JPH09248279A - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置Info
- Publication number
- JPH09248279A JPH09248279A JP8057080A JP5708096A JPH09248279A JP H09248279 A JPH09248279 A JP H09248279A JP 8057080 A JP8057080 A JP 8057080A JP 5708096 A JP5708096 A JP 5708096A JP H09248279 A JPH09248279 A JP H09248279A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image
- fundus
- control circuit
- photographing
- Prior art date
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- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】検者が視覚的に離れた位置からでも蛍光撮影時
の経過時間を瞬時にイメージ把握できる眼科装置を提供
すること。 【解決手段】被検眼Eに照明光束を照射する照明光学系
1と、被検眼Eからの光束を受光してTVカメラ30に導
く観察・撮影光学系2と、TVカメラ60からの眼科画像
Ef´を表示させるモニターテレビ60を備える眼科装
置において、眼科画像Ef´と共に蛍光撮影時における
経過時間をモニターテレビ60に時間表示バー80でバ
ー表示させる演算制御回路40が設けられている眼科装
置。
の経過時間を瞬時にイメージ把握できる眼科装置を提供
すること。 【解決手段】被検眼Eに照明光束を照射する照明光学系
1と、被検眼Eからの光束を受光してTVカメラ30に導
く観察・撮影光学系2と、TVカメラ60からの眼科画像
Ef´を表示させるモニターテレビ60を備える眼科装
置において、眼科画像Ef´と共に蛍光撮影時における
経過時間をモニターテレビ60に時間表示バー80でバ
ー表示させる演算制御回路40が設けられている眼科装
置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、眼科装置における蛍
光撮影時の経過時間を検者に知らせる手段を有する眼科
装置に関するものである。
光撮影時の経過時間を検者に知らせる手段を有する眼科
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、眼科装置である眼底カメラには
無散瞳眼底カメラと散瞳眼底カメラがある。この無散瞳
眼底カメラにおいては、赤外領域の光を利用して、アラ
イメント指標を被検眼眼底に投影しアライメントを行う
と共に、被検眼眼底の赤外光による観察・撮影を行うよ
うになっている。一方、散瞳眼底カメラにおいては、F
AGバリアフィルタを透過可能な可視領域の光を利用し
て、アライメント指標を被検眼眼底に投影しアライメン
トを行うと共に、被検眼眼底の可視光による観察・撮影
を行うようになっている。また、眼底カメラには、可視
領域の光と赤外領域の光とを用いて、被検眼眼底の可視
光による観察・撮影と赤外光による観察・撮影の両方を
選択的に行い得るようにすると共に、可視光によるアラ
イメント指標を被検眼眼底に投影してアライメントを行
うようにしたものもある。ところで、この様な眼底カメ
ラを用いて被検眼眼底の蛍光撮影を行う場合には、先ず
被検者の静脈に蛍光剤を注射(静注)することにより、
蛍光剤を血流に載せて被検眼眼底の眼底血管まで案内さ
せる。一方、眼底カメラ側では、静注された蛍光剤を励
起する波長の照明光を被検眼眼底に投影することによ
り、蛍光剤が被検眼の眼底血管に到達して照明光により
励起され、眼底血管から蛍光が発するのを待つ。
無散瞳眼底カメラと散瞳眼底カメラがある。この無散瞳
眼底カメラにおいては、赤外領域の光を利用して、アラ
イメント指標を被検眼眼底に投影しアライメントを行う
と共に、被検眼眼底の赤外光による観察・撮影を行うよ
うになっている。一方、散瞳眼底カメラにおいては、F
AGバリアフィルタを透過可能な可視領域の光を利用し
て、アライメント指標を被検眼眼底に投影しアライメン
トを行うと共に、被検眼眼底の可視光による観察・撮影
を行うようになっている。また、眼底カメラには、可視
領域の光と赤外領域の光とを用いて、被検眼眼底の可視
光による観察・撮影と赤外光による観察・撮影の両方を
選択的に行い得るようにすると共に、可視光によるアラ
イメント指標を被検眼眼底に投影してアライメントを行
うようにしたものもある。ところで、この様な眼底カメ
ラを用いて被検眼眼底の蛍光撮影を行う場合には、先ず
被検者の静脈に蛍光剤を注射(静注)することにより、
蛍光剤を血流に載せて被検眼眼底の眼底血管まで案内さ
せる。一方、眼底カメラ側では、静注された蛍光剤を励
起する波長の照明光を被検眼眼底に投影することによ
り、蛍光剤が被検眼の眼底血管に到達して照明光により
励起され、眼底血管から蛍光が発するのを待つ。
【0003】この蛍光剤が励起されて眼底血管から蛍光
が発し始めるまでには数十秒かかり、その時間は被検者
によって異なる。この際、眼底血管からの蛍光の発光量
は、最初急激に高くなって発光開始から数秒〜数十秒で
ピークをむかえ、その後に数十分かかって徐々に低下す
る。この様な蛍光の発光初期は、蛍光量の変化が大き
く、眼底血管における蛍光剤の流の状態を知る上で重要
であるため、撮影の間隔は短かくしている。そして、そ
の後は、蛍光の発光量の変化が徐々に低下するために、
撮影の間隔を長くしている。
が発し始めるまでには数十秒かかり、その時間は被検者
によって異なる。この際、眼底血管からの蛍光の発光量
は、最初急激に高くなって発光開始から数秒〜数十秒で
ピークをむかえ、その後に数十分かかって徐々に低下す
る。この様な蛍光の発光初期は、蛍光量の変化が大き
く、眼底血管における蛍光剤の流の状態を知る上で重要
であるため、撮影の間隔は短かくしている。そして、そ
の後は、蛍光の発光量の変化が徐々に低下するために、
撮影の間隔を長くしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様な蛍
光が発してからの経過時間の測定は通常タイマーを用い
てディジタル表示等により行っているために、数字の表
示を確認しなければならず、検者が視覚的に離れた位置
から瞬時にイメージ把握することはできないものであっ
た。
光が発してからの経過時間の測定は通常タイマーを用い
てディジタル表示等により行っているために、数字の表
示を確認しなければならず、検者が視覚的に離れた位置
から瞬時にイメージ把握することはできないものであっ
た。
【0005】そこで、この発明は、検者が視覚的に離れ
た位置からでも蛍光撮影時の経過時間を瞬時にイメージ
把握できる眼科装置を提供することを目的とするもので
ある。
た位置からでも蛍光撮影時の経過時間を瞬時にイメージ
把握できる眼科装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、被検眼に照明光束を照射する照明光学
系と、前記被検眼からの光束を受光して電子撮影手段に
導く撮影光学系と、前記電子撮影手段からの眼科画像を
表示させる表示手段を備える眼科装置において、前記眼
科画像と共に蛍光撮影時における経過時間を前記表示手
段に定量表示させる演算制御回路が設けられている眼科
装置としたことを特徴とする。
に、この発明は、被検眼に照明光束を照射する照明光学
系と、前記被検眼からの光束を受光して電子撮影手段に
導く撮影光学系と、前記電子撮影手段からの眼科画像を
表示させる表示手段を備える眼科装置において、前記眼
科画像と共に蛍光撮影時における経過時間を前記表示手
段に定量表示させる演算制御回路が設けられている眼科
装置としたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0008】<全体の概略構成>図12において、10
0はこの発明にかかる眼底カメラを示したものである。
この眼底カメラ100は、ベース101(架台)と、ベ
ース101上に固定された固定テーブル102と、固定
テーブル102上に載置された可動テーブル103を有
する。
0はこの発明にかかる眼底カメラを示したものである。
この眼底カメラ100は、ベース101(架台)と、ベ
ース101上に固定された固定テーブル102と、固定
