JP2002337590A - 回転式アシストグリップ - Google Patents

回転式アシストグリップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式アシストグリップの制動機構を簡素な
構成のものとする。 【解決手段】 グリップ本体2の一方の端部には戻しば
ね8をもった保持具が取り付けられ、他方の端部にはグ
リップ本体2が戻しばね8のばね力によって使用位置か
ら格納位置へ復帰動作するときに制動力を作用させるた
めの制動機構Sが組み付けられている。この制動機構S
はグリップ本体2側に固定される可動部材31と保持具
3側に取り付けられる固定部材30とからなっている。
両部材30,31はこれらが組み付けられたとき対面し
て当たり合う摩擦板33が複数枚設けられ、グリップ本
体2が使用位置から格納位置へ回動するときに摩擦板3
3同士が擦れ合ってグリップ本体2の回動に制動を加え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
回転式のアシストグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車のドア開口部の上方には乗
員の姿勢を保持するためのアシストグリップと呼ばれる
補助具が設けられている。アシストグリップは、車室内
の壁面から突き出ていないと乗員が握りにくいが、使用
しない時には無用な突起物となって邪魔になる。このた
め、最近では使用時には車室内の壁面から離れた使用位
置に移動し、使用しないときには車室内の壁面に接近し
た格納位置に保持される、回転式のものが一般的となっ
てきている。
【0003】こうした回転式アシストグリップは使用後
には格納位置へ自動的に復帰できるよう、戻しばねを組
み込んでいるが、このままでは車室の壁面と衝突したと
きに衝撃音を生じさせてしまう。したがって、その復帰
動作に対する制動を与えるべく油圧式のダンパー機能を
持ったものも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、油圧式のダン
パーは構成部品も多く機構が複雑であるためコストも高
くなりがちである。その対策として、単純にはダンパー
を排してばね力の弱い戻しばねのみで構成することも考
えられないではないが、そのようにしたのでは格納位置
での保持力が弱くなってしまう。すると、自動車の振動
によってアシストグリップががたついてしまうため、こ
のような対策は採用できない。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、その目的は簡易な構成のダンパー
機構をもった回転式アシストグリップを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、グリップ本体と、
車室内の壁面に取り付けられかつ前記グリップ本体の両
端とは支軸を介して回動可能に連結された保持具と、前
記支軸に巻装され前記グリップ本体を前記車両の壁面に
接近する格納位置へ向けて付勢するばね部材と、前記グ
リップ本体の格納位置への移動動作を制動する制動機構
とを備えてなる回転式アシストグリップであって、前記
制動機構は、前記保持具側に取り付けられた固定部材と
前記グリップ本体側に取り付けられた可動部材とからな
るとともに、前記固定部材と前記可動部材にはグリップ
本体の回動動作に伴って相互に擦れ合う複数の摩擦板が
対面して設けられていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記固定部材と前記可動部材は共に同一形状
をなし、かつそれぞれは前記保持具あるいは前記グリッ
プ本体に対する取付け座を有するとともに、前記各摩擦
板はこの取付け座上に同摩擦板の厚み寸法とほぼ等しい
ピッチ間隔をもって並設されており、かつ前記固定部材
と前記可動部材とは前記ピッチ分に相当する寸法だけず
らして同心で組み合わされ、さらにこの組み合わせ状態
で前記支軸が各摩擦板を軸心に沿って貫通することで前
記固定部材と前記可動部材とが離間不能に組み付けられ
ていることを特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1記載のものに
