JP2010043971A - 放射線検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明部材からなるライトガイド部と蛍光変換材からなるライトガイド部を組み合わせたライトガイド群を用いることにより、薄型で、検出面積が大きく、かつ、高感度の放射線検出器を提供する。
【解決手段】放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部1と、前記シンチレータ部1の対向する2つの辺に設けられ前記蛍光を集光するライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部30と、から構成される放射線検出器において、前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部2と、前記第1ライトガイド部2の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部3と、前記第1ライトガイド部2の側面に空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部11と、からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は放射能汚染の有無を検査する放射線検出器に関し、特に、薄型で、検出面積が大きく、かつ、高感度の放射線検出器に関する。
原子力発電所などの放射線管理区域から外部に退出する場合、作業員の被ばく防止や管理区域外への汚染防止を目的として、作業員の身体並びに衣服表面の放射能汚染密度を検査し、汚染密度が管理基準値以下であることを確認することが法令で義務付けられている。
このような放射能汚染密度を検査するための装置として、ハンドフットクロスモニタや身体表面汚染モニタがある。特に身体表面汚染モニタは、放射線管理区の出口に設置され、作業員の全身および衣服に放射能物質が付着していないことを検査するものであるが、測定開始から終了まで作業員は装置に合わせて身体を所定のポーズのまま動かさないようにしていなければならず負担になっている。この負担を軽減するには、測定時間を短縮することが一つの解決手段であるが、そのためには放射線検出器の更なる感度向上が必要となる。
放射線検出器の感度向上を実現するために、放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部を大面積化する試みがなされている。このような放射線検出器の基本的な構成を図8に示す。この放射線検出器は、放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部1と、この蛍光を集光する2つのライトガイド部16と、このライトガイド部16に光学接合された反射材4と、集光された蛍光を電気信号に変換する光電変換部5と、電気信号の波高値に対してあらかじめ設定した閾値でノイズと信号を弁別する波高弁別部6と、信号が同時刻に到来した時のみパルスを出力する同時計数部7と、パルスを計数し汚染の有無を判定する汚染判定処理部8と、信号計数率を表示する表示部10と、から構成されている。
また、シンチレータとして大面積化が容易なプラスチックシンチレータを用いた放射線検出器も知られている(特許文献1)。この放射線検出器は平板状のプラスチックシンチレータの周囲に沿って波長シフトファイバを配置し、放射線の入射によって発生したシンチレーション光を波長シフトファイバで蛍光変換し、その蛍光を波長シフトファイバの端面に設けた光電変換器により電気信号として取り出すものである。
特開平10−232284号公報
上記特許文献1に示された従来の身体表面汚染モニタなどに適用される放射線検出器では、シンチレータ部は大面積化が容易なプラスチックシンチレータが用いられ、平板のプラスチックシンチレータの側面に沿って波長シフトファイバからなるライトガイドを配置し、ライトガイド端部に光電変換器を配置することで検出器の上下方向を開放し、検出器の薄型化を実現させるものである。
しかし、そのような構成の検出器は、検出面サイズを大きくしていくと、実際には光電変換器から遠方の領域より到達する光の伝送損失が大きくなり、結果として全体の検出感度が下がってしまうといった課題がある。