JP3783814B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼底像をオートフォーカスにより合焦させて観察することのできる眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、眼底像をオートフォーカスで合焦する眼科装置においては、被検眼の眼底に光を照射する照射光学系と、眼底での反射光から被検眼の眼底像を撮影する撮影光学系とを備えている。そして、撮影光学系に設けられたCCD等の撮像素子からの撮像画像情報に基づいて、コントラスト方式でフォーカスレンズの位置を制御してオートフォーカスを行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、被検眼に光を照射して、その反射光に基づいてオートフォーカス制御を行っているので、白内障などの病気の患者に対して、眼底へのピント合わせをスムーズに行うことができないという欠点がある。すなわち、白内障などの病気の患者は眼底前に強く光を反射する部位があるために、被検眼に光を照射したときに、前記部位にピントが合ってしまい、オートフォーカスの操作では眼底にピントを合わせることができなくなる。
【0004】
本発明の目的は、白内障などの病気の患者に対しても、オートフォーカスの操作で眼底にピントを合わせることができる眼科装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被検眼の眼底に光を照射して被検眼の眼底像を撮像素子で撮像するとともに、その撮像素子からの撮像画像に基づいてコントラスト方式でオートフォーカス制御を行う眼科装置において、乳頭を含む眼底像のパターン画像のデータが予め記憶された記憶手段と、前記撮像画像のデータと前記パターン画像のデータとを比較することにより、前記撮像画像が前記被検眼の眼底像であるか否かを判定する判定手段と、前記撮像画像が前記被検眼の眼底像ではないと判定した場合、前記撮像素子上の撮像画像が前記被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズを駆動制御する制御手段とを備え、前記判定手段は、前記撮像画像のデータと前記パターン画像のデータとを比較する際に、前記撮像画像上における前記被検眼からの反射光の光量のデータを検出し、その光量の大きさが前記パターン画像上の乳頭よりも大きくなる部位が存在する場合、当該撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定することを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載の発明は、被検眼の眼底に光を照射して被検眼の眼底像を撮像素子で撮像するとともに、その撮像素子からの撮像画像に基づいてコントラスト方式でオートフォーカス制御を行う眼科装置において、前記撮像画像中の乳頭周りの画像濃度レベルを検出し、その画像濃度レベルに急激に変化する個所がある場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像であると判定し、前記画像濃度レベルに急激に変化する個所がない場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定する判定手段と、該判定手段が前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定した場合、前記撮像素子上の撮像画像が前記被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズを駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項3に記載の発明は、被検眼の眼底に光を照射して被検眼の眼底像を撮像素子で撮像するとともに、その撮像素子からの撮像画像に基づいてコントラスト方式でオートフォーカス制御を行う眼科装置において、前記被検眼の眼底に無赤色フィルタを介して光を照射したときに、前記撮像画像における被検眼の眼底像に黒い部分があるか否かを検知して、前記黒い部分がある場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像であると判定し、前記黒い部分がない場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定する判定手段と、該判定手段が前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定した場合、前記撮像素子上の撮像画像が前記被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズを駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の眼科装置の斜視図である。図1において、1は眼科装置のベースであり、このベース1の左右前端部には支柱2,2が装着されている。支柱2,2の中間部間には顎受け3が渡架され、また支柱2,2の上端部間には額受け4が渡架されている。
【0011】
