JPH09263166A - 乗物用のアシストグリップ装置 - Google Patents
乗物用のアシストグリップ装置Info
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- JPH09263166A JPH09263166A JP1147297A JP1147297A JPH09263166A JP H09263166 A JPH09263166 A JP H09263166A JP 1147297 A JP1147297 A JP 1147297A JP 1147297 A JP1147297 A JP 1147297A JP H09263166 A JPH09263166 A JP H09263166A
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Abstract
0に収容して、装置を小型にするとともに、部品点数を
削減して、コストを低減することができる。
Description
据付部に固定される一対のベース部材を有し、把持部と
該把持部の両端から延びる脚部とにより略U字形状に形
成されたグリップ部材を有し、前記各脚部を前記一対の
ベース部材に枢着して、前記グリップ部材を使用位置と
格納位置とに揺動可能に構成した乗物用のアシストグリ
ップ装置に関する。
しては、例えば、特公平6−84143号公報に開示さ
れたものがある。すなわち、グリップ体の一対の脚部が
支承ブロックに支承軸により枢着され、一対の脚部には
成形条材が渡され、支承軸は脚部を突き抜けて成形条材
側へ延ばされ、延ばされた延設部が粘弾性プラスチック
筒である成形体に圧入され、成形体が成形条材に固定さ
れているものである。支承軸の延設部と成形体とが緩衝
部材である摩擦ブレーキを構成しており、アシストグリ
ップ使用後、グリップ体から手が離れて、使用位置から
格納位置へ戻る際に、戻り速度を低減して、ゆっくり戻
るようにして、品質感を高めるとともに、格納位置での
衝突音の発生を防止している。
うな従来の乗物用のアシストグリップ装置では、摩擦ブ
レーキがグリップ体の脚部から突出した位置に装着さ
れ、装置全体が大型になり、また、成形体を固定するた
め、および、外観品質を高めるために成形条材が必要に
なり、コストが嵩むとともにこの点からも装置が大型に
なるという問題点があった。本発明は、このような従来
の問題点に着目してなされたもので、緩衝部材をグリッ
プ本体の脚部に収容して、装置を小型にするとともに、
部品点数を削減して、コストを低減することができ、ま
た、組付性に優れ、さらに、応力集中を起こしにくくし
て強度を高いものに確保することができ、さらに、加工
性に優れた乗物用のアシストグリップ装置を提供するこ
とを目的としている。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 1 乗物の壁部などの据付部(10)に固定される一対
のベース部材(20)を有し、把持部(40)と該把持
部(40)の両端から延びる脚部(50)とにより略U
字形状に形成されたグリップ部材(30)を有し、前記
各脚部(50)を前記一対のベース部材(20)に枢着
して、前記グリップ部材(30)を使用位置と格納位置
とに揺動可能に構成した乗物用のアシストグリップ装置
であって、前記グリップ部材(30)を使用位置から格
納位置に戻す方向へ付勢する付勢手段(60)と、前記
グリップ部材(30)が前記格納位置に戻る際の戻り速
度を制御するためのダンパ部材(70)とを備えたもの
において、前記グリップ部材(30)の脚部(50)と
前記ベース部材(20)との一方に一対の外嵌突起(5
2)を形成し、前記脚部(50)と前記ベース部材(2
0)との他方に内嵌突起(22)を形成し、前記一対の
外嵌突起(52)の間の隙間に前記内嵌突起(22)を
嵌入し、前記一対の外嵌突起(52)と前記内嵌突起
(22)とに同軸孔(24,25,54,55)をそれ
ぞれ穿設し、該同軸孔(24,25,54,55)に、
外筒(71)と該外筒(71)に内挿される内軸(7
5)とを有して成るダンパ部材(70)を挿入し、前記
外筒(71)を、挿入方向で手前側になる外嵌突起(5
2)に対して回転不能に固結する一方、前記内嵌突起
(22)に対して回転可能に軸支し、かつ、前記内軸
(75)を、挿入方向で奥側になる外嵌突起(52)に
対して回転可能に軸支する一方、前記内嵌突起(22)
に対して回転不能に固結したことを特徴とする乗物用の
アシストグリップ装置。
定される一対のベース部材(20)を有し、把持部(4
0)と該把持部(40)の両端から延びる脚部(50)
とにより略U字形状に形成されたグリップ部材(30)
を有し、前記各脚部(50)を前記一対のベース部材
(20)に枢着して、前記グリップ部材(30)を使用
