JPH0926461A - テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法 - Google Patents

テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法

Info

Publication number
JPH0926461A
JPH0926461A JP7174883A JP17488395A JPH0926461A JP H0926461 A JPH0926461 A JP H0926461A JP 7174883 A JP7174883 A JP 7174883A JP 17488395 A JP17488395 A JP 17488395A JP H0926461 A JPH0926461 A JP H0926461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
circuit
test
voltage
supply unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7174883A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Sekino
明朗 関野
Masahiko Ito
昌彦 伊藤
Takaya Motoki
孝哉 本木
Satoshi Shiozawa
聡 塩澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP7174883A priority Critical patent/JPH0926461A/ja
Publication of JPH0926461A publication Critical patent/JPH0926461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積
回路装置の試験方法に関し,簡単な構成で電極の接続試
験を簡単に行うことのできるテスト回路を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 HもしくはLの試験信号を電極に出力す
る電圧供給部と,電圧供給部の出力のオンもしくはオフ
を制御する接続制御部と,電圧供給部と該電極の間に接
続される抵抗回路と,電極に生じる電圧を検出する電圧
検出部とを備えて電極に生じる電圧により電極と接地端
子もしくは電源端子との接続の有無を判定するテスト回
路を内蔵する構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテスト回路内蔵集積回路
装置およびその集積回路装置の試験方法に関するもので
ある。
【0002】現在、集積回路装置は基板等に電極を接続
した時に接続が正しくなされたか,あるいは接続される
べきでない他の電極と短絡していないか等の接続試験を
含めて回路の論理試験を行うテスト回路を内蔵するに
は、大規模で複雑な回路が必要となる。集積回路装置の
高集積化が進むにつれ、テストの為の回路量も増加して
いることから、簡単な構成で電極の接続試験を簡単に行
うことのできるテスト回路の開発が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図9は従来の集積回路装置のバウンダリ
スキャンによるテスト回路である。図9において,20
5は基板である。
【0004】210は集積回路装置である。211はL
SI内部回路である。212はテスト回路1であって,
LSI内部回路の論理および電極T1 ,T2,T3 ,T
4 と基板205の回路(図示せず)との接続試験をする
テスト回路である。
【0005】213はテスト回路2であって,電極
5 ,T6 ,T7 ,T8 と基板205の回路(図示せ
ず)との接続試験をするテスト回路である。テスト回路
A(112)において,221はフリップフロップであ
って,電極T1 に入力される試験データを保持するもの
である。
【0006】222はフリップフロップであって,電極
2 に入力される試験データを保持するものである。2
23はフリップフロップであって,電極T3 に入力され
る試験データを保持するものである。
【0007】224はフリップフロップであって,電極
4 に入力される試験データを保持するものである。2
25は選択スイッチであって,通常の動作で電極T1
選択し,試験においてフリップフロップ221の側に接
続するものである。
【0008】226は選択スイッチであって,通常の動
作で電極T2 を選択し,試験においてフリップフロップ
222の側に接続するものである。227は選択スイッ
チであって,通常の動作で電極T3 を選択し,試験にお
いてフリップフロップ223の側に接続するものであ
る。
【0009】228は選択スイッチであって,通常の動
作で電極T4 を選択し,試験においてフリップフロップ
224の側に接続するものである。テスト回路2(21
3)において,231はフリップフロップであって,電
極T5 の試験データを保持するものである。
【0010】232はフリップフロップであって,電極
6 の試験データを保持するものである。233はフリ
ップフロップであって,電極T7 の試験データを保持す
るものである。
【0011】234はフリップフロップであって,電極
8 の試験データを保持するものである。テスト回路2
(213)においては,選択スイッチは図示を省略され
ている。
【0012】T1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6 ,T
7 ,T8 は集積回路装置210の電極である。T10はテ
スト電極であって,フリップフロップ(221〜23
4)をスキャンするクロックを入力するものである。
【0013】T11はテスト電極であって,スキャン信号
を出力する電極である。図9の構成において,試験を行
う時は,まず,選択スイッチ225〜228を電極側に
接続し(図示されてはいないがテスト回路2においても
同様),各電極(T1 〜T10)から試験データを入力す
る。
【0014】そして,選択スイッチ(225〜228)
をフリップフロップ(221〜228)の側に接続す
る。LSI内部回路を伝播した試験データは各フリップ
フロップ(221〜224,231〜234)に保持さ
れる。そこで,試験電極T10からスキョンクロックを入
力し,試験電極T11から各フリップフロップ(221〜
224,231〜234)に保持されている値を読み出
