JPH1113163A - 建築用断熱パネル - Google Patents

建築用断熱パネル

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Publication number
JPH1113163A
JPH1113163A JP9164640A JP16464097A JPH1113163A JP H1113163 A JPH1113163 A JP H1113163A JP 9164640 A JP9164640 A JP 9164640A JP 16464097 A JP16464097 A JP 16464097A JP H1113163 A JPH1113163 A JP H1113163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
heat
insulating panel
building
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP9164640A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Uno
英一郎 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
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Publication of JPH1113163A publication Critical patent/JPH1113163A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/244Structural elements or technologies for improving thermal insulation using natural or recycled building materials, e.g. straw, wool, clay or used tires

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠組壁工法(ツーバイフォー)やスチールハ
ウス工法などで使用され、柱、梁などのフレーム材に固
定し易く、強度に優れ、壁面に釘打ち可能な建築用断熱
パネルを提供すること。 【解決手段】 二枚の構造用積層材の間に断熱層が配置
されてなる建築用断熱パネルにおいて、上記二枚の構造
用積層材の間に複数の支柱または堰が配置されてなるこ
とを特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用断熱パネル
に関する。さらに詳しくは、公共用、民生用の一般家屋
などの建築物を構築する際に使用され、かつ、木材また
はスチール製の柱、梁などのフレーム材に固定し易くし
た建築用断熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公共用、民生用の一般家屋などの
木造の建築物の構築には、軸組工法が採用されていた
が、部材の種類が多く工事が繁雑で作業に熟練を要する
という欠点があるので、最近では、プレハブ住宅や、枠
組壁工法(ツーバイフォー工法)、スチールハウス工法
により構築する例が大幅に増加している。
【0003】プレハブ住宅は、家屋の壁面、床面、浴
室、洗面所などを予め工場で作成し、施工現場で組立て
るものである。枠組壁工法は、床板と壁板とを一体化
し、一種の箱を組立てることを基本とした工法であり、
部品の種類が少なく、部材の継ぎ方が釘や金物によって
容易に施工できることを特徴としている。スチールハウ
ス工法は、枠組壁工法における柱(通し柱、管柱、土台
柱、胴差、床張りなど)を断面がC字型のスチール製の
フレーム材によって構成し、外壁面、区画壁、屋根面と
して、予め製造した断熱パネルをフレーム材に取付ける
ことを特徴としている。
【0004】上記のいずれの工法によって構築されるに
しても、構築物は強度に優れていることは当然として、
構築作業が容易で、完成された構造物は気密性に優れ、
断熱性にも優れているものであることが要求される。こ
れらの要求に応えるために従来から多くの検討がなさ
れ、プレハブ住宅に関しては、実公昭49−30981
号公報に記載の組立てハウス、特開平48−42521
号公報に記載の部材、構築方法などが提案されており、
枠組壁工法に関しては、特開昭52−113509号公
報に記載の構築物が提案されており、スチールハウス工
法に関しては、特公平7−96802号公報に記載の構
築物が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
49−30981号公報に記載のパネル部材、特開平4
8−42521号公報に記載のパネル部材は断熱性に問
題があり、特公平7−96802号公報に記載のパネル
