JPH09250121A - 小動物脱出用コンクリートブロックおよびそれを取り付けてなるコンクリートブロック水路 - Google Patents

小動物脱出用コンクリートブロックおよびそれを取り付けてなるコンクリートブロック水路

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JPH09250121A
JPH09250121A JP8086013A JP8601396A JPH09250121A JP H09250121 A JPH09250121 A JP H09250121A JP 8086013 A JP8086013 A JP 8086013A JP 8601396 A JP8601396 A JP 8601396A JP H09250121 A JPH09250121 A JP H09250121A
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JP
Japan
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concrete block
escape
block
small animals
waterway
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JP8086013A
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English (en)
Inventor
Kunitaka Sasaki
国隆 佐々木
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Hokuetsu Co Ltd
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Hokuetsu Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートブロックによる水路において、
は虫類や両棲類その他の小動物が水路に落下した場合に
おいてもその脱出路を確保し、しかも比較的低コストに
構成することのできるコンクリートブロック水路の提
供。 【構成】 所定の厚さを有し、一側端部を垂直状とする
と共に他側部に斜面部を形成して側面部を台形形状とな
し、前記斜面部を多段状または粗粒状ないし粗面状とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリートブロッ
ク水路および水路用コンクリートブロックに係り、コン
クリートブロックによる水路において、は虫類や両棲類
その他の小動物が水路に落下した場合においてもその脱
出路を確保し、しかも比較的低コストに構成することの
できるコンクリートブロック水路を提供しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】天然に形成された古くからの水路はその
岸部が崩壊し、また水路自体が大きく氾らんする可能性
が高く、しかも水路の周辺には雑草類が繁殖して水流を
阻害するなどの不利が不可避であることから、斯様な水
路をコンクリートブロックによって形成することが普及
されつつある。即ち工場生産されたコンクリートブロッ
クにより水路を形成することによって上記のような天然
水路における技術的課題を解決したものであって、各方
面において広く普及されつつある。
【0003】然し上記のようなコンクリートブロック水
路は水辺において棲息するは虫類や両棲類その他の小動
物が該コンクリートブロック水路に落ちた場合に這い上
ることができず、このために死亡する可能性が高い。ま
た上記のような水辺小動物が水を飲もうとしても水流面
に近接することができない不利があるので斯うした課題
を解決するために実開平3−32675、特開平5−1
25712、実開平5−30287、実開平6−798
83などが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような実開平
3−32675、特開平5−125712、実開平5−
30287、実開平6−79883のような技術は水路
に落ちた小動物を救済し、また水辺小動物がコンクリー
トブロック水路の水面部に近接してその水を飲むことを
可能とするメリットを有し、この意味において頗る有用
と言うことができるが、何れにしても水路用の断面U形
コンクリートブロック自体を特別な構成とするものであ
るから該コンクリートブロックを得るための型を作成す
