JPH0926643A - ハロゲン化銀写真感光材料及び現像処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料及び現像処理方法

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JPH0926643A
JPH0926643A JP17590895A JP17590895A JPH0926643A JP H0926643 A JPH0926643 A JP H0926643A JP 17590895 A JP17590895 A JP 17590895A JP 17590895 A JP17590895 A JP 17590895A JP H0926643 A JPH0926643 A JP H0926643A
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JP17590895A
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English (en)
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Hiroto Ito
博人 伊藤
保彦 ▲高▼向
Yasuhiko Takamukai
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘイズを上げず、現像処理後の光沢ムラがな
く、かつ高温多湿の状況下でも感光材料同士が接着しな
い感光材料及び現像処理方法の提供。 【構成】 支持体上にハロゲン化銀乳剤層を有し、かつ
最外層として非感光性親水性コロイド層を有する感光材
料において、該最外層の表面に平均粒径が1〜90nm
の無機物微粒子を有することを特徴とする感光材料及び
上記、感光材料を1m2当たり35〜98mlの現像補
充液を用い、現像から乾燥までの全処理時間が10〜3
0秒である自動現像機で処理することを特徴とする感光
材料の処理方法により達成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料に関し、ヘイズを劣化させることなく、迅速処理を
施しても光沢ムラが少なく、かつハロゲン化銀写真感光
材料同士の接着が少ないハロゲン化銀写真感光材料に関
する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料(以下、単に
感光材料という)は、支持体上に塗布された感光性ハロ
ゲン化銀乳剤を含む親水性コロイド層の1層またはそれ
以上で構成される。感光材料は乳剤層を処理中の圧力、
外部異物との接触による傷から保護する目的で感光性親
水性コロイド層の上部に保護層と呼ばれる非感光性の層
を設けることが多い。保護層は耐傷性のみならず該層中
にマット剤をはじめとする種々の添加剤を添加すること
で感光材料同士の接着の防止、光沢の改善などの機能を
合わせ持たせている。
【0003】近年、感光材料は益々迅速処理が要求され
ており、迅速処理性を付与するため、バインダーである
ゼラチンの使用量を少なくし、写真処理の現像速度、定
着速度、水洗速度、乾燥速度を高める技術が知られてい
る。このような状況下で、感光材料表面の物性に要求さ
れる性能も過酷なものとなってきている。その中でも現
像処理後の感光材料の取り扱いの観点から感光材料同士
の接着を防止する技術は重要である。また、感光材料が
医療用として用いられる場合、光沢むらなど、画像の不
均一があると誤診につながりかねず、感光材料の商品価
値を大幅に減ずる。
【0004】感光材料同士の接着を防止しつつ、光沢む
らを改善する技術としては特開平3−168637号等
に、少なくとも2層の保護層をもち、該保護層の最外層
に粒径が2〜15μmの粗大粒子を5〜70mg/
2、最外層を除いた保護層に粒径が0.3〜1.7μ
mの微小粒子を70〜190mg/m2含有し、乳剤層
及び/またはその他の非感光性層に現像処理工程で流出
する合成或いは天然水溶性ポリマーを含有させる技術が
公知であるが、その効果は充分といえるものではなかっ
た。その他、特開昭54−94319号等にマット剤を
露出させる方法として、保護層バインダーの膜厚がマッ
ト剤の粒径の1/4となることを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料の例が記載されているが、マット剤の粒
径が大きくかつ、保護層の膜厚が薄いためヘイズ、光沢
むら防止、接着防止効果の点で不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題に対
して、本発明の課題は、ヘイズを劣化させず、現像処理
後の光沢ムラがなく、かつ高温多湿の状況下でも感光材
料同士が接着しない感光材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、下
記手段により達成される。
【0007】 支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有し、かつ最外層として非感光性親水性コロイド層を
有する感光材料において、該最外層の表面に平均粒径が
1〜90nmの無機物微粒子を有することを特徴とする
感光材料。
【0008】 支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有し、最外層として非感光性親水性コロイド層を有
し、かつ該最外層に無機物微粒子を有する感光材料材料
において、感光材料の最外層表面の質量スペクトルを測
定した際、観測される全イオン中の該無機物微粒子の金
属元素イオンの信号強度の割合が0.1%以上であるこ
とを特徴とする感光材料。
【0009】 前記最外層の表面に無機物微粒子の分
散液を噴霧して製造することを特徴とする上記又は
項に記載の感光材料。
【0010】 上記、、又は項に記載の感光材
料材料を該感光材料を1m2当たり35〜98mlの現
像補充液を用い、現像から乾燥までの全処理時間が10
〜30秒である自動現像機で処理することを特徴とする
感光材料の処理方法。
【0011】本発明は、平均粒径が1〜90nmの無機
物微粒子を感光材料表面に突出させることによりヘイズ
の上昇を抑えつつ、光沢むらがなく、かつ感光材料同士
の接着がない感光材料を提供できることを見いだした。
即ち、本発明は、無機物微粒子が最外層のバインダーに
埋没することなく、表面に突出していることが肝要であ
る。
【0012】以下、本発明について具体的に説明する。
【0013】本発明における感光材料は、支持体上に少
なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層と最外層として非感