テーブル102上に載置された可動テーブル103を有
する。
【0009】この固定テーブル102上には左右一対の
ガイドレール104,(他方図示せず)が設けられてい
る。また、固定テーブル2の側面には、図12(a)に示
した様に、RGB/SYNC端子すなわちRGB信号と
同期信号を取り出す出力端子102aと、Y信号及びC
信号を取り出すS端子(セパレート端子)102bが設
けられている。
ガイドレール104,(他方図示せず)が設けられてい
る。また、固定テーブル2の側面には、図12(a)に示
した様に、RGB/SYNC端子すなわちRGB信号と
同期信号を取り出す出力端子102aと、Y信号及びC
信号を取り出すS端子(セパレート端子)102bが設
けられている。
【0010】また、可動テーブル103には、ガイドレ
ール104,(他方図示せず)上まで左右に延び且つ軸
線回りに回転自在に設けられた回転軸105と、回転軸
105の両端に固定され且つガイドレール104,(他
方図示せず)に案内される車輪106,(他方図示せ
ず)が設けられている。しかも、このガイドレール10
4には図示しない係合穴が等ピッチで長手方向に設けら
れ、車輪106にはガイドレール103に係合穴に係合
する円錐状の係合ピン(図示せず)が設けられている。
ール104,(他方図示せず)上まで左右に延び且つ軸
線回りに回転自在に設けられた回転軸105と、回転軸
105の両端に固定され且つガイドレール104,(他
方図示せず)に案内される車輪106,(他方図示せ
ず)が設けられている。しかも、このガイドレール10
4には図示しない係合穴が等ピッチで長手方向に設けら
れ、車輪106にはガイドレール103に係合穴に係合
する円錐状の係合ピン(図示せず)が設けられている。
【0011】また、眼底カメラ100は、様に可動テー
ブル103に任意の方向に傾動自在に装着されて傾動操
作時に可動テーブル3を傾動方向に移動操作するジョイ
ステックレバー108と、ジョイステックレバー108
に装着された撮影スイッチ41を有する。
ブル103に任意の方向に傾動自在に装着されて傾動操
作時に可動テーブル3を傾動方向に移動操作するジョイ
ステックレバー108と、ジョイステックレバー108
に装着された撮影スイッチ41を有する。
【0012】更に、眼底カメラ100は、可動テーブル
103上に固定されたカメラ本体109(眼科装置本
体)と、カメラ本体109のカメラマウント109aに
装着されたカラー撮像装置110を有する。このカラー
撮像装置110は、カメラ本体109内の光学系からの
映像を導く光学部品を収納する光学部品収納部110a
と、光学部品収納部110aに装着されたカラーテレビ
カメラ89(後述)を有する。
103上に固定されたカメラ本体109(眼科装置本
体)と、カメラ本体109のカメラマウント109aに
装着されたカラー撮像装置110を有する。このカラー
撮像装置110は、カメラ本体109内の光学系からの
映像を導く光学部品を収納する光学部品収納部110a
と、光学部品収納部110aに装着されたカラーテレビ
カメラ89(後述)を有する。
【0013】<光学系>図1において、50はカメラ本
体109内の照明系、51は観察・撮影系(観察撮影光
学系)である。この観察・撮影系51はカメラ本体10
9内の共用光学系52及び観察系53と撮影系54とか
ら概略構成されている。
体109内の照明系、51は観察・撮影系(観察撮影光
学系)である。この観察・撮影系51はカメラ本体10
9内の共用光学系52及び観察系53と撮影系54とか
ら概略構成されている。
【0014】また、照明系50は凹面鏡55、ハロゲン
ランプ56、コンデンサレンズ57、赤外透過フィルタ
58、環状のキセノンランプ59、リング絞り60、リ
レーレンズ61、黒点板62、ピント合わせ指標機構6
3、リレーレンズ64を有する。リング絞り60は被検
眼Eの瞳孔と略共役であり、黒点板62は対物レンズを
反射面と考えた場合に開口絞り67Bと略共役である。
ランプ56、コンデンサレンズ57、赤外透過フィルタ
58、環状のキセノンランプ59、リング絞り60、リ
レーレンズ61、黒点板62、ピント合わせ指標機構6
3、リレーレンズ64を有する。リング絞り60は被検
眼Eの瞳孔と略共役であり、黒点板62は対物レンズを
反射面と考えた場合に開口絞り67Bと略共役である。
【0015】リング絞り60とリレーレンズ61との間
には挿脱機構65が設けられ、挿脱機構65はNDフィ
ルタ66とエキサイタフィルタ67とソレノイド68と
から大略構成されている。ソレノイド68の代わりにス
テッピングモータを用いてもよい。
には挿脱機構65が設けられ、挿脱機構65はNDフィ
ルタ66とエキサイタフィルタ67とソレノイド68と
から大略構成されている。ソレノイド68の代わりにス
テッピングモータを用いてもよい。
【0016】ピント合わせ指標機構63(特公昭61−
91号公報参照)は、図2に示すように、ランプ64
A、コンデンサレンズ65A、赤外透過フィルタ66
A、指標67A、リレーレンズ68A、ガラス板69A
から大略構成されている。ガラス板69Aはダイクロイ
ックミラー部69aを有し、ダイクロイックミラー部6
9aは可視光を透過し、赤外光を反射する。ピント合わ
せ指標機構63は後述する合焦レンズに連動して光軸方
向に移動される。
91号公報参照)は、図2に示すように、ランプ64
A、コンデンサレンズ65A、赤外透過フィルタ66
A、指標67A、リレーレンズ68A、ガラス板69A
から大略構成されている。ガラス板69Aはダイクロイ
ックミラー部69aを有し、ダイクロイックミラー部6
9aは可視光を透過し、赤外光を反射する。ピント合わ
せ指標機構63は後述する合焦レンズに連動して光軸方
向に移動される。
【0017】赤外透過フィルタ58は図3に示すように
約波長830nm以上の赤外光を透過する役割を果たし、
エキサイタフィルタ67は図4に示すように波長450
nmから波長520nmの撮影光としての照明光と波長82
0nm以上の赤外光としての照明光とを透過する役割を有
する。
約波長830nm以上の赤外光を透過する役割を果たし、
エキサイタフィルタ67は図4に示すように波長450
nmから波長520nmの撮影光としての照明光と波長82
0nm以上の赤外光としての照明光とを透過する役割を有
する。
【0018】共用光学系52は、対物レンズ65B、穴
開きミラー66B、開口絞り67B、ダイクロイックミ
ラー68B、合焦レンズ69、結像レンズ70、ダイク
ロイックミラー71から構成されている。この共用光学
系52にはアライメント光学系72が設けられている。
このアライメント光学系72は、アライメント光源7
3、ライトガイド74、ミラー75、2孔絞り76、リ
レーレンズ77を有する。尚、ダイクロイックミラー7
1は、図8に示した様に、赤外光を反射し且つ可視光を
透過する様になっている。
開きミラー66B、開口絞り67B、ダイクロイックミ
ラー68B、合焦レンズ69、結像レンズ70、ダイク
ロイックミラー71から構成されている。この共用光学
系52にはアライメント光学系72が設けられている。
このアライメント光学系72は、アライメント光源7
3、ライトガイド74、ミラー75、2孔絞り76、リ
レーレンズ77を有する。尚、ダイクロイックミラー7
1は、図8に示した様に、赤外光を反射し且つ可視光を
透過する様になっている。
【0019】2孔絞り76は図5に示すように一対の孔
部76a、76aを有する。アライメント光源73は波
長760nmの近赤外光を出射し、ライトガイド74に入
射された近赤外光はその射出端から出射され、その射出
端から出射された近赤外光はミラー75で反射され、孔
部76a、76aを通ってリレーレンズ77に導かれ、
リレーレンズ77はライトガイド74の射出端の像を穴
開きミラー66Bの穴部66aの中央位置Xに一旦形成
する。ダイクロイックミラー68Bは図6に示すように
波長760nmの近赤外光を約30%透過しかつこれ以外
の波長域の光を全透過させる役割を果たす。
部76a、76aを有する。アライメント光源73は波
長760nmの近赤外光を出射し、ライトガイド74に入
射された近赤外光はその射出端から出射され、その射出
端から出射された近赤外光はミラー75で反射され、孔
部76a、76aを通ってリレーレンズ77に導かれ、
リレーレンズ77はライトガイド74の射出端の像を穴
開きミラー66Bの穴部66aの中央位置Xに一旦形成
する。ダイクロイックミラー68Bは図6に示すように
波長760nmの近赤外光を約30%透過しかつこれ以外
の波長域の光を全透過させる役割を果たす。
【0020】穴部66aの中央位置Xに一旦結像された