す。
【0015】出力された試験結果を基に期待値と比較
し,LSI内部回路211の故障および各電極(T1
8 )の接続状態の判定を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】集積回路のパッケージ
の電極数の増加,狭ピッチ化が進む中で,特に電極と基
板の接続試験の重要性が増している。このような試験の
代表としてバウンダリスキャンがあるが,テスト回路が
比較的大規模であり,これを内蔵した集積回路のチップ
面積増加(すなわち高価格)をまねいている。
【0017】本発明は電極接続試験を小規模な回路で簡
単に行うことのできるテスト回路を内蔵する集成回路装
置とその試験方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は, Hもしく
はLの試験信号を電極に出力する電圧供給部と,電圧供
給部の出力のオンもしくはオフを制御する接続制御部
と,電圧供給部と該電極の間に接続される抵抗回路と,
電極に生じる電圧を検出する電圧検出部とを備えて電極
に生じる電圧により電極と接地端子もしくは電源端子と
の接続の有無を判定するテスト回路を内蔵するようにす
る構成をもつ。あるいは HもしくはLの試験信号を
抵抗を介して電極に出力する電圧供給部1と,電圧供給
部1の出力のオンもしくはオフの制御をする接続制御部
1と,電圧供給部1と電極の間に接続される抵抗回路
と,HもしくはLの試験信号を抵抗を介することなく電
極に出力する電圧供給部2と,電圧供給部2の出力のオ
ンもしくはオフを制御する接続制御部2と,電極に生じ
る電圧を検出する電圧検出部とを備えて電極と接地端子
および電源端子および他の外部接続電極との接続の有無
を試験するテスト回路を内蔵する構成をもつ。
【0019】図1は本発明の基本構成(1) であって,電
極と接地端子もしく電源端子との間の短絡の有無を判定
する場合の構成である。図1において,1は基板であっ
て,回路2の外部端子を接続する配線を持つものであ
る。
【0020】2は回路2である。3は回路2の内部回路
である。4はテスト回路である。
【0021】5は電圧供給部であって,HもしくはLの
電圧を電極に供給するものである。6は接続制御部であ
って,電圧供給部と電極との接続制御をするものであ
る。7は電圧検出部であって,試験結果の電圧を検出す
るものである。
【0022】8は抵抗回路である。T1 は内部回路3の
動作モードの入力部である。内部回路3をテストモー
ド,通常モードにする選択信号を入力するものである。
【0023】T2 は接続制御部6の制御信号の入力部で
ある。T3 は電圧供給部5の入力部である。T4 は電圧
検出部7の検出電圧の出力部である。
【0024】GNDは接地電極である。Pは電源Vcc
に接続される電源電極である。L1 は接地電極GNDに
接続される配線である。
【0025】L2 は電極T1 に接続される配線である。
3 は電源電極Pに接続される配線である。なお,入力
部T1 ,T2 ,T3 ,T4 は信号入力をする電極もしく
は集積回路内部にテストデータ(テストパターン)を保
持する場合にはそのデータを入力するものである。
【0026】図1の本発明の基本構成の動作を説明す
る。 電極T1 と接地電極GNDの間の短絡試験をする場
合 T1 にはテストモードとする信号を入力し,内部回路3
の出力はないようにする。
【0027】T2 には接続制御部6の制御信号を入力
し,電圧供給部5と電極T5 との接続をとる。T3 には
電圧供給部5の出力がHとなる信号を入力する。
【0028】この状態で電圧検出部7の出力部T4 の電
圧を検出する。T4 の電圧がHであれば電極T5 と接地
点GNDとの間の短絡はないと判定する。また,T4
電圧がLであれば電極T5 と接地点GNDとの間の短絡
があると判定する。
【0029】 電極T5 と電源電極Pと間の短絡試験
をする場合 T1 にはテストモードとする信号を入力し,内部回路3
の出力がないようにする。
【0030】T2 には接続制御部6の制御信号を入力
し,電圧供給部5と電極T5 との接続をとる。T3 には
電圧供給部5の出力がLとなる信号を入力する。
【0031】この状態で電圧検出部7の出力部T4 の電
圧を検出する。T4 の電圧がLであれば電極T5 と電源
電極Pとの間の短絡はないと判定する。また,T4 の電
圧がHであれば電極T5 と電源電極Pとの間の短絡があ
ると判定する。
【0032】図2は本発明の基本構成(2) であって,検
査対象の電極が接続されるべき他の電極と正しく接続さ
れているかいないかの試験,あるいは検査対象の電極が
接続されるべきでない他の電極と短絡していないかを試
験するための構成である。
【0033】図2において,21は基板であって,回路
A(22),回路B(32),回路C(42)の電極を
接続する配線をもつものである。
【0034】22は回路Aであって,試験対象の回路で
あって試験対象の電極Aをもつものである。23は内部
回路であって,回路A(22)の内部の回路である。
【0035】24はテスト回路Aである。25は電圧供
給部1であって,抵抗回路28を介して電極Aに接続さ
れるものである。
【0036】26は接続制御部1であって,電圧供給部
1を制御するものである。27は電圧検出部である。2
8は抵抗回路である。
【0037】T1 は電極Aである。T2 は内部回路23
の動作モード(テストモード,通常モード)を定める信
号の入力部である。
【0038】T3 は接続制御部26の制御信号の入力部
である。T4 は電圧供給部25の入力部である。T5
電圧検出部27の出力部である。
【0039】32は回路Bであって,試験対象の回路A
(22)に正しく接続されるべき回路である。33は内
部回路であって,回路B(32)の内部回路である。
【0040】34はテスト回路Bである。35は電圧供
給部2であって,抵抗回路を介さずに電極Bに接続され
るものである。
【0041】36は接続制御部2であって,電圧供給部
2を制御するものである。37は電圧検出部である。T
6 は電極Bである。
【0042】T7 は内部回路33の動作モード(テスト
モード,通常モード)を定める信号の入力部である。T
8 は接続制御部36の制御信号の入力部である。
【0043】T9 は電圧供給部35に電圧を供給するも
のである。T10は電圧検出部27の出力部である。42
は回路Cであって,試験対象の回路A(22)と接続の
ない回路である。
【0044】43は内部回路であって,回路C(42)