光性親水性コロイド層を有する。必要に応じて下引き
層、フィルター層、バッキング層などを設けることも可
能である。本発明において最外層に添加される無機物微
粒子の平均粒径は1〜90nmで、ヘイズ及び現像処理
後の画質の点で、好ましくは10〜50nmである。こ
こに平均粒径とは粒径diを有する粒子の頻度niとd
3との積ni×di3が最大になるときの粒径diと定
義する(有効数字3桁、最小桁数字は四捨五入する)。
【0014】ここで本発明でいう粒径とは、粒子の投影
像を同面積の円像に換算したときの直径である。粒径は
例えば該粒子を電子顕微鏡で拡大して観察、実測して得
ることができる。また本発明でいう最外層とは、支持体
上、感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する側で、該支持体
から最も離れて位置する非感光性親水性コロイド層の事
を意味する。また、ヘイズを劣化させずに光沢むら、感
光材料同士の接着防止の効果をだすための無機物微粒子
の好ましい添加量は、10mg/m2〜200mg/m2
である。
【0015】本発明には最外層に無機物微粒子を用いる
ことができるが、無機物微粒子の中で、金属酸化物が好
ましく、主成分が遷移金属、アルカリ金属、アルカリ土
類金属、および周期表の2A,3B,4B,5B族中の
金属元素からなる酸化物が好ましい。これらのうち主成
分が、ケイ素、アルミニウム、チタン、インジウム、イ
ットリウム、スズ、アンチモン、亜鉛、ニッケル、銅、
鉄、コバルト、マンガン、モリブデン、ニオブ、ジルコ
ニウム、バナジウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウムなどから選ばれる金属酸化物が好まし
い。その中でも透明性、硬度の点でケイ素酸化物(コロ
イダルシリカ)、アルミ酸化物、アンチモン酸化物、チ
タン酸化物、亜鉛酸化物、ジルコニウム酸化物、錫酸化
物、バナジウム酸化物、イットリウム酸化物が好まし
く、これらのうち特にコロイダルシリカが好ましい。こ
れらの無機物微粒子が水に分散されてゾルになった際
に、自身の水分散安定性を高めるために表面がアルミ
ナ、イットリウム、セリウム等で処理されていてもよ
い。
【0016】また、これらの無機物微粒子の分散液には
分散されたときの安定剤として水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム、アンモニアのような無機
塩基やテトラメチルアンモニウムイオンのような有機塩
基を含んでいてもよい。コロイダルシリカについてはた
とえばEgon Matijevic’編、Surfa
ce and Colloid Scienceの第6
巻、3〜100頁(1973年、John Wiley
&Sons)に詳細に述べられている。コロイダルシ
リカの具体例としては、DuPont de Nemo
urs &Co(USA)からLudox−AM、Lu
dox−AS、Ludox−lS、等の商品名で、日産
化学(日本、東京)からはスノーテックス20、スノー
テックスC等の商品名で、市販されているものが好まし
い。
【0017】次に、本発明で用いる最外層表面の測定法
について記す。ここで表面とは後述するFAB−MSで
測定しうる領域をいい通常、空気と最外層の界面から5
nmの深さまでをいう。本発明で用いる最外層表面の測
定には静的二次イオン質量分析法いわゆるスタチックS
IMS、あるいは高速原子衝撃−質量分析法いわゆるF
AB−MSを用いることができ、特にFAB−MSを用
いることが好ましい。スタチックSIMSあるいはFA
B−MSにより最外層表面を測定することにより、最外
層表面に存在する分子種、原子種の定性が可能である。
表面分析法としては上記2手法の他にX線光電子分光法
いわゆるXPSが知られており、XPS測定により最外
層表面の元素に関する情報を得ることが出来る。優れた
分解能、検出感度を持つXPS測定装置によりコロイダ
ルシリカと、滑り剤として用いられるポリジメチルシロ
キサン中のSi、2p電子の結合エネルギーはそれぞれ
103.4eV、101.4eVと求められるため両化
合物の判別がつくが、検出限界の低さから、先に記した
スタチックSIMS、FAB−MSを用いることが好ま
しい。スタチックSIMSあるいはFAB−MSを用い
ることにより、コロイダルシリカは質量数m/z=28
として、ポリジメチルシロキサンは質量数m/z=7
3,147,207…の一連のピークとして観測される
ため、それぞれの分子種の定性が可能となる。
【0018】測定装置は、市販の質量分析計およびデー
タ処理システムを用いることができる。たとえば日本電
子(株)製二重収束質量分析計JMS−SX102のご
とき磁場型二重収束質量分析計と同社製データ処理シス
テムDA−7000を用いることも可能である。測定の
条件は任意に選ぶことができるが、 高速原子種:キセノン 高速原子加速電圧:4kV 高速原子銃エミッション電流:1mA イオン源内圧力:高速原子ガスにより2×10-6tor
rに調整 測定時間:2分 質量走査範囲:m/z=10〜800 走査速度:2秒/走査 イオン加速電圧:8kV のような条件であることが好ましい。また、測定は感光
材料10cm2当たり無作為に選んだ100点以上の測
定を行いその結果の平均を取ることが好ましい。
【0019】本発明では上記の条件で該感光材料の最外
層表面の質量スペクトルを測定した際に得られる無機微
粒子の金属元素イオンの信号強度と全イオンの信号強度
の比、つまり下記、式(1)で求められる数値が0.1
%以上であることが好ましく、迅速処理を施したときの
接着防止、光沢むらの改善の点から0.1%〜20%の
範囲にあることが好ましい。
【0020】式(1) 表面無機物微粒子金属イオン量(%)=[(測定時間内
に観測された無機物微粒子金属元素イオンの信号強度)
/(測定時間内に観測された全イオンの信号強度)]×
100 本発明の感光材料が、医療用両面乳剤X線感光材料とし
て利用される場合、片側の乳剤層を含む全親水性コロイ
ド層のバインダー量は、好ましくは支持体片側あたり
1.3〜2.5g/m2、特に迅速処理における乾燥性
の点から1.5〜2.3g/m2が好ましい。バインダ
ーとしてはゼラチンが好ましい。ゼラチンとしてはいわ
ゆるアルカリ処理ゼラチン、酸処理ゼラチンが挙げられ
る。
【0021】また、従来、親水性コロイド層はディップ
コート法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、
ローラーコート法、米国特許第2,671,294号記
載のエクストルージョンコーティング法または米国特許
第2,761,418号、同3,508,947号記載