おいて、前記可動部材あるいは固定部材の一方の部材に
は前記各摩擦板同士を同軸で連結する軸部が形成され、
他方の部材における各摩擦板には前記軸部を拡開しつつ
受け入れて両部材を同心で組み付け可能とする溝部が形
成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明によれば、グリップ本体がアシストグリップとして
使用する使用位置において解放されると、グリップ本体
はばね部材のばね力によって格納位置へ移動する。この
間、制動機構では固定部・可動部の両摩擦板が擦れ合っ
て摩擦力が生じる。このため、グリップ本体部の回動動
作に対する制動が加えられ、減速させて格納位置へ戻す
ことができる。
【0010】また、制動機構は相互に擦れ合う複数の摩
擦板によって構成される簡易な構成であるため、構造の
簡素化とコストの低減を図ることができる。
【0011】<請求項2の発明>請求項2の発明によれ
ば、固定部材と可動部材とが同一部品であり、これらの
組み合わせによって制動機構が構成される。このため、
一種類の部品でよいため、金型費の低減によって全体の
製造コストの低減に寄与する。
【0012】<請求項3の発明>請求項3の発明によれ
ば、固定部材と可動部材とを組み合わせるときには、一
方の部材の摩擦板に設けられた溝部を相手側部材の軸部
に当てがい強く押し込むと、溝部が拡開しつつ内部に軸
部が受け入れられ、両部材は組み合わされた状態に保持
される。したがって、請求項3の発明によれば、グリッ
プ本体へ組み付ける前の時点で固定・可動の両部材を一
体化させた状態に保持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0014】<第1実施形態>本発明の第1実施形態を
図1ないし図9によって説明する。図において、1は自
動車のドア開口の上部に装着される回転式アシストグリ
ップ1の全体を示すものであり、略コの字状をなす合成
樹脂製のグリップ本体2を有する。図2に示すように、
グリップ本体2の両端部の内面側は保持具3に対する取
付け凹部4がそれぞれ凹み形成されている。この取付け
凹部4の内側面は一側方へ開口しており、その開口寄り
の対向する内面のうちの一方には後述する支軸5(ねじ
軸)を貫通する差込み孔6が貫通し、他方には支軸5が
ねじ込まれるねじ孔7がそれぞれ形成されている。
【0015】保持具3は合成樹脂材にて一体に形成され
ており、クリップ本体9とリテーナ10とから構成され
ている。クリップ本体9は自動車の室内パネル11に対
向可能な基板12を有し、その表面には一面側に開口す
るボックス状に形成されたリテーナ収容部13が設けら
れている。このリテーナ収容部13の底面にはリテーナ
10を挿通するためのリテーナ挿通孔14が略T字状を
なして貫通している。リテーナ収容部13内においてリ
テーナ挿通孔14の開口縁にはリテーナ10を抜け止め
するための一対の係止爪15が撓み可能に立設されてい
る。
【0016】リテーナ収容部13の底面の外面側であっ
てリテーナ挿通孔14を挟む位置には、一対の差込み脚
片16が垂下されている。両差込み脚片16は室内パネ
ル11に開設された取付け孔17へ差し込むことができ
るよう、窄み方向への撓みが可能となっており、かつそ
の外面の上部には仮係止段縁18が形成されていて(図
8参照)、リテーナ10装着前において差込み脚片16
が取付け孔17へ差し込まれたときに取付け孔17の開
口縁に弾性的に係止して保持具3全体を室内パネル11
に対して仮保持させることができる。
【0017】また、リテーナ収容部13の底面の外面側
には両差込み脚片16の対面方向と直交して本係止脚片
19が垂下されている。この本係止脚片19において仮
係止段縁18とほぼ同じ高さ位置には本係止縁20が段
差状に形成されている。さらに、本係止脚片19はリテ
ーナ10が装着される前の状態で両差込み脚片16と共
に取付け孔17へ挿入されるときには、図5に示すよう
に取付け孔17に対し遊挿可能であるが、後に説明する
ように、リテーナ10の装着に伴って保持具3全体が図
6に示すP矢視方向へ移動すると本係止縁20を取付け