すなわち、単一の波長シフトファイバからなるライトガイドは、例えば図3に示すように、光電変換部に到達する光量が主に自己吸収損失による距離に依存して低下する様子が見られるため、検出面サイズを大きくするほど全体の検出感度が低下するという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、従来の放射線検出器の薄型構造を維持しつつ、検出面積をより大きくしても高い検出感度を実現できる放射線検出器を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線検出器は、上記課題を解決するために、放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部と、前記シンチレータ部の少なくとも1つの辺に設けられ前記蛍光を集光するライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部と、からなる放射線検出器であって、前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の側面に空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部と、からなることを特徴とする。
また、本発明に係る放射線検出器は、放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部と、前記シンチレータ部の少なくとも1つの辺に設けられ前記蛍光を集光するライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部と、からなる放射線検出器であって、前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部の間に配置され両端が前記第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部の側面にそれぞれ空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部及び第5ライトガイド部と、からなることを特徴とする。
また、本発明に係る放射線検出器は、放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部と、前記シンチレータ部の各辺に設けられ前記蛍光を集光するためのライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部と、からなる放射線検出器であって、前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の側面に空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部と、からなり、前記シンチレータは、十字状に分割されているとともに境界面に遮光板が光学接合されていることを特徴とする。
本発明に係る放射線検出器によれば、透明部材からなるライトガイド部と蛍光変換材からなるライトガイド部を組み合わせたライトガイド群を用いたことにより、集光効率を高くすることが可能となり、その結果、薄型で、検出面積が大きく、かつ、高感度の放射線検出器を提供することができる。
以下、本発明に係る放射線検出器の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る放射線検出器を図1及び図2を用いて説明する。
本第1の実施形態に係る放射線検出器は、放射線の入射によって蛍光を発光するシンチレータ部1、棒状の透明部材からなる第1ライトガイド部2、蛍光変換材からなる第2ライトガイド部3、第2ライトガイド部3の側面に空気層を介して平行に密着された第3ライトガイド部11、反射部4、光電変換部5、からなる放射線検出部20と、信号処理部30とから構成される。
第1ライトガイド部2と第2ライトガイド部3の端面同士は光学接合(光の反射や透過損失を抑制するための接合であり、光学グリースや光学接着剤などを接合媒体とし、状況によって選択できる)されている。
図1又は図2に示すように、シンチレータ部1の対向する側面に、第1ライトガイド部2と第2ライトガイド部3同士の位置がそれぞれ逆になるように密着配置され、また、第1ライトガイド部2と第3ライトガイド部11の端面に、蛍光を検出して電気パルスに変換する光電変換部5が光学接合され、さらに、第3ライトガイド部11のもう一方の端面と第2ライトガイド部3の端面には反射材4が光学接合されている。
また、放射線検出部20(シンチレータ部1、第1乃至第3ライトガイド部2、3、11、反射材4及び光電変換部5)は、全体が遮光膜(図示せず)により覆われている。
信号処理部30は、光電変換部5の電気信号が閾値を超えたときにパルスを出力する2つの波高弁別部6と、2つ以上のパルスが同時に到来したときだけ1つのパルスを出力する同時計数部7と、パルスの数をカウントして汚染の有無を判定する汚染判定処理部8と、計数値と汚染判定結果を表示する表示部9と、光電変換部5に高電圧を供給するための高圧電源部10から構成されている。
シンチレータ部1は、加工性に優れ、入手しやすく、また、取扱いが容易な平板状のプラスチックシンチレータが最適である。
次に、上記構成を有する放射線検出器の機能について説明する。
