JPH09268697A - 外壁パネル - Google Patents
外壁パネルInfo
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- JPH09268697A JPH09268697A JP8103264A JP10326496A JPH09268697A JP H09268697 A JPH09268697 A JP H09268697A JP 8103264 A JP8103264 A JP 8103264A JP 10326496 A JP10326496 A JP 10326496A JP H09268697 A JPH09268697 A JP H09268697A
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- JP
- Japan
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- panel
- heat insulating
- wooden frame
- wall panel
- base plywood
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- Granted
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
パネルを提供する。 【解決手段】 所定の外形状の下地合板12に、同じ外
形状の断熱パネル15を重ね合わせてほぼ全面接着し、
この断熱パネル15に、同じ外形状の木枠13を重ね合
わせてほぼ全面接着した外壁パネル11。木枠13に、
石膏ボード16を重ね合わせて固定し、この木枠13の
内部で、石膏ボード16と断熱パネル15との間に空気
層17を形成する。
Description
び品質安定性に優れた外壁パネルに関する。
造、鉄筋コンクリート造あるいは鉄骨造があり、特に鉄
骨造、とりわけ軽量鉄骨造よりも重量鉄骨造の方が、き
わめて強靭な鋼材を素材として骨組みを組み立てる構造
であるため、強靭で経済的な住宅を建てることができる
という利点があり、近年では最も注目されている。
遮音、防露等の諸性能を確保する必要がある。このた
め、図4に示す従来の外壁パネル1は、所定の外形状の
耐水性下地合板2に、同じ外形状の木枠3を重ね合わせ
てほぼ全面接着すると共に、この木枠3の外框3aの内
部で中桟3bと横桟3cとで区切られた各空間4,…,
4に、遮音材を兼ねる断熱材5,…,5をそれぞれ嵌め
込み、上記下地合板2に重ね合わせてほぼ全面接着して
いる。また、上記木枠3に、石膏ボード6を重ね合わせ
て釘等で固定し、この木枠3の外框3aの内部で、石膏
ボード6と上記各断熱材5との間に空気(断熱)層7を
形成している。
うに、2階の床パネル8の端部に、2階用の外壁パネル
1(A)の下框3dの段部と1階用の外壁パネル1
(B)の上框3eの段部とをそれぞれ嵌め合わせるよう
になっている。
断熱材5は、木枠3の中桟3bと横桟3cとで区切られ
た各空間4に1個づつ嵌め込むようになっているから、
各断熱材5がグラスウールのようなものであれば、嵌め
込んだときには各桟3b,3cとの間に隙間が無くで
も、長年の間にグラスウールが自重で下方に片寄って、
図5(B)に示すような隙間t1が発生するようにな
る。この隙間t1は、外壁パネル1の各空間4の全部で
発生するおそれが充分にある。
を境にして内気と外気との間に断熱材5が介在しなくな
るから、内外気の温度差により、下地合板2の裏面(グ
ラスウール側)に結露aが生じて、下地合板2を腐らせ
たり、下地合板2にかびが発生する原因となる。また、
グラスウールは保水性があることから、長期にわたって
多量の結露aを保水してしまうと、隙間t1の部分の下
地合板2のみならず、下地合板2全体を腐らせたり、下
地合板2全体にかびが発生すると共に、石膏ボード8側
にも浸透して、石膏ボード8にもしみが付いたり、かび
が発生する原因となる。
チロールのようなものであれば、多数個(本例では6
個)の各断熱材5を、木枠3の中桟3bと横桟3cとで
区切られた各空間4にそれぞれ隙間t1が発生しないよ
うに、1個づつ切断加工し、さらに嵌め込み作業をする
のは非常に困難であって、切断誤差や嵌め込み誤差等に
より、図5(B)に示したような隙間t1が発生するの
を避けることができない。また、各断熱材5が反り返る
ことにより、各断熱材5と下地合板2の接着面にも隙間
t2が発生するおそれがある。
1,t2により、断熱性とともに防露性が低下するのみ
ならず、遮音性も低下することになる また、各断熱材5を各空間4にそれぞれ隙間t1が発生
しないように切断加工する作業及び嵌め込む作業が非常
に煩わしくて時間がかかるので、外壁パネルの加工性が
悪いと共に、各隙間t1,t2が不用意に発生するおそ
れが多いので、品質安定性も悪いという問題があった。
