JP4903171B2 - 緩衝部品およびその取付け方法 - Google Patents

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Description

この発明は、蓋体の開閉部等に用いられ、閉時の衝撃等を吸収する緩衝部品およびその取付け方法に関するものである。
車両のグローブボックス等においては、蓋体の閉時の衝撃を緩和するために、ゴム材やスプリングを主要素とする緩衝部品が用いられている。この緩衝部品は、通常、ユニット部品として作られ、装着部材の取付け孔に取付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の緩衝部品は、緩衝荷重を受ける荷重受け部にアンカー支柱部が延設され、アンカー支柱部の外周に複数の係止爪が突設されている。荷重受け部の基端はアンカー支柱部よりも大径に形成され、アンカー支柱部が取付け孔に挿入された状態において、装着部材の前面側から取付け孔の周縁部に当接するようになっている。また、装着部材は取付け孔の周囲に同孔に連続する複数の切欠き窓が形成されており、アンカー支柱部を取付け孔に挿入する際に、アンカー支柱部上の係止爪が対応する切欠き窓に挿通されるようになっている。
この緩衝部品を装着部材に取り付ける場合には、アンカー支柱部とその周囲の係止突起を装着部材の取付け孔と切欠き窓に挿入し、荷重受け部の基端が装着部材の前面に突き当たった時点で、緩衝部品全体を所定角度回転させることによって係止爪の位置を切欠き窓の位置から円周方向にオフセットさせる。これにより、緩衝部材は荷重受け部と係止爪で取付け孔の縁部を挟み込み、その状態で装着部材に係止されることになる。
特開2006−292090号公報
しかし、この従来の緩衝部品においては、アンカー支柱部を取付け孔に挿入した後に、作業者が最大外径部である荷重受け部を把持して緩衝部品を回転させるようになっているため、荷重受け部がゴム等の弾性部材によって形成されている場合等には、緩衝部品を回転させることが難しい。このため、荷重受け部と係止爪による挟持荷重を充分に大きく設定することができない。
また、緩衝部品の装着部材の前面側に露出する部分に、硬質部材から成る大径の把持部を設けることも考えられるが、この場合には、通常使用時に誤接触によって緩衝部材が回転してしまい、緩衝部品が取付け孔から脱落する可能性が考えられる。
また、取付け孔を貫通したアンカー支柱部を装着部材の後面側から把持して、緩衝部品を回転させることも考えられるが、この場合には、アンカー支柱部が取付け孔を貫通し得る程度の小外径であることから、緩衝部品に大きな回転トルクを加えることが難しくなる。
そこで、この発明は、装着部材に容易にかつ強固に取り付けることができ、しかも、通常使用時における誤接触による脱落をも防止することのできる緩衝部品およびその取付け方法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、緩衝荷重を受ける荷重受け部(例えば、後述の実施形態における荷重受け部材16)と、この荷重受け部を保持し、先端側が装着部材(例えば、後述の実施形態における上部壁6)の取付け孔(例えば、後述の実施形態における取付け孔11)に挿入されるアンカー支柱部(例えば、後述の実施形態におけるアンカー支柱部18)と、このアンカー支柱部の基部側外周に設けられ、前記装着部材の取付け孔の前面側外周縁に当接する係止フランジ(例えば、後述の実施形態における係止フランジ17)と、前記アンカー支柱部の外周に、前記係止フランジに対して先端側に所定距離離間して設けられ、前記アンカー支柱部が前記取付け孔に挿入される際に、前記取付け孔の周縁の対応する切欠き窓(例えば、後述の実施形態における切欠き窓12)を挿通可能な複数の係止爪(例えば、後述の実施形態における係止爪19)と、を備え、前記アンカー支柱部と係止爪が、前記装着部材の前面側から前記取付け孔と切欠き窓を通して挿入され、前記係止爪の位置を対応する切欠き窓の位置からずらすことによって前記係止フランジと係止爪で前記装着部材に挟持固定される緩衝部品において、前記アンカー支柱部の係止爪よりも先端側の外周面の係止爪の延長線上位置に、前記切欠き窓に挿通可能な滑り止め突起(例えば、後述の実施形態における滑り止め突起21)を突設したことを特徴とする。
この緩衝部品を装着部材に取り付ける場合には、装着部材の前面側から取付け孔にアンカー支柱部を挿入するとともに、切欠き窓に滑り止め突起と係止爪を順次挿通させる。この後、係止フランジを装着部材の前面に突き当てた状態で、装着部材の後面側から滑り止め突起を把持してアンカー支柱部を回転させ、係止部を切欠き窓の位置から周方向にずらす。これにより、緩衝部品は、係止フランジと係止爪で取付け孔の縁部を挟持するかたちで装着部材に取り付けられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝部品において、前記各係止爪の係止フランジに対峙する側の面に、前記装着部材の後面に圧接される係止突起(例えば、後述の実施形態における係止突起20)を形成したことを特徴とする。