ることが不可欠であり、相当のコストを必要とせざるを
得ない。
【0005】しかも上記のような小動物の脱出ないし水
飲みを可能としたブロックは一連の水路における全ブロ
ックに設けても実質的には無駄であって、例えば数十m
おきの如きに設ければ足りるのが一般的であるから特別
な型を準備したコストは割高なものとならざるを得ない
決定的な不利を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来のものにおける不利を解消することについて検討を
重ねて創案されたものであって、前記したようなコンク
リート水路を構成するための一般的なコンクリートブロ
ックのみを用いて形成される水路において上記したよう
な小動物などの這い上がりあるいは水飲みを可能とする
ことに成功したものであって、以下の如くである。
【0007】(1) 所定の厚さを有し、一側端部を垂
直状とすると共に他側部に斜面部を形成して側面部を台
形形状となし、前記斜面部を多段状または粗粒状ないし
粗面状としたことを特徴とする小動物脱出用コンクリー
トブロック。
【0008】(2) 側面部に底面または丸形、角形な
どの開放部を形成したことを特徴とした前記(1)項に
記載の小動物脱出用コンクリートブロック。
【0009】(3) 所定の厚さを有し側面部を台形形
状とされたブロックの厚さが上部より下部が幅広として
形成されたことを特徴とする前記(1)項または(2)
項の何れか1つに記載の小動物脱出用コンクリートブロ
ック。
【0010】(4) 側面部を台形形状となした斜面部
に天然石材を埋設し、または擬石模様のような立体的模
様を設けたことを特徴とする前記(1)〜(3)項の何
れか1つに記載の小動物脱出用コンクリートブロック。
【0011】(5) 側壁が垂直状または外側に傾斜し
た一体成形または断面L形ブロックを対向連結して成る
断面U形水路用コンクリートブロックまたは該U形断面
の中間部に隔壁を設けた複断面水路用コンクリートブロ
ックを連設した水路内に一定間隔を採り前記(1)〜
(4)項の何れか1つに記載の小動物脱出用コンクリー
トブロックを設けたことを特徴とするコンクリートブロ
ック水路。
【0012】
【発明の実施の形態】上記したような本発明によるもの
の具体的な実施態様を添附図面に示すものについて説明
すると、本発明においては1例として図1または図2に
示すような斜面部体である小動物等の脱出用コンクリー
トブロック1、1aを用い、これを図5〜図7に示すよ
うに水路用コンクリートブロック11内に設けるもので
ある。即ち、図1のものはブロックの斜面が粗面状5と
された脱出用コンクリートブロック1で、また図2のも
のはブロックの斜面が階段状5aとされた脱出用コンク
リートブロック1aで、図5は一般的な断面U形水路用
コンクリート11の側壁12に図1の脱出用コンクリー
トブロック1を水路用コンクリートブロック11の長さ
に合わせて成形したものである。またブロック1、1a
の下部には水路用コンクリートブロック11の側壁12
にピッタリ合わせるため内面端部の円弧などのハンチ部
をさけるための切欠け段部6が形成されている。
【0013】図6にはこのような水路用コンクリートブ
ロックとして同じく従来から一般的に用いられている図
4に示す断面L形のL形ブロック13を対設し、即ちL
形ブロック13、13の連結鉄筋14の間を連結筋で継
いで連結コンクリート15を形成して連結一体化したU
形ブロック13aとした場合を示し、この場合において
は前記連結コンクリート15によってU形ブロック13
aの幅を、同じく工場生産された単一型のコンクリート
製のL形ブロック13を用いて、自由に得ることがで
き、従ってこの図6に示すように両側に脱出用コンクリ
ートブロック1、1aを対設してもそれらブロック1、
1aの間に水路内流水に必要な間隔(通水断面積)を適
切に得ることができる。
【0014】図7には上記のようにして得られる本発明
脱出用コンクリートブロックの基本的使用形態の1つが
示され、既存の断面U形コンクリートブロック11が連
続して布設された水路において、その水路延長の50〜
100mごとに適宜のブロック11に図1または図2に
示したようなブロック1、1aが単に取付けられたもの
であって、特別な製品に置き換えることなく爬虫類や両
生類その他の小動物が這い上がることができる。また深
さの深い幅の広い水路に設置することで、小動物のみで
なく人間が誤って転落した場合の脱出用としても機能す
ることから適用範囲が広く、かつ単なるブロックなので
簡便に取りつけられ経済的でもある。