の多層同時塗布方法などの塗布法により製造されてい
る。
【0022】マット剤、コロイダルシリカもバインダー
分散液に添加し、保護層に添加されることが一般的であ
る。本発明においてもこれらの塗布法を用いることがで
きるが、さらに無機物微粒子を最外層表面に突出させる
ために、保護層塗布後の感光材料表面に該微粒子を分散
した分散液を噴霧する方法が好ましい。この添加法によ
れば該微粒子の大部分は感光材料表面に突出して存在し
やすく、該微粒子が表面に突出することにより光沢むら
が一層改善される。
【0023】通常、感光材料は添加剤を分散した塗布液
を順次塗布したのち乾燥される。通常の乾燥工程のパタ
ーンは冷却凝固−恒率乾燥−減率乾燥−調湿の経路です
すめられる。感光材料で多く用いられるバインダーであ
るゼラチンはその種によっても異なるが、通常冷却凝固
工程で“セット”と呼ばれるゼリー状のゲル状態とな
る。本発明では、バインダーがこのセット状態となった
時点つまり冷却凝固工程のあとで無機物微粒子の分散液
を噴霧することが好ましい。セットされたバインダー上
に分散液を噴霧する事により無機物微粒子を最外層表面
に突出させることが出来る。噴霧する無機物微粒子分散
液中の無機物微粒子濃度は1〜30重量%が好ましく、
分散液の粘度、無機物微粒子の付着むらの点で5〜10
重量%が特に好ましい。また、分散液の噴霧量は1〜1
00ml/m2が好ましく、このうち1〜20ml/m2
が特に好ましい。分散液に用いる分散媒に特に制約はな
いが、水が好ましい。
【0024】分散液の噴霧には、通常のスプレーをはじ
めとする噴霧装置を用いることができる。噴霧時は分散
液あるいは分散液に気体を混合し、高圧力をかけ、分散
液を霧状にして感光材料表面に噴霧する。具体的には円
錘状噴射スプレーノズル等を用いて分散液に高圧力をか
けて噴霧する方法、同様のノズルを用いて高圧の空気に
より分散液を噴霧する方法等を利用することが出来る。
スプレーノズルを工程に設置する際は、感光材料の進行
方向に対し垂直に噴霧口を並列に設置するような形態を
とればよい。
【0025】本発明に用いるハロゲン化銀粒子の形態に
は特に制限はないが、平板状粒子が用いられることが好
ましい。ハロゲン化銀組成としてAgBr、AgCl、
AgClBr、AgClBrI、AgBrI等任意に用
いることができるが、AgBr組成に富むAgBrIが
好ましい。
【0026】平板状粒子は、米国特許第4,439,5
20号、同第4,425,425号、同第4,414,
304号等に記載されており、容易に目的の平板状粒子
を得ることができる。平板状粒子は、特定表面部位に組
成の異なるハロゲン化銀をエピタキシャル成長させた
り、シェリングさせたりすることができる。また感光核
を制御するために、平板状粒子の表面あるいは内部に転
位線を持たせてもよい。
【0027】本発明に用いられる平板状粒子は、平板状
粒子が使用されている乳剤層の全粒子の投影面積の総和
の50%以上がアスペクト比2以上の平板状粒子である
ことが好ましい。特に平板状粒子の割合が60%から7
0%、さらに80%へと増大するほど好ましい結果が得
られる。ここでいうアスペクト比とは平板状粒子の投影
面積と同一の面積を有する円の直径と2つの平行平面間
距離の比を表す。本発明においてアスペクト比は2以上
20未満、3以上16未満であることが好ましい。また
平板状粒子と正常晶の非平板状粒子を2種以上混合して
もよい。
【0028】平板状粒子の形成時に粒子の成長を制御す
るためにハロゲン化銀溶剤として例えばアンモニア、チ
オエーテル化合物、チオシアン化合物などを使用するこ
とができる。また、物理熟成時や化学熟成時に亜鉛、
鉛、タリウム、イリジウム、ロジウム等の金属塩等を共
存させることができる。
【0029】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
あらゆる化学増感が行えるが、化学増感においてセレン
もしくはテルル増感、イオウ増感または金増感をそれぞ
れ単独または併用することができる。セレン増感剤に関
しては、米国特許1,574,944号、同1,60
2,592号、同1,623,499号、特開昭60−
150046号、特開平4−25832号、同4−10
9240号、同4−147250号等に記載されてい
る。
【0030】有用なセレン増感剤としては、コロイドセ
レン金属、イソセレノシアネート類(例えば、アリルイ
ソセレノシアネート等)、セレノ尿素類(例えば、N,
N−ジメチルセレノ尿素、N,N,N′−トリエチルセ
レノ尿素等)、セレノケトン類(例えば、セレノアセト
ン、セレノアセトフェノン等)、セレノアミド類(例え
ば、セレノアセトアミド、N,N−ジメチルセレノベン
ズアミド等)、セレノカルボン酸類及びセレノエステル
類(例えば、2−セレノプロピオン酸、メチル−3−セ
レノブチレート等)、セレノフォスフェート類(例え
ば、トリ−p−トリセレノフォスフェート等)、セレナ
イド類(ジエチルセレナイド、ジエチルジセレナイド、
トリフェニルフォスフィンセレナイド等)が挙げられ
る。特に、好ましいセレン増感剤は、セレノ尿素類、セ
レノアミド類、及びセレンケトン類である。
【0031】これらのセレン増感剤の使用技術の具体例
は下記の特許に開示されている。即ち米国特許1,57
4,944号、同1,602,592号、同1,62
3,499号、同3,297,446号、同3,29
7,447号、同3,320,069号、同3,40
8,196号、同3,408,197号、同3,44
2,653号、同3,420,670号、同3,59
1,385号、フランス特許第2693038号、同2
093209号、特公昭52−34491号、同52−
34492号、同53−295号、同57−22090
号、特開昭59−180536号、同59−18533
0号、同59−181337号、同59−187338
号、同59−192241号、同60−150046
号、同60−151637号、同61−246738
号、特開平3−4221号、同3−24537号、同3
−111838号、同3−116132号、同3−14
8648号、同3−237450号、同4−16838
号、同4−25832号、同4−32831号、同4−
96059号、同4−109240号、同4−1407
38号、同4−140739号、同4−147250
号、同4−149437号、同4−184331号、同
4−190225号、同4−191729号、同4−1
95035号、英国特許255846号、同86198
4号。尚、H.E.Spencer等著Journal
of Photographic Science
誌、31巻、158〜169頁(1983)等の科学文
献にも開示されている。
【0032】セレン増感剤の使用量は使用するセレン化
