクリル樹脂、ポリイミド、6,6−
ナイロン、6−ナイロンなどのポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、芳香族ポリエステルなどのポリエステル、
ポリフェニレンサルファイド、ポリパラバランサン、ポ
リエーテルニトリル、アラミドなどの熱可塑性あるいは
熱硬化性の合成樹脂、ニッケル、ステンレススチール、
アルミニウムなどの金属及びその酸化物、セラミックス
材料などがその例として挙げられる。これらの材料は単
独でも用いられるが、積層したり、アロイ化したり、グ
ラスファイバー、ウィスカー、カーボン、シリカ、酸化
チタンなどの他の添加剤を加えるなどにより複合して用
いることもできる。この中で最適な材料は、剥離しよう
とする画像形成物質の種類、画像形成物質除去プロセス
により選定されるべきであるが、剥離部材を繰り返し使
用することが再生コストを下げるなど種々の点で有利で
あり、その場合には、比較的高い耐熱性や表面の安定性
が要求される。画像の除去特性及び耐久性から好ましい
剥離部材の例としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリフェニレンサルファイド、ポリパラバラン酸、
ポリエーテルニトリル、アラミド、ポリイミド、ポリエ
ーテルイミド、ステンレススチール、ニッケル、アルマ
イトが挙げられる。
【0047】この転写ベルト44を支持する支持ローラ
のうち、加熱ローラ45とバックアップ部材46とによ
り転写紙10を加圧する加圧部(以下、ニップ領域とい
う)を通過した後の転写ベルト部分が巻き付く支持ロー
ラ(以下、分離ローラという)43は、その回りで転写
ベルト44の移動方向を急激に変化させることにより、
転写ベルト44からの転写紙10の曲率分離を行わせる
ようになっている。またこの転写ベルト44の移動方向
の変化を大きくするため、この分離ローラ43とベルト
クリーニングユニットに対向する支持ローラ41との間
のベルト部分を内側に押し込む案内ローラ48が設けら
れている。また、転写ベルト44は、その表面が無端移
動するように、支持ローラ(以下、ベルト駆動ローラと
いう。)42により駆動されている。
【0048】また、上記加熱ローラ45及びバックアッ
プ部材46は、転写紙10のトナー像面を転写ベルト4
4に密着させるとともに転写紙10に固着しているトナ
ーを加熱して軟化させるものである。
【0049】また、上記ベルトクリーニング装置47
は、転写ベルト44周面に断続的な引っ掻き力を及ぼし
て付着トナーを除去する回転ブラシローラ50と、この
回転ブラシローラ50よりもベルト移動方向下流側で、
ベルト周面に接触し摩擦力によるスクラブで付着トナー
を除去するパッド51とを備え、これらによりベルト周
面から除去されたトナーをユニットケーシング52内に
収容するようになっている。この時の転写ベルト44の
表面温度はトナーの凝固点以下であることが望ましい。
表面温度がこの範囲を超えると、熱可塑性であるトナー
の粘着性が増加し、効果的なトナーの除去が行われがた
い。
【0050】また、このトナー剥離ユニット40には、
液付与ユニット30側から送られてくる転写紙10を、
ニップ領域に進入させるための挾持搬送手段としての中
継搬送ローラ対53が設けられている。また、ニップ領
域を通過して分離ローラ43で転写ベルト44から曲率
分離された転写紙10を乾燥ユニット60側に案内する
ための上下ガイド部材54も設けられている。
【0051】上記乾燥ユニット60は、例えば転写紙1
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるものであり、加熱ランプ61a内蔵の
例えばアルミからなる加熱ドラム61と、複数の支持ロ
ーラ62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面に一定
角度巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベルト63
とから構成されたドラムベルト型の乾燥・仕上げ装置を
採用している。図示の例では一つの支持ローラ62がテ
ンションローラを兼ねている。上記紙押圧用ベルト63
の材質としては、耐熱性や通気性を備えた材質、例えば
キャンバス地、木綿地、テトロン地などの布を用いるこ
とができる。
【0052】また、この乾燥ユニット60には、加熱ド
ラムと紙押圧用ベルトとの挾持領域を抜け出した転写紙
10をガイドする上下ガイド部材64と、これによりガ
イドされてきた転写紙10を紙受けユニット70の紙受
