JPH09243752A - 光ファイバ型大面積放射線モニタ - Google Patents
光ファイバ型大面積放射線モニタInfo
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- JPH09243752A JPH09243752A JP8049853A JP4985396A JPH09243752A JP H09243752 A JPH09243752 A JP H09243752A JP 8049853 A JP8049853 A JP 8049853A JP 4985396 A JP4985396 A JP 4985396A JP H09243752 A JPH09243752 A JP H09243752A
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Abstract
を実現能でき、薄型・軽量で取扱いが容易なこと。 【解決手段】被測定対象に放射線検出器を接近させて放
射能から放出される放射線を検出し、放射線検出器から
の出力レベルの大小の判定を行なう大面積放射線モニタ
において、放射線との相互作用で光を発光する大面積の
プラスチックシンチレータで検出部を形成し、プラスチ
ックシンチレータからの光を受けて蛍光を発する物質を
含んだ細い径の複数の光ファイバをプラスチックシンチ
レータに並設して検出部から引き出すか、またはプラス
チックシンチレータを材質とする光ファイバを板状に検
出部に並べてそのまま検出部から引き出し、検出部から
離れた外部位置に設置されて検出部から送られてきた光
信号を電気信号に変換するフォトマルに光結合させるよ
うに放射線検出器を構成する。
Description
所等の原子力施設での人体・物品、あるいは空気や水等
の放射能の有無をモニタするための、体表面モニタ・物
品搬出モニタ、あるいはダスト放射線モニタ・排気放射
線モニタ・排水放射線モニタ等に利用される光ファイバ
型大面積放射線モニタに関するものである。
においては、人体・物品、あるいは空気や水等の放射能
の有無をモニタするために、大面積の放射線検出器を用
いて、この放射線検出器を検出部に設置し、被測定対象
の放射能から放出される放射線を検知してその程度を測
定し、放射能の有無の判定が行なわれてきている。
おいては、特に検出部は、フォトマルが検出部内部に収
納された構成となっており、フォトマルを横向きに配置
する等の薄型化の工夫がされてきているが、それでも薄
型化には限界があり、検出部が厚く、大きなものとなっ
ている。
ックシンチレータで発光した光を、検出部の位置によら
ず均一にフォトマルに集光させるようにしているため、
プラスチックシンチレータから離れた位置にフォトマル
が配置されており、検出部の厚さが100mm〜150mm
程度の厚い構造となっている。
て、光の伝達程度が検出部で異なり、検出感度のムラが
発生している。
大面積放射線モニタにおいては、薄型・軽量化を図るに
は限界があり、さらに検出感度のムラが発生して均一な
測定を行なうことが困難であるという問題があった。
高感度かつ均一な測定を実現することが可能で、しかも
薄型・軽量で取扱いが容易な光ファイバ型大面積放射線
モニタを提供することにある。
めに、まず、請求項1に対応する発明では、被測定対象
に放射線検出器を接近させて、放射能から放出される放
射線を検出し、測定部にて放射線検出器からの出力レベ
ルの大小の判定を行なう大面積放射線モニタにおいて、
放射線との相互作用で光を発光する大面積のプラスチッ
クシンチレータで検出部を形成し、当該プラスチックシ
ンチレータからの光を受けて蛍光を発する物質を含んだ
細い径の複数の光ファイバをプラスチックシンチレータ
に並設して検出部から引き出すか、または放射線との相
互作用で光を発光するプラスチックシンチレータを材質
とする光ファイバを板状に検出部に並べてそのまま当該
検出部から引き出し、検出部から離れた外部位置に設置
されて当該検出部から送られてきた光信号を電気信号に
変換するフォトマルに光結合させるように、上記放射線
検出器を構成している。
請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線モ
ニタにおいて、自然放射線の影響を除去する鉛等の遮蔽
体を検出部の周囲に設置し、当該検出部とフォトマルと
を光結合させる多数の光ファイバを検出部から導き、か
つ遮蔽体にスリット穴を設けて、当該遮蔽体から検出部
を引き抜き自在な構成としている。
記請求項2に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線
モニタにおいて、遮蔽体の内部にスリット穴から検出部
挿入方向にガイドを設け、プラスチックシンチレータを
遮蔽体外部からスリット穴に挿入した際に、ガイドによ
ってプラスチックシンチレータの先端部を所定位置に導
く構成としている。
請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線モ
ニタにおいて、プラスチックシンチレータに多数の光フ
ァイバを並設し、プラスチックシンチレータで発光した
光が当該光ファイバを介して2個のフォトマルに導かれ
るように光ファイバの端部を順次各フォトマルに光結合
させ、当該各フォトマルから出力される電気信号を同時
計数し、当該出力レベルの大小の判定を行なうようにし
ている。
請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線モ
ニタにおいて、プラスチックシンチレータと光ファイバ
とを並設し、当該光ファイバを2個のフォトマルへ交互
に導くようにしている。
記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線
モニタにおいて、光ファイバの断面形状を丸形としてい
る。
請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線モ
ニタにおいて、プラスチックシンチレータと光ファイバ
