JP2017077908A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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【課題】卓上で飲料を分配できる小型の飲料ディスペンサにおいて、外蓋を取り外す際に内部の加圧ガスを安全かつ確実に外部に解放できる飲料ディスペンサを提供する。【解決手段】飲料を収容する真空断熱容器12を含むディスペンサ本体11と、真空断熱容器を密封状態とするとともに、真空断熱容器内部の飲料を外部に注出可能な注出蓋13と、ディスペンサ本体に開閉可能および取り外し可能に固定される外蓋14と、真空断熱容器の内部に加圧ガスを供給する加圧ポンプ144と、飲料が注出される注出口16と、飲料の注出を開閉するための注出レバー15と、ディスペンサ本体に外蓋を固定する固定手段1411と、固定手段を操作して外蓋の固定を解除することが可能な操作手段1412と、真空断熱容器の内部の加圧ガスを外部に解放する内圧解放弁132と、内圧解放弁を解放状態とすると同時に、操作手段を操作可能な状態とする安全手段143とを有する。【選択図】図4

Description

この発明は、業務用飲料サーバー等から飲料を補給して収容し、飲食者のテーブル等に運んで卓上においてそれぞれの飲食者に飲料を分配することのできる小型の飲料ディスペンサに関し、さらに詳しくは、外蓋を取り外す際に内部の加圧ガスを安全かつ確実に外部に解放することのできる飲料ディスペンサに関するものである。
飲食店等において、客である飲食者に生ビール等の飲料を提供するには、飲食店等に備え付けの業務用飲料サーバー等からグラス等に飲料を注出し、飲料を収容した複数のグラス等を飲料を注文したそれぞれの飲食者のテーブルまで人間が運ぶことが一般的であった。ただし、それぞれの飲食者の注文を受けて、数多くのグラス等を間違いなく飲食者のテーブルまで運ぶことはなかなか困難な作業である。また、店内が混雑している場合は、このようなグラス等の運搬が困難であるばかりでなく、運搬中の飲料を落下させたりこぼしたりする危険もあり、客とのトラブルが発生する場合もある。
店内での飲料等の運搬の頻度を減少させるために、ピッチャーと呼ばれる取っ手の付いた大型の容器も使用されている。飲料を大型のピッチャーに収容して飲食者のテーブルまで運び、各飲食者はピッチャーから自分のグラス等に注出して飲用に供するのである。従来ピッチャーはガラス製、樹脂製のものがあった。ガラス製は重く、取り扱いの点では問題があった。樹脂製のものであっても飲料が入ると相当に重いので飲料をグラスに注ぐためにはかなり大きな力が必要であった。保温性の点では樹脂製は2重容器にして保温性を高めたものがあった。ただし、いずれも上部が開放されているので保温・保冷効果は限定されていた。また、どちらも上部は開放なので発泡性飲料のガス抜けは避けられなかった。
このような飲料等の運搬の頻度を減少させるためには、テーブル上に配置して使用できる小型の飲料サーバーあるいは飲料ディスペンサを使用することが考えられる。テーブル上に配置して使用できる飲料注出装置としては、下記の特許文献1のようなものが公知である。特許文献1には、2〜3リットルの缶入りビールなどの缶容器をセットして使用する飲料注出装置が記載されている。この飲料注出装置では、缶容器の内部を電動ポンプによって加圧して、容器内部の飲料を外部に注出するようにしている。
特開2000−85890号公報
前述の特許文献1のような飲料注出装置によって、店内での飲料等の運搬の頻度を減少させることができる。ただし、特許文献1の飲料注出装置は市販の2〜3リットルの大型缶入りビールなどをそのまま利用するものであるため、飲食店等に備え付けられた業務用飲料サーバーとの連携ができない。2〜3リットルの缶入りビールを別途適温に冷却しておく必要があり、飲料の冷却を効率的に行うことができない。
また、缶容器の内部を加圧して飲料を外部に注出するようにしているが、飲料注出装置の使用後に容器からキャップを取り外す際に、容器の内部が加圧状態であると内圧でキャップが飛び出したり、容器内の飲料が外部に吹き出して飛散したりする可能性がある。このようにキャップが飛び出した場合には、装置が破損したり作業者が負傷したりするおそれもある。また、飲料が外部に吹き出し場合には、周囲の環境を汚してしまうため、清掃作業が必要となる。また、このような環境の汚染は衛生的にも問題となる。