合物、ハロゲン化銀粒子、化学熟成条件等により変わる
が、一般にハロゲン化銀1モル当たり10-8モル〜10
-4モル程度を用いる。また、添加方法は、使用するセレ
ン化合物の性質に応じて、水またはメタノール、エタノ
ール、酢酸エチルなどの有機溶媒の単独または混合溶媒
に溶解して添加する方法でも、或いは、ゼラチン溶液と
予め混合して添加する方法でも、特開平4−14073
9号に開示されている方法、即ち、有機溶媒可溶性の重
合体との混合溶液の乳化分散物の形態で添加する方法で
も良い。
【0033】セレン増感剤を用いる化学熟成の温度は、
40〜90℃の範囲が好ましい。より好ましくは45℃
以上80℃以下である。またpHは4〜9、pAgは6
〜9.5の範囲が好ましい。
【0034】本発明に用いることの出来る硫黄増感剤と
しては、米国特許1,574,944号、同2,41
0,689号、同2,278,947号、同2,72
8,668号、同3,501,313号、同3,65
6,955号、西独出願公開(OLS)1,422,8
69号、特開昭56−24937号、同55−4501
6号等に記載されている硫黄増感剤を用いることが出来
る。具体例としては、1,3−ジフェニルチオ尿素、ト
リエチルチオ尿素、1−エチル−3−(2−チアゾリ
ル)チオ尿素などのチオ尿素誘導体、ローダニン誘導
体、ジチアカルバミン酸類、ポリスルフィド有機化合
物、硫黄単体などが好ましい例として挙げられる。尚、
硫黄単体としては斜方晶系に属するα−硫黄が好まし
い。
【0035】テルル増感剤及び増感法に関しては、米国
特許第1,623,499号、同3,320,069
号、同3,772,031号、同3,531,289
号、同3,655,394号、英国特許第235,21
1号、同1,121,496号、同1,295,462
号、同1,396,696号、カナダ特許第800,9
58号、特開平4−204640号、同平4−3330
43号等に開示されている。有用なテルル増感剤の例と
しては、テルロ尿素類(例えば、N,N−ジメチルテル
ロ尿素、テトラメチルテルロ尿素、N−カルボキシエチ
ル−N,N′−ジメチルテルロ尿素、N,N′−ジメチ
ル−N′フェニルテルロ尿素)、ホスフィンテルリド類
(例えば、トリブチルホスフィンテルリド、トリシクロ
ヘキシルホスフィンテルリド、トリイソプロピルホスフ
ィンテルリド、ブチル−ジイソプロピルホスフィンテル
リド、ジブチルフェニルホスフィンテルリド)、テルロ
アミド類(例えば、テルロアセトアミド、N,N−ジメ
チルテルロベンズアミド)、テルロケトン類、テルロエ
ステル類、イソテルロシアナート類などが挙げられる。
テルル増感剤の使用技術は、セレン増感剤の使用技術に
準じる。
【0036】還元増感は、ハロゲン化銀粒子の成長途中
に施すのが好ましい。成長途中に施す方法としては、ハ
ロゲン化銀粒子が成長しつつある状態で還元増感を施す
方法だけでなく、ハロゲン化銀粒子の成長を中断した状
態で還元増感を施し、その後に還元増感されたハロゲン
化銀粒子を成長せしめる方法をも含む。
【0037】本発明に使用される金増感剤としては、塩
化金酸、チオ硫酸金、チオシアン酸金等の他に、チオ尿
素類、ローダニン類、その他各種化合物の金錯体を挙げ
ることができる。
【0038】セレン増感剤、硫黄増感剤、テルル増感
剤、還元増感剤及び金増感剤の使用量は、ハロゲン化銀
乳剤の種類、使用する化合物の種類、熟成条件などによ
って一様ではないが、通常は、ハロゲン化銀1モル当た
り、1×10-4モル〜1×10-9モルであることが好ま
しい。更に好ましくは1×10-5モル〜1×10-8モル
である。
【0039】本発明においてセレン増感剤、硫黄増感
剤、テルル増感剤、還元増感剤及び金増感剤の添加方法
は、水或いはアルコール類、その他無機或いは有機溶媒
に溶解し、溶液の形態で添加しても良く、水に不溶性の
溶媒或いはゼラチンのような媒体を利用して、乳化分散
させて得られる分散物の形態で添加しても良い。
【0040】本発明において用いる増感色素は任意であ
る。例えばシアニン色素を好ましく用いることができ
る。その場合、特開平1−100533号に記載された
一般式(1)〜(3)で表されるS−1〜S−124の
化合物を好ましく使用できる。なお、上記増感色素を添
加する場合は、2種以上を併用してもよい。この場合に
は2種以上の増感色素を混合して同時に添加してもよい
し、また異なる時期に別々に添加してもよい。また、添
加量は、銀1モル当たり1mg〜1000mg、好まし
くは5mg〜500mgがよい。更に、これらの増感色
素を添加する前にヨウ化カリウムを添加しておいてその
後に添加することが好ましい。
【0041】本発明に用いられる増感色素は、ハロゲン
化銀粒子形成時ならびに形成後塗布までの任意の時期に
添加してよいが、脱塩工程終了前が好ましい。添加する
ときの反応液(通常反応釜中)のpHは、4〜10の範
囲内であることが好ましい。更に好ましくはpH6〜9
の範囲内がよい。反応液(反応釜)中のpAgは5〜1
1であることが好ましい。本発明に用いられる増感色素
は、直接乳剤中へ分散することができる。また、これら
は適当な溶媒、例えばメチルアルコール、エチルアルコ
ール、メチルセロソルブ、アセトン、水、ピリジン、あ
るいはこれらの混合溶媒に溶解し、溶液の形で添加する
こともできる。また、溶解に超音波を使用することもで
きる。また、水不溶性増感色素を水に溶解することなし
に高速インペラー分散により微粒子分散液として添加し
てもよい。
【0042】本発明に用いられる写真乳剤には感光材料
の製造中や保存中そして現像処理中のかぶり防止、写真
性能安定化のため、種々の化合物を用いることが出来
る。それらの化合物は4−ヒドロキシ−6−メチル1,
3,3a,7−テトラザインデン、3−メチル−ベンゾ
チアゾール、1−フェニル−3−メルカプトテトラゾー
ルを始め多くの複素環化合物、含水銀化合物、メルカプ
ト化合物、金属塩類など極めて多くの化合物が古くから
知られている。使用できる化合物の一例はK.Mees
著“The Theory of the Photo
graphicProcess”(第3版、1966
年)に原文献を挙げて記載されているほか、特開昭49
−81024号、同50−6306号、同50−194
29号、米国特許3,850,639号に記載されてい
るような当業界で良く知られたかぶり防止剤はいずれも
使用できる。
【0043】また本発明を用いて作られる感光材料の感
光材料層及び非感光性親水性コロイド層には塗布助剤、
帯電防止、滑り性向上、乳化分散等の目的で種々の界面
活性剤を含んでも良い。例えばサポニンあるいはスルホ
コハク酸系界面活性剤として例えば英国特許第548,
532号、特開昭47−18166号に記載のもの、あ
