JPH0916859A - 状態表示装置 - Google Patents

状態表示装置

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JPH0916859A
JPH0916859A JP7162602A JP16260295A JPH0916859A JP H0916859 A JPH0916859 A JP H0916859A JP 7162602 A JP7162602 A JP 7162602A JP 16260295 A JP16260295 A JP 16260295A JP H0916859 A JPH0916859 A JP H0916859A
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sensors
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detection signal
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JP7162602A
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Motoi Maekawa
基 前川
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数個のセンサを備えた電子機器において、1
個の表示素子より各センサの検出状態を区別して表示す
る。 【構成】1個の発光ダイオードから構成された表示ラン
プと、表示切換ボタンとを設け、自動表示モードでは、
この表示ランプによって、まず開始パターンを表示させ
た後に続いて、第1〜第8のセンサからの各検出信号に
基づいて、第1〜第8のセンサの各検出状態を、区切パ
ターンの表示を間に挟んで順番に表示し、マニュアル表
示モードでは、表示切換ボタンのON操作毎に、開始パ
ターンの表示の後、第1〜第8のセンサの各検出状態を
区切パターンの表示を間に挟んで順番に表示するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数個のセンサを備
えた電子機器に搭載され、各センサからの検出信号に基
づいて前記電子機器の状態を表示する状態表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、例えば金融機関等で使用され
ているカード処理装置では、多数個のセンサが使用され
ている。これらのセンサには、搬送路中のカードの通過
又は有無を検出するものやカードを保持する機構( 例え
ばカム )の状態を検出するものがある。
【0003】例えば、搬送路中にジャムやカード詰まり
等が発生した場合に、センサがジャムやカード詰まり等
を検出して検出信号を出力し、この検出信号により操作
パネル上に設けられた表示ランプが点灯するようになっ
ている。
【0004】これらのセンサとしては、マイクロスイッ
チ等が使用される場合があり、マイクロスイッチの場合
では、簡単なON/OFF動作で上述した各種状態を検
出して、ハイレベル/ローレベルの2値の検出信号を出
力する。
【0005】従来のカード処置装置では、これらの各セ
ンサの検出状態を表示するのに、1個の表示ランプを使
用していた。すなわち、各センサをOR論理回路( 又は
AND論理回路 )により1つの信号にまとめ、このまと
めた信号により表示ランプの点灯及び消灯を制御する回
路を設けていた。
【0006】従って、例えば多数個のセンサのうち1つ
でも所定の状態を検出すると、表示ランプが点灯するよ
うになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電子機器では1つの表示ランプにより、多数個のセン
サの検出状態を表示しており、例えば、1個のセンサに
より所定の状態を検出すると点灯してしまうので、表示
ランプが点灯したときに、どのセンサが所定の状態を検
出しているのか判らないという問題があった。
【0008】例えば、各センサ毎に電力の供給を制御す
る回路を設けて、表示ランプが点灯したときに、その回
路により、各センサに1個ずつ順番に電力を供給して、
どのセンサにより、表示ランプが点灯しているのか調べ
る方法もあるが、各センサ毎に電力の供給を制御する回
路を設けなければならず、回路基板の小型化及びコスト
