JP4060169B2 - 泡注出コック - Google Patents

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    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
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    • B67D1/12Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
    • B67D1/14Reducing valves or control taps
    • B67D1/1405Control taps
    • B67D1/1411Means for controlling the build-up of foam in the container to be filled
    • B67D1/1416Means for controlling the build-up of foam in the container to be filled comprising foam inducing means

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、泡注出コックに関し、更に詳細には、例えばビールに代表される発泡飲料から肌理の細かい泡を注出し得るようにした泡注出コックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
発泡飲料をレバー操作で注出する装置、例えばビールサーバーに使用されるビール注出コックには、手動によりレバーを一方向へ倒してビールをジョッキに所定量注出した後、該レバーを反対方向へ倒してビールの細かい泡を前記ジョッキ中のビールに後注ぎする機能を備えたものがある。この泡の後注ぎ機能を有する注出コックでは、発泡飲料が流通する有底穴を備えた弁軸に、該有底穴に連通して開口する狭い絞り孔を形成し、泡を注ぐ際には、該絞り孔を閉成している弁座から弁軸を離間して絞り孔を開放し、該絞り孔から高速で噴出した発泡飲料を弁座に衝突することで発泡させるよう構成している(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−2195号公報(第3頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように細かい泡をジョッキ中のビールに後注ぎ(所謂泡付け)する理由は、適度に泡立ったビールは飲む際の咽越しが良好になると共に、この泡がビールからの炭酸ガスの早期逃出を防止する役目を果すからである。そして近年、市場ではより肌理細かいクリーミーな泡が好まれ、特に、泡と液の境界面に発生する霧状の肌理細かい泡は、「スモーキーバブルス」と呼ばれ、ビールをおいしく見せる視覚的効果がある。
【0005】
従来の泡付け構造は、前述したように1つの絞り孔の出口から噴射されたビールを弁座に衝突させ、そのときの衝撃により該ビールを発泡させて泡を生成するものであり、ビールが弁座に衝突する際の衝撃が強いほどビールは発泡し易く、より肌理細かい泡になり易いことは分かっている。従って、前記した「スモーキーバブルス」と呼ばれる更に肌理細かい泡を生成するには、絞り孔の径を小さくして噴射速度を高めるようにすればよいが、この場合は泡の単位時間当たりの注出量が減り、泡付けに時間が掛かり過ぎる難点がある。すなわち、絞り孔の径を小さくすることで肌理細かい泡を得るのには限度があった。
【0006】
また、前記ビールサーバーにおいて、ビールの温度が低い場合は、該ビールを圧送するための圧縮ガスの圧力を低くするが、このときには絞り孔から噴射されるビールの噴射速度も低くなり、衝撃力が弱くなって発泡し難くなる。更に、ビールを注出しない時間が長くなると、注出コックに接続している冷却器中に残留しているビールが冷え過ぎてしまい、該ビールが弁座に衝突するだけでは充分に肌理の細かい泡は得られなかった。
【0007】
【発明の目的】
この発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、注出時間が長くなることなく常に肌理細かい泡を注出し得る泡注出コックを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため本発明は、
