JPH1152448A - カメラ及びカートリッジ情報読取り装置 - Google Patents

カメラ及びカートリッジ情報読取り装置

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JPH1152448A
JPH1152448A JP20791997A JP20791997A JPH1152448A JP H1152448 A JPH1152448 A JP H1152448A JP 20791997 A JP20791997 A JP 20791997A JP 20791997 A JP20791997 A JP 20791997A JP H1152448 A JPH1152448 A JP H1152448A
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JP
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film
cartridge
driving
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JP20791997A
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Inventor
Yuichi Ariga
雄一 有賀
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムカートリッジの指標より信頼性を保
証して効率よく情報の読み取りを行うことができるよう
にする。 【解決手段】 カートリッジのフィルム供給手段をフィ
ルム送り出し方向及びフィルム巻戻し方向に駆動する駆
動手段と、前記駆動手段にフィルム巻戻し方向の駆動を
行わせた後フィルム送り出し方向の駆動を行わせる制御
手段と、前記制御手段により前記駆動手段がフィルム巻
戻し方向に駆動を行う間及びフィルム送り出し方向に駆
動を行う間に前記カートリッジの指標より情報を読み取
る情報読取り手段とを有するカメラ等の装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム供給手段
に連動する指標を有するフィルムカートリッジを使用す
ることのできるカメラ及びカートリッジ情報読取り装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムカートリッジのフィルム
供給スプールと一体的に回転し、フィルムの種類、規定
撮影可能駒数等をバーコードに記録した、フィルムカー
トリッジのフィルム供給手段に連動する指標としてのデ
ータディスクから情報を光学的に読取るカメラが種種提
案されている。
【0003】その中で、特開平5−53187号により
提案されているものは、確実にデータディスクのバーコ
ードの読み取りを行うために、プリワインド中にデータ
ディスクのバーコードを繰り返し読み取り、記憶し、プ
リワインド終了後に記憶したデータより最大の頻度を示
すデータを選択し、間違ったデータを選択しないように
している。
【0004】また、特開平4−215644号により提
案されているものは、確実にデータディスクのバーコー
ドの読み取りを行うために、フィルムカートリッジから
フィルムが送り出され、フィルム先端が露光用アパーチ
ャ位置に設けられた圧板を通過する際の急激な給送負荷
の増加が終了しデータディスクが安定して回転する位置
に到ったことを検知手段が検知した後のデータディスク
の回転によりバーコード情報を読み取り、データの読み
取りミスが発生しないようにしている。
【0005】更に、フィルムによる給送負荷が少ない巻
き戻し方向の回転によりバーコードのデータを複数回読
み取り、データの読み取りミスが発生しないようにする
というものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術におい
て、プリワインド中に繰り返しバーコードのデータを読
み取るものは、プリワインドを行うカメラでしか実施で
きないことになる。
【0007】また、給送負荷の増加が終了してからバー
コードのデータを読み取るものでは、給送負荷の増加が
終了してからではデータの読み取りを行える期間が短い
ことや、トルクの小さいモータでは給送負荷の変動によ
りデータの読み取りミスを発生する可能性がある。
【0008】また、巻き戻し方向の回転で複数回バーコ
ードデータの読み取りを行うものでは、読取りが終わっ
てからフィルムの送り出し動作を開始するので、複数回
の読み取り時間がそのままフィルム送り出し動作を遅延
させるといった問題があった。
【0009】本発明の目的は、フィルムカートリッジの
指標より信頼性を保証して効率よく情報の読み取りを行
