JPH09258311A - フィルム給送装置 - Google Patents

フィルム給送装置

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Publication number
JPH09258311A
JPH09258311A JP8066460A JP6646096A JPH09258311A JP H09258311 A JPH09258311 A JP H09258311A JP 8066460 A JP8066460 A JP 8066460A JP 6646096 A JP6646096 A JP 6646096A JP H09258311 A JPH09258311 A JP H09258311A
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JP
Japan
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film
perforation
feeding
winding
time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8066460A
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English (en)
Inventor
Satoshi Miyazaki
敏 宮崎
Satoshi Kawakami
智 川上
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/819,217 priority patent/US5915137A/en
Publication of JPH09258311A publication Critical patent/JPH09258311A/ja
Priority to US09/280,925 priority patent/US6167207A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling
    • G03B1/60Measuring or indicating length of the used or unused film; Counting number of exposures

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムの給送開始時にフィルム位置が所定の
位置からずれている場合においても、一個のパーフォレ
ーション検出センサを用いて、正確にフィルムを位置合
わせすることができるフィルム給送装置を提供する。 【解決手段】このフィルム給送装置においては、フィル
ム4の給送中にパーフォレーション幅とパーフォレーシ
ョン間幅とがマイクロコンピュータ12内の計時手段に
より時間として、またはパーフォレーション検出回路1
4によりフィルム移動量として計測される。そして、こ
のパーフォレーション間幅として計測された時間または
フィルム移動量が上記パーフォレーション幅のそれらの
所定倍よりも短い場合には、モータ駆動回路18、モー
タ16によりフィルム4の給送動作が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一フレームに対し
て二個のパーフォレーションを有するフィルムを使用す
る、カメラ等に搭載されるフィルム給送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、一フレームに対して、所定の位置
に二個のパーフォレーションを有するフィルムと、その
フィルムを使用するカメラ等のフィルム給送装置が提案
されている。
【0003】このフィルムでは、各フレームの撮影領域
に対して二個のパーフォレーションがそれぞれ所定の位
置に設けられているため、フォトリフレクタ(以下PR
と記す)などのパーフォレーション検出手段を用いて、
パーフォレーションを二個計数したり、あるいは二つの
PRを用いてカメラの露光アパーチャとフィルムの露光
領域を正確に位置合せすることが可能である。
【0004】さらに、このような正確なフィルム給送が
可能となるのみならず、ラボ処理においても、同様にフ
ィルムの正確な位置合せが可能となるため、自動ラボ装
置での間違った処理もなくすことができるものと期待さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ムの給送に際して、モータの電源電圧変動や温度・湿度
等の環境変化により、フィルムの停止位置が微妙にずれ
てしまうことがある。また、フィルムの給送中に装置の
電源が断たれてしまえば、フィルムの停止位置は正規の
位置とは全くずれてしまう。さらに、正しく給送された
場合でも、振動によってフィルムが移動してしまうこと
も考えられる。
【0006】このような状態から次の給送を行う場合、
一つのPRで給送を制御する方法では、誤ったパーフォ
レーションを計数してしまい、結果として停止位置が一
パーフォレーション分ずれてしまうことがある。そして
一度、パーフォレーションの計数を誤ると、以降のフレ
ームについてもずれた状態が繰り越されてしまうことに
なる。
【0007】また、二つのPRで二個のパーフォレーシ
ョンを同時に検出する方法を用いた場合には、上述した
ようなフレームに対して停止位置がずれてしまうという
問題は解決されるものの、信号の処理回路等も二個必要
になるため、カメラの小型化の妨げになるばかりでな
く、コストアップにもつながってしまう。
【0008】そこで本発明は、上記問題を解決するため
になされたものであり、フィルムの給送開始時にフィル
ム位置が所定の位置からずれている場合においても、一
個のパーフォレーション検出センサを用いることによ
り、正確にフィルムを位置合わせすることができるフィ
ルム給送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフィルム給送装置は、一フレームに対して二
個のパーフォレーションを有するフィルムを用いるフィ
ルム給送装置であって、上記フィルムの給送中に上記パ
ーフォレーション幅とパーフォレーション間幅とを計測
し、この計測結果に基づいて給送動作を停止させること
を特徴とする。
【0010】また、本発明のフィルム給送装置は、一フ
レームに対して二個のパーフォレーションを有するフィ
ルムを用いるフィルム給送装置であって、上記フィルム
を給送するフィルム給送手段と、上記パーフォレーショ
ンの端部を検出したときに出力信号の状態を反転するパ
ーフォレーション検出手段と、上記フィルム給送手段に
よる上記フィルムの給送中に、上記パーフォレーション
検出手段によるパーフォレーションの端部の検出により
上記パーフォレーション幅とパーフォレーション間幅と
を計測する計測手段と、上記パーフォレーション幅また
はパーフォレーション間幅の一方の値を所定倍する演算
手段と、上記端部の検出時から、上記演算手段により演
算された上記パーフォレーション幅またはパーフォレー
ション間幅の所定倍の量をフィルムが移動される以前に
パーフォレーションの次の端部を検出したときに、上記
フィルムの給送を停止させる制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0011】また、本発明のフィルム給送装置は、一フ
