JP2006090502A - ダンパー用連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダンパー側連結部として単純な軸孔形状を維持しながら、連結操作性及び使用時の外観特性に優れ、しかも不用意に外れないようにする。
【解決手段】 本体8と回動式の可動体7との間に介在される制動用ピストンロッド式ダンパー3であり、該ダンパー3の対応箇所5を可動体7又は本体8に回動可能に取り付けるダンパー用連結装置において、フランジ部10の上側に突設した周回溝12付きの軸部11及びフランジ部10の下面に突設した係止脚15を有したクリップ1と、周回溝12に係合可能なキャップ2とからなり、可動体7又は本体8に設けられた取付孔7bに対し係止脚15を係止すると共に、軸部11をダンパー側に設けられた軸孔5aに挿通し、周回溝12に係合するキャップ2により抜け止めする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特にピストンロッド式のダンパー用連結装置に関する。
比較的重い可動体を開位置と閉位置とに回動切り換える場合は、本体と可動体との間にピストンロッド式(例えば、エアダンパーのようにシリンダーに対してピストンロッドを摺動する構成、以下、同じ)のダンパーを介在することにより、可動体がロック手段の係止解除により急激に開位置方向へ回動されないように処理される。図8はその一例として特許文献1に開示の構造を示している。図8において、符号50は本体としてのインストルメントパネル、符号55は可動体としてのグローブボックス、符号60はシリンダー61及びピストンロッド62を有したエアダンパーである。ここで、グローブボックス55は、インストルメントパネル50の対応配置部に対し開位置と閉位置とに回動切り換え可能に支持されると共に、閉位置で不図示のロック手段により係止される。エアダンパー60は、シリンダー61がインストルメントパネル50に対し、ピストンロッド62がグローブボックス55に対しそれぞれ回動可能に取り付けられり連結される。この構造では、それまでのねじや軸部材を用いることなく取り付けたり連結可能にしたものである。すなわち、シリンダー61は、先端側に設けられた縮径部61aと、縮径部61aの両側に設けられた軸部63とを有している。そして、シリンダー61は、縮径部61aがインストルメントパネル50に設けられた凸壁51と凸壁51との間に配置された状態で、両側の軸部63が対応する凸部側の軸受孔部51aに嵌合することにより回動可能に連結される。これに対し、ピストンロッド62は突出端に設けられた嵌合孔64を有している。そして、ピストンロッド62は、凸壁51と凸壁51との間からグローブボックス55の外側部に挿通され、突出端の嵌合孔64とグローブボックス55の外側面に突設された嵌合突起56とを嵌合することにより回動可能に連結される。
特開2002−106245号公報
上記したような連結構造は、簡易ではあるが、次のような点から問題を有している。(ア)、この種のダンパーは、車体設計によってグローブボックス内に配置されることもある。そのような仕様では、図8の構造は採用不可能であると共に、従来のようにねじや軸部材を用いて取り付けたり連結すると、外観が低下し見栄えを維持し難い。
(イ)、この種のダンパーは、色々な用途に兼用できることが好ましく、その点から、図8のようなシリンダーの縮径部や軸部に代えて、シリンダー及びピストンロッド共に連結部として汎用される軸孔にし、該軸孔を利用して簡単かつ迅速に連結できるようにしたい。
(ウ)、ピストンロッドは、嵌合孔と嵌合突起との嵌合によりグローブボックスに連結される。しかし、この構造では、グローブボックスが比較的大きくインストルメントパネル側配置部との間に多少の遊びが設定されているため、例えば、グローブボックスが横方向に過大な荷重を受けると、嵌合突起が嵌合孔から外れる虞がある。また、シリンダーは、軸部と軸受孔部との嵌合によりインストルメントパネルに連結支持される。しかし、この構造では、シリンダーがピストンロッドを介して図8の左右方向の負荷を受けると、凸壁が変位して軸部が軸受孔部から外れる虞がある。以上の不安定要因を解消したい。