れたもので、断熱性、加工性及び品質安定性に優れた外
壁パネルを提供することを課題とするものである。
に、本発明は、所定の外形状の下地合板に、同じ外形状
の断熱パネルを重ね合わせてほぼ全面接着し、この断熱
パネルに、同じ外形状の木枠を重ね合わせてほぼ全面接
着してなることを特徴とする外壁パネルを提供するもの
である。また、上記木枠に、石膏ボードを重ね合わせて
固定し、この木枠の内部で、石膏ボードと上記断熱パネ
ルとの間に断熱用の空気層を形成することもできる。
(請求項2)
断熱パネルと木枠とを3層に重ね合わせて、それぞれを
ほぼ全面接着することにより、木枠の各空間で断熱パネ
ルに従来のような隙間(t1)が発生するおそれは全く
無くなると共に、下地合板と木枠とでサンドイッチ状態
の断熱パネルに従来のような隙間(t2)が発生するお
それも全く無くなる。したがって、下地合板の全面に断
熱パネルが隙間無く密着することになるから、従来では
考えられなかった100%の断熱性能及び遮音性能が得
られるようになると共に、結露が生じるおそれも無くな
って、結露に起因する腐食やかびの発生も全く無くな
る。
に嵌め込むために細かく切断加工する必要は無く、1個
づつ嵌め込む作業も不要であるから、外壁パネルの加工
性が格段に向上すると共に、隙間(t1,t2)が不用
意に発生するおそれも全く無いから、品質安定性も格段
に向上する。
を参照して詳細に説明する。図1及び図2に示すよう
に、外壁パネル11は、所定の外形状(例えば、幅W:
910mm、高さT:2780mm)の耐水性下地合板
12に、同じ外形状の断熱パネル15を重ね合わせてほ
ぼ全面接着し、この断熱パネル15に、同じ外形状の木
枠13を重ね合わせほぼ全面接着している。なお、木枠
13において、13aは外框、13bは中桟、13cは
横桟、13dは下框、13eは上框であり、14は空間
である。
等が終了した後に、外框13aと同じ外形状の石膏ボー
ド16を重ね合わせて釘等で固定し、この木枠13の外
框13aの内部で、石膏ボード16と上記断熱パネル1
5との間に空気(断熱)層17を形成している。
〜12)mm、断熱パネル15の厚さt4は25mm、
木枠13(空気層17)の厚さt5は56mmであっ
て、厚さt3,t4,t5の合計の厚さt6が規格値と
して90mmとなるように設定する。同様に、例えば、
石膏ボード16の厚さt7は12(9〜15)mm、外
装パネル19の厚さt8は18mmである。上記断熱パ
ネル15は、例えば発泡スチロール、発泡ポリスチレ
ン、発泡ウレタン等をハードなパネル状に成形したもの
が好ましい。
異なり、外壁パネル11自体で鉄骨等を補強する必要が
ないから、下地合板12と断熱パネル15と木枠13と
は接着による固定のみで充分であるが、外装パネル19
を下地合板12に重ね合わせて釘で固定するとき、この
釘を、下地合板12と断熱パネル15を貫通させて木枠
13に打ち込むので、結果的に、下地合板12と断熱パ
ネル15と木枠13とが釘で固定されることになり、長
年の間に接着性能が低下したとしても問題がない。
に、2階の床パネル18の端部に、2階用の外壁パネル
11(A)の下框13dの段部と1階用の外壁パネル1
1(B)の上框13eの段部とをそれぞれ嵌め合わせる
ようになっている。
の下地合板12と断熱パネル15と木枠13とを3層に
重ね合わせて、それぞれをほぼ全面接着して構成してい
るから、図3(A)に示すように、本発明の2枚の外壁
パネル11,11を横に並べたときの断熱パネル15,
15と、図3(B)に示すように、従来の2枚に外壁パ
ネル1,1を横に並べたときの断熱材5,…,5とを比
較すれば明らかなように、本発明の断熱パネル15は、
1枚の下地合板12及び木枠13に対して1枚であっ
て、従来の断熱材5のように、各空間4ごとに細かく分
割されていないから、断熱パネル15に従来のような隙
間t1が発生するおそれは無いと共に、下地合板12と
木枠13で断熱パネル15をサンドイッチするから、断
熱パネル15に従来のような隙間t2が発生するおそれ
も無い。
15が隙間無く密着することから、100%の断熱性能
及び遮音性能が得られることになる。また、上記隙間t
1,t2に起因して結露が生じるおそれも無く、腐食や
かびの発生も無くなる。
かく分割して切断加工する必要が無く、1個づつ空間1
4に嵌め込む作業も不要であって、下地合板12の外形
状に一致させる加工だけでよいから、外壁パネル11の
加工性が格段に向上する。また、上記各隙間t1,t2
が発生するおそれが無いことから、断熱、遮音、防露等
の品質安定性も向上する。
明の外壁パネルは、同じ外形状の下地合板と断熱パネル
と木枠とを3層に重ね合わせて、それぞれをほぼ全面接
着するから、木枠の各空間及び下地合板との間で断熱パ
ネルに従来のような隙間が発生するおそれが全く無いの
で、100%の断熱性能及び遮音性能が得られる共に、