の内部の回路である。44はテスト回路Cである。45
は電圧供給部2であって,抵抗を介さずに電極Cに接続
されるものである。
【0045】46は接続制御部であって,電圧供給部2
を制御するものである。47は電圧検出部である。T11
は電極Cである。
【0046】T12は内部回路43の動作モード(テスト
モード,通常モード)を定める信号を入力するものであ
る。T13は接続制御部2(46)の制御信号の入力部で
ある。
【0047】T14は電圧供給部2(45)の入力部であ
る。T15は電圧検出部47の出力部である。なお,
2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T7 ,T8 ,T9 ,T12,T
13,T14,T15は信号を外部から入力する電極もしく
は,回路内部にテストデータ(テストパターン)をもつ
場合にはその信号入力部である。
【0048】図3は本発明の抵抗回路の作用説明図であ
る。図3 (a)は回路Bの供給電圧がHで回路Aの供給電
圧がLの場合の回路Aの電圧検出部の検出電圧を示す。
【0049】図3 (b)は回路Bの供給電圧がLで回路A
の供給電圧がHの場合の回路Aの電圧検出部の検出電圧
を示す。図3 (a),図3 (b)において,22は回路Aで
ある。
【0050】23は回路Bである。28は抵抗回路Rで
ある。図3 (a)のように,図3 (a)は回路Bの電圧供給
部2の供給電圧がHで回路Aの電圧供給部1の供給電圧
がLの場合,抵抗回路28に図示の向きに電流iが流
れ,電圧検出部の検出電圧はHとなる。
【0051】図3 (b)のように,回路Bの電圧供給部2
の供給電圧がLで回路Aの電圧供給部1の供給電圧がH
の場合,抵抗回路28に図示の向きに電流iが流れ,電
圧検出部の検出電圧はLとなる。
【0052】従って,図3の構成において,検査対象の
電極Aの回路Aには抵抗回路28を挿入し,回路A(2
2)の電圧供給部1(25)の出力電圧がHであって,
回路B(32)もしくは回路C(42)から電極A(T
1 )にLの電圧が供給されたとき電圧検出部27はLを
検出する。また,その反対に回路A(22)の電圧供給
部1(25)の出力電圧がLであって,回路B(32)
もしくは回路C(42)から電極A(T1 )にHの電圧
が供給されたとき電圧検出部27はHを検出する。
【0053】図2の構成の動作を説明する。 (,は前述)回路A(22)と正しく接続され
るべき回路B(32)との接続が正しくなされているか
いないかを検査する場合 T2 ,T7 ,T12にはテストモードの信号を入力し,回
路A(22),回路B(32),回路C(42)のそれ
ぞれの内部回路23,33,43が出力をしなようにす
る。
【0054】回路A(22)において,T3 には接続制
御部26が電圧供給部1(25)の出力をオンとする信
号を与える(電圧供給部1(25)が電極Aに電圧を出
力するようにする)。
【0055】電圧検出部27の出力をLとする。回路B
(32)において,T8 は接続制御部36が電圧供給部
2(35)の出力をオンとする信号を与える(電圧供給
部2(35)が電極Bに電圧を出力する)。
【0056】電圧供給部2(35)の出力はHとする。
回路C(42)において,T13には接続制御部2(4
6)が電圧供給部2(45)をオフにする信号を与える
(電圧供給部2(45)の出力がないようにする)。但
し,電極T11と電極T1 および電極T6 の間で短絡がな
いことが検査されていることを前提とする。
【0057】回路A(22)の電圧検出部27の出力部
5 を調べ,T5 がHであれば電極Aと電極Bは正しく
接続されていると判定する。出力部T5 がLであれば,
電極Aと電極Bは接続さていないと判定する。
【0058】上記において,回路A(22)の電圧供給
部1(25)の供給電圧をH,回路B(32)の電圧供
給部2(35)の供給電圧をLとし,電圧検出部27の
出力部T5 がLであれば電極Aと電極Bは正しく接続さ
れていると判定し,出力部T 5 がHであれば電極Aと電
極Bは正しく接続されていなと判定するようにしても良
い。
【0059】 (,,は前述)回路A(22)
が接続されるべきでない回路C(42)と誤って接続さ
れていないかを検査する場合 T2 ,T6 ,T11にはテストモードの信号を入力し,回
路A(22),回路B(32),回路C(42)のそれ
ぞれの内部回路23,33,43の出力がないようにす
る。
【0060】回路A(22)において,T3 には電圧供
給部1(25)の出力をオンとする信号を与える。電圧
供給部1(25)出力電圧はLとする。
【0061】回路C(42)において,T13は電圧供給
部2(45)の出力をオンとする信号を与える。電圧供
給部2(45)の供給電圧はHとする。
【0062】回路B(32)において,T8 には電圧供
給部2(35)の出力をオフとする信号を与える。回路
A(22)の電圧検出部27の出力部T5 を調べ,T5
がHであれば電極Aと電極Cとの間で短絡があると判定
する。出力部T5 がLであれば,電極Aと電極Cとの間
に短絡はないと判定する。
【0063】上記において,回路A(22)の電圧供給
部1(25)の出力をH,回路C(42)の電圧供給部
2(45)の供給電圧をLとし,回路A(22)の電圧
検出部27の出力部T5 がLであれば電極Aと電極Cと
の間に短絡があると判定し,出力部T5 がHであれば電
極Aと電極Cとの間に短絡がないと判定するようにして
も良い。
【0064】
【作用】本発明によれば,回路の電極と基板もしくは他
の回路との接続状態を簡単な回路で高速に試験すること
ができる。そのため,回路の電極の接続試験が効率的に
できるだけでなく,回路の余分なテスト回路を省略でき
るので,その分,本来必要とする回路を集積化すること
ができるようになる。あるいは,論理テストするテスト
回路と一緒に本発明を構成した場合にも,電極の接続試
験だけを簡単に行うことができ,回路構成が簡単である
ので集積回路の設計上の負担が少ない。
【0065】なお,本発明の電極の接続試験は,集積回
路装置内部もしくは外部において自身の電極同士の接
続,短絡を試験する場合,あるいは異なる集積回路装置
間での電極の接続,短絡を試験する場合のいかなる場合
にはも適用できるものである。
【0066】
【実施例】図4は本発明の実施例構成を示し,異なる集
積回路装置間での電極接続試験をする場合を示す。
【0067】図4において,51は基板であって,集積
回路装置A,集積回路装置B,集積回路装置C,集積回
路装置Dを接続するものである。