レバーの操作により発泡飲料からの泡を容器に注出し得るよう構成した泡注出コックにおいて、
コック本体に穿設した発泡飲料供給路から分岐する泡注出ノズルと、
前記発泡飲料供給路に内挿され、液体通路が軸方向に穿設される弁本体と、
前記弁本体の一端部に穿設されて該一端部側に開口すると共に、前記液体通路に連通する複数の細孔とを備え、
前記弁本体は、前記レバーの操作により一端部が弁座に当接して複数の細孔が閉成された第1の状態と、弁座から一端部が離間して複数の細孔が開放されて前記液体通路からの発泡飲料を、前記泡注出ノズルに連通する泡空間に噴射可能な第2の状態とに変化され、
前記第2の状態において複数の細孔から噴射される発泡飲料同士が前記泡空間(25c,72,74b)内で直接衝突した後に、前記弁座に衝突するように、前記複数の細孔における開口の向きが設定されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決し、所期の目的を達成するため本願の別の発明は、
レバーの操作により発泡飲料を容器に注出し得るよう構成した泡注出コックにおいて、
コック本体に穿設した発泡飲料供給路から分岐する泡注出ノズルと、
前記発泡飲料供給路に内挿され、液体通路が軸方向に穿設される弁本体と、
前記弁本体を構成する第2弁体の一端部に穿設されて、前記液体通路の軸中心から離間するように斜めの向きに開口すると共に、前記液体通路に連通する複数の細孔と、
前記弁座に形成されて、前記複数の細孔に対向する複数の傾斜面とを備え、
前記弁本体は、前記レバーの操作により一端部が弁座に当接して複数の細孔が閉成された第1の状態と、弁座から一端部が離間して複数の細孔が開放されて前記液体通路からの発泡飲料を、前記泡注出ノズルに連通する泡空間に噴射可能な第2の状態とに変化され、
前記傾斜面は、前記第2の状態において複数の細孔から噴射される発泡飲料が夫々該傾斜面に衝突した後に、前記泡空間内で衝突するように、突設されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る泡注出コックにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。本実施例では、泡注出コックとしてビールサーバーに設けられるビール注出コックを例示して説明するが、これに限定されるものでないことは勿論である。
【0010】
図1は、好適な実施例に係るビール注出コック44を分解状態で示す断面図であり、このビール注出コック44は、図9に示す発泡飲料注出機としてのビールサーバー46に取付けられる。また図2は、ビールサーバー46から水平に延出するビール供給管48に接続したビール注出コック44の断面図であって、ビールも泡も注出していない状態を示している。このビール注出コック44は、図1に示すように、コック本体10と、該コック本体10に内蔵されてビールや泡の流路を開閉する各種弁機構(後述)と、傾倒操作によりビールと泡の注出を切換えるレバー18とから基本的に構成される。
【0011】
(コック本体について)
図1に示すコック本体10は、その内部を水平に貫通する所要径のビール供給路(発泡飲料供給路)12と、斜め下方へ分岐して平行に延出する2本のビール注出ノズル(発泡飲料注出ノズル)14および泡注出ノズル16とを備え、これら2本のノズル14,16は前記ビール供給路12に内部で連通している。図1では、コック本体10から斜め下方へ延出する右側のノズルがビール注出ノズル14であり、左側のノズルが泡注出ノズル16である。
【0012】
図1でコック本体10の右端は拡大直径部として構成され、この拡大直径部に凹設した半球状凹部26に前記ビール供給路12が開口している。この半球状凹部26は、後述する第1弁座として機能するものである。また拡大直径部の外周に螺設した雄ネジ10aと、図2に示すユニオンナット50の雌ネジ50aとを螺合させることで、コック本体10はビール供給管48に取付けられる。コック本体10の左側に一体成形した立上がり部52には、前記ビール供給路12に連通する垂直孔52aが形成され、この垂直孔52aに注出操作用のレバー18の下端部に設けたボール54およびコンロッド56が挿入されるようになっている。このコンロッド56は、後述するスライダ20の挿通孔20aに挿入されて、前記レバー18の動きを該スライダ20に伝達するものである。なお、前記立上がり部52の外周に螺設した雄ネジ52bと、前記レバー18のボール54に被着したユニオンナット58の雌ネジ58aとを螺合させることで、該レバー18はコック本体10に取付けられる。