これにより、係止突起が装着部材の後面に圧接され、取付け孔の縁部が係止フランジと係止突起によって強固に挟持されるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1また2に記載の緩衝部品において、前記滑り止め突起の突出高さは、前記係止爪の突出高さと同高さに設定したことを特徴とする。
これにより、滑り止め突起は切欠き窓を通過し得るほぼ最大の高さとなる。
請求項4に記載の発明は、緩衝荷重を受ける荷重受け部と、この荷重受け部を保持し、先端側が装着部材の取付け孔に挿入されるアンカー支柱部と、このアンカー支柱部の基部側外周に設けられ、前記装着部材の取付け孔の前面側外周縁に当接する係止フランジと、前記アンカー支柱部の外周に、前記係止フランジに対して先端側に所定距離離間して設けられ、前記アンカー支柱部が前記取付け孔に挿入される際に、前記取付け孔の周縁の対応する切欠き窓を挿通可能な複数の係止爪と、前記アンカー支柱部の係止爪よりも先端側の外周面の係止爪の延長線上位置に突設され、前記切欠き窓に挿通可能な滑り止め突起と、を備えた緩衝部品の取付け方法であって、前記アンカー支柱部を前記装着部材の取付け孔に同装着部材の前面側から挿入するとともに、前記アンカー支柱部の滑り止め突起と係止爪を順次前記切欠き窓に挿通し、前記係止フランジを前記取付孔の前面側外周縁に突き当てる工程と、前記装着部材の後面側から前記滑り止め突起を把持して前記アンカー支柱部を回転させ、前記係止爪の位置を前記切欠き窓の位置からずらす工程と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、係止爪とともに切欠き窓を通過したアンカー支柱部上の滑り止め突起を装着部材の後面側で把持し、アンカー支柱部を回転させて係止爪を切欠き窓位置からずらすことができるため、アンカー支柱部から突出した滑り止め突起を通して緩衝部品に大きな回転トルクを加え、緩衝部品を容易にかつ強固に装着部材に取り付けることができる。
さらに、回転トルクを加える滑り止め突起が、アンカー支柱部上の装着部材の後面側に位置される部位に設けられているため、通常使用時に、装着部材の前面側からの誤接触によって緩衝部品が回転してしまうことがない。したがって、通常使用時における緩衝部品の脱落も防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、各係止爪の係止フランジに対峙する側の面に、装着部材の後面に圧接される係止突起を形成したことにより、係止フランジと係止爪による取付け孔の縁部の挟持をより強固にすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、滑り止め突起の突出高さを、切欠き窓を通過し得るほぼ最大の高さである係止爪と同じ高さに設定したため、滑り止め突起を把持した回転操作をより容易にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、アンカー支柱部を装着部材の前面側から取付け孔に挿入し、取付け孔から後面側に突出したアンカー支柱部に対して滑り止め突起を把持して回転トルクを加えるため、緩衝部品を容易にかつ強固に装着部材に取り付けることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2は、この発明にかかる緩衝部品10が適用される車両のグローブボックス1の閉状態での斜視図と、開き状態での平面図を示すものである。
これらの図において、2は、車両のインストルメントパネルであり、3は、グローブボックス1の蓋体、4は、インストルメントパネル2側に固定されるグローブボックス1のボックス本体である。ボックス本体4は、車室内側に向かって開口する収納室5を有し、収納室5の前部側の上部壁6(装着部材)の両コーナーの近傍にそれぞれ緩衝部品10が取り付けられるとともに、蓋体3を閉じ状態でロックするための図示しないロック用係止部が設けられている。また、蓋体3は、車室内に臨む前面側にロック解除レバー7が設けられるとともに、蓋体3の閉時に、上部側の裏面が緩衝部品10に当接するようになっている。
図3は、上部壁6の一方側の緩衝部材10の取付け部を拡大して示した図であり、図4は、緩衝部材10が取りつけられる前の同じ部位を拡大して示した図である。
上部壁6の緩衝部材10が取付けられる部位には、円形状の取付け孔11が形成され、その取付け孔11の外周には周方向等間隔に略矩形状の3つの切欠き窓12が連続して形成されている。
