JP2502012B2 - スイッチ状態検出装置 - Google Patents

スイッチ状態検出装置

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JP2502012B2
JP2502012B2 JP4219455A JP21945592A JP2502012B2 JP 2502012 B2 JP2502012 B2 JP 2502012B2 JP 4219455 A JP4219455 A JP 4219455A JP 21945592 A JP21945592 A JP 21945592A JP 2502012 B2 JP2502012 B2 JP 2502012B2
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賢一郎 井手
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称する)により多くのスイッチのオ
ン/オフ状態を検出するスイッチ状態検出装置に関する
【0002】
【従来の技術】近年、マイコンの普及により、多くの電
子機器がマイコンによって制御されている。このような
電子機器では数多くの操作スイッチが設けられている
が、マイコンの入出力ポートの数には限りがあるため、
これらの操作スイッチを少ないポート数で検出する必要
がある。
【0003】図4は従来のスイッチ状態検出装置を示す
ブロック図である。スイッチ群1はスイッチa〜dをマ
トリクス状のラインL1〜L4の交点に接続したもので
あり、オン状態になったスイッチに応じて、ラインL
1,L2とラインL3,L4の導通状態が変化する。こ
のラインL1はダイオードD1を介してマイコン10の
走査ポートP1に接続されており、ラインL2はダイオ
ードD2を介して走査ポートP2へ接続される。一方、
ラインL3,L4はそれぞれ検知ポートP3,P4へ接
続される。尚、ラインL3,L4は抵抗R1,R2を介
して‘H’レベル(例えば、5V)の電源V1にプルア
ップされる。
【0004】マイコン10は走査ポートP1,P2から
交互に‘L’レベル(例えば、0V)の走査信号を出力
し、走査ポートからの‘L’レベルの走査信号が検知ポ
ートP3,P4へ伝達しているかを判断することで、4
つのスイッチa〜dの状態を検知するようになってい
る。尚、ダイオードD1,D2はスイッチa,c、また
はスイッチb,dが同時にオン状態になったときに走査
ポートP1,P2が電気的にショート状態にならないよ
うにするものである。
【0005】すなわち、スイッチ状態の検出処理中は走
査ポートP1,P2の一方が非走査状態に対応する
‘H’レベルであり、他方は走査状態に対応する‘L’
レベルであるが、マイコン10のポートが出力状態の場
合にはそのインピーダンスが小さいため、ポートP1,
P2がショートすると過電流が流れ、マイコン10が破
損するという恐れがある。
【0006】また、マイコン10が破損しない場合で
も、走査ポートP1,P2間に流れる回り込み電流によ
って、走査状態の走査ポートが電圧上昇を起こし、検知
ポートへ‘L’レベルの信号が伝わらなくなるために、
マイコン10はスイッチのオン/オフ状態を正確に判断
できなくなる。そこで、‘H’レベルの信号を出力して
いる走査ポートから‘L’レベルの信号を出力している
走査ポートへ電流が流れないようにダイオードD1,D
2が設けられている。
【0007】図5はマイコン10の動作を示すタイムチ
ャートであり、スイッチb,cがオン状態になっている
場合を示している。時刻t1において、走査ポートP1
から‘L’レベルの走査信号が出力され、走査ポートP
2からは非走査状態である‘H’レベルの信号が出力さ
れる。このときラインL1に接続されているスイッチ
a,bの内、スイッチaはオフ状態であり、スイッチb
がオン状態であるため、ラインL3には走査ポートP1
からの走査信号が与えられ、検知ポートP3へ‘L’レ
ベルの信号が与えられるが、ラインL4には走査ポート
P1からの走査信号が与えられないため、電源V1から
の‘H’レベルの電圧が抵抗R1、ラインL4を介して
検知ポートP4へ与えられる。
【0008】これにより、マイコン10はラインL1と
ラインL3との交点に設けられているスイッチbがオン
状態であり、ラインL1とラインL4との交点に設けら
れているスイッチaがオフ状態であると判断する。ま
た、時刻t2においてポートP1から非走査状態である
‘H’レベルの信号が出力され、ポートP2から‘L’
レベルの走査信号が出力される。
【0009】このときラインL2に接続されているスイ
ッチc,dの内、スイッチcはオン状態であり、スイッ
チdがオフ状態であるため、ラインL4には走査ポート
P1からの走査信号が与えられ、検知ポートP4へ
‘L’レベルの信号が与えられるが、ラインL3には走
査ポートP1からの走査信号が与えられないため、電源
V1からの‘H’レベルの電圧が抵抗R1、ラインL3
を介して検知ポート3へ与えられる。
【0010】これにより、マイコン10はラインL2と
ラインL3との交点に設けられているスイッチdがオフ
状態であり、ラインL2とラインL4との交点に設けら
れているスイッチcがオン状態であると判断する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチ状態検
出装置では走査ポート間のショートを防止するためにダ