一対のアライメント光束は、対物レンズ65Bを介して
被検眼Eの角膜Cに導かれる。ここで、被検眼Eから装
置本体までのワーキングディスタンスW及び被検眼に対
する装置本体の上下左右方向の位置が適正であるときに
は、一対のアライメント光束によって、角膜曲率中心の
2分の1の位置に結像投影される。
一対のアライメント光束は、対物レンズ65Bを介して
被検眼Eの角膜Cに導かれる。ここで、被検眼Eから装
置本体までのワーキングディスタンスW及び被検眼に対
する装置本体の上下左右方向の位置が適正であるときに
は、一対のアライメント光束によって、角膜曲率中心の
2分の1の位置に結像投影される。
【0021】被検眼Eから装置本体までのワーキングデ
ィスタンスWが適正位置からずれているとき、一対のア
ライメント光束に基づくアライメント像はその角膜Cの
角膜曲率中心の2分の1の位置を境に分離して投影され
る。角膜Cにより反射されたアライメント反射光束はワ
ーキングディスタンスWが適正であるときには対物レン
ズ41により眼底Efと共役位置Rに結像される。その
位置Rに結像されたアライメント反射光束は穴部66a
を通り、眼底像を形成する光束と同様に観察系53に導
かれる。
ィスタンスWが適正位置からずれているとき、一対のア
ライメント光束に基づくアライメント像はその角膜Cの
角膜曲率中心の2分の1の位置を境に分離して投影され
る。角膜Cにより反射されたアライメント反射光束はワ
ーキングディスタンスWが適正であるときには対物レン
ズ41により眼底Efと共役位置Rに結像される。その
位置Rに結像されたアライメント反射光束は穴部66a
を通り、眼底像を形成する光束と同様に観察系53に導
かれる。
【0022】観察系53はフィールドレンズ78、反射
ミラー79、リレーレンズ80、エリアCCD81を有
するテレビカメラ82、メモリを内蔵した処理回路8
3、モニターテレビ84(モニター装置)からなってい
る。
ミラー79、リレーレンズ80、エリアCCD81を有
するテレビカメラ82、メモリを内蔵した処理回路8
3、モニターテレビ84(モニター装置)からなってい
る。
【0023】また、撮影系54は、フィールドレンズ付
のプリズム85、挿脱機構86、リレーレンズ87、エ
リアCCD88を有するテレビカメラ89、メモリを内
蔵した処理回路90、モニターテレビ91からなってい
る。このフィールドレンズ付のプリズム85、挿脱機構
86、リレーレンズ87等は、図12の光学部品収納部
110a内に設けられている。
のプリズム85、挿脱機構86、リレーレンズ87、エ
リアCCD88を有するテレビカメラ89、メモリを内
蔵した処理回路90、モニターテレビ91からなってい
る。このフィールドレンズ付のプリズム85、挿脱機構
86、リレーレンズ87等は、図12の光学部品収納部
110a内に設けられている。
【0024】このモニターテレビ91のS端子(図示せ
ず)には図10に示した様にY信号とC信号を案内可能
なケーブル120の一端に設けた接続端子(図示せず)
が接続され、このケーブル120の他端に設けたコネク
タ120aは固定テーブル103のS端子102bに接
続されている。このモニターテレビ91のS端子もS端
子102bと同様にC信号及びY信号を入力可能に設け
られている。
ず)には図10に示した様にY信号とC信号を案内可能
なケーブル120の一端に設けた接続端子(図示せず)
が接続され、このケーブル120の他端に設けたコネク
タ120aは固定テーブル103のS端子102bに接
続されている。このモニターテレビ91のS端子もS端
子102bと同様にC信号及びY信号を入力可能に設け
られている。
【0025】尚、このケーブル120の代わりにRGB
信号と同期信号を案内可能なケーブル130を用いても
よい。図10中、130a,130bは固定テーブル1
02の両端に設けられたコネクタで、このコネクタ13
0aはモニターテレビ91の側部に設けた出力端子10
2aに接続され、コネクタ130bはモニターテレビ9
1に設けられるRGB信号及び同期信号用の入力端子
(図示せず)に接続される。
信号と同期信号を案内可能なケーブル130を用いても
よい。図10中、130a,130bは固定テーブル1
02の両端に設けられたコネクタで、このコネクタ13
0aはモニターテレビ91の側部に設けた出力端子10
2aに接続され、コネクタ130bはモニターテレビ9
1に設けられるRGB信号及び同期信号用の入力端子
(図示せず)に接続される。
【0026】挿脱機構86はダミーフィルタ92とバリ
アフィルタ93とから概略構成されている。バリアフィ
ルタ93は図7に示すように波長530nmから640nm
の光を透過させる透過特性を有する。なお、ダイクロイ
ックミラー71は図8に示すように波長700nm以下の
光を透過させ、波長700nm以上の赤外光を反射する透
過特性を有する。
アフィルタ93とから概略構成されている。バリアフィ
ルタ93は図7に示すように波長530nmから640nm
の光を透過させる透過特性を有する。なお、ダイクロイ
ックミラー71は図8に示すように波長700nm以下の
光を透過させ、波長700nm以上の赤外光を反射する透
過特性を有する。
【0027】また、挿脱機構86は、ダミーフィルター
92が光路から抜き出されたのを検知するマイクロスイ
ッチMS−1と、バリヤフィルタ93が光路から抜き出
されたのを検知するマイクロスイッチMS−2を有す
る。そして、ダミーフィルター92が撮影系54の光路
に挿入されると、ダミーフィルター92がマイクロスイ
ッチMS−1から離反してマイクロスイッチMS−1が
OFFさせらると共に、これに連動してバリヤフィルタ9
3が撮影系54の光路から抜き出され、このバリヤフィ
ルタ93がマイクロスイッチMS−2をONする様になっ
ている。
92が光路から抜き出されたのを検知するマイクロスイ
ッチMS−1と、バリヤフィルタ93が光路から抜き出
されたのを検知するマイクロスイッチMS−2を有す
る。そして、ダミーフィルター92が撮影系54の光路
に挿入されると、ダミーフィルター92がマイクロスイ
ッチMS−1から離反してマイクロスイッチMS−1が
OFFさせらると共に、これに連動してバリヤフィルタ9
3が撮影系54の光路から抜き出され、このバリヤフィ
ルタ93がマイクロスイッチMS−2をONする様になっ
ている。
【0028】一方、ダミーフィルター92が撮影系54
の光路から抜き出されると、このダミーフィルター92
によりマイクロスイッチMS−1がONさせられ、バリヤ
フィルタ93がマイクロスイッチMS−2から離反して
マイクロスイッチMS−2がOFFすると共に撮影系54
の光路に挿入されるようになっている。
の光路から抜き出されると、このダミーフィルター92
によりマイクロスイッチMS−1がONさせられ、バリヤ
フィルタ93がマイクロスイッチMS−2から離反して
マイクロスイッチMS−2がOFFすると共に撮影系54
の光路に挿入されるようになっている。
【0029】<制御回路>図10は制御回路(制御手
段)すなわち信号処理回路90(モノクロ画像処理手
段)を示したものである。この信号処理回路90は、演
算制御回路140と、演算制御回路140に入力される
テレビカメラ89からのS信号(セパレート信号)を切
り換えるスイッチ回路150と、演算制御回路140に
入力されるRGB信号を切り換えるスイッチ回路160
と、演算制御回路140に接続されたフレームメモリ1
41を有する。このスイッチ回路160は、R信号とG
信号を切り換え出力する第1スイッチ部161と、B信
号とG信号とを切り換え出力する第2スイッチ部162
を有する。尚、テレビカメラ89から出力されるS信号
はY信号とC信号が別々に分離されて出力される。
段)すなわち信号処理回路90(モノクロ画像処理手
段)を示したものである。この信号処理回路90は、演
算制御回路140と、演算制御回路140に入力される
テレビカメラ89からのS信号(セパレート信号)を切
り換えるスイッチ回路150と、演算制御回路140に
入力されるRGB信号を切り換えるスイッチ回路160
と、演算制御回路140に接続されたフレームメモリ1
41を有する。このスイッチ回路160は、R信号とG
信号を切り換え出力する第1スイッチ部161と、B信
号とG信号とを切り換え出力する第2スイッチ部162
を有する。尚、テレビカメラ89から出力されるS信号
はY信号とC信号が別々に分離されて出力される。
【0030】また、演算制御回路140には撮影スイッ
チ41,マイクロスイッチMS−1,MS−2からのON
信号が入力される。一方、演算制御回路140は発光制
