JP6193818B2 - 収納ボックス装置 - Google Patents
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Description
また、蓋部54には、一対のロックピン61、62が設けられており、その先端部が図示するように蓋部54の左右の両側面部54aから外方に突出している。
この特許文献1に開示された構成によれば、当接部分に軟質材が介在するため、衝突音やガタつき音などの異音を大幅に抑制することができる。
また、蓋部54を閉じる度に、ロックピン61,62を覆う軟質材が相手方部材への衝突によって痛むため、軟質材の破損が早くに生じるという課題があった。
また、前記した課題を解決するために、本発明に係る収納ボックス装置は、収納空間の開口部に対し、該開口部の一辺側を回転軸として開閉自在に設けられた蓋部を備え、前記開口部の他の辺側に設けられた係合孔に対し前記蓋部側に設けられたロックピンの先端部が係合することにより該蓋部が閉じられる収納ボックス装置であって、少なくとも前記ロックピンの先端部は、薄肉部を設けることにより形成されたインテグラルヒンジを含む基材部と、該基材部を覆ってピン形状を形成するとともに該基材部よりも軟質な軟質材からなる外層部とにより構成され、前記外層部の表面には潤滑剤の膜が形成され、前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により前記基材部と該基材部を覆う外層部とが撓み、前記ロックピンが撓むことに特徴を有する。
また、前記した課題を解決するために、本発明に係る収納ボックス装置は、収納空間の開口部に対し、該開口部の一辺側を回転軸として開閉自在に設けられた蓋部を備え、前記開口部の他の辺側に設けられた係合孔に対し前記蓋部側に設けられたロックピンの先端部が係合することにより該蓋部が閉じられる収納ボックス装置であって、少なくとも前記ロックピンの先端部は、基材部と、該基材部を覆ってピン形状を形成するとともに該基材部よりも軟質な軟質材からなる外層部とにより構成され、前記外層部の表面には、シボ加工が施されているとともに潤滑剤の膜が形成され、前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により前記ロックピンが撓むことに特徴を有する。尚、前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により該ロックピンの先端部が有する外層部が撓むことが望ましい。
また、前記外層部の表面に潤滑剤の膜が形成されていることにより、軟質材からなる外層部の摩擦抵抗が低下する。さらには、蓋部を閉じる際に接触に伴う荷重によりロックピンが撓む構成であるため、蓋部を閉じる際の引っ掛かり感が生じることがなく、操作感を大幅に向上することができる。
また、前記のように摩擦抵抗が低下することによりロックピンの耐久性を向上することができ、外層部表面にシボ加工が施されていることにより、さらに耐久性を高めることができる。
図1は、本発明に係る収納ボックス装置の主要部を示す断面図である。図2は、図1の構成を部分的に拡大した斜視図であり、図3は、図2の断面図である。
図1に示すように、収納ボックス装置1は、車両のダッシュボード100に設けられた収容空間101の開口部102に対し、開閉自在な蓋部2を備えている。この蓋部2の前記開口部102に対する開閉構造は、図7に示した従来の構成と同様である。
また、蓋部2の正面部のスライド機構部5と対応する部分には、スライド機構部5を作動させて、一対のロックピン3,4を引っ込める(内向きに押し戻す)ための例えばハンドル7のようなハンドルタイプの操作部が取り付けられている。即ち、このスライド機構部5は、一対のロックピン3,4をスライドさせるとともに、ハンドル7が操作されたときに、一対のロックピン3,4を引っ込めて、それらのロック状態を解除するためのロック解除操作部としての機能を有している。尚、本実施形態においては、前記のようなハンドルタイプの操作部を例に示したが、本発明にあっては、それに限定されず、例えばプッシュオープンタイプの操作部を有する収納ボックス装置にも対応するものである。
また、収容空間101の左右内側壁にはピン挿通孔28、29(係合孔)が形成され、蓋部2を閉じる際には、これらピン挿通孔28、29に、前記蓋部2の両側面部2aから突出したロックピン3、4の先端がそれぞれ挿入される(係合される)ようになっている。
ロック部10は、前記のようにロック部本体12を備えている。ロック部本体12は、その先端が例えば45度の角度で斜めに切除されている。この斜めに傾斜したロック部本体12の先端はカム面33であり、カム面33は緩やかに膨らむように湾曲している。
このように外層部31が軟質材で形成されているため、蓋部2を閉じる際の衝突音や蓋部2を閉じた状態でのガタつき音などの異音が抑制される。また、外層部31の表面にシボ加工が施されることで、耐久性が向上し、さらに表面に潤滑剤の膜が形成されることにより、相手側部材との接触時における摩擦抵抗が大きく低下するようになされている。
このように先端部が細軸の基材30を軟質材からなる外層部31が覆うため、ロック部本体12においては、外層部31が比較的肉厚となり、撓みやすい構成(外層部31のみが撓む構成)となっている。