レームに対して二個のパーフォレーションを有するフィ
ルムを用いるフィルム給送装置であって、上記フィルム
を給送するフィルム給送手段と、上記パーフォレーショ
ンの端部を検出したときに出力信号の状態を反転するパ
ーフォレーション検出手段と、上記フィルム給送手段に
よる上記フィルムの給送中に、上記パーフォレーション
検出手段によるパーフォレーションの一方の端部の検出
と他方の端部の検出によって、パーフォレーション幅を
計測する第1の計測手段と、上記フィルム給送手段によ
る上記フィルムの給送中に、上記パーフォレーション検
出手段による上記端部の検出と次のパーフォレーション
の端部の検出によって、パーフォレーション幅及びパー
フォレーション間幅、またはパーフォレーション間幅の
みを計測する第2の計測手段と、上記第1の計測手段に
よって求められた計測値と上記第2の計測手段によって
求められた計測値との比を所定値と比較し、この比較結
果に基づいて上記フィルムの給送を停止させる制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明の一フレームに対して二
個のパーフォレーションを有するフィルムを用いるフィ
ルム給送装置においては、上記フィルムの給送中に上記
パーフォレーション幅とパーフォレーション間幅とが計
時手段により時間として、またはフィルム移動量検出手
段等によりフィルム移動量として計測される。そして、
このパーフォレーション間幅として計測された時間また
はフィルム移動量が上記パーフォレーション幅のそれら
の所定倍よりも短い場合には、制御手段によりフィルム
の給送動作が停止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る第1の実施
の形態のフィルム給送装置を搭載したカメラの特徴部の
構成を示す図である。図1(a)は、このカメラの背面
側から見たフィルム給送装置の様子を示すものであり、
フィルムカートリッジ2から出たフィルム4がカメラの
巻き取りスプール6に巻き取られている様子を示してい
る。
【0014】二点鎖線で囲んだ領域は、カメラの露光ア
パーチャ8にあたる部分で、図1(a) ではフィルムの
nフレーム目(Fn )が露光位置に合された状態となっ
ている。
【0015】図1(a)において、P(n−1)s,P
nf,Pns,P(n+1)fで示しているのはフィル
ム4のパーフォレーションであり、これについては後で
詳しく説明する。例えば、nフレーム目が露光位置にあ
るときに、このnフレーム目に対応するパーフォレーシ
ョンの有無を検出するために、パーフォレーションPn
fの位置にフォトリフレクタ(以下PRと記す)10が
一致するように配置されている。このPR10は、フィ
ルム4の給送中にフィルム面に投光した赤外光の反射光
を受光したときには、フィルム部であることを検出して
“High(H)”の信号を出力し、反射光を受光しな
いときにはパーフォレーション部であることを検出して
“Low(L)”の信号を出力することにより、パーフ
ォレーションの有無を検出できるようになっている。
【0016】図1(b)は、本フィルム給送装置をカメ
ラの上面側から見たものであり、回路部を含めた本フィ
ルム給送装置の構成を示す図である。このフィルム給送
装置の動作全般の制御を司るマイクロコンピュータ12
には、上記PR10が接続されたパーフォレーション検
出回路14と、フィルム4を給送するためのモータ16
が接続されたモータ駆動回路18とが接続されている。
【0017】上記PR10からの検出信号は、パーフォ
レーション検出回路14でデジタル信号に変換された
後、マイクロコンピュータ12に出力される。また、マ
イクロコンピュータ12は、モータ駆動回路18を介し
てモータ16の駆動制御を行う。モータ16の動力は、
ギヤ列を介して巻き取りスプール6に伝達され、この巻
き取りスプール6の回転によってフィルム4の給送が行
われる。
【0018】上記マイクロコンピュータ12は、プログ
ラムを記憶したROM、RAM、各種の演算を行う演算
回路、計時を行うためのタイマ、及び各種情報を記録す
る不揮発性メモリのEEPROM等から構成されてい
る。
【0019】図2は、本フィルム給送装置に用いられる
フィルムの構造を示す図であり、フィルム4がカートリ
ッジ2から引き出された状態を示している。各フレーム
の露光領域は、二点鎖線によって囲まれた領域に規定さ
れていて、フィルムリーダ側よりF1,F2,…,F2
4で表してある。なお、この図2は24枚撮りのフィル
ムを例にとっている。
【0020】各フレームには、対応するパーフォレーシ
ョンが2個づつ設けられており、例えば、nフレーム目
(Fn)に対応するパーフォレーションにはPnf、P
nsと記してある。添字のfは、フィルムのリーダ寄り
であることを示し、またSはカートリッジ寄りであるこ
とを示している。
【0021】次に、図3に示すフローチャートを用い
て、本フィルム給送装置が搭載されたカメラの動作につ
いて説明する。このフローチャートは、カメラの動作の
うち、本発明の説明に必要な部分を抜粋したものであ
る。
【0022】カメラに電池を装填したり、または不図示
の電源スイッチをオンすると、マイクロコンピュータ1
2が起動し、このマイクロコンピュータ12に内蔵され
たROMに記憶されたプログラムが順次実行される。
【0023】まず、マイクロコンピュータ12は、この
マイクロコンピュータ12に内蔵するEEPROMか
ら、“巻き上げ中フラグ”を内蔵するRAMに読み込む
(ステップS100)。マイクロコンピュータ12は読
み込んだ“巻き上げ中フラグ”から、フィルム4の巻き
上げ動作中か否かを判断する(ステップS101)。
【0024】後述するように、この“巻き上げ中フラ
グ”は、フィルム4の巻き上げ動作中には、すなわち、
巻き上げ動作が開始され完了するまでは“1”にセット
されてEEPROMに記憶されるようになっている。よ
って、上記ステップS101で、“巻き上げフラグ”が
“1”にセットされているときは、巻き上げ動作の途中
であったことを意味する、すなわち、以前のフィルムの
巻き上げ動作中に電池が抜かれるなどして、一フレーム
分の巻き上げ動作が完了していない状態で、電源が復帰
したことを意味する。そこで、マイクロコンピュータ1
2は、以下のような復帰動作を実行する。
【0025】マイクロコンピュータ12は、モータ駆動
回路18を介してモータ16を駆動し、一フレーム分の
巻き上げ動作を行ってこの巻き上げを完了させる(ステ
ップS102)。ここでの巻き上げ動作は、後述するス
テップS109での正常な一フレーム巻き上げ動作と全
く同等の処理を行うが、詳細については後で説明する。
【0026】続いて、上記ステップS102において、
巻き上げが完了したので、マイクロコンピュータ12は
RAMに記憶された“巻き上げ中フラグ”を“0”にク
リアし(ステップS103)、これをEEPROMに書
き込んで記憶させる(ステップS104)。
【0027】次に、マイクロコンピュータ12は、不図
示のレリーズ釦が押されているか否かを判断する(ステ
ップS105)。ここで、レリーズ釦が押されていれ
ば、ステップS106以降の撮影動作を実行する。
【0028】マイクロコンピュータ12は、不図示のシ
ャッタを駆動し、フィルム4に対して露光を行う(ステ
ップS106)。続いて、マイクロコンピュータ12
