JPH092590A - 泡出し機能付きタップ - Google Patents
泡出し機能付きタップInfo
- Publication number
- JPH092590A JPH092590A JP7159647A JP15964795A JPH092590A JP H092590 A JPH092590 A JP H092590A JP 7159647 A JP7159647 A JP 7159647A JP 15964795 A JP15964795 A JP 15964795A JP H092590 A JPH092590 A JP H092590A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve rod
- tap
- beer
- foaming
- outer peripheral
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/08—Details
- B67D1/12—Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
- B67D1/14—Reducing valves or control taps
- B67D1/1405—Control taps
- B67D1/1411—Means for controlling the build-up of foam in the container to be filled
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強い
泡出しを行うことが出来、しかもこの泡出しを熟練を必
要とすることなく誰でも簡単に行うことが出来る泡出し
機能付きタップを提供する 【構成】タップ２０のボディ１１内にスライド自在に嵌
挿された弁棒２１がビールの注出時と反対方向にスライ
ドされた際に、弁棒２１の端部に形成された流通孔２１
Ａ内からこの弁棒２１の外周壁の等角度間隔位置に形成
された４個の泡出し孔２１Ｂを通ってビールが噴出され
てビールの泡出しが行われる。
泡出しを行うことが出来、しかもこの泡出しを熟練を必
要とすることなく誰でも簡単に行うことが出来る泡出し
機能付きタップを提供する 【構成】タップ２０のボディ１１内にスライド自在に嵌
挿された弁棒２１がビールの注出時と反対方向にスライ
ドされた際に、弁棒２１の端部に形成された流通孔２１
Ａ内からこの弁棒２１の外周壁の等角度間隔位置に形成
された４個の泡出し孔２１Ｂを通ってビールが噴出され
てビールの泡出しが行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスペンサに取り
付けられて樽内の生ビールをジョッキ等の容器に注出す
るタップに関し、特に泡出し機能付きのタップに関す
る。
付けられて樽内の生ビールをジョッキ等の容器に注出す
るタップに関し、特に泡出し機能付きのタップに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、生ビール樽からの生ビールの
注出は、図４に示すように、生ビール樽Ｔの口金に装着
されたスピアバルブにディスペンスヘッド１が連結さ
れ、このディスペンスヘッド１に炭酸ガスボンベ２とデ
ィスペンサ３が接続され、炭酸ガスボンベ２から樽Ｔ内
に炭酸ガスが注入されることにより行われる。これによ
って、生ビール樽Ｔ内の飲料は、炭酸ガスボンベ２から
生ビール樽Ｔ内の上部空間に注入される炭酸ガスにより
下方向に圧力が加えられ、スピアバルブのサイフォン管
およびホース４を介してディスペンサ３に供給され、こ
のディスペンサ３の冷却用コイル３Ａ内を通過して冷却
された後、タップ１０からジョッキ等に注がれる。
注出は、図４に示すように、生ビール樽Ｔの口金に装着
されたスピアバルブにディスペンスヘッド１が連結さ
れ、このディスペンスヘッド１に炭酸ガスボンベ２とデ
ィスペンサ３が接続され、炭酸ガスボンベ２から樽Ｔ内
に炭酸ガスが注入されることにより行われる。これによ
って、生ビール樽Ｔ内の飲料は、炭酸ガスボンベ２から
生ビール樽Ｔ内の上部空間に注入される炭酸ガスにより
下方向に圧力が加えられ、スピアバルブのサイフォン管
およびホース４を介してディスペンサ３に供給され、こ
のディスペンサ３の冷却用コイル３Ａ内を通過して冷却