との間に距離をとるように、当該プラスチックシンチレ
ータと光ファイバとの間に空気層または透明層体を設け
るようにしている。
記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線
モニタにおいて、光ファイバの断面形状を三角形とし、
かつその頂部をプラスチックシンチレータ側へ向けるよ
うにしている。
請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線モ
ニタにおいて、プラスチックシンチレータの表面に凹凸
を設けるようにしている。
上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、プラスチックシンチレータで発光し
た光を反射する反射板の表面に凹凸を設けるようにして
いる。
記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線
モニタにおいて、異なる検出部のプラスチックシンチレ
ータからの信号を取り込む共通の回路系を設け、プラス
チックシンチレータから出力される2グループの光ファ
イバの一方を共通の回路系に入力させ、それぞれの検出
部の同時計数回路に共通の回路から出力される信号をそ
れぞれ入力して同時計数するようにしている。
上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、プラスチックシンチレータと光ファ
イバとを組み合わせた層を複数層だけ積層するようにし
ている。
記請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線
モニタにおいて、光ファイバで形成された単位検出部の
隣接する単位検出部をある角度を持たせて少しずつずら
しながら複数配置して、検出部を曲面状に形成するよう
にしている。
記請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積放射線
モニタにおいて、プラスチックシンチレータを曲げ、当
該プラスチックシンチレータに沿って光ファイバを並設
して、検出部を曲面状に形成するようにしている。
大面積放射線モニタにおいては、放射線との相互作用で
発光した光を光ファイバの状態で検出部の外部に導いて
フォトマルに光結合させることにより、フォトマルを検
出部から別の位置に配置して、フォトマルを検出部の配
置に制約されずにモニタに収納することが可能となるた
め、検出部を薄型・軽量で取扱い容易な構造とすること
ができる。
射線モニタにおいては、遮蔽体を検出部の周囲に設置
し、検出部とフォトマルとを光結合させる光ファイバを
検出部から導き、遮蔽体にスリット穴を設けて遮蔽体か
ら検出部を引き抜き可能とすることにより、遮蔽体の全
体重量に占める割合が大きいことから、コンパクト化に
加えて、軽量化、保守性改善を図ることができる。
放射線モニタにおいては、遮蔽体の内部にスリット穴か
ら検出部挿入方向にガイドを設け、プラスチックシンチ
レータを遮蔽体外部からスリット穴に挿入した際に、ガ
イドによってプラスチックシンチレータの先端部を所定
位置に導くことにより、検出部をモニタ本体へ設置し易
くなるため、作業性を大幅に改善することができる。
射線モニタにおいては、プラスチックシンチレータに多
数の光ファイバを並設し、プラスチックシンチレータで
発光した光を光ファイバを通して2個のフォトマルに導
き、フォトマルからの出力電気信号を同時計数回路にて
同時計数することで、各回路上のランダムな信号が除去
されるので、ランダムな特性を持つノイズが除去できる
ため、高感度に放射線の測定をすることができる。
射線モニタにおいては、プラスチックシンチレータと光
ファイバとを並設し、その光ファイバを2個のフォトマ
ルへ交互に導くことにより、両方のフォトマルに均一に
光が導かれるので、プラスチックシンチレータで発光し
た光による信号が確実に同時計数回路に導かれるので、
放射線の信号が同時計数回路で除去されず確実に出力で
き、高感度の放射線測定をすることができる。
放射線モニタにおいては、光ファイバの断面形状を丸形
とすることにより、発光した光を均一に両方のフォトマ
ルへ伝達することができる。
射線モニタにおいては、プラスチックシンチレータと光
ファイバとの間に空気層または透明層体を設けて、プラ
スチックシンチレータと光ファイバとの間に距離を取る
ことにより、発光した光を均一に両方のフォトマルへ伝
達することができる。
放射線モニタにおいては、光ファイバの断面形状を角形
とし、その頂部をプラスチックシンチレータ側へ向ける
ことにより、発光した光を均一に両方のフォトマルへ伝
達することができる。
射線モニタにおいては、プラスチックシンチレータの表
面に凹凸を設けることにより、発光した光は、プラスチ
ックシンチレータから光が放出される時にあらゆる方向
に散乱して、あらゆる光ファイバに照射され、交互にフ
ォトマルに導かれるため、発光した光を均一にフォトマ
ルへ伝達することができる。
積放射線モニタにおいては、反射板の表面に凹凸を設け
ることにより、発光した光は、反射される時にあらゆる
方向に散乱して、あらゆる光ファイバに照射され、交互
にフォトマルに導かれるため、発光した光を均一にフォ
トマルへ伝達することができる。
放射線モニタにおいては、異なる検出面のプラスチック
シンチレータの信号を取り込む共通の回路系を設けて、
シンチレータから出力される2グループの光ファイバの
一方を共通の回路系に入力し、それぞれの検出部の同時
計数回路に共通の回路から出力される信号をそれぞれ入
力し同時計数することにより、共通回路では異なる検出
面で発光した信号が混合されるが、各検出面毎に設けた
同時計数回路にて同時性の原理で分離され、各検出面個
別の信号として取り出すことができるため、フォトマル
本数や回路数を減少させることができる。
積放射線モニタにおいては、プラスチックシンチレータ
と光ファイバとを組み合わせた層を複数層積層すること
により、各層は薄いため透過力の強いγ線に対して感度