は、RAMに記憶された“巻き上げ中フラグ”を“1”
にセットし(ステップS107)、これをEEPROM
に書き込んで記憶させる(ステップS108)。そし
て、次の撮影に備えて、モータ駆動回路18を介してモ
ータ16を駆動し、フィルム4の一フレーム分の巻き上
げ動作を行う(ステップS109)。その後、巻き上げ
が完了したので、マイクロコンピュータ12はRAMに
記憶された“巻き上げ中フラグ”を“0”にクリアし
(ステップS110)、これをEEPROMに書き込ん
で記憶させる(ステップS111)。
【0029】このステップS107〜S111の処理に
よって、上記ステップS109で巻き上げ動作を行って
いる際には、不揮発性メモリのEEPROMに巻き上げ
動作中である旨の情報が記憶されていることになる。し
たがって、仮に、ステップS109で巻き上げ実行中に
電池が抜き取られると、ステップS110,S111は
実行されないので、EEPROMには“巻き上げ中フラ
グ”が“1”セットされたままの状態になる。これによ
り、電池を再装填すると、ステップS100〜S104
での上述の復帰動作が可能となる。
【0030】次に、図4に示すフローチャートを用い
て、図3中のステップS102及びS109の「巻き上
げ」の動作を詳細に説明する。マイクロコンピュータ1
2は、巻き上げ動作中に、フォトリフレクタ(PR)1
0をパーフォレーションが通過する時間Tを計時してい
る間“1”にセットされる“T計時中フラグ”を“0”
にクリアする(ステップS200)。さらに、上記Tを
k倍した時間を計時している間“1”にセットされる
“kT計時中フラグ”を“0”にクリアする(ステップ
S201)。
【0031】続いて、マイクロコンピュータ12は、P
R10が検出するPR信号の状態を記憶しておくための
“PR前状態フラグ”を“0”にクリアする(ステップ
S202)。なお、後述するようにこの“PR前状態フ
ラグ”は、フィルム給送中においてはPR信号が“H”
レベルのとき“1”にセットされ、また“L”レベルの
とき“0”にクリアされるものである。
【0032】以上の初期設定を行った後、マイクロコン
ピュータ12はモータ駆動回路18を介してモータ16
を駆動することにより、フィルム4の巻き上げを開始す
る(ステップS203)。マイクロコンピュータ12
は、PR信号をモニタして、PR信号が“H”か“L”
かを検出する、すなわち、パーフォレーションの有無を
検出する(ステップS204)。ここで、パーフォレー
ションがPR10の位置にあると、PR信号は“L”レ
ベルであり、この場合には“PR前状態フラグ”が
“0”か“1”かを判断する(ステップS205)。
【0033】上記ステップS205にて、“PR前状態
フラグ”が“0”にクリアされている場合は、パーフォ
レーションがPR10を通過中であることを意味するの
で、パーフォレーションの通過が完了するまで上記ステ
ップS204に戻り、PR信号のモニタを続ける。
【0034】また、上記ステップS205にて、“PR
前状態フラグ”が“1”にセットされている場合は、パ
ーフォレーションのフィルムリーダ寄りの端を検出した
ことになるので、“PR前状態フラグ”を“0”にクリ
アし(ステップS206)、“PR前状態フラグ”をP
R信号のレベルと合せておく。
【0035】次に、マイクロコンピュータ12は、“k
T計時中フラグ”が“0”か“1”かを判断する(ステ
ップS207)。すなわち、“kT計時中フラグ”を用
いて、検出したパーフォレーションの端が、巻き上げを
停止させるべきパーフォレーション、即ち、nフレーム
目への給送におけるパーフォレーションPnfであるか
否かを判断する。ここで、後述するように“kT計時中
フラグ”が“1”にセットされていれば、検出したパー
フォレーションは該当パーフォレーションと判断できる
ので、モータ16を停止させて(ステップS208)、
「巻き上げ」の動作を終了する。
【0036】一方、上記ステップS207にて“kT計
時中フラグ”が“0”にクリアされている場合、すなわ
ち、該当パーフォレーションではないと判断したときに
は、パーフォレーションの通過時間Tを計時するため
に、タイマをスタートさせ(ステップS209)、“T
計時中フラグ”を“1”にセットした後(ステップS2
10)、上記ステップS204に戻る。
【0037】次に、上記ステップS204にてPR信号
が“H”レベルであった場合、すなわち、パーフォレー
ションがPR10上に位置していない場合は、上記ステ
ップS205の処理と同様に“PR前状態フラグ”が
“0”か“1”かを判断する(ステップS211)。こ
こで、“PR前状態フラグ”が“0”にクリアされてい
れば、PR信号が“L”レベルから“H”レベルに変化
したことになり、すなわち、パーフォレーションのカー
トリッジ寄りの端を検出したことになるので、“PR前
状態フラグ”を“1”にセットして(ステップS21
2)、“PR前状態フラグ”をPR信号のレベルと合せ
ておく。
【0038】次に、マイクロコンピュータ12は、“T
計時中フラグ”が“0”か“1”かを判断する、すなわ
ち、パーフォレーションの通過時間Tを計時中か否かを
判断する(ステップS213)。ここで、計時中でなけ
ればS204へ戻り、計時中であれば、上記ステップS
209でスタートしたタイマをストップさせる(ステッ
プS214)。
【0039】続いて、“T計時中フラグ”を“0”にク
リアし(ステップS215)、計時したパーフォレーシ
ョンの通過時間Tをk倍し(ステップS216)、算出
したkTを計時するタイマをスタートさせ(ステップS
217)、“kT計時中フラグ”を“1”にセットし
(ステップS218)、上記ステップS204に戻る。
【0040】さて、上記ステップS211にて、“PR
前状態フラグ”が“1”にセットされている場合は、フ
ィルム部分がPR10を通過中であることを意味し、マ
イクロコンピュータ12は“kT計時中フラグ”が
“0”か“1”かを判断する(ステップS219)。こ
こで、kT計時中でなければ上記ステップS204へ戻
り、kT計時中であれば、上記ステップS217でスタ
ートさせたタイマによりkT時間が経過したか否かを判
断する(ステップS220)。kT時間が経過していな
ければ上記ステップS204へ戻り、経過していれば、
“kT計時中フラグ”を“0”にクリアした後、上記ス
テップS204へ戻る。以上にて「巻き上げ」の動作を
終了する。
【0041】以上説明したように本第1の実施の形態で
は、フォトリフレクタ(PR)10をパーフォレーショ
ンが通過すると、その時点より通過に要した時間Tのk
倍の時間が経過するまで“kT計時中フラグ”がセット
されているので、この時間内に次のパーフォレーション
がPR10の位置にくれば巻き上げ完了と判断すること
になる。
【0042】図5は、上記図4に示した「巻き上げ」の
動作を説明するためのタイミングチャートである。な
お、この説明には、フィルムのnフレーム目から(n+
1)フレーム目への給送を想定している。つまり、図5
において、PR10が相対的に左から右へ移動し、PR
10がGの位置に一致したところで給送を停止させるこ
とになる。ただし、給送の開始位置は、上述したように
あらゆる場合が考えられるため、A(PR10がP(n
−1)sと一致)、B(PR10がP(n−1)sとP
nfの中間)、C(PR10がPnfと一致)、D(P
R10がPnfとPnsの中間)のそれぞれに分けて考