本発明は、以上のような課題を構成簡易に解消して、ダンパー側連結部として単純な軸孔形状を維持しながら、連結操作性及び使用時の外観特性に優れ、しかも不用意に外れないようにすることを目的としている。
上記した目的を達成するため本発明は、本体に対し可動体を開位置と閉位置とに回動切り換える場合に使用され、前記本体と可動体との間に介在される制動用ピストンロッド式ダンパーであり、該ダンパーの対応箇所を前記可動体又は前記本体に回動可能に取り付けるダンパー用連結装置において、フランジ部の上側に突設した周回溝付きの軸部及び前記フランジ部の下面に突設した係止脚を有したクリップと、前記周回溝に係合可能なキャップとからなり、前記可動体又は本体に設けられた取付孔に対し前記係止脚を係止すると共に、前記軸部を前記ダンパー側に設けられた軸孔に挿通し、前記軸部の周回溝に係合する前記キャップにより抜け止めすることを特徴としている。
以上の構造では、ピストンロッド式ダンパーがシリンダー及びピストンロッドを有している。そして、連結装置は、形態例のようにピストンロッドを可動体(又は本体)に設けられた取付孔に回動可能に連結したり、シリンダーを本体(又は可動体)に設けられた取付孔に回動可能に連結する場合にも使用可能である。
以上の本発明において、前記キャップは、前記周回溝と係合する係合部を内側に形成しており、前記周回溝と係合部との係合を介し前記軸部に装着した状態で、前記軸部及び軸孔をほぼ目視不能に覆う形状になっていること(請求項2)、前記ダンパーを構成して前記軸孔を形成しているピストンロッド又はシリンダーは、前記軸部に設けられている当接突起と、前記軸孔に形成されて前記当接突起を逃がす切欠部とにより、その回動範囲が所定角に規制されること(請求項3)、前記軸部は前記軸孔の内周面に線接触可能にする縦リブを有していること(請求項4)がより好ましい。
・請求項1の発明では、例えば、ダンパーが可動体の内側に配置される仕様でも、使用状態においてキャップがカバーとして機能して連結部を覆うことにより外観特性を維持できる。また、ダンパーは、連結構造として一般的に採用される軸孔だけを形成すればよいため汎用性を維持できる。クリップは、取付孔と係止脚との係合構造により取付孔に対する必要充分な取付強度を付与でき、軸部の周回溝とキャップとの係合構造により軸孔に対する必要充分な抜け止め強度を簡単に充足できる。
・請求項2の発明では、上記した外観特性をキャップ形状にてより確実に向上できるようにする。
・請求項3の発明では、ダンパー側の回動範囲を設定する場合、専用部材を必要とせず簡易構成により回動範囲を容易に規制できるようにする。
・請求項4の発明では、ダンパー側軸孔が軸部に対して摩擦抵抗を減じて良好に回動できるようにする。
本発明の最良な形態を図面を参照しながら説明する。なお、図1(a)は連結装置によりダンパーを可動体に連結する操作手順例を示し、図1(b)は連結状態を示している。図2はダンパーを示し、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は断面拡大図である。図3は連結装置を構成しているクリップ及びキャップを示す外観図である。図4(a)〜(e)はクリップの細部を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は下面図、(e)は(a)のA−A線拡大断面図である。図4(f)は可動体側の取付孔を示している。図5はキャップの細部を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は(a)のB−B線拡大断面図である。図6はダンパーとクリップの関係を示し、(a)はクリップのフランジ部上から見た図、(b)は(a)のA矢印方向から見た図である。図7は連結装置の使用例を示す模式図である。以下の説明では、装置構造、連結操作、作動の順に説明する。