孔17の開口縁に係止させて保持具3全体の抜け止めを
確実なものとすることができる。
【0018】リテーナ10はリテーナ収容部13の天井
面に適合して内側へ嵌め込み可能なカバー部21を有
し、かつその内面中央部にはリテーナ挿通孔14へ適合
して貫挿できるような断面T字形状をなす係止軸部22
が垂下されている。この係止軸部22の付け根部にはリ
テーナ10がリテーナ収容部13内に収容されたときに
両係止爪15と弾性的に係止される抜け止め縁23bが
凹み形成されている。係止軸部22はリテーナ挿通孔1
4へ貫挿されたときに、両差込み脚片16の間に割って
入るようにしてあり、これによって両差込み脚片16の
撓み変形、つまり取付け孔17から解離する方向への変
形を規制可能である。
【0019】なお、この実施形態ではクリップ本体9に
対するリテーナ10の組付け位置は2位置が設定されて
いる。一つは、係止軸部22のほぼ中間部に設けられた
一次係止用の一対の溝部23aが、クリップ本体9側の
係止爪15と係止しているときの位置であり、これは、
両差込み脚片16の撓み変形を阻害しない位置でリテー
ナ10をクリップ本体10に一体化させることができ
る。そして、もう一つは上記した抜け止め縁23bが係
止爪15と係止する位置であり、リテーナ10によって
両差込み脚片16の撓みが規制される。
【0020】さて、係止軸部22の先端部の一面にはテ
ーパー状の誘導面24が形成されている。この誘導面2
4はリテーナ収容部13へリテーナ10が収容される動
作に伴い、取付け孔17の開口縁に摺接する過程で、保
持具3全体を図5に示すP矢視方向へ移動させることが
でき、これによって両差込み脚片16の仮係止段縁18
を取付け孔17に係止させつつ本係止脚片19の本係止
縁20を取付け孔17の開口縁に係止させることができ
る。本係止脚片19は内面側に差込み脚片16が位置し
ているため、取付け孔17から解離する方向への撓み変
形を干渉によって規制するようにしてあり、もって保持
具3全体の抜け止めが確実になされる。
【0021】さらにまた、リテーナ10の抜き取りのた
めに、リテーナ収容部13の開口縁の一部には切り欠き
凹部25が形成されており、一方、リテーナ10の対応
位置には張り出し片26が形成され、リテーナ10がリ
テーナ収容部13に収容されたときに、切り欠き凹部2
5に適合し図示しない解除治具を引掛け可能としてい
る。
【0022】なお、クリップ本体9の基板12の裏面に
は差込み脚片16及び本係止脚片19を挟むようにして
一対のスペーサ突縁27が突出形成されている。基板1
2と室内パネル11との間に一定の隙間間隔を確保して
室内パネル11を覆うクッション性を有する内張37を
潰さないようにしている。
【0023】また、リテーナ収容部13において前記し
た切り欠き凹部25が設けられているのと反対側の面の
両端部には一対の軸受け部28が突出している。両軸受
け部28には同軸で軸孔29が貫通し、これらにはグリ
ップ本体2の差込み孔6より差し込まれる支軸5が貫挿
される。同支軸5の先端はねじ孔7へねじ込まれ、これ
によって保持具3全体がグリップ本体2に対して支軸5
周りに回動可能に取り付けられる。
【0024】両支軸5のうち一方のものには戻しばね8
としてのトーションスプリングが巻装されている。戻し
ばね8は一端側がグリップ本体2側に、他端側が保持具
3側にそれぞれ係止されていて、アシストグリップ1全
体を使用位置(図5,図7に示すようなグリップ本体2
が自動車の室内パネル11に対してほぼ垂直な姿勢をと
る位置)から格納位置(図6に示すような室内パネル1
1にほぼ沿った姿勢をとる位置)へ付勢するように作用
する。
【0025】なお、この戻しばね8のばね力は、使用位
置にあるアシストグリップ1が自動車の振動によっても
容易にはがたつきを生じさせない程度のばね力に設定さ
れている。
【0026】また、他方の支軸5には上記した戻しばね
8の付勢力に制動力を加えるための制動機構Sが組み付
けられている。制動機構Sは共に同一構成に係る固定部
材30と可動部材31とからなっている。固定・可動の
両部材30,31は方形平板状の取付け座32を有して
おり、固定部材30の取付け座32は保持具3の基板1