【0068】52は集積回路装置Aである。53は集積
回路装置Bである。54は集積回路装置Cである。
【0069】55は集積回路装置Dである。集積回路装
置A(52)において,61は内部回路である。
【0070】62はテスト回路であって,内部回路61
の電極A5 の外部接続試験をするものである。63は内
部回路である。
【0071】64はテスト回路であって,内部回路63
の電極A6 の外部接続試験をするものである。A1 は内
部回路61の動作モードを入力する端子である。
【0072】A2 はテスト回路62に信号入力をする端
子である。A3 は内部回路63の動作モードを入力する
端子である。A4 はテスト回路64に信号入力をする端
子である。
【0073】A5 は内部回路61の電極である。A6
内部回路63の電極である。集積回路装置B(53)に
おいて,71は内部回路である。
【0074】72はテスト回路であって,内部回路71
の電極B5 の外部接続試験をするものである。73は内
部回路である。
【0075】74はテスト回路であって,内部回路73
の電極B6 の外部接続試験をするものである。B1 は内
部回路71の動作モードを入力する端子である。
【0076】B2 はテスト回路72に信号入力をする端
子である。B3 は内部回路73の動作モードを入力する
端子である。B4 はテスト回路74に信号入力をする端
子である。
【0077】B5 は内部回路71の電極である。B6
内部回路73の電極である。集積回路装置C(54)に
おいて,81は内部回路である。
【0078】82はテスト回路であって,内部回路81
の電極C5 の外部接続試験をするものである。83は内
部回路である。
【0079】84はテスト回路であって,内部回路83
の電極C6 の外部接続試験をするものである。C1 は内
部回路81の動作モードを入力する端子である。
【0080】C2 はテスト回路82に信号入力をする端
子である。C3 は内部回路83の動作モードを入力する
端子である。C4 はテスト回路84に信号入力をする端
子である。
【0081】C5 は内部回路81の電極である。C6
内部回路83の電極である。集積回路装置D(55)に
おいて,91は内部回路である。
【0082】92はテスト回路であって,内部回路91
の電極D5 の外部接続試験をするものである。93は内
部回路である。
【0083】94はテスト回路であって,内部回路93
の電極D6 の外部接続試験をするものである。D1 は内
部回路91の動作モードを入力する端子である。
【0084】D2 はテスト回路92に信号入力をする端
子である。D3 は内部回路93の動作モードを入力する
端子である。D4 はテスト回路94に信号入力をする端
子である。
【0085】D5 は内部回路91の電極である。D6
内部回路93の電極である。L1 は基板51の配線であ
って,電極A5 と電極B5 を接続するものである。
【0086】L2 は基板51の配線であって,電極A6
と電極B6 を接続するものである。L3 は基板51の配
線であって,電極C5 と電極D5 を接続するものであ
る。L4 は基板51の配線であって,電極C6 と電極D
6 を接続するものである。
【0087】図5は本発明のテスト回路の実施例1であ
って,本発明の基本構成(1) の実施例である。図5にお
いて,111は集積回路装置である。
【0088】115はゲート回路であって,内部回路で
ある。121はテスト回路である。122は電圧供給部
(DV)であって,テスト時にのみ有効なゲートであ
る。
【0089】123は電圧検出部(RV)であってテス
ト時にのみ有効なゲートである。124は抵抗Rであ
る。A1 は接地端子(GND)である。
【0090】A2 はゲート回路の外部接続端子である。
3 は電源端子であって,Vccは電源である。T1
ENABLE信号の入力端子であって,ゲート回路11
5および電圧供給部(DV)122の制御信号となるも
のである。電圧供給部(DV)122に対してはその否
定論理で制御する。
【0091】ENABLE=Hは通常動作であり,EN
ABLE=Lはテストモードである。ENABLE=H
のとき,ゲート回路115は有効,ゲートDV(電圧供
給部)122はハイインピーダンス状態となる。
【0092】ENABLE=Lのとき,ゲート回路11
5はハイインピーダンスとなり,ゲートDV(122)
は有効となる。T2 はDRIVE信号入力端子であっ
て,電圧供給部(ゲート(DV))122に供給する信
号である。
【0093】T3 は電圧検出部(ゲート(RV))12
3の出力電圧(SENSE信号)の検出電極である。図
5の構成の動作を説明する。
【0094】 電極A2 と接地電極A1 (GND)と
の短絡を試験する場合 ENABLE信号はLにして,テストモードとする。D
RIVE信号をHにする。
【0095】SENSE信号がHであれば,接地電極A
1 (GND)と電極A2 との間に短絡はないと判定す
る。SENSE信号がLであれば,接地端子A1 (GN
D)と電極A2 との間に短絡があると判定する。
【0096】 電極A2 と電源端子A3 との短絡を試
験する場合 ENABLE信号はLにして,テストモードとする。D
RIVE信号をLにする。
【0097】SENSE信号がLであれば,電源電極A
3 と電極A2 との間に短絡はないと判定する。SENS
E信号がHであれば,接地電極A3 と電極A2 との間に
短絡があると判定する。
【0098】図6は本発明の実施例2であって,対象集
積回路装置と他の集積回路装置との接続および短絡の有
無を試験する場合の実施例である。図6において,13
1は集積回路装置Aであって,試験対象の集積回路装置
である。
【0099】132は集積回路装置Bであって,他の集
積回路装置である。133は集積回路装置Cであって,
他の集積回路装置である。集積回路装置Aにおいて,1
41はゲート回路である。
【0100】142はテスト回路である。143は電圧
供給部1(DV1)であって,ゲートである。144は
電圧供給部2(DV2)であって,ゲートである。
【0101】145は電圧検出部(RV)であって,ゲ
ートである。146は抵抗Rである。T1 はゲート回路
141の制御信号(ENABLE0)の入力電極であ
る。T2 はゲート(DV1)143の制御信号(ENA
BLE1)の入力電極である。
【0102】T3 はゲート(DV1)143の入力信号
(DRIVE1)の入力電極である。T4 はゲート(D
V2)144の制御信号(ENABLE2)の入力電極
である。