るいはアニオン系界面活性剤としては例えば特公昭43
−18166号、米国特許第3,514,293号、フ
ランス特許第2,025,688号、特公昭43−10
247号等に記載のものあるいはアルキレンオキサイド
系、グリシドール系などのノニオン系界面活性剤がさら
には使用できる。ただし、界面活性剤の使用は上記記載
の化合物に限定されるものではない。
【0044】本発明の感光材料の最外層には滑り剤とし
て米国特許第3,489,576号、同第4,047,
958号等に記載のシリコーン化合物の他に、パラフィ
ンワックス、高級脂肪酸エステル、デンプン誘導体等を
用いることができる。
【0045】本発明の感光材料の構成層には、トリメチ
ロールプロパン、ペンタンジオール、ブタンジオール、
エチレングリコール、グリセリン等のポリオール類を可
塑剤として添加することができ、さらに耐圧力性向上の
目的でポリマーラテックスを含有させることができる。
ポリマーとしてはアクリル酸のアルキルエステルのホモ
ポリマーまたはアクリル酸、スチレン等とのコポリマ
ー、スチレン−ブタジエンコポリマー、活性メチレン
基、水溶性基またはゼラチンとの架橋性基を有するモノ
マーからなるポリマーまたはコポリマーを好ましく用い
ることができる。特に、バインダーであるゼラチンとの
親和性を高めるために、アクリル酸のアルキルエステ
ル、スチレン等疎水性モノマーを主成分とした水溶性基
またはゼラチンとの架橋性基を有するモノマーとのコポ
リマーが最も好ましく用いられる。
【0046】水溶性基を有するモノマーの望ましい例と
しては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチ
レンスルホン酸等であり、ゼラチンとの架橋性基を有す
るモノマーの望ましい例としてはアクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸グリシジル、N−メチロールアクリル
アミド等である。
【0047】本発明の感光材料が医療用両面乳剤X線感
材として利用される場合は、画像鮮鋭性を向上させる目
的で、横断光遮断層を設けることが好ましい。該横断光
遮断層には横断光を吸収させる目的で染料の固体微粒子
分散体が含有される。このような染料としては、例えば
pH9以上のアルカリには可溶で、pH7以下では難溶
な構造を有する染料であれば特に制限はないが、現像処
理時の脱色性がよい点で特開平5−45790号記載の
一般式(1)〜(8)の化合物が好ましく用いられる。
【0048】本発明の支持体としてはポリエチレンテレ
フタレートのごときポリエステルフィルム及びセルロー
ストリアセテートフィルムのごときセルロースエステル
フィルムが好ましく用いられる。
【0049】本発明の感光材料を現像する好ましい現像
液としては現像主薬として、特開平4−15641号、
特開平4−16841号などに記載のジヒドロキシベン
ゼン類、例えばハイドロキノン、パラアミノフェノール
類、例えばp−アミノフェノール、N−メチル−p−ア
ミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール、3−ピ
ラゾリドン類、例えば1−フェニル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル
−3−ピラゾリドン、5、5−ジメチル−1−フェニル
−3−ピラゾリドン等の1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類等で、またこれらを併用して用いることが好まし
い。
【0050】また、上記パラアミノフェノール類、3−
ピラゾリドン類の好ましい使用量は0.004モル/リ
ットルであり、より好ましくは0.04〜0.12モル
/リットルである。
【0051】また、これら全現像処理液構成成分中に含
まれるジヒドロキシベンゼン類、パラアミノフェノール
類、3−ピラゾリドン類の総モル数が0.1モル/リッ
トル以下が好ましい。
【0052】保恒剤としては、亜硫酸塩類、例えば亜硫
酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、レダクトン類、例えば
ピペリジノヘキソースレダクトンなどを含んでもよく、
これらは、好ましくは0.2〜1モル/リットル、より
好ましくは0.3〜0.6モル/リットル用いるのがよ
い。
【0053】また、アスコルビン酸類を多量に添加する
ことも処理安定性につながる。
【0054】アルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第三
燐酸ナトリウム、第三燐酸カリウムの如きpH調節剤を
含む。さらに特開昭61−28708号記載の硼酸塩、
特開昭60−93439号記載のサッカローズ、アセト
オキシム、5−スルホサリチル酸、燐酸塩、炭酸塩など
の緩衝剤を用いてもよい。これらの薬剤の含有量は現像
液のpHを9.0〜13、好ましくはpH10〜12.
5とするように選ぶ。
【0055】溶解助剤としては、ポリエチレングリコー
ル類、およびこれらのエステルなど、増感剤としては、
例えば四級アンモニウム塩など、現像促進剤、界面活性
剤などを含有させることができる。
【0056】銀スラッジ防止剤としては、特開昭56−
106244号記載の銀汚れ防止剤、特開平3−518
44号記載のスルフィド、ジスルフィド化合物、特願平
4−92947号記載のシステイン誘導体あるいはトリ
アジン化合物が好ましく用いられる。
【0057】有機抑制剤としてアゾール系有機カブリ防
止剤、例えばインダゾール系、イミダゾール系、ベンツ
イミダゾール系、トリアゾール系、ベンツトリアゾール
系、テトラゾール系、チアジアゾール系化合物が用いら
れる。無機抑制剤としては、臭化ナトリウム、臭化カリ
ウム、沃化カリウムなどを含有する。この他、L.F.
A.メンソン著「フォトグラフィック・プロセッシング
・ケミストリー」フォーカルプレス社刊(1966年)
の226〜229頁、米国特許2,193,015号、
同2,592,364号、特開昭48−64933号な
どに記載のものを用いてもよい。
【0058】処理液に用いられる水道水中に混在するカ
ルシウムイオンを隠蔽するためのキレート剤には、有機
キレート剤として特開平1−193853号記載の鉄と
のキレート安定化定数が8以上のキレート剤が好ましく
用いられる。無機キレート剤としてヘキサメタ燐酸ナト
リウム、ヘキサメタ燐酸カルシウム、ポリ燐酸塩等があ
る。
【0059】現像硬膜剤としてはジアルデヒド系化合物
を用いてもよい。この場合、グルタルアルデヒドが好ま
しく用いられる。
【0060】好ましい定着液としては、当業界で一般に
用いられている定着素材を含むことができる。pH3.