ダウンの障害となるという問題があった。
【0009】また、多数個のセンサと1対1に対応する
同数の表示ランプを設けるという方法も考えられるが、
表示ランプ及びその駆動回路が増えるので、装置の小型
化及びコストダウンの障害となるという問題があった。
【0010】そこでこの発明は、複数個のセンサを備え
た電子機器において、1個の表示素子より各センサの検
出状態を区別して表示することができる状態表示装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
複数個のセンサを備えた電子機器に搭載され、各センサ
からの検出信号に基づいて電子機器の状態を表示する状
態表示装置において、各センサからの検出信号をそれぞ
れ取込む検出信号取込手段と、1個の表示素子と、検出
信号取込手段により取込まれた各検出信号にそれぞれ対
応して時間系列的に表示素子の点灯及び消灯を制御する
点灯制御手段とを設けたものである。
【0012】請求項2対応の発明は、複数個のセンサを
備えた電子機器に搭載され、各センサからの検出信号に
基づいて電子機器の状態を表示する状態表示装置におい
て、各センサからの検出信号をそれぞれ取込む検出信号
取込手段と、1個の表示素子と、検出信号取込手段によ
り取込まれた各検出信号にそれぞれ対応して時間系列的
に表示素子の点灯及び消灯を制御する点灯制御手段とを
設け、点灯制御手段は、表示開始の点滅パターンと各検
出信号に対応する点灯又は消灯の表示の間に区切りの点
滅パターンとを表示素子により表示させるものである。
【0013】
【作用】請求項1対応の発明においては、点灯制御手段
により、検出信号取込手段により取込まれたセンサから
の各検出信号にそれぞれ対応して時間系列的に表示素子
の点灯及び消灯が制御される。従って、各センサの検出
状態が、それぞれ1個ずつ順番に表示素子により表示さ
れる。
【0014】請求項2対応の発明においては、点灯制御
手段により、まず、表示開始の点滅パターンが表示素子
により表示された後、検出信号取込手段により取込まれ
たセンサからの各検出信号にそれぞれ対応して時間系列
的に表示素子の点灯及び消灯が制御される。なお各検出
信号に対応する点灯又は消灯の表示の間には、区切りの
点滅パターンが表示素子により表示される。
【0015】従って、まず、表示開始の点滅パターンが
表示素子により表示される。次に1番目のセンサの検出
状態が表示素子により表示され、区切りの点滅パターン
を挟んで2番目のセンサの検出状態が表示素子により表
示される。以下、同様にして各センサの検出状態が、区
切りの点滅パターンの表示を挟んで、1個ずつ順番に表
示素子により表示される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1は、この発明を適用した状態表示装置を
搭載した電子機器としてのカード処理装置の要部回路構
成を示すブロック図である。
【0017】1は、制御部本体を構成するCPU(centr
al processing unit )である。このCPU1が行う処理
のプログラムデータが記憶されたROM( read onlymem
ory )2、前記CPU1が処理を行う時に使用する各種
メモリのエリアが形成されたRAM(random access mem
ory)3、後述するように複数個のセンサからなるセンサ
部4及び表示切換ボタン41や他の各種装置から出力さ
れる信号が入力されるインプットポート5、表示ランプ
6及び他の各種装置へ制御信号を出力するアウトプット
ポート7、ホストコンピュータ等の外部装置と回線を介
してデータの伝送制御を行う外部インターフェイスコン
トローラ8はそれぞれ、システムバス9を介して前記C
PU1と接続されている。
【0018】また、前記CPU1は前記システムバス9
を介して、カードを搬送する媒体搬送部10を制御する
媒体搬送部コントローラ11、カードに設けられた磁気
ストライプに対してデータの書込み及び読取りを行う磁
気ストライプ部12を制御する磁気ストライプ部コント
ローラ13、カードに対して印字を行う媒体印字部14
を制御する媒体印字部コントローラ15と接続されてい
る。
【0019】図2は、前記センサ部4の構成を示す回路
図である。前記センサ部4は、第1のセンサ4-1、第2
のセンサ4-2、第3のセンサ4-3、第4のセンサ4-4、
第5のセンサ4-5、第6のセンサ4-6、第7のセンサ4