位置と格納位置とに揺動可能に構成した乗物用のアシス
トグリップ装置であって、前記グリップ部材(30)を
使用位置から格納位置に戻す方向へ付勢する付勢手段
(60)と、前記グリップ部材(30)が前記格納位置
に戻る際の戻り速度を制御するためのダンパ部材(7
0)とを備えたものにおいて、前記グリップ部材(3
0)の脚部(50)と前記ベース部材(20)との一方
に一対の外嵌突起(52)を形成し、前記脚部(50)
と前記ベース部材(20)との他方に内嵌突起(22)
を形成し、前記一対の外嵌突起(52)の間の隙間に前
記内嵌突起(22)を嵌入し、前記一対の外嵌突起(5
2)と前記内嵌突起(22)とに同軸孔(324,32
5,354,355)をそれぞれ穿設し、該同軸孔(3
24,325,354,355)に、外筒(371)と
該外筒(371)に内挿される内軸(375)とを有し
て成るダンパ部材(370)を挿入し、前記外筒(37
1)を前記内嵌突起(22)に対して回転不能に固結す
る一方、前記内軸(375)を挿入方向で手前側の外嵌
突起(52)の同軸孔(354)に貫通させ、かつ、前
記挿入方向で奥側の外嵌突起(52)の同軸孔(35
5)に挿入させて前記外嵌突起(52)に対して回転不
能に固結したことを特徴とする乗物用のアシストグリッ
プ装置。
部材(370)が前記同軸孔(324,325,35
4,355)に挿入する際に、前記外筒(371)が当
接して所定の挿入位置に位置決めされるダンパ位置決め
部(326)を有し、前記外筒(371)は、前記内軸
(375)が前記外筒(371)に内挿する際に、前記
内軸(375)が当接して所定の内挿位置に位置決めさ
れる内軸位置決め部(373)を有していることを特徴
とする2項記載の乗物用のアシストグリップ装置。
1)は、前記内軸(75)が内挿される収容孔(72)
を有し、前記内軸(75)の先端は、前記ダンパ部材
(70)の挿入時に外筒(71)と内軸(75)とが一
体的に挿入されるべく、前記収容孔(72)の孔底(7
3)に突き当てられることを特徴とする1、2または3
項記載の乗物用のアシストグリップ装置。 5 前記内軸(75)の基端部は、前記ダンパ部材(7
0)の挿入時に前記内嵌突起(22)側に突き当たって
ダンパ部材(70)の軸方向の位置決めをするための拡
径フランジ(76)を有していることを特徴とする1ま
たは4項記載の乗物用のアシストグリップ装置。 6 前記内軸(175)の基端部は、拡径されて、前記
内嵌突起(22)から挿入方向で奥側になる外嵌突起
(152)に渡される補強部(178)を有しているこ
とを特徴とする1、4または5項記載の乗物用のアシス
トグリップ装置。
径フランジ(76)から離間した位置に、シールリング
(80)が嵌め込まれるシールリング溝(79)を有し
ていることを特徴とする1、4、5または6項記載の乗
物用のアシストグリップ装置。 8 前記外筒(271)の収容孔(272)の溝口部
は、シールリング(80)が嵌め込まれるシールリング
溝(279)を有し、シールリング(80)は、前記シ
ールリング溝(279)と前記内軸(75)の拡径フラ
ンジ(76)とに保持されていることを特徴とする1、
4、5、6または7項記載の乗物用のアシストグリップ
装置。
に前記ダンパ部材(70)を装着し、他方のベース部材
(20)に、付勢手段(60)を装着したことを特徴と
する1、2、3、4、5、6、7または8項記載の乗物
用のアシストグリップ装置。 10 前記外筒(71)の収容孔(72)は、前記内嵌
突起(22)の範囲に対応する部分であって、前記外嵌
突起(52)へは至らぬ範囲に形成されていることを特
徴とする1、4、5、6、7、8または9項記載の乗物
用のアシストグリップ装置。
ついて説明する。前記グリップ部材(30)の脚部(5
0)と前記ベース部材(20)との一方に形成された一
対の外嵌突起(52)の間の隙間には、前記脚部(5
0)と前記ベース部材(20)との他方に形成された内
嵌突起(22)が嵌入されている。前記一対の外嵌突起
(52)と前記内嵌突起(22)とに穿設された同軸孔
(24,25,54,55)には、ダンパ部材(70)
が挿入されている。同軸孔(24,25,54,55)
にダンパ部材(70)が挿入していくと、ダンパ部材
(70)の外筒(71)が挿入方向で手前側になる外嵌
突起(52)に対して回転不能に固結される一方、前記
内嵌突起(22)に対して回転可能に軸支され、かつ、
ダンパ部材(70)の内軸(75)が、挿入方向で奥側
になる外嵌突起(52)に対して回転可能に軸支される
一方、前記内嵌突起(22)に対して回転不能に固結さ
れる。それにより、特別な固定手段を施す必要がなく、
組付性を向上することができる。それにより、ダンパ部
材(70)が、グリップ部材(30)の脚部(50)に
収容された形になり、装置が小型になり、また、ダンパ
部材(70)を支持する特別な部材を設ける必要がなく