部材は、二枚の構造用積層材の間に断熱層が配置されて
はいるが、釘打ちした場合には表裏の構造用積層材に負
担がかかるのは免れず、強度が不十分で釘穴が拡大し固
定できない場合がある。
【0006】本発明は、上記従来からの技術課題を解消
しようとするものであり、次のことを目的とする。 (1)枠組壁工法(ツーバイフォー工法)やスチールハウ
ス工法などで使用される断熱パネルを提供すること。 (2)枠組壁工法やスチールハウス工法などで使用される
断熱パネルであって、柱、梁などのフレーム材に固定し
易い断熱パネルを提供すること。 (3)枠組壁工法やスチールハウス工法などで使用される
断熱パネルであって、強度に優れ壁面に釘打ち可能な断
熱パネルを提供すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、二枚の構造用積層材の間に断熱層が配
置されてなる建築用断熱パネルにおいて、上記二枚の構
造用積層材の間に複数個の支柱または堰が配置されてな
ることを特徴とする建築用断熱パネルを提供するもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る建築用断熱パネルは、二枚の構造用積層材
の間に複数個の支柱または堰が配置されてなる構造を基
本構造とし、主として枠組壁工法(ツーバイフォー工
法)、スチールハウス工法で構築される木造家屋などの
建築構造物の壁面、屋根面として用いられる。
【0009】本発明において構造用積層材とは、断熱パ
ネルの表裏面を構成する層である。構造用積層材の具体
例としては、木製の板、ベニヤ板に代表される合板、木
材のチップを集積した構造用面材(Oriented Strand Bo
ard)などが挙げられる。構造用積層材の大きさは、例え
ば、90cm×180cm、100cm×200cm、120cm
×240cmなどで、建造物の種類に応じて適宜の大きさ
のものが選ばれる。構造用積層材の厚さは、特に制約は
ないが、余り薄すぎると製品の強度が不十分となり、余
り厚すぎるとコスト高となるので好ましくない。通常
は、5〜30mmの範囲で選ばれる。
【0010】本発明に係る建築用断熱パネルは、上記表
裏面を構成する構造用積層材の間に複数個の支柱または
堰(仕切り)が配置されてなる。複数個の支柱または堰
は、建築用断熱パネルの表裏を構成する二枚の層を連結
して補強するばかりでなく、柱、梁などのフレーム材に
固定する際に釘打ちをしたり、固定ボルトを軸止する際
に活用でき、さらにはこの断熱パネルにセラミック板を
取付ける際に釘打ちをするのに活用できる。
【0011】支柱または堰(仕切り)の素材は、木材、
釘打ち可能なプラスチックなどであってよく、その大き
さは、建築用断熱パネル一枚の大きさにもよるが、支柱
の場合は30mm×30mmないし50mm×50mm程度の四
角柱状のもので、長さは後記する断熱層の厚さに一致さ
せるのが好適である。建築用断熱パネルに配置する支柱
の数は、建築用断熱パネル一枚の大きさにもよるが、4
個ないし12個程度の範囲で選ぶのが好ましい。4個の
場合は四隅に配置するのが好ましく、大きくなるに従い
長尺辺に更に1個ないし3個配置し、長尺辺に左右対応
させて配置した位置の中央部分には1個ないし2個配置
するのが好ましい。
【0012】堰(仕切り)の場合は、長さ方向に対して
直角の方向に切断した断面が長方形を呈するようにする
のが好ましい。堰の幅は30mmないし50mmであり、そ
の高さは後記する断熱層の厚さに一致させるのが好適で
ある。建築用断熱パネルに配置する堰の数は、建築用断
熱パネル一枚の大きさにもよるが、2個ないし3個程度
の範囲で選ぶのが好ましい。2個の場合は長さ方向の両
端部または幅方向の両端部に配置するのが好ましく、長
さが大である場合は長さ方向の中央部分にも堰を配置す
るのが好ましい。
【0013】本発明に係る建築用断熱パネルは、上記表
裏面を構成する構造用積層材の間に、断熱層が配置され
る。断熱層を形成する素材としては、グラスウールやロ
ックウールなどをブランケット状に成形したもの、発泡
ポリスチレン成形体、発泡ポリエチレン成形体、発泡ゴ
ム成形体、発泡ポリウレタンなどが挙げられる。中でも
発泡ポリウレタンが好適である。断熱層の厚さは、建築
用断熱パネルが使用される地域、用途などにより変る
が、10〜50mmの範囲で選ぶことができる。
【0014】発泡樹脂の発泡倍率は樹脂の種類により異
なり、ポリスチレン成形体の発泡倍率は5〜50倍、発
泡ポリエチレン成形体の発泡倍率は2〜20倍、発泡ゴ
ム成形体の発泡倍率は2〜20倍、発泡ポリウレタンの
発泡倍率は5〜50倍の範囲で選ぶことができる。発泡
ポリウレタンの場合は、表裏面を構成する構造用積層材
の間に支柱または堰を固定し、その間に発泡ポリウレタ
ンの原液を注入するいわゆる現場発泡法によって断熱層
を形成することができる。
【0015】本発明に係る建築用断熱パネルを施工する
際には、柱、梁などの木材またはスチールの長さ方向に