放射線がシンチレータ部1に入射すると、シンチレータ部1の内部で発光した蛍光は等方的角度に一様に広がり、全反射条件を満たすものは内部捕獲によって全周囲の側端面から放出される。
このシンチレータ部1の側端面に集まる蛍光は、図1又は図2に示すように、シンチレータ部の対向する2つの辺に設けられ2つのライトガイド群A(第1乃至第3のライトガイド部からなるライトガイド群)により集光される。
ひとつのライトガイド群Aを構成する第1乃至第3ライトガイド部の配置は、対向する辺に設けられた他のライトガイド群Aの配置と180度の回転対称となっている。
プラスチックシンチレータからなるシンチレータ部1の側端面と第1乃至第3ライトガイド部の側面は、空気層を介在させて密着されるか、あるいは光学接合されるか、あるいはより実用性を持たせて第1乃至第3ライトガイド部の側面を凹状に加工してそこにシンチレータ部1をはめ込むといった方法により接合される。
また、より集光効率を高めるためには、第1乃至第3ライトガイド部を配置していないシンチレータ部1の側端面に、例えば酸化チタンからなる乱反射材(図示せず)を光学接合すると第1乃至第3ライトガイド部と接する側端面に集まる蛍光が増加する。
本発明によるライトガイド群Aと従来の単一の波長変換材からなるライトガイド(以下、「ライトガイドW」という。)の集光特性を比較説明する。
従来のライトガイドWは、シンチレータ部1からの蛍光を内部で吸収してより長波長の蛍光を再発光し、その蛍光は全反射条件を満たすものが主成分となるため、例えば再発光しない透明のアクリル材と比べて平均的に高い集光効率が得られる。
しかし、前述したように、単一の波長変換材からなるライトガイドWは、例えば図3に示すように、光電変換部5に到達する光量が主に自己吸収損失による距離に依存して低下する様子が見られるため、検出面サイズを大きくするほど全体の検出感度が低下するという問題がある。
これに対して本実施形態に係る放射線検出器では、光電変換部5より遠方となる領域に波長変換材からなる第2ライトガイド部3を配置し、途中から第2ライトガイド部3の端面に透明部材からなる第1ライトガイド部2を光学接合し、第2ライトガイド部3から第1ライトガイド部2に向かう蛍光の全反射伝送成分の自己吸収を抑制する。
一方、第1ライトガイド部2の側面に入射した蛍光は入射時の臨界角より第1ライトガイド部2の内部で全反射条件が成立せず、再び外部に放出される。このため、図1に示すように第1ライトガイドの側面に蛍光変換材からなる第3ライトガイド部11を配置することで、第1ライトガイド部2の側端面の集光領域で全反射伝送ができる。
第3ライトガイド部11の配置は、図1に示すように第1ライトガイド部2のシンチレータ部1側に配置してもよく、また、図2に示すように、シンチレータ部1の反対側に配置してもよい。この場合、シンチレータ部1の蛍光は第1ライトガイド部2を透過して、第三ライトガイド部11に吸収されるため、図1のものと同様の効果が得られる。
また、第1ライトガイド部2と第3ライトガイド11の側面同士は、空気層を介して密着することが望ましい。側面同士を光学接合すると、第3ライトガイド内の全反射成分が第1ライトガイド部2にも入射してしまい、この第1ライトガイド部2に入射した全反射成分は光電変換部5に到達するのに余分な距離を要するために伝送損失が大きくなる。
第1乃至第3ライトガイド11のそれぞれの長さは、光電変換部5に到達する光子数は一定量を超えると、検出効率の向上には寄与しないため、光電変換部5に到達する最低光量が最大となるように第1乃至第3ライトガイド11の長さが調節される。
また、第1乃至第3ライトガイド部の表面は、同ライトガイド部内で全反射伝送の効率低下を抑制するため、表面の小さな凹凸を排除できる鏡面研磨を施しておくことが望ましい。
また、第1乃至第3ライトガイド部2、3、11と密着するシンチレータ部の側面も鏡面研磨を施すことで、密着性が高まり蛍光の散乱をも抑制することができる。
棒状の第1乃至第3ライトガイド部の断面形状は、様々な形状のものを用いることができるが、加工性を考慮すれば加工が簡易な四角形がよく、相互の口径を揃えることで密着性が高まり蛍光の伝播損失が抑制され、配置後の固定もし易く、コストも下げられる。
また、第1ライトガイド2と第3ライトガイド11の端面を光電変換部5に光学接合する際、両者の口径が合致しない場合は、図7に示すライトアダプタ部15を設けることで、ライトガイドからの蛍光を光電変換部5で効率よく受光できる。
さらに、ライトアダプタ部15の表面は、鏡面研磨を施しておくと散乱によって外部に出てしまう成分が抑制できるため、集光効率が向上する。
また、ライトアダプタ部15の第1ライトガイド2と第3ライトガイド11と光電変換部5を光学接合する部分を除き、表面に乱反射材として例えば酸化チタンを塗布することで、ライトアダプタ部15の中に蛍光を閉じ込めることができるため、集光効率が向上する。