【0013】
更にコック本体10には、ビール供給路12を外部に連通する第1空気孔60および第2空気孔62が穿設されている。これら2つの空気孔60,62は、後述するスリーブ24の外周に所要間隔で周設した第1環状溝64および第2環状溝66との協働作用下に、前記ビール注出ノズル14および泡注出ノズル16を外部に連通させたり、非連通としたりする機能を果たすものである。図1では、右側に位置するのが第1空気孔60であって、この第1空気孔60の一方はコック本体10の上面に開口すると共に、他方はビール注出ノズル14に開口している。また第2空気孔62は、図1で第1空気孔60の左側に所定間隔離間して位置すると共にコック本体10の上面に開口している。そしてビール供給路12に開口する第1空気孔60および第2空気孔62の間隔寸法は、第1環状溝64および第2環状溝66(後述)の間隔寸法に対応的に合わせてある。
【0014】
(各種弁機構について)
コック本体10におけるビール供給路12には、ビールや泡の流路を開閉する各種弁機構が内蔵される。この弁機構は、図1に示すように、スライダ20,スリーブ24,弁棒34,第1弁体30,第1弁座26,第1弾性部材28,第2弁体42,第2弁座38,第2弾性部材40等から構成される。
【0015】
(スライダについて)
図1で符号20は、ビール供給路12に略密着状態で摺動自在に内挿される円筒状のスライダを示し、このスライダ20の略中間部に軸方向に交差する挿通孔20aが穿設されている。この挿通孔20aには、組付け時に前記レバー18の下端部に設けたコンロッド56が挿入されて、該レバー18の前後の傾倒操作により前記スライダ20はビール供給路12を進退移動させられる。また図1でスライダ20の右端部に凹設した円筒状凹部にシール体38が嵌挿され、このシール体38が、後述する第2弁体42の着座を許容する第2弁座として機能する。なお前記スライダ20の右端外周に螺設した雄ネジ20bは、後述するスリーブ24の左端内周に螺設した雌ネジ25aに螺合して、該スライダ20とスリーブ24との接続がなされる。
【0016】
(スリーブについて)
図1で符号24は、同じくビール供給路12に略密着状態で摺動自在に内挿される円筒状のスリーブを示し、このスリーブ24には軸方向に貫通する円筒中空部25が形成されている。そして円筒中空部25の左側内周面に螺設した雌ネジ25aが、前記スライダ20の雄ネジ20bに螺合される。また円筒中空部25の右端は内側段部25bとして構成され、この内側段部25bは後述の第2弾性部材40を該円筒中空部25に内挿した際の位置決め部として機能する。更に、内側段部25bには円筒中空部25に連通する弁棒挿入孔68が穿設されて、後述する弁棒34の挿入を許容している。
【0017】
前記スリーブ24の外周には、所定間隔で第1環状溝64および第2環状溝66が周設され、これは前述のコック本体10に穿設した第1空気孔60および第2空気孔62との協働作用下に、ビール注出ノズル14および泡注出ノズル16との連通・非連通を行なうものである。図1では、スリーブ24の右側に位置するのが第1環状溝64であり、その左側に位置するのが第2環状溝66である。そして第1環状溝64および第2環状溝66の間隔寸法が、第1空気孔60および第2空気孔62の間隔寸法に対応させてあるのは前述の通りである。またスリーブ24における第2環状溝66に右側が掛かった状態で、スリーブ外周の半径方向に4つの通孔22が穿設されて前記円筒中空部25に連通している。これらの通孔22は、後述するレバー18の泡注出操作に際して、前記泡注出ノズル16と連通し得るものである。
【0018】
(第1弁体について)
先に述べた如くコック本体10の拡大直径部には、第1弁座26として機能する半球状凹部が凹設され、この第1弁座26は前記ビール供給路12の入口に連通している。また第1弁座26には第1弁体30が着座して、前記ビール供給管48とビール供給路12との連通を開閉自在に遮断し得るようになっている。この第1弁体30は、組付け時にビール供給管48の円錐状開口面48aとの間に介装したコイルバネ等の第1弾性部材28により弾圧されて、常には前記第1弁座26に当接している(図2参照)。また図1で第1弁体30は、その左側が半球状のゴムシール面30aをなして前記第1弁座26との液密を確保し、また右側が紡錘状のヘッド30bとして形成されている。また第1弁体30には軸方向中心を貫通する通孔31が穿設されて、後述する弁棒34の液体通路32に連通するようになっている。