うことのできるカメラ及びカートリッジ情報読取り装置
を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フィルム供給手段に連動する指標を有する
フィルムカートリッジを使用することのできるカメラに
於いて、前記カートリッジのフィルム供給手段をフィル
ム送り出し方向及びフィルム巻戻し方向に駆動する駆動
手段と、前記駆動手段にフィルム巻戻し方向の駆動を行
わせた後フィルム送り出し方向の駆動を行わせる制御手
段と、前記制御手段により前記駆動手段がフィルム巻戻
し方向に駆動を行う間及びフィルム送り出し方向に駆動
を行う間に前記カートリッジの指標より情報を読み取る
情報読取り手段とを有するカメラとするものである。
【0011】また、上記目的を達成するために本発明
は、フィルム供給手段に連動する指標を有するフィルム
カートリッジに適用されるカートリッジ情報読取り装置
に於いて、前記カートリッジのフィルム供給手段をフィ
ルム送り出し方向及びフィルム巻戻し方向に駆動する駆
動手段と、前記駆動手段にフィルム巻戻し方向の駆動を
行わせた後フィルム送り出し方向の駆動を行わせる制御
手段と、前記制御手段により前記駆動手段がフィルム巻
戻し方向に駆動を行う間及びフィルム送り出し方向に駆
動を行う間に前記カートリッジの指標より情報を読み取
る情報読取り手段とを有するカートリッジ情報読取り装
置とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図2は、本実施の形態で使用されるフィル
ムカートリッジの斜視図である。また、図3は、このカ
ートリッジを図2のA方向から見た図であり、図4は、
図2のB方向から見た図である。
【0014】図3において、11は、データディスクと
呼ばれ、黒が続いている部分をQuiet Zone、白と黒が交
互になっている部分をバーコードという。このバーコー
ドにフィルムの種類、露光感度、規定撮影可能駒数等の
情報が記録されている。4と5は、データディスクのバ
ーコード情報を光学的に読み取るためのフォトリフレク
タ(以下、PRと略す)である。データディスク11
は、フィルムを巻き取ってあるフィルムカートリッジの
フィルム供給スプールと一体に回転し、フィルム供給ス
プールが回転することで、カメラに固定されているPR
4および5によってバーコードの情報を読み取ることが
できる。また、データディスク11が回転を始めたとき
のPR4と5の信号の変化により装填されたカートリッ
ジのフィルムの使用状態を判別する。詳細は後で図を用
いて説明する。尚、この図では、データディスク11
は、全体が見えるように描かれているが、実際のカート
リッジでは、データディスク11は、一部しか見えない
ようになっている。
【0015】図4において、アイコンと呼ばれるマーク
によってカートリッジのフィルムの使用状態が撮影者に
分かるようになっている。アイコンは必ず一つのみが表
示されるようになっていて、それぞれの四つの状態のど
れかを表すようになっている。
【0016】図1は、本実施の形態のカメラの回路ブロ
ック図を示したものである。
【0017】図1に於いて、1は、全体の制御を行うマ
イコンであり、内部に所定時間の測定もしくは経過時間
を測定するタイマと、データを記録するためのメモリを
有している。4と5は、前述のPRで、データディスク
上のバーコードを読み取るものである。ここで、マイコ
ン1はPR4および5の駆動回路を内蔵していて、直接
PRを駆動できる。PR4および5の点灯と消灯は、マ
イコンの一つの出力端子で行い、PRから出力される信
号を別々にマイコン1の入力端子に入力する。そして、
入力された信号をマイコン1内部で処理し、PRが検出
しているデータディスクの部分が白か黒かを判別する。
2はフィルムの給送を行うためのモータであり、モータ
駆動回路3を介してマイコン1によりフィルムカートリ
ッジのフィルム供給スプールをフィルム巻戻し方向及び
フィルム送り出し(スラスト)方向に回転駆動する。6
は、カートリッジの在否を検知するカートリッジ在否ス
イッチで、オフをカートリッジ無し、オンをカートリッ
ジ有りとすれば、カートリッジ在否スイッチ6がオフか
らオンに変化することでカートリッジが装填されたこと
を検出できる。
【0018】図5は、本実施の形態のカメラの内部構成
の配置を模式的に示したものである。
【0019】図5に於いて、7は、図2で説明したフィ
ルム供給スプールと一体的に回転するデータディスクを
有するフィルムカートリッジ、8は、フィルムカートリ
ッジ7の内部に収納されているフィルムである。10
は、フィルムカートリッジ7のフィルム供給スプールを
駆動するフォークを有したフォークギアである。このフ
ォークギア10は、モータ2の回転により、図示されて