なる。
は、ダンパ部材(70)の外筒(71)と内軸(75)
とが相対的に回転すると、グリップ部材(30)が使用
位置と格納位置とに揺動可能になる。グリップ部材(3
0)を使用位置に揺動するには、付勢手段(60)の付
勢力に抗して、把持部(40)を引き起こすようにすれ
ば良い。グリップ部材(30)が使用位置にあるとき、
把持部(40)から手を離すと、付勢手段(60)の付
勢力でグリップ部材(30)は、使用位置から格納位置
に戻るが、ダンパ部材(70)の外筒(71)と内軸
(75)とが相対回転することで緩衝作用が生じ、グリ
ップ部材(30)の戻り時の戻り速度が低減される。
装置では、前記外筒(371)を前記内嵌突起(22)
に対して回転不能に固結する一方、前記内軸(375)
を挿入方向で手前側の外嵌突起(52)の同軸孔(35
4)に貫通させ、かつ、前記挿入方向で奥側の外嵌突起
(52)の同軸孔(355)に挿入させて前記外嵌突起
(52)に対して回転不能に固結したので、前記内軸
(375)が両持ちの形で一対の外嵌突起(52)に支
持され、グリップ部材(30)の使用時に、内嵌突起
(22)および外筒(371)を介して、内軸(37
5)に大きな力がかかると、内軸(375)が撓んだ
り、ねじれたりして、内軸(375)に大きな曲げモー
メントやねじりモーメントが生じ、内軸(375)の両
端部を支持する一対の外嵌突起(52)にそれらのモー
メントに対する大きな反力が生じる。この場合にも、大
きな曲げモーメント、ねじりモーメントおよび大きな反
力に、内軸(375)および一対の外嵌突起(52)が
十分に耐え得るダンパ部材(370)の支持構造にする
ことができる。また、内軸(375)に生じるねじれモ
ーメントに対しても十分に耐え得るダンパ部材(37
0)の支持構造にすることができる。さらに、このよう
なダンパ部材(370)の支持構造では、内軸(37
5)を金属性のシャフトにより形成し、剛性が高いもの
にしておけば、外筒(371)は、比較的剛性が低くて
も済むので、外筒(371)を例えば樹脂性の材料によ
り形成することができる。
装置では、前記内嵌突起(22)は、前記ダンパ部材
(370)が前記同軸孔(324,325,354,3
55)に挿入する際に、前記外筒(371)が当接して
所定の挿入位置に位置決めされるダンパ位置決め部(3
26)を有し、前記外筒(371)は、前記内軸(37
5)が前記外筒(371)に内挿する際に、前記内軸
(375)が当接して所定の内挿位置に位置決めされる
内軸位置決め部(373)を有しているので、ダンパ部
材(370)を同軸孔(324,325,354,35
5)に挿入していけば、外筒(371)がダンパ位置決
め部(326)に突き当たるとともに、内軸(375)
が内軸位置決め部(373)に突き当たるから、そのま
まダンパ部材(370)の外筒(371)および内軸
(375)の軸方向の位置決めができ、組付性を向上す
ることができる。
装置では、前記ダンパ部材(70)の外筒(71)は、
前記内軸(75)が内挿される収容孔(72)を有し、
前記内軸(75)の先端は、前記ダンパ部材(70)の
挿入時に外筒(71)と内軸(75)とが一体的に挿入
されるべく、前記収容孔(72)の孔底(73)に突き
当てられるので、ダンパ部材(70)装着時にダンパ部
材(70)の外筒(71)と内軸(75)とを一体的に
取り扱うことができ、組付性を向上することができる。
また、グリップ部材(30)が使用位置と格納位置とに
揺動するときに、内軸(75)の先端部が外筒(71)
の収容孔(72)の孔底(73)を擦るようになるが、
回転中心である軸心の周りを擦っているため、大きな摩
擦抵抗を生じることがなく、操作性に悪い影響を与える
ことなく、また、内軸(75)などの強度上の問題を引
き起こすことがない。
装置では、前記内軸(75)の基端部は、前記ダンパ部
材(70)の挿入時に前記内嵌突起(22)側に突き当
たってダンパ部材(70)の軸方向の位置決めをするた
めの拡径フランジ(76)を有しているので、ダンパ部
材(70)を挿入していけば、拡径フランジ(76)が
内嵌突起(22)側に突き当たって、そのままダンパ部
材(70)の軸方向の位置決めができ、組付性を向上す
ることができる。
装置では、前記内軸(175)の基端部は、拡径され
て、前記内嵌突起(22)から挿入方向で奥側になる外
嵌突起(52)に渡される補強部(178)を有してい
るので、例えば、グリップ部材(30)の把持部(4
0)に過大な力がかかって、内嵌突起(22)と外嵌突
起(52)とに掛け渡される内軸(175)に大きな剪
断力が作用しても、その剪断力を補強部(178)で十
分に支えることができる。請求項7記載の乗物用のアシ
ストグリップ装置では、前記内軸(75)の基端部は、
前記拡径フランジ(76)から離間した位置に、シール