【0019】
(弁棒について)
図1に符号34で示す弁棒は長尺の棒材として構成され、その軸方向中心に液体通路32が貫通的に穿設されている。この弁棒34は、図1の右側端部において前記第1弁体30に接続されて、前記液体通路32を第1弁体30の通孔31に連通させている。また弁棒34の左端部外周には雄ネジ34aが螺設され、後述する第2弁体42の内部に螺設した雌ネジ42aと螺合することで、これら弁棒34と第2弁体42とを接続するようになっている。なお弁棒34は、図2に示すように、組付け時には前記スリーブ24の弁棒挿入孔68を介して該スリーブ24に挿入される。また弁棒34にはコイルバネ等の第2弾性部材40(後述)が外挿され、該弁棒34に接続した第2弁体42(後述)と前記スリーブ24の内側段部25bとの間に該第2弾性部材40を弾力的に介装させることで、第2弁体42を前記スライダ20の第2弁座(弁座)38に強制着座させている。
【0020】
(第2弁体について)
図1で符号42は、前記スリーブ24に内挿される第2弁体を示している。この第2弁体42は、スリーブ24に略密着的に内挿し得る軸方向に短い円筒体をなし、図1において右側の端部に軸方向の雌ネジ42aが螺設されている。この雌ネジ42aを、先に述べた如く、弁棒34の左端部に螺設した雄ネジ34aに螺合することで、第2弁体42は該弁棒34に接続される。また第2弁体42には、図3および図8に示す如く、左右方向に貫通する複数(実施例では2本であるが3本以上であってもよい)の細孔36が穿設され、組付け時に第2弁体42と弁棒34とを接続することで、各細孔36は弁棒34に穿設した前記液体通路32に連通する。この第2弁体42の左側開放端(一端部)は、図1に示すように縮径頭部として構成され、この縮径頭部が前記スライダ20に設けた第2弁座38に着座して複数の細孔36を閉成することで、前記液体通路32からのビールの噴射が阻止される第1の状態とし得るようになっている。なお第2弁体42を第2弁座38に圧接して常には着座させる力は、前記第1弁体30の側に設けられる前記第1弾性部材28により主として与えられる。そして、前記レバー18の操作によって後述するようにスライダ20を左方向に移動することで、第2弁座38を第2弁体42の左側開放端から離間して複数の細孔36を開放した第2の状態としたときには、液体通路32から到来したビールは、第2弁座38と第2弁体42の間に画成されて前記泡注出ノズル16に連通する泡空間25c(前記円筒中空部25における通孔22の形成位置と対応する部位)に、各細孔36から噴射されるよう構成される。
【0021】
前記複数の細孔36は、図8に示す如く、その出口側(開口側)が軸中心を向くよう斜めに穿設されて、前記第2の状態において複数の細孔36から噴射されるビールが泡空間25c内で直接衝突して、肌理の細かい泡が生成されるよう構成してある。なお、各細孔36の内径は、肌理細かい泡質が得られ、かつ充分な注出量を確保し得る寸法(例えばφ0.7mm)に設定される。また実施例では、弁棒34と第2弁体42とから弁本体が構成され、該弁本体が前記レバー18の操作によって第1の状態と第2の状態とに変化される。
【0022】
(各種弁機構の組付けについて)
前述した各部材は有機的に組付けられた後に、前記コック本体10のビール供給路12に内挿される。実際の組付けに際しては、弁棒34の第1弁体30を備えていない側を、前記スリーブ24に弁棒挿入孔68を介して挿通する。スリーブ挿通後の弁棒34は、前記コイルバネに代表される第2弾性部材40に挿通した後、該弁棒34の左端の雄ネジ34aを前記第2弁体42の雌ネジ42aに螺合させる。このときコイルバネ40は、図2に示すように、前記スリーブ24の円筒中空部25に収納可能であって、かつ該コイルバネ40の右端部は前記内側段部25bにより規制されると共に、左端部は前記第2弁体42により規制される。
【0023】
次いで、前記スリーブ24の左端内周の雌ネジ25aと、前記スライダ20の右端外周の雄ネジ20bとを螺合することで、該スリーブ24とスライダ20とが接続される。このとき前記コイルバネ40は、スリーブ24の円筒中空部25において圧縮状態となり、該スリーブ24を図2において軸方向右側に弾力的に付勢すると共に、第2弁体42を第2弁座38に着座させている。なおコイルバネ40の弾力は、前記スライダ20を左方向へ付勢して前記レバー18を図2に示す直立位置に保持し得るよう設定されている。但し、第1弾性部材としてのコイルバネ28の弾力に比べて、第2弾性部材としてのコイルバネ40の弾力は小さく設定してある。