える。
【0043】A→G、B→Gの場合、図5に示すよう
に、モータ16を駆動して巻き上げを開始してから、最
初にPR10上を通過するパーフォレーションはPnf
であり、このパーフォレーションPnfの通過に要した
時間Tをk倍した時間内には、次のパーフォレーション
Pnsは検出されない。したがって、パーフォレーショ
ンPnfは結果的に無視される。そして、次に通過する
ことになるパーフォレーションPnsの通過に要する時
間Tのk倍の時間内にP(n+1)fが検出されるの
で、ここで巻き上げを停止させることになり、正しい巻
き上げ、すなわち、フィルムの露光領域が正確にカメラ
のアパーチャに位置合せされる。
【0044】また、C→G、D→Gの場合、巻き上げを
開始してから、最初にPR10上を通過するパーフォレ
ーションはPnsであり、通過に要した時間Tをk倍し
た時間内に次のP(n+1)fが検出されるので、この
場合にも正しい巻き上げが行われる。
【0045】しかしここで、上述したように、巻き上げ
中に電池が抜き取られるような極めて異常な事態が発生
した場合には、給送開始位置がE、あるいはFになるこ
とも考えられる。これらE、Fの場合には、結果的にA
→G、B→Gと同等の制御が行われるため、一フレーム
分余計に巻き上げて(n+2)フレーム目に停止するこ
とになる。しかし、二重露光をするという最悪のケース
を回避することができ、またそれ以降の巻き上げに異常
を繰り越すこともない。
【0046】なお、ここでの定数kは、パーフォレーシ
ョンの長さをLp、パーフォレーション間隔のうち短い
方の長さをLs、長い方の長さをLlとすると、Ls/
Lp< k < Ll/Lp の範囲で設定すればよい
が、フィルムの給送速度むら、PR信号をデジタル化す
る際のばらつきなどを考慮し、上記範囲の中央付近に定
めてやればよい。
【0047】以上はフィルムのnフレーム目が露光位置
にあるときに、PR10がパーフォレーションPnfと
一致するように配置された場合についての説明であった
が、例えば、PR10をP(n−1)sとPnfの中間
に配置した場合には、先にパーフォレーション間隔の通
過時間を計時し、その時間を所定倍(1/k倍)した時
間以内に、上記計時の終了の際に用いたパーフォレーシ
ョンの終端部を検出した場合に巻き上げを停止させてや
れば同様の制御が可能となる。
【0048】さらに、フィルムのnフレーム目が露光位
置にあるときに、PR10がパーフォレーションP(n
−1)sと一致するように配置すれば、先にパーフォレ
ーションの通過時間を計時し、その時間を所定倍(k
倍)した時間が経過した後に、次のパーフォレーション
が検出された場合に巻き上げを停止させれば同様の制御
が可能となる。
【0049】次に、図6に示すフローチャートを用い
て、図4に示した「巻き上げ」の動作の変形例について
説明する。このフローチャートの処理うち、上記図4に
示したフローチャートの処理と同一の処理、または相当
する処理については同一の記号を付し、その説明は省略
する。
【0050】まず、マイクロコンピュータ12は、フォ
トリフレクタ(PR)10に対するパーフォレーション
の通過時間T1 を計時中であることを示す“T1 計時中
フラグ”を“0”にクリアし(ステップS200a)、
さらに、パーフォレーション間の通過時間T2 を計時中
であることを示す“T2 計時中フラグ”を“0”にクリ
アしておく(ステップS201a)。
【0051】続いて、ステップS202〜ステップS2
06までの処理は、上記図4にて説明した処理と同様で
あるため、その説明は省略する。次に、巻き上げを開始
した後、PR信号のレベルが“H”から“L”に変化し
た場合は、つまり、パーフォレーションのフィルムリー
ダ寄りの端を検出した場合は、マイクロコンピュータ1
2はパーフォレーション間の通過時間T2 を計時中か否
かを判断する(ステップS230)。ここで、計時中で
なければ、パーフォレーションの通過時間T1 を計時す
るためにT1 計時タイマをスタートし(ステップS23
6)、“T1 計時中フラグ”を“1”にセットして(ス
テップS237)、上記ステップS204へ戻る。
【0052】一方、上記ステップS230にて、パーフ
ォレーション間の通過時間T2 を計時中であれば、T2
計時タイマをストップして(ステップS231)、“T
2 計時中フラグ”を“0”にクリアし(ステップS23
2)、すでに、計時してあるパーフォレーションの通過
時間T1 を用いて、R=T1 /(T1 +T2 )を算出す
る(ステップS233)。
【0053】ここでRは、パーフォレーションのフィル
ムリーダ寄りの端から次のパーフォレーションのフィル
ムリーダ寄りの端までの通過時間に対する最初のパーフ
ォレーションの通過時間の割合を表している。
【0054】続いて、マイクロコンピュータ12は、上
記Rと所定値Cを比較する(ステップS234)。ここ
で、R≧Cのとき、検出したパーフォレーションの端が
巻き上げを停止させるべきパーフォレーションであると
判断し、モータ16を停止して(ステップS208)、
「巻き上げ」の動作を終了する。一方、R<Cのとき
は、上記ステップS236へ移行する。
【0055】また、上記ステップS204にて、PR信
号が“H”レベルであった場合、すなわち、パーフォレ
ーションがPR10上に位置していない(フィルム部分
がPR10を通過中である)場合は、マイクロコンピュ
ータ12は“PR前状態フラグ”が“0”か“1”かを
判断する(ステップS211)。ここで、“PR前状態
フラグ”が“0”にクリアされていれば、PR信号が
“L”レベルから“H”レベルに変化したことになり、
すなわち、パーフォレーションのカートリッジ寄りの端
を検出したことになるので、“PR前状態フラグ”を
“1”にセットして(ステップS212)、“PR前状
態フラグ”をPR信号のレベルと合せておく。
【0056】次に、マイクロコンピュータ12は、“T
1 計時中フラグ”が“0”か“1”かを判断する、すな
わち、パーフォレーションの通過時間T1 を計時中か否
かを判断する(ステップS238)。ここで、計時中で
なければ上記ステップS204へ戻り、計時中であれば
上記ステップS236でスタートしたタイマをストップ
させる(ステップS239)。
【0057】続いて、マイクロコンピュータ12は、
“T1 計時中フラグ”を“0”にクリアして(ステップ
S240)、タイマの値T1 をRAMに記憶する(ステ
ップS241)。その後、パーフォレーション間の通過
時間T2 を計時するために、T2 計時タイマをスタート
させ(ステップS242)、“T2 計時中フラグ”を
“1”にセットして(ステップS243)、上記ステッ
プS204へ戻る。
【0058】図7は、上記図6に示した「巻き上げ」の
動作を説明するためのタイミングチャートである。な
お、このタイミングチャートは、先に説明した図5に対
応するものである。
【0059】上記図5にて説明した場合と同様に、A→
G、B→Gでは、巻き上げを停止させるべきパーフォレ
ーションP(n+1)fの前にPnf、Pnsが検出さ
れるが、Pnfの通過時間T1 とPnf,Pns間の通
過時間T2 の関係が、T1 /(T1 +T2 )<Cとなる
ため、Pnsを検出しても巻き上げを停止することはな
い。
【0060】一方、Pnsの通過時間T1 ′とPns,
P(n+1)f間の通過時間T2 ′の関係については、