リング(80)が嵌め込まれるシールリング溝(79)
を有しているので、内軸(75)の基端部に大きな力が
かかっても、シールリング溝(79)に応力集中が生じ
にくくなり、特別な補強部材を要することなく、強度性
を高めることができる。
装置では、前記外筒(271)の収容孔(272)の溝
口部は、シールリング(80)が嵌め込まれるシールリ
ング溝(279)を有し、シールリング(80)は、前
記シールリング溝(279)と前記内軸(75)の拡径
フランジ(76)とに保持されているので、外筒(27
1)より軸径の細い内軸(75)に、さらに軸径を細く
するシールリング溝を設ける必要がなく、強度を高いも
のに維持することができる。
装置では、前記一対のベース部材(20)の一方に前記
ダンパ部材(70)を装着し、他方のベース部材(2
0)に、付勢手段(60)を装着したので、ダンパ部材
(70)と付勢手段(60)とを、一対の脚部(50)
にそれぞれ収容した形になり、装置全体を小型にするこ
とができる。また、ダンパ部材(70)と付勢手段(6
0)とをセットとして、各脚部(50)にそれぞれを設
ける場合に比して、ダンパ部材(70)や付勢手段(6
0)を大型化して設けることができるので、ダンパ部材
(70)の外筒(71)や内軸(75)の強度をより高
めることができるとともに、ダンパ部材(70)のダン
パ力や付勢手段(60)の付勢力をより高めることがで
きる。
プ装置では、前記外筒(71)の収容孔(72)は、前
記内嵌突起(22)の範囲に対応する部分であって、前
記外嵌突起(52)へは至らぬ範囲に形成されているの
で、例えば、グリップ部材(30)の把持部(40)に
過大な力がかかって、内嵌突起(22)と外嵌突起(5
2)とに掛け渡される内軸(175)に大きな剪断力が
作用しても、その剪断力がかかる部位の断面積が小さく
なく、適切な大きさに確保されているから、その剪断力
に十分に耐えることができる。
の各種形態を説明する。図1〜図3は本発明の第1の実
施の形態を示している。図2に示すように、本装置は、
乗物の壁部などの据付部10に固定されるものであり、
一対のベース部材20とグリップ部材30とを有してい
る。
1と内嵌突起22とを一体的に成形して成る。基部21
は固定用のねじの頭部が出っ張らないように溝断面形状
に形成されており、内嵌突起22は、一対の支持突起2
3を有している。
部40の両端から延びる脚部50とにより略U字形状に
形成されている。各脚部50は前記一対のベース部材2
0に枢着されており、それにより、グリップ部材は、利
用者から乗物の室内側に起立した使用位置と、据付部1
0側に倒伏した格納位置とに揺動可能に成っている。一
方のベース部材20の内嵌突起22には、その付勢端を
脚部50に掛けたコイルばねである付勢手段60が内装
されている。付勢手段60により、グリップ部材30を
使用位置から格納位置に戻す方向へ付勢されている。
ス部材20側には、グリップ部材30が前記格納位置に
戻る際に、その戻り速度を制御するための粘性ダンパで
あるダンパ部材70が装備されている。他方のベース部
材20に対応する脚部50には、その孔底を薄肉にして
成る収納溝が形成されている。収納溝の両側溝壁が一対
の外嵌突起52に成っている。一対の外嵌突起52の間
の隙間には、ベース部材20の基部21および内嵌突起
22が嵌入可能に成っている。一対の外嵌突起52と内
嵌突起22の一対の支持突起23とには、同軸孔24,
25,54,55がそれぞれ穿設されている。同軸孔2
4,25,54,55にはダンパ部材70が挿入されて
いる。ダンパ部材70は、外筒71と該外筒71の収容
孔72に内挿される内軸75とを有している。収容孔7
2内にはオイルが充填されている。ダンパ部材70はフ
リクション型のものであってもよい。
ローレット部74に成っていて、ローレット部74の外
径は、外筒の一般径より僅かに大き目になっている。ロ
ーレット部74に限らず、例えば、外筒71の基端部に
回り止め用のキ−部を形成してもよい。形成外筒71の
ローレット部74は、挿入方向で手前側になる外嵌突起
52の同軸孔54に回転不能に固結されている。一方、
外筒71の一般筒部は内嵌突起22の一方の支持突起2
3の同軸孔24に回転可能に軸支されている。図1にお
いては、外筒71の一般筒部と支持突起23の同軸孔2
4との隙間を強調して示している。内軸75は、軸方向
の中間部に拡径フランジ76とローレット部77とを有
している。内軸75の一端側が外筒71の収容孔72に
内挿され、外筒71の他端部78が、挿入方向で奥側に
なる外嵌突起52の同軸孔55に回転可能に軸支されて
いる。内軸75の拡径フランジ76は、ダンパ部材70
の挿入時に内嵌突起22の他方の支持突起23の凹部2
6に突き当たってダンパ部材70の軸方向の位置決めに
成っている。外筒71のローレット部77が、内嵌突起