【0024】
このように組付けた各種弁機構は前記コック本体10のビール供給路12に内挿され、その後に該コック本体10へ前記レバー18の取付けがなされる。またコック本体10は前記ビール供給管48に取付けられる。これらの取付け作業は公知であるので、その作業の説明は省略する。なお組付け完了時に前記コイルバネ28は、第1弁体30とビール供給管48の円錐状開口面48aとの間に弾力的に介装されるので、この第1弁体30は前記第1弁座26に着座して常にはビール供給管48とビール供給路12との連通を開閉自在に遮断している。
【0025】
【実施例の作用】
次に、実施例に係るビール注出コックの作用につき説明する。図2は、図1に示した各種弁機構をコック本体10に組込んだ実施例に係るビール注出コック44の断面図である。このときレバー18は操作前の中立位置にあって、ビールも泡も注出されない状態となっている。すなわちレバー18の操作前は、ビール供給管48の円錐状開口面48aに配置したコイルバネ28により第1弁体30は第1弁座26に弾圧されて着座し、該ビール供給管48からビール供給路12へのビールの供給を遮断している。また前記弁棒34に接続した第2弁体42は、前記コイルバネ28により軸方向左へ付勢されているので、前記スライダ20に設けた第2弁座38に着座して、第2弁体42の複数の細孔36を閉成している(第1の状態)。このためビール注出ノズル14へのビールの供給および泡注出ノズル16への泡の供給はなされない。
【0026】
また図3に示すように、レバー操作前の状態にあっては、前記スリーブ24の外周に周設した第1環状溝64および第2環状溝66は、前記コック本体10に穿設した第1空気孔60および第2空気孔62と対応的に合致するよう位置設定されている。このため外部の空気は、▲1▼第1空気孔60→第1環状溝64→ビール注出ノズル14へと導入されると共に、▲2▼第2空気孔62→第2環状溝66→泡注出ノズル16へと導入される。すなわち直前のビール注出操作によりビール注出ノズル14の内壁に残留したビールは導入空気により容易に落下し、また直前の泡注出操作により泡注出ノズル16の内壁に残留した泡も導入空気により容易に落下する。
【0027】
(ビール注出操作について)
図4に示す如く、前記レバー18を手前側(図の左側)へ傾倒させる第1操作を行なうと、前記スライダ20がビール供給路12を右方向へ後退移動する。スライダ20はスリーブ24に接続され、第2弁体42に端部接続した弁棒34は前記コイルバネ40により左方向へ付勢されているから、該弁棒34は該スライダ20と共に右方向へ移動する。このため第1弁体30もコイルバネ28の弾力に抗して右方向へ移動し、従って第1弁座26を開放する。これにより前記ビール供給管48からのビールは、ビール供給路12を介して前記ビール注出ノズル14から図9に示すジョッキ(容器)70へ注出される。
【0028】
このとき図5の要部拡大図に示す如く、第2弁体42は前記コイルバネ40により軸方向左へ付勢されているから、第2弁座38に着座して前記複数の細孔36を閉成している。従って本段階では、泡注出ノズル16への泡の供給はなされない。また前記レバー18の第1操作によりスライダ20は右方向へ移動したため、前記スリーブ24の第1環状溝64とコック本体10の第1空気孔60との連通は断たれるに至っている。このため外部空気はビール注出ノズル14へ導入されることがなく、ビール注出時における空気混入に起因する発泡過多が有効に防止される。なお第1操作段階における前記スライダ20の位置は、前記スリーブ24の第2環状溝66とコック本体10の第2空気孔62との連通は遮断するに至っていない。すなわち泡注出ノズル16には外部空気の導入がなされているため、該ノズル16に残留した泡を引続き落下させる。
【0029】
(泡注出操作について)
図6に示す如く、前記レバー18を後方側(図の右側)へ傾倒させる第2操作を行なうと、前記スライダ20がコイルバネ40に抗しつつビール供給路12を左方向へ前進移動する。このとき前記弁棒34は第1弁体30を介してコイルバネ28により左側へ弾圧されているから、該弁棒34の位置はレバー操作前の図2に示す位置と変更はない。すなわちスライダ20に設けた第2弁座38は、前記弁棒34に固定した第2弁体42から離間することになり、この第2弁体42に開設した前記複数の細孔36を開放するに至る。このため前記ビール供給管48からのビールは、第1弁体30を貫通する通孔31および弁棒34の液体通路32を介して前記複数の細孔36から噴射する。この場合に、各細孔36から前記泡空間25cに噴射されるビールは、出口付近で相互に直接衝突した後、更に第2弁座38に再び衝突することで、効率的に撹拌されてより肌理細かい泡が生成される。そして図7に示すように、この泡は前記スリーブ24に開設した半径方向の通孔22を介して前記泡注出ノズル16に入り、該ノズル16から前記ジョッキ70に貯留したビールに後注ぎされる。なお、第2弁体42には複数の細孔36を穿設してあるから、単位時間当たりの泡の注出量は充分に確保される。