そこで、本発明は、飲食者のテーブル等の卓上で飲料を分配することのできる小型の飲料ディスペンサにおいて、外蓋を取り外す際に内部の加圧ガスを安全かつ確実に外部に解放することのできる飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の飲料ディスペンサは、飲料を収容する真空断熱容器を含むディスペンサ本体と、前記真空断熱容器を密封状態とするとともに、前記真空断熱容器内部の飲料を外部に注出可能な注出蓋と、前記ディスペンサ本体に開閉可能および取り外し可能に固定される外蓋と、前記真空断熱容器の内部に加圧ガスを供給する加圧ポンプと、飲料が注出される注出口と、飲料の注出を開閉するための注出レバーと、前記ディスペンサ本体に前記外蓋を固定する固定手段と、前記固定手段を操作して前記外蓋の固定を解除することが可能な操作手段と、前記真空断熱容器の内部の加圧ガスを外部に解放する内圧解放弁と、前記内圧解放弁を解放状態とすると同時に、前記操作手段を操作可能な状態とする安全手段とを有するものである。
また、上記の飲料ディスペンサにおいて、前記安全手段は、下方に押し込むことが可能なものであり、前記安全手段を下方に押し込むことによって前記操作手段を引き上げて前記外蓋の固定を解除することが可能となるものであることが好ましい。
また、上記の飲料ディスペンサにおいて、前記加圧ポンプは前記外蓋に設置されており、前記外蓋に配置された電池によって駆動されるものであることが好ましい。
また、上記の飲料ディスペンサにおいて、前記加圧ポンプは、前記注出レバーの操作によって動作するものであることが好ましい。
また、上記の飲料ディスペンサにおいて、前記注出レバーの操作方向により、前記注出口から注出される飲料の性質を切り換えることができるものであることが好ましい。
本発明は、以上のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
本発明の飲料ディスペンサによれば、外蓋をディスペンサ本体から取り外す際には、必ずその前に真空断熱容器の内部の加圧ガスを外部に解放することとなり、容器内部の飲料が吹き出して周囲に飛散したり、注出蓋が飛び出してしまうこともなくなり、安全に外蓋を取り外すことができる。
図1は、本発明の飲料ディスペンサ1の全体構成を示す側面図である。 図2は、飲料ディスペンサ1の全体構成を示す正面図である。 図3は、飲料ディスペンサ1を上方から見た平面図である。 図4は、飲料ディスペンサ1の内部構成を示す断面図である。 図5は、飲料ディスペンサ1の外蓋14を取り外す第1の手順を示す断面図である。 図6は、外蓋14を取り外す第2の手順を示す断面図である。 図7は、外蓋14を取り外す第3の手順を示す断面図である。 図8は、外蓋14を取り外す第4の手順を示す断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の飲料ディスペンサ1の全体構成を示す側面図である。また、図2は飲料ディスペンサ1の全体構成を示す正面図であり、図3は飲料ディスペンサ1を上方から見た平面図である。飲料ディスペンサ1は、飲食店等において、飲食者のテーブル等の卓上で飲料を分配することのできる小型の飲料ディスペンサである。飲料ディスペンサ1から各飲食者のグラス等に飲料を注出分配することができるため、飲料等の運搬の頻度を大幅に減少させることができ、各飲食者への飲料の提供を効率的に行うことができる。
また、飲料ディスペンサ1の飲料を収容する部分は密封型の真空断熱容器となっており、収容している飲料の温度を長時間適温に保つことができる。また、密封容器となっているため生ビール等の発泡性の飲料を収容しても二酸化炭素ガスが飲料から抜けにくくなっている。
飲料ディスペンサ1は、ディスペンサ本体11と外蓋14を備えている。外蓋14はディスペンサ本体11に対して着脱可能に固定されている。外蓋14の取り外し手順については後に詳しく説明する。ディスペンサ本体11は真空断熱容器12を含むものである。真空断熱容器12は容器を構成する壁面が2重壁になっており、2重壁の中間部分が十分な低圧状態とされている。真空断熱容器12は保温性に優れており、適温状態の飲料を収容した場合でも、飲料の温度を長時間適温に保つことができる。真空断熱容器12はほぼ円筒形状の容器であり、ステンレス材によって形成されている。