【0103】T5 はゲート(DV2)144の入力信号
(DRIVE2)の入力電極である。T6 はゲート(R
V)145の出力電圧(SENSE)の出力電極であ
る。
【0104】T7 はゲート回路141の電極である。T
8 は接地電極(GND)である。T9 は電源端子であ
る。
【0105】集積回路装置Bにおいて,151はゲート
回路である。152はテスト回路である。
【0106】153は電圧供給部1(DV1)であっ
て,ゲートである。154は電圧供給部2(DV2)で
あって,ゲートである。155は電圧検出部(RV)で
あって,ゲートである。
【0107】156は抵抗Rである。T11はゲート回路
151の制御信号(ENABLE0)の入力電極であ
る。T12はゲート(DV1)153の制御信号(ENA
BLE1)の入力電極である。
【0108】T13はゲート(DV1)153の入力信号
(DRIVE1)の入力電極である。T14はゲート(D
V2)154の制御信号(ENABLE2)の入力電極
である。
【0109】T15はゲート(DV2)154の入力信号
(DRIVE2)の入力電極である。T16はゲート(R
V)155の出力電圧(SENSE)の出力電極であ
る。
【0110】T17はゲート回路151の電極である。集
積回路装置Cにおいて,161はゲート回路である。
【0111】162はテスト回路である。163は電圧
供給部1(DV1)であって,ゲートである。164は
電圧供給部2(DV2)であって,ゲートである。
【0112】165は電圧検出部(RV)であって,ゲ
ートである。166は抵抗Rである。T21はゲート回路
161の制御信号(ENABLE0)の入力電極であ
る。T22はゲート(DV1)163の制御信号(ENA
BLE1)の入力電極である。
【0113】T23はゲート(DV1)163の入力信号
(DRIVE1)の入力電極である。T24はゲート(D
V2)164の制御信号(ENABLE2)の入力電極
である。
【0114】T25はゲート(DV2)164の入力信号
(DRIVE2)の入力電極である。T26はゲート(R
V)165の出力電圧(SENSE)の出力電極であ
る。
【0115】T27はゲート回路161の電極である。図
7は本発明の実施例2の動作例である。図7において,
対象となる電極は図6の集積回路装置Aの各入力電極で
ある。
【0116】ENABLE0,ENABLE1,ENA
BLE2はそれぞれ電極T1 ,T2,T4 の入力信号で
ある。DRIVE1,DRIVE2はそれぞれ電極
3 ,T5 の入力信号である。
【0117】その他の電極は図6の集積回路装置Cの各
入力電子である。ENABLE0,ENABLE1,E
NABLE2はそれぞれ電極T21,T22,T24の入力信
号である。
【0118】DRIVE1,DRIVE2はそれぞれ電
極T23,T25の入力信号である。,正しい接続先は図6
の集積回路装置Bの各入力電極である。
【0119】ENABLE0,ENABLE1,ENA
BLE2はそれぞれ電極T11,T12,T14の入力信号で
ある。DRIVE1,DRIVE2はそれぞれ電極
13,T15の入力信号である。
【0120】SENSE信号は集積回路装置A(13
1)の電圧検出部(RV)145の出力信号である。H
はハイレベルの信号,Lはローレベルの信号,Xは任意
である。
【0121】図7を参照して図6の構成の動作を説明す
る。通常動作の場合対象となる電極(集積回路装置A
(131)の電極)のENABLE0,ENABLE
1,ENABLE2を全てHにして,ゲート回路141
のみを有効とし,ゲート(DV1)143,ゲート(D
V2)144は無効とする。
【0122】その他の電極(集積回路装置C(133)
の電極)のENABLE0,ENABLE1,ENAB
LE2を全てHにして,ゲート回路161のみを有効と
し,ゲート(DV1)163,ゲート(DV2)164
は無効とする。
【0123】正しい接続先の電極(集積回路装置B(1
32)の電極)のENABLE0,ENABLE1,E
NABLE2を全てHにして,ゲート回路151のみを
有効とし,ゲート(DV1)153,ゲート(DV2)
154は無効とする。
【0124】短絡,接続試験を行う場合には,接地電
極との短絡試験,電源電極との短絡試験,対象LS
Iとの短絡試験,接続先との接続試験の順番に試験を
行う。但し,接地電極との短絡試験と電源電極との
短絡試験の順番は入れ替えても良い。
【0125】 接地電極との短絡試験 対象となる電極(集積回路装置A(131)の電極)の
ENABLE0はLとして,ゲート回路141は無効と
する。
【0126】ENABLE1をLとして,ゲート(DV
1)143を有効とし,DRIVE1にHを入力する。
ENABLE2はHとしてゲート(DV2)144は無
効とする。
【0127】その他の電極(集積回路装置C(133)
の電極)のENABLE0はLとして,ゲート回路16
1は無効とする。ENABLE1をLとして,ゲート
(DV1)163を有効とし,DRIVE1にHを入力
する。
【0128】ENABLE2はHとしてゲート(DV
2)164は無効とする。正しい接続先の電極(集積回
路装置B(132)の電極)のENABLE0はLとし
て,ゲート回路151は無効とする。
【0129】ENABLE1をLとして,ゲート(DV
1)153を有効とし,DTIVE1にHを入力する。
ENABLE2はHとして,ゲート(DV2)154は
無効とする。
【0130】なお,接地電極との短絡試験では,その他
の電極(集積回路装置C),正しい接続先(集積回路装
置B)のENABLE1,ENABLE2をHとしてD
V(1),DV(2)を無効としておいても良い。
【0131】集積回路装置A(131)のSENSE信
号(電極T7 )の出力がHであれば短絡なし,Lであれ
ば短絡ありと判定する。 電源電極との短絡試験 対象となる電極(集積回路装置A(131))のENA
BLE0はLとして,ゲート回路141は無効とする。
【0132】ENABLE1をLとして,ゲート(DV
1)143を有効とし,DRIVE1にLを入力する。
ENABLE2はHとして,ゲート(DV2)144は
無効とする。
【0133】その他の電極(集積回路装置C133)の
ENABLE0はLとして,ゲート回路161は無効と
する。ENABLE1をLとして,ゲート(DV1)1
63を有効とし,DRIVE1にLを入力する。
【0134】ENABLE2はHとして,ゲート(DV
2)164は無効とする。正しい接続先の電極(集積回
路装置B(132)のENABLE0はLとして,ゲー