例えば、前記細軸先部30cは、図4に拡大して示すように左右方向の厚み寸法が薄く形成された板状に形成され、細軸起立部30bの先端部側面から例えば水平方向に突出している。
さらに細軸先部30cの下部基端部分には、図示するように溝部30dが形成され、それにより細軸先部30cが細軸起立部30bに対して上下方向に撓みやすくなされている(溝部30dによって撓み方向の寸法が縮小されている)。
このように外層部31を形成することにより、蓋部2の開閉時に、ロック部10が相手側部材に接触する際の荷重が大幅に低減され、操作感を向上することができる。また、シボ加工により、さらに耐久性を向上させることができる。
一対のロックピン3,4のラック部11は、対向配置された状態で、スライド機構部5に配置されていて、それらの間に設けられたピニオン21と螺合している。また、スライド機構部5とラック部11との間には、圧縮ばね22が装着されている。一対のロックピン3,4の先端部(ロック部本体12)は、各圧縮ばね22の付勢力により蓋部2の両側面部2aから突出している。
このとき、カム面33における基端部よりの部分(カム面33における起立部9に近い側の部分)が最初に開口の周縁部に当接するが、ロック部本体12の外層部31は軟質材により形成されているため、当接の際の衝突音が抑制される。
ここで、カム面33には、潤滑剤の膜が形成されているとともに、カム面33は緩やかに膨らむように湾曲しているため、一対のロックピン3、4はスムーズにスライドする。
そして、前記のようにロック部本体12が接触により受ける荷重によって撓むため、カム面33の先端部が収容空間101の内壁面101aに容易に乗り上げる。
また、ロック部本体12の外層部31の表面に潤滑剤の膜が形成されていることにより、軟質材からなる外層部31の摩擦抵抗が低下する。さらには、蓋部2を閉じる際の接触に伴う荷重によりロック部本体12が撓む構成であるため、蓋部2を閉じる際の引っ掛かり感が生じることがなく、操作感を大幅に向上することができる。
また、前記のように摩擦抵抗が低下することによりロックピン3,4の耐久性を向上することができ、外層部31表面にシボ加工が施されていることにより、さらに耐久性を高めることができる。
2 蓋部
3 ロックピン
4 ロックピン
5 スライド機構部
7 ハンドル
8 ピン本体部
9 起立部
10 ロック部
11 ラック部
12 ロック部本体
13 スタビライザ
14 スタビライザ
21 ピニオン
22 圧縮ばね
28 ピン挿通孔(係止孔)
29 ピン挿通孔(係止孔)
30 基材(基材部)
30a 細軸本体部
30b 細軸起立部
30c 細軸先部
30d 溝部
30e 薄肉部
31 外層部
33 カム面
100 ダッシュボード
101 収容空間
102 開口部
Claims (4)
- 収納空間の開口部に対し、該開口部の一辺側を回転軸として開閉自在に設けられた蓋部を備え、前記開口部の他の辺側に設けられた係合孔に対し前記蓋部側に設けられたロックピンの先端部が係合することにより該蓋部が閉じられる収納ボックス装置であって、
少なくとも前記ロックピンの先端部は、撓み方向の寸法が縮小されるように形成された溝部を有する基材部と、該基材部を覆ってピン形状を形成するとともに該基材部よりも軟質な軟質材からなる外層部とにより構成され、
前記外層部の表面には潤滑剤の膜が形成され、
前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により前記基材部と該基材部を覆う外層部とが撓み、前記ロックピンが撓むことを特徴とする収納ボックス装置。 - 収納空間の開口部に対し、該開口部の一辺側を回転軸として開閉自在に設けられた蓋部を備え、前記開口部の他の辺側に設けられた係合孔に対し前記蓋部側に設けられたロックピンの先端部が係合することにより該蓋部が閉じられる収納ボックス装置であって、
少なくとも前記ロックピンの先端部は、薄肉部を設けることにより形成されたインテグラルヒンジを含む基材部と、該基材部を覆ってピン形状を形成するとともに該基材部よりも軟質な軟質材からなる外層部とにより構成され、
前記外層部の表面には潤滑剤の膜が形成され、
前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により前記基材部と該基材部を覆う外層部とが撓み、前記ロックピンが撓むことを特徴とする収納ボックス装置。 - 収納空間の開口部に対し、該開口部の一辺側を回転軸として開閉自在に設けられた蓋部を備え、前記開口部の他の辺側に設けられた係合孔に対し前記蓋部側に設けられたロックピンの先端部が係合することにより該蓋部が閉じられる収納ボックス装置であって、
少なくとも前記ロックピンの先端部は、基材部と、該基材部を覆ってピン形状を形成するとともに該基材部よりも軟質な軟質材からなる外層部とにより構成され、
前記外層部の表面には、シボ加工が施されているとともに潤滑剤の膜が形成され、
前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により前記ロックピンが撓むことを特徴とする収納ボックス装置。 - 前記蓋部を閉じる際、前記ロックピンの先端部が前記開口部側に接触することで加わる荷重により該ロックピンの先端部が有する外層部が撓むことを特徴とする請求項3に記載された収納ボックス装置。
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