第2ライトガイド部3と第3ライトガイド部11の端面に光学接合する反射材4は、鏡面反射の効果が得られる反射率の高い材料が良く、例えば化学処理などによる反射コーティングを施すのが最も効果的であるが、例えばアルミ蒸着膜(アルミマイラ膜など)を光学接合しても簡単に良い反射性能が得られる。
また、光電変換部5は、紫外域である蛍光の波長帯域で高い量子効率が得られるように設計されている光電子増倍管(photo multiplier tube)が良い。例えば、浜松ホトニクス株式会社で製造・販売されている光子計測用の光電子増倍管などから波長感度・サイズの適したものを使用すれば良い。光電子増倍管は、光電効果によって光を電子に変換する量子効率を確保するために高圧電源部10より専用のブリーダ抵抗回路に約1000V程度の高電圧を供給して使用する。
次に、信号処理部の機能について説明する。
光電変換部5から出力される電気信号には、光電変換部5自身が出すノイズ成分と測定する放射線による信号成分と、あるいは目的としない放射線の信号成分(妨害成分)が混在する。この電気信号は、あらかじめ検出する放射線に対して高い感度が得られるようにシンチレータ部2の材料や厚さを制御しているため、検出する放射線の信号波高は他の信号成分の波高よりも十分に大きくなっている。このため、波高弁別部6では検出する放射線の信号とその他の信号成分を弁別するために、あらかじめ波高閾値を設定しておき、信号波高が閾値を超えると一つのパルスを出力し、これが放射線によるパルスとなる。
さらに、放射線によるパルスは同時性があるため、同時計数部7では、2つ以上のパルスが同時に来たときだけ、1つのパルスを出力することで、光電変換部5自身が出すノイズ成分を弁別できる。同時計数部7より出力されたパルスは、汚染判定処理部8で計数されて、計数値を測定時間で割って求めた計数率から、あらかじめ測定により得たバックグラウンド計数率を差し引いて正味計数率を算出し、あらかじめ設定した汚染計数率と正味計数率を比較判定し、汚染の有無とその正味計数率を表示部10に出力表示する。
なお、上述した実施形態では、シンチレータ部1の対向する2辺にライトガイド群Aを配置した例を説明したが、1辺にのみライトガイド群Aを配置してもよく、上記と同様な作用効果を奏する。
以上のように、本第1の実施形態に係る放射線検出器によれば、透明部材からなるライトガイド部と蛍光変換材からなるライトガイド部を組み合わせたライトガイド群を用いたことにより、集光効率を高くすることが可能となり、その結果、薄型で、検出面積が大きく、かつ、高感度の放射線検出器を提供することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る放射線検出器を図4及び図5を用いて説明する。
本第2の実施形態を説明するにあたって、上記第1の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本第2の実施形態に係る放射線検出器の放射線検出部20は、放射線の入射によって蛍光を発光するシンチレータ部1と、棒状の透明部材からなる第1ライトガイド部2及び第4ライトガイド部12と、蛍光変換材からなる第2ライトガイド部3、第3ライトガイド部11及び第5ライトガイド部13と、反射部4と、光電変換部5と、から構成される。
第2ライトガイド部3を挟んで、その両端面に第1ライトガイド部2と第4ライトガイド部12の端面がそれぞれ光学接合され、さらに、第1ライトガイド部2の側面に第3ライトガイド部11が、第4ライトガイド部12の側面に第5ライトガイド部13が空気層を介して平行に密着されている。
これらのライトガイド群B(第1乃至第5のライトガイド部からなるライトガイド群)は、図4または図5に示すように、シンチレータ部1の対向する側面に密着配置される。また、第1ライトガイド部2および第3ライトガイド部11の端面と、第4ライトガイド部12および第5ライトガイド部13の端面に光電変換部5が光学接合され、第3ライトガイド部11および第5ライトガイド部13のもう一方の端面には反射材4が光学接合されている。
これら放射線検出部20(シンチレータ部1、ライトガイド群B、反射材4、光電変換部5)は、上記第1の実施形態と同様に、全体が遮光膜(図示せず)により覆われている。
プラスチックシンチレータからなるシンチレータ部1の側端面と第1乃至第5ライトガイド部の側面は、空気層を介在させて密着されるか、あるいは光学接合されるか、あるいはより実用性を持たせて第1乃至第5ライトガイド部の側面を凹状に加工してそこにシンチレータ部1をはめ込むといった方法により接合される。