【0015】図8には本発明による別の形態の脱出用コ
ンクリートブロック2が示され、即ちブロック2自体と
しては図1または図2に示したものが向かい合わせに対
設された一体形成されたものであり、該斜面2には粗面
状5、反対側には階段状5aが採用されているが、両方
を同一のものとしてもよい。図9には図8の一体物に換
えて図1の斜面を粗面状5とした水路用コンクリートブ
ロック11の長さの半分に形成したブロック1を対設し
て設置したもので、該斜面は階段状5aとしたり、その
双方を使用してもよいことは前述した通りである。図1
0には図7とは別に水路の通水断面に影響させないよう
に一般の水路用コンクリートブロック11より広くした
ブロック11aや図6に示したものと同様にL形ブロッ
ク13を対設し連結コンクリート15によってU形コン
クリートブロックとして広く形成したものを用いて図8
のブロック2や図1や図2のブロック1または1aを対
設させたものを水路コンクリートブロックの片側または
両側に設置された水路の状態が示されるが、水路の通水
断面幅の外に脱出用コンクリートブロックが設置される
ことから通水に影響を与えない。また脱出用コンクリー
トの支持壁7が水路用コンクリートブロック11aの両
端側にくることからブロックの防水対策ともなることは
図より明らかである。
【0016】図11と図12には斜面部体の更に好まし
い態様が示されている。即ち斜面が形成され、該斜面に
粗面状部5および5aの如きが形成されていることは前
記した図1、2のものと同様であるが、図11はこのよ
うな斜面部が板状に形成され、その上端部から下方に適
用すべき水路用コンクリートブロック11の内面に達す
る支持部7が形成され、前記のような斜面部の内部を全
面開放された空洞状部とした脱出用コンクリートブロッ
ク3で、図12は側面に複数の丸や角形の筒状の開口部
8aとした脱出用コンクリートブロック3aで、共に魚
類等の水生生物の住み処や休息場とすることができる。
なお図12による斜面部の側面には玉石等の突出させた
擬石や擬岩等立体的模様9を配設することで流速を弱め
て水路に落ちた小動物等が這い上がるための手掛かりと
なり、更に表面の美化にも寄与する。
【0017】図13には前記したような空洞状部8を有
し側面に立体的模様9を配した脱出用コンクリートブロ
ック3をU形コンクリートブロック11内に取付けられ
た状態が示されているが、支持部7によってブロック1
1内に的確に設定支持され、しかも空洞状部8はブロッ
ク11の内部流水域に開放された深み部となり、内部に
玉石等の天然石材18を敷き並べることで表面に水草や
藻類が着生し、魚類の餌場になると共に石材間の隙間は
水生昆虫などの住み処となる。
【0018】図14には本発明による更に好ましい底部
の斜面部を拡大した脱出用コンクリートブロック4が示
され、図15には該ブロック4のブロック11内におけ
る設定状態が示されている。即ちこのブロック4は底部
が拡大されていることからブロック11内に安定状態に
取付けることができ、特に図15のように図13までに
示したものと同じ同幅の脱出用コンクリートブロック1
と併用することにより、該ブロック4の底部がブロック
11の流水域内に適当に突出した状態に設定されるの
で、水路内水流に流されて来た小動物でもこの流水域内
突出部10によってすくい上げるように救出することが
できる。尚、この該ブロック4や図8に示すものの側面
に図9や図10に示すように空洞部分や開口部あるいは
立体的模様を形成してよいことは云うまでもなく、この
効果については前述した通りである。
【0019】図16と図17には側壁を外側に傾斜させ
た断面U形の水路用コンクリートブロック16と17が
示されている。図16は一体成形したブロック16で脱
出用コンクリートブロック3aも傾斜させた側壁に合わ
せて斜めに成形される。図17は側壁を外側に傾斜させ
たL形ブロック17を底部に埋設した連結金具18をボ
ルト等で連結して隙間にモルタル等を充填して一体成形
したブロック17aで、脱出用コンクリートブロック3
も同様に斜めに成形したものを使用する。このL形ブロ
ック17の側壁は周囲の景観に合わせるため鉄平石等の
天然石を埋設したり、擬岩等の立体的模様としてある。
またこれは玉石や丸太や板材の本木に変えてもよいし、
それに類した模様を形成してよいことは言うまでもない
ことである。図18は用、排水路に分断して使用する水
路で中央の隔壁20aを一体成形した複断面のコンクリ
ートブロック20で、図19は隔壁20aを分割して成
形して水路用コンクリートブロック11に取り付けて複