いないギア列の連結でフィルム巻戻し方向(ここでは反
時計方向)もしくはスラスト方向(ここでは時計方向)
に回転する。9は、フィルムを巻き取る巻取りスプール
である。この巻取りスプール9は、モータ2の回転によ
り、図示されていないギア列の連結でフィルム巻取り方
向(ここでは時計方向)に回転する。また、モータ2が
逆回転した時には逆回転(ここでは反時計方向)はせず
に図示されていないクラッチで空転状態になる。最初、
フォークギア10をフィルム巻戻し方向に回転させた時
には、フィルム8は、カートリッジ7内に全て収納され
たままで、カートリッジ7から出てこない。しかし、ス
ラスト方向に回転させた時には回転量に応じてフィルム
8がカートリッジ7から徐々に出てくる。フィルム8が
ある程度押し出されて巻取りスプール9に届くと、フィ
ルム8は巻取りスプール9に巻き取られ始めるようにな
っている。図3で説明したPR4と5は、図5で示され
る位置に配置され、データディスクの情報を読み取る。
図1で説明したカートリッジ在否スイッチ6も、図5で
示される位置に配置されカートリッジ7が装填されたこ
とを検出する。
【0020】次に、以上の構成の動作を、図8に示され
るマイコン1のフローチャートに従って説明する。
【0021】#1で、カートリッジ在否スイッチ6がオ
フからオンに変化しカートリッジ7が装填されたことを
マイコン1が検出すると、図8のフローチャートに従っ
た動作を開始する。
【0022】#2で、モータ駆動回路3によりモータ2
のフィルム巻戻し方向回転を開始する。この巻戻し方向
回転では、カートリッジ7からフィルム8は出てこな
い。
【0023】#3で、装填されたカートリッジ7の状態
を判別する。この時、データディスク11を回転したま
まPR4と5の信号を同時に読み取り、出力された信号
により、Unexposed、Partial、Exposedのうちのどの使
用状態のフィルムのカートリッジが装填されたかを判別
し、メモリに記憶しておく。
【0024】図7はデータディスク11をフィルム巻戻
し方向に回転した時のPR4と5の出力波形である。カ
ートリッジのフィルムの使用状態の判別方法は、図7に
示したように、データディスク11の1回転を3つの部
分に区切り、フィルム巻戻し方向回転開始からの波形が
この3つのどの部分から始まるかによって判別してい
る。但し、ここではカートリッジのフィルムの4つの使
用状態のうちの1つProcessedをExposedと判別してい
る。
【0025】#4で、何回以内にデータディスクの読み
取りデータが一致しなければエラー(カメラ動作不可)
とするかの値をカウンタにセットする。装填されたカー
トリッジの状態によって処理が変わるので、この値は、
カートリッジの状態によって変更する。
【0026】#5で、PR4によりQuiet Zoneの検出を
行う。Quiet Zoneを検出すると、データディスク11の
データを先頭から読み取ることができる。
【0027】#6で、PR4によりデータディスク11
の最初(1回目)のデータ読み取りを行う。動作の詳細
は後で説明する。データディスク11の1回目のデータ
読取りが終了し、Quiet Zoneに戻ると#7に進む。
【0028】#7で、#3において判別したカートリッ
ジのフィルムの使用状態がUnexposedかそれ以外かによ
り分岐を行う。カートリッジのフィルムの使用状態がUn
exposedの場合には#8に進む。この実施の形態では、
途中の駒まで撮影して取り出されたカートリッジが装填
された時に、未撮影駒までフィルムを送る機能が無い場
合について説明しているが、この様な機能があるカメラ
の場合には、#3で判別したカートリッジの状態がPart
ialでも#8に進むようにする。
【0029】#8で、モータ駆動回路3によりモータ2
のフィルムスラスト方向回転を開始する。モータ2のフ
ィルムスラスト方向回転では、回転量に応じてフィルム
8がカートリッジ7から出てくる。
【0030】#9で、PR4によりデータディスク11
の2回目のデータ読み取りを行う。
【0031】#10で、#9にて読み取ったデータの反
転を行う。#6で読み取ったデータと比べ#9で読み取
ったデータは、データディスク11の回転が逆なので、
ここで上位ビットと下位ビットの入れ替えを行い、ビッ
トの順番をフィルム巻戻し方向回転で読取ったデータに
合わせる。
【0032】#11で、#6で読み取ったデータと、#
9で読み取り#10で反転したデータとの比較照合を行
う。
【0033】#12で、#11で照合した二つのデータ
が一致した場合には#25に進む。
【0034】#25で、フィルムスラスト方向回転のま
までフィルム8をカートリッジ7から送り出し続け、一
駒目を露光位置にセットする。
【0035】一方、#12で、二つのデータが一致しな
