JPH09267292A - ペーパカッタ - Google Patents

ペーパカッタ

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JPH09267292A
JPH09267292A JP8159096A JP8159096A JPH09267292A JP H09267292 A JPH09267292 A JP H09267292A JP 8159096 A JP8159096 A JP 8159096A JP 8159096 A JP8159096 A JP 8159096A JP H09267292 A JPH09267292 A JP H09267292A
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JP
Japan
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cutting
paper
paper cutter
flank
blade
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JP8159096A
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Hiroaki Tamura
弘明 田村
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断屑を正規の位置に落下排出させることが
できるペーパカッタを提供する。 【解決手段】 昇降動される可動刃12とで印画紙A0
を切断する固定刃11の逃げ面13にエッジ16を形成
する。固定刃11と可動刃12の切れ味の低下によって
切断屑A2 の切り口に毛羽aが生じ、その毛羽aによっ
て切断屑A2が可動刃12と共に上昇した際、エッジ1
6に対する毛羽aの当接によって切断屑A2 を落下排出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、写真焼付現像装
置によって現像処理された印画紙等の長尺ペーパを所定
の大きさに切断するペーパカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真焼付現像装置は露光部、現像部およ
び乾燥部を有し、上記露光部において印画紙ロールから
引き出された印画紙にネガフィルムのネガ像を焼付け、
焼付け処理後の印画紙を現像部に搬送して現像処理して
いる。また、現像処理後の印画紙を乾燥部に搬送し、乾
燥処理後の印画紙をペーパカッタにより所定のプリント
サイズに切断している。
【0003】上記の写真焼付現像装置を用いて縁なしプ
リントを形成する場合、普通、露光部において印画紙に
ネガフィルムの1コマ毎の焼付けを行ない、その焼付け
部間に2〜3mm程度の帯状の未露光部を設け、焼付け
処理後の印画紙を現像および乾燥処理したのち、ペーパ
カッタによりプリントサイズに切断して未露光部を取り
除くようにしている。
【0004】写真焼付現像装置には、処理能力の向上を
図るため、現像および乾燥処理後の印画紙をプリントサ
イズに切断しない状態で送り出してリールに巻取るよう
にしたものもある。
【0005】リールに巻付けられた印画紙は、写真切断
装置にセットされる。写真切断装置では、リールから繰
り出される印画紙の末露光部をペーパカッタにより切断
除去して写真プリントを形成し、その写真プリントをオ
ーダ毎に仕分けしている。
【0006】印画紙の切断に用いられるペーパカッタと
して、図4に示したものが従来から知られている。この
ペーパカッタXは、固定刃20と、その固定刃20に対
して昇降動される可動刃21とから成る。
【0007】上記ペーパカッタXを用いる縁なしプリン
トの形成は、現像および乾燥処理後の印画紙A0 をプリ
ントサイズに対応する長さ分だけ送り、可動刃21の昇
降動により印画紙A0 を切断したのち、上記印画紙A0
を未露光部の幅寸法に対応する寸法だけ送って可動刃2
1により未露光部を切断除去している。
【0008】図4(I)は、上記未露光部の切断状態を
示し、A2 はその切断屑を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のペー
パカッタにおいては、固定刃20および可動刃21の切
れ味の低下によって図4(I)に示すように、切断屑A
2 の切り口に毛羽aが生じると、その毛羽aが固定刃2
0と可動刃21との間に挟まれ、可動刃21が下死点か
ら上死点に移動する際に、図4(II)で示すように、可
動刃21と共に切断屑A2 が持ち上げられる場合があ
る。
【0010】この場合、印画紙A0 の搬送により、その
印画紙A0 の先端で押されて切断屑A2 が正規な位置に
落下排出されず、縁なしプリントの排出位置に排出され
て縁なしプリントに混入するという不都合が生じる。
【0011】この発明の課題は、切れ味の低下によって
切断屑の切り口に毛羽が生じた場合でも、その切断屑を
正規の位置に落下排出させることができるようにしたペ
ーパカッタを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、固定刃と、その固定刃に対
して昇降動される可動刃とから成るペーパカッタにおい
て、前記固定刃の切り刃から下方に延びる逃げ面に、切
断屑の切り口に形成される毛羽が下方から係合可能なエ
ッジを設けた構成を採用している。
【0013】ここで、エッジは逃げ面の下部に対する切
欠部の形成によって設けたものであってもよく、あるい
は、逃げ面の上下部に前後方向の段差の形成により形成