ト回路151は無効とする。
【0135】ENABLE1をLとして,ゲート(DV
1)153を有効とし,DRIVE1にLを入力する。
ENABLE2はHとしてゲート(DV2)154は無
効とする。
【0136】なお,接地電極との短絡試験では,その他
の電極(集積回路装置C),正しい接続先(集積回路装
置B)のENABLE1,ENABLE2をHとしてD
V(1),DV(2)を無効としておいても良い。
【0137】集積回路装置A(131)のSENSE信
号(電極T6 )の出力がLであれば短絡なし,Hであれ
ば短絡ありと判定する。 対象LSIの電極の短絡試験 対象LSIの短絡試験は図6の集積回路装置Aの外部接
続電極が集積回路装置Cの外部接続電極と短絡している
か,いないかを試験するものである。
【0138】この試験方法は,対象LSI(集積回路装
置A)のゲート(DV1)143にH,短絡試験の対象
電極のゲート(DV2)164にLを入力する場合と,
対象LSI(集積回路装置A)のゲート(DV1)14
3にL,短絡試験の対象電極のゲート(DV2)164
にHを入力する場合の2通りの方法があるが,前者につ
いて説明する。
【0139】対象となる電極(集積回路装置A(13
1))のENABLE0はLとして,ゲート回路141
は無効とする。ENABLE1をLとして,ゲート(D
V1)143を有効とし,DRIVE1にLを入力す
る。
【0140】ENABLE2はHとして,ゲート(DV
2)144は無効とする。その他の電極(集積回路装置
C(133))のENABLE0はLとして,ゲート回
路161は無効とする。
【0141】ENABLE1はHとして,ゲート(DV
1)163を無効とする。ENABLE2はLとし,D
RIVE2をHとしてゲート(DV2)164にHを入
力する。
【0142】正しい接続先の電極(集積回路装置B(1
32))のENABLE0はLとして,ゲート回路15
1は無効とする。ENABLE1はHとして,ゲート
(DV1)153は無効とする。
【0143】ENABLE2をHとして,ゲート(DV
2)154を無効とする。このとき,対象となる電極
(図6の電極T7 )とその他の電極(図6の回路接続電
極T27)との間に短絡があれば,抵抗Rのためにゲート
(RV)145には集積回路装置Cのゲート(DV2)
164の出力電圧Lが検出され,短絡がなければ,集積
回路装置Aのゲート(DV1)143の出力電圧Hが検
出される。そのため,集積回路装置A(131)のSE
NSE信号(図6の電極T7 )の出力がLであれば短絡
あり,Hであれば短絡なしと判定する。
【0144】また,前述したように この試験方法は対
象LSI(集積回路装置A)のDV1にL,短絡試験の
対象電極(集積回路装置C)のゲート(DV2)164
にHを入力しても行うことができる。この場合には,対
象となる電極(電極T7 )とその他の電極(回路接続電
極T27)との間に短絡があれば,抵抗Rのためにゲート
(RV)145には集積回路装置Cのゲート(DV2)
164の出力電圧Hが検出され,短絡がなければ,集積
回路装置Aのゲート(DV1)143の出力電圧Lが検
出される。そのため,集積回路装置A(131)のSE
NSE信号(出力電極T7 )の出力がHであれば短絡あ
り,Lであれば短絡なしと判定する。
【0145】 接続先との接続試験 接続先との接続試験は,対象となる電極(集積回路装置
A)が正しい接続先(集積回路装置B)の外部接続電極
と正しく接続されているか,いないかを試験するもので
ある。
【0146】この試験方法は,対象LSI(集積回路装
置A)のゲート(DV1)143にL,接続試験の対象
電極(集積回路装置B)のゲート(DV2)154にH
を入力する場合と,対象LSI(集積回路装置A)のゲ
ート(DV1)143にH,接続試験の対象電極(集積
回路装置B)のゲート(DV2)154にLを入力する
場合の2通りの方法があるが,前者について説明する。
【0147】対象となる電極(集積回路装置A)のEN
ABLE0はLとして,ゲート回路141は無効とす
る。ENABLE1をLとして,ゲート(DV1)14
3を有効とし,DRIVE1にLを入力する。
【0148】ENABLE2はHとしてゲート(DV
2)144は無効とする。その他の電極(集積回路装置
C)のENABLE0はLとして,ゲート回路161は
無効とする。
【0149】ENABLE1はHとして,ゲート(DV
1)163を無効とする。ENABLE2はLとし,D
RIVE2をHとしてゲート(DV2)164にHを入
力する。ENABLE2をHとしてゲート(DV2)1
64を無効としておいても良い。
【0150】正しい接続先の電極(集積回路装置B)の
ENABLE0はLとして,ゲート回路151は無効と
する。ENABLE1はHとしてゲート(DV1)15
3は無効とする。
【0151】ENABLE2をL,DRIVE2をHと
してゲート(DV2)154にHを入力する。このと
き,対象となる電極(電極T7 )とその他の電極(回路
接続電極T17)とが正しく接続されていれば,抵抗Rの
ためにゲート(RV)145には集積回路装置Bのゲー
ト(DV1)153の出力電圧Hが検出され,接続がな
ければ,集積回路装置Aのゲート(DV1)143の出
力電圧Lが検出される。そのため,集積回路装置A(1
31)のSENSE信号(電極T6 )の出力がHであれ
ば正しく接続されているとし,Lであれば接続なしと判
定する。
【0152】また,前述したように この試験方法は対
象LSI(集積回路装置A)のゲート(DV1)143
にH,接続試験の対象電極(集積回路装置B)のゲート
(DV2)144にLを入力しても行うことができる。
ごの場合には,このとき,対象となる電極(電極T7
とその他の電極(回路接続電極T17)との間に接続があ
れば,抵抗Rのためにゲート(RV)145には集積回
路装置Bのゲート(DV2)154の出力電圧Lが検出
され,接続がなければ集積回路装置Aのゲート(DV
1)143の出力電圧Hが検出される。そのため,集積
回路装置A(131)のSENSE信号の出力がLであ
れば接続あり,Hであれば接続なしと判定する。
【0153】図8は本発明の実施例3である。図8は,
各ケートに入力する制御信号(ENABLE0,ENA
BLE1,ENABLE2),DRIVE信号(DRI
VE1,DRIVE2)のパターンを集積回路装置の内
部に保持し,テスト内容に応じて選択して供給する場合
を示す。
【0154】図8において,111は集積回路装置であ
る。141はゲート回路であって,内部回路である。