22の他方の支持突起23の同軸孔24に回転不能に固
結されている。
の孔底73に突き当てられている。それにより、ダンパ
部材70の挿入時に外筒71と内軸75とが一体的に挿
入可能になっている。内軸75の基端部には、シールリ
ング80を嵌め込むためのシールリング溝79が形成さ
れている。シールリング溝79は、応力集中が生じにく
い程度に拡径フランジ76から離間した位置に形成され
ている。図3に示すように、外筒271の収容孔272
の溝口部に、シールリング溝279を形成してもよい。
この場合、シールリング80は、シールリング溝279
と内軸75の拡径フランジ76とに保持されている。
説明する。グリップ部材30の脚部50の一対の外嵌突
起52の間の隙間には、ベース部材20の内嵌突起22
が嵌入されている。一対の外嵌突起52と内嵌突起22
とにそれぞれ穿設された同軸孔24,25,54,55
には、ダンパ部材70が挿着されている。同軸孔24,
25,54,55にダンパ部材70が挿入していくと、
ダンパ部材70の外筒71のローレット部74が挿入方
向で手前側になる外嵌突起52の同軸孔54に回転不能
に固結され、外筒71の一般径部が内嵌突起22の同軸
孔24に回転可能に軸支される。また、ダンパ部材70
の内軸75が、挿入方向で奥側になる外嵌突起52の同
軸孔55に対して回転可能に軸支され、内軸75のロー
レット部77が内嵌突起22の同軸孔25に回転不能に
固結される。それにより、止めねじなどの特別な固定手
段を施す必要がなく、組付性を向上することができる。
73に突き当てられているので、ダンパ部材70の挿入
時に外筒71と内軸75とが一体的に挿入されるように
なり、ダンパ部材70装着時にダンパ部材70の外筒7
1と内軸75とを一体的に取り扱うことができ、この点
からも組付性を向上することができる。さらに、内軸7
5の基端部には拡径フランジ76が形成されているの
で、ダンパ部材70の挿入時に、拡径フランジ76が内
嵌突起22の他方の支持突起23の凹部26に突き当た
ることにより、ダンパ部材70の軸方向の位置決めをす
ることができ、この点からも組付性を向上することがで
きる。
部材30の脚部50とベース部材20との枢着部に収容
された形になり、装置全体が小型になり、また、ダンパ
部材70を支持したり、覆ったりする別部材を設ける必
要がなくなる。さらに、一対のベース部材20の一方側
にダンパ部材70を装着し、他方のベース部材20側
に、付勢手段60を装着したので、ダンパ部材70と付
勢手段60とを、一対の脚部50が枢着されている部位
にそれぞれ収容した形になり、装置全体を小型にするこ
とができる。
軸素材の外径を軸方向で適度に大小させて成形すること
ができ、ローレット部74,77の成形も通常の技術を
もって行なうことができ、特別に困難な加工を施す必要
がない。このように組付けられたものにおいて、ダンパ
部材70の外筒71と内軸75とが相対的に回転する
と、グリップ部材30が使用位置と格納位置とに揺動可
能になる。グリップ部材30を使用位置に揺動するに
は、付勢手段60の付勢力に抗して、把持部40を引き
起こすようにすれば良い。
把持部40から例えば手を離すと、付勢手段60の付勢
力でグリップ部材30は、使用位置から格納位置に戻る
が、ダンパ部材70の外筒71の収容孔72内で内軸7
5が相対回転する際に、収容孔72内のオイルを動かす
必要があることから緩衝作用が生じ、グリップ部材30
の戻り時の戻り速度は大幅に低減され、例えばグリップ
部材30が据付部10に高速で衝突するようなことが防
止される。また、グリップ部材30が使用位置と格納位
置とに揺動するときに、内軸75の先端部が外筒71の
収容孔72の孔底73を擦るようになるが、回転中心で
ある軸心の周りを擦っているため、大きな摩擦抵抗を生
じることがなく、操作性に悪い影響を与えることなく、
また、内軸75などの強度上の問題を引き起こすことが
ない。脚部50を介してダンパ部材70に過大な荷重が
かかった場合に、内軸75において最も外径が大きな拡
径フランジ76近傍にあって、かつ、最も外径が小さな
シールリング溝79付近に集中応力が生じ易くなるが、
シールリング溝79は拡径フランジ76から十分に離間
した位置に形成されていて、応力集中が生じにくいよう
に配置されており、内軸75の基端部に大きな力がかか
っても、シールリング溝79に応力集中が生じにくくな
り、特別な補強部材を要することはない。
ている。本第2の実施の形態においては第1の実施の形
態と同じ構成については、同一の番号を付し、その説明
を省略する。内軸175の基端部には補強部178が形
成されている。補強部178は、外筒271内に挿入さ
れている内軸の一般径部より拡径されて、内嵌突起22
の他方の支持突起23から挿入方向で奥側になる外嵌突
起152に渡されている。補強部178の一部は、支持