(装置構造)形態例の連結装置は、樹脂製のクリップ1及び樹脂製のキャップ2からなり、図7に例示されるように、ピストンロッド式ダンパー3(シリンダー4及びピストンロッド5を有している)をインストルメントパネル8に開位置と閉位置とに回動切換可能に組み込まれる可動体としてのグローブボックス7に取り付けるときに使用される。なお、図7では便宜上、インストルメントパネル8及び支持体8aを破線で示し、グローブボックス7を一点鎖線(閉位置)と二点鎖線(開位置)で示している。
クリップ1は、図3と図4に示されるように、上下略中間に設けられているフランジ部10と、フランジ部10の上面に突設されている周回溝12付きの軸部11と、フランジ部10の下面に突設されている係止脚15とを有している。このうち、フランジ部10は、概略円盤状をなしており、厚さが左右ないしは前後で異なっていて一方側が他方側より厚肉に形成されている。中心には孔10aが形成され、該孔が軸部11の筒内に連通している。下面には孔10aを横切るよう前後方向に溝10bが設けられている。軸部11は、全寸が後述するピストンロッド5の軸孔5a(該孔の長さ)よりも大きく設けられ、周回溝12が先端側に形成され、当接突起13が軸周囲の基端側に突設され、縦リブ14が軸周囲のうち当接突起13と略180度変位した位置に設けられている。周回溝12は、図1(a)に示されるように、軸部11がピストンロッド5の軸孔5aに挿通された状態で、軸孔5aから丁度外へでる高さ位置に設けられている。当接突起13は、小凸部であり、フランジ部10の上面に接続された状態に設けられている。縦リブ14は、軸部11が軸孔5aに挿通された状態で、軸孔5aの内周面に線接触可能にする。なお、軸部11の筒内は先端側が径小に形成されている。また、係止脚15は、円筒状の周囲にそれぞれ設けられている一対の弾性爪16と、回転止め用リブ17a〜17cとを有している。両弾性爪16は対向して設けられている。各弾性爪16は、略コ形のスリット18により区画されて、自由端側である上側に爪部16aを有し、下側を支点として筒径方向に弾性揺動可能となっている。リブ17a〜17cは、下端側が高さを減じるテーパーに形成されており、ピストンロッド5を取り付ける箇所(この例ではグローブボックス7の側壁7a)に設けられる取付孔7bの形状、つまり取付孔7bに設けられる回転止め用溝7c,7dに対応した形状に形成されている。
これに対し、キャップ2は、図3と図5に示されるように、全体が上壁20及び周囲壁21で区画され、円形容器状の一部を欠如した形状となっている。内側には、上壁20との間に小隙間を保って設けられている内壁22と、該内壁22に設けられて前記した軸部11の周回溝12に係合する係合穴23とを有している。内壁22は、キャップ2の上壁20と略平行に設けられ、上下に揺動可能となっている。係合穴23は、周回溝12を形成している軸部分を余裕を持って受け入れる大きさの入口23aと、開口幅を小さくしたガイド部23bと、ガイド部23bに接続して内壁22の中心部に設けられてガイド部23bの開口幅より大きな穴径の本穴23cとから構成されている。
ところで、ダンパー3は、シリンダー4及びピストンロッド5を有したものが対象となる。この例では、図2に示したエアダンパーであり、グローブボックス7が閉位置から自重で開方向へ回動されるときには制動作用により緩やかに開くようにし、グローブボックス7が開位置から閉方向へ回動されるときには抵抗力を与えることなく軽く閉まるように作動する。構造は、例えば、特願2004−207078号のものと同じである。すなわち、シリンダー4は、有底筒状の外周壁に突設されたアーム部4a及び該アーム部4aの先端に設けられている取付孔又は軸孔4bを有している。ピストンロッド5は、シリンダー4内に軸線方向へ往復動自在に受容されると共に、シリンダー4の開口を閉じている蓋を貫通して外側へ突出されている。