C≦T1 ′/(T1 ′+T2 ′)となるので、正しくP
(n+1)fを検出した時点で巻き上げを停止する。
【0061】また、C→G、D→Gでは、Pnsの通過
時間T1 とPns,P(n+1)f間の通過時間T2
が、C≦T1 /(T1 +T2 )となるので、P(n+
1)fを検出した時点で巻き上げを停止する。なお、上
記定数Cは、Lp/(Lp+Ll)< C < Lp/
(Lp+Ls) の範囲で定めればよい。
【0062】また、上記判定には、T1 /(T1 +T2
)の関係式を用いたが、他の判定式を用いてもよい。
例えば、C>(T1 /T2 )では巻き上げを続行し、C
≦(T1 /T2 )で巻き上げを停止させるようにした場
合には、上記定数Cを(Lp/Ll)< C < (L
p/Ls)に設定しておけば、同様の効果が得られる。
【0063】次に、本発明に係る第2の実施の形態のフ
ィルム給送装置について説明する。図8は、第2の実施
の形態のフィルム給送装置の構成を示す図である。この
フィルム給送装置は、上記第1の実施の形態においてタ
イマを使用して判断しているフィルムの移動量を、より
正確に計測できるようにフィルム従動ローラ等を用いて
構成したものであり、上記図1に対して同等の構成に対
しては、同一の記号を付し、その部分については説明を
省略する。
【0064】図8において、フィルム4に対して圧接さ
れており、このフィルム4の移動に伴いすべりなく回転
する従動ローラ20は、ギヤ列等を介して、複数のスリ
ットが設けられた回転板22に接続されている。さら
に、この回転板22の回転を検出するフォトインタラプ
タ(以下PIと記す)24は、上記従動ローラ20の回
転量、すなわち、フィルム4の移動量をパルス信号に変
換するものであり、パルス信号検出回路26を介してマ
イクロコンピュータ12に接続されている。
【0065】また、モータ16と巻き取りスプール6を
連結するギヤ列中に連結された回転板28には、上記回
転板22と同様に複数のスリットが設けられている。こ
の回転板28の回転を検出するPI30は、上記巻き取
りスプール6の回転量をパルス信号に変換するものであ
り、上記パルス信号検出回路26を介してマイクロコン
ピュータ12に接続されている。これにより、巻き取り
スプール6の回転量、すなわち、フィルム4の移動量を
対応するパルス信号としてマイクロコンピュータ12で
読み取ることができるように構成されている。
【0066】次に、第2の実施の形態のフィルム給送装
置の動作について説明する。図9は、本フィルム給送装
置の「巻き上げ」の動作を示すフローチャートであり、
上記図4に示した「巻き上げ」の動作に相当するもので
ある。なお、上記図4にて説明したのと同等、あるいは
相当する処理については、同一の記号を付しその説明は
省略する。また、ここで用いるフィルム4の移動量に対
応するパルス信号は、PI24,PI30のどちらから
の信号を用いてもよいので、ここでは区分せず、単にパ
ルス信号として扱うことにする。
【0067】まず、マイクロコンピュータ12は、パー
フォレーション通過中のパルス数P1 を計数中であるこ
とを示す“P1 計数中フラグ”を“0”にクリアし(ス
テップS200b)、パルス数P1 のN倍のパルスを計
数中であることを示す“P2計数中フラグ”を“0”に
クリアしておく(ステップS201b)。
【0068】続いて、巻き上げを開始した後、PR信号
のレベルが“H”から“L”に変化した場合は、すなわ
ち、パーフォレーションのフィルムリーダ寄りの端を検
出した場合は、マイクロコンピュータ12は“P2 計数
中フラグ”が“0”か“1”かを判断する(ステップS
207b)。ここで、“P2 計数中フラグ”が“1”に
セットされていれば、検出したパーフォレーションは巻
き上げを停止させるべきパーフォレーションと判断でき
るので、モータ16を停止させて(ステップS20
8)、「巻き上げ」の動作を終了する。
【0069】一方、“P2 計数中フラグ”が“0”にク
リアされていれば、停止させるべきパーフォレションで
はないので、パーフォレーション通過中に発生するパル
ス数P1 を計数するために、パーフォレーション通過中
のパルス数を計数するP1 カウンタをリセットし(ステ
ップS209b)、“P1 計数中フラグ”を“1”にセ
ットし(ステップS210b)、上記ステップS204
へ戻る。
【0070】次に、ステップS204、S205にてP
R信号レベルが“L”区間であると判断されたときは、
パーフォレーションがPR10を通過中なので、マイク
ロコンピュータ12は“P1 計数中フラグ”が“0”か
“1”かを判断する(ステップS245)。ここで、
“P1 計数中フラグ”が“1”にセットされていれば、
P1 の計数中であると判断し、さらにパルス信号の発生
の有無を確認する(ステップS246)。パルス信号有
りと認められたときには、P1 カウンタに1加算して
(ステップS247)、上記ステップS204へ戻る。
一方、パルス信号無しと認められたときには、そのまま
上記ステップS204へ戻る。
【0071】さらに、上記ステップS245にて、“P
1 計数中フラグ”が“0”にクリアされていれば、P1
の計数中ではないと判断し、そのまま上記ステップS2
04へ戻る。このようにして、パーフォレーションが通
過している間に発生したパルス数がP1 カウンタに計数
されていく。
【0072】また、ステップS204、S211にてP
R信号レベルが“L”から“H”に変化すると、すなわ
ち、パーフォレーションのカートリッジ寄りの端を検出
したときには、マイクロコンピュータ12は“P1 計数
中フラグ”が“0”か“1”かを判断する(ステップS
213b)。ここで、“P1 計数中フラグ”が“0”に
クリアされていれば、上記ステップS204へ戻る。一
方、“1”にセットされていれば一パーフォレーション
の通過が完了したと判断できるので、“P1 計数中フラ
グ”を“0”にクリアし(ステップS215b)、パー
フォレーション通過中に計数したパルス数P1 をN倍し
て(ステップS216b)、減算カウンタであるP2 カ
ウンタにプリセットする(ステップS217b)。そし
て、“P2 計時中フラグ”を“1”にセットした後(ス
テップS218b)、上記ステップS204へ戻る。
【0073】また、ステップS204、S211にてP
R信号レベルが“H”区間であると判断されたときは、
パーフォレーションがPR10上に位置していない(フ
ィルム部分がPR10を通過中である)場合であり、マ
イクロコンピュータ12は“P2 計数中フラグ”が
“0”か“1”かを判断する(ステップS219b)。
ここで、“P2 計数中フラグ”が“0”にクリアされて
いれば、計数中でないとして上記ステップS204へ戻
る。
【0074】一方、“1”にセットされていれば、計数
中であると判断し、さらに、パルス信号の発生の有無を
確認する(ステップS248)。パルス信号有りと認め
られたときには、P2 カウンタの値を1減数し(ステッ
プS249)、この減数によりP2 カウンタの値が
“0”になったか否かを判断する(ステップS220
b)。ここで、“0”になったときは“P2 計数中フラ
グ”を“0”にクリアして(ステップS221b)、上
記ステップS204へ戻る。一方、“0”でないとき
は、そのまま上記ステップS204へ戻る。また、上記
ステップS248にてパルス信号無しと認められたと