かった場合には#13に進む。#13でPR4によりQu
iet Zoneを検出し、#14でPR4により3回目のデー
タ読み取りを行う。
【0036】#15で、#10と同様にデータの反転を
行い、#16でこのデータと#6の最初のデータとの照
合を行う。#17で二つのデータが一致した場合には#
25に進み、フィルムスラスト方向回転のままフィルム
8をカートリッジ7から送り出し続け、一駒目を露光位
置にセットする。
【0037】#17で、二つのデータが一致しなかった
場合には、#18に進む。
【0038】#18で、モータ2の回転方向を逆転する
ため、モータ駆動回路3によりフィルムの巻戻し方向通
電を開始する。ここで、フィルム巻戻し方向回転に切り
換えるのは、スラスト方向通電のままデータを読み取り
続けると、正常に一駒目を露光位置にセットできない位
置までフィルムを送り出してしまう可能性があるという
ことと、スラスト方向のフィルム送りでは途中で給送に
負荷変動が起こりデータの読み取りミスが発生する可能
性があるということからである。
【0039】#19で、PR4によりQuiet Zoneを検出
し、#20で、PR4により4度目のデータ読み取りを
行う。
【0040】#21で、PR4によりQuiet Zoneを検出
し、#22で、PR4により5度目のデータ読み取りを
行う。
【0041】#23で、#20の4回目のデータと#2
2の5回目のデータとを照合し、#24で二つのデータ
が一致した場合には#25に進む。
【0042】#25で、モータ駆動回路3によりモータ
2の回転を逆転させてスラスト方向回転とし、フィルム
8をカートリッジ7から送り出し、一駒目を露光位置に
のセットする。
【0043】#24で、二つのデータが一致しなかった
場合には、#33で#4でセットしたカウンタ値をデク
リメントする。
【0044】#34で、カウンタが0になった場合に
は、#34でエラー(カメラ動作不可)処理を行う。
【0045】#33で、カウンタが0にならなかった場
合には、#5に進み、#5から一連の動作を再度行う。
【0046】#7で、装填されたカートリッジのフィル
ム使用状態がUnexposed以外の場合には、#26に進
む。
【0047】#26で、Quiet Zoneを検出し、#27で
2回目のデータを読み取る。
【0048】#28で、#27で読み取った2回目のデ
ータと#5で読み取った1回目のデータを比較照合し、
#29でそれら二つのデータが一致した場合には#30
に進む。
【0049】ここで、カートリッジには通常の撮影用の
フィルムが入ったカートリッジの他に、特殊な動作を行
わせる目的で作られているフィルムの無いカートリッジ
がある。
【0050】#30で、前記読み取ったデータがこの特
殊モードのデータの場合には#31に進み、#31で特
殊モードの動作を行って、#32で終了動作を行う。こ
の終了動作では、カートリッジが装填された時のフィル
ムの使用状態表示Unexposed(全駒露光済み)、Partial
(一部駒露光済み)、Exposed(全駒露光済み)、Proce
ssed(現像済み)に戻すか、もしくは特定の状態、例え
ばExposed(撮影済み)にセットする。一方、#
30で、前記読み取ったデータが特殊モードのデータで
はなかった場合には#32に進み、終了動作を行う。
【0051】#29で、#28で照合した二つのデータ
が一致しなかった場合には、#33で#4にてセットし
たカウンタ値をデクリメントする。
【0052】#34で、カウンタちが0になった場合に
は、#35でエラー(カメラ動作不可)処理を行う。
【0053】#33で、カウンタ値が0にならなかった
場合には、#5に進み、#5から以上の一連の動作を再
び行う。
【0054】次に、図7に示されるマイコン1のフロー
チャートにしたがって、データディスク11のバーコー
ドデータ読み取りについて説明する。
【0055】#100で、データディスク11のバーコ
ードデータの読み取りを開始する。ここでは、PR4を
用いてバーコードを読み取り、読み取りを開始するとき
にPR4はQuiet Zone上にあるものとする。
【0056】#101で、カウンタのカウンタ値を13
に設定する。この値はデータディスク11の白と黒のバ
ーの数に対応する値である。また、このカウンタは図8
の#4の時のカウンタとは別のものである。
【0057】#102で、PR4が明になるのを待つ。
#100の時にはQuiet ZoneでPR4は暗であるから、
明に変化した時がバーコードの始まりである。
【0058】#103で、タイマカウンタを0にクリア
し、#104でスタートさせバーコードのバーがPR4
を通過する時間を計り始める。
【0059】#105で、バー1本分の通過を検出する
ためにPR4が、明から暗もしくは暗から明に変化する