ライトガイドを単一の波長変換材より構成されたライトガイドWは前述したような課題があるのに対し、本第2の実施形態では、図4または図5に示すように、それぞれの光電変換部5より最遠方となるシンチレータ部1の中央に波長変換材からなる第2ライトガイド部3を配置し、第2ライトガイド部3の両端面に透明部材からなる第1ライトガイド部2と第4ライトガイド部12を光学接合し、第2ライトガイド部3から第1ライトガイド部2および第4ライトガイド12に向かう蛍光の全反射伝送成分の自己吸収を抑制する。
一方、第1ライトガイド部2の側面に入射した蛍光は、入射時の臨界角より第1ライトガイド部2の内部で全反射条件が成立せず、再び外部に放出される。このため、図1に示すように第1ライトガイドの側面に蛍光変換材からなる第3ライトガイド部11を配置することで、第1ライトガイド部2の側端面の集光領域で全反射伝送ができる。
また、図4において、第3ライトガイド部11と第5ライトガイド部13の位置は、シンチレータ部1側に配置されているが、図5に示すように、第3ライトガイド部11と第5ライトガイド部13をシンチレータ部1の反対側に配置しても、シンチレータ部1の蛍光は第1ライトガイド部2あるいは第4ライトガイド部12を透過して、第3ライトガイド部11および第5ライトガイド部13に吸収されるため、同様の効果が得られる。
また、光電変換部5に到達する光子数は一定量を超えると、検出効率の向上には寄与しないため、光電変換部5に到達する最低光量が最大となるように第1乃至第5ライトガイド部の長さを調節する。
また、ライトアダプタ部15の第1ライトガイド2と第3ライトガイド11または第4ライトガイド部12と第5ライトガイド部13、および光電変換部5と光学接合する部分を除き、表面に乱反射材として例えば酸化チタンを塗布することで、ライトアダプタ部15の中に蛍光を閉じ込めることができるため、集光効率が向上する。
なお、上述した実施形態では、シンチレータ部1の対向する2辺にライトガイド群Bを配置した例を説明したが、1辺にのみライトガイド群Bを配置してもよく、上記と同様な作用効果を奏する。
本第2の実施形態に係る放射線検出器によれば、透明部材からなる2本のライトガイド部と蛍光変換材からなる3本のライトガイド部を組み合わせたライトガイド群を用いたことにより、集光効率をより高くすることが可能となり、その結果、薄型で、検出面積が大きく、かつ、高感度の放射線検出器を提供することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る放射線検出器を、図6を用いて説明する。
本第3の実施形態を説明するにあたって、上記第1及び第2の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本第3の実施形態に係る放射線検出器の放射線検出部20は、放射線の入射によって蛍光を発光するシンチレータ部1を1a〜1dに十字状に4分割し、互いが接する十字状の境界面に蛍光を遮光する遮光板14を配置する。このシンチレータ部1の周囲に、棒状の透明部材からなる第1ライトガイド部2と、蛍光変換材からなる第2ライトガイド部3及び第3ライトガイド部11が配置される。
第1ライトガイド部2と第2ライトガイド部3の端面同士は光学接合され、さらに、第2ライトガイド部3の側面に第3ライトガイド部11が空気層を介して並行に密着してある。
このライトガイド群A(第1乃至第3ライトガイド部からなるライトガイド群)を図6に示すように4分割したシンチレータ部1a〜1dの外周の各辺に、第1ライトガイド部2と第2ライトガイド部3の端面位置が同一円周方向に向くようにして密着配置する。すなわち、平板シンチレータ1のひとつの辺に配置されたライトガイド群Aは、隣接する辺に配置されたライトガイド群Aに対して、90度の回転対称になるように配置されている。
第1ライトガイド部2と第3ライトガイド部11の端面に蛍光を検出して電気パルスに変換する光電変換部5a〜5dを光学接合し、第3ライトガイド部11のもう一方の端面と第二ライトガイド部3の端面には反射材4を光学接合してある。
これら放射線検出部20(シンチレータ部1a〜1d、ライトガイド群A、反射材4、及び光電変換部5)は、上記第1及び第2の実施形態と同様に、全体が遮光膜(図示せず)により覆われている。
一般にシンチレータのサイズを大きくすると、面積に比例してバックグラウンド放射線(宇宙線など)の入射確率が高まりバックグラウンド値が高くなる。このため、本第3の実施形態では、シンチレータ部面を複数に分割することで、シンチレータ部全体の面積は維持しつつ、バックグラウンド放射線によるバックグラウンド値を下げることができる。
シンチレータ部1a〜1dは、加工性に優れ入手性も良く取扱いが容易なプラスチックシンチレータが最適である。シンチレータ部1a〜1dの十字状に分割した部分の互いが接する境界面には、シンチレータの蛍光を完全に遮光できる遮光板14をシンチレータの面に対して垂直になるように介在させて、他のシンチレータの蛍光が混入することを防止する。