-7、第8のセンサ4-8の8個のマイクロスイッチと、抵
抗アレイ16とから構成されている。
【0020】前記第1〜第8のセンサ4-1〜4-8の各一
端は共通にグラウンド( 0V )に接続され、前記第1〜
前記第8のセンサ4-1〜4-8の各他端は、それぞれ前記
抵抗アレイ16を介して独立に+5Vの電源にプルアッ
プされて、前記インプットポート5のそれぞれ異なる入
力端子に接続されている。
【0021】従って、前記第1〜第8のセンサ4-1〜4
-8がON状態になると、前記インプットポート5の該当
する入力端子には、グラウンドに短絡されることによ
り、ローレベルの信号が入力され、前記第1〜第8のセ
ンサ4-1〜4-8がOFF状態になると、前記インプット
ポート5の該当する入力端子には、前記抵抗アレイ16
を介してプルアップされることにより、ハイレベルの信
号が入力される。
【0022】前記第1〜第8のセンサ4-1〜4-8は、図
3に示すように、カード処理装置の各種場所に離れて設
置されている。前記第1のセンサ4-1はホッパー部のホ
ッパー( 図示せず )のエンプティを検出するセンサであ
り、前記第2のセンサ4-2はカード押え部のカム( 図示
せず )のホームポジションを検出するセンサ、前記第3
のセンサ4-3は印字ヘッドを搭載して搬送するキャリア
( 図示せず )のホームポジションを検出するセンサ、前
記第4のセンサ4-4はキャリアのリアポジションを検出
するセンサ、前記第5のセンサ4-5はカバーのオープン
を検出するセンサ、前記第6のセンサ4-6は異常側スタ
ッカ( 図示せず )が一杯( フル )になったことを検出す
るセンサ、前記第7のセンサ4-7は異常排出として通過
するカード等を検出するセンサ、前記第8のセンサ4-8
は正常側スタッカ( 図示せず )が一杯( フル )になった
ことを検出するセンサである。
【0023】このカード処理装置では、ここでは説明を
省略する各種センサが他にも設けられているが、前記表
示ランプ6で表示する対象としては、上述した8個のセ
ンサがある。
【0024】図4は、前記表示ランプ6の構成を示す回
路図である。前記表示ランプ6は、表示素子としての発
光ダイオード6-1と、第1の抵抗17と、NPN形のト
ランジスタ18と、第2の抵抗19と、第3の抵抗20
とから構成されている。
【0025】前記発光ダイオード6-1のアノード端子は
前記第1の抵抗17を介して+5Vの電源に接続され、
そのカソード端子は前記トランジスタ18のコレクタ端
子に接続されている。
【0026】前記トランジスタ18のエミッタ端子はグ
ラウンド( 0V )に接続され、そのエミッタ端子とベー
ス端子との間には前記第2の抵抗19が接続されてい
る。前記トランジスタ18のベース端子は、前記第3の
抵抗20を介して前記アウトプットポート7の1つの出
力端子に接続されている。
【0027】このカード処理装置ではセンサチェックの
表示モードとして、自動表示モードとマニュアル表示モ
ードとがあり、予め所定操作( 一般的なディップスイッ
チ又はRAM3に形成されたフラグの操作 )によりいず
れか一方のモードが選択されるようになっている。
【0028】図5は、センサチェックの表示モードとし
て自動表示モードが選択されているときに、前記CPU
1が点灯制御手段として行う自動表示モード処理の流れ
を示す図である。
【0029】まず、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、変数格納エリアnに1を設定し、アウトプットポー
ト7を介して表示ランプ6により、開始パターン( 表示
開始の点滅パターン )を表示させる。すなわち、表示ラ
ンプ6の発光ダイオード6-1に対して、200msの点
灯と200msの消灯とを3回繰り返して行わせる。
【0030】この開始パターンの表示を終了すると、ス
テップ2( ST2 )の処理として、変数格納エリアnに
格納された数値nに該当する第nのセンサ4-nから出力
される検出信号をインプットポート5を介してデータと
して取込み、この検出信号のデータから第nのセンサ4
-nがON状態か否かを判断する。
【0031】ここで、検出信号がハイレベル( データ1
)ならば第nのセンサ4-nはON状態ではなくOFF状
態と判断して、1s=1000msの待機処理を行い、
この1000msの待機処理を終了すると、後述するス