き、及び上記ステップS219bにて“P2 計数中フラ
グ”が“0”にクリアされているときは、そのまま上記
ステップS204へ戻る。
【0075】つまり、パーフォレーションが通過するの
に要したフィルムの移動量に対して、さらに、そのN倍
のフィルムが移動する間に次のパーフォレーションが検
出されれば巻き上げを停止し、検出されなければ巻き上
げを継続することになる。
【0076】図10は、上記図9に示した「巻き上げ」
の動作を説明するためのタイミングチャートである。パ
ーフォレーション通過中に発生したパルス数Ppと、パ
ーフォレーション間が通過中に発生したパルス数Piの
関係が、Pi≦NPpであれば、巻き上げを停止させ、
一方、NPp<Piであれば巻き上げを継続する。
【0077】すると、図10(a)のような場合、2個
目のパーフォレーションで巻き上げが停止し、図10
(b)のような場合には、3個目のパーフォレーション
で巻き上げが停止する。ここで定数Nは、上述のLp、
Ls、Llを用いて、Ls/Lp < N < Ll/
Lp の範囲で中央点付近に定めればよい。
【0078】また、第1の実施の形態の中でも説明した
ように、PR10の配置を変えても判断の方法を変えれ
ば同様の制御が可能である。次に、図11に示すフロー
チャートを用いて、上記図9に示した「巻き上げ」の動
作の変形例について説明する。このフローチャートの処
理うち、上記図9に示したフローチャートの処理と同一
の処理、または相当する処理については同一の記号を付
し、その説明は省略する。
【0079】まず、マイクロコンピュータ12は、パー
フォレーション通過中のパルス数P1 を計数中であるこ
とを示す“P1 計数中フラグ”を“0”にクリアし(ス
テップS200b)、パーフォレーション間の通過中の
パルス数P2 を計数中であることを示す“P2 計数中フ
ラグ”を“0”にクリアする(ステップS201c)。
さらに、“PR前状態フラグ”を“0”にクリアしてお
く(ステップS202)。
【0080】続いて、巻き上げ駆動を開始した後(ステ
ップS203)、PR信号のレベルが“H”から“L”
に変化した場合は、すなわち、パーフォレーションのフ
ィルムリーダ寄りの端を検出した場合は、マイクロコン
ピュータ12は“P2 計数中フラグ”が“0”か“1”
かを判断する(ステップS230c)。ここで、“P2
計数中フラグ”が“0”にクリアされていれば、停止さ
せるべきパーフォレションではないので、パーフォレー
ション通過中に発生するパルス数P1 を計数するため
に、パーフォレーション通過中のパルス数を計数するP
1 カウンタをリセットし(ステップS209b)、“P
1 計数中フラグ”を“1”にセットして(ステップS2
10b)、上記ステップS204へ戻る。
【0081】一方、上記ステップS230cにて“P2
計数中フラグ”が“1”にセットされていれば、パルス
数P2 の計数が終了したと判断し、“P2 計数中フラ
グ”を“0”にクリアした後(ステップS232c)、
既に計数してあるパーフォレーション通過中に発生した
パルス数P1 と、計数が終了したパーフォレーション間
の通過中に発生したパルス数P2 を用いて、R=P1 /
(P1 +P2 )を演算する(ステップS233c)。
【0082】続いて、求めたRが定数Cに対して、R≧
Cが成り立つか否かを判断し(ステップS234c)、
R≧Cが成り立てばモータ16を停止させて(ステップ
S208)、「巻き上げ」の動作を終了する。一方、R
<Cであれば、上記ステップS209bに移行し再びパ
ーフォレーション通過中のパルス数P1 の計数を開始す
る。
【0083】また、ステップS204、S211にてP
R信号のレベルが“L”から“H”に変化した場合は、
パーフォレーションのカートリッジ寄りの端を検出した
ことになるので、マイクロコンピュータ12は“P1 計
数中フラグ”が“0”か“1”かを判断する(ステップ
S213b)。ここで、“P1 計数中フラグ”が“0”
にクリアされていれば、上記ステップS204へ戻る。
【0084】一方、“1”にセットされていれば、一パ
ーフォレーションの通過が完了したと判断できるので、
“P1 計数中フラグ”を“0”にクリアし(ステップS
215b)、パーフォレーション通過中に計数したパル
ス数P1 を上記ステップS233cでの演算のために、
RAMに記憶しておく(ステップS216c)。
【0085】さらに、マイクロコンピュータ12は、パ
ーフォレーション間の通過中のパルス数P2 の計数を開
始するために、P2 カウンタをリセットし(ステップS
217c)、“P2 計数中フラグ”を“1”にセットし
た後(ステップS218c)、上記ステップS204へ
戻る。
【0086】次に、ステップS204、S205にてP
R信号レベルが“L”区間であると判断されたときは、
パーフォレーションがPR10を通過中なので、マイク
ロコンピュータ12はパルス数P1 の計数を続行する
(ステップS245〜S247)。
【0087】また、ステップS204、S211にてP
R信号レベルが“H”区間であると判断されたときは、
パーフォレーションがPR10上に位置していない(フ
ィルム部分がPR10を通過中である)場合であり、マ
イクロコンピュータ12は“P2 計数中フラグ”が
“0”か“1”かを判断する(ステップS219c)。
ここで、“P2 計数中フラグ”が“0”にクリアされて
いれば、計数中でないとして上記ステップS204へ戻
る。
【0088】一方、“1”にセットされていれば、計数
中であると判断し、さらにパルス信号の発生の有無を確
認する(ステップS248c)。パルス信号有りと認め
られたときには、P2 カウンタに1加算して(ステップ
S250)、上記ステップS204へ戻る。また、上記
ステップS248cにてパルス信号無しと認められたと
きは、そのまま上記ステップS204へ戻る。
【0089】上記ステップS234cにおける定数C
は、上述のLp、Ls、Llを用いて、Lp/(Lp+
Ll)< C < Lp/(Lp+Ls) で定めるこ
とができる。この図11に示したフローチャートの動作
の結果については、上記図9に示した例と同様に、図1
0のタイミングチャートで示される。
【0090】また、第1の実施の形態でも説明したよう
に、定数Cを、(Lp/Ll)<C<(Lp/Ls)の
範囲で定め、(P1 /P2 )<Cで巻き上げを続行し、
C≦(P1 /P2 )で巻き上げを停止させるようにして
もよい。
【0091】さらに、第1,2の実施の形態において、
PR10を露光アパーチャ8との位置関係をずらして
も、パーフォレーション通過時間/移動量とパーフォレ
ーション間通過時間/移動量を計測する順序や判定式を
変えることで同様の効果を得ることが可能である。
【0092】以上説明したように本第2の実施の形態で
は、フィルムの移動量をパルス信号で直接的に検出して
いるので、フィルム給送速度にむらがあっても、信頼性
の高い巻き上げ動作を行うことができる。また、従動ロ
ーラ、回転板、フォトインタラプタ、パルス信号検出回
路等からなるパルス発生手段は、図8に示すように2系
統設ける必要はなく、どちらか一方でよい。また、フィ
ルム給送制御を行うために専用に設ける必要はなく、例
えば日付写し込み用のフィルム移動量エンコーダや、他
の機構駆動にモータを共通に使用しているような場合に
は、モータ回転数エンコーダ等を流用すればよい。この