【0155】142はテスト回路である。143は電圧
供給部1(DV1)である。144は電圧供給部2(D
V2)である。
【0156】145は電圧検出部(RV)である。14
6は抵抗Rである。180はテスト信号入力部であっ
て,テストモードを選択する信号の入力部である。
【0157】181はテストデータ保持部であって,図
7のテストパターンを保持するものである。182はテ
ストモード選択部であって,テストする内容を選択し,
テスト内容に応じたテストパターンをテストデータ保持
部181から取り出し,各ゲートに入力するものであ
る。
【0158】
【発明の効果】本発明によれば,簡単な回路構成で電極
の接続試験を行うことができる。そのため,集積回路装
置におけるテスト回路の占める割合を小さくすることが
できる。
【0159】本発明によれば,回路の電極と基板もしく
は他の回路との接続状態を簡単な回路で高速に試験する
ことができる。そのため,回路の電極の接続試験が効率
的にできるだけでなく,回路の余分なテスト回路を省略
できるので,その分,本来必要とする回路を集積化する
ことができるようになる。あるいは,論理テストするテ
スト回路と一緒に本発明を構成した場合にも,電極の接
続試験だけを簡単に行うことができ,回路構成が簡単で
あるので集積回路の設計上の負担を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成(1) を示す図である。
【図2】本発明の基本構成(2) を示す図である。
【図3】本発明のテスト回路の抵抗回路の作用説明図で
ある。
【図4】本発明の実施例構成を示す図である。
【図5】本発明のテスト回路の実施例1を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施例2を示す図である。
【図7】本発明の実施例2の動作例を示す図である。
【図8】本発明の実施例3を示す図である。
【図9】本発明の集積回路装置のテスト回路を示す図で
ある。
【符号の説明】
1:基板 2:回路 3:内部回路 4:テスト回路 5:電圧供給部 6:接続制御部 7:電圧検出部 8:抵抗回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本木 孝哉 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 塩澤 聡 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HもしくはLの試験信号を電極に出力す
    る電圧供給部と,電圧供給部の出力のオンもしくはオフ
    を制御する接続制御部と,電圧供給部と該電極の間に接
    続される抵抗回路と,該電極に生じる電圧を検出する電
    圧検出部とを備えて電極に生じる電圧により電極と接地
    端子もしくは電源端子との接続の有無を判定するテスト
    回路を内蔵することを特徴とするテスト回路内蔵集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】 電圧供給部および接続制御部を制御端子
    付きゲート回路により構成し、電圧検出部をゲート回路
    により構成することを特徴とする請求項1に記載のテス
    ト回路内蔵集積回路装置。
  3. 【請求項3】 HもしくはLの試験信号を抵抗を介して
    電極に出力する電圧供給部1と,電圧供給部1の出力の
    オンもしくはオフの制御をする接続制御部1と,電圧供
    給部1と電極の間に接続される抵抗回路と,Hもしくは
    Lの試験信号を抵抗を介することなく電極に出力する電
    圧供給部2と,電圧供給部2の出力のオンもしくはオフ
    を制御する接続制御部2と,該電極に生じる電圧を検出
    する電圧検出部とを備えて電極と接地端子および電源端
    子および他の外部接続電極との接続の有無を試験するテ
    スト回路を内蔵することを特徴とするテスト回路内蔵集
    積回路装置。
  4. 【請求項4】 電圧供給部1および接続制御部1を制御
    端子付きゲートにより構成し、電圧供給部2および接続
    制御部2を制御端子付きゲート回路により構成し、電圧
    検出部をゲート回路により構成することを特徴とする請
    求項3に記載のテスト回路内蔵集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1もしくは2の記載のテスト回路
    内蔵集積回路装置の試験方法において,電圧供給部の出
    力する試験信号をHとし,電圧検出部の検出電圧がHの
    とき試験対象の電極と接地端子との間に短絡はないと判
    定し,電圧検出部の検出電圧がLのとき試験対象の電極
    と接地端子との間に短絡があると判定することを特徴と
    する集積回路装置の試験方法。
  6. 【請求項6】 請求項1もしくは2に記載のテスト回路
    内蔵集積回路装置の試験方法において,電圧供給部の出
    力する試験信号をLとし,電圧検出部の検出電圧がLの
    とき試験対象の電極と電源端子との間に短絡はないと判
    定し,電圧検出部の検出電圧がHのとき試験対象の電極
    と電源端子との間に短絡があると判定することを特徴と
    する集積回路装置の試験方法。
  7. 【請求項7】 請求項3もしくは4に記載のテスト回路
    内蔵集積回路装置の試験方法において,試験対象の電極
    を電極A,電極Aに接続されるべき電極を電極B,電極
    Aと接続されるべきでない電極を電極Cとし,該電極A
    のテスト回路をテスト回路A,該電極Bのテスト回路を
    テスト回路B,該電極Cのテスト回路をテスト回路Cと
    したとき,テスト回路Aの電圧供給部1の出力がオン,
    電圧供給部2の出力がオフになるようにそれぞれの制御
    信号を設定し,電圧供給部1の出力をHもしくはLに設
    定し,テスト回路Bの電圧供給部1および電圧供給部2
    の出力がオフになるようにそれぞれの制御信号を設定
    し,テスト回路Cの電圧供給部1の出力がオフ,電圧供
    給部2の出力がオンになるようにそれぞれの制御信号を
    設定し,電圧供給部2の出力はテスト回路Aの電圧供給
    部1の出力値と異なるように設定し,テスト回路Aの電
    圧検出部が,テスト回路Aの電圧供給部1の出力電圧を
    検出したときは電極Aと電極Cとの間に短絡はないと判
    定し,テスト回路Aの電圧検出部がテスト回路Cの電圧