テップ3( ST3 )の処理へ移行するようになってい
る。
【0032】また、検出信号がローレベル( データ0 )
ならば第nのセンサ4-nはON状態と判断して、アウト
プットポート7を介して表示ランプ6の発光ダイオード
6-1を点灯開始し、800msの待機処理を行い、この
800msの待機処理を終了すると、発光ダイオード6
-1を消灯して、200msの待機処理を行い、この20
0msの待機処理を終了すると、次のステップ3の処理
へ移行するようになっている。
【0033】ステップ3の処理は、変数格納エリアnに
格納されている数値nに対して+1の加算( n+1 )更
新処理を行い、この加算更新処理を終了すると、この加
算更新した変数格納エリアnに格納されている数値nが
9か否かを判断する。
【0034】ここで、変数格納エリアnの数値nが9で
あると判断すると、再び前述したステップ1の処理へ戻
るようになっている。
【0035】また、その数値nが9でないと判断する
と、アウトプットポート7を介して表示ランプ6によ
り、区切パターン表示( 区切りの点滅表示 )を表示させ
る。すなわち、表示ランプ6の発光ダイオード6-1に対
して、200msの点灯を行った後に200msの消灯
を行わせる。この区切りパターン表示が終了すると、再
び前述したステップ2の処理へ戻るようになっている。
【0036】図6は、センサチェックの表示モードとし
てマニュアル表示モードが選択されているときに、前記
CPU1が点灯制御手段として行うマニュアル表示モー
ド処理の流れを示す図である。
【0037】まず、ステップ4( ST4 )の処理とし
て、変数格納エリアnに1を設定し、アウトプットポー
ト7を介して表示ランプ6により、開始パターン( 表示
開始の点滅パターン )を表示させる。
【0038】この開始パターンの表示を終了すると、ス
テップ5( ST5 )の処理として、変数格納エリアnに
格納された数値nに該当する第nのセンサ4-nから出力
される検出信号をインプットポート5を介してデータと
して取込み、この検出信号のデータから第nのセンサ4
-nがオン状態か否かを判断する。
【0039】ここで、検出信号がハイレベル( データ1
)ならば第nのセンサ4-nはON状態でなくOFF状態
と判断して、アウトプットポート7を介して表示ランプ
6の発光ダイオード6-1の消灯を継続させて、後述する
ステップ6( ST6 )の処理へ移行するようになってい
る。
【0040】また、検出信号がローレベル( データ0 )
ならば第nのセンサ4-nはON状態と判断して、アウト
プットポート7を介して表示ランプ6の発光ダイオード
6-1を点灯開始し、次のステップ6の処理へ移行するよ
うになっている。
【0041】ステップ6の処理は、変数格納エリアnに
格納されている数値nに対して+1の加算( n+1 )更
新処理を行い、この加算更新処理を終了すると、表示切
換ボタン41がON操作されるまでの待機状態となり、
表示切換ボタン41がON操作されると、変数格納エリ
アnに格納されている数値nが9か否かを判断する。
【0042】ここで、変数格納エリアnの数値nが9で
あると判断すると、再び前述したステップ4の処理へ戻
るようになっている。また、その数値nが9でないと判
断すると、アウトプットポート7を介して表示ランプ6
により、区切パターン表示( 区切りの点滅表示 )を表示
させ、この区切りのパターン表示を終了すると、再び前
述したステップ5の処理へ戻るようになっている。
【0043】なお、状態表示装置は、前記CPU1と、
前記ROM2と、前記RAM3と、前記インプットポー
ト5と、前記アウトプットポート7と、前記表示ランプ
6とから構成されている。
【0044】このような構成の本実施例においては、自
動表示モードが選択されている場合には、例えば図7に
示すような制御信号がアウトプットポート7から表示ラ
ンプ6( 発光ダイオード6-1 )へ出力される。
【0045】まず、Aに示すように開始パターンが表示
される。この開始パターンAの表示の後に続いて、第1
番目、すなわち第1のセンサ4-1からの検出信号をデー
タとして取込んで、その検出状態を示す表示が行われ
る。例えば第1のセンサ4-1がOFF状態のとき、第1
のセンサ4-1から出力される検出信号はハイレベル信号
となり、Bに示すように1s=1000msのローレベ
ル信号が出力される。これにより、発光ダイオード6-1