イオードD1,D2が必要であるため、そのダイオード
の分コストアップになるという問題がある。本発明はこ
のような問題を解決するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、マトリクス状に配置されたスイッチ群
と、該スイッチ群のマトリクスの各行に個別的に接続さ
れ、該マトリクスの行へ走査信号を与える走査ポート群
と、該スイッチ群のマトリクスの各列から与えられる信
号を検知する検知ポート群とを備え、前記走査ポートか
らスイッチ群のマトリクスへ個別的に順次走査信号を与
えると共に、走査信号が出力される度に前記検知ポート
へ与えられる信号を検知することで、前記スイッチ群の
オン/オフ状態を検出する制御装置とを具備するスイッ
チ状態検出装置において、前記制御装置の走査ポート群
は、低インピーダンスの出力状態と高インピーダンスの
入力状態とに個別的に切り換えられるように構成されて
いると共に、前記制御装置は前記走査ポート群の内、走
査信号を出力するポート以外のポートを入力状態とする
ポート制御手段を有することを特徴とするものである。
【0013】
【作用】一般のマイコン等の制御装置に設けられている
ポートは、低インピーダンスの出力状態と高インピーダ
ンスの入力状態とに切り換えることができる。そこで、
走査ポート群の内、走査信号を出力するポート以外のポ
ートを入力状態にすると、入力状態になったポートが高
インピーダンスとなり、同じ検知ポートに接続されてい
る2個以上のスイッチが同時にオン状態になっても、シ
ョートした走査ポート間に過電流が流れ込むことがな
い。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図である。
尚、図1において図4と同等の部分には同一符号を付し
てある。この図1に示すスイッチ状態検出装置は、基本
的には図4に示すスイッチ状態検出装置からダイオード
D1,D2を取り除いたものであり、それに伴ってマイ
コン11の動作が一部異なっている。尚、図1ではP1
a,P2aが走査ポートであり、P3a,P4aが検出
ポートである。
【0015】図2はマイコン11の動作を示すフローチ
ャートである。マイコン11において所定時間毎にスイ
ッチ群1の状態検出処理を実行する。このようなスイッ
チ群1の状態検出が開始すると、ステップS1へ移っ
て、走査ポートP2aを入力状態へ切替えて高インピー
ダンス状態にすると共に、走査ポートP1aを出力へ切
替え(ステップS2)、走査ポートP1aから‘L’レ
ベルの走査信号を出力して(ステップS3)、ステップ
S4へ移る。
【0016】ステップS4では、検知ポートP3aへ与
えられている信号レベルを検出し、その検出レベルが
‘L’レベルであればスイッチbはオン状態と判断し
(ステップS5)、逆に‘H’レベルであればスイッチ
bはオフ状態であると判断して(ステップS6)ステッ
プS7へ移る。ステップS7では、検知ポートP4aへ
与えられている信号レベルを検出し、その検出レベルが
‘L’レベルであればスイッチaはオン状態と判断し
(ステップS8)、逆に‘H’レベルであればスイッチ
aはオフ状態であると判断して(ステップS9)ステッ
プS10へ移る。
【0017】ステップS10では、走査ポートP1aを
入力状態に切り替えて高インピーダンス状態にすると共
に、走査ポートP2aを出力状態に切り替えて(ステッ
プS11)、走査ポートP2aから走査信号として
‘L’レベルの走査信号を出力して(ステップS1
2)、ステップS13へ移る。ステップS13では、検
知ポートP3aへ与えられている信号レベルを検出し、
その検出レベルが‘L’レベルであればスイッチdはオ
ン状態と判断し(ステップS14)、逆に‘H’レベル
であればスイッチdはオフ状態であると判断して(ステ
ップS15)ステップS16へ移る。
【0018】ステップS16では、検知ポートP4aへ
与えられている信号レベルを検出し、その検出レベルが
‘L’レベルであればスイッチcはオン状態と判断し
(ステップS17)、逆に‘H’レベルであればスイッ
チcはオフ状態であると判断して(ステップS18)ス
テップS19へ移る。ステップS19では走査ポートP
2aを入力状態に切り替えて、処理を終了する。
【0019】図3はマイコン11の動作を示すタイムチ
ャートであり、図5と同様にスイッチb,cがオン状態
である場合を示している。時刻t11以前においてマイ
コン11はスイッチ群1の状態検出処理以外の処理を行
っており、このときには走査ポートP1a,P2aは共
に入力状態、即ち高インピーダンス状態である。但し、
走査ポートP1a,P2aへは信号が入力されることは
なく、また仮に信号が入力されたとしても、その信号に
よる処理は行わない。
【0020】時刻t11において状態検出処理が開始さ
れると、ステップS1〜S3により走査ポートP2aが
入力状態を維持し、また走査ポートP2aが出力状態に
切り替わって、‘L’レベルの走査信号を出力する。こ
こで、スイッチbがオン状態であるので、走査ポートP
1aから出力された走査信号がラインL1、スイッチ
b、ラインL3を介して検知ポートP3aへ与えられ、
検知ポートP3aへは‘L’レベルの信号が入力され
る。尚、スイッチaはオフ状態であるため、ラインL4
は電源V1から抵抗R2を介して‘H’レベルの電圧が
供給されて、検知ポートP4aには‘H’レベルの信号