    供給部2の出力電圧を検出したときは電極Aと電極Cと
    の間に短絡があると判定することを特徴とする集積回路
    装置の試験方法。
  8. 【請求項8】 請求項3もしくは4に記載のテスト回路
    内蔵集積回路装置の試験方法において,試験対象の電極
    を電極A,電極Aに接続されるべき電極を電極B,電極
    Aと接続されるべきでない電極を電極Cとし,該電極A
    のテスト回路をテスト回路A,該電極Bのテスト回路を
    テスト回路B,該電極Cのテスト回路をテスト回路Cと
    したとき,テスト回路Aの電圧供給部1の出力がオン,
    電圧供給部2の出力がオフになるようにそれぞれの制御
    信号を設定し,電圧供給部1の出力をHもしくはLに設
    定し,テスト回路Bの電圧供給部1の出力がオフ,電圧
    供給部2の出力がオンになるようにそれぞれの制御信号
    を設定し,電圧供給部2の出力はテスト回路Aの電圧供
    給部1の出力値と異なるように設定し,テスト回路Cの
    電圧供給部1および電圧供給部2の出力がオフになるよ
    うにそれぞれの制御信号を設定し,テスト回路Aの電圧
    検出部が,テスト回路Aの電圧供給部1の出力電圧を検
    出したときは電極Aと電極Bとの間に接続はないと判定
    し,テスト回路Aの電圧検出部がテスト回路Bの電圧供
    給部2の出力電圧を検出したときは電極Aと電極Bとの
    間に接続があると判定することを特徴とする集積回路装
    置の試験方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において,電極Aと電極Cとの
    間に短絡はないことが試験により確認されている状態に
    おいて,電極Cの電圧供給部2の出力はオンになるよう
    に制御信号を設定し,電圧供給部2の出力値は電極Aの
    電圧供給部1の出力値と異なるように設定することを特
    徴とする集積回路装置の試験方法。
JP7174883A 1995-07-11 1995-07-11 テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法 Pending JPH0926461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7174883A JPH0926461A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7174883A JPH0926461A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0926461A true JPH0926461A (ja) 1997-01-28

Family

ID=15986339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7174883A Pending JPH0926461A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0926461A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369580B1 (en) * 1999-01-21 2002-04-09 Sharp Kabushiki Kaisha Electrode pattern inspection device and method for detecting voltage variation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369580B1 (en) * 1999-01-21 2002-04-09 Sharp Kabushiki Kaisha Electrode pattern inspection device and method for detecting voltage variation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5012185A (en) Semiconductor integrated circuit having I/O terminals allowing independent connection test
JP3527814B2 (ja) 集積回路
JP3533451B2 (ja) 高速伝送ゲートスイッチを用いたスキャンテスト回路
US5736849A (en) Semiconductor device and test method for connection between semiconductor devices
US6563335B2 (en) Semiconductor device and test method therefor
JPH0926461A (ja) テスト回路内蔵集積回路装置およびその集積回路装置の試験方法
US10318058B2 (en) Control circuit for resistive film touch panel
JPH07159493A (ja) 半導体デバイスの検査方法
JP3395773B2 (ja) 半導体装置
JPH08136616A (ja) 混成集積回路
KR100385398B1 (ko) 접속 점검 기능을 가진 집적 회로 번인 장치, 검사용 기판 및 접속 점검 방법
KR100474986B1 (ko) 반도체장치
JP3076267B2 (ja) 半導体集積回路
JPH0613441A (ja) 半導体集積回路装置の検査測定方法
JPH1090360A (ja) Lsi端子のショート/オープン検査装置
JP2502012B2 (ja) スイッチ状態検出装置
JP2001053232A (ja) 半導体集積回路及びそのテスト方法
JPH02290573A (ja) 半導体集積回路
JP2000147071A (ja) アナログ回路の特性検査装置
JP3062117B2 (ja) 半導体装置
JP2607447Y2 (ja) 表示体駆動用半導体装置
JP2002090414A (ja) 半導体試験装置
JPH0599980A (ja) ピンスキヤンイン型lsi論理回路および回路実装基板試験方法
JP3186555B2 (ja) 集積回路装置と基板との接続テスト装置および接続テスト方法
JPH10334124A (ja) 論理回路検証方法