結露も生じるおそれが無くなって、結露に起因する腐食
やかびの発生も全く無くなるようになる。
に嵌め込むために細かく切断加工する必要は無く、1個
づつ嵌め込む作業も不要であるから、外壁パネルの加工
性が格段に向上すると共に、従来のような隙間が発生す
るおそれも全く無いから、品質安定性も格段に向上する
ようになる。
(B)は従来の断熱材の正面図である。
は断熱材の隙間を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の外形状の下地合板に、同じ外形状
の断熱パネルを重ね合わせてほぼ全面接着し、この断熱
パネルに、同じ外形状の木枠を重ね合わせてほぼ全面接
着してなることを特徴とする外壁パネル。 - 【請求項2】 上記木枠に、石膏ボードを重ね合わせて
固定し、この木枠の内部で、石膏ボードと上記断熱パネ
ルとの間に空気層を形成している請求項1に記載の外壁
パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10326496A JP3711170B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 重量鉄骨造に用いる外壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10326496A JP3711170B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 重量鉄骨造に用いる外壁パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268697A true JPH09268697A (ja) | 1997-10-14 |
JP3711170B2 JP3711170B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=14349581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10326496A Expired - Fee Related JP3711170B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 重量鉄骨造に用いる外壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3711170B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101988311A (zh) * | 2010-11-18 | 2011-03-23 | 陈泊冰 | 具有隔音保温功能的分隔墙板 |
CN103941413A (zh) * | 2013-01-23 | 2014-07-23 | 岩崎电气株式会社 | 光照射装置 |
KR200476254Y1 (ko) * | 2014-09-17 | 2015-02-12 | 이문평 | 단열재 |
JP6383891B1 (ja) * | 2018-05-17 | 2018-08-29 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
JP6434187B1 (ja) * | 2018-07-11 | 2018-12-05 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP10326496A patent/JP3711170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101988311A (zh) * | 2010-11-18 | 2011-03-23 | 陈泊冰 | 具有隔音保温功能的分隔墙板 |
CN103941413A (zh) * | 2013-01-23 | 2014-07-23 | 岩崎电气株式会社 | 光照射装置 |
KR200476254Y1 (ko) * | 2014-09-17 | 2015-02-12 | 이문평 | 단열재 |
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JP6434187B1 (ja) * | 2018-07-11 | 2018-12-05 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
JP2019199793A (ja) * | 2018-07-11 | 2019-11-21 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3711170B2 (ja) | 2005-10-26 |
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