が入力される。
【0021】これにより、マイコン11は検知ポートP
3a,P4aへ入力された信号レベルから、スイッチa
がオフ状態であり、スイッチbがオン状態であると判断
する。そして時刻t12において、マイコン11はステ
ップS10〜S12により走査ポートP1aが入力状態
に切り替わり、また走査ポートP2aが出力状態に切り
替わって、走査ポートP2aから‘L’レベルの走査信
号を出力する。
【0022】ここでスイッチcがオン状態であるので、
走査ポートP2aから出力された走査信号がラインL
2、スイッチc、ラインL4を介して検知ポートP4a
へ与えられ、検知ポートP4aへは‘L’レベルの信号
が入力される。尚、スイッチdはオフ状態であるため、
ラインL3は電源V1から抵抗R1を介して‘H’レベ
ルの電圧が供給されて、検知ポートP3aには‘H’レ
ベルの信号が入力される。
【0023】これにより、マイコン11は検知ポートP
3a,P4aへ入力された信号レベルから、スイッチc
がオン状態であり、スイッチdがオフ状態であると判断
する。そして、時刻t13においてステップ19により
ポートP2aが入力状態に切り替わってスイッチ群1の
状態検出処理が終了する。
【0024】このように、本実施例によれば走査ポート
P1a,P2aは同時に出力状態にはならなく、走査信
号を出力しているポート以外は入力状態になるようにし
ているため、スイッチa,cあるいはスイッチb,dが
同時にオン状態であっても、一方の走査ポートから出力
された走査信号により他方の走査ポートへ過電流が流れ
ることがなく、図4に示されるようなダイオードD1,
D2を削減できて、コストダウンを図ることができる。
【0025】尚、以上の実施例では、走査状態では
‘L’レベルの信号が走査ポートから出力されるスイッ
チ状態検出装置について説明したが、走査状態に走査ポ
ートから‘H’レベルの信号が出力されるスイッチ状態
検出装置にも適用できることはいうまでもない。この場
合、抵抗R1,R2を接地して、ラインL3,L4をプ
ルダウンすればよい。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、走査ポート群の内、走査信号を出力するポート以
外のポートを入力状態にするようにしているため、入力
状態になったポートが高インピーダンスとなり、同じ検
知ポートに接続されている2個以上のスイッチが同時に
オン状態になっても、ショートした走査ポート間に過電
流が流れ込むことがない。
【0027】従って、このような過電流を防止するため
だけに設けられたダイオードを削減することができ、コ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図
【図2】マイコン11の動作を示すフローチャート
【図3】マイコン11の動作を示すタイムチャート
【図4】従来のスイッチ状態検出装置を示すブロック図
【図5】マイコン10の動作を示すタイムチャート
【符号の説明】
11:マイコン 1:スイッチ群 a〜d:スイッチ R1,R2:抵抗 V1:電源 L1〜L4:ライン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置されたスイッチ群
    と、 該スイッチ群のマトリクスの各行に個別的に接続され、
    該マトリクスの行へ走査信号を与える走査ポート群と、
    該スイッチ群のマトリクスの各列から与えられる信号を
    検知する検知ポート群とを備え、前記走査ポートからス
    イッチ群のマトリクスへ個別的に順次走査信号を与える
    と共に、走査信号が出力される度に前記検知ポートへ与
    えられる信号を検知することで、前記スイッチ群のオン
    /オフ状態を検出する制御装置とを具備するスイッチ状
    態検出装置において、 前記制御装置の走査ポート群は、低インピーダンスの出
    力状態と高インピーダンスの入力状態とに個別的に切り
    換えられるように構成されていると共に、 前記制御装置は前記走査ポート群の内、走査信号を出力
    するポート以外のポートを入力状態とするポート制御手
    段を有することを特徴とするスイッチ状態検出装置。
JP4219455A 1992-08-18 1992-08-18 スイッチ状態検出装置 Expired - Lifetime JP2502012B2 (ja)

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JPH06289972A JPH06289972A (ja) 1994-10-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62143118A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 Seiko Epson Corp キ−スキヤン方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62143118A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 Seiko Epson Corp キ−スキヤン方法

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Effective date: 19960130