け面上に排紙するための排紙ローラ対65が設けられて
いる。
【0053】以上の構成において、給紙ユニット20か
ら送られた転写紙10は、液付与ユニット30でそのト
ナー像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット4
0に送られる。このトナー剥離ユニット40で、転写紙
10に固着しているトナーが加熱ローラ45,バックア
ップ部材46からの加熱で軟化し、転写ベルト44表面
に付着する。そして分離ローラ43の回りで転写紙10
と転写ベルト44から分離する際に、転写ベルト44表
面に付着したトナーが転写紙10から剥離し、これによ
り、転写紙10からトナーが除去される。トナーが除去
された転写紙10は乾燥ユニット61で乾燥され、紙受
けユニット70に排出される。
【0054】以上の構成によれば、トナーが付着した転
写紙10に液を供給して転写紙10のトナーとの界面部
に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊
維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0055】次に本発明の実施形態に係る乾燥ユニット
60について説明する。図3は、図2のトナー除去装置
における乾燥ユニット60の説明図である。本実施形態
においては、乾燥ユニット60の入り口部に転写紙10
の矯正部材としてのドラムカバー67を設けている。こ
こで、転写紙10が進入しやすいように、ドラムカバー
先端は転写紙10の搬送方向に垂直ではなく、図示のよ
うに紙押圧用ベルト63との間隔がだんだん狭くなるよ
うな構造とした方が望ましい。これにより、転写紙10
が乾燥ユニット60に搬送されるまでの工程でカールが
生じてしまった場合でも、転写紙10が加熱ドラム61
と紙押圧用ベルト63とに挟持される前の自由な状態で
加熱ドラム61に接触してしまうことがない。例えば下
向きにカールした転写紙10が乾燥ユニット60に搬送
されると、該転写紙10はまずドラムカバー67に当た
り、紙の腰により逆向きにカールする。そして、ベルト
に平行に比較的平坦な状態になって紙押圧用ベルト63
と加熱ドラム61とに挟持押圧される。また、上記転写
紙に波うちが生じている場合にも、上記ドラムカバー6
7により上部から抑えられるので、平坦な状態になる。
従って、歪みなく挟持押圧された状態で乾燥されること
となる。このため、転写紙10が自由な状態で不均一に
乾燥することがないので、転写紙10にしわが発生する
ことなく、平坦に乾燥・仕上げを行うことができる。こ
こで、上記ドラムカバー67の少なくとも転写紙に接す
る部分は断熱部材で構成することにより、加熱ドラム6
1の熱がより転写紙10に伝達しにくくなる。これによ
り、該転写紙10が自由な状態で不均一に乾燥するのを
より防止することができ、転写紙10にしわが発生する
ことをより防止することができる。
【0056】ここで、図4に示すように、転写紙10に
紙搬送方向に垂直な方向にカールが生じている場合、ド
ラムカバー67と紙押圧用ベルト63との間のギャップ
gにより、上記転写紙のカールが矯正できない恐れがあ
る。従って、例えば、図5に示すように、ドラムカバー
67の転写紙10側の先端部を耐熱性フィルムや刷毛な
どの弾力性のある部材で作製し、転写紙10が通過でき
る程度の強さで紙押圧用ベルト63に接触させておく方
が望ましい。これにより、転写紙10が上記紙押圧用ベ
ルト63と加熱ドラム61に挟持される前に上記ドラム
カバー67の先端によって紙が通過できる程度の強さで
圧接されて平坦な状態となり、カールや波打ちがより確
実に解消される。上記ドラムカバー先端部の耐熱性フィ
ルムは、強度調整のためにのれん状にスリットを設けて
もよい。また、上記耐熱性フィルムは表面摩擦係数の低
いものあるいは表面をテフロン処理したものなどが紙に
対して滑りがよいので望ましい。
【0057】図6は、本実施形態のトナー除去装置に使
用できる乾燥ユニット60の他の一例の概略構成を示す
図である。この乾燥ユニットは、図3のドラムカバー6
7に代え、紙ガイド板68を設けている。この場合、紙
ガイド板68は、紙が搬送できる程度で、できるだけベ
ルトから狭いギャップに設定にすることで、物理的にカ
ールや波うちを抑えた状態とし、転写紙10を平坦な状
態で紙押圧用ベルト63と加熱ドラム61に挟持押圧し
て搬送・乾燥することができる。この場合も、上記紙ガ
イド板68の少なくとも転写紙10に接する部分は断熱
部材で構成し、紙押圧用ベルト63と加熱ドラム61に
挟持される前の転写紙10に加熱ドラム61熱が伝達さ