のを待つ。PR4が変化して、#106に進むと、#1
06でタイマカウンタをストップして、#107でこの
タイマカウンタの値をメモリに保存する。
【0060】#108で、カウンタを1カウント減ら
し、#109でカウンタの値が0でなければ、#103
から#107を繰り返しバーがPR4を通過する時間を
順次メモリに記録してゆく。
【0061】#109で、カウンタが0になったら、#
110でバーに対する時間がしきい値よりも長いか短い
かにより0か1かのビットデータに変換しゆく。ここで
は、しきい値よりも短い場合を0、長い場合を1とす
る。
【0062】#111で、動作を終了する。
【0063】(特許請求の範囲の記載と実施の形態の対
応)以上の実施の形態に於いて、フィルムカートリッジ
7のフィルム供給スプールが特許請求の範囲に記載のフ
ィルカートリッジのフィルム供給手段に、フィルムカー
トリッジ7のデータディスク11、又はそのバーコード
がフィルムカートリッジの指標に、モータ2、モータ駆
動回路3、不図示のギア列、フォークギア10が駆動手
段に、マイコン1が制御手段に、マイコン1、フォトリ
フレクタ4が情報読取り手段に、マイコン1が比較手段
に、それぞれ相当する。
【0064】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限られるものではなく、請求項で示した機能、ま
たは、実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成で
あればどのようなものであっても適用できるものであ
る。
【0065】例えば、フィルムの巻戻し方向駆動とスラ
スト方向駆動を別個の構成で行っても本発明は適用でき
るものである。
【0066】また、カートリッジからの情報は、以上の
実施の形態に示されるデータディスク以外の指標から読
み取るようなものであっても本発明は、適用できるもの
である。
【0067】また、PR4により読み取られる情報がフ
ィルムの巻戻し方向駆動とスラスト方向駆動とで一致し
なかった場合の動作として、再度スラスト方向駆動のま
まで情報を読み取るのではなく、すぐにフィルムの巻戻
し方向駆動に切り換えて情報を読み取る等、本発明は、
種種のシーケンスを選択することができる。
【0068】また、本発明は、フィルム以外の画像記録
媒体であっても適用できるものである。
【0069】また、本発明は、以上の実施の形態に記載
のカートリッジ以外の形式のカートリッジやフィルム以
外の画像記録媒体を有するカートリッジであっても適用
できるものである。
【0070】また、以上の実施の形態のソフト構成とハ
ード構成は、適宜置き換えることができるものである。
【0071】また、本発明は、特許請求の範囲または実
施の形態の構成の全体若しくは一部が、一つの装置を形
成するようなものであっても、他の装置と結合するよう
なものであっても、装置を構成する要素となるようなも
のであってもよい。
【0072】また、本発明は、一眼レフカメラ、レンズ
シャッタカメラ、ビデオカメラ等種々の形態のカメラ、
更にはカメラ以外の光学機器やその他の装置、更にはそ
れらカメラや光学機器やその他の装置に適用される装置
又は、これらを構成する要素に対しても適用できるもの
である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムカートリッジの指標より信頼性を保証して効率
よく情報の読み取りを行うことのできるカメラ及びカー
トリッジ情報読取り装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカメラの回路ブロッ
ク図
【図2】本発明の実施の形態で使用されるフィルムカー
トリッジの斜視図
【図3】図2のカートリッジを上から見た図
【図4】図3のカートリッジを下から見た図
【図5】図1のカメラの内部構成の配置を示す斜視図
【図6】図1のPR4と5の出力波形
【図7】図1のマイコンのデータディスクの読み取りシ
ーケンスを示すフローチャート
【図8】図1のマイコンの全体シーケンスを示すフロー
チャート
【符号の説明】
1 マイコン 2 給送モータ 3 モータ駆動回路 4,5 データディスク読み取りのフォトリフレクタ 6 カートリッジ在否スイッチ 7 フィルムカートリッジ 8 フィルム 9 フィルム巻取りスプール 10 フォークギア 11 データディスク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム供給手段に連動する指標を有す
    るフィルムカートリッジを使用することのできるカメラ
    に於いて、前記カートリッジのフィルム供給手段をフィ
    ルム送り出し方向及びフィルム巻戻し方向に駆動する駆