断面の水路としたもので、用、排水路の片側または両側
に脱出用コンクリートブロックが取り付けられその効果
は前述の通りである。
【0020】図20は水路用コンクリートブロックの通
常水の流れない余裕高さの部分に本石や本木を埋設した
り擬石や擬木の立体的模様21aを部分的に形成したも
ので、通行人から見える部分のみの化粧でよいので経済
的でかつ周囲の景観にマッチする。このブロック11に
は脱出用コンクリートブロック4が取り付けられるが、
効果は前述した通りである。
【0021】上記したような本発明によるときは所定の
厚さを有し、一側端部を垂直状とすると共に他側部に斜
面部を形成して側面部を台形形状となし、前記斜面部を
多段状または粗粒状ないし粗面状としたことによりこの
ブロックを水路内に設定し、該水路に落下した小動物な
どを容易に這い出さしめて救済することができる。ある
いは水飲み目的において水面に降下近接させることがで
きる。
【0022】また、上記ブロックの側面部に底面または
丸形、角形などの開放部を形成したことにより、該ブロ
ックを適宜に軽量化して取扱いを容易とすると共に魚類
その他の水中生物の棲息域を上記ブロックにおいて形成
する。
【0023】更に上記ブロックにおいて所定の厚さを有
し側面部を台形形状とされたブロックの厚さが上部より
下部が幅広として形成されたことによって、該ブロック
の水路内における設定を安定化し、また水路内に幅広部
分が突出して設けられることによって落下した小動物な
どの流れる状態からの這い上がりを容易とする。
【0024】また上記の如く側面部を台形形状となした
斜面部に天然石材を埋設し、または擬石模様のような立
体的模様を設けたことにより、水路内に設定した場合の
美観性を向上し、周辺の景観ないし環境になじんだ水路
を形成する。しかも落下した小動物などがこのような立
体的模様を引掛り部として利用することを可能とし、前
記救出をより有利に図らしめる。
【0025】側壁が垂直状または外側に傾斜した一体成
形または断面L形ブロックを対向連結して成る断面U形
水路用コンクリートブロックまたは該U形断面の中間部
に隔壁を設けた複断面水路用コンクリートブロックを連
設した水路内に一定間隔を採り前記したような小動物脱
出用コンクリートブロックを設けるようにしたことによ
り簡易に落下衝動物を救済できる水路を得しめ、あるい
は既設水路においても適宜且つ低コストに落下小動物を
救出する作用または水飲みなどのための水路面近接目的
を具備させることができる。またU形ブロックによる水
路の全長を一定幅のブロックで形成することを可能とし
て低コストに上記のような水路を得しめる。なお前記し
たような小動物脱出用ブロックが大型水路に設けられた
場合には人などの大きい動物にとっても有効にそれらの
作用を得しめる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるならば
一般的コンクリートブロック水路において比較的低コス
ト且つ簡易に得られる脱出用コンクリートブロックを設
置するだけで水路に落ちた小動物などを有効且つ適切に
救出、這い出しを図り、また水飲み目的などにおいて水
面近傍に達せしめ得、勿論コンクリートブロック水路と
しての耐用性、強度性ないし水路管理の容易性その他の
特質を充分に具備させることができるものであるから工
業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における脱出用コンクリートブロックの
代表的一例を示した斜面図である。
【図2】本発明における脱出用コンクリートブロックの
別な代表的一例を示した斜面図である。
【図3】一般的な水路用コンクリートブロックの斜面図
である。
【図4】一般的なL形ブロックの斜面図である。
【図5】図1の脱出用コンクリートブロックを用いて形
成された水路用コンクリートブロックの斜面図である。
【図6】図1および図2の脱出用コンクリートブロック
とL形ブロックを用いて形成された水路用コンクリート
ブロックの斜面図である。
【図7】図5の水路用コンクリートブロックを用いて構
成された水路の平面図である。
【図8】本発明による脱出用コンクリートブロックのも
う1つの構成を示した斜面図である。
【図9】図1に示したブロックを対設させて形成された
水路用コンクリートブロックの斜面図である。
【図10】本発明による脱出用コンクリートブロックを
用いた水路の他の構成例を示した平面図である。
【図11】本発明による脱出用コンクリートブロックの
他の構成例を示した斜面図である。
【図12】本発明による脱出用コンクリートブロックの