対し直角に切断した断面がC字型のフレーム材に、断熱
パネルに配置された支柱または堰に釘またはボルトなど
で固定する。建築用断熱パネルを、屋外と屋内とを区画
する壁材とする場合は、断熱パネルの屋外側にセラミッ
ク板を釘打ちして取付けることができる。断熱パネルと
フレーム材とによって形成される空間(中空部)には、
電線、水道管などを配置することができる。また、本発
明に係る建築用断熱パネルを屋内区画用の隔壁として使
用する場合には、断熱パネルの両壁面に、壁紙、壁クロ
スなどを張付けることができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の記載例
に限定されるものではない。
【0017】図1は本発明に係る建築用断熱パネルの一
例の斜視図であり、図2は図1に示したパネルの隅部の
部分拡大斜視図である。図3は本発明に係る建築用断熱
パネルの他の例の斜視図であり、図4は本発明に係る建
築用断熱パネルのさらに他の例の斜視図である。
【0018】図において、1、2は表裏面を構成する構
造用積層材であり、3は断熱層であり、4は支柱であ
る。図1には、支柱4を四隅に設けた例を示す。5、6
は堰であり、図3は建築用断熱パネルの長さ方向両端部
に堰5を設けた例を示し、図4は建築用断熱パネルの幅
方向両端部に堰6を設けた例を示す。
【0019】
【発明の効果】本発明は、次の様な特別に有利な効果を
奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明に係る建築用断熱パネルは、構造用積層材の
間に断熱層を有し優れた断熱性を発揮するので、枠組壁
工法(ツーバイフォー)やスチールハウス工法などで建
築物を構築する際に好ましく使用される。 2.本発明に係る建築用断熱パネルは、構造用積層材の
間に断熱層とは別に支柱または堰が配置されているの
で、これらを有しない断熱パネルに比べて強度に優れ、
柱、梁などのフレーム材に容易に固定することができ
る。 3.本発明に係る建築用断熱パネルは、構造用積層材の
間に支柱または堰を有し強度に優れているので、重いセ
ラミック板を釘打ち法で取付けることができ、しかも変
形することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る建築用断熱パネルの一例の斜視
図である。
【図2】 図1に示したパネルの隅部の部分拡大斜視図
である。
【図3】 本発明に係る建築用断熱パネルの他の例の斜
視図である。
【図4】 本発明に係る建築用断熱パネルのさらに他の
例の斜視図である。
【符号の説明】
1、2:構造用積層材 3:断熱層 4:支柱 5、6:堰

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の構造用積層材の間に断熱層が配置
    されてなる建築用断熱パネルにおいて、上記二枚の構造
    用積層材の間に複数個の支柱または堰が配置されてなる
    ことを特徴とする建築用断熱パネル。
  2. 【請求項2】 構造用積層材が、合板または木材のチッ
    プを集積した構造用面材である、請求項1に記載の建築
    用断熱パネル。
  3. 【請求項3】 断熱層が、発泡ポリウレタンである、請
    求項1または請求項2に記載の建築用断熱パネル。
  4. 【請求項4】 支柱または堰が、木材である請求項1な
    いし請求項3のいずれか1項に記載の建築用断熱パネ
    ル。
JP9164640A 1997-06-20 1997-06-20 建築用断熱パネル Pending JPH1113163A (ja)

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JP9164640A JPH1113163A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 建築用断熱パネル

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JP9164640A JPH1113163A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 建築用断熱パネル

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JPH1113163A true JPH1113163A (ja) 1999-01-19

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JP9164640A Pending JPH1113163A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 建築用断熱パネル

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