が低いが、層を重ねる度に直線的にγ線感度を増加させ
ることができるため、高感度なγ線検出をすることがで
きる。
放射線モニタにおいては、光ファイバで形成された単位
検出部の隣接する単位検出部をある角度を持たせて少し
ずつずらしながら複数配置し、検出部を曲面状にするこ
とにより、被測定対象の形状に合わせて検出部との距離
を合わせることができるため、均一的な感度で測定する
ことができる。
放射線モニタにおいては、プラスチックシンチレータを
曲げ、そのプラスチックシンチレータに沿って光ファイ
バを並設し、検出部を曲面状にすることにより、被測定
対象の形状に合わせて検出面との距離を合わせることが
できるため、均一的な感度で測定することができる。
度かつ均一な測定を実現することが可能で、しかも薄型
・軽量で取扱いが容易な光ファイバ型大面積放射線モニ
タを得ることができる。
シンチレータを設置し、放射線との相互作用で発光した
光を光ファイバで検出部の外部に伝達し、検出部の外部
にフォトマルを配置工夫することにより、光の伝達程度
の場所依存性をなくし、検出部を薄くしてスペースファ
クタを良くするものである。
射してプラスチックシンチレータと相互作用することで
発光し、光が放出される。この光が光ファイバに伝達
し、外部に出力される。プラスチックシンチレータの光
は、光ファイバで光を受けて蛍光を発する。この2次的
な光は、光ファイバ内で等方的に放出され、結果的にプ
ラスチックシンチレータの光が光ファイバ軸方向に曲げ
られ、光ファイバ壁面での反射作用により、フォトマル
に効率良く伝達することができる。
バ状とし並べて検出面を形成している場合には、プラス
チックシンチレータ内で発光した光を、直接光ファイバ
内で効率良く伝達することができる。
ことで、フォトマルを検出部から離して配置することが
でき、大面積放射線モニタ内のスペースファクタの良い
位置に配置することができ、検出部を薄型とすることが
できる。そして、この種のモニタは、測定対象が大きい
ことから、モニタの大半を検出部が占めている場合が多
いため、検出部が薄型となることで、モニタ本体をコン
パクトとすることができる。
体が存在するモニタの場合には、遮蔽体に設けたスリッ
ト穴から、検出部で発光した光を遮蔽体の外部に導くこ
とにより、遮蔽体のサイズを小型とすることができる。
そして、モニタの総重量に対して遮蔽体の占める重量が
大きいことから、軽量化に寄与することができる。さら
に、検出部が薄いため、遮蔽体の引き出し部をスリット
形状にでき、遮蔽効果を低下させることなく、光信号を
外部に引き出すことができる。
の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
形態による光ファイバ型大面積放射線モニタ(体表面モ
ニタ)の構成例を示す正面図および側面図である。
ニタは、人体や物体等(図は人体の場合)の被測定対象
に放射線検出器を接近させて、放射能から放出される放
射線を検出し、放射線検出器からの出力レベルの大小の
判定を行なうモニタであり、特に放射線との相互作用で
光を発光する大面積のプラスチックシンチレータ1で検
出部を形成し、このプラスチックシンチレータ1からの
光を受けて蛍光を発する物質を含んだ細い径の複数の光
ファイバ2を、プラスチックシンチレータ1に並設して
検出部から引き出し、検出部から離れた外部位置に設置
されて検出部から送られてきた光信号を電気信号に変換
するフォトマル4に光結合させるように、上記放射線検
出器を構成し、測定部5にてフォトマル4からの出力レ
ベルの大小判定を行なうようにしている。これにより、
フォトマル4を検出部と別の場所に配置して、検出部を
薄型の構造としている。
いる。
光ファイバ型大面積放射線モニタの作用について説明す
る。
との作用で発光する光は、微弱な光であり、光ファイバ
で検出部外部に取り出して測定することは非常に難しい
が、プラスチックシンチレータをファイバ状に加工し、
光ファイバを2個のフォトマルに接続して、両者の同時
計数を行なう方法(例えば、“特開平4−24582号
公報”)や、板状プラスチックシンチレータに波長変換
光ファイバ(入射光を波長変換してファイバ軸方向に伝
達する光ファイバ)を並設させる方法(例えば、本出願
人により出願された“特願平7−321920号”)等
の方法が提案され、実用化されるに至っている。
の状態で検出部の外部に放射線との相互作用で発光した
光を導くことができる。
入射してプラスチックシンチレータ1と相互作用するこ
とで発光し、光が放出される。この光が光ファイバ2に
伝達し、外部に出力される。プラスチックシンチレータ
1の光は、光ファイバ2で光を受けて蛍光を発する。こ
の2次的な光は、光ファイバ2内で等方的に放出され、
結果的にプラスチックシンチレータ1の光が光ファイバ
2軸方向に曲げられ、光ファイバ2壁面での反射作用に
より、フォトマル4に効率良く伝達することができる。
イバ状とし並べて検出面を形成している場合には、プラ
スチックシンチレータ1内で発光した光を、直接光ファ
イバ2内でフォトマル4に効率良く伝達することができ
る。
の出力レベルの大小判定をすることができる。
ことで、フォトマル4を検出部から離して配置すること
ができ、大面積放射線モニタ内のスペースファクタの良
い位置に配置することができ、検出部を薄型とすること
ができる。そして、この種のモニタは、測定対象が大き
いことから、モニタの大半を検出部が占めている場合が
多いため、検出部が薄型となることで、モニタ本体をコ
ンパクトとすることができる。
出部から別の位置に配置できて、フォトマル4を検出部
の配置に制約されずに大面積放射線モニタに収納(図1
(a)の場合は足部)することが可能となり、薄型・軽
量で取扱い容易な大面積放射線モニタとすることができ
る。
型大面積放射線モニタでは、検出部全域(大面積)で高
感度かつ均一な測定を実現することが可能となり、しか
も薄型・軽量で取扱いが容易なモニタを得ることが可能
となる。
形態による光ファイバ型大面積放射線モニタ(物品モニ
タ)の構成例を示す正面図および側面図である。また、