れないようにするのが望ましい。
【0058】[実施形態2]次に、他の実施形態につい
て説明する。本実施形態に係るトナー除去装置において
は、乾燥ユニット60として、例えば、転写紙10の両
面が交互に加熱ドラムに面するように上記ドラムベルト
型の乾燥装置を2段配置して構成した乾燥ユニットを採
用することができる。例えば、図7に示すようにドラム
ベルト型の乾燥装置を2段連結して構成することができ
る。ドラムベルト型の乾燥装置においては、転写紙10
の加熱ドラム61に面した面が他方の面に比べてより強
く乾燥されて収縮し、カールを生じることが多い。図示
の乾燥ユニットにおいては、上述のように転写紙10の
両面が交互に加熱ドラムに面し、1段目の乾燥装置で生
じたカールが2段目の乾燥装置でデカールされる。この
ため、紙のカール量を低減することができる。
【0059】上記2段乾燥装置を連結した構成において
は、1段目の乾燥装置で転写紙10に生じたカールによ
り2段目の乾燥装置の入り口Iで転写紙10の一部が加
熱ドラム61に接触してしまう確率が高い。そこで、図
3、図5又は図6を用いて示した乾燥装置を2段目の乾
燥装置として用いることは転写紙10のしわを防止する
ためには非常に有効である。このような構成にすること
により、転写紙10に生じるカールをデカールにより低
減すると共に転写紙10のしわが抑制され、良好に乾燥
を行うことができる。
【0060】また、カールしたシート材をデカールする
には、より強く逆向きにカールさせなければ、結局最初
に付けられたカールの向きに戻る傾向がある。従って、
上記2段乾燥装置を連結した構成においては、2段目の
乾燥装置ほど、各乾燥装置単体で転写紙10を乾燥させ
た場合に生じるシート材のカール量が大きくなるように
構成することが望ましい。
【0061】ドラムベルト型の乾燥装置においては、加
熱ドラム61の加熱温度が高いほど、転写紙10の上記
加熱ドラム61に面した面が急激に乾燥されて収縮する
ので、カール量が大きくなる。従って、2段連結する乾
燥装置の2段目の乾燥装置ほど、加熱ドラム61の加熱
温度を高温に設定すれば、2段目の乾燥装置により転写
紙10がデカールされ、カールを防止することができ
る。 (以下、余白)
【0062】図8に、上記ドラムベルト型の乾燥装置を
2段連結し、2段目の乾燥装置の加熱ドラム61の温度
変化による転写紙10のカール量の変化を測定した結果
を示す。ここで、1段目の乾燥装置の加熱ドラム61の
温度は120°C一定とした。また、カール量は乾燥・
仕上げした転写紙10を10枚積み重ねて水平な板の上
に静置させ、板の表面から紙の4角の高さを測定したと
きの、該高さの最大値とした。この結果、2段目の乾燥
装置の加熱ドラム61の温度が高くなるほどカール量は
低減した。
【0063】また、加熱ドラム61の径が小さく、すな
わち、転写紙10に大きい曲率を持たせる構造の乾燥装
置であるほど、カール量が大きくなることが予想され
る。ここで、ドラム温度130°Cでドラム径70mm及
び100mmの加熱ドラム61を用いて転写紙10の乾燥
を行ったときの転写紙10のカール量を測定した。この
結果、転写紙10のカール量はそれぞれ28mm、18mm
となり、測定からも、ドラム径が小さいほどカール量が
大きくなるという結果が得られた。従って乾燥装置を2
段連結する場合には、2段目の乾燥装置ほど加熱ドラム
の径を小さくすることにより、1段目の乾燥装置で生じ
たカールを強力にデカールすることができる。これによ
り、転写紙10のカールを防止し、良好に乾燥させるこ
とができる。
【0064】また、紙押圧用ベルト63の張力が大きい
ほど、転写紙10をより強く加熱ドラム61に押しつけ
ることとなり、よりカール量が大きくなる。従って、2
段連結する乾燥装置の2段目の乾燥装置ほど上記紙押圧
用ベルト63の張力を大きく設定することにより、1段
目の乾燥装置で生じたカールを強力にデカールすること
ができる。これにより、転写紙10のカールを防止し、
良好に乾燥させることができる。
【0065】[実施形態3]次に、更に他の実施形態に
ついて説明する。まず、図9に乾燥ユニット60におけ
る転写紙10の乾燥の説明図を示す。図9において、符
号101は上記液付与ユニットにより付与された液体が
浸透した部分を、符号102は上記液体が浸透していな
い部分を示す。図9(a)に示すように、転写紙10に
おいて厚さ方向に水分分布が均一である場合、加熱ドラ
ム61により加熱されるときに、水分・蒸気の移動は厚
さ方向に均一であり、カールは生じにくい。しかしなが
ら、転写紙10の厚さ方向で水分分布が不均一であり、