【0030】
このとき図7の要部拡大図に示す如く、前記レバー18の第2操作によりスライダ20は左方向へ移動したため、前記スリーブ24の第2環状溝66とコック本体10の第2空気孔62との連通は断たれるに至っている。このため外部空気は泡注出ノズル16へ導入されることがなく、該ノズル16を通過する細かい良質の泡に空気が混入して泡崩れを生ずることがない。なお第2操作段階における前記スライダ20の位置は、前記第1環状溝64と第1空気孔60との連通は遮断するに至っていない。すなわち、ビール注出ノズル14には外部空気の導入がなされているため、該ノズル14に残留したビールを引続き落下させる。
【0031】
前述したように実施例のビール注出コック44では、第2弁体42に穿設した複数の細孔36から噴射したビールを相互に衝突させるよう構成したから、より肌理細かい泡を生成することができる。しかも、複数の細孔36を設けたことで、全体の泡注出量を減らすことなく該細孔36の内径を小さくして、ビールの噴射速度を高めてビール同士の衝突時における衝撃力を上げて、より肌理の細かい泡を生成し得る。また、ビール温度が低く、圧縮ガスの圧力を低くした場合や、ビールを注出しない時間が長くなって該ビールが冷え過ぎてしまった場合においても、複数の細孔36から噴射したビール同士を衝突させることで、効率的に泡を発生させることができる。
【0032】
更に、前述したビール注出コック44では、ビールだけを供給するビール注出ノズル14と、泡だけを供給する泡注出ノズル16とを別経路として設けたために、ビールを供給して直ぐに泡を後注ぎしても、これによりジョッキ中のビールが過剰に発泡することがない。従って熟練者でなくても、常に良好な状態でジョッキ中のビールへの泡付けをなし得る。また、別経路として設けたビール注出ノズル14および泡注出ノズル16には、注出待機中は常に各ノズル14,16に外部空気が導入されるため、ノズル内壁に残留するビールや泡の落下が容易化される。更にまた、ビール注出ノズル14からビールを注出する場合および泡注出ノズル16から泡を注出する場合は、各対応のノズル14,16には外部空気の導入が遮断されるため、注出時の発泡過多や泡崩れも有効に防止できる。
【0033】
【別実施例】
図10〜図12は、別実施例に係るビール注出コックの要部を示すものであって、基本的な構成は前述した実施例と同一であるので、異なる部分についてのみ説明する。また、実施例と同一部材等には、同じ符号を付すものとする。
【0034】
図10に示す第1別実施例では、前記第2弁体42における縮径頭部の中央部に凹部72が形成されると共に、該第2弁体42に穿設されて前記液体通路32に連通する一対の細孔36,36は、その出口が凹部72を挟んで対向する位置関係に設定されている。すなわち、第1別実施例では、前記スライダ20の第2弁座38に第2弁体42が着座して凹部72が閉塞されることで、一対の細孔36,36からのビールの噴射が阻止される第1の状態となる。そして、前記レバー18の操作によってスライダ20を移動することで、第2弁座38を第2弁体42から離間して凹部72を開放することで(第2の状態)、該凹部72は前記円筒中空部25の泡空間25cを介して泡注出ノズル16に連通すると共に、前記液体通路32から到来したビールが一対の細孔36,36から対向して噴射され、該凹部72内で相互に衝突して肌理の細かい泡が生成される。
【0035】
図11に示す第2別実施例では、前記弁棒34の左端部外周に形成されている雄ネジ34aを、円筒状の連結部材73の内部に螺設した雌ネジ73aと螺合することで、これら弁棒34と連結部材73とが接続されるよう構成される。第2別実施例の弁本体を構成する第2弁体74は、有底円筒状に形成されると共に、その外周に雄ネジ74aが螺設され、該雄ネジ74aを連結部材73の雌ネジ73aと螺合することで、連結部材73に第2弁体74が連結されるようになっている。なお、第2弁体74は、その開口部を第2弁座38に指向する状態で連結部材73に接続される。また第2弁体74には、径方向に貫通する一対の細孔75,75が穿設されて、該細孔75,75の出口は筒内部74bを挟んで対向するよう設定されている。