図2(a)(b)は、本実施形態による光ファイバ型大
面積放射線モニタ(遮蔽体付きのもの)の構成例を示す
正面図および断面図である。
を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につい
てのみ述べる。
積放射線モニタは、図示のように、高感度に測定するた
めに自然放射線の影響を除去する鉛等の遮蔽体6を検出
部の周囲に設置し、この検出部とフォトマル4とを光結
合させる多数の光ファイバ2を検出部から導き、かつ遮
蔽体6にスリット穴7を設けて、この遮蔽体6から検出
部を引き抜き自在な構成としている。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、遮蔽体6
の全体重量に占める割合が大きいことから、遮蔽体6を
検出部の周囲に設置し、検出部とフォトマル4とを光結
合させる光ファイバ2を検出部から導き、遮蔽体6にス
リット穴7を設けて遮蔽体6から検出部を引き抜きでき
ることにより、コンパクト化に加えて、軽量化、保守性
改善を図ることができる。
型大面積放射線モニタでは、コンパクト化、軽量化、保
守性改善を図ることが可能となる。
よる光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を示す斜
視図であり、図1(b)および図2と同一要素には同一
符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
積放射線モニタは、図示のように、前記第2の実施形態
において、遮蔽体6の内部に、スリット穴7から検出部
挿入方向にガイド22を設け、プラスチックシンチレー
タ1を遮蔽体6外部からスリット穴7に挿入した際に、
ガイド22によってプラスチックシンチレータ1の先端
部を所定位置に導く構成としている。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、遮蔽体6
の内部にスリット穴7から検出部挿入方向にガイド22
を設け、プラスチックシンチレータ1を遮蔽体6外部か
らスリット穴7に挿入した際に、ガイド22によってプ
ラスチックシンチレータ1の先端部が所定位置に導かれ
ることにより、前記第2の実施形態では、検出部が薄く
(3mm〜5mm厚)、しなやかになるので、モニタ本体へ
の設置がしずらくなるが、ガイド22を設けることで、
検出部をモニタ本体へ設置し易くなるため、作業性を大
幅に改善することができる。
型大面積放射線モニタでは、検出部をモニタ本体へ設置
する際の作業性を大幅に改善することが可能となる。
よる光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を示す概
要図であり、図1乃至図3と同一要素には同一符号を付
して示している。
積放射線モニタは、図示のように、プラスチックシンチ
レータ1に多数の光ファイバ2を並設し、プラスチック
シンチレータ1で発光した光が光ファイバ2を介して2
個のフォトマル4a,4bに導かれるように光ファイバ
2の端部を順次フォトマル4a・フォトマル4bに光結
合させ、フォトマル4a・フォトマル4bから出力され
る電気信号を同時計数回路43にて同時計数し、その出
力レベルの大小の判定を行なう構成としている。
42a,42bはディスクリ回路を示している。
光ファイバ型大面積放射線モニタの作用について、図6
を用いて説明する。
は、板状のプラスチックシンチレータ1の内部で4π方
向に広がって、2系統のフォトマル4a,4bの両方に
取り込まれる。
ように、A・B同時に入った信号だけを出力Xに出力す
るようになっているので、回路途中で侵入したランダム
なノイズ成分は、AまたはBのいずれかで発生する場合
がほとんどであるため、純粋に放射線の検知信号のみを
取り出すことができる。
することにより、ランダムなノイズが除去できるため、
高感度に放射線の測定をすることができる。
型大面積放射線モニタでは、ランダムなノイズを除去し
て、高感度に放射線の測定をすることが可能となる。
は、本実施形態による光ファイバ型大面積放射線モニタ
の構成例を示す断面図であり、図4と同一要素には同一
符号を付して示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第4の実施形態
の検出部において、プラスチックシンチレータ1と光フ
ァイバ2とを並設し、この光ファイバ2を2個のフォト
マル4a,4bへ交互に導く(図5中、○,●印で示
す)構成としている。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、プラスチ
ックシンチレータ1と光ファイバ2とが並設され、その
光ファイバ2が2個のフォトマル4a,4bへ交互に導
かれることにより、プラスチックシンチレータ1で発光
した光が、2個のフォトマル4a,4bに均一に入射さ
れる。
発光した光が、発光点近傍の光ファイバ2に多く入射す
るため、近傍の光ファイバ2を交互に2個のフォトマル
4a,4bに光結合させることで、両フォトマル4a,
4bに均一に入力することができる。
出力できるので、同時計数回路43での数え落としを防
止することができ、高感度に放射線の測定をすることが
できる。
bへ入射する光の片寄りが発生した時の、数え落としの
発生メカニズムを示す図である。
生すると、光の入射の小さい方の波高値が小さくなり、
ディスクリ回路42a,42bにて片側が弁別され、1
系統の信号だけになるため、同時計数回路43で完全に
除去されることになる。
型大面積放射線モニタでは、同時計数回路43での数え
落としを防止して、高感度に放射線の測定をすることが
可能となる。
形態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を
示す断面図であり、図4と同一要素には同一符号を付し
て示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第4の実施形態
の検出部において、2個のフォトマル4a,4bに均一