御回路170を介してハロゲンランプ56,キセノンラ
ンプ59,ランプ64a,アライメント光源73等を発
光制御するようになっている。
チ41,マイクロスイッチMS−1,MS−2からのON
信号が入力される。一方、演算制御回路140は発光制
御回路170を介してハロゲンランプ56,キセノンラ
ンプ59,ランプ64a,アライメント光源73等を発
光制御するようになっている。
【0031】そして、上述のように、ダミーフィルター
92が撮影系54の光路に挿入されてマイクロスイッチ
MS−1がOFFさせられていると共に、バリヤフィルタ
93が撮影系54の光路から抜き出されてマイクロスイ
ッチMS−2がONしている状態では、Y信号は演算制御
回路140に入力され、C信号は常時はスイッチ回路1
50を介して演算制御回路140に入力される。一方、
この状態では、スイッチ回路160の第1スイッチ部1
61は通常はR信号を演算制御回路140のR信号入力
端子R0に入力し、スイッチ回路160の第2スイッチ
部162は通常はB信号を演算制御回路140のB信号
入力端子B0に入力する。尚、G信号は演算制御回路1
40のG信号入力端子G0に入力される。
92が撮影系54の光路に挿入されてマイクロスイッチ
MS−1がOFFさせられていると共に、バリヤフィルタ
93が撮影系54の光路から抜き出されてマイクロスイ
ッチMS−2がONしている状態では、Y信号は演算制御
回路140に入力され、C信号は常時はスイッチ回路1
50を介して演算制御回路140に入力される。一方、
この状態では、スイッチ回路160の第1スイッチ部1
61は通常はR信号を演算制御回路140のR信号入力
端子R0に入力し、スイッチ回路160の第2スイッチ
部162は通常はB信号を演算制御回路140のB信号
入力端子B0に入力する。尚、G信号は演算制御回路1
40のG信号入力端子G0に入力される。
【0032】しかも、上述の様にダミーフィルター92
が撮影系54の光路から抜き出されると、マイクロスイ
ッチMS−1がONさせらると共に、バリヤフィルタ93
が撮影系54の光路に挿入されてマイクロスイッチMS
−2がOFFしている。この状態で演算制御回路140
は、スイッチ回路150に切り換え信号S1を入力し
て、スイッチ回路150を図11(a)の様にOFFさせ、S
信号の内のC信号が演算制御回路140に入力されない
ように設定されている。一方、この状態で演算制御回路
140は、スイッチ回路160に切り換え信号S2を入
力して、第1スイッチ部161をR信号側からG信号側
に切り換え、演算制御回路140の入力端子R0に入力
されるr信号をカットする一方、テレビカメラ89から
出力されるG信号を演算制御回路140のR信号入力端
子R0に入力すると共に、第2スイッチ部162をB信
号側からG信号側に切換て、演算制御回路140の入力
端子B0に入力されるB信号をカットする一方、テレビ
カメラ89から出力されるG信号を演算制御回路140
のB信号入力端子B0に入力するように設定されてい
る。
が撮影系54の光路から抜き出されると、マイクロスイ
ッチMS−1がONさせらると共に、バリヤフィルタ93
が撮影系54の光路に挿入されてマイクロスイッチMS
−2がOFFしている。この状態で演算制御回路140
は、スイッチ回路150に切り換え信号S1を入力し
て、スイッチ回路150を図11(a)の様にOFFさせ、S
信号の内のC信号が演算制御回路140に入力されない
ように設定されている。一方、この状態で演算制御回路
140は、スイッチ回路160に切り換え信号S2を入
力して、第1スイッチ部161をR信号側からG信号側
に切り換え、演算制御回路140の入力端子R0に入力
されるr信号をカットする一方、テレビカメラ89から
出力されるG信号を演算制御回路140のR信号入力端
子R0に入力すると共に、第2スイッチ部162をB信
号側からG信号側に切換て、演算制御回路140の入力
端子B0に入力されるB信号をカットする一方、テレビ
カメラ89から出力されるG信号を演算制御回路140
のB信号入力端子B0に入力するように設定されてい
る。
【0033】また、演算制御回路140は、マイクロス
イッチMS−1からのON信号が入力された状態では可視
蛍光撮影モードとなり、マイクロスイッチMS−2から
のON信号が入力された状態ではカラー撮影モードとな
る。そして、このモード切り換えは、モード切換スイッ
チと駆動手段を介してダミーフィルタ92及びバリヤフ
ィルタ93を撮影系54の光路に挿脱させることにより
行うが、ダミーフィルタ92及びバリヤフィルタ93を
撮影系54の光路に手動レバー等の操作により挿脱させ
ることによって行うこともできる。
イッチMS−1からのON信号が入力された状態では可視
蛍光撮影モードとなり、マイクロスイッチMS−2から
のON信号が入力された状態ではカラー撮影モードとな
る。そして、このモード切り換えは、モード切換スイッ
チと駆動手段を介してダミーフィルタ92及びバリヤフ
ィルタ93を撮影系54の光路に挿脱させることにより
行うが、ダミーフィルタ92及びバリヤフィルタ93を
撮影系54の光路に手動レバー等の操作により挿脱させ
ることによって行うこともできる。
【0034】しかも、演算制御回路140には、タイマ
ースイッチ200が接続されている。また、演算制御回
路140は、タイマースイッチ200からのON信号を受
けると、このON信号を受けた時点からの経過時間をモニ
ターテレビ91の下部に時間表示バー201で示した様
にバー表示(定量表示)するようになっている。この時
間表示バー201は経過時間と共に図13(a)中右側に
徐々に延びるようになっている。
ースイッチ200が接続されている。また、演算制御回
路140は、タイマースイッチ200からのON信号を受
けると、このON信号を受けた時点からの経過時間をモニ
ターテレビ91の下部に時間表示バー201で示した様
にバー表示(定量表示)するようになっている。この時
間表示バー201は経過時間と共に図13(a)中右側に
徐々に延びるようになっている。
【0035】次に、この様な構成の眼科撮影装置の作用
を他の構成と共に説明する。
を他の構成と共に説明する。
【0036】(1)カラー撮影及び可視蛍光撮影における
共通動作及び制御 上述の照明系50の光路には、カラー撮影モード及び可
視蛍光撮影モードにおける観察の際、エキサイタフィル
タ67が挿入され、眼底Efは波長800nm以上の赤外
光によって照明される。
共通動作及び制御 上述の照明系50の光路には、カラー撮影モード及び可
視蛍光撮影モードにおける観察の際、エキサイタフィル
タ67が挿入され、眼底Efは波長800nm以上の赤外
光によって照明される。
【0037】この眼底Efからの反射光は対物レンズ6
5B、穴開きミラー66Bの穴部66a、開口絞り67
B、ダイクロイックミラー68B、合焦レンズ69、結
像レンズ70を経てダイクロイックミラー71に導か
れ、このダイクロイックミラー71により反射されてフ
ィールドレンズ78の近傍に空中結像される。
5B、穴開きミラー66Bの穴部66a、開口絞り67
B、ダイクロイックミラー68B、合焦レンズ69、結
像レンズ70を経てダイクロイックミラー71に導か
れ、このダイクロイックミラー71により反射されてフ
ィールドレンズ78の近傍に空中結像される。
【0038】この空中結像された眼底像EMは反射ミラ
ー79、リレーレンズ80を経てテレビカメラ82に結
像され、モニタテレビ84の画面84aに眼底像EMが
表示される。同様に、図9(A)、(B)に示すよう
に、テレビカメラ82にはアライメント像AIが受像さ
れ、アライメント像AIは被検眼Eから装置本体までの
ワーキングディスタンスWが適正位置にあるときには図
9(A)に示すように合致して表示され、被検眼Eから
装置本体までのワーキングディスタンスWが適正位置に
ないときには図9(B)に示すように分離して表示さ
れ、検者はこのアライメント像AIの分離・非分離を見
ながら被検眼Eに対する装置本体のアライメントを行う
ことができる。
ー79、リレーレンズ80を経てテレビカメラ82に結
像され、モニタテレビ84の画面84aに眼底像EMが
表示される。同様に、図9(A)、(B)に示すよう
に、テレビカメラ82にはアライメント像AIが受像さ
れ、アライメント像AIは被検眼Eから装置本体までの
ワーキングディスタンスWが適正位置にあるときには図
9(A)に示すように合致して表示され、被検眼Eから
装置本体までのワーキングディスタンスWが適正位置に
ないときには図9(B)に示すように分離して表示さ
れ、検者はこのアライメント像AIの分離・非分離を見