された後、タップ１０からジョッキ等に注がれる。
【０００３】このタップ１０には泡出し機能付きのもの
がある。このように、タップに泡出し機能を付加するの
は、ビールの泡はビールの風味を守る蓋の働きをしてお
り生ビールの命とも言われているが、この泡づくりの技
をマスターするには相当な熟練を必要とするため、ビー
ル注出の最後の締めくくりを誰でも簡単に出来るように
するためである。
がある。このように、タップに泡出し機能を付加するの
は、ビールの泡はビールの風味を守る蓋の働きをしてお
り生ビールの命とも言われているが、この泡づくりの技
をマスターするには相当な熟練を必要とするため、ビー
ル注出の最後の締めくくりを誰でも簡単に出来るように
するためである。
【０００４】従来の泡出し機能付きタップ１０は、図５
に示されるように、ボディ１１内に弁棒１２がスライド
自在に嵌挿され、さらにボディ１１の上部にレバー１３
が玉継手１４を介して回動自在に取り付けられている。
そして、このレバー１３の下端部が弁棒１２に連結さ
れ、レバー１３が前後方向（図５の左右方向）に回動さ
れることにより、弁棒１２がボディ１１に対してスライ
ドするようになっている。 この弁棒１２の後端部（図
５の右端部）にはシリンダ１５がスライド自在に嵌合さ
れ、このシリンダ１５の前端面にはボディ１１の内壁部
に接離自在に密着されるパッキング１５ａが一体的に取
り付けられている。弁棒１２の後端部には、さらに、ナ
ット１６が弁棒１２に一体的に螺合されており、このナ
ット１６とシリンダ１５と端部内壁との間にシリンダ１
５内に内蔵されたスプリング１７が介装されていて、こ
のスプリング１７によりパッキング１５ａがボディ１１
の内部壁に押圧されている。
に示されるように、ボディ１１内に弁棒１２がスライド
自在に嵌挿され、さらにボディ１１の上部にレバー１３
が玉継手１４を介して回動自在に取り付けられている。
そして、このレバー１３の下端部が弁棒１２に連結さ
れ、レバー１３が前後方向（図５の左右方向）に回動さ
れることにより、弁棒１２がボディ１１に対してスライ
ドするようになっている。 この弁棒１２の後端部（図
５の右端部）にはシリンダ１５がスライド自在に嵌合さ
れ、このシリンダ１５の前端面にはボディ１１の内壁部
に接離自在に密着されるパッキング１５ａが一体的に取
り付けられている。弁棒１２の後端部には、さらに、ナ
ット１６が弁棒１２に一体的に螺合されており、このナ
ット１６とシリンダ１５と端部内壁との間にシリンダ１
５内に内蔵されたスプリング１７が介装されていて、こ
のスプリング１７によりパッキング１５ａがボディ１１
の内部壁に押圧されている。
【０００５】ナット１６の端部壁中央にはナット孔１６
ａが形成されていて、このナット孔１６ａによりナット
１６および弁棒１２の内部に形成された流通孔１８がナ
ット１６の外部に連通されている。
ａが形成されていて、このナット孔１６ａによりナット
１６および弁棒１２の内部に形成された流通孔１８がナ
ット１６の外部に連通されている。
【０００６】弁棒１２のシリンダ１５が嵌合されている
部分の外周壁には、流通孔１８と弁棒１２の外周部外方
とを連通する直径１ｍｍの泡出し孔１２ａが形成されて
おり、この泡出し孔１２ａは、待機状態および後述する
ビール注出時にはシリンダ１５の内壁によって閉鎖さ
れ、弁棒１２がシリンダ１５に対し前方向（図５の左方
向）にスライドされると泡出し孔１２ａが開口されるよ
うになっている。
部分の外周壁には、流通孔１８と弁棒１２の外周部外方
とを連通する直径１ｍｍの泡出し孔１２ａが形成されて
おり、この泡出し孔１２ａは、待機状態および後述する
ビール注出時にはシリンダ１５の内壁によって閉鎖さ
れ、弁棒１２がシリンダ１５に対し前方向（図５の左方
向）にスライドされると泡出し孔１２ａが開口されるよ
うになっている。
【０００７】図５中、１９ａおよび１９ｂは後だれ防止
孔である。このタップ１０はディスペンサ３に取り付け
られ、その後端部に冷却用コイル３Ａが接続される。そ
して、レバー１３が待機位置（図５の状態）にある時に
は、シリンダ１５のパッキング１５ａがボディ１１の内
壁部に密着されていて、冷却用コイル３Ａとタップ１０
の注出口１０Ａとの連通が遮断されている。
孔である。このタップ１０はディスペンサ３に取り付け