8以上、好ましくは4.2〜5.5である。定着剤とし
ては、チオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸ナトリウムなど
のチオ硫酸塩であり、定着速度からチオ硫酸アンモニウ
ムが特に好ましい。該チオ硫酸アンモニウムの濃度は
0.1〜5mol/リットルの範囲が好ましく、より好
ましくは0.8〜3mol/リットルの範囲である。本
発明に用いられる定着液は酸性硬膜を行うものであって
もよい。この場合硬膜剤としてはアルミニウムイオンが
好ましく用いられる。例えば硫酸アルミニウム、塩化ア
ルミニウム、カリ明礬などの形態で添加するのが好まし
い。
【0061】その他、本発明に用いられる定着液には、
所望により亜硫酸塩、重亜硫酸塩等の保恒剤、酢酸、硼
酸等のpH緩衝剤、鉱酸(硫酸、硝酸)や有機酸(クエ
ン酸、蓚酸、リンゴ酸など)、塩酸などの各種酸や金属
水酸化物(水酸化カリウム、ナトリウム)等のpH調整
剤や硬水軟化能を有するキレート剤を含むことができ
る。定着促進剤としては、例えば特公昭45−3575
4号、同58−122535号、同58−122536
号記載のチオ尿素誘導体、米国特許4,126,459
号記載のチオエーテルなどが挙げられる。
【0062】本発明における現像液の補充は、処理疲労
と酸化疲労相当分を補充するが、感光材料1m2当たり
35〜98mlの補充量で行う際に特に効果を示す。補
充法としては、特開昭55−126243号に記載の
幅、送り速度による補充、特開昭60−104946号
記載の面積補充、特開平1−149156号記載の連続
処理枚数によりコントロールされた面積補充でもよい。
【0063】本発明の感光材料は全処理時間が10〜3
0秒である自動現像機による迅速現像処理にすぐれた性
能を示す。処理において現像、定着等の温度及び時間は
約25℃〜50℃で各々15秒以下が好ましく、特に好
ましくは30℃〜40℃で2秒〜10秒である。本発明
においては感光材料は現像、定着された後水洗される。
ここで、水洗工程は、2〜3段の向流水洗方式を用いる
ことによって、節水処理することができる。また少量の
水洗水で水洗するときにはスクイズローラー洗浄槽を設
けることが好ましい。水洗工程の温度及び時間は5℃〜
50℃で2秒〜10秒が好ましい。本発明では現像、定
着、水洗された感光材料はスクイズローラーを経て乾燥
される。乾燥方式は熱風対流乾燥、遠赤外線ヒーターに
よる放射乾燥、ヒートローラーによる伝熱乾燥のいずれ
かまたは併用する事ができる。乾燥温度と時間は40℃
〜100℃で4秒〜15秒で行われる。本発明における
全処理時間とはフイルムの先端が現像槽中の現像液に浸
漬されてから、渡り部分、定着槽、渡り部分、水洗槽、
渡り部分を通過して、フイルムの先端が乾燥部分からで
てくるまでの全時間である。
【0064】尚、本発明のハロゲン化銀乳剤層は、迅速
処理を施したときの乾燥性、現像ムラ、残色の点から現
像処理中の膨潤率が150〜250%が好ましく、膨潤
後の膜厚が70μm以下が好ましい。ここで、膨潤率と
は各処理液中で膨潤した後の膜厚と、現像処理前の膜厚
との差を求め、これを処理前の膜厚で除して100倍し
たものを言う。
【0065】その他、本発明では感光材料、及びその現
像方法について公知の技術を使用することが出来る。
【0066】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0067】実施例1 実施例に使用する種乳剤及び乳剤の調製方法を示す。
【0068】 (種乳剤の調製) A1 オセインゼラチン 24.2g 水 9657ml ポリプロピレンオキシ−ポリエチレンオキシ −ジサクシネートナトリウム塩(10%エタノール水溶液)6.78ml 臭化カリウム 10.8g 10%硝酸 114ml B1 2.5N 硝酸銀水溶液 2825ml C1 臭化カリウム 824g 沃化カリウム 23.5g 水で 2825mlに仕上げる D1 1.75N 臭化カリウム水溶液 下記銀電位制御量 35℃で特公昭58−58288号、同58−5828
9号記載の混合撹拌機を用い溶液A1に、溶液B1及び
溶液C1の各々464.3mlを同時混合法により1.
5分を要して添加し、核形成を行った。溶液B1及び溶
液C1の添加を停止した後、60分の時間を要して溶液
A1の温度を60℃に上昇させ、3%KOHでpHを
5.0に合わせた後、再び溶液B1と溶液C1を同時混
合法により各々55.4ml/minの流量で42分間
添加した。この35℃から60℃への昇温及び溶液B
1、C1による再同時混合の間の銀電位(飽和銀−塩化
銀電極を比較電極として銀イオン選択電極で測定)を溶
液D1を用いてそれぞれ+8mv及び+16mvになる
よう制御した。
【0069】添加終了後3%KOHによってpHを6に
合わせ直ちに脱塩、水洗を行った。この種乳剤はハロゲ
ン化銀粒子の全投影面積の90%以上が最大隣接辺比が
1.0〜2.0の六角平板粒子よりなり、六角平板粒子
の平均厚さは0.06μm、平均粒径(円直径換算)は
0.59μmであることを電子顕微鏡にて確認した。ま
た厚さの変動係数は40%、双晶面間距離の変動係数は
42%であった。
【0070】(乳剤の調製)上記の種乳剤と以下に示す
4種の溶液を用い、コア/シェル型構造を有する平板状
乳剤を調製した。
【0071】 A2 オセインゼラチン 11.7g ポリプロピレンオキシ−ポリエチレンオキシ−ジサクシネート ナトリウム塩(10%エタノール水溶液) 1.4ml 種乳剤 0.10モル相当 水で 550mlに仕上げる B2 オセインゼラチン 5.9g 臭化カリウム 6.2g 沃化カリウム 0.8g 水で 145mlに仕上げる C2 硝酸銀 10.1g 水で 145mlに仕上げる D2 オセインゼラチン 6.1g 臭化カリウム 94g 水で 304mlに仕上げる E2 硝酸銀 137g 水で 304mlに仕上げる 67℃で激しく撹拌した溶液A2に、ダブルジェット法
にて溶液B2と溶液C2を58分で添加した。次に同じ
液中に溶液D2と溶液E2をダブルジェット法にて48
分添加した。この間、pHは5.8、pAgは8.7に
保った。添加終了後、種乳剤と同様に脱塩、沈澱を行い
40℃にてpAg8.5、pH5.85の平均沃化銀含
有率が約0.5モル%の乳剤を得た。得られた乳剤を電
子顕微鏡にて観察したところ、投影面積の81%が平均
粒径0.96μm、粒径分布の広さが19%で、平均ア
スペクト比4.5の平板状ハロゲン化銀粒子であった。
また双晶面間距離(a)の平均は0.019μmであ
り、(a)の変動係数は28%であった。
【0072】得られた乳剤を60℃に昇温し、分光増感
色素の所定量を、固体微粒子状の分散物として添加した
後に、アデニン、チオシアン酸アンモニウム、塩化金酸
及びチオ硫酸ナトリウムの混合水溶液及びトリフェニル
フォスフィンセレナイドを酢酸エチルとメタノールの混
合溶媒に溶かして得た溶液を加え、更に60分後に沃化
銀微粒子乳剤を加え、総計2時間の熟成を施した。熟成
終了時に安定剤として4−ヒドロキシ−6−メチル−
1,3,3a,7−テトラザインデン(TAI)の所定
量を添加した。
【0073】上記の添加剤とその添加量(AgX1モル
当たり)を下記に示す。
【0074】 分光増感色素(A) 120mg 分光増感色素(B) 2.0mg アデニン 15mg チオシアン酸アンモニウム 95mg 塩化金酸 2.5mg チオ硫酸ナトリウム 2.0mg トリフェニルフォスフィンセレナイド 0.4mg 沃化銀微粒子 280mg 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7− テトラザインデン(TAI) 50mg 分光増感色素の固体微粒子状分散物は、特開平5−29
7496号に記載の方法に準じて調製した。即ち分光増
感色素の所定量を予め27℃に調温した水に加え、高速
撹拌機(ディゾルバー)により500rpmにて30〜