ベース1には架台5が装着されている。架台5にはジョイスティック6が設けられ、このジョイスティック6を操作することにより、架台5を前後・左右に移動させることができる。架台5にはアーム7,8を介して眼科装置本体9が取り付けられている。眼科装置本体9の前面には光学系の対物レンズを内蔵した鏡筒9aは突出して設けられ、また反対側の面には35mmカメラ10が取り付けられている。架台5上には右目・左目の切換操作を行うための操作スイッチ11が取り付けられている。
【0012】
次に、眼科装置本体9の内部構成について図2を用いて説明する。眼科装置本体9内には照明光学系20および撮像光学系30が設けられている。照明光学系20は、凹面鏡21、照明用のハロゲンランプ22、リレーレンズ23、撮影用のキセノンランプ24、コンデンサーレンズ25、反射ミラー26、リレーレンズ27から大略構成され、孔あきミラー28、対物レンズ29を介して被検眼Eの眼底Erに照明光が導くように構成されている。撮影光学系30は、対物レンズ29、孔あきミラー28、フォーカスレンズ31、クイックリターンミラー32、リレーレンズ33、反射ミラー34、CCD35から大略構成されている。フォーカスレンズ31は実線で示した位置と二点鎖線で示した位置との間で移動自在である。
【0013】
眼科装置本体9には、画像比較回路40、AF(オートフォーカス)駆動回路41、メモリ42が内蔵されている。なお、図2において、43はCCD35に接続されたテレビモニタ、44は35mmカメラに内蔵されたフィルムである。また、E1,E2は照明光学系20に挿脱自在に設けられたエキサイターフィルタとそのダミーフィルタ、B1,B2は撮影光学系30に挿脱自在に設けられたバリアフィルタとそのダミーフィルタである。
【0014】
上記構成において、照明光学系20により被検眼Eの眼底Erに導かれた照明光は、眼底Erで反射して像形成光束となって撮影光学系30に導かれ、対物レンズ29の後方で一旦結像され、孔あきミラー28の孔部28aを通って、フォーカスレンズ31によりフィルム44上に結像される。クイックリターンミラー32は眼底撮影時には図に実線で示すように水平であるが、眼底観察時には図に破線で示すように傾斜している。
【0015】
眼底観察時には、眼底Erからの像形成光束はクイックリターンミラー32で反射され、リレーレンズ33、反射ミラー34を介してCCD35に導かれ、このとき、リレーレンズ33によりCCD35上に結像される。CCD35上に結像された被検眼Eの眼底像は撮像画像であり、この撮像画像のデータは画像比較回路40及びテレビモニタ43に送信される。テレビモニタ43は撮影画像を表示する。画像比較回路40では、CCD35から送信されてきた撮像画像のデータと、メモリ43に予め記憶されている眼底像のあるパターン画像のデータとを比較し、撮像画像が被検眼Eの眼底像であるか否かを判定する。
【0016】
ここで、撮像画像が被検眼Eの眼底像であるか否かを判定する方法について説明する。図3は、CCD35上に形成された眼底像の撮像画像について、乳頭50の中央部を走査したときの光量の変化を示したものである。図から分かるように、患者が白内障のような病気を持っていなければ、乳頭50の部位での光量が最も大きくなる。
【0017】
しかし、患者が白内障などの病気を持っていると、図4のように眼底前に強く光を反射する部位51があるために、その部位51での反射光量(図の斜線部)が最も大きくなる。通常のオートフォーカス制御では、反射光量が最も大きい部位にピントを合わせるようになっているので、図4の場合、テレビモニタ43上に表示される撮像画像は、部位51が明瞭となり、乳頭50すなわち眼底が不明瞭になってしまう。
【0018】
本実施の形態では、図3に示すような光量のデータを、パターン画像のデータとしてメモり43に予め記憶しておき、CCD35から撮像画像のデータが送信されてきたときは、画像比較回路40では、その撮像画像のデータから光量のデータを検出し、光量の大きさが図4のように乳頭50の部位よりも大きくなる部位51が存在する場合、CCD35上の撮像画像は被検眼の眼底像ではないと判定する。
【0019】
図5は、患者が右目に白内障などの病気を持っている場合に、CCD35上に形成された眼底像の撮像画像について、乳頭52の中央を走査したときの光量の変化を示したものである。この場合も、図3の場合と同様に、光量のデータを、パターン画像のデータとしてメモり43に予め記憶しておく。そして、CCD35から撮像画像のデータが送信されてきたとき、その撮像画像のデータから光量のデータを検出し、光量の大きさが乳頭52の部位よりも大きくなる部位53が存在する場合、CCD35上の撮像画像は被検眼の眼底像ではないと判定する。
【0020】
そして、その判定結果はAF駆動回路41へ送られ、AF駆動回路41では、CCD35上の撮像画像が被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズ31を光軸に沿って所定方向へ移動させる。
【0021】