ディスペンサ本体11の後方には取っ手111が固定されている。取っ手111を手で持つことにより、飲料ディスペンサ1全体を容易に運搬することができる。飲料ディスペンサ1には、飲食店内の業務用飲料サーバーから適温の飲料を注出して収容することができる。業務用飲料サーバーから注出した飲料をそのまま利用できるため、ビール飲料などの冷却も他容器のビール飲料を別途冷却する必要が無いなど効率的に行うことができる。飲料を収容した飲料ディスペンサ1は取っ手111を持って飲食者のテーブルまでそのまま運ぶことができる。飲料が密封状態で収容されているため、飲料をこぼしたりすることもない。
ディスペンサ本体11の前方上部には注出口16が設けられている。また、飲料ディスペンサ1の頭頂部には注出レバー15が突出して設けられている。この飲料ディスペンサ1は生ビール等のビール飲料用として最適化されたものである。注出口16は後述するダウンチューブ131と図示しない軟質材料からなる流路ホースで連結されており、流路ホースは注出レバー15により押し潰すことで平時は閉鎖されており、注出口16から飲料が注出されないようになっている。注出レバー15を前方または後方に操作することで、注出レバー15による流路ホースの閉鎖が解除され、注出口16とダウンチューブ131が連通する。
本実施例では注出レバー15を前方に倒すように操作すると、注出口16からほぼ泡無しのビール飲料が注出される。注出レバー15を後方に倒すように操作すると、注出口16からほぼ泡のみのビール飲料が注出される。なお、ビール飲料を泡立てる構造としては、超音波による構造やオリフィスの原理を用いた構造などが公知である。各飲食者がビール飲料等をグラス等に注出する際に、それぞれの注出量を調整することによって、ビール飲料等の泡と液状の部分の割合を最適な状態とすることができる。
このように、注出レバー15の操作方向により、注出口16から注出される飲料の性質を切り換えることができるので、ビール飲料等の泡の量などを最適な状態に調整することができる。なお、図2に示すように、注出口16は左右に2連の注出口を備えており、向かって右側の注出口からはほぼ泡無しのビール飲料が注出され、向かって左側の注出口からはほぼ泡のみのビール飲料が注出される。
ディスペンサ本体11の前方下部にはトレイ部112が配置されている。トレイ部112の上面には楕円形状の凹部が形成されている。注出口16からしたたり落ちた飲料は、この凹部に溜まって周囲に流出することはない。
図3に示すように、飲料ディスペンサ1の頭頂部には、外蓋14を取り外す際に使用する操作部1412と安全ボタン143とが配置されている。これらの構成の機能や外蓋14の取り外し手順については後に詳しく説明する。
図4は、飲料ディスペンサ1の内部構成を示す断面図である。なお、取っ手111、トレイ部112は点線で示している。真空断熱容器12の上端の開放部にはディスペンサ本体11が接続されており、そのディスペンサ本体11の開放部に注出蓋13が取り付けられている。真空断熱容器12とディスペンサ本体11の間、ディスペンサ本体11と注出蓋13の間は密封状態となるように封止部材等によって封止されている。これにより真空断熱容器12は密封容器となっている。
注出蓋13にはダウンチューブ131が設けられている。真空断熱容器12の内部の飲料はダウンチューブ131を通して外部に注出される。外蓋14の内部には加圧ポンプ144と、加圧ポンプ144を駆動するための電池145が配置されている。加圧ポンプ144を駆動することにより、外部の空気を加圧して真空断熱容器12の内部に送り、容器内部の圧力を上昇させて飲料をダウンチューブ131を通して外部に注出することができる。
外蓋14がディスペンサ本体11に取り付けられている場合は、加圧ポンプ144の加圧ガス供給口1441と、注出蓋13に設けられた加圧ガス通路133とが気密状態で接続されている。加圧ポンプ144によって加圧された加圧ガスは、加圧ガス供給口1441から加圧ガス通路133を通って真空断熱容器12の内部に送られる。なお、ここでは加圧ポンプ144および電池145を外蓋14に配置するようにしているが、これらは外蓋14ではなく注出蓋13上に配置することもできるし、ディスペンサ本体11の内部に配置することもできる。