られ、その後端部に冷却用コイル３Ａが接続される。そ
して、レバー１３が待機位置（図５の状態）にある時に
は、シリンダ１５のパッキング１５ａがボディ１１の内
壁部に密着されていて、冷却用コイル３Ａとタップ１０
の注出口１０Ａとの連通が遮断されている。
【０００８】生ビール注出時に、図６に示されるよう
に、レバー１３が手前側（図面左側）に倒されると、弁
棒１２が後方（図面右側）にスライドされシリンダ１５
のパッキング１５ａがボディ１１の内壁部から離間す
る。これにより、生ビールがディスペンサ３の冷却用コ
イル３Ａからシリンダ１５のパッキング１５ａとボディ
１１の内壁部との間を通って、注出口１１Ａからジョッ
キ等の容器に注出される。
に、レバー１３が手前側（図面左側）に倒されると、弁
棒１２が後方（図面右側）にスライドされシリンダ１５
のパッキング１５ａがボディ１１の内壁部から離間す
る。これにより、生ビールがディスペンサ３の冷却用コ
イル３Ａからシリンダ１５のパッキング１５ａとボディ
１１の内壁部との間を通って、注出口１１Ａからジョッ
キ等の容器に注出される。
【０００９】そして、泡出し時に、図７に示すように、
レバー１３が上記と反対に奥側（図面右側）に倒される
と、弁棒１２およびナット１６がスプリング１７に抗し
てシリンダ１５に対し手前側（図面左側）にスライドさ
れ、泡出し孔１２ａが開口される。これによって、冷却
用コイル３Ａから供給される生ビールが、ナット１６の
ナット孔１６ａから流通孔１８内に導入され、この流通
孔１８内に導入された生ビールが泡だし孔１２ａから噴
出されて泡が発生され、注出口１１Ａから注出される。
レバー１３が上記と反対に奥側（図面右側）に倒される
と、弁棒１２およびナット１６がスプリング１７に抗し
てシリンダ１５に対し手前側（図面左側）にスライドさ
れ、泡出し孔１２ａが開口される。これによって、冷却
用コイル３Ａから供給される生ビールが、ナット１６の
ナット孔１６ａから流通孔１８内に導入され、この流通
孔１８内に導入された生ビールが泡だし孔１２ａから噴
出されて泡が発生され、注出口１１Ａから注出される。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】生ビールの命である泡
は、泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強いものが
よいものとされている。しかしながら、上記従来の泡出
し機能付きタップ１０は、弁棒１２に形成された泡出し
孔１２ａが一個のみであり、またその直径が１ｍｍと比
較的大きいので、上記のような最適の泡を作り出すの
に、なお熟練を要するという問題を有している。
は、泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強いものが
よいものとされている。しかしながら、上記従来の泡出
し機能付きタップ１０は、弁棒１２に形成された泡出し
孔１２ａが一個のみであり、またその直径が１ｍｍと比
較的大きいので、上記のような最適の泡を作り出すの
に、なお熟練を要するという問題を有している。
【００１１】この発明は、上記従来の泡出し機能付きタ
ップの有している問題を解決するために為されたもので
ある。すなわち、この発明は、泡持ちがよくクリーミ状
で苦味が適度に強い泡出しを行うことが出来、しかもこ
の泡出しを熟練を必要とすることなく誰でも簡単に行う
ことが出来る泡出し機能付きタップを提供することを目
的とする。
ップの有している問題を解決するために為されたもので
ある。すなわち、この発明は、泡持ちがよくクリーミ状
で苦味が適度に強い泡出しを行うことが出来、しかもこ
の泡出しを熟練を必要とすることなく誰でも簡単に行う
ことが出来る泡出し機能付きタップを提供することを目
的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第１の発明は、タップのボディ内にスライド自在に嵌
挿された弁棒がビールの注出時と反対方向にスライドさ
れた際に、弁棒の端部に形成された流通孔内からこの弁
棒の外周壁に形成された泡出し孔を通ってビールが噴出
されることによりビールの泡出しが行われる泡出し機能
付きタップにおいて、泡出し孔が、弁棒の外周壁に複数
個形成されていることを特徴としている。
の第１の発明は、タップのボディ内にスライド自在に嵌