は1000ms消灯され、第1のセンサ4-1がOFF状
態であることが表示される。
【0046】次に、Cに示すように区切パターンが表示
される。この区切パターンCの表示の後に続いて、第2
番目、すなわち第2のセンサ4-2からの検出信号をデー
タとして取込んで、その検出状態を示す表示が行われ
る。例えば第2のセンサ4-2がON状態のとき、第2の
センサ4-2から出力される検出信号はローレベル信号と
なり、Dに示すようにまず800msのハイレベル信号
が出力され、それに続いて200msのローレベル信号
が出力される。これにより発光ダイオード6-1は800
ms点灯に続いて200ms消灯され、第2のセンサ4
-2がON状態であることが表示される。
【0047】次に、区切パターンCが表示され、以降同
様にして、第3番目のセンサ( 第3のセンサ4-3 )の検
出状態、区切パターンC、第4番目のセンサ( 第4のセ
ンサ4-4 )の検出状態、区切パターンC、第5番目のセ
ンサ( 第5のセンサ4-5 )の検出状態、区切パターン
C、第6番目のセンサ( 第6のセンサ4-6 )の検出状
態、区切パターンCと順番に表示が行われる。
【0048】この区切パターンCの表示の後に続いて、
第7番目、すなわち第7のセンサ4-7からの検出信号を
データとして取込んで、その検出状態を示す表示が行わ
れる。例えば第7のセンサ4-7がON状態のとき、第7
のセンサ4-7から出力される検出信号はローレベル信号
となり、Eで示すようにまず800msのハイレベル信
号が出力され、それに続いて200msのローレベル信
号が出力される。これにより発光ダイオード6-1は80
0ms点灯に続いて200ms消灯され、第7のセンサ
4-7がON状態であることが表示される。
【0049】次に区切パターンCが表示され、この区切
パターンCの表示の後に続いて、第8番目、すなわち第
8のセンサ4-8からの検出信号をデータとして取込ん
で、その検出状態を示す表示が行われる。例えば第1の
センサ4-8がOFF状態のとき、第8のセンサ4-8から
出力される検出信号はハイレベル信号となり、Fに示す
ように1s=1000msのローレベル信号が出力され
る。これにより、発光ダイオード6-1は1000ms消
灯され、第8のセンサ4-8がOFF状態であることが表
示される。
【0050】次に再び開始パターンAの表示が行われ、
改めて第1のセンサ4-1から順番に各検出信号を取込ん
でその検出状態を示す表示を行う。
【0051】また、マニュアル表示モードが選択されて
いる場合には、開始パターンAが表示された後に、第1
のセンサ4-1の検出状態を示す表示が表示ランプ6の発
光ダイオード6-1により行われる。この第1のセンサ4
-1の検出状態を示す表示は、表示切換ボタン41がON
操作されるまで継続され、表示切換ボタン41がON操
作されると、区切パターンCが表示されて、第2のセン
サ4-2の検出状態を示す表示が行われる。この第2のセ
ンサ4-2の検出状態を示す表示は表示切換ボタン41が
ON操作されるまで継続される。
【0052】このようにして順次、表示切換ボタン41
がON操作される毎に、区切パターンの表示を挟んで、
第3のセンサ4-3、第4のセンサ4-4、第5のセンサ4
-5、第6のセンサ4-6、第7のセンサ4-7、第8のセン
サ4-8の検出状態を示す表示が表示ランプ6の発光ダイ
オード6-1により行われる。
【0053】そして、第8のセンサ4-8の検出状態を示
す表示が行われているときに、表示切換ボタン41がO
N操作されると、開始パターンが表示されて、改めて第
1のセンサ4-1の検出状態を示す表示に戻り、切換ボタ
ン41をON操作することにより、再び各センサ4-2〜
4-8の検出状態を示す表示を順番に行わせることが可能
となる。
【0054】このように本実施例によれば、1個の発光
ダイオード6-1から構成された表示ランプ6と、表示切
換ボタン41とを設け、自動表示モードでは、この表示
ランプ6によって、まず開始パターンを表示させた後に
続いて、第1〜第8のセンサ4-1〜4-8からの各検出信
号に基づいて、第1〜第8のセンサ4-1〜4-8の各検出
状態を、区切パターンの表示を間に挟んで順番に表示
し、マニュアル表示モードでは、表示切換ボタン41の
ON操作毎に、開始パターンの表示の後、第1〜第8の
センサ4-1〜4-8の各検出状態を区切パターンの表示を
間に挟んで順番に表示することにより、1個の発光ダイ