ながら被検眼Eに対する装置本体のアライメントを行う
ことができる。
【0039】また、画面84aには、ピント合わせ指標
機構63に基づく指標像67´が表示される。ダイクロ
イックミラー部69aの反射領域内では赤外光の透過が
カットされるので、この指標像67´が形成された以外
の領域69a´は暗部となり、指標像67´が浮き上が
って見えることになるので、この指標像67´を見なが
らピント調整できる。
機構63に基づく指標像67´が表示される。ダイクロ
イックミラー部69aの反射領域内では赤外光の透過が
カットされるので、この指標像67´が形成された以外
の領域69a´は暗部となり、指標像67´が浮き上が
って見えることになるので、この指標像67´を見なが
らピント調整できる。
【0040】(2)カラー撮影 上述の様に、照明系50の光路には、カラー撮影モード
における観察の際、エキサイタフィルタ67が挿入さ
れ、眼底Efは波長800nm以上の赤外光によって照明
される。一方、カラー撮影モードの観察及び撮影の際に
は、撮影系54の光路にダミーフィルタ92が挿入され
ると共に、バリヤフィルタ93が撮影系54の光路から
抜き出される。この様にダミーフィルタ92が撮影系5
4の光路に挿入されると、マイクロスイッチMS−1が
OFFすると共に、これに連動してバリヤフィルタ93が
撮影系54の光路から抜き出されて、マイクロスイッチ
MS−2がONする。
における観察の際、エキサイタフィルタ67が挿入さ
れ、眼底Efは波長800nm以上の赤外光によって照明
される。一方、カラー撮影モードの観察及び撮影の際に
は、撮影系54の光路にダミーフィルタ92が挿入され
ると共に、バリヤフィルタ93が撮影系54の光路から
抜き出される。この様にダミーフィルタ92が撮影系5
4の光路に挿入されると、マイクロスイッチMS−1が
OFFすると共に、これに連動してバリヤフィルタ93が
撮影系54の光路から抜き出されて、マイクロスイッチ
MS−2がONする。
【0041】そして、演算制御回路140は、このカラ
ー撮影モードの際に、撮影スイッチ41を押すと、発光
制御回路170を介してキセノン管59を発光制御し
て、眼底Efを可視光により照明する。この際、可視光
による眼底からの反射光が共用光学系52及び撮影系5
4を介してテレビカメラ89に受像され、反射光による
眼底像がテレビカメラ89に結像される。尚、可視光に
よる眼底像がダイクロイックミラー71を通過してテレ
ビカメラ89に受像される。
ー撮影モードの際に、撮影スイッチ41を押すと、発光
制御回路170を介してキセノン管59を発光制御し
て、眼底Efを可視光により照明する。この際、可視光
による眼底からの反射光が共用光学系52及び撮影系5
4を介してテレビカメラ89に受像され、反射光による
眼底像がテレビカメラ89に結像される。尚、可視光に
よる眼底像がダイクロイックミラー71を通過してテレ
ビカメラ89に受像される。
【0042】このカラー撮影モードにおいて、演算制御
回路140は、スイッチ回路160を切り換えずに、テ
レビカメラ89から第1スイッチ部161まで案内され
ているR信号を演算制御回路140のR信号入力端子R
0に入力させ、テレビカメラ89から第2スイッチ部1
62まで案内されているB信号を演算制御回路140の
B信号入力端子B0に入力する。尚、G信号は演算制御
回路140のG信号入力端子G0に入力される。一方、
テレビカメラ89からのY信号は演算制御回路140に
入力され、テレビカメラ89からのC信号は常時はスイ
ッチ回路150を介して演算制御回路140に入力され
る。
回路140は、スイッチ回路160を切り換えずに、テ
レビカメラ89から第1スイッチ部161まで案内され
ているR信号を演算制御回路140のR信号入力端子R
0に入力させ、テレビカメラ89から第2スイッチ部1
62まで案内されているB信号を演算制御回路140の
B信号入力端子B0に入力する。尚、G信号は演算制御
回路140のG信号入力端子G0に入力される。一方、
テレビカメラ89からのY信号は演算制御回路140に
入力され、テレビカメラ89からのC信号は常時はスイ
ッチ回路150を介して演算制御回路140に入力され
る。
【0043】しかも、演算制御回路140は、テレビカ
メラ89から入力されるRGB信号を出力端子102a
まで導くと共に、テレビカメラ89から入力されるY信
号及びC信号をS端子まで案内している。尚、説明及び
図示は省力したが、テレビカメラ89からの同期信号も
出力端子102aまで案内されている。
メラ89から入力されるRGB信号を出力端子102a
まで導くと共に、テレビカメラ89から入力されるY信
号及びC信号をS端子まで案内している。尚、説明及び
図示は省力したが、テレビカメラ89からの同期信号も
出力端子102aまで案内されている。
【0044】従って、本実施例では、ケーブル120を
介してS端子120aとモニターテレビ91を接続して
いるので、テレビカメラ89に受像された眼底像の映像
信号すなわちY信号及びC信号がケーブル120を介し
てモニターテレビ91に入力されて、このモニターテレ
ビ91の画面91aにテレビカメラ89で撮影された眼
底像がカラー画像として表示される。尚、ケーブル12
0に代えてケーブル130を用いて、出力端子102a
とモニターテレビ91を接続した場合には、RGB信号
と同期信号によってテレビカメラ89で撮影された眼底
像がカラー画像としてモニターテレビ91の画面91a
に表示される。
介してS端子120aとモニターテレビ91を接続して
いるので、テレビカメラ89に受像された眼底像の映像
信号すなわちY信号及びC信号がケーブル120を介し
てモニターテレビ91に入力されて、このモニターテレ
ビ91の画面91aにテレビカメラ89で撮影された眼
底像がカラー画像として表示される。尚、ケーブル12
0に代えてケーブル130を用いて、出力端子102a
とモニターテレビ91を接続した場合には、RGB信号
と同期信号によってテレビカメラ89で撮影された眼底
像がカラー画像としてモニターテレビ91の画面91a
に表示される。
【0045】(3)可視蛍光撮影 また、上述の様に、照明系50の光路には、可視蛍光撮
影モードにおける観察の際にも、エキサイタフィルタ6
7が挿入され、眼底Efは波長800nm以上の赤外光に
よって照明される。そして、この際には、バリアフィル
タ93が撮影系54の光路に挿入されると共に、ダミー
フィルタ92が撮影系54の光路から抜き出される。こ
の際、上述したように、マイクロスイッチMS−2がOF
Fすると共に、マイクロスイッチMS−1がONする。
影モードにおける観察の際にも、エキサイタフィルタ6
7が挿入され、眼底Efは波長800nm以上の赤外光に
よって照明される。そして、この際には、バリアフィル
タ93が撮影系54の光路に挿入されると共に、ダミー
フィルタ92が撮影系54の光路から抜き出される。こ
の際、上述したように、マイクロスイッチMS−2がOF
Fすると共に、マイクロスイッチMS−1がONする。
【0046】演算制御回路201は、マイクロスイッチ
MS−1からのON信号を受けた後、タイマースイッチ2
02がON操作されると、赤外光による観察用のモニター
テレビ84の画面に時間表示バー201を表示させるよ
うになっている。
MS−1からのON信号を受けた後、タイマースイッチ2
02がON操作されると、赤外光による観察用のモニター
テレビ84の画面に時間表示バー201を表示させるよ
うになっている。
【0047】この状態で被検者に可視蛍光剤であるFA
G(フルオレスセン)を静脈注射して、このFAGが被
検眼の眼底血管に到達した時点から撮影を開始する。即
ち、可視蛍光撮影に際しては、被検者に蛍光剤を静注
し、蛍光剤が被検眼の眼底血管に到達した時点にタイマ
ースイッチ202をONさせる。これにより、演算制御回
路140は、上述のタイマースイッチ202からのON信
号を受けると、このON信号を受けた時点からの経過時間
が図13(a)の如くモニターテレビ84の下部に時間表
示バー201でバー表示される。そして、この時間表示
バー201は、蛍光撮影開始からの経過時間と共に図1
3(a)中右側に徐々に延びる。この条件は、可視蛍光撮
影、赤外蛍光撮影においても同じである。従って、検者
はこの時間表示バー201の右側へ延びている長さで蛍
光撮影からの経過時間をイメージ的に瞬時に判断でき
る。
G(フルオレスセン)を静脈注射して、このFAGが被
検眼の眼底血管に到達した時点から撮影を開始する。即
ち、可視蛍光撮影に際しては、被検者に蛍光剤を静注
し、蛍光剤が被検眼の眼底血管に到達した時点にタイマ