挿された弁棒がビールの注出時と反対方向にスライドさ
れた際に、弁棒の端部に形成された流通孔内からこの弁
棒の外周壁に形成された泡出し孔を通ってビールが噴出
されることによりビールの泡出しが行われる泡出し機能
付きタップにおいて、泡出し孔が、弁棒の外周壁に複数
個形成されていることを特徴としている。
【００１３】上記目的を達成するための第２の発明は、
上記第１の発明において、複数個の泡出し孔が、弁棒の
外周壁に円周方向に沿って等角度間隔位置に形成されて
いることを特徴としている。
上記第１の発明において、複数個の泡出し孔が、弁棒の
外周壁に円周方向に沿って等角度間隔位置に形成されて
いることを特徴としている。
【００１４】上記目的を達成するための第３の発明は、
前記第１の発明において、泡出し孔が、弁棒の円周方向
に沿って４個形成されていることを特徴としている。上
記目的を達成するための第４の発明は、前記第１の発明
において、泡出し孔の直径が、０．７ミリメートルであ
ることを特徴としている。
前記第１の発明において、泡出し孔が、弁棒の円周方向
に沿って４個形成されていることを特徴としている。上
記目的を達成するための第４の発明は、前記第１の発明
において、泡出し孔の直径が、０．７ミリメートルであ
ることを特徴としている。
【００１５】
【作用】上記第１の発明による泡出し機能付きタップ
は、弁棒がビールの注出時と反対方向にスライドされる
と流通孔内に導入されたビールが弁棒の外周壁に形成さ
れた複数個の泡出し孔から噴出され、この噴出の際にビ
ールが発泡して泡出しが行われる。このとき、泡出し孔
はその径が小さいほど木目の細かいクリーミな泡を発生
させることが出来るため、泡出し孔の径を小さく設定す
ることが好ましいが、この第１の発明による泡出し機能
付きタップは、弁棒に泡出し孔が複数個形成されている
ことにより、流通孔内を流通するビールの流速をおとす
ことなく泡出し孔の径を小さく出来る。
は、弁棒がビールの注出時と反対方向にスライドされる
と流通孔内に導入されたビールが弁棒の外周壁に形成さ
れた複数個の泡出し孔から噴出され、この噴出の際にビ
ールが発泡して泡出しが行われる。このとき、泡出し孔
はその径が小さいほど木目の細かいクリーミな泡を発生
させることが出来るため、泡出し孔の径を小さく設定す
ることが好ましいが、この第１の発明による泡出し機能
付きタップは、弁棒に泡出し孔が複数個形成されている
ことにより、流通孔内を流通するビールの流速をおとす
ことなく泡出し孔の径を小さく出来る。
【００１６】前記第２の発明による泡出し機能付きタッ
プは、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度間隔位置
に形成された複数個の泡出し孔から、弁棒の外周部に均
等にビールを噴出する。これにより、弁棒の外周部の円
周方向における圧力分布が均等になり発生される泡の状
態が均等になって、クリーミな泡になる。
プは、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度間隔位置
に形成された複数個の泡出し孔から、弁棒の外周部に均
等にビールを噴出する。これにより、弁棒の外周部の円
周方向における圧力分布が均等になり発生される泡の状
態が均等になって、クリーミな泡になる。
【００１７】前記第３の発明による泡出し機能付きタッ
プは、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度間隔位置
に形成された４個の泡出し孔から、弁棒の外周部に均等
にビールを噴出する。これにより、弁棒の外周部の円周
方向における圧力分布が均等になり発生される泡の状態
が均等になって、クリーミな泡になる。
プは、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度間隔位置
に形成された４個の泡出し孔から、弁棒の外周部に均等
にビールを噴出する。これにより、弁棒の外周部の円周
方向における圧力分布が均等になり発生される泡の状態
が均等になって、クリーミな泡になる。
【００１８】前記第４の発明による泡出し機能付きタッ
プは、径が０．７ミリメートルである複数の泡出し孔か
ら木目の細かいクリーミな泡が発生される。
プは、径が０．７ミリメートルである複数の泡出し孔か