2において両軸受け部28間に例えば接着等の手段(そ
の他、ねじ止めによって取り付けても良い)によって固
定されている。一方、可動部材31の取付け座32はグ
リップ本体2における取付け凹部4内において、固定部
材30と同様の方法によって取り付けられている。さら
に、取付け座32の上面には略円板状をなす複数の摩擦
板33が、所定ピッチ(各摩擦板33の厚み)間隔でか
つそれぞれ同軸で並設されている。各摩擦板33の中心
部には通し孔34がそれぞれ同心で開口しており、前記
した支軸5を貫挿可能であるが、この実施形態では摩擦
部材の成形の都合上、通し孔34は側方へ開放するよう
に形成され、かつ隣接する摩擦板33同士でこの開口す
る方向が互い違いとなるようにしてある。固定・可動の
両部材30,31は摩擦板33の厚み分に相当する寸法
だけ軸方向にずらしながら、一方の部材の摩擦板33間
に、他方の部材の摩擦板33を圧入気味に押し込み、両
部材30,31における通し孔34同士を整合させ、こ
の状態で支軸5が通されることによっ固定・可動の両部
材30,31は離間不能に組み付けられる。そして、固
定・可動の両部材30,31が組み付けられた状態では
各摩擦板33が相手側の部材の摩擦板33のほぼ全面が
圧着した状態で当たり合うため、アシストグリップ1の
回動によって各摩擦板33同士は擦れ合い、このときに
生じる摩擦力によって戻しばね8に対する抵抗力(制動
力)が得られるわけである。
【0027】次に、上記のように構成された第1実施形
態の作用効果を具体的に説明すると、本実施形態におけ
るアシストグリップ1は常には戻しばね8の付勢力によ
って格納位置にがたつきなく保持されている。この格納
位置からグリップ本体2を把持し回動操作する。この
間、アシストグリップ1は戻しばね8の付勢力等に抗し
ながら使用位置へと至る。
【0028】そして、グリップ本体2を解放すると、戻
しばね8の付勢力によってグリップ本体2は復帰回動す
る。この間、固定・可動の両部材30,31の摩擦板3
3同士は対面するもの同士のほぼ全面が擦れ合うため、
全体として大きな摩擦力が得られており、これが制動力
となってグリップ本体2を減速しながら格納位置へ復帰
させる。したがって、急激な復帰による打音(グリップ
本体2が室内壁面に衝突するときに生じる音)を回避す
ることができる。
【0029】ところで、第1実施形態では制動機構Sは
複数枚の摩擦板33を摺り合わせるだけの簡易な構成で
あり、しかも固定・可動の両部材30,31は共に同一
構成であるため、一つの金型によって製造可能であるこ
とから、制動機構Sを安価に製造することができる。
【0030】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図9によって説明する。第2実施形態は制動機構
Sの構成を変更したものであり、具体的には第1実施形
態の制動機構Sは固定・可動の両固定部材30同士の連
結は支軸5によって行っていたが、第2実施形態では可
動部材31側(固定部材30側であってもよい)にそれ
ぞれ円板状に形成された各摩擦板33同士接続するよう
にして同心で連結軸35(請求項3の軸部に相当する)
を設けておく一方で、固定部材30側(可動部材31側
であってもよい)に設けられた各摩擦板33には径方向
外方へ向けてスリット36(請求項3の溝部に相当す
る)がそれぞれ中心に至るまでの深さをもって切り込み
形成されている。そして、固定・可動の両部材30,3
1を連結する場合には、各スリット36の入口に連結軸
35をあてがって押し込んでやれば、連結軸がスリット
の中心部にまで圧入され、このときの弾性力によって両
部材30,31が抜け止め状態に保持される。
【0031】他の構成は第1実施形態と同様であり、も
って同様の作用効果を発揮することができる。特に、第
2実施形態では固定・可動の両部材をグリップ本体に組
み付ける前の状態で一体化しておくことができる、とい
う利点も得られる。
【0032】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0033】(1)いずれの実施形態においても、各摩
擦板33は均一な厚みをもって形成したものを示した。
したがって、アシストグリップ1の回動中は一定の摩擦