ースイッチ202をONさせる。これにより、演算制御回
路140は、上述のタイマースイッチ202からのON信
号を受けると、このON信号を受けた時点からの経過時間
が図13(a)の如くモニターテレビ84の下部に時間表
示バー201でバー表示される。そして、この時間表示
バー201は、蛍光撮影開始からの経過時間と共に図1
3(a)中右側に徐々に延びる。この条件は、可視蛍光撮
影、赤外蛍光撮影においても同じである。従って、検者
はこの時間表示バー201の右側へ延びている長さで蛍
光撮影からの経過時間をイメージ的に瞬時に判断でき
る。
【0048】尚、蛍光撮影開始初期においては被検眼眼
底からの蛍光量の変化が大きいので、蛍光撮影開始時点
から数十秒の間の経過時間を表示する秒単位時間表示バ
ーの表示と、分単位の経過時間を表示する分単位時間表
示バーを切換て表示させるようにすることもできる。ま
た、この様な時間表示バーのモニターテレビ84への表
示と共に、次の撮影時点を表示させる撮影タイミング表
示バーをモニターテレビ84に表示させてもよい。この
場合には、撮影タイミング表示バーは、長さを徐々に減
少させて、撮影時点を明確にするようにするとよい。
尚、これとは逆に、撮影タイミング表示バーは、長さを
徐々に増加させてもよいことはもちろんである。
底からの蛍光量の変化が大きいので、蛍光撮影開始時点
から数十秒の間の経過時間を表示する秒単位時間表示バ
ーの表示と、分単位の経過時間を表示する分単位時間表
示バーを切換て表示させるようにすることもできる。ま
た、この様な時間表示バーのモニターテレビ84への表
示と共に、次の撮影時点を表示させる撮影タイミング表
示バーをモニターテレビ84に表示させてもよい。この
場合には、撮影タイミング表示バーは、長さを徐々に減
少させて、撮影時点を明確にするようにするとよい。
尚、これとは逆に、撮影タイミング表示バーは、長さを
徐々に増加させてもよいことはもちろんである。
【0049】そして、上述したモニターテレビ84に表
示された時間表示バー201を見ながら、FAGの被検
者眼への到達後の経過時間を判断し、この経過時間が経
験による撮影時間に達したときに撮影スイッチ41を押
して、被検眼の蛍光撮影をする。
示された時間表示バー201を見ながら、FAGの被検
者眼への到達後の経過時間を判断し、この経過時間が経
験による撮影時間に達したときに撮影スイッチ41を押
して、被検眼の蛍光撮影をする。
【0050】この蛍光撮影に際して、演算制御回路14
0は、撮影スイッチ41を押すと、発光制御回路170
を介してキセノン管59を発光制御し、眼底Efを照明
する。この際の照明光により、眼底Efの眼底血管に到
達したFAGは照明光の励起光により励起されて、可視
蛍光を発する。この励起光及び可視蛍光による眼底像が
共用光学系52及び撮影系54を介してテレビカメラ8
9に案内されて結像する。この際、撮影系54のダイク
ロイックミラー71を通過してバリアフィルタ93に導
かれた可視蛍光による眼底像のみが、バリアフィルタ9
3を通過してテレビカメラ89に受像される。
0は、撮影スイッチ41を押すと、発光制御回路170
を介してキセノン管59を発光制御し、眼底Efを照明
する。この際の照明光により、眼底Efの眼底血管に到
達したFAGは照明光の励起光により励起されて、可視
蛍光を発する。この励起光及び可視蛍光による眼底像が
共用光学系52及び撮影系54を介してテレビカメラ8
9に案内されて結像する。この際、撮影系54のダイク
ロイックミラー71を通過してバリアフィルタ93に導
かれた可視蛍光による眼底像のみが、バリアフィルタ9
3を通過してテレビカメラ89に受像される。
【0051】この可視蛍光撮影モードにおいて演算制御
回路140は、マイクロスイッチMS−1からのON信号
が入力されると、スイッチ回路160に切り換え信号S
2を入力して、第1スイッチ部161をR信号側からG
信号側に切り換え、演算制御回路140の入力端子R0
に入力されるr信号をカットする一方、テレビカメラ8
9から出力されるG信号を演算制御回路140のR信号
入力端子R0に入力すると共に、第2スイッチ部162
をB信号側からG信号側に切換て、演算制御回路140
の入力端子B0に入力されるB信号をカットする一方、
テレビカメラ89から出力されるG信号を演算制御回路
140のB信号入力端子B0に入力する。
回路140は、マイクロスイッチMS−1からのON信号
が入力されると、スイッチ回路160に切り換え信号S
2を入力して、第1スイッチ部161をR信号側からG
信号側に切り換え、演算制御回路140の入力端子R0
に入力されるr信号をカットする一方、テレビカメラ8
9から出力されるG信号を演算制御回路140のR信号
入力端子R0に入力すると共に、第2スイッチ部162
をB信号側からG信号側に切換て、演算制御回路140
の入力端子B0に入力されるB信号をカットする一方、
テレビカメラ89から出力されるG信号を演算制御回路
140のB信号入力端子B0に入力する。
【0052】また、この際、演算制御回路140は、ス
イッチ回路150に切り換え信号S1を入力して、スイ
ッチ回路150を図11(a)の様にOFFさせ、S信号の内
のC信号が演算制御回路140に入力されないように設
定されている。即ち、演算制御回路140は、テレビカ
メラからのS信号のうちY信号のみを演算制御回路14
0に入力するようにしている。
イッチ回路150に切り換え信号S1を入力して、スイ
ッチ回路150を図11(a)の様にOFFさせ、S信号の内
のC信号が演算制御回路140に入力されないように設
定されている。即ち、演算制御回路140は、テレビカ
メラからのS信号のうちY信号のみを演算制御回路14
0に入力するようにしている。
【0053】しかも、上述のように撮影スイッチ41を
押して、可視蛍光による眼底像のみをバリアフィルタ9
3を通過してテレビカメラ89に受像させると、モノク
ロの眼底像を構築するためのG信号のみ又はY信号(輝
度信号)のみが演算制御回路140に入力される。
押して、可視蛍光による眼底像のみをバリアフィルタ9
3を通過してテレビカメラ89に受像させると、モノク
ロの眼底像を構築するためのG信号のみ又はY信号(輝
度信号)のみが演算制御回路140に入力される。
【0054】従って、切換スイッチ等の選択手段により
モノクロの眼底像をG信号とY信号(輝度信号)のいず
れかで選択できるようにしておけば、G信号のみによる
モノクロの眼底像又はY信号(輝度信号)のみによるモ
ノクロの眼底像を演算制御回路140を介してフレーム
メモリ141に選択的に構築して、このフレームメモリ
141に構築されたモノクロの眼底像Ef´をモニター
テレビ91に図14(a)に示した如く映し出すことがで
きる。
モノクロの眼底像をG信号とY信号(輝度信号)のいず
れかで選択できるようにしておけば、G信号のみによる
モノクロの眼底像又はY信号(輝度信号)のみによるモ
ノクロの眼底像を演算制御回路140を介してフレーム
メモリ141に選択的に構築して、このフレームメモリ
141に構築されたモノクロの眼底像Ef´をモニター
テレビ91に図14(a)に示した如く映し出すことがで
きる。
【0055】本実施例では、モニターテレビ91がケー
ブル120を介してS端子120aに接続されているの
で、Y信号によるモノクロの眼底像をフレームメモリ1
41に構築させて、このフレームメモリ141に構築さ
れたモノクロの可視蛍光による眼底血管像すなわち眼底
像Ef´をS端子120a,ケーブル120を介して図
14(a)の如くモニターテレビ91の画面91aに静止
画像として映し出させる。
ブル120を介してS端子120aに接続されているの
で、Y信号によるモノクロの眼底像をフレームメモリ1
41に構築させて、このフレームメモリ141に構築さ
れたモノクロの可視蛍光による眼底血管像すなわち眼底
像Ef´をS端子120a,ケーブル120を介して図
14(a)の如くモニターテレビ91の画面91aに静止
画像として映し出させる。
【0056】尚、上述のようにして撮影された可視蛍光
による眼底像はフレームメモリ141から図示しない情
報記録・再生装置(ハードディスクや光磁気ディスク
等)を用いてハードディスクや光磁気ディスク等の記録
媒体に記録される。
による眼底像はフレームメモリ141から図示しない情
報記録・再生装置(ハードディスクや光磁気ディスク
等)を用いてハードディスクや光磁気ディスク等の記録
媒体に記録される。
【0057】また、上述したフレームメモリ141は、
図15に示したように演算制御回路140と端子102