ら木目の細かいクリーミな泡が発生される。
【００１９】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図１には、この発明の一実施例におけるタップ
２０の弁棒２１が示されている。
明する。図１には、この発明の一実施例におけるタップ
２０の弁棒２１が示されている。
【００２０】この弁棒２１の内端部（図１の右側端部）
に生ビールの流通孔２１Ａが同軸状に形成されている。
この流通孔２１Ａの最も奥側（図１の左側）の外周壁
に、図２に示される様に、直径０．７ｍｍの泡出し孔２
１Ｂが等角度間隔（９０度間隔）位置に４個形成されて
いて、この泡出し孔２１Ｂにより流通孔２１Ａと弁棒２
１の外部とが連通されている。
に生ビールの流通孔２１Ａが同軸状に形成されている。
この流通孔２１Ａの最も奥側（図１の左側）の外周壁
に、図２に示される様に、直径０．７ｍｍの泡出し孔２
１Ｂが等角度間隔（９０度間隔）位置に４個形成されて
いて、この泡出し孔２１Ｂにより流通孔２１Ａと弁棒２
１の外部とが連通されている。
【００２１】この弁棒２１は、図３に示される様に、ボ
ディ１１内にスライド自在に嵌挿されレバー１３に連結
されて、このレバー１３によってボディ１１に対し前後
方向（図３の左右方向）にスライドされる様になってい
る。
ディ１１内にスライド自在に嵌挿されレバー１３に連結
されて、このレバー１３によってボディ１１に対し前後
方向（図３の左右方向）にスライドされる様になってい
る。
【００２２】図３にはビールの泡出し時のタップ２０の
状態が示されており、このタップ２０の他の構造は図５
の従来のタップ１０と同様であるので、同一の構造部分
については同一の符号が付してある。
状態が示されており、このタップ２０の他の構造は図５
の従来のタップ１０と同様であるので、同一の構造部分
については同一の符号が付してある。
【００２３】タップ２０の泡出し孔２１Ｂは、待機位置
およびビール注出時においては、弁棒２１に外嵌された
シリンダ１５によって閉鎖されている。そして、泡出し
時に、レバー１３が後方（図３の右方向）に倒される
と、弁棒２１およびナット１６がスプリング１７に抗し
てシリンダ１５に対し手前方向（図３の左方向）にスラ
イドされ、シリンダ１５が弁棒２１に対して相対的に後
退されることにより、各泡出し孔２１Ｂが開口される。
およびビール注出時においては、弁棒２１に外嵌された
シリンダ１５によって閉鎖されている。そして、泡出し
時に、レバー１３が後方（図３の右方向）に倒される
と、弁棒２１およびナット１６がスプリング１７に抗し
てシリンダ１５に対し手前方向（図３の左方向）にスラ
イドされ、シリンダ１５が弁棒２１に対して相対的に後
退されることにより、各泡出し孔２１Ｂが開口される。
【００２４】これによって、冷却用コイル３Ａから供給
される生ビールが、ナット１６のナット孔１６ａから流
通孔２１Ａ内に導入され、この流通孔２１Ａ内に導入さ
れた生ビールが各泡だし孔２１Ｂから弁棒２１の外方に
噴出される。このとき、泡出し孔２１Ｂの直径が０．７
ｍｍと小さいため、非常に木目の細かいクリーミな泡が
発生される。そして、泡出し孔２１Ｂが弁棒２１の外周
面の等角度間隔位置に４個形成されているので、生ビー
ルの流速をおとすことなく短時間で泡出しが行われる。
される生ビールが、ナット１６のナット孔１６ａから流
通孔２１Ａ内に導入され、この流通孔２１Ａ内に導入さ
れた生ビールが各泡だし孔２１Ｂから弁棒２１の外方に
噴出される。このとき、泡出し孔２１Ｂの直径が０．７
ｍｍと小さいため、非常に木目の細かいクリーミな泡が
発生される。そして、泡出し孔２１Ｂが弁棒２１の外周
面の等角度間隔位置に４個形成されているので、生ビー
ルの流速をおとすことなく短時間で泡出しが行われる。
【００２５】この泡出し孔２１Ｂによって泡出しされた
生ビールは、後から発生される泡によって押されて注出
口１１Ａからジョッキ等の容器内に注出される。このタ
ップ２０の待機状態およびビール注出時の状態は、それ
ぞれ従来の図４および図５の状態と同様である。
生ビールは、後から発生される泡によって押されて注出
口１１Ａからジョッキ等の容器内に注出される。このタ
ップ２０の待機状態およびビール注出時の状態は、それ
ぞれ従来の図４および図５の状態と同様である。
【００２６】なお、上記実施例においては、弁棒２１に