図5,図6,図7は、緩衝部材10を示した図である。
これらの図に示すように、緩衝部材10は、有底円筒状のケーシング13にスプリング14とリテーナ15が収容されるとともに、リテーナ15にゴム製の荷重受け部材16(荷重受け部)が一体に取り付けられている。ケーシング13は、開口部側の基端に径方向外側に張り出す円形状の係止フランジ17が延設され、係止フランジ17よりも底部側(以下、「先端側」と呼ぶものとする。)の筒状領域が取付け孔11内に挿入されるアンカー支柱部18とされている。荷重受け部材16は、グローブボックス1の閉時に蓋体3の裏面に当接して緩衝荷重(緩衝すべき衝撃荷重)を受ける。
アンカー支柱部18の外周面のうちの、係止フランジ17から所定距離(ほぼ上部壁6の厚み分)離間した位置には、3つの係止爪19が円周方向等間隔に突設されている。これらの係止爪19は、上部壁6の切欠き窓12に対応して設けられ、軸直角方向での最大断面部分が切欠き窓12よりも若干小さい相似形状となっている。また、各係止爪19は、係止フランジ17側に向かって隆起高さが漸増する楔形状に形成され、係止フランジ17に対峙する側の端面には、幅方向の中央(アンカー支柱部18の外面に沿う周方向の中央)が係止フランジ17側に向かって隆起する係止突起20が形成されている。
また、アンカー支柱部18の外周面の各係止爪19よりも先端側には、各係止爪19の幅方向の中心と同一軸線上となるように複数の滑り止め突起21が形成されている。この各滑り止め突起21は断面方形状に形成され、アンカー支持部18の軸方向に沿って所定長さに亘って延設されている。各滑り止め突起21は、図7に示すように、係止爪19よりも円周方向の幅は狭く形成されているが、隆起高さは係止爪19と同高さに設定されている。
なお、アンカー支柱部18の外周壁のうちの、隣接する滑り止め突起21の間の位置には、略長方形状の係止窓22が形成され、ケーシング13内に収容されたリテーナ15の抜け止め突起23がこの係止窓22に係止されるようになっている。詳細には、リテーナ15は、図6に示すようにケーシング13の底部に臨む側が開口するように有底円筒状に形成され、周壁の3箇所に略コ字状のスリット24が形成されるとともに、スリット24の内側領域に抜け止め突起23が形成されている。抜け止め突起23は、リテーナ15をケーシング13内に挿入する際に、付根部の弾性によって径方向内側に撓み、ケーシング13の係止窓22内で弾性復帰することによってケーシング13に対して抜け止めされる。また、荷重受け部材16は、抜け止め突起23が係止窓22内で変位することによって自由な進退変位が許容される。
また、上部壁6の後面側の取付け孔11の周縁部には、隣接する切欠き窓12の各中間部に位置するように断面略V字状の3つの係止溝25が形成されている。この各係止溝25は、緩衝部材10が取付け孔11に取り付けられたときに、各係止爪19の係止突起20が係合される。
以上の構成の緩衝部品10を上部壁6の取付け孔11に取り付ける場合には、上部壁6の前面側からアンカー支柱部18の先端部を取付け孔11に挿入し、このとき、図8(B)に示すように、アンカー支柱部18上の滑り止め突起21と係止爪19を取付け孔11の周縁の対応する切欠き窓12の位置に合致させる。こうして、アンカー支柱部18が取付け孔11に挿入されると、滑り止め突起21と係止爪19が対応する切欠き窓12を順次通過し、アンカー支柱部18の付根部側の係止フランジ17が図3に示すように上部壁6の前面に当接するようになる。なお、このとき係止フランジ17は上部壁6の前面側から取付け孔11の周縁の切欠き窓12を覆い隠すようになる。
次に、こうしてアンカー支柱部18が上部壁6の後面側に突出した状態から、図9に示すように作業者がアンカー支柱部18上の滑り止め突起21を把持し、アンカー支柱部18を設定量回転させる。このとき、各係止爪19に突設された係止突起20が、上部壁6の後面に圧接された状態で取付け孔11の縁部に沿って変位し、最終的に対応する係止溝25に押圧状態で係合される(図8(C)および図9参照)。
この結果、緩衝部品10は、係止フランジ17と係止爪19(係止突起20)によって取付け孔11の孔縁を挟持した状態で上部壁6に固定されることになる。
この緩衝部品10は、アンカー支柱部18上に形成された滑り止め突起21を、係止爪19とともに切欠き窓12を通過させ、上部壁6の後面側に突出したアンカー支柱部18を滑り止め突起21部分で把持して回転させることができるため、上部壁6の取付け孔11の縁部に対して容易にかつ強固に取り付けることが可能である。