ようにすれば、装置の小型化の妨げになることもない。
【0093】上記実施の形態によれば、フィルムの給送
開始時にフィルムが正規の位置からずれていても、一個
のパーフォレーション検出センサを用いて、正確にフィ
ルム給送を行うことが可能なフィルム給送装置を提供す
ることができる。なお、本発明のフィルム給送装置は、
カメラ以外にフィルムスキャナ等の画像読み取り装置に
も適用可能である。
【0094】なお、本発明の上記実施態様によれば、以
下のごとき構成が得られる。 (1) 一フレームに対して二個のパーフォレーション
を有するフィルムを用いるフィルム給送装置において、
フィルム給送手段と、上記パーフォレーションの有無を
検出するパーフォレーション検出手段と、フィルム給送
中に、上記パーフォレーション検出手段からの出力に基
づいて上記パーフォレーション幅とパーフォレーション
間幅とを計測し、このパーフォレーション間幅が上記パ
ーフォレーション幅の所定倍よりも短い場合には給送動
作を停止する制御手段と、を有することを特徴とするフ
ィルム給送装置。 (2) 上記パーフォレーション検出手段を一つ設けた
ことを特徴とする(1)に記載のフィルム給送装置。 (3) 上記制御手段は、上記パーフォレーション検出
手段からの出力に基づいて開始する計時手段により上記
パーフォレーション幅およびパーフォレーション間幅を
計測することを特徴とする(1)に記載のフィルム給送
装置。 (4) 上記制御手段は、上記パーフォレーション検出
手段からの出力に基づいて開始するフィルム移動量検出
手段により上記パーフォレーション幅およびパーフォレ
ーション間幅を計測することを特徴とする(1)に記載
のフィルム給送装置。 (5) 一フレームに対して二個のパーフォレーション
を有するフィルムを用いるフィルム給送装置において、
フィルム給送中に上記パーフォレーション幅とパーフォ
レーション間幅とを計測し、このパーフォレーション間
幅が上記パーフォレーション幅の所定倍よりも短い場合
には、給送動作を停止することを特徴とするフィルム給
送装置。 (6) 上記計測は、上記パーフォレーション検出手段
からの出力に基づいて開始する計時手段により行うこと
を特徴とする(5)に記載のフィルム給送装置。 (7) 上記計測は、上記パーフォレーション検出手段
からの出力に基づいて開始するフィルム移動量検出手段
により行うことを特徴とする(5)に記載のフィルム給
送装置。 (8) 上記フィルム移動量検出手段は、上記フィルム
の当接した回転体の回転量を計測する手段を含むことを
特徴とする(4),(7)に記載のフィルム給送装置。 (9) 上記フィルム移動量検出手段は、上記フィルム
の卷き取りスプールを回転させるモータの回転量を計測
する手段を含むことを特徴とする(4),(7)に記載
のフィルム給送装置。 (10) 上記一フレームに対して二個のパーフォレー
ションを有するフィルムは、カートリッジ入りフィルム
であることを特徴とする(1),(5)に記載のフィル
ム給送装置。 (11) 上記一フレームに対して二個のパーフォレー
ションを有するフィルムを用いるフィルム給送装置は、
カメラまたは画像読み取り装置であることを特徴とする
(1),(5)に記載のフィルム給送装置。 (12) 一フレームに対して二個のパーフォレーショ
ンを有するフィルムを用いるフィルム給送装置におい
て、上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、上記
パーフォレーションの検出開始時と検出終了時に出力信
号の状態を反転するパーフォレーション検出手段と、上
記フィルム給送手段による上記フィルムの給送中に、上
記パーフォレーション検出手段によるパーフォレーショ
ンの上記検出開始時から検出終了時までの時間を計時す
る第1の計時手段と、上記フィルム給送手段による上記
フィルムの給送中に、上記パーフォレーション検出手段
による上記検出終了時から次のパーフォレーションの検
出開始時までの時間を計時する第2の計時手段と、上記
第2の計時手段によって計時された時間が、上記第1の
計時手段によって計時された時間の所定倍より短いとき
に、上記フィルムの給送を停止させる制御手段と、を具
備したことを特徴とするフィルム給送装置。 (13) 一フレームに対して二個のパーフォレーショ
ンを有するフィルムを用いるフィルム給送装置におい
て、上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、上記
パーフォレーションの検出開始時と検出終了時に出力信
号の状態を反転するパーフォレーション検出手段と、上
記フィルム給送手段による上記フィルムの給送中に、上
記パーフォレーション検出手段によるパーフォレーショ
ンの上記検出開始時から検出終了時までの時間を計時す
る第1の計時手段と、上記フィルム給送手段による上記
フィルムの給送中に、上記パーフォレーション検出手段
による上記検出開始時から次のパーフォレーションの検
出開始時までの時間を計時する第2の計時手段と、上記
第1の計時手段によって計時された時間と上記第2の計
時手段によって計時された時間との比が所定値より大き
いときに、上記フィルムの給送を停止させる制御手段
と、を具備したことを特徴とするフィルム給送装置。 (14) 一フレームに対して二個のパーフォレーショ
ンを有するフィルムを用いるフィルム給送装置におい
て、上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、上記
パーフォレーションの検出開始時と検出終了時に出力信
号の状態を反転するパーフォレーション検出手段と、上
記フィルム給送手段による上記フィルムの移動量を検出
するフィルム移動量検出手段と、上記フィルム給送手段
による上記フィルムの給送中に、上記パーフォレーショ
ン検出手段によるパーフォレーションの上記検出開始時
から検出終了時までの間に上記フィルム移動量検出手段
が検出したフィルム移動量を所定倍する演算手段と、上
記検出終了時から、上記演算手段により演算されたフィ
ルム移動量の所定倍の量を、フィルムが移動される以前
に次のパーフォレーションを検出したときに、上記フィ
ルムの給送を停止させる制御手段と、を具備したことを
特徴とするフィルム給送装置。 (15) 一フレームに対して二個のパーフォレーショ
ンを有するフィルムを用いるフィルム給送装置におい
て、上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、上記
パーフォレーションの検出開始時と検出終了時に出力信
号の状態を反転するパーフォレーション検出手段と、上
記フィルム給送手段による上記フィルムの移動量を検出
するフィルム移動量検出手段と、上記フィルム給送手段
による上記フィルムの給送中に、上記パーフォレーショ
ン検出手段によるパーフォレーションの上記検出開始時
から検出終了時までの間に上記フィルム移動量検出手段
が検出したフィルム移動量を求める第1のフィルム移動
量算出手段と、上記フィルム給送手段による上記フィル
ムの給送中に、上記パーフォレーション検出手段による
上記検出開始時から次のパーフォレーションの検出開始
時までの間に上記フィルム移動量検出手段が検出したフ
ィルム移動量を求める第2のフィルム移動量算出手段
と、上記第1のフィルム移動量算出手段によって求めら
れたフィルム移動量と上記第2のフィルム移動量算出手
段によって求められたフィルム移動量との比が所定値よ