泡出し孔２１Ｂを４個形成したが、この泡出し孔の数は
２個以上であればよく、その孔の径によってタップ内に
おける生ビールの所定の流速を確保出来るような任意の
個数が選択される。また、泡出し孔２１Ｂの径は、０．
７ｍｍに限定されるものではなく、１ｍｍ以下、最適に
は０．７ｍｍ前後であればよい。
泡出し孔２１Ｂを４個形成したが、この泡出し孔の数は
２個以上であればよく、その孔の径によってタップ内に
おける生ビールの所定の流速を確保出来るような任意の
個数が選択される。また、泡出し孔２１Ｂの径は、０．
７ｍｍに限定されるものではなく、１ｍｍ以下、最適に
は０．７ｍｍ前後であればよい。
【００２７】
【発明の効果】本願の第１の発明による泡出し機能付き
タップによれば、弁棒に泡出し孔が複数個形成されてい
ることにより、流通孔内を流通するビールの流速をおと
すことなく泡出し孔の径を小さく出来、これによって、
泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強い泡出しを熟
練を必要とすることなく誰でも簡単に行うことが出来
る。
タップによれば、弁棒に泡出し孔が複数個形成されてい
ることにより、流通孔内を流通するビールの流速をおと
すことなく泡出し孔の径を小さく出来、これによって、
泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強い泡出しを熟
練を必要とすることなく誰でも簡単に行うことが出来
る。
【００２８】本願の第２の発明による泡出し機能付きタ
ップによれば、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度
間隔位置に形成された複数個の泡出し孔からビールが噴
出されることにより、弁棒の外周部の円周方向における
圧力分布が均等になり発生される泡の状態が均等になる
ので、さらに泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強
い泡出しを熟練を必要とすることなく誰でも簡単に行う
ことが出来る。
ップによれば、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度
間隔位置に形成された複数個の泡出し孔からビールが噴
出されることにより、弁棒の外周部の円周方向における
圧力分布が均等になり発生される泡の状態が均等になる
ので、さらに泡持ちがよくクリーミ状で苦味が適度に強
い泡出しを熟練を必要とすることなく誰でも簡単に行う
ことが出来る。
【００２９】本願の第３の発明による泡出し機能付きタ
ップによれば、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度
間隔位置に形成された４個の泡出し孔から弁棒の外周部
に均等にビールが噴出されることにより、弁棒の外周部
の円周方向における圧力分布が均等になり発生される泡
の状態が均等になって、クリーミな泡を発生させること
が出来る。
ップによれば、弁棒の外周壁に円周方向に沿って等角度
間隔位置に形成された４個の泡出し孔から弁棒の外周部
に均等にビールが噴出されることにより、弁棒の外周部
の円周方向における圧力分布が均等になり発生される泡
の状態が均等になって、クリーミな泡を発生させること
が出来る。
【００３０】本願の第４の発明による泡出し機能付きタ
ップによれば、複数個の泡出し孔の径が０．７ミリメー
トルであることによって、木目の細かいクリーミな泡を
発生させることができる。
ップによれば、複数個の泡出し孔の径が０．７ミリメー
トルであることによって、木目の細かいクリーミな泡を
発生させることができる。
【図１】この発明の一実施例における弁棒を示す部分断
面図である。
面図である。
【図２】図１のII−II線における横断面図である。
【図３】同実施例の側断面図である。
【図４】生ビールの注出装置を示す説明図である。
【図５】従来例を示す側断面図である。
【図６】同従来例のビール注出時の状態を示す側断面図
である。
である。
【図７】同従来例の泡出し時の状態を示す側断面図であ
る。
る。
１１…ボディ １３…レバー １５…シリンダ １６…ナット １７…スプリング ２０…タップ ２１…弁棒 ２１Ａ…流通孔 ２１Ｂ…泡出し孔
Claims (4)
- 【請求項１】 タップのボディ内にスライド自在に嵌挿