このピストンロッド5は、シリンダー4内に常に位置する端部が略円盤状のピストン6に形成され、シリンダー4の外へ突出している端側に軸孔5aが設けられている。ピストン6は、シリンダー4内を2つの空気室C1,C2に区画可能であり、円盤状外周に形成されている周方向溝6aと、周方向溝6aに嵌装されているOリング6bと、複数の軸線方向溝6cと、左右に貫通されている不図示のオリフィスとを有している。そして、ピストンロッド5が突出方向、つまり図2(c)の矢印方向へ引かれるときは、空気室C1から空気室C2へのエアの流れは前記オリフィスを介して行われ、それによりエアによる制動が発揮される。ピストンロッド5が退避方向、つまり図2(c)の矢印方向と逆向きに押されるときは、シリンダー内周面に摺接するOリング6bが周方向溝6a内をピストンロッド5側へ動き、それにより両空気室C1,C2が軸線方向溝6cを介して連通状態となって、両空気室C1,C2間に流れるエアの抵抗が減少し制動力を無くする。
(連結操作)以上の形態例では、シリンダー4がインストルメントパネル8側の支持体8aに対し軸孔4bに通される従来と同様な不図示のねじや軸部材などを介して回動可能に連結され、ピストンロッド5がグローブボックス7の側壁7a(図1を参照)に設けられた取付孔7bに対し上記本発明の連結装置及び軸孔5aを介して回動可能に連結される。この場合、シリンダー4は、グローブボックス7の内側に配置され、グローブボックス7が開位置に切り換えられた状態でピストンロッド5が目視可能となる。なお、本発明の連結装置は、シリンダー4をインストルメントパネル8側の支持体8aに取り付けるときに使用してもよい。その場合は、軸孔4bが軸孔5aと同じ形状に形成されると共に、支持体8aの取付孔8bが取付孔7bと同じ形状に形成されることになる。また、軸孔5aは、図2や図6に示したように当接突起13を逃がすための円弧の一部を切り欠した切欠部5bを有している。該切欠部5bは、ピストンロッド5の回動角として、当接突起13が切欠部5bの一方端面に当接するときから、切欠部5bの他方端面に当接するまでの回動範囲に規制可能にする。このような切欠部5bは、図1に模式的に示したように軸孔5aを完全なリング状に形成し、該リング形成部の下面側に当接突起13を逃げる段差状の切欠部として形成してもよい。
そして、連結操作手順としては、図1(a)に示されるように、クリップ1が軸部11及びキャップ2を介してピストンロッド5の軸孔5aに連結された後、グローブボックス7の取付孔7bに係止脚15を介して係止する方法と、クリップ1が係止脚15を介してグローブボックス7の取付孔7bに係止された後、ピストンロッド5の軸孔5aに軸部11及びキャップ2を介して連結する方法とを選択できる。軸部11とキャップ2の係合操作では、軸部11が軸孔5aに挿通された状態でキャップ2で抜け止めする。すなわち、キャップ2は、軸孔5aから突出されて、周回溝11を形成している軸部分に入口23aを対向させて軸部11側へ押し込むと、周回溝11を形成している軸軸部分が内壁22の揺動を伴ってガイド部23bを移動し、最終的に本穴23cと係合する。この係合状態では、本穴23cを形成している穴縁が周回溝11に係入され、又、ガイド部23bの開口幅が本穴23cより小さいため簡単には解除されない。また、クリップ1は、係止脚7のリブ17a〜17cを取付孔7bの溝7c,7dに対応させた状態から、係止脚15が取付孔7bに対し押入されると、弾性爪16が縮径しながら取付孔7bを通過し、かつ完全に通過したときに元の状態に復帰して、爪部16aを取付孔7bの下孔縁に係合することにより回動不能に係止される。