突起23の同軸孔25に回転不能に嵌合するローレット
部になっている。
プ部材30の把持部40に過大な力がかかって、内嵌突
起22と外嵌突起52とに掛け渡される内軸175に大
きな剪断力が作用すると、補強部178の径が大きいの
で、補強部178は、その剪断力を十分に支えることが
できる。
を示している。本第3の実施の形態においても、第1の
実施の形態と同じ構成については、同一の番号を付し、
その説明を省略する。
樹脂製の外筒371と金属製の内軸375とから成る。
外筒371は、挿入方向で基端側に相当する大口径の収
容孔372および挿入方向で先端側に相当する小口径部
371bから構成されている。外筒371の内壁には大
口径の収容孔372と小口径部371bとの境に、内段
差部である内軸位置決め部373が形成され、外筒37
1の外壁にはローレットを施したローレット部374が
形成されている。ローレット部374がベース部材20
の挿入方向で手前側の同軸孔324の孔壁に回転不能に
固結されている。また、外筒371の外壁には内軸位置
決め部373に対応して、外段差部376が形成されて
いる。一方、内軸375は、挿入方向で基端側の頭部で
あるローレット部377、大径部375a、および挿入
方向で先端側の小径部378から構成されている。
れ、小径部378が小口径部371bに内挿されてい
る。また、ローレット部377がグリップ部材30の脚
部50の挿入方向で手前側の同軸孔354の孔壁に回転
不能に固結されている。内軸375の小径部378が、
グリップ部材30の脚部50の挿入方向で奥側の同軸孔
355の孔壁に挿入されている。すなわち、内軸375
は、脚部50の手前側の外嵌突起52の同軸孔354に
貫通して、奥側の外嵌突起52に達し、その奥側の外嵌
突起52の同軸孔355に挿入している。それにより、
内軸375が両持ちの形で一対の外嵌突起52に支持さ
れることになり、グリップ部材30の使用時に、内嵌突
起22および外筒371を介して、内軸375に大きな
力がかかり、内軸375に大きな曲げモーメントやねじ
りモーメントが生じ、一対の外嵌突起52にそれらのモ
ーメントに対する大きな反力が生じても、内軸375お
よび一対の外嵌突起52がそれらのモーメント等や反力
に十分に耐えることができ、アシストグリップ装置の剛
性を高めることができる。
軸375を内挿した際に、大径部375aと小径部37
8との境に形成された段部375bが当接して、内軸3
75を所定の内挿位置に位置きめするためのものであ
る。また、ベース部材20の挿入方向で奥側の同軸孔3
25の孔縁に相当するダンパ位置決め部326は、外筒
371の外段差部376が当接して、外筒371、しい
てはダンパ部材370を所定位置に位置決めするための
ものである。それにより、ダンパ部材370を挿入して
いけば、外筒371の外段差部376がダンパ位置決め
部326に突き当たるとともに、内軸375の段部37
5bが内軸位置決め部373に突き当たるので、挿入作
業と同時に、ダンパ部材370の外筒371および内軸
375の軸方向の位置決めができ、組付性を向上するこ
とができる。
で相互に離間して一対のシールリング溝379が形成さ
れている。一対のシールリング溝379には、大径部3
75aと収容孔372との間の隙間に充填されたダンパ
油を密閉するためのシールリング380がそれぞれ嵌込
まれている。内嵌突起22は、その両側端部に同軸孔3
24,325が穿設されているが、内嵌突起22の両側
端部の間の中間部と、外筒371との間には空隙が形成
されている。当該空隙が形成されることにより、内嵌突
起22の同軸孔324,325の孔精度および外筒37
1の両端部の外径精度などの主要部分の精度を高めてい
けば、全体的な部品精度が高まり、組付精度などのバラ
ツキが抑えられ、その結果、ダンパ特性を安定させるこ
とができる。
挿入方向で基端側であるそのローレット部377が挿入
方向で手前側の外嵌突起52の同軸孔377に固く嵌合
して固結され、同じように、外筒371は、挿入方向で
基端側であるローレット部374が挿入方向で手前側の
内嵌突起22の同軸孔324に固く嵌合して固結される
構造である。それにより、内軸375は、挿入方向で先
端側に相当する部分(小径部378などを含む部分)を
そのローレット部377より細径にすることができ、同
じように、外筒371は、挿入方向で先端側に相当する
部分をそのローレット部374より細径にすることがで
き、挿入荷重が低く抑えられ、組付性が良く、かつ回転
保持力が高い構造にすることができる。
プ部材327で外部から覆われている。グリップ部材3
0の脚部52には、基部21に当接してグリップ部材3
0を使用位置に拘束する使用時当接部357と、キャッ
プ部材327に当接してグリップ部材30を格納位置に
拘束する格納時当接部358とが形成されている。