特に図9(b)に示すように紙表面層にのみ水分が多い
場合、紙の厚さ方向で乾燥収縮に差が生じカールを生じ
ることとなる。ここで、図9(c)に示すように、厚さ
方向で水分分布が不均一である紙を水分が外部へ蒸発し
にくい状態で加熱した場合、余分な水分・蒸気は紙内部
へと浸透し、厚さ方向で水分分布が均一となる方向に移
動する。従って、水分が蒸発しにくい状態で紙を加熱
し、厚さ方向で水分分布を均一にした後に通気性の良い
状態で乾燥すれば、カールを少なくすることができる。
【0066】そこで、本実施形態においては、転写紙1
0の厚さ方向の水分分布を均一化してから乾燥を行う。
図10に本実施形態に係るトナー除去装置の乾燥ユニッ
ト60の一例の概略構成図を示す。図示の例において
は、転写紙10が紙押圧用ベルト63と加熱ドラム61
に挟持された直後のaの領域において、転写紙10から
水分が蒸発しないように蒸発防止部材69を設けてい
る。該蒸発防止部材69としては、金属、耐熱性・耐水
性の高分子フィルム、耐熱ガラスなどを用いることがで
きる。これにより、転写紙10がaの領域を通過する間
は水分が紙の内部に浸透し、均一化される。そして、紙
の厚さ方向で水分分布が均一化した状態で図中bの領域
に到達し、この領域では通気性のある紙押圧用ベルト6
3を通じて水分が転写紙10の外へと蒸発し、乾燥され
る。すなわち、紙の厚さ方向の水分分布が均一化した状
態で乾燥を行うことができるので、転写紙10にカール
が生じにくい。
【0067】ここで、図10の例のように、一つの紙押
圧用ベルト63が、外部へ水分を蒸発しにくいaの領域
と外部へ水分を蒸発しやすいbの領域とを通過する場
合、紙押圧用ベルト63がaの領域を通過するときに紙
押圧用ベルト63が水分を多量に含んでしまうので、a
の領域を抜けた後にbの領域で転写紙10を乾燥させる
能力が低下する恐れがある。一方、例えば図11に示す
ように複数の乾燥装置から構成される乾燥ユニット60
を用い、上記2つの機能を分離すれば、上記不具合が生
じることはない。図11の乾燥ユニット60において
は、まず、前段の第1ユニット部110により転写紙1
0の厚さ方向の水分分布を均一化する。上記第1ユニッ
ト110は、発熱体112aにより加熱され、駆動ロー
ラ111及び従動ローラ113により回動する無端ベル
ト112と、発熱体115aにより加熱され、駆動ロー
ラ116及び従動ローラ114により回動する無端ベル
ト115とから構成することができる。ここで、上記無
端ベルト112、115は、蒸発防止機能を備えた部
材、例えば、耐熱性・耐水性の高分子フィルムを用い
る。そして、転写紙10を前記無端ベルト112と11
5により挟持搬送しながら加熱することにより転写紙1
0の厚さ方向の水分分布を均一化した後に、後段のドラ
ムベルト型の乾燥装置に搬送して上記転写紙10を乾燥
させる。これにより、転写紙10にカールが生じにく
く、乾燥ユニット60の乾燥効率を低下することもな
く、良好に転写紙10の乾燥を行うことができる。
【0068】図12は、本実施形態の乾燥ユニット60
の更に他の一例の概略構成を示す図である。この乾燥ユ
ニット60においては、上記第1ユニット部110に代
え、ドラムベルト型の乾燥装置における紙押圧用ベルト
63’として例えば耐熱性・耐水性の高分子フィルムを
用いて転写紙10の水分蒸発がしにくいように構成した
ドラムベルト型の水分分布均一化装置を採用する。ま
た、この場合も図7の乾燥ユニット60の構成と同様に
転写紙10に生じるカールの向きが交互になるように構
成するのが望ましい。これにより、紙厚み方向の水分分
布を均一化してから転写紙10の乾燥を行うと共に、前
段で生じたカールを後段でデカールし、カールの発生を
防止することができる。
【0069】
【実施例】
[実施例1]市販の上質紙であるリコー製、Type6
200(商品名)にローラ塗布方式にて界面活性剤水溶
液を付与し、図3に示すドラムベルト型の乾燥装置によ
って乾燥再生を行った。ここで、紙押圧用ベルト63と
ドラムカバー67とのギャップは5mmとした。また、紙
押圧ベルト63はバンドー化学社製、コーネックス(商
品名)を、加熱ドラム61のドラム径は70mmのものを
用い、ベルト線速は30mm/sec、加熱ドラム設定温度は
130°Cに設定した。また、カール量は上述のよう
に、乾燥・仕上げ後の紙を10枚積み重ねて水平な板の
上に静置させ、板の表面から紙の4角の高さを測定し、
その最大値とした。表1にこの結果を示す。また、比較
のためにドラムカバーを設けないときの測定結果につい
ても示す。表1に示すように、ドラムカバーを設けるこ
とにより、カール量が減少し、装置内のしわの発生も減