(作動)以上のようにして、グローブボックス7とインストルメントパネル8側の支持体8aとの間にダンパー3が介在されると、図7のグローブボックス7が開方向へ回動されるときは、空気室C1から空気室C2へのエアの流れは前記オリフィスを介して行われ、それによりエアによる制動力を付与できる。図7のグローブボックス7が閉方向へ回動されるときは、シリンダー内周面に摺接するOリング6bが周方向溝6a内をピストンロッド5側へ動き、それにより両空気室C1,C2が軸線方向溝6cを介して連通状態となって、両空気室C1,C2間に流れるエアの抵抗が減少し制動力を受けない。そして、この形態では、本発明の連結装置を使用しているため、ダンパー3がグローブボックス7の内側に配置される仕様でも、使用状態においてキャップ2がカバーとして機能して連結部を覆うことにより外観特性を維持できる。また、ダンパー3は、取付や連結構造として一般的に採用される軸孔5aだけを形成すればよいため汎用性を維持できる。しかも、クリップ1は、取付孔7bと係止脚15との係合構造により取付孔7bに対する必要充分な取付強度を付与でき、軸部11の周回溝12とキャップ2の係合穴23との係合構造により軸孔5aに対する必要充分な抜け止め強度を簡単に充足できる。加えて、ピストンロッド5の回動範囲を設定する場合は、当接突起13と切欠部5bとを追加するだけで回動範囲を容易に規制できる。また、軸部11に対するピストンロッド5の回動は、軸部11が軸孔5aの内周面に縦リブ14を介して線接触しているため、摩擦抵抗を減じて良好に回動できる
なお、以上の形態例は本発明を何ら制約するものではない。本発明のダンパー用連結装置は、請求項1で特定される技術要素を備えておればよく、ピストンロッド式ダンパーの構成や可動体などについてはこれをベースにして種々変更可能なものである。
形態例の連結装置を用いた連結操作を示す要部模式断面図である。 ピストンロッド式ダンパーの一例を示す構成図である。 上記連結装置を構成しているクリップとキャップとを示す外観図である。 上記クリップ単品と取付孔とを示す図である。 上記キャッ単品を示す図である。 上記連結装置の主な作動を示す要部作用図である。 上記連結装置の使用時における作動を示す模式図である。 従来の問題を説明するための参考図である。
符号の説明
1…クリップ(連結装置)
2…キャップ(連結装置)
3…ダンパー
4…シリンダー(4aはアーム部、4bは軸孔)
5…ピストンロッド(5aは軸孔)
7…グローブボックス(可動体に相当し、7aは側壁、7bは取付孔)
8…インストルメントパネル(本体に相当し、8aは支持部、8bは取付孔)
10…フランジ部
11…軸部(12は周回溝、13は当接突起、14は縦リブ)
15…係止脚 (16は弾性爪)
23…係合穴(係合部に相当)

Claims (4)

  1. 本体に対し可動体を開位置と閉位置とに回動切り換える場合に使用され、前記本体と可動体との間に介在される制動用ピストンロッド式ダンパーであり、該ダンパーの対応箇所を前記可動体又は前記本体に回動可能に取り付けるダンパー用連結装置において、
    フランジ部の上側に突設した周回溝付きの軸部及び前記フランジ部の下面に突設した係止脚を有したクリップと、前記周回溝に係合可能なキャップとからなり、
    前記可動体又は本体に設けられた取付孔に対し前記係止脚を係止すると共に、前記軸部を前記ダンパー側に設けられた軸孔に挿通し、前記軸部の周回溝に係合する前記キャップにより抜け止めすることを特徴とするダンパー用連結装置。
  2. 前記キャップは、前記周回溝と係合する係合部を内側に形成しており、前記周回溝と係合部との係合を介し前記軸部に装着した状態で、前記軸部及び軸孔をほぼ目視不能に覆う形状になっていることを特徴とする請求項1に記載のダンパー用連結装置。
  3. 前記ダンパーを構成して前記軸孔を形成しているピストンロッド又はシリンダーは、前記軸部に設けられている当接突起と、前記軸孔に形成されて前記当接突起を逃がす切欠部とにより、その回動範囲が所定角に規制されることを特徴とする請求項1又は2に記載のダンパー用連結装置。
  4. 前記軸部は、前記軸孔の内周面に線接触可能にする縦リブを有していることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のダンパー用連結装置。

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