プ装置によれば、緩衝部材をグリップ本体の脚部に収容
して、装置を小型にするとともに、部品点数を削減し
て、コストを低減することができる。
ストグリップ装置の要部断面図である。
ストグリップ装置の斜視図である。
ストグリップ装置の要部断面図である。
ストグリップ装置の要部断面図である。
ストグリップ装置の要部斜視図である。
ストグリップ装置の斜視図である。
ストグリップ装置の作用説明図である。
ストグリップ装置の要部断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】乗物の壁部などの据付部に固定される一対
のベース部材を有し、把持部と該把持部の両端から延び
る脚部とにより略U字形状に形成されたグリップ部材を
有し、前記各脚部を前記一対のベース部材に枢着して、
前記グリップ部材を使用位置と格納位置とに揺動可能に
構成した乗物用のアシストグリップ装置であって、前記
グリップ部材を使用位置から格納位置に戻す方向へ付勢
する付勢手段と、前記グリップ部材が前記格納位置に戻
る際の戻り速度を制御するためのダンパ部材とを備えた
ものにおいて、 前記グリップ部材の脚部と前記ベース部材との一方に一
対の外嵌突起を形成し、前記脚部と前記ベース部材との
他方に内嵌突起を形成し、前記一対の外嵌突起の間の隙
間に前記内嵌突起を嵌入し、 前記一対の外嵌突起と前記内嵌突起とに同軸孔をそれぞ
れ穿設し、該同軸孔に、外筒と該外筒に内挿される内軸
とを有して成るダンパ部材を挿入し、前記外筒を、挿入
方向で手前側になる外嵌突起に対して回転不能に固結す
る一方、前記内嵌突起に対して回転可能に軸支し、か
つ、前記内軸を、挿入方向で奥側になる外嵌突起に対し
て回転可能に軸支する一方、前記内嵌突起に対して回転
不能に固結したことを特徴とする乗物用のアシストグリ
ップ装置。 - 【請求項2】乗物の壁部などの据付部に固定される一対
のベース部材を有し、把持部と該把持部の両端から延び
る脚部とにより略U字形状に形成されたグリップ部材を
有し、前記各脚部を前記一対のベース部材に枢着して、
前記グリップ部材を使用位置と格納位置とに揺動可能に
構成した乗物用のアシストグリップ装置であって、前記
グリップ部材を使用位置から格納位置に戻す方向へ付勢
する付勢手段と、前記グリップ部材が前記格納位置に戻
る際の戻り速度を制御するためのダンパ部材とを備えた
ものにおいて、 前記グリップ部材の脚部と前記ベース部材との一方に一
対の外嵌突起を形成し、前記脚部と前記ベース部材との
他方に内嵌突起を形成し、前記一対の外嵌突起の間の隙
間に前記内嵌突起を嵌入し、 前記一対の外嵌突起と前記内嵌突起とに同軸孔をそれぞ
れ穿設し、該同軸孔に、外筒と該外筒に内挿される内軸
とを有して成るダンパ部材を挿入し、前記外筒を前記内
嵌突起に対して回転不能に固結する一方、前記内軸を前
記挿入方向で手前側の外嵌突起の同軸孔に貫通させ、か
つ、前記挿入方向で奥側の外嵌突起の同軸孔に挿入させ
て前記外嵌突起に対して回転不能に固結したことを特徴
とする乗物用のアシストグリップ装置。 - 【請求項3】前記内嵌突起は、前記ダンパ部材が前記同
軸孔に挿入する際に、前記外筒が当接して所定の挿入位
置に位置決めされるダンパ位置決め部を有し、 前記外筒は、前記内軸が前記外筒に内挿する際に、前記
内軸が当接して所定の内挿位置に位置決めされる内軸位
置決め部を有していることを特徴とする請求項2記載の
乗物用のアシストグリップ装置。 - 【請求項4】前記ダンパ部材の外筒は、前記内軸が内挿
される収容孔を有し、 前記内軸の先端は、前記ダンパ部材の挿入時に外筒と内
軸とが一体的に挿入されるべく、前記収容孔の孔底に突
き当てられることを特徴とする請求項1、2または3記
載の乗物用のアシストグリップ装置。 - 【請求項5】前記内軸の基端部は、前記ダンパ部材の挿
入時に前記内嵌突起側に突き当たってダンパ部材の軸方
向の位置決めをするための拡径フランジを有しているこ
とを特徴とする請求項1または4記載の乗物用のアシス
トグリップ装置。 - 【請求項6】前記内軸の基端部は、拡径されて、前記内
嵌突起から挿入方向で奥側になる外嵌突起に渡される補
強部を有していることを特徴とする請求項1、4または
5記載の乗物用のアシストグリップ装置。 - 【請求項7】前記内軸の基端部は、前記拡径フランジか
ら離間した位置に、シールリングが嵌め込まれるシール
リング溝を有していることを特徴とする請求項1、4、
5または6記載の乗物用のアシストグリップ装置。 - 【請求項8】前記外筒の収容孔の溝口部は、シールリン
グが嵌め込まれるシールリング溝を有し、 シールリングは、前記シールリング溝と前記内軸の拡径
フランジとに保持されていることを特徴とする請求項
1、4、5、6、または7記載の乗物用のアシストグリ
ップ装置。 - 【請求項9】前記一対のベース部材の一方に前記ダンパ