り大きいときに、上記フィルムの給送を停止させる制御
手段と、を具備したことを特徴とするフィルム給送装
置。 (16) 一フレームに対して二個のパーフォレーショ
ンを有するフィルムを用いるフィルム給送装置におい
て、上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、上記
パーフォレーションの端部を検出したときに出力信号の
状態を反転するパーフォレーション検出手段と、上記フ
ィルム給送手段による上記フィルムの給送中に、上記パ
ーフォレーション検出手段によるパーフォレーションの
端部の検出により上記パーフォレーション幅とパーフォ
レーション間幅とを計測する計測手段と、上記パーフォ
レーション幅またはパーフォレーション間幅の一方の値
を所定倍する演算手段と、上記端部の検出時から、上記
演算手段により演算された上記パーフォレーション幅ま
たはパーフォレーション間幅の所定倍の量をフィルムが
移動された後に次のパーフォレーションの端部を検出し
たときに、上記フィルムの給送を停止させる制御手段
と、を具備したことを特徴とするフィルム給送装置。
【0095】
【発明の効果】以上述べたように本発明のフィルム給送
装置によれば、フィルムの給送中のパーフォレーション
幅とパーフォレーション間幅とを時間として計測するこ
とにより、フィルムの給送開始時にフィルム位置が所定
の位置からずれている場合においても、一個のパーフォ
レーション検出センサを用いて、正確にフィルムを位置
合わせすることができるフィルム給送装置を提供するこ
とが可能である。
【0096】また、本発明のフィルム給送装置によれ
ば、フィルム移動量検出手段を用いて、フィルムの給送
中のパーフォレーション幅とパーフォレーション間幅と
をフィルム移動量として計測することにより、上述の時
間による制御よりさらに、フィルムの給送開始時にフィ
ルム位置が所定の位置からずれている場合においても、
一個のパーフォレーション検出センサを用いて、正確に
フィルムを位置合わせすることができるフィルム給送装
置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のフィルム給送装置を搭載し
たカメラの特徴部の構成を示す図である。
【図2】フィルム給送装置に用いられるフィルムの構造
を示す図である。
【図3】フィルム給送装置が搭載されたカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャート中の「巻き上げ」の動作
を示すフローチャートである。
【図5】図4に示した「巻き上げ」の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図6】図4に示した「巻き上げ」の動作の変形例を示
すフローチャートである。
【図7】図6に示した「巻き上げ」の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図8】第2の実施の形態のフィルム給送装置の構成を
示す図である。
【図9】上記フィルム給送装置の「巻き上げ」の動作を
示すフローチャートである。
【図10】図9に示した「巻き上げ」の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図11】図9に示した「巻き上げ」の動作の変形例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 フィルムカートリッジ 4 フィルム 6 巻き取りスプール 8 露光アパーチャ 10 フォトリフレクタ(PR) 12 マイクロコンピュータ 14 パーフォレーション検出回路 16 モータ 18 モータ駆動回路 20 従動ローラ 22,28 回転板 24,30 フォトインタラプタ(PI) 26 パルス信号検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一フレームに対して二個のパーフォレー
    ションを有するフィルムを用いるフィルム給送装置にお
    いて、 上記フィルムの給送中に上記パーフォレーション幅とパ
    ーフォレーション間幅とを計測し、この計測結果に基づ
    いて給送動作を停止させることを特徴とするフィルム給
    送装置。
  2. 【請求項2】 一フレームに対して二個のパーフォレー
    ションを有するフィルムを用いるフィルム給送装置にお
    いて、 上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、 上記パーフォレーションの端部を検出したときに出力信
    号の状態を反転するパーフォレーション検出手段と、 上記フィルム給送手段による上記フィルムの給送中に、
    上記パーフォレーション検出手段によるパーフォレーシ
    ョンの端部の検出により上記パーフォレーション幅とパ
    ーフォレーション間幅とを計測する計測手段と、 上記パーフォレーション幅またはパーフォレーション間
    幅の一方の値を所定倍する演算手段と、 上記端部の検出時から、上記演算手段により演算された
    上記パーフォレーション幅またはパーフォレーション間
    幅の所定倍の量をフィルムが移動される以前にパーフォ
    レーションの次の端部を検出したときに、上記フィルム
    の給送を停止させる制御手段と、 を具備したことを特徴とするフィルム給送装置。
  3. 【請求項3】 一フレームに対して二個のパーフォレー
    ションを有するフィルムを用いるフィルム給送装置にお
    いて、 上記フィルムを給送するフィルム給送手段と、 上記パーフォレーションの端部を検出したときに出力信
    号の状態を反転するパーフォレーション検出手段と、 上記フィルム給送手段による上記フィルムの給送中に、
    上記パーフォレーション検出手段によるパーフォレーシ
    ョンの一方の端部の検出と他方の端部の検出によって、
    パーフォレーション幅を計測する第1の計測手段と、 上記フィルム給送手段による上記フィルムの給送中に、
    上記パーフォレーション検出手段による上記端部の検出
    と次のパーフォレーションの端部の検出によって、パー
    フォレーション幅及びパーフォレーション間幅、または
    パーフォレーション間幅のみを計測する第2の計測手段
    と、 上記第1の計測手段によって求められた計測値と上記第
    2の計測手段によって求められた計測値との比を所定値
    と比較し、この比較結果に基づいて上記フィルムの給送
    を停止させる制御手段と、 を具備したことを特徴とするフィルム給送装置。
JP8066460A 1996-03-22 1996-03-22 フィルム給送装置 Withdrawn JPH09258311A (ja)

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US09/280,925 US6167207A (en) 1996-03-22 1999-03-29 Film feed device capable of accurately aligning film by using one perforation sensor

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