JP4200166B2 - 車両用収納装置 - Google Patents
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Description
閉位置にある可動部材3を押し込んでロック解除するときに、可動部材3が固定部材2に対して所定量以上回動してロック装置5が破損することを防止するために、可動部材3は固定部材2に当接可能とされている。この当接打音を低減するために、図9に示すように、固定部材2には不織布等の打音防止部材7が貼り付けられている。
付勢力発生装置6と打音防止部材7の両方が設けられているため、部品費、組付け費がかかる。
(1)(a)固定部材と、
(b)前記固定部材に対して開閉可能な可動部材と、
(c)前記可動部材を開方向に付勢する第1の付勢部材と、
(d)前記可動部材を前記第1の付勢部材の付勢力に抗して閉位置に保持するとともに、閉位置の前記可動部材をさらに閉方向に押し込んだときにロックを解除するロック装置と、
(e)一端が前記固定部材側に固定され他端が自由端とされた第2の付勢部材と、該第2の付勢部材の自由端に設けられた当接部材と、を備え、前記可動部材が閉位置から押し込み方向に移動したときに前記可動部材に押されて押し込み方向と逆方向の付勢力を発生する付勢力発生装置と、
を有し、
前記当接部材は、前記可動部材に当接可能な可動部材側当接部と、前記固定部材に当接可能な固定部材側当接部と、を備えており、前記可動部材側当接部と前記固定部材側当接部は緩衝材で構成されている、
車両用収納装置。
本発明実施例の車両用収納装置10は、たとえば、車両のオーバーヘッドコンソールに配置される。ただし、インスツルメントパネル等に配置されていてもよい。
車両用収納装置10は、図1に示すように、(a)固定部材20と、(b)固定部材20に対して開閉可能な可動部材30と、(c)可動部材30を開方向に付勢する第1の付勢部材としての第1のスプリング40と、(d)可動部材30を第1のスプリング40の付勢力に抗して閉位置に保持するとともに、閉位置の可動部材30をさらに閉方向に押し込んだときにロックを解除するロック装置50と、(e)可動部材30が閉位置から押し込み方向に移動したときに可動部材30に押されて押し込み方向と逆方向の付勢力を発生する付勢力発生装置60と、を有する。
固定部材20には、付勢力発生装置60が挿通する開口部22が設けられている。
可動部材30は、意匠壁31と受け皿壁32とを備える。意匠壁31と受け皿壁32とで形成されるスペースを小物入れ等のスペースとして使用できる。
意匠壁31は、凹部21の開口を開閉する。可動部材30が閉位置にあるとき、意匠壁31の下面は意匠面を構成する。可動部材30が閉位置にあるとき、意匠壁31の下面は、可動部材30の周囲の部材と面一またはほぼ面一とされていることが望ましい。
受け皿壁32は、意匠壁31に一体に形成されるか、別体に形成されて意匠壁31に固定される。受け皿壁32は、可動部材30が閉位置にあるとき、凹部21内に入り込んでおり、可動部材30が開位置にあるとき、凹部21外に位置する。
ロック装置50は、図1に示すように、ハートカム51とロックピン52を備える。ロックピン52がハートカム51に係合しているとき、ロック装置50のロックがかかり可動部材30は閉位置に維持され、ロックピン52がハートカム51から外れたとき、ロック装置50のロックが解除される。
第2のスプリング61は、たとえば、板バネ、コイルスプリング、ゴム等の弾性部材からなる(図示例では、板バネからなる場合を示している)。第2のスプリング61の一端は、固定部材20の裏面(凹部21側と反対側の面)にスクリュ70等で固定して取付けられている。第2のスプリング61の他端は、固定部材20の開口部22を挿通して凹部21内に出入り可能とされている。
ノッチ62は、図4に示すように、ノッチ本体62aと、可動部材30と当接可能な可動部材側当接部62bと、固定部材20と当接可能な固定部材側当接部62cと、を備える。
ノッチ本体62aは、ゴム、エラストマ(軟質樹脂)などの変形可能な材料で構成されていてもよく、硬質樹脂、金属などの変形不能な材料で構成されていてもよい。
固定部材側当接部62cは、固定部材20の開口部22の周囲部に当接可能である。固定部材側当接部62cは、可動部材30が閉位置よりも閉方向に所定量以上押し込まれたとき、開口部22の周囲部に当る。固定部材側当接部62cの径は開口部22の径よりも大とされていることが望ましい。固定部材側当接部62cは、開口部22の周囲部全周に当接可能であってもよく、開口部22の周囲部の一部のみに当接可能とされていてもよい。
可動部材30が閉位置にあるとき、ロック装置50のロックがかかっている。