更に別の構成例を示した斜面図である。
【図13】図11、図12に示したような脱出用コンク
リートブロックを用いて得られる水路用コンクリートブ
ロックの斜面図である。
【図14】本発明における脱出用コンクリートブロック
の更に別の構成例を示した斜面図である。
【図15】図14に示した脱出用コンクリートブロック
を用いた水路用コンクリートブロックの斜面図である。
【図16】外側を傾斜させた水路用コンクリートブロッ
クに本発明による脱出用コンクリートブロックを用いた
斜面図である。
【図17】外側を傾斜させ、側壁内部に割石模様を施し
た水路用コンクリートブロックに本発明による脱出用コ
ンクリートブロックを用いた斜面図である。
【図18】本発明による脱出用コンクリートブロックを
用いた隔壁を有する複断面コンクリートブロックの斜面
図である。
【図19】図18とは別の構成による本発明による脱出
用コンクリートブロックを用いた隔壁を有する複断面コ
ンクリートブロックの斜面図である。
【図20】上面のみ化粧した水路用コンクリートブロッ
クに本発明による脱出用コンクリートブロックを用いた
斜面図である。
【符号の説明】
1 表面を粗面状とした脱出用コンクリートブロック 1a 表面を階段状とした脱出用コンクリートブロック 2 中央に斜面を対設して設けた脱出用コンクリート
ブロック 3 側面に空洞部を設けた脱出用コンクリートブロッ
ク 3a 側面に開口部を設けた脱出用コンクリートブロッ
ク 4 斜面の下部を幅広とした脱出用コンクリートブロ
ック 5 斜面部の粗面状 5a 斜面部の階段状 6 切欠け段部 7 支持部 8 空洞状部 8a 開口部 9 立体的模様 10 流水域内突出部 11 断面U形の水路用コンクリートブロック 11a 幅広とした断面U形の水路用コンクリートブロ
ック 12 U形ブロックの側壁部 13 L形ブロック 13a 一体成形ブロック 14 連結鉄筋 15 連結コンクリート 16 側壁を外側に傾斜させた断面U形の水路用コンク
リートブロック 17 側壁を外側に傾斜させたL形ブロック 17a 一体成形ブロック 18 連結金具 19 天然石材 20 複断面コンクリートブロック 20a 隔壁 21 本石、本木または立体的模様 21a 部分的本石、本木または立体的模様

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の厚さを有し、一側端部を垂直状と
    すると共に他側部に斜面部を形成して側面部を台形形状
    となし、前記斜面部を多段状または粗粒状ないし粗面状
    としたことを特徴とする小動物脱出用コンクリートブロ
    ック。
  2. 【請求項2】 側面部に底面または丸形、角形などの開
    放部を形成したことを特徴とした請求項1に記載の小動
    物脱出用コンクリートブロック。
  3. 【請求項3】 所定の厚さを有し側面部を台形形状とさ
    れたブロックの厚さが上部より下部が幅広として形成さ
    れたことを特徴とする請求項1または2の何れか1つに
    記載の小動物脱出用コンクリートブロック。
  4. 【請求項4】 側面部を台形形状となした斜面部に天然
    石材を埋設し、または擬石模様のような立体的模様を設
    けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載
    の小動物脱出用コンクリートブロック。
  5. 【請求項5】 側壁が垂直状または外側に傾斜した一体
    成形または断面L形ブロックを対向連結して成る断面U
    形水路用コンクリートブロックまたは該U形断面の中間
    部に隔壁を設けた複断面水路用コンクリートブロックを
    連設した水路内に一定間隔を採り請求項1〜4の何れか
    1つに記載の小動物脱出用コンクリートブロックを設け
    たことを特徴とするコンクリートブロック水路。
JP8086013A 1996-03-15 1996-03-15 小動物脱出用コンクリートブロックおよびそれを取り付けてなるコンクリートブロック水路 Pending JPH09250121A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038105A1 (ja) * 2002-10-25 2004-05-06 Landes Co., Ltd. 誘導路形成用ブロック、誘導路を備えた壁体構築用パネル材及び型枠
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