に光を伝達させるための手段である光ファイバ2の断面
形状を丸形としている。
シンチレータ1から発光した光を反射するための反射板
である。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、光ファイ
バ2の断面形状が丸形であることにより、プラスチック
シンチレータ1から発光した光は、ほとんどの場合が2
本の光ファイバ2の間となるので、発光部を囲む2本の
ファイバ2に照射されて、交互にフォトマル4a,4b
に接続されるため、均一に伝達することができる。
型大面積放射線モニタでは、プラスチックシンチレータ
1から発光した光を、2個のフォトマル4a,4bに均
一に伝達することが可能となる。
形態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を
示す断面図であり、図4と同一要素には同一符号を付し
て示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第4の実施形態
の検出部において、プラスチックシンチレータ1と、2
個のフォトマル4a、4bに均一に光を伝達させるため
の手段である光ファイバ2との間に距離をとるように、
プラスチックシンチレータ1と光ファイバ2との間に、
空気層または透明層体を設ける構成としている。
シンチレータ1から発光した光を反射するための反射板
である。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、プラスチ
ックシンチレータ1と光ファイバ2との間に空気層また
は透明層体を設けて、プラスチックシンチレータ1と光
ファイバ2との間に距離をとることにより、発光位置か
ら各光ファイバ2への立体角の差が少なくなり均一に近
くなるので、交互にフォトマル4a,4bに導かれるた
め、プラスチックシンチレータ1から発光した光を均一
に伝達することができる。
型大面積放射線モニタでは、プラスチックシンチレータ
1から発光した光を、2個のフォトマル4a,4bに均
一に伝達することが可能となる。
形態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を
示す断面図であり、図4と同一要素には同一符号を付し
て示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第4の実施形態
の検出部において、2個のフォトマル4a、4bに均一
に光を伝達させるための手段である光ファイバ2の断面
形状を三角形とし、かつその頂部をプラスチックシンチ
レータ1側へ向ける構成としている。
シンチレータ1から発光した光を反射するための反射板
である。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、光ファイ
バ2の断面形状を三角形として、その頂部をプラスチッ
クシンチレータ1側へ向けることにより、プラスチック
シンチレータ1から発光した光は、ほとんどの場合が2
本の光ファイバ2の間となるので、発光部を囲む2本の
光ファイバ2に照射されて、交互にフォトマル4a,4
bに導かれるため、プラスチックシンチレータ1から発
光した光を均一に伝達することができる。
型大面積放射線モニタでは、プラスチックシンチレータ
1から発光した光を、2個のフォトマル4a,4bに均
一に伝達することが可能となる。
形態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を
示す断面図であり、図4と同一要素には同一符号を付し
て示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第4の実施形態
の検出部において、プラスチックシンチレータ1の表面
に凹凸を設ける(表面凹凸付プラスチックシンチレータ
52)構成としている。
シンチレータ1から発光した光を反射するための反射板
である。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、プラスチ
ックシンチレータ1の表面に凹凸を設けていることによ
り、表面凹凸付プラスチックシンチレータ52から発光
した光は、表面凹凸付プラスチックシンチレータ52か
ら光が放出される時にあらゆる方向に散乱し、あらゆる
光ファイバ2に照射されて、交互にフォトマル4a,4
bに導かれるため、表面凹凸付プラスチックシンチレー
タ52から発光した光を均一に伝達することができる。
型大面積放射線モニタでは、表面凹凸付プラスチックシ
ンチレータ52から発光した光を、2個のフォトマル4
a,4bに均一に伝達することが可能となる。
施形態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例
を示す断面図であり、図4と同一要素には同一符号を付
して示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第4の実施形態
の検出部において、プラスチックシンチレータ1で発光
した光を反射する反射板51の表面に凹凸を設ける(乱
反射板53)構成としている。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、反射板5
1の表面に凹凸を設けていることにより、プラスチック
シンチレータ1から発光した光は、乱反射板53で反射
される時にあらゆる方向に散乱し、あらゆる光ファイバ
2に照射されて、交互にフォトマル4a,4bに導かれ
るため、プラスチックシンチレータ1から発光した光を
均一に伝達することができる。
型大面積放射線モニタでは、プラスチックシンチレータ
1から発光した光を、2個のフォトマル4a,4bに均
一に伝達することが可能となる。
施形態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例
を示す概要図であり、図4および図5と同一要素には同
一符号を付して示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第5の実施形態