少した。なお、以下に述べる他の実施例2〜10におい
ても、特に記述がない限り、紙押圧ベルト63はバンド
ー化学社製、コーネックス(商品名)を、加熱ドラム6
1のドラム径は70mmのものを用い、ベルト線速は30
mm/sec、加熱ドラム設定温度は130°Cに設定した。
【0070】[実施例2]実施例1のドラムカバーの先
端部を厚さ100μmの酸化チタン分散ポリエチレンテ
レフタレートフィルムとし、ベルトに接触させて同様の
測定を行った。表1にこの結果を示す。表1に示すよう
に、挿入される紙の両端が、5mm以下のカールあるいは
波うちの場合でも、しわや先端の耳折れなく乾燥・仕上
げすることができた。
【0071】[実施例3]上記ドラムベルト型の乾燥装
置を図7に示すように2段連結したときのカール量を測
定した。表1にこの結果を示す。また、比較のために1
段のみの場合の同様の測定結果についても示す。表1に
示すように、乾燥装置を2段カールの向きが交互になる
ように連結することにより、紙に生じるカール量は低減
した。
【0072】[実施例4]実施例3の構成において、2
段目の乾燥装置の入り口部にドラムカバーを設け、同様
の測定を行った結果を表1に示す。表1に示すように、
ドラムカバーを設けることにより、カール量、装置内の
しわ発生共に減少した。
【0073】[実施例5]実施例3の構成において、1
段目の乾燥装置の加熱ドラム61のドラム径を100m
m、2段目の乾燥装置の加熱ドラム61のドラム径を1
00mm、70mmとした場合の紙のカール量を測定した。
この結果を表2に示す。表2に示すように、2段目の乾
燥装置の加熱ドラム61のドラム径が小さいほど、カー
ル量が減少した。
【0074】[実施例6]実施例3の構成において、2
段目の乾燥装置の紙押圧用ベルト63の張力を1段目と
同じ強さにした場合と、1段目の1.5倍の強さにした
場合について、紙のカール量を測定した。この結果を表
2に示す。表2に示すように、2段目の紙押圧用ベルト
63の張力を強くするほど、紙のカール量が減少した。
【0075】[実施例7]図10に示す乾燥ユニット6
0において紙の乾燥を行った場合と実施例1の装置で紙
の乾燥を行った場合のカール量を測定した結果を表3に
示す。表3に示すように、蒸発防止部材を設けることに
より、カール量は減少した。
【0076】[実施例8]図10に示す乾燥ユニット6
0において紙の乾燥を行った場合と図11に示す乾燥ユ
ニット60において紙の乾燥を行った場合のカール量を
測定した結果を表3に示す。表3に示すように、カール
量は両者の間で差がないが、図11の装置を用いた場合
の方が複写機で再利用したときにしわが発生する確率が
低かった。これは、図10の装置では紙押圧用ベルトの
乾燥能力が低下するため、乾燥ユニット60内で完全に
乾燥しないまま紙が排出されることとなり、排出後、自
由な状態で該紙が乾燥する。紙は自由な状態で乾燥され
ると平坦ではなく、波うちを生じる。この波打ちが原因
で再利用時にしわが発生する。
【表1】
【表2】
【表3】
【0077】[実施例9]図12に示す装置において、
1段目の乾燥装置における紙押圧用ベルトを蒸発防止部
材にした場合と、通気性部材とした場合の紙のカール量
を測定した結果を表3に示す。表3に示すように、1段
目の乾燥装置における紙押圧用ベルトを蒸発防止部材に
することで、紙の厚さ方向の水分分布が均一化されるの
で、カール量が低減した。
【0078】[実施例10]市販の上質紙であるリコー
社製、Type6200(商品名)に、普通紙複写機で
あるリコー社製、FT6500(商品名)を用いてコピ
ーを行った後、ローラ塗布方式にて界面活性剤水溶液を
1g/A4付与し、剥離部材としての東レ社製、酸化チ
タン分散ポリエチレンテレフタレートフィルムと加熱圧
接し、トナーを剥離部材に転写除去した。そして、トナ
ー除去後の紙を図12に示す乾燥ユニットによって乾燥
再生を行った。ベルトカバー67の先端部は厚さ100
μmの耐熱性高分子フィルムとし、紙押圧用ベルト63
に軽く接触させた。再生された紙を用いて、普通紙複写
機であるリコー社製、FT6500(商品名)にてコピ
ーを行ったところ、シワなくコピーを行うことができ
た。
【0079】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シート材の挟
持されていない領域の一部が不均一に加熱されることが
ないので、不均一な乾燥収縮が生じて乾燥後のシート材
にシワが発生することがないという優れた効果がある。
【0080】請求項2、3、6、7、8、9、10及び
15の発明によれば、上記シート材が上記搬送手段によ