【0036】
第2別実施例の弁棒34の第2弁体74を指向する端部に、軸方向に突出する複数の突起76が径方向に離間して設けられ、これら突起76が第2弁体74の底部に当接した状態で連結部材73に接続されている。そして、連結部材73を介して連結されている弁棒34および第2弁体74では、該弁棒34の前記液体通路32が、隣接する突起76,76間に画成される隙間77、連結部材73の内部空間73bを介して第2弁体74の各細孔75に連通し、液体通路32からのビールは、一対の細孔75,75を介して筒内部74bに向けて噴射されて相互に衝突するよう構成される。
【0037】
すなわち、第2別実施例では、前記スライダ20の第2弁座38に第2弁体74が着座して筒内部74bが閉塞されることで、一対の細孔75,75からのビールの噴射が阻止される第1の状態となる。そして、前記レバー18の操作によってスライダ20を移動して第2弁座38を第2弁体74から離間して筒内部74bを開放することで(第2の状態)、該筒内部74bは前記円筒中空部25の泡空間25cを介して泡注出ノズル16に連通すると共に、前記液体通路32から到来したビールが一対の細孔75,75から対向して噴射され、該筒内部74b内で相互に衝突して肌理の細かい泡が生成される。
【0038】
なお、第1または第2別実施例では、第2弁体42,74に形成されて第2の状態において泡注出ノズル16に連通する凹部72や筒内部74bが、泡空間となる。
【0039】
図12に示す第3別実施例では、前記第2弁体42に、前記液体通路32に連通する一対の細孔36,36が、その出口が軸中心から離間するよう斜めの向きで穿設されている。これに対し、前記スライダ20の第2弁座38に、各細孔36と対向する傾斜面78が夫々形成され、両細孔36,36から噴射されて両傾斜面78,78に衝突したビールが、泡空間25c内で再び衝突するよう構成してある。すなわち、第3別実施例では、前記スライダ20の第2弁座38に第2弁体42が着座して一対の細孔36,36が閉成されることで第1の状態となる。そして、前記レバー18の操作によってスライダ20を移動して第2弁座38を第2弁体42から離間して一対の細孔36,36を開放することで(第2の状態)、前記液体通路32から到来したビールが一対の細孔36,36から対応する傾斜面78,78に向けて夫々噴射されて衝突し、更に両傾斜面78,78で反射したビールが泡空間25c内で再度衝突する。このように第3別実施例では、一度第2弁座38に衝突したビールを再度衝突させるよう構成したから、肌理の細かい泡を生成することができる。
【0040】
そして、第1〜第3別実施例においては、前述した実施例と同様な作用効果を奏する。
【0041】
前述した実施例では、注出コックから発泡飲料と泡とを別経路で注出する場合で説明したが、発泡飲料と泡とを同一経路(一本のノズル)から注出する構成であってもよい。また、注出コックからは泡のみを注出する構成であってもよい。更に、実施例では別体の弁棒と第2弁体とを接続して弁本体を構成したが、該弁本体は弁棒と第2弁体とが一体に形成されている構成を採用し得る。更にまた、実施例ではレバーを手動で操作して弁本体を第1の状態と第2の状態とに変化させるよう構成したが、適宜の駆動装置によりレバーを操作するようにしてもよい。なお、レバーは、実施例のようにコック本体から外方に突出するものでなく、本体内部に配設されて駆動装置により操作されるものであってもよく、前記弁本体を第1の状態と第2の状態とに変化させるものであれば、その他の構成を適宜に採用可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係る泡注出コックによれば、弁本体に穿設した複数の細孔から噴射する発泡飲料を相互に衝突させるよう構成したから、注出量を確保したもとで、より肌理の細かい泡を注出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係るビール注出コックを構成する各部材を、分解状態で示す断面図である。
【図2】 ビールサーバーのビール供給管に接続した実施例に係るビール注出コックの断面図であって、レバーは操作前の中立位置にあるためビールも泡も注出されない状態を示している。
【図3】 図2におけるスリーブの位置関係を示す要部拡大図である。