検眼開始時には、フォーカスレンズ31は被検眼Eから離れた側(図2の破線で示す位置)にセットされ、オートフォーカス制御に伴って光軸上を左方へ移動して被検眼Eに近い位置(例えば図2の実線で示す位置)にセットされる。このとき、CCD35上の撮像画像が被検眼の眼底像ではないと判定した場合は、フォーカスレンズ31の移動は複数回に分けて行われる。すなわち、1回目のフォーカシングで、フォーカスレンズ31は図2の破線の位置から左方へ移動して、部位51,53にピントが合わせられ、引き続き行われる2回目以降のフォーカシングで、フォーカスレンズ31は更に左方へ移動して、乳頭50,52にピントが合わせられる。
【0022】
また、検眼を行った場合、血管は被検眼の眼底にのみ観察される筈であるから、CCD35上の撮像画像中の血管の有無を検出することによっても、該撮像画像が被検眼の眼底像であるか否かを判定できる。この場合、撮像画像中の血管の有無を検出する方法としては、乳頭周りの画像濃度レベルから求める方法と、無赤色フィルタを用いる方法とがある。
【0023】
乳頭周りの画像濃度レベルから求める方法では、図6に示すように、乳頭60の中心位置60aから例えば乳頭60の1.5倍に相当する半径(図の破線で示す円形軌跡)上の画像濃度レベルを抽出し、その画像濃度レベルの乳頭60周りでの変化を観察する。撮像画像が被検眼の眼底像であれば、乳頭60周りの血管像61〜64が明瞭に撮像される筈であるから、画像濃度レベルは、図7に示すように血管像61〜64に対応する個所61a〜64aが急激に変化した特性を示す。
【0024】
したがって、乳頭周りの画像濃度レベルに図7のように急激に変化する個所があれば、その乳頭を含む撮像画像は被検眼の眼底像であると判定できる。逆に、乳頭周りの画像濃度レベルに急激に変化する個所がなければ、その乳頭を含む撮像画像は被検眼の眼底像ではないと判定できる。
【0025】
また、無赤色フィルタを用いる方法では、被検眼の眼底に光を照射する照明光学系に無赤色フィルタ(グリーンフィルタともいう)を挿入し、そのときの撮像画像における被検眼の眼底像を観察する。無赤色フィルタとしては、例えば、HOYA製の色ガラスフィルタG−533などがあり、このフィルタでは、透過率の分布が図8のように設定されている。このような無赤色フィルタを照明光学系に挿入すると、被検眼の眼底には赤色を殆ど含まない光が照射され、血管があればその部分は黒く見えることになる。
【0026】
したがって、無赤色フィルタを照明光学系に挿入したときに、撮像画像に黒く見える部分があれば、その撮像画像が被検眼の眼底像であると判断できる。逆に、撮像画像に黒く見える部分がなければ、その撮像画像は被検眼の眼底像ではないと判定できる。
なお、無赤色フィルタを用いて乳頭周りの画像濃度レベルを求めると、図9のようになる。
【0027】
次に、図10は、CCD35上の撮像画像のうち、乳頭50又は52の部位を拡大させて示したものである。本実施の形態では、撮像画像のフォーカスエリア54が任意の大きさ及び任意に位置に設定できるようにした点に特徴がある。倍率を変化させたときは、眼底像の乳頭が視野の大部分を占めてしまうが、撮像画像のフォーカスエリア54を図のように任意の大きさに設定できれば、被検眼を観察する上で好都合である。また、撮像画像のフォーカスエリア54を図のように任意に位置に設定できれば、アライメントが多少ずれていても、画面内に眼底像の乳頭がある場合は、アライメントを再度行わなくてもフォーカスエリア54を任意の位置に移動させることにより、オートフォーカス制御が可能となる。
【0028】
また、本実施の形態では、図1に示した操作スイッチ11を切換操作することにより、メモリ42から右目の眼底像のパターン画像または左目の眼底像のパターン画像が選択的に画像比較回路40に取り込まれるようになっている。このようにすれば、例えば患者の左目を検眼しているときに、図4のように光量のデータに2つの山が現れた場合、本来、乳頭50は図の左寄りにあるのであるから、左側の山は乳頭50によるもので、右側の山は乳頭50によるものではないと直ちに判定できる。さらに、患者の右目を検眼しているときは、図5のように光量のデータに2つの山が現れた場合、本来、乳頭52は図の右寄りにあるのであるから、右側の山は乳頭52によるもので、左側の山は乳頭52によるものではないと直ちに判定できる。
【0029】
次に、上記構成の眼科装置における操作手順について図11により説明する。図11において、ジョイスティック6を操作して架台5を前後・左右に移動させ、被検眼を検知するとともに(ステップ100)、アライメント調整を行って(ステップ101)、鏡筒9aを初期位置にセットする(ステップ102)。このとき、フォーカスレンズ31は図2の破線の位置にセットされる。次に、オートフォーカスが開始され(ステップ103)、フォーカスレンズ31が光軸に沿って移動し、ピントのあった撮影画像がCCD35上に形成されたとき、オートフォーカスが終了する(ステップ105)。
【0030】