り挟持されていない自由な状態で上記加熱手段により不
均一に加熱されることがないので、不均一な乾燥収縮が
生じにくい。このため、乾燥によりシート材にシワが生
じることを防止することができるという優れた効果があ
る。
【0081】また、請求項3の発明によれば、乾燥・仕
上げ装置に搬送される前の工程でシート材の幅方向、す
なわち搬送方向に垂直な方向にカールが生じていても上
記シート材が上記挟持部材に密着した矯正部材により平
坦に矯正されてから上記搬送手段により挟持される。よ
って、より均一に乾燥することができるので、シート材
へのシワの発生をより防止することができるという優れ
た効果がある。
【0082】特に、請求項4の発明によれば、上記シー
ト材が上記矯正部材に接触しても上記シート材の挟持さ
れていない領域の一部が不均一に加熱されることがな
く、不均一な乾燥収縮が生じにくい。このため、乾燥に
よりシート材にシワが生じることを防止することができ
るという優れた効果がある。
【0083】請求項5、6、7、8、9、10及び15
の発明によれば、2段の乾燥装置で、上記シート材を加
熱する際に該シート材に曲率を持たせる方向が互いに異
なり、一方向のみの曲率が癖付けされることがない。ま
た、両面を交互に加熱し、シート材の一方の面のみが乾
燥収縮を起こすことがない。従って、カールの発生を防
止することができるという優れた効果がある。また、少
なくとも、1段目の乾燥装置の挟持部と2段目の乾燥装
置の挟持部との間を上記シート材の先端又は後端が通過
するときには、シート材が乾燥しながら自由に収縮す
る。このとき、波打ちが生じたとしても2段目の乾燥装
置の挟持部で解消できる。従って、上記シート材の自由
な収縮により、1段目の乾燥装置の挟持部で生じたシー
ト材の伸びを解消し、乾燥後のシート材の伸びを防止す
ることができるという優れた効果がある。
【0084】特に、請求項6の発明によれば、1段目の
乾燥装置による乾燥でシート材にカールが生じたとして
も、2段目の乾燥装置において該シート材の挟持されて
いない領域の一部が不均一に加熱されることがないの
で、シート材へのシワの発生を防止することができると
いう優れた効果がある。
【0085】また、請求項7、8、9及び10の発明に
よれば、上記2段の乾燥装置において2段目の乾燥装置
の方がシート材をカールさせる能力が大きく、1段目の
乾燥装置によりシート材に生じたカールよりも強力に逆
向きに該シート材へのカールづけがなされることにな
る。このため1段目の乾燥装置によりシート材に生じた
カールが強力にデカールされ、シート材をカールのない
平坦な紙に仕上げることができるという優れた効果があ
る。
【0086】特に、請求項8の発明によれば、上記2段
の乾燥装置において2段目の乾燥装置の加熱手段の方が
シート材を高温に加熱するので、1段目の乾燥装置によ
りシート材に生じたカールよりも強力に逆向きに該シー
ト材へのカールづけがなされることになる。従って、1
段目の乾燥装置によりシート材に生じたカールがより強
力にデカールされ、シート材をカールのない平坦な紙に
仕上げることができるという優れた効果がある。
【0087】また、請求項9の発明によれば、上記2段
の乾燥装置において2段目の乾燥装置の方が上記シート
材により大きい曲率を持たせるので、1段目の乾燥装置
によりシート材に生じたカールよりも強力に逆向きに該
シート材へのカールづけがなされることになる。従っ
て、1段目の乾燥装置によりシート材に生じたカールが
強力にデカールされ、シート材をカールのない平坦な紙
に仕上げることができるという優れた効果がある。
【0088】また、請求項10の発明によれば、上記2
段の乾燥装置において2段目の乾燥装置におけるベルト
の方が張力が大きく、シート材が曲率を持つ部材に強く
圧着されるので、1段目の乾燥装置によりシート材に生
じたカールよりも強力に逆向きに該シート材へのカール
づけされることになる。従って、1段目の乾燥装置によ
りシート材に生じたカールが強力にデカールされる。こ
れにより、シート材をカールのない平坦な紙に仕上げる
ことができるという優れた効果がある。
【0089】請求項11の発明によれば、液体が付与さ
れたシート材の厚み方向の含液体量分布を均一化した後
に乾燥するので、シート材の厚み方向で乾燥の仕方が均
一である。これにより、不均一な乾燥収縮が起きること
がなく、その結果シート材にカールが生じるのを防止す
ることができるという優れた効果がある。
【0090】また、請求項12の発明によれば、上記蒸
発防止部材により上記シート材からの上記液体の蒸発を