力が得られるが、これに代えて摩擦板33の厚みを周方
向に沿って徐変するようにすれば、例えば使用位置から
格納位置へ向けて徐々に摩擦力を減じるようにすること
もでき、そのようにすればアシストグリップ1の回動速
度を一定にすることも可能である。
【0034】(2)摩擦力をアップさせるために、摩擦
板33の表面に微少な凹凸部を設定するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】アシストグリップの取付け状況を示す斜視図
【図2】アシストグリップを分解した状態を示す斜視図
【図3】保持具の分解斜視図
【図4】制動機構とこれが取り付けられる側の保持具を
示す分解斜視図
【図5】リテーナ挿入前の保持具の取付け状況を示す側
断面図
【図6】アシストグリップが格納位置にあるときの取付
け状態を示す側断面図
【図7】アシストグリップが使用位置にあるときの取付
け状態を示す側断面図
【図8】自動車の室内パネルへの取付け状態を示す正断
面図
【図9】第2実施形態における制動機構の分解斜視図
【符号の説明】
1…アシストグリップ 2…グリップ本体 3…保持具 8…戻しばね 9…グリップ本体 30…固定部材 31…可動部材 33…摩擦板 S…制動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 司 愛知県愛知郡東郷町大字春木字蛭池1番地 株式会社東郷製作所内 (72)発明者 高橋 和則 愛知県安城市今池町三丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 Fターム(参考) 3B088 DA07 DB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ本体と、車室内の壁面に取り付
    けられかつ前記グリップ本体の両端とは支軸を介して回
    動可能に連結された保持具と、前記支軸に巻装され前記
    グリップ本体を前記車両の壁面に接近する格納位置へ向
    けて付勢するばね部材と、前記グリップ本体の格納位置
    への移動動作を制動する制動機構とを備えてなる回転式
    アシストグリップであって、 前記制動機構は、前記保持具側に取り付けられた固定部
    材と前記グリップ本体側に取り付けられた可動部材とか
    らなるとともに、前記固定部材と前記可動部材にはグリ
    ップ本体の回動動作に伴って相互に擦れ合う複数の摩擦
    板が対面して設けられていることを特徴とする回転式ア
    シストグリップ。
  2. 【請求項2】 前記固定部材と前記可動部材は共に同一
    形状をなし、かつそれぞれは前記保持具あるいは前記グ
    リップ本体に対する取付け座を有するとともに、前記各
    摩擦板はこの取付け座上に同摩擦板の厚み寸法とほぼ等
    しいピッチ間隔をもって並設されており、かつ前記固定
    部材と前記可動部材とは前記ピッチ分に相当する寸法だ
    けずらして同心で組み合わされ、さらにこの組み合わせ
    状態で前記支軸が各摩擦板を軸心に沿って貫通すること
    で前記固定部材と前記可動部材とが離間不能に組み付け
    られていることを特徴とする請求項1記載の回転式アシ
    ストグリップ。
  3. 【請求項3】 前記可動部材あるいは固定部材の一方の
    部材には前記各摩擦板同士を同軸で連結する軸部が形成
    され、他方の部材における各摩擦板には前記軸部を拡開
    しつつ受け入れて両部材を同心で組み付け可能とする溝
    部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の回
    転式アシストグリップ。
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WO2017168888A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 アイシン精機 株式会社 車両用シートスライド装置
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