すなわち、この緩衝部品10の場合、アンカー支柱部18の一般面よりも外形の大きい滑り止め突起21部分を把持して回転トルクを加えることができるため、係止フランジ17と係止爪19による上部壁6に対する挟持圧を大きく設定しても、緩衝部品10全体を大きな回転トルクで容易に回転させることができる。
特に、この実施形態においては、滑り止め突起21が係止爪19と同高さとされ、切欠き窓12を通過し得るほぼ最大の高さとなっているため、取付け時に、滑り止め突起21を通して緩衝部品10に作用する回転トルクを充分に大きくすることができる。
また、この緩衝部品10の場合、取付け時に把持する滑り止め突起21が上部壁6の後面側に位置されることから、通常使用時の誤接触によって緩衝部品10が回転することがない。このため、誤接触による回転によって緩衝部品10が取付け孔11から脱落するのを確実に防止することができる。
さらに、この実施形態の緩衝部品10においては、各係止爪19に上部壁6の後面に圧接される係止突起20が突設されているため、係止フランジ17と係止爪19による取付け孔11の縁部の挟持をより強固することができるという利点がある。
また、この緩衝部品10場合、上部壁6の後面に係止突起20が係合する係止溝25が形成されているため、係止突起20と係止溝25の係合によって取付け状態での緩衝部品10の回転を確実に防止できるという利点もある。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の一実施形態を示すものであり、緩衝部品が適用される車両のグローブボックスの閉じ状態での斜視図。 同実施形態のグローブボックスの開き状態での正面図 同実施形態を示す図2のA部の拡大図。 同実施形態の図3に対応する部分における緩衝部品を取付ける前の状態の正面図。 同実施形態の緩衝部品を示す斜視図。 同実施形態の図5のB−B断面に対応する断面図。 同実施形態の緩衝部品の背面図。 同実施形態の緩衝部品の取付け工程を示す正面図。 同実施形態の緩衝部品の取付け部を後面側から見た斜視図。
符号の説明
6…上部壁(装着部材)
10…緩衝部品
11…取付け孔
12…切欠き窓
16…荷重受け部材
17…係止フランジ
18…アンカー支柱部
19…係止爪
20…係止突起
21…滑り止め突起

Claims (4)

  1. 緩衝荷重を受ける荷重受け部と、
    この荷重受け部を保持し、先端側が装着部材の取付け孔に挿入されるアンカー支柱部と、
    このアンカー支柱部の基部側外周に設けられ、前記装着部材の取付け孔の前面側外周縁に当接する係止フランジと、
    前記アンカー支柱部の外周に、前記係止フランジに対して先端側に所定距離離間して設けられ、前記アンカー支柱部が前記取付け孔に挿入される際に、前記取付け孔の周縁の対応する切欠き窓を挿通可能な複数の係止爪と、を備え、
    前記アンカー支柱部と係止爪が、前記装着部材の前面側から前記取付け孔と切欠き窓を通して挿入され、前記係止爪の位置を対応する切欠き窓の位置からずらすことで前記係止フランジと係止爪によって前記装着部材に固定される緩衝部品において、
    前記アンカー支柱部の係止爪よりも先端側の外周面の係止爪の延長線上位置に、前記切欠き窓に挿通可能な滑り止め突起を突設したことを特徴とする緩衝部品。
  2. 前記各係止爪の係止フランジと対峙する側の面に、前記装着部材の後面に圧接される係止突起を形成したことを特徴とする請求項1に記載の緩衝部品。
  3. 前記滑り止め突起の突出高さは、前記係止爪の突出高さと同高さに設定したことを特徴とする請求項1また2に記載の緩衝部品。
  4. 緩衝荷重を受ける荷重受け部と、
    この荷重受け部を保持し、先端側が装着部材の取付け孔に挿入されるアンカー支柱部と、
    このアンカー支柱部の基部側外周に設けられ、前記装着部材の取付け孔の前面側外周縁に当接する係止フランジと、
    前記アンカー支柱部の外周に、前記係止フランジに対して先端側に所定距離離間して設けられ、前記アンカー支柱部が前記取付け孔に挿入される際に、前記取付け孔の周縁の対応する切欠き窓を挿通可能な複数の係止爪と、
    前記アンカー支柱部の係止爪よりも先端側の外周面の係止爪の延長線上位置に突設され、前記切欠き窓に挿通可能な滑り止め突起と、
    を備えた緩衝部品の取付け方法であって、
    前記アンカー支柱部を前記装着部材の取付け孔に同装着部材の前面側から挿入するとともに、前記アンカー支柱部の滑り止め突起と係止爪を順次前記切欠き窓に挿通し、前記係止フランジを前記取付孔の前面側外周縁に突き当てる工程と、
    前記装着部材の後面側から前記滑り止め突起を把持して前記アンカー支柱部を回転させ、前記係止爪の位置を前記切欠き窓の位置からずらす工程と、
    を備えることを特徴とする緩衝部品の取付け方法。
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