防止した状態で該シート材を加熱し、上記シート材の厚
み方向の含液体量分布を均一化した後に乾燥させる。こ
れにより、不均一な乾燥収縮が起きることがなく、その
結果シート材にカールが生じるのを防止することができ
るという優れた効果がある。
【0091】また、請求項13の発明によれば、上記液
体分布均一化装置により該シート材の厚み方向の含液体
量分布を均一化した後に上記乾燥装置により乾燥させ
る。これにより、不均一な乾燥収縮が起きることがな
く、その結果シート材にカールが生じるのを防止するこ
とができるという優れた効果がある。
【0092】また、請求項14の発明によれば、上記搬
送手段を上記シート材からの上記液体の蒸発を防止する
蒸発防止部材で形成した点を除き、上記液体分布均一化
装置が上記乾燥装置と同一構成であり、装置の作製が容
易である。
【0093】特に、請求項15の発明によれば、像保持
体が不均一に乾燥されることがなく、不均一な乾燥収縮
によるシワやカールの発生を抑制することができるとい
う優れた効果がある。また、均一に乾燥されるので、内
部応力が発生することもなく、複写機などで再利用され
る際のシワの発生を防止することができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なトナー除去装置におけるト
ナー除去処理の工程の概略を示す説明図。
【図2】本発明が適用可能なトナー除去装置の1構成例
を示す概略構成図。
【図3】同装置における乾燥ユニットの説明図。
【図4】転写紙カールの説明図。
【図5】図3の乾燥ユニットの変形例を示す概略構成
図。
【図6】本発明が適用可能なトナー除去装置における乾
燥ユニットの他の一例を示す概略構成図。
【図7】他の実施形態に係るトナー除去装置の乾燥ユニ
ットの一例を示す概略構成図。
【図8】ドラムベルト型の乾燥装置を2段連結し、2段
目の乾燥装置の加熱ドラムの温度変化による転写紙のカ
ール量の変化を測定した結果を示す説明図。
【図9】乾燥ユニットにおける転写紙の乾燥の説明図。
【図10】更に他の実施形態に係るトナー除去装置の乾
燥ユニット60の一例の概略構成図。
【図11】同乾燥ユニットの更に他の一例を示す概略構
成図。
【図12】同乾燥ユニットの更に他の一例を示す概略構
成図。
【図13】従来のトナー除去装置における乾燥ユニット
の一例を示す概略構成図。
【図14】同乾燥ユニットでの不具合の発生原理の説明
図。
【符号の説明】
10 転写紙 20 給紙ユニット 30 液供給ユニット 40 トナー剥離ユニット 60 乾燥ユニット 61 加熱ドラム 62 支持ローラ 63 紙押圧用ベルト 67 ドラムカバー 68 紙ガイド板 69 蒸発防止部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体が付与されたシート材を搬送方向に一
    定の長さに渡って厚み方向に挟持しながら加熱して乾燥
    する水分調整方法において、 上記シート材のカール及び波打ちを矯正した状態で該シ
    ート材を挟持部に進入させることを特徴とする水分調整
    方法。
  2. 【請求項2】液体が付与されたシート材を搬送方向に一
    定の長さに渡って厚み方向に挟持しながら搬送する搬送
    手段と、該搬送手段に挟持されているシート材を加熱す
    る加熱手段と、を有した水分調整装置において、 上記シート材が上記搬送手段により挟持される前に該シ
    ート材のカール及び波打ちを矯正する矯正部材を設けた
    ことを特徴とする水分調整装置。
  3. 【請求項3】請求項2の水分調整装置において、 上記矯正部材の少なくとも一部を上記挟持部材に密着さ
    せて構成したことを特徴とする水分調整装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3の水分調整装置において、 上記矯正部材の少なくともシート材に接触する部分は断
    熱部材で構成したことを特徴とする水分調整装置。
  5. 【請求項5】液体が付与されたシート材を搬送方向に一
    定の長さに渡って厚み方向に挟持しながら搬送する搬送
    手段と、該搬送手段に挟持されているシート材を該シー
    ト材に曲率を持たせながら該シート材の凹面側から加熱
    する加熱手段と、を有した乾燥装置を、2段備えた水分
    調整装置であって、 上記シート材の一方の面を加熱する加熱手段を有する乾
    燥装置と、上記シート材の他方の面を加熱する加熱手段
    を有する乾燥装置とを交互に配設したことを特徴とする
    水分調整装置。