a,120aとの間に介装しても良い。更に、図16に
示したように情報記録・再生装置としてのスチルビデオ
装置190を演算制御回路140に接続すると共に、こ
のスチルビデオ装置190内に上述したフレームメモリ
141を設けて、このフレームメモリ141に構築され
た眼底像をスチルビデオ装置190でフロッピーディス
ク等の記録媒体に記録させると共に、フレームメモリ1
41に構築された眼底像のデータ信号(映像信号)を演
算制御回路140及びケーブル120等を介してモニタ
ーテレビ91に供給して、モニターテレビ91の画面9
1aに表示させるようにしてもよい。
図15に示したように演算制御回路140と端子102
a,120aとの間に介装しても良い。更に、図16に
示したように情報記録・再生装置としてのスチルビデオ
装置190を演算制御回路140に接続すると共に、こ
のスチルビデオ装置190内に上述したフレームメモリ
141を設けて、このフレームメモリ141に構築され
た眼底像をスチルビデオ装置190でフロッピーディス
ク等の記録媒体に記録させると共に、フレームメモリ1
41に構築された眼底像のデータ信号(映像信号)を演
算制御回路140及びケーブル120等を介してモニタ
ーテレビ91に供給して、モニターテレビ91の画面9
1aに表示させるようにしてもよい。
【0058】なお、以下の表1に、上述したフィルタの
組み合せ条件を整理して示す。
組み合せ条件を整理して示す。
【0059】 表1(フィルターの組み合わせ) 照 明 系 50 撮 影 系 54 観 察 時 撮 影 時 観 察 時 撮 影 時 カラーモード エキサイタ NDフィルタ タ゛ミーフィルタ タ゛ミーフィルタ 可視受光モート゛ エキサイタ エキサイタ ハ゛リアフィルタ ハ゛リアフィルタ 以上説明した実施例では、RGB信号と、S信号(Y信
号及びC信号)との両方を用いて、カラー撮影における
カラー眼底像と可視蛍光撮影におけるモノクロの眼底像
を選択的に得ることができるようにしたが、必ずしもこ
れに限定されるものではない。即ち、RGB信号と、S
信号(Y信号及びC信号)とのいずれか一方を用いて、
カラー撮影におけるカラー眼底像と可視蛍光撮影におけ
るモノクロの眼底像を得るようにしてもよい。この場
合、S信号(Y信号及びC信号)を用いて、カラー撮影
におけるカラー眼底像と可視蛍光撮影におけるモノクロ
の眼底像を得るようにした方が、RGB信号を用いてカ
ラー撮影におけるカラー眼底像と可視蛍光撮影における
モノクロの眼底像を得るようにするよりも、切換のため
のスイッチ回路150をスイッチ回路160よりも少な
い構成部品で構成できるので、スペース上や配線及びコ
ストの点で有利となる。
号及びC信号)との両方を用いて、カラー撮影における
カラー眼底像と可視蛍光撮影におけるモノクロの眼底像
を選択的に得ることができるようにしたが、必ずしもこ
れに限定されるものではない。即ち、RGB信号と、S
信号(Y信号及びC信号)とのいずれか一方を用いて、
カラー撮影におけるカラー眼底像と可視蛍光撮影におけ
るモノクロの眼底像を得るようにしてもよい。この場
合、S信号(Y信号及びC信号)を用いて、カラー撮影
におけるカラー眼底像と可視蛍光撮影におけるモノクロ
の眼底像を得るようにした方が、RGB信号を用いてカ
ラー撮影におけるカラー眼底像と可視蛍光撮影における
モノクロの眼底像を得るようにするよりも、切換のため
のスイッチ回路150をスイッチ回路160よりも少な
い構成部品で構成できるので、スペース上や配線及びコ
ストの点で有利となる。
【0060】<変形例1>尚、図13(b)に示したよう
に時間表示バー201と共に撮影時点位置に「X」印の
表示をさせると共に、撮影後の残りの撮影可能数を曲線
202で表示させ、フィルム撮影状態を視覚的に確認で
きるようにしてもよい。この表示も、演算制御回路14
0によって行われる。
に時間表示バー201と共に撮影時点位置に「X」印の
表示をさせると共に、撮影後の残りの撮影可能数を曲線
202で表示させ、フィルム撮影状態を視覚的に確認で
きるようにしてもよい。この表示も、演算制御回路14
0によって行われる。
【0061】<変形例2>また、図13(c),(d)は、図
13(b)の変形例を示したものである。本実施例は、図
13(b)の撮影可能曲線202及び撮影時点位置「X」
の表示に代えて、フィルム残り枚数の表示と撮影時点を
時間表示バー201´そのもので表示する様にしたもの
である。即ち、フィルムによる撮影時点pで一段低くな
る階段状の残り枚数線203aを時間表示バー201´
の上縁として表示させることにより、フィルム残り枚数
Fの表示と撮影時点pを時間表示バー201´そのもの
で表示させるようにしたものである。
13(b)の変形例を示したものである。本実施例は、図
13(b)の撮影可能曲線202及び撮影時点位置「X」
の表示に代えて、フィルム残り枚数の表示と撮影時点を
時間表示バー201´そのもので表示する様にしたもの
である。即ち、フィルムによる撮影時点pで一段低くな
る階段状の残り枚数線203aを時間表示バー201´
の上縁として表示させることにより、フィルム残り枚数
Fの表示と撮影時点pを時間表示バー201´そのもの
で表示させるようにしたものである。
【0062】しかも、本実施例では、蛍光撮影初期には
眼底からの蛍光発光量の変化が大きく撮影間隔が短いた
め、蛍光撮影初期である最初の1分間は秒表示とし、1
分経過後は眼底からの蛍光発光量の変化が緩やかになり
撮影間隔も長くなるので、分表示とするようにしてい
る。尚、Fはフィルムの撮影可能な残り枚数,Sは経過
時間(秒)、Mは経過時間(分)である。
眼底からの蛍光発光量の変化が大きく撮影間隔が短いた
め、蛍光撮影初期である最初の1分間は秒表示とし、1
分経過後は眼底からの蛍光発光量の変化が緩やかになり
撮影間隔も長くなるので、分表示とするようにしてい
る。尚、Fはフィルムの撮影可能な残り枚数,Sは経過
時間(秒)、Mは経過時間(分)である。
【0063】その上、本実施例では、フィルムの撮影可
能な残り枚数が数枚(例えば、10枚)になると、その
枚数を残り枚数曲線203aの階段上に表示させて、確
実に残り枚数を確認できるようにしている。
能な残り枚数が数枚(例えば、10枚)になると、その
枚数を残り枚数曲線203aの階段上に表示させて、確
実に残り枚数を確認できるようにしている。
【0064】これらの表示も、演算制御回路140によ
って行われる。
って行われる。
【0065】<変形例3>上述した実施例では、時間表
示バー201をカメラ本体109に設けられた観察用の
モニターテレビ84にのみ表示させるようにした例を示
したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例え
ば、図14(b)に示したように、蛍光撮影により得られ
た眼底像Ef´(スチル画像)を外部のモニターテレビ
91の画面91aに表示させると共に、このスチル画像
の左下に時間表示バー201を表示させて、蛍光撮影開
始時点からの経過時間をスチル画像の観察時にも確認で
きるようにしてもよい。この場合には、観察用のモニタ
ーテレビ84を見なくても、蛍光撮影開始時点からの経
過時間を知ることができる。
示バー201をカメラ本体109に設けられた観察用の
モニターテレビ84にのみ表示させるようにした例を示
したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例え
ば、図14(b)に示したように、蛍光撮影により得られ
た眼底像Ef´(スチル画像)を外部のモニターテレビ
91の画面91aに表示させると共に、このスチル画像
の左下に時間表示バー201を表示させて、蛍光撮影開
始時点からの経過時間をスチル画像の観察時にも確認で
きるようにしてもよい。この場合には、観察用のモニタ
ーテレビ84を見なくても、蛍光撮影開始時点からの経
過時間を知ることができる。
【0066】<変形例4>また、図1におけるモニター
テレビ91を省略して、カメラ本体109に備え付けの
モニターテレビ84をカラーモニタテレビとし、カラー
表示モードと白黒表示モードの切り替え表示を行うよう
にしてもよい。この場合、カラーによる眼底撮影後のカ
ラー眼底像(スチル画像)の表示時にはカラーモードを
選択させて、モニターテレビ84にカラー眼底像を表示
させ、赤外による眼底観察或はアライメント時及び蛍光
撮影による眼底像(スチル画像)の表示時には白黒モー
ドを選択させて、モニターテレビ84白黒の眼底像また
はアライメント像を表示させる様にする。このスチル画
像をモニターテレビ84表示させる際にも、時間表示バ