【図4】 ビールサーバーのビール供給管に接続した実施例に係るビール注出コックの断面図であって、レバーの第1操作によりビールだけが注出されている状態を示している。
【図5】 図4におけるスリーブの位置関係を示す要部拡大図である。
【図6】 ビールサーバーのビール供給管に接続した実施例に係るビール注出コックの断面図であって、レバーの第2操作により細かい泡だけが注出されている状態を示している。
【図7】 図6におけるスリーブの位置関係を示す要部拡大図である。
【図8】 複数の細孔から円筒中空部に噴射されるビールの状態を示す説明図である。
【図9】 好適な実施例に係るビール注出コックを取付けたビールサーバーの側面図である。
【図10】 第1別実施例に係るビール注出コックの要部を示す断面図である。
【図11】 第2別実施例に係るビール注出コックの要部を示す断面図である。
【図12】 第3別実施例に係るビール注出コックの要部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 コック本体,12 ビール供給路(発泡飲料供給路)
16 泡注出ノズル,18 レバー,25c 泡空間
32 液体通路,34 弁棒(弁本体),36 細孔,38 第2弁座(弁座)
42 第2弁体(弁本体),70 ジョッキ(容器),72 凹部(泡空間)
74 第2弁体(弁本体),74b 筒内部(泡空間),75 細孔,78 傾斜面

Claims (3)

  1. レバー(18)の操作により発泡飲料を容器(70)に注出し得るよう構成した泡注出コックにおいて、
    コック本体(10)に穿設した発泡飲料供給路(12)から分岐する泡注出ノズル(16)と、
    前記発泡飲料供給路(12)に内挿され、液体通路(32)が軸方向に穿設される弁本体(34,42,74)と、
    前記弁本体(34,42,74)の一端部に穿設されて該一端部側に開口すると共に、前記液体通路(32)に連通する複数の細孔(36,75)とを備え、
    前記弁本体(34,42,74)は、前記レバー(18)の操作により一端部が弁座(38)に当接して複数の細孔(36,75)が閉成された第1の状態と、弁座(38)から一端部が離間して複数の細孔(36,75)が開放されて前記液体通路(32)からの発泡飲料を、前記泡注出ノズル(16)に連通する泡空間(25c,72,74b)に噴射可能な第2の状態とに変化され、
    前記第2の状態において複数の細孔(36,75)から噴射される発泡飲料同士が前記泡空間(25c,72,74b)内で直接衝突した後に、前記弁座 (38) に衝突するように、前記複数の細孔 (36,75) における開口の向きが設定されている
    ことを特徴とする泡注出コック。
  2. 前記複数の細孔(36,75)における開口の向きは、前記発泡飲料が対向して噴射されるように設定されている請求項1記載の泡注出コック。
  3. レバー (18) の操作により発泡飲料を容器 (70) に注出し得るよう構成した泡注出コックにおいて、
    コック本体 (10) に穿設した発泡飲料供給路 (12) から分岐する泡注出ノズル (16) と、
    前記発泡飲料供給路 (12) に内挿され、液体通路 (32) が軸方向に穿設される弁本体 (34.42) と、
    前記弁本体 (34,42) を構成する第2弁体 (42) の一端部に穿設されて、前記液体通路 (32) の軸中心から離間するように斜めの向きに開口すると共に、前記液体通路 (32) に連通する複数の細孔 (36) と、
    前記弁座 (38) に形成されて、前記複数の細孔 (36) に対向する複数の傾斜面 (78,78) とを備え、
    前記弁本体 (34,42) は、前記レバー (18) の操作により一端部が弁座 (38) に当接して複数の細孔 (36) が閉成された第1の状態と、弁座 (38) から一端部が離間して複数の細孔 (36) が開放されて前記液体通路 (32) からの発泡飲料を、前記泡注出ノズル (16) に連通する泡空間 (25c) に噴射可能な第2の状態とに変化され、
    前記傾斜面 (78,78) は、前記第2の状態において複数の細孔 (36) から噴射される発泡飲料が夫々該傾斜面 (78,78) に衝突した後に、前記泡空間 (25c) 内で衝突するように突設されている
    ことを特徴とする泡注出コック。
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