加圧ポンプ144は、注出レバー15の操作によって駆動が開始される。注出レバー15を前方または後方に倒すと加圧ポンプ144の駆動が開始され、注出レバー15を直立状態に戻すと加圧ポンプ144の駆動が停止される。つまり、注出レバー15を前方または後方に倒すことで加圧ポンプ144が駆動され、外部の空気を加圧して、加圧ガス供給口1441から加圧ガス通路133を通って真空断熱容器12の内部に送り、容器内部の圧力を上昇させて飲料をダウンチューブ131から流路ホースへと導く。
また、注出レバー15を前方または後方に倒すことで流路ホースの閉鎖が解除されて注出口16とダウンチューブ131が連通するので、飲料を注出口16より注ぐことができる。注出レバー15を直立状態に戻すと加圧ポンプ144の駆動が停止されるとともに、流路ホースが閉鎖されて飲料の注出は停止される。このとき真空断熱容器12は密封状態となる。
また、加圧ポンプ144から真空断熱容器12への加圧ガス通路133には逆止弁が設けられており、加圧ポンプ144が停止しても容器内部の加圧ガスが通路を逆流して外部に放出されることはない。すなわち、真空断熱容器12は内部が高圧状態になれば、その高圧状態をずっと保つことになる。
注出蓋13には、真空断熱容器12の内部の加圧ガスを外部に解放するための内圧解放弁132が設けられている。真空断熱容器12は内部が高圧状態に保たれているため、その状態で外蓋14を取り外すことには問題がある。すなわち、高圧状態のまま外蓋14を取り外すと内部の圧力によって注出蓋13が上昇してしまい、それによって生じた隙間から飲料が吹き出して周囲に飛散したり、注出蓋13が飛び出してしまうおそれがある。
したがって、飲料ディスペンサ1から外蓋14を取り外す際には、その前に真空断熱容器12の内部の加圧ガスを外部に解放する必要がある。外蓋14に設けられた安全ボタン143はそのために設けられた安全機構である。安全ボタン143を下方に押圧すると、内圧解放弁132を開放状態として容器内部の加圧ガスを外部に解放することができる。なお、安全ボタン143は弾性部材によって上方に付勢されており、内圧解放弁132は弾性部材によって閉鎖方向(上方)に付勢されている。したがって、通常使用時は内圧解放弁132は閉鎖状態となっている。
外蓋14には、回動部材141が回動可能に設けられている。回動部材141の下端部には固定爪1411が形成されており、その固定爪1411がディスペンサ本体11の突出部に係合して、外蓋14をディスペンサ本体11に固定している。回動部材141は固定爪1411が突出部に係合する方向に図示しない弾性部材によって付勢されている。外蓋14とディスペンサ本体11とは、ディスペンサ本体11前方側の係合部と、後方側のこの固定爪1411の係合によって互いに固定されている。
回動部材141の上端側には操作部1412が設けられている。操作部1412を上方に引き上げることにより、固定爪1411の係合を外して外蓋14をディスペンサ本体11から取り外すことができる。この操作部1412を操作するためには、その前に安全ボタン143を下方に押し込むことが必要である。
安全ボタン143を下方に押し込むと、安全ボタン143上面と操作部1412との間にできた隙間から指を挿入して、操作部1412を上方に引き上げることができるようになる。安全ボタン143を下方に押し込んでいない状態では、操作部1412を上方に引き上げることはできない。このような構成により、外蓋14を取り外す際には、必ずその前に真空断熱容器12の内部の加圧ガスを外部に解放することとなり、安全に外蓋14を取り外すことができる。
次に、外蓋14を取り外す際の手順を図面を参照して説明する。外蓋14を取り外す際には、まず、図5に示すように、注出レバー15を取り外す。注出レバー15は根元から簡単に取り外すことができる構造になっている。そして、安全ボタン143を下方に押し込む。その際に安全ボタン143の下端部が内圧解放弁132を開放状態として容器内部の加圧ガスを外部に解放することになる。
次に、図6に示すように、安全ボタン143上面と操作部1412との間にできた隙間から指を挿入して、操作部1412を上方に引き上げる。すると、回動部材141が係合解除方向に回動して、回動部材141の下端の固定爪1411と突出部の係合が外れることになる。この状態では、外蓋14をディスペンサ本体11から取り外すことが可能となる。