オード6-1により各センサ4-1〜4-8の検出状態を区別
して表示することができる。
【0055】従って、表示ランプ及びその駆動回路( 回
路基板を含む )が小さくて済み、装置の小型化及びコス
トダウンを実現することができる。さらに、センサチェ
ックの表示モードとして、自動表示モード及びマニュア
ル表示モードが設けられているため、例えば自動表示モ
ードを選択すれば、自動的に各センサ4-1〜4-8を順番
に表示するので、オペレータは表示ランプ6を見ている
だけで特別な操作が必要がなく、各センサ4-1〜4-8の
検出状態をモニタすることができ、また、マニュアル表
示モードを選択すれば、表示切換ボタンを41をON操
作するだけで、各センサ4-1〜4-8の検出状態を示す表
示が順番に行われて、オペレータは各センサ4-1〜4-8
の検出状態をそれぞれ正確に確認することができ、セン
サチェックの操作性を向上させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
複数個のセンサを備えた電子機器において、1個の表示
素子より各センサの検出状態を区別して表示することが
できる状態表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の状態表示装置を組込んだ
カード処理装置の要部回路構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のカード処理装置のセンサ部の構成を
示す回路図。
【図3】同実施例のカード処理装置の各センサの配置を
示す概略の構成図。
【図4】同実施例のカード処理装置の表示ランプの構成
を示す回路図。
【図5】同実施例のカード処理装置で行われるセンサチ
ェックに関する自動表示モード処理の流れを示す図。
【図6】同実施例のカード処理装置で行われるセンサチ
ェックに関するマニュアル表示モード処理の流れを示す
図。
【図7】同実施例のカード処理装置のアウトプットポー
トから表示ランプへ出力される制御信号の波形の一例を
示す図。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 3…RAM、 4…センサ部、 4-1〜4-8…第1〜第8のセンサ、 5…インプットポート、 6…表示ランプ、 6-1…発光ダイオード、 7…アウトプットポート、 41…表示切換ボタン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のセンサを備えた電子機器に搭載
    され、各センサからの検出信号に基づいて前記電子機器
    の状態を表示する状態表示装置において、前記各センサ
    からの検出信号をそれぞれ取込む検出信号取込手段と、
    1個の表示素子と、前記検出信号取込手段により取込ま
    れた各検出信号にそれぞれ対応して時間系列的に前記表
    示素子の点灯及び消灯を制御する点灯制御手段とを設け
    たことを特徴とする状態表示装置。
  2. 【請求項2】 複数個のセンサを備えた電子機器に搭載
    され、各センサからの検出信号に基づいて前記電子機器
    の状態を表示する状態表示装置において、前記各センサ
    からの検出信号をそれぞれ取込む検出信号取込手段と、
    1個の表示素子と、前記検出信号取込手段により取込ま
    れた各検出信号にそれぞれ対応して時間系列的に前記表
    示素子の点灯及び消灯を制御する点灯制御手段とを設
    け、前記点灯制御手段は、表示開始の点滅パターンと前
    記各検出信号に対応する点灯又は消灯の表示の間に区切
    りの点滅パターンとを前記表示素子により表示させるこ
    とを特徴とする状態表示装置。
JP7162602A 1995-06-28 1995-06-28 状態表示装置 Pending JPH0916859A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007088898A1 (ja) * 2006-01-31 2007-08-09 Orient Instrument Computer Co., Ltd. 非接触ic媒体、非接触icカード、電子機器、電子機器カバー、及び非接触ic媒体リーダライタ
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