    動手段と、前記駆動手段にフィルム巻戻し方向の駆動を
    行わせた後フィルム送り出し方向の駆動を行わせる制御
    手段と、前記制御手段により前記駆動手段がフィルム巻
    戻し方向に駆動を行う間及びフィルム送り出し方向に駆
    動を行う間に前記カートリッジの指標より情報を読み取
    る情報読取り手段とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記フィルムカートリ
    ッジが装填された後の前記駆動手段の最初の動作として
    前記フィルム巻戻し方向の駆動及びフィルム送り出し方
    向の駆動を行わせることを特徴とする請求項1記載のカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 前記情報読取り手段は、前記カートリッ
    ジの指標よりの情報を前記駆動手段がフィルム巻戻し方
    向に駆動を行う間に1回目の読み取りを行い、その後の
    フィルム送り出し方向の駆動を行う間に2回目の読み取
    りを行うことを特徴とする請求項1、又は2記載のカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記読取り手段が前記
    1回目の読み取りを終了してから前記駆動手段のフィル
    ム巻戻し方向の駆動をフィルム送り出し方向の駆動に切
    り換えることを特徴とする請求項3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記情報読取り手段が前記カートリッジ
    の指標より読み取った前記駆動手段がフィルム巻戻し方
    向に駆動を行う間の情報とフィルム送り出し方向に駆動
    を行う間の情報を比較するための比較手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記比較手段は、情報読取り手段が前記
    カートリッジの指標より読み取った前記駆動手段がフィ
    ルム巻戻し方向に駆動を行う間の情報とフィルム送り出
    し方向に駆動を行う間の情報とが一致するか否かを判定
    することを特徴とする請求項5記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記比較手段の比較結
    果にしたがって前記駆動手段の動作を制御する請求項
    5、又は6記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記比較手段が前記一
    致を判定することに応答して前記駆動手段にフィルム送
    り出し動作を続行させて、フィルムの1駒目を露光位置
    にセットすることを特徴とする請求項6記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記情報読取り手段は、前記比較手段が
    前記一致を否定する判定を行うことに応答して、前記駆
    動手段がフィルム送り出し方向に駆動を行う間の前記カ
    ートリッジの指標より再度情報を読み取ることを特徴と
    する請求項6記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記情報読取り手段は、前記比較手段
    が前記一致を否定する判定を行うことに応答して、前記
    駆動手段がフィルム巻戻し方向に駆動を行う間の前記カ
    ートリッジの指標より再度情報を読み取ることを特徴と
    する請求項6記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 フィルム供給手段に連動する指標を有
    するフィルムカートリッジに適用されるカートリッジ情
    報読取り装置に於いて、前記カートリッジのフィルム供
    給手段をフィルム送り出し方向及びフィルム巻戻し方向
    に駆動する駆動手段と、前記駆動手段にフィルム巻戻し
    方向の駆動を行わせた後フィルム送り出し方向の駆動を
    行わせる制御手段と、前記制御手段により前記駆動手段
    がフィルム巻戻し方向に駆動を行う間及びフィルム送り
    出し方向に駆動を行う間に前記カートリッジの指標より
    情報を読み取る情報読取り手段とを有することを特徴と
    するカートリッジ情報読取り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6860449B1 (en) 2002-07-16 2005-03-01 Zhuo Chen Hybrid flying wing

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