この遮光板14に、例えば上記遮光膜のたるみを抑制するために、シンチレータ部1a〜1dの十字部分と同じ上部及び下部位置に設けた十字状の蛍光を遮光可能な補強材を接続することにより(図示せず)、シンチレータ部1a〜1dの上下面の空間は光学的に独立できるため、他のシンチレータの蛍光が混入することを更に防止することができる。
放射線の入射によってシンチレータ部1a〜1dの内部で発光した蛍光は等方的角度に一様に広がり、全反射条件を満たすものは内部捕獲によって全周囲の側端面から放出される。このシンチレータ部1a〜1dの側端面に集まる蛍光を図6に示すように、4組のライトガイド群Aを円周方向に対して同じ向きで配置し集光する。
プラスチックシンチレータからなるシンチレータ部1の側端面と第1乃至第3ライトガイド部の側面は、空気層を介在させて密着されるか、あるいは光学接合されるか、あるいはより実用性を持たせて第1乃至第3ライトガイド部の側面を凹状に加工してそこにシンチレータ部1a〜1dをはめ込むといった方法により接合される。
また、集光効率をより高めるためには、シンチレータ部1a〜1dの十字状の境界面に、図示しないが例えば酸化チタンからなる乱反射材を光学接合するとライトガイドAと接する側端面に集まる蛍光が増加する。
また、本第3の実施形態では、同時計数部7で2つ以上のパルスが同時に来たときだけ、1つのパルスを出力することで、光電変換部5自身が出すノイズ成分を弁別できる。したがって、以下の同時計数をとることで、放射線の位置検出などもできる。
光電変換部5a and 光電変換部5b=シンチレータ1a
光電変換部5b and 光電変換部5c=シンチレータ1b
光電変換部5c and 光電変換部5d=シンチレータ1c
光電変換部5d and 光電変換部5a=シンチレータ1d
同時計数部7より出力されたパルスは、汚染判定処理部8で計数されて、計数値を測定時間で割って求めた計数率から、あらかじめ測定により得たバックグラウンド計数率を差し引いて正味計数率を算出し、あらかじめ設定した汚染計数率と正味計数率を比較判定し、汚染の有無とその正味計数率を表示部10に出力表示する。
以上のように本第3の実施形態によれば、従来の放射線検出器の薄型構造を維持しつつ、検出面積を大きくしても高い検出感度を得ることができるとともに、バックグラウンド放射線などによるバックグラウンド値を下げることができる。
本第3の実施形態に係る放射線検出器によれば、十字状に分割したシンチレータ部を用いるとともに、透明部材からなるライトガイド部と蛍光変換材からなるライトガイド部を組み合わせたライトガイド群をシンチレータ部の各辺に配置したことにより、集光効率をさらに高くすること及び放射線の位置検出が可能となり、その結果、薄型で、検出面積が大きく、かつ、高感度で位置検出可能な放射線検出器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る放射線検出器を示す全体構成図。 本発明の第1の実施形態に係る放射線検出器の変形例を示す全体構成図。 本発明の第1の実施形態に係るライトガイド群Aの特性図。 本発明の第2の実施形態に係る放射線検出器を示す全体構成図。 本発明の第2の実施形態に係る放射線検出器を示す全体構成図。 本発明の第3の実施形態に係る放射線検出器を示す全体構成図。 本発明の第1乃至第3の実施形態に係るライトアダプタ部を示す図。 従来の放射線検出器の全体構成図。
符号の説明
1…シンチレータ部、2…第1ライトガイド部、3…第2ライトガイド部、4…反射部、5…光電変換部、6…波高弁別部、7…同時計数部、8…汚染判定処理部、9…表示部、10…高圧電源部、11…第3ライトガイド部、12…第4ライトガイド部、13…第5ライトガイド部、14…遮光板、15…ライトアダプタ部、16…ライトガイド、20…放射線検出部、30…信号処理部。

Claims (14)

  1. 放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部と、前記シンチレータ部の少なくとも1つの辺に設けられ前記蛍光を集光するライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部と、からなる放射線検出器であって、
    前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の側面に空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部と、からなることを特徴とする放射線検出器。
  2. 前記第1のライトガイド部と第3のライトガイド部の端面に光電変換器が光学接合されるとともに、前記第3のライトガイド部のもう一方の端面及び前記第2ライトガイド部の一方の端面に反射材が光学接合されていることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  3. 前記第3のライトガイド部を、シンチレータ部に対して、第1ライトガイド部のシンチレータ部側に、又は第1ライトガイド部のシンチレータ部の反対側に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線検出器。