の検出部において、異なる検出部のプラスチックシンチ
レータ1からの信号を取り込む共通のフォトマル4a,
4b,4cを設け、プラスチックシンチレータ1から出
力される2グループの光ファイバ2の一方を共通のフォ
トマル4a,4b,4cに光結合させ、同時計数回路4
3a,43bに共通の回路から出力される信号も入力し
て同時計数する構成としている。
増幅器、42a,42b,42cはディスクリ回路を示
している。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、共通回路
では、異なる検出面で発光した信号が混合されるが、各
検出部毎に設けた同時計数回路43a,43bにて同時
性の原理で分離されて、各検出部個別の信号として取り
出すことができるため、フォトマル本数や回路数を減少
させることができる。
チャートである。
型大面積放射線モニタでは、フォトマル本数や回路数を
減少させることが可能となる。
による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を示す
概要図であり、図5と同一要素には同一符号を付して示
している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第5の実施形態
の検出部において、プラスチックシンチレータ1と光フ
ァイバ2とを組み合わせた層を、複数層(図8では、3
層)だけ積層する構成としている。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、プラスチ
ックシンチレータ1と光ファイバ2とを組み合わせた層
を複数層積層していることにより、各層は薄いため透過
力の強いγ線に対して感度が低いが、層を重ねる度に直
線的にγ線感度を増加させることができるため、高感度
なγ線検出をすることができる。
型大面積放射線モニタでは、高感度なγ線検出をするこ
とが可能となる。
による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を示す
斜視図であり、図1(b)および図2と同一要素には同
一符号を付して示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第2の実施形態
の検出部において、光ファイバ2で形成された単位検出
部の隣接する単位検出部を、ある角度を持たせて少しず
つずらしながら複数(図9では、4個)配置して、検出
部全体を曲面状に形成する構成としている。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、光ファイ
バ2で形成された単位検出部の隣接する単位検出部を、
ある角度を持たせて少しずつずらしながら複数配置し
て、検出部全体を曲面状に形成していることにより、被
測定対象の形状に合わせて検出部との距離を合わせるこ
とができるため、均一的な感度で測定することができ
る。
型大面積放射線モニタでは、均一的な感度で測定するこ
とが可能となる。
態による光ファイバ型大面積放射線モニタの構成例を示
す斜視図であり、図1(b)および図2と同一要素には
同一符号を付して示している。
積放射線モニタは、図示のように、前記第2の実施形態
の検出部において、プラスチックシンチレータ1を曲
げ、このプラスチックシンチレータ1に沿って光ファイ
バ2を並設して、検出部を曲面状に形成する構成として
いる。
光ファイバ型大面積放射線モニタにおいては、プラスチ
ックシンチレータ1を曲げ、そのプラスチックシンチレ
ータ1に沿って光ファイバ2を並設し、検出部を曲面状
に形成していることにより、被測定対象の形状に合わせ
て検出面との距離を合わせることができるため、均一的
な感度で測定することができる。
型大面積放射線モニタでは、均一的な感度で測定するこ
とが可能となる。
度かつ均一な測定を実現することが可能で、しかも薄型
・軽量で取扱いが容易な光ファイバ型大面積放射線モニ
タを得ることができる。
るものではなく、検出器が大面積でかつ数が多い程効果
が高いが、単一の検出系でモニタを構成している装置で
あっても、本発明を前述の場合と同様に適用することが
可能である。
対応する発明によれば、被測定対象に放射線検出器を接
近させて、放射能から放出される放射線を検出し、測定
部にて放射線検出器からの出力レベルの大小の判定を行
なう大面積放射線モニタにおいて、放射線との相互作用
で光を発光する大面積のプラスチックシンチレータで検
出部を形成し、当該プラスチックシンチレータからの光
を受けて蛍光を発する物質を含んだ細い径の複数の光フ
ァイバをプラスチックシンチレータに並設して検出部か
ら引き出すか、または放射線との相互作用で光を発光す
るプラスチックシンチレータを材質とする光ファイバを
板状に検出部に並べてそのまま当該検出部から引き出
し、検出部から離れた外部位置に設置されて当該検出部
から送られてきた光信号を電気信号に変換するフォトマ
ルに光結合させるように、上記放射線検出器を構成して
いるので、フォトマルを検出部から別の位置に配置し
て、フォトマルを検出部の配置に制約されずにモニタに
収納して、検出部を薄型・軽量で取扱い容易な構造とす
ることが可能な光ファイバ型大面積放射線モニタが提供
できる。
上記請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、自然放射線の影響を除去する鉛等の
遮蔽体を検出部の周囲に設置し、当該検出部とフォトマ
ルとを光結合させる多数の光ファイバを検出部から導
き、かつ遮蔽体にスリット穴を設けて、当該遮蔽体から
検出部を引き抜き自在な構成としているので、コンパク
ト化、軽量化、保守性改善を図ることが可能な光ファイ
バ型大面積放射線モニタが提供できる。
ば、上記請求項2に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、遮蔽体の内部にスリット穴から
検出部挿入方向にガイドを設け、プラスチックシンチレ
ータを遮蔽体外部からスリットに挿入した際に、ガイド