次に、図7に示すように、外蓋14の後端側をディスペンサ本体11から引き上げる。これにより、ディスペンサ本体11前方側の係合部を外すことが可能となる。そして、ディスペンサ本体11前方側の係合部を外し、図8に示すように、外蓋14全体をディスペンサ本体11から引き離す。以上の手順によって、外蓋14をディスペンサ本体11から取り外すことができる。このように、外蓋14を取り外す際には、必ずその前に真空断熱容器12の内部の加圧ガスを外部に解放することとなり、安全に外蓋14を取り外すことができる。外蓋14を取り外せば、さらに注出蓋13を取り外すことができ、真空断熱容器12への新たな飲料の補充や、容器内部の洗浄作業等を行うことができる。
なお、外蓋14をディスペンサ本体11に取り付けるには、まず外蓋14とディスペンサ本体11前方側の係合部を係合させ、それから外蓋14の後方側をディスペンサ本体11に係合させる。飲料ディスペンサ1の使用開始時には、ディスペンサ本体11から外蓋14を取り外し、次いで注出蓋13を取り外して真空断熱容器12内部に飲料を収容する。そして、ディスペンサ本体11の開放部に注出蓋13を取り付け、続いてディスペンサ本体11に外蓋14を取り付ける。これで、飲料ディスペンサ1が使用可能となる。
以上のように、本発明の飲料ディスペンサ1によれば、外蓋14をディスペンサ本体11から取り外す際には、必ずその前に真空断熱容器12の内部の加圧ガスを外部に解放することとなり、容器内部の飲料が吹き出して周囲に飛散したり、注出蓋13が飛び出してしまうこともなくなり、安全に外蓋14を取り外すことができる。
本発明によれば、飲料ディスペンサの外蓋をディスペンサ本体から取り外す際には、必ずその前に真空断熱容器の内部の加圧ガスを外部に解放することとなる安全な飲料ディスペンサを提供することができる。
1 飲料ディスペンサ
11 ディスペンサ本体
12 真空断熱容器
13 注出蓋
14 外蓋
15 注出レバー
16 注出口
111 取っ手
112 トレイ部
131 ダウンチューブ
132 内圧解放弁
133 加圧ガス通路
141 回動部材
143 安全ボタン
144 加圧ポンプ
145 電池
1411 固定爪
1412 操作部
1441 加圧ガス供給口

Claims (5)

  1. 飲料を収容する真空断熱容器(12)を含むディスペンサ本体(11)と、
    前記真空断熱容器(12)を密封状態とするとともに、前記真空断熱容器(12)内部の飲料を外部に注出可能な注出蓋(13)と、
    前記ディスペンサ本体(11)に開閉可能および取り外し可能に固定される外蓋(14)と、
    前記真空断熱容器(12)の内部に加圧ガスを供給する加圧ポンプ(144)と、
    飲料が注出される注出口(16)と、
    飲料の注出を開閉するための注出レバー(15)と、
    前記ディスペンサ本体(11)に前記外蓋(14)を固定する固定手段(1411)と、
    前記固定手段(1411)を操作して前記外蓋(14)の固定を解除することが可能な操作手段(1412)と、
    前記真空断熱容器(12)の内部の加圧ガスを外部に解放する内圧解放弁(132)と、
    前記内圧解放弁(132)を解放状態とすると同時に、前記操作手段(1412)を操作可能な状態とする安全手段(143)とを有する飲料ディスペンサ。
  2. 請求項1に記載した飲料ディスペンサであって、
    前記安全手段(143)は、下方に押し込むことが可能なものであり、前記安全手段(143)を下方に押し込むことによって前記操作手段(1412)を引き上げて前記外蓋(14)の固定を解除することが可能となるものである飲料ディスペンサ。
  3. 請求項1,2のいずれか1項に記載した飲料ディスペンサであって、
    前記加圧ポンプ(144)は前記外蓋(14)に設置されており、前記外蓋(14)に配置された電池(145)によって駆動されるものである飲料ディスペンサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載した飲料ディスペンサであって、
    前記加圧ポンプ(144)は、前記注出レバー(15)の操作によって動作するものである飲料ディスペンサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載した飲料ディスペンサであって、
    前記注出レバー(15)の操作方向により、前記注出口(16)から注出される飲料の性質を切り換えることができるものである飲料ディスペンサ。
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