された弁棒がビールの注出時と反対方向にスライドされ
た際に、弁棒の端部に形成された流通孔内からこの弁棒
の外周壁に形成された泡出し孔を通ってビールが噴出さ
れることによりビールの泡出しが行われる泡出し機能付
きタップにおいて、 前記泡出し孔が、弁棒の外周壁に複数個形成されている
ことを特徴とする泡出し機能付きタップ。 - 【請求項２】 前記複数個の泡出し孔が、弁棒の外周壁
に円周方向に沿って等角度間隔位置に形成されている請
求項１に記載の泡出し機能付きタップ。 - 【請求項３】 前記泡出し孔が、弁棒の円周方向に沿っ
て４個形成されている請求項１に記載の泡出し機能付き
タップ。 - 【請求項４】 前記泡出し孔の直径が、０．７ミリメー
トルである請求項１に記載の泡出し機能付きタップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159647A JPH092590A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 泡出し機能付きタップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159647A JPH092590A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 泡出し機能付きタップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092590A true JPH092590A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15698288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7159647A Withdrawn JPH092590A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 泡出し機能付きタップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092590A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002362692A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 発泡飲料注出コック |
| JP2011504583A (ja) * | 2007-11-01 | 2011-02-10 | アイセンス，インコーポレーテッド | 血液分析装置用溶液容器 |
| WO2011139816A3 (en) * | 2010-04-28 | 2012-04-05 | Scholle Corporation | Tap |
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| WO2018109834A1 (ja) | 2016-12-13 | 2018-06-21 | アサヒビール株式会社 | 飲料注出コック、弁棒および飲料ディスペンサ |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7159647A patent/JPH092590A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20190084108A (ko) * | 2016-12-13 | 2019-07-15 | 아사히 그룹 홀딩스 가부시키가이샤 | 음료 주출 콕, 밸브 로드 및 음료 디스펜서 |
| CN110072799A (zh) * | 2016-12-13 | 2019-07-30 | 朝日集团控股株式会社 | 饮料注出旋塞阀、阀杆以及饮料分配器 |
| US10919755B2 (en) | 2016-12-13 | 2021-02-16 | Asahi Group Holdings, Ltd. | Beverage discharge cock, valve rod, and beverage dispenser |
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