して逃げ面の両端縁間にわたる直線状のものであっても
よい。
【0014】
【作用】上記のように形成すれば、切り口に毛羽が生じ
た切断屑が可動刃と共に上方向に移動する際、毛羽がエ
ッジに当接し、その当接によって切断屑を可動刃の下方
に落下排出させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。
【0016】図1は、写真焼付現像装置の乾燥部を示
す。乾燥部1において乾燥処理された印画紙A0 は、上
下一対の送りローラ2の回転により出口3に向けて搬送
される。
【0017】送りローラ2と出口3との間には印画紙A
0 を所定のプリントサイズに切断するペーパカッタ10
が設けられている。
【0018】図2および図3に示すように、ペーパカッ
タ10は、固定刃11と、可動刃12とから成り、可動
刃12は固定刃11に対して昇降動される。
【0019】固定刃11は、所要の幅寸法をもつ逃げ面
13を前側に有し、その逃げ面13と上面の交差部に切
り刃14が設けられている。逃げ面13の両端縁間にお
ける下部には複数の切欠部15が所要の間隔をおいて形
成され、その切欠部15の形成によって逃げ面13に複
数のエッジ16が設けられている。
【0020】ここで、エッジ16は、図示のように、下
向きU字形のものであってもよく、あるいは下向きコの
字形のものであってもよい。上記エッジ16の上部は、
可動刃12に形成された切り刃17の下死点より上位に
配置されている。
【0021】なお、図中18は、ペーパカッタ10の切
断によって形成された写真プリントA1 を所定位置に搬
送する排出コンベヤを示す。
【0022】図3(I)は、現像および乾燥処理後の印
画紙A0 の未露光部が固定刃11の前側まで送られて停
止する状態を示す。
【0023】上記の状態から可動刃12が下降すると、
図3(II)に示すように、可動刃12と固定刃11とで
印画紙A0 が切断され、切断屑A2 が形成される。
【0024】上記のような切断屑A2 の形成時、固定刃
11と可動刃12の切れ味が悪く、図3(II)に示すよ
うに、切断屑A2 の切り口に毛羽aが生じ、その毛羽a
によって自重の軽い切断屑A2 が下死点から上方に移動
する可動刃12と共に上方向に移動する場合がある。
【0025】この場合、切断屑A2 の毛羽aは、持ち上
げ途中においてエッジ16に当り、その当接によって切
断屑A2 は正規の位置に落下排出され、排出コンベヤ1
8上の写真プリントA1 に混入するのが防止される。
【0026】実施の形態のように、固定刃11の逃げ面
13に複数のエッジ16を設けると、エッジ16間では
逃げ面13の上下方向の幅寸法は所定の幅寸法に確保さ
れる状態にあるため、可動刃12の耐久性を維持するこ
とができる。
【0027】なお、エッジ16は図示例のものに限定さ
れず、例えば、逃げ面13の上下に前後方向の段差を形
成して、逃げ面13の両端縁間にわたる直線状のもので
あってもよい。エッジ16を直線状にすると、切断屑A
2 の切り口に形成された毛羽aがエッジ16に当接する
確率が高くなり、切断屑A2 を正規の位置により確実に
落下排出させることができる。
【0028】なお、実施の形態では、この発明に係るペ
ーパカッタを写真焼付現像装置に用いた例を示したが、
ペーパカッタの使用例はこれに限定されない。例えば写
真切断装置に用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、固
定刃と可動刃の切れ味の低下によって切断屑の切り口に
毛羽が生じ、その毛羽によって切断屑が可動刃と共に上
方に移動しても、固定刃の逃げ面に設けたエッジに毛羽
が当接して切断屑が落下するため、切断屑を正規の位置
に確実に落下排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るペーパカッタを用いた写真焼付
現像装置の乾燥部を示す断面図
【図2】同上のペーパカッタの取付け部を示す斜視図
【図3】(I)はペーパカッタの作動前の状態を示す断
面図、(II)は印画紙の切断状態を示す断面図
【図4】従来のペーパカッタを示し、(I)は印画紙の
切断状態を示す断面図、(II)は可動刃の上昇途中を示
す断面図
【符号の説明】
11 固定刃 12 可動刃 13 逃げ面 14 切り刃 15 切欠部 16 エッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃と、その固定刃に対して昇降動さ
    れる可動刃とから成るペーパカッタにおいて、前記固定
    刃の切り刃から下方に延びる逃げ面に、切断屑の切り口
    に形成される毛羽が下方から係合可能なエッジを設けた
    ことを特徴とするペーパカッタ。
  2. 【請求項2】 前記エッジが、逃げ面の下部に対する切
    欠部の形成により複数形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のペーパカッタ。
  3. 【請求項3】 前記エッジが、逃げ面に対する段差の形
    成により形成されて、逃げ面の両端方向に直線状に延び
    ていることを特徴とする請求項1に記載のペーパカッ
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001162879A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Fuji Photo Film Co Ltd シート切断装置及びカッタ付きプリンタ

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