120分間にわたって撹拌することによって得た。
【0075】増感色素(A):5,5′−ジクロロ−9
−エチル−3,3′−ジ−(スルホプロピル)オキサカ
ルボシアニン−ナトリウム塩無水物 増感色素(B):5,5′−ジ−(ブトキシカルボニ
ル)−1,1′−ジエチル−3,3′−ジ−(4−スル
ホブチル)ベンゾイミダゾロカルボシアニン−ナトリウ
ム塩無水物 以下の塗布液を、下引き処理済のブルーに着色した厚さ
175μmのポリエチレンテレフタレート支持体の両面
に下から横断光遮光層、乳剤層、乳剤保護層の順に同時
重層塗布、冷却凝固させた後、本発明の無機物微粒子の
分散液を噴霧量2ml/m2となるようにスプレーを用
いて噴霧した。その試料を乾燥し、表1の試料2〜10
を作製した。また、最外層に無機物微粒子を用いない試
料1を作成した。
【0076】 (試料の作製) 第1層(横断光遮光層) 固体微粒子分散体染料(AH−1) 50mg/m2 ゼラチン 0.2g/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 5mg/m2 化合物(I) 5mg/m2 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリアジン ナトリウム塩 5mg/m2 コロイダルシリカ(平均粒径14nm) 10mg/m2 ラテックス(L) 0.2g/m2 ポリスチレンスルホン酸カリウム 50mg/m2 第2層(乳剤層) 上記で得た各々の乳剤に下記の各種添加剤を加えた。
【0077】 テトラクロロパラジウム(II)酸カリウム 100mg/m2 化合物(G) 0.5mg/m2 2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4−ジエチルアミノ− 1,3,5−トリアジン 5mg/m2 t−ブチル−カテコール 130mg/m2 ポリビニルピロリドン(分子量10,000) 35mg/m2 スチレン−無水マレイン酸共重合体 80mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 80mg/m2 トリメチロールプロパン 350mg/m2 ジエチレングリコール 50mg/m2 ニトロフェニル−トリフェニル−ホスホニウムクロリド 20mg/m2 1,3−ジヒドロキシベンゼン−4−スルホン酸 アンモニウム 500mg/m2 2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スルホン酸 ナトリウム 5mg/m2 化合物(H) 0.5mg/m2 n−C49OCH2CH(OH)CH2N(CH2COOH)2 350mg/m2 化合物(M) 5mg/m2 化合物(N) 5mg/m2 ラテックス(L) 0.4g/m2 デキストリン(平均分子量1000) 0.2g/m2 ソルビトール 0.1g/m2 ゼラチン 1.4g/m2 第3層(保護下層) ゼラチン 0.2g/m2 ラテックス(L) 0.2g/m2 ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量50000) 30mg/m 化合物(K) 15mg/m2 第4層(保護上層) ゼラチン 0.4g/m2 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7− テトラザインデン 50mg/m2 ホルムアルデヒド 20mg/m2 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5− トリアジンンナトリウム塩 10mg/m2 ビス−ビニルスルホニルメチルエーテル 36mg/m2 ポリアクリルアミド(平均分子量10000) 0.1g/m2 ポリシロキサン(S1) 20mg/m2 化合物(I) 12mg/m2 化合物(J) 2mg/m2 化合物(S−1) 7mg/m2 化合物(O) 50mg/m2 化合物(S−2) 5mg/m2 化合物(F−1) 3mg/m2 化合物(F−2) 2mg/m2 化合物(F−3) 1mg/m
【0078】
【化1】
【0079】
【化2】
【0080】
【化3】
【0081】なお、素材の付量は片面分であり、塗布銀
量は片面分として1.0g/mになるように調製し
た。
【0082】現像処理は以下の手順にて行った。塗布乾
燥した試料を23℃,55%RHで3日間保存した後、
X線写真用増感紙KO−250ではさみ、ペネトロメー
タB型を介してX線照射後、ローラー搬送型自動現像機
(SRX−501:コニカ(株)製)を用い下記組成の
現像液、定着液にて処理を行った。
【0083】 (現像液処方) Part−A(12l仕上げ用) 水酸化カリウム 450g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 2280g ジエチレンテトラアミン5酢酸 120g 重炭酸水素ナトリウム 132g 5−メチルベンゾトリアゾール 1.2g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.2g ハイドロキノン 340g 水を加えて5000mlに仕上げる。
【0084】 Part−B(12l仕上げ用) 氷酢酸 170g トリエチレングリコール 185g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 22g 5−ニトロインダゾール 0.4g (スターター) 氷酢酸 120g 臭化カリウム 225g 水を加えて1.0lに仕上げる。
【0085】 (定着液処方) Part−A(18l仕上げ用) チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 6000g 亜硫酸ナトリウム 110g 酢酸ナトリウム・3水塩 450g クエン酸ナトリウム 50g グルコン酸 70g 1−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−5−メルカプトテトラゾール 18g Part−B 硫酸アルミニウム 800g 現像液の調製は以下の様に行った。水約5lにPart
A、PartBを同時添加し、撹拌溶解しながら水を加
え12lに仕上げ氷酢酸でpHを10.40に調整し
た。これを現像補充液とする。
【0086】この現像補充液1lに対して前記のスター
ターを20ml/l添加しpHを10.26に調整し使
用液とする。
【0087】定着液の調製は水約5lにPartA、P
artBを同時添加し、撹拌溶解しながら水を加え18
lに仕上げ、硫酸とNaOHを用いてpHを4.4に調
整した。これを定着液とする。また、同様の手順で定着
補充液を調整した。
【0088】評価方法 (1) ヘイズの評価 試料を未露光にて現像し、乾燥後の試料について測定を
行った。測定機器は、東京電色製、積分球光電散乱光度
計、モデルK−2600Dを用い、 ヘイズ=(散乱光/全透過光)×100 として自動計測される値を用いた。ヘイズの値が小さい
ほど透明性がよいことを示し、本発明の関わる写真感光
材料にとって好ましい事を示す。
【0089】(2) 光沢むらの評価 試料を黒化濃度が1.0になるように一様露光したの
ち、上記の現像処理を行った。現像処理を行った直後の
感光材料の光沢むらを以下のランクによって目視評価し
た。
【0090】○: 光沢むらの発生なし △: 光沢むらが少量発生しているが実用上問題ないレ
ベル ×: 光沢むらが多発。実用に供せないレベル。
【0091】(3)接着の評価 現像処理後の感光材料をそれぞれ5cm2の大きさに2
枚ずつ切り取り、それぞれ互いに接触しないようにして
40℃,80%RH(RHは相対湿度を示す。以下同
様)雰囲気下で1日間保存した後、それぞれ同試料の最
外層同士を接触させ、800gの荷重をかけ、40℃、
65%RHの雰囲気下で3日間保存した。その後試料を
剥がして接着部分の面積を測定し、接着性を測定した。