によってプラスチックシンチレータの先端部を所定位置
に導く構成としているので、検出部をモニタ本体へ設置
し易くして、作業性を大幅に改善することが可能な光フ
ァイバ型大面積放射線モニタが提供できる。
上記請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、プラスチックシンチレータに多数の
光ファイバを並設し、プラスチックシンチレータで発光
した光が当該光ファイバを介して2個のフォトマルに導
かれるように光ファイバの一端を順次各フォトマルに光
結合させ、当該各フォトマルから出力される電気信号を
同時計数し、当該出力レベルの大小の判定を行なうよう
にしているので、ランダムなノイズを除去して、高感度
に放射線の測定をすることが可能な光ファイバ型大面積
放射線モニタが提供できる。
上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、プラスチックシンチレータと光ファ
イバとを並設し、当該光ファイバを2個のフォトマルへ
交互に導くようにしているので、高感度の放射線測定を
することが可能な光ファイバ型大面積放射線モニタが提
供できる。
ば、上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、光ファイバの断面形状を丸形と
しているので、発光した光を均一にフォトマルへ伝達す
ることが可能な光ファイバ型大面積放射線モニタが提供
できる。
上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、プラスチックシンチレータと光ファ
イバとの間に距離をとるように、当該プラスチックシン
チレータと光ファイバとの間に空気層または透明層体を
設けるようにしているので、発光した光を均一にフォト
マルへ伝達することが可能な光ファイバ型大面積放射線
モニタが提供できる。
ば、上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、光ファイバの断面形状を三角形
とし、かつその頂部をプラスチックシンチレータ側へ向
けるようにしているので、発光した光を均一にフォトマ
ルへ伝達することが可能な光ファイバ型大面積放射線モ
ニタが提供できる。
上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積放射
線モニタにおいて、プラスチックシンチレータの表面に
凹凸を設けるようにしているので、発光した光を均一に
フォトマルへ伝達することが可能な光ファイバ型大面積
放射線モニタが提供できる。
ば、上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、プラスチックシンチレータで発
光した光を反射する反射板の表面に凹凸を設けるように
しているので、発光した光を均一にフォトマルへ伝達す
ることが可能な光ファイバ型大面積放射線モニタが提供
できる。
ば、上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、異なる検出部のプラスチックシ
ンチレータからの信号を取り込む共通の回路系を設け、
プラスチックシンチレータから出力される2グループの
光ファイバの一方を共通の回路系に入力させ、それぞれ
の検出部の同時計数回路に共通の回路から出力される信
号をそれぞれ入力して同時計数するようにしているの
で、フォトマル本数や回路数を減少させることが可能な
光ファイバ型大面積放射線モニタが提供できる。
ば、上記請求項4に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、プラスチックシンチレータと光
ファイバとを組み合わせた層を複数層だけ積層するよう
にしているので、高感度なγ線検出をすることが可能な
光ファイバ型大面積放射線モニタが提供できる。
ば、上記請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、光ファイバで形成された単位検
出部の隣接する単位検出部をある角度を持たせて少しず
つずらしながら複数配置して、検出部を曲面状に形成す
るようにしているので、被測定対象の形状に合わせて検
出部との距離を合わせることができ、均一的な感度で測
定することが可能な光ファイバ型大面積放射線モニタが
提供できる。
ば、上記請求項1に対応する発明の光ファイバ型大面積
放射線モニタにおいて、プラスチックシンチレータを曲
げ、当該プラスチックシンチレータに沿って光ファイバ
を並設して、検出部を曲面状に形成するようにしている
ので、被測定対象の形状に合わせて検出部との距離を合
わせることができ、均一的な感度で測定することが可能
な光ファイバ型大面積放射線モニタが提供できる。
度かつ均一な測定を実現することが可能で、しかも薄型
・軽量で取扱いが容易な光ファイバ型大面積放射線モニ
タが提供できる。
の第1および第2の各実施形態を示す構成図。
の第2の実施形態を示す構成図。
の第3の実施形態を示す斜視図。
の第4の実施形態を示す構成図。
の第5乃至第10の各実施形態を示す構成図。
大面積放射線モニタにおける作用を説明するためのタイ
ミング図。
の第11の実施形態を示す構成図。
の第12の実施形態を示す構成図。
の第13の実施形態を示す構成図。
タの第14の実施形態を示す構成図。
Claims (14)
- 【請求項1】 被測定対象に放射線検出器を接近させ
て、放射能から放出される放射線を検出し、測定部にて
前記放射線検出器からの出力レベルの大小の判定を行な
う大面積放射線モニタにおいて、 放射線との相互作用で光を発光する大面積のプラスチッ
クシンチレータで検出部を形成し、当該プラスチックシ
ンチレータからの光を受けて蛍光を発する物質を含んだ
細い径の複数の光ファイバを前記プラスチックシンチレ
ータに並設して前記検出部から引き出すか、 または放射線との相互作用で光を発光するプラスチック
シンチレータを材質とする光ファイバを板状に検出部に