部材を装着し、他方のベース部材に、付勢手段を装着し
たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7
または8記載の乗物用のアシストグリップ装置。 - 【請求項10】前記外筒の収容孔は、前記内嵌突起の範
囲に対応する部分であって、前記外嵌突起へは至らぬ範
囲に形成されていることを特徴とする請求項1、4、
5、6、7、8または9記載の乗物用のアシストグリッ
プ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01147297A JP3779015B2 (ja) | 1996-01-26 | 1997-01-24 | 乗物用のアシストグリップ装置 |
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---|---|---|---|
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JP8-11658 | 1996-01-26 | ||
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Publications (2)
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JPH09263166A true JPH09263166A (ja) | 1997-10-07 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002193012A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Fuji Seiki Co Ltd | アシストグリップ用ロータリーダンパ及びアシストグリップ |
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JP2002337590A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Togo Seisakusho Corp | 回転式アシストグリップ |
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-
1997
- 1997-01-24 JP JP01147297A patent/JP3779015B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US6223395B1 (en) | 1999-06-17 | 2001-05-01 | Nishikawa Kasel Co., Ltd. | Retractable assist grip |
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US6526644B2 (en) | 1999-06-17 | 2003-03-04 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Retractable assist grip and mounting method thereof |
EP1155903A2 (en) | 2000-05-18 | 2001-11-21 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Retractable assist grip and mounting method thereof |
EP1155903A3 (en) * | 2000-05-18 | 2003-08-20 | Nishikawa Kasei Co., Ltd. | Retractable assist grip and mounting method thereof |
US6467130B2 (en) | 2000-08-10 | 2002-10-22 | Nifco Inc. | Damping structure for rotating member and assist grip including the damping structure |
JP2002193012A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Fuji Seiki Co Ltd | アシストグリップ用ロータリーダンパ及びアシストグリップ |
JP2002337590A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Togo Seisakusho Corp | 回転式アシストグリップ |
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