前述したように、CCD35上の撮像画像のデータは画像比較回路40へ送信され、この画像比較回路40において、前記撮影画像の光量データが、メモリ42に記憶されていたパターン画像のデータパターンに一致するか否か、つまり光量データの大きさが乳頭の部位で最も大きくなっているか否かが検知される(ステップ105)。乳頭の部位が最も大きければ、CCD35上の撮像画像は被検眼の眼底像であるのでオートフォーカス制御は終了するが、乳頭の部位が最も大きくない場合は、フォーカスレンズ31が光軸に沿って更に移動して再度オートフォーカスが開始され(ステップ106)、ステップ104へと進む。そして、ステップ106、ステップ104及びステップ105の処理動作は、撮影画像の光量データがメモリ42内のパターン画像のデータに一致するまで繰り返される。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、眼底の乳頭以外の所に光を反射する部位があっても、その部位にピントが合わせられることはなく、白内障などの病気の患者に対しても、オートフォーカスの操作で眼底にピントを合わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の眼科装置の外観斜視図である。
【図2】 眼科装置本体内の内部構成図である。
【図3】 左目の眼底における光量分布を示した図である。
【図4】 白内障などの患者の左目の眼底における光量分布を示した図である。
【図5】 白内障などの患者の右目の眼底における光量分布を示した図である。
【図6】 乳頭周りの画像濃度レベルから血管の有無を求める方法を示した図である。
【図7】 画像濃度レベルの変化の一例を示した図である。
【図8】 無赤色フィルタの透過率特性の一例を示した図である。
【図9】 無赤色フィルタを用いたときの画像濃度レベルの変化を示した図である。
【図10】 拡大倍率で眼底の乳頭を見たときの図である。
【図11】 本発明の眼科装置のおける操作手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
9 眼科装置本体
9a 鏡筒
31 フォーカスレンズ
11 操作スイッチ
35 CCD
40 画像比較回路
41 AF駆動回路
42 メモリ
50,52,60 乳頭
51,53 乳頭以外の部位
61〜64 血管
Claims (3)
- 被検眼の眼底に光を照射して被検眼の眼底像を撮像素子で撮像するとともに、その撮像素子からの撮像画像に基づいてコントラスト方式でオートフォーカス制御を行う眼科装置において、
乳頭を含む眼底像のパターン画像のデータが予め記憶された記憶手段と、前記撮像画像のデータと前記パターン画像のデータとを比較することにより、前記撮像画像が前記被検眼の眼底像であるか否かを判定する判定手段と、前記撮像画像が前記被検眼の眼底像ではないと判定した場合、前記撮像素子上の撮像画像が前記被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズを駆動制御する制御手段とを備え、
前記判定手段は、前記撮像画像のデータと前記パターン画像のデータとを比較する際に、前記撮像画像上における前記被検眼からの反射光の光量のデータを検出し、その光量の大きさが前記パターン画像上の乳頭よりも大きくなる部位が存在する場合、当該撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定することを特徴とする眼科装置。 - 被検眼の眼底に光を照射して被検眼の眼底像を撮像素子で撮像するとともに、その撮像素子からの撮像画像に基づいてコントラスト方式でオートフォーカス制御を行う眼科装置において、
前記撮像画像中の乳頭周りの画像濃度レベルを検出し、その画像濃度レベルに急激に変化する個所がある場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像であると判定し、前記画像濃度レベルに急激に変化する個所がない場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定する判定手段と、該判定手段が前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定した場合、前記撮像素子上の撮像画像が前記被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズを駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする眼科装置。 - 被検眼の眼底に光を照射して被検眼の眼底像を撮像素子で撮像するとともに、その撮像素子からの撮像画像に基づいてコントラスト方式でオートフォーカス制御を行う眼科装置において、
前記被検眼の眼底に無赤色フィルタを介して光を照射したときに、前記撮像画像における被検眼の眼底像に黒い部分があるか否かを検知して、前記黒い部分がある場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像であると判定し、前記黒い部分がない場合は前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定する判定手段と、該判定手段が前記撮像画像は前記被検眼の眼底像ではないと判定した場合、前記撮像素子上の撮像画像が前記被検眼の眼底像となるようフォーカスレンズを駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする眼科装置。
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