並べてそのまま当該検出部から引き出し、 前記検出部から離れた外部位置に設置されて当該検出部
から送られてきた光信号を電気信号に変換するフォトマ
ルに光結合させるように、前記放射線検出器を構成した
ことを特徴とする光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 自然放射線の影響を除去する鉛等の遮蔽体を前記検出部
の周囲に設置し、当該検出部とフォトマルとを光結合さ
せる多数の光ファイバを前記検出部から導き、かつ前記
遮蔽体にスリット穴を設けて、当該遮蔽体から検出部を
引き抜き自在な構成としたことを特徴とする光ファイバ
型大面積放射線モニタ。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記遮蔽体の内部にスリット穴から検出部挿入方向にガ
イドを設け、前記プラスチックシンチレータを遮蔽体外
部からスリット穴に挿入した際に、前記ガイドによって
プラスチックシンチレータの先端部を所定位置に導く構
成としたことを特徴とする光ファイバ型大面積放射線モ
ニタ。 - 【請求項4】 前記請求項1に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータに多数の光ファイバを並
設し、プラスチックシンチレータで発光した光が当該光
ファイバを介して2個のフォトマルに導かれるように前
記光ファイバの端部を順次各フォトマルに光結合させ、
当該各フォトマルから出力される電気信号を同時計数
し、当該出力レベルの大小の判定を行なうようにしたこ
とを特徴とする光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータと光ファイバとを並設
し、当該光ファイバを2個のフォトマルへ交互に導くよ
うにしたことを特徴とする光ファイバ型大面積放射線モ
ニタ。 - 【請求項6】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記光ファイバの断面形状を丸形としたことを特徴とす
る光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項7】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータと光ファイバとの間に距
離をとるように、当該プラスチックシンチレータと光フ
ァイバとの間に空気層または透明層体を設けるようにし
たことを特徴とする光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項8】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記光ファイバの断面形状を三角形とし、かつその頂部
をプラスチックシンチレータ側へ向けるようにしたこと
を特徴とする光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項9】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大面
積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータの表面に凹凸を設けるよ
うにしたことを特徴とする光ファイバ型大面積放射線モ
ニタ。 - 【請求項10】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大
面積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータで発光した光を反射する
反射板の表面に凹凸を設けるようにしたことを特徴とす
る光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項11】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大
面積放射線モニタにおいて、 異なる検出部のプラスチックシンチレータからの信号を
取り込む共通の回路系を設け、プラスチックシンチレー
タから出力される2グループの光ファイバの一方を前記
共通の回路系に入力させ、それぞれの検出部の同時計数
回路に共通の回路から出力される信号をそれぞれ入力し
て同時計数するようにしたことを特徴とする光ファイバ
型大面積放射線モニタ。 - 【請求項12】 前記請求項4に記載の光ファイバ型大
面積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータと光ファイバとを組み合
わせた層を複数層だけ積層するようにしたことを特徴と
する光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項13】 前記請求項1に記載の光ファイバ型大
面積放射線モニタにおいて、 前記光ファイバで形成された単位検出部の隣接する単位
検出部をある角度を持たせて少しずつずらしながら複数
配置して、検出部を曲面状に形成するようにしたことを
特徴とする光ファイバ型大面積放射線モニタ。 - 【請求項14】 前記請求項1に記載の光ファイバ型大
面積放射線モニタにおいて、 前記プラスチックシンチレータを曲げ、当該プラスチッ
クシンチレータに沿って光ファイバを並設して、検出部
を曲面状に形成するようにしたことを特徴とする光ファ
イバ型大面積放射線モニタ。
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JP4985396A JP3813656B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 光ファイバ型大面積放射線モニタ |
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JPH09243752A true JPH09243752A (ja) | 1997-09-19 |
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