可動部材30はノッチ62の可動部材側当接部62bに当接しており、ノッチ62を第2のスプリング61の付勢力に抗して押し上げている。ノッチ62を押し上げているため、可動部材30が閉位置にあるときには、第1のスプリング40の付勢力だけでなく第2のスプリング40の付勢力も可動部材30にかかっており、車両走行振動等によりロック装置50のロックが外れ可動部材30が不意に開くことを防止できる。
ノッチ62の固定部材側当接部62cは開口22の周囲部に当接していない。
ノッチ62は可動部材30によりさらに押し上げられる。可動部材30を所定量以上押し込んだとき、ノッチ62の固定部材側当接部62cが開口22の周囲部に当接する。ノッチ62の固定部材側当接部62cが開口22の周囲部に当接すると、可動部材30をそれ以上閉方向に回動させることができなくなり、ロック装置50が破損することを防止できる。
押し込んでいた手を可動部材30から離すと、可動部材30は開位置まで回動する。
本発明実施例では、付勢力発生装置60のノッチ62が固定部材側当接部62cを備えているので、閉位置にある可動部材30を押し込んでロック解除するときにノッチ62の固定部材側当接部62cを固定部材20に当接させることにより、可動部材30を固定部材20に当接させなくても、可動部材30の固定部材20に対する所定量以上の回動を防止することができる。また、ノッチ62の固定部材側当接部62cが緩衝材で構成されているので、ノッチ62と固定部材20との当接打音は低減される。その結果、付勢力発生装置60でロック解除時の打音も低減できる。したがって、付勢力発生装置60と打音低減のための打音防止部材を別々に設ける場合に比べて、部品費、組付け費を低減できる。
また、固定部材側当接部62cの径が開口部22の径よりも大とされている場合には、ノッチ62で開口部22を覆うことができるため、開口部22から第2のスプリング61を触ることができなくなる。そのため、第2のスプリング61のエッジにバリがあっても、エッジのバリで怪我することを防止できる。
また、固定部材に可動部材が回動して開閉可能に備えられているものを例示したが、固定部材としてのリテーナにボックスが出し入れ可能に備えられたものにも適用可能なことはいうまでもないことである。
20 固定部材
21 凹部
22 開口部
30 可動部材
31 意匠壁
32 受け皿壁
40 第1のスプリング(第1の付勢部材)
50 ロック装置
60 付勢力発生装置
61 第2のスプリング(第2の付勢部材)
62 ノッチ(当接部材)
62a ノッチ本体
62b 可動部材側当接部
62c 固定部材側当接部
Claims (1)
- (a)固定部材と、
(b)前記固定部材に対して開閉可能な可動部材と、
(c)前記可動部材を開方向に付勢する第1の付勢部材と、
(d)前記可動部材を前記第1の付勢部材の付勢力に抗して閉位置に保持するとともに、閉位置の前記可動部材をさらに閉方向に押し込んだときにロックを解除するロック装置と、
(e)一端が前記固定部材側に固定され他端が自由端とされた第2の付勢部材と、該第2の付勢部材の自由端に設けられた当接部材と、を備え、前記可動部材が閉位置から押し込み方向に移動したときに前記可動部材に押されて押し込み方向と逆方向の付勢力を発生する付勢力発生装置と、
を有し、
前記当接部材は、前記可動部材に当接可能な可動部材側当接部と、前記固定部材に当接可能な固定部材側当接部と、を備えており、前記可動部材側当接部と前記固定部材側当接部は緩衝材で構成されている、
車両用収納装置。
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JP2006043421A JP4200166B2 (ja) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | 車両用収納装置 |
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JP2006043421A JP4200166B2 (ja) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | 車両用収納装置 |
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JP2007223348A JP2007223348A (ja) | 2007-09-06 |
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JP2013095230A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用収納装置 |
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