ー201をモニターテレビ84に表示させて、蛍光撮影
開始時点からの経過時間をスチル画像の観察時にも確認
できるようにしてもよい。
テレビ91を省略して、カメラ本体109に備え付けの
モニターテレビ84をカラーモニタテレビとし、カラー
表示モードと白黒表示モードの切り替え表示を行うよう
にしてもよい。この場合、カラーによる眼底撮影後のカ
ラー眼底像(スチル画像)の表示時にはカラーモードを
選択させて、モニターテレビ84にカラー眼底像を表示
させ、赤外による眼底観察或はアライメント時及び蛍光
撮影による眼底像(スチル画像)の表示時には白黒モー
ドを選択させて、モニターテレビ84白黒の眼底像また
はアライメント像を表示させる様にする。このスチル画
像をモニターテレビ84表示させる際にも、時間表示バ
ー201をモニターテレビ84に表示させて、蛍光撮影
開始時点からの経過時間をスチル画像の観察時にも確認
できるようにしてもよい。
【0067】この様にスチル画像の観察時にも、時間表
示バー201を見ることができるので、蛍光撮影開始時
点からの経過時間を常時知ることができ、蛍光による眼
底の動画像を見ることができない眼底カメラでは有効で
ある。
示バー201を見ることができるので、蛍光撮影開始時
点からの経過時間を常時知ることができ、蛍光による眼
底の動画像を見ることができない眼底カメラでは有効で
ある。
【0068】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、被検
眼に照明光束を照射する照明光学系と、前記被検眼から
の光束を受光して撮影手段に導く撮影光学系と、前記撮
影手段からの眼科画像を表示させる表示手段を備える眼
科装置において、前記眼科画像と共に蛍光撮影時におけ
る経過時間を前記表示手段に定量表示させる演算制御回
路が設けられている構成としたので、検者が視覚的に離
れた位置からでも蛍光撮影時の経過時間を瞬時にイメー
ジ把握できる。しかも、装置の被検眼に対するアライメ
ントを赤外光による被検眼像を観察しながら行って、被
検眼の可視蛍光撮影をする場合において、可視蛍光によ
る被検眼の蛍光像の状態が確認できない場合でも、赤外
光による被検眼像をアライメントモニターで観察しなが
ら、蛍光撮影開始からの経過時間が定量表示から容易に
イメージ把握できる。
眼に照明光束を照射する照明光学系と、前記被検眼から
の光束を受光して撮影手段に導く撮影光学系と、前記撮
影手段からの眼科画像を表示させる表示手段を備える眼
科装置において、前記眼科画像と共に蛍光撮影時におけ
る経過時間を前記表示手段に定量表示させる演算制御回
路が設けられている構成としたので、検者が視覚的に離
れた位置からでも蛍光撮影時の経過時間を瞬時にイメー
ジ把握できる。しかも、装置の被検眼に対するアライメ
ントを赤外光による被検眼像を観察しながら行って、被
検眼の可視蛍光撮影をする場合において、可視蛍光によ
る被検眼の蛍光像の状態が確認できない場合でも、赤外
光による被検眼像をアライメントモニターで観察しなが
ら、蛍光撮影開始からの経過時間が定量表示から容易に
イメージ把握できる。
【図1】 本発明にかかる眼科装置としての眼底カメラ
の全体構成を示す光学図である。
の全体構成を示す光学図である。
【図2】 ピント合わせ指標機構の構成を示す光学図で
ある。
ある。
【図3】 赤外透過フィルタ58の透過特性図である。
【図4】 エキサイタフィルタ67の透過特性図であ
る。
る。
【図5】 2孔絞りの平面図である。
【図6】 ダイクロイックミラー68の透過特性図であ
る。
る。
【図7】 バリアフィルタ93の透過特性図である。
【図8】 ダイクロイックミラー71の透過特性図であ
る。
る。
【図9】 モニタ装置の画面に表示された観察時の眼底
画像を示す、(A)は被検眼に対して装置本体が適正作
動距離にある状態を示し、(B)は被検眼に対して装置
本体が適正作動距離にない状態を示す。
画像を示す、(A)は被検眼に対して装置本体が適正作
動距離にある状態を示し、(B)は被検眼に対して装置
本体が適正作動距離にない状態を示す。
【図10】 図1〜図9に示した眼底カメラの制御回路
図である。
図である。
【図11】 図10のスイッチ回路の作用説明図であ
る。
る。
【図12】 (a)は図1〜図11の構成を有する眼底カ
メラの側面図、(b)は(a)の右側面図(背面図)である。
メラの側面図、(b)は(a)の右側面図(背面図)である。
【図13】 (a)はアライメント用のモニターテレビに
映し出された赤外蛍光による眼底像と時間表示バーとの
関係を示す説明図、(b),(c),(d)は(a)の時間表示バー
の他の例を示す説明図である。
映し出された赤外蛍光による眼底像と時間表示バーとの
関係を示す説明図、(b),(c),(d)は(a)の時間表示バー
の他の例を示す説明図である。
【図14】 (a)は可視蛍光による眼底像のスチル画像
の説明図、(b)は可視蛍光による眼底像のスチル画像と
経過時間のバー表示の説明図である。
の説明図、(b)は可視蛍光による眼底像のスチル画像と
経過時間のバー表示の説明図である。
【図15】 図10に示した制御回路の他の例を示す説
明図である。
明図である。
【図16】 図10に示した制御回路の更に他の例を示
す説明図である。
す説明図である。
1…照明光学系 2…観察・撮影光学系 3…被検眼 30…TVカメラ(電子撮影手段) 40…演算制御回路 60…モニターテレビ 70…アライメント光源(表示手段) 80…時間表示バー 91…LED(アライメント光源) B…アライメント光学系 B1,B2…バリヤフィルター
Claims (1)
- 【請求項1】 被検眼に照明光束を照射する照明光学系
と、前記被検眼からの光束を受光して電子撮影手段に導
く撮影光学系と、前記電子撮影手段からの眼科画像を表
示させる表示手段を備える眼科装置において、 前記眼科画像と共に蛍光撮影時における経過時間を前記
表示手段に定量表示させる演算制御回路が設けられてい
ることを特徴とする眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057080A JPH09248279A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057080A JPH09248279A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 眼科装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09248279A true JPH09248279A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13045507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8057080A Pending JPH09248279A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09248279A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005073A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Canon Inc | 医療用撮影装置 |
JP2013154221A (ja) * | 2013-04-24 | 2013-08-15 | Canon Inc | 情報処理装置および情報処理方法 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8057080A patent/JPH09248279A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005073A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Canon Inc | 医療用撮影装置 |
US8414122B2 (en) | 2008-06-26 | 2013-04-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Medical imaging apparatus |
JP2013154221A (ja) * | 2013-04-24 | 2013-08-15 | Canon Inc | 情報処理装置および情報処理方法 |
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