  4. 放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部と、前記シンチレータ部の少なくとも1つの辺に設けられ前記蛍光を集光するライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部と、からなる放射線検出器であって、
    前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部の間に配置され両端が前記第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部の側面にそれぞれ空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部及び第5ライトガイド部と、からなることを特徴とする放射線検出器。
  5. 前記第1ライトガイド部及び第3ライトガイド部の端面、並びに前記第4ライトガイド部及び第5ライトガイド部の端面に、光電変換器が光学接合されるとともに、前記第3ライトガイド部及び第5ライトガイド部のもう一方の端面に反射材が光学接合されていることを特徴とする請求項4記載の放射線検出器。
  6. 前記第3ライトガイド部及び第5ライトガイド部を、シンチレータ部に対して、それぞれ第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部のシンチレータ部側に、又は第1ライトガイド部及び第4ライトガイド部のシンチレータ部の反対側に配置したことを特徴とする請求項4又は5に記載の放射線検出器。
  7. 前記シンチレータの一つの辺に配置された前記ライトガイド群は、対向する辺に配置されたライトガイド群に対して、180度の回転対称になるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の放射線検出器。
  8. 前記シンチレータ部のライトガイド群が配置されていない辺の側端面に乱反射材が光学接続されていることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の放射線検出器。
  9. 放射線の入射によって蛍光を発するシンチレータ部と、前記シンチレータ部の各辺に設けられ前記蛍光を集光するためのライトガイド群と、前記ライトガイド群で集光された蛍光を検出して汚染の有無を判定する信号処理部と、からなる放射線検出器であって、
    前記ライトガイド群は、透明部材からなる棒状の第1ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の端面に光学接合された蛍光変換材からなる棒状の第2ライトガイド部と、前記第1ライトガイド部の側面に空気層を介して密着された蛍光変換材からなる棒状の第3ライトガイド部と、からなり、
    前記シンチレータは、十字状に分割されているとともに境界面に遮光板が光学接合されていることを特徴とする放射線検出器。
  10. 前記シンチレータのひとつの辺に配置された前記ライトガイド群は、隣接する辺に配置されたライトガイド群に対して、90度の回転対称になるように配置されていることを特徴とする請求項9記載の放射線検出器。
  11. 前記第3のライトガイド部を、シンチレータ部に対して、第1ライトガイド部のシンチレータ部側に、又は第1ライトガイド部のシンチレータ部の反対側に配置したことを特徴とする請求項9又は10に記載の放射線検出器。
  12. 前記第1乃至第5のライトガイド部のそれぞれの長さは、前記光電変換部で検出される最低光量が最大となるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項に記載の放射線検出器。
  13. 前記信号処理部は、電気信号に変換するための光電変換部と、前記光電変換部の電気信号から信号とノイズを弁別する波高弁別部と、前期波高弁別部からの信号パルスを同時計数処理する同時計数部と前記同時計数部からのパルスレートから汚染の有無を判定する汚染判定処理部と前記汚染判定処理部の結果を表示する表示部と、から構成されていることを特徴とする請求項1乃至12いずれか1項に記載の放射線検出器。
  14. 前記光電変換部と前記光電変換部に接続されるライトガイド部との間にライトアダプタを設けたことを特徴とする請求項1乃至13いずれか1項に記載の放射線検出器。
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