評価は次に示す基準とした。
【0092】A: 接着部分の面積が0〜3% B: 接着部分の面積が4〜10%で許容限界レベル C: 接着部分が11%以上で実用に供せないレベル 結果を表1に示す。
【0093】
【表1】
【0094】A−1:一部アルミナで変性したコロイダ
ルシリカ (5重量%分散液:平均粒径14nm) A−2:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (5重量%分散液:平均粒径5nm) A−3:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (5重量%分散液:平均粒径80nm) A−4:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (5重量%分散液:平均粒径200nm) A−5:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (5重量%分散液:平均粒径3000nm) B−1:酸化イットリウムゾル(5重量%分散液:平均
粒径4nm) B−2:五酸化アンチモンゾル(5重量%分散液:平均
粒径50nm) C−1:ポリメチルメタクリレート粒子 (5重量%分散液:平均粒径10nm) C−2:ポリメチルメタクリレート粒子 (5重量%分散液:平均粒径100nm) 表1から明らかなように、本発明により、ヘイズを上昇
させず、光沢むらがなくかつ感光材料同士が接着しない
写真感光材料が製造できることが分かる。
【0095】実施例2 実施例1に示した塗布液を、下引き処理済のブルーに着
色した厚さ175μmのポリエチレンテレフタレート支
持体の両面に下から横断光遮光層、乳剤層、乳剤保護層
の順に同時重層塗布、冷却凝固させた後、本発明の無機
物微粒子の分散液を噴霧量2ml/m2となるようにス
プレーを用いて噴霧した。
【0096】その後乾燥し、表2の試料No.11〜1
5、18〜20を作製した。また、保護上層の塗布液に
表2に示す分散液を微粒子の塗布量が100mg/m2
となるように添加し、重層塗布、乾燥し試料No.1
6,17を作製した。また、最外層に無機物微粒子を用
いない試料1を作成した。
【0097】(1)最外層表面の評価 塗布乾燥後の試料を以下の条件により測定し、最外層表
面の無機物微粒子の量の評価を行った。
【0098】装置:日本電子(株)製 質量分析計J
MS−SX102 およびデータ処理システムDA−7
000 高速原子種:キセノン 高速原子加速電圧:4kV 高速原子銃エミッション電流:1mA イオン源内圧力:高速原子ガスにより2×10−6To
rrに調整 測定時間:2分 質量走査範囲:m/z=10〜800 イオン加速電圧:8kV 最外層表面の無機物微粒子の量の評価は 表面無機物微粒子金属イオン量(%)=[(測定時間な
いに観測された微粒子の金属元素イオンの検出強度)/
(測定時間ないに観測された全イオンの検出強度)]×
100 を求めて行った。尚、測定は10cm2あたり110点
行いその平均を測定値とした。
【0099】(2)ヘイズ、光沢むら、接着性の評価 実施例1に示した方法と同一の方法でヘイズ、光沢む
ら、接着性の評価を行った。なお、現像処理方法も実施
例1と同一の方法にて行った。結果を表2に示す。
【0100】
【表2】
【0101】D−1:一部アルミナで変性したコロイダ
ルシリカ (1重量%分散液:平均粒径14nm) D−2:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (5重量%分散液:平均粒径14nm) D−3:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (10重量%分散液:平均粒径14nm) D−4:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (1重量%分散液:平均粒径100nm) D−5:一部アルミナで変性したコロイダルシリカ (5重量%分散液:平均粒径100nm) B−1:酸化イットリウムゾル(5重量%分散液:平均
粒径4nm) B−2:五酸化アンチモンゾル(5重量%分散液:平均
粒径50nm) C−1:ポリメチルメタクリレート粒子 (5重量%分散液:平均粒径10nm) 注1:塗布とは従来と同様塗布液中に添加し塗布するこ
とを意味し、噴霧とは感光材料表面に分散液を噴霧し製
造することを示す。
【0102】表2から明らかなように本発明により、ヘ
イズを上昇させず、光沢むらがなくかつ感光材料同士が
接着しない写真感光材料が製造できることが分かる。
【0103】実施例3 実施例2で作成した試料No.1、11〜20にX線露
光を与え、実施例1の現像液、定着液を使用して自動現
像機は実施例1で用いたSRX−501(コニカ(株)
製)を改造して搬送スピードを速めたものを用い、以下
の条件で各試料をランニング平衡に達するまで処理しラ
ンニング平衡液1及びランニング平衡液2をつくった。
【0104】 補充条件 (ランニング平衡液1) (ランニング平衡液2) 現像補充量 14.0ml 7.0ml (180ml/m2) (90ml/m2) 定着補充量 14.0ml 7.0ml (180ml/m2) (90ml/m2) 補充量は四切サイズ1枚当たり(10×12インチ)の
量で示す。
【0105】実施例2で作成した試料No.1、11〜
20を上記のランニング平衡液1(条件1)及びランニ
ング平衡液2(条件2)を用いて上記の条件で処理し、
ヘイズ、光沢むら、接着性の評価を行った。結果を表3
に示す。
【0106】
【表3】
【0107】表3の結果からも、本発明の試料は、低補
充量での超迅速処理でもヘイズ、光沢むらの劣化が少な
く、感光材料同士が接着しないことがが分かる。
【0108】
【発明の効果】本発明により、低補充量での超迅速処理
でもヘイズ、光沢むらの劣化が少なく、感光材料同士が
接着しない感光材料ならびにその現像処理方法を提供す
ることができた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層を
    有し、かつ最外層として非感光性親水性コロイド層を有
    するハロゲン化銀写真感光材料において、該最外層の表
    面に平均粒径が1〜90nmの無機物微粒子を有するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
  2. 【請求項2】 支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層を
    有し、最外層として非感光性親水性コロイド層を有し、
    かつ該最外層に無機物微粒子を有するハロゲン化銀写真
    感光材料において、ハロゲン化銀写真感光材料の最外層
    表面の質量スペクトルを測定した際、観測される全イオ
    ン中の該無機物微粒子の金属元素イオンの信号強度の割
    合が0.1%以上であることを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。
  3. 【請求項3】 前記最外層の表面に無機物微粒子の分散
    液を噴霧して製造することを特徴とする請求項1又は2
    に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2又は3に記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料を該感光材料を1m2当たり35〜
    98mlの現像補充液を用い、現像から乾燥までの全処
    理時間が10〜30秒である自動現像機で処理すること
    を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
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