  6. 【請求項6】請求項5の水分調整装置において、 2段目の乾燥装置として、請求項2、3又は4の水分調
    整装置を用いたことを特徴とする水分調整装置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6の水分調整装置において、 各乾燥装置単体でシート材を乾燥させた場合に該シート
    材をカールさせる能力が上記2段の乾燥装置の2段目の
    乾燥装置の方が1段目の乾燥装置に比較して大きくなる
    ように、上記2段の乾燥装置を配設したことを特徴とす
    る水分調整装置。
  8. 【請求項8】請求項5、6又は7の水分調整装置におい
    て、 上記2段の乾燥装置の2段目の乾燥装置における上記加
    熱手段による上記シート材の加熱温度を、1段目の乾燥
    装置における上記加熱手段による上記シート材の加熱温
    度よりも高温に設定したことを特徴とする水分調整装
    置。
  9. 【請求項9】請求項5、6又は7の水分調整装置におい
    て、 上記2段の乾燥装置の2段目の乾燥装置の加熱手段の方
    が1段目の乾燥装置の加熱手段に比較して上記シート材
    に大きい曲率を持たせるように、上記2段の乾燥装置を
    配設したことを特徴とする水分調整装置。
  10. 【請求項10】請求項5、6又は7の水分調整装置にお
    いて、 上記搬送手段が、無端移動するベルト上で上記シート材
    を曲率を持つ部材に圧着しながら搬送するものであり、
    かつ、上記2段の乾燥装置の2段目の乾燥装置の搬送手
    段におけるベルトの方が、1段目の乾燥装置の搬送手段
    におけるベルトに比較して張力が大きくなるように、上
    記2段の乾燥装置を配設したことを特徴とする水分調整
    装置。
  11. 【請求項11】液体が付与されたシート材を加熱して乾
    燥する水分調整方法において、 上記シート材の厚み方向の含液体量分布を均一化した後
    に乾燥することを特徴とする水分調整方法。
  12. 【請求項12】液体が付与されたシート材を厚み方向に
    挟持しながら搬送する搬送手段と、該搬送手段に挟持さ
    れているシート材を加熱する加熱手段と、を有した水分
    調整装置において、 該シート材からの上記液体の蒸発を防止する蒸発防止部
    材を、上記搬送手段により挟持される挟持部に上記シー
    ト材が進入する箇所から一定の長さに渡って設けたこと
    を特徴とする水分調整装置。
  13. 【請求項13】液体が付与されたシート材を厚み方向に
    挟持しながら搬送する搬送手段と、該搬送手段に挟持さ
    れているシート材を加熱する加熱手段と、を有した乾燥
    装置を備えた水分調整装置において、 上記シート材からの上記液体の蒸発を阻止した状態で該
    シート材を加熱する液体分布均一化装置を上記乾燥装置
    の上流側に設けたことを特徴とする水分調整装置。
  14. 【請求項14】請求項13の水分調整装置において、 上記液体分布均一化装置として、上記搬送手段を上記シ
    ート材からの上記液体の蒸発を防止する蒸発防止部材で
    形成した点を除き、上記乾燥装置と同一構成の装置を用
    いたことを特徴とする水分調整装置。
  15. 【請求項15】像形成物質が付着している像保持体に少
    なくとも液体を付与して像保持体から像形成物質を除去
    する像形成物質除去手段と、該像形成物質除去手段で像
    形成物質を除去した像保持体の水分調整を行う水分調整
    手段と、を備えた像形成物質除去装置において、 上記水分調整手段として、請求項2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、12、13又は14の水分調整装置
    を用いたことを特徴とする像形成物質除去装置。
JP10338596A 1996-03-30 1996-03-30 水分調整方法及び装置及び該装置を用いた像形成物質除去装置 Withdrawn JPH09269707A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259887B1 (en) 1998-08-11 2001-07-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2008254928A (ja) * 2007-03-13 2008-10-23 Ricoh Co Ltd 画像除去装置

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