JPH09242412A - 自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置 - Google Patents

自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置

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JPH09242412A
JPH09242412A JP8109410A JP10941096A JPH09242412A JP H09242412 A JPH09242412 A JP H09242412A JP 8109410 A JP8109410 A JP 8109410A JP 10941096 A JP10941096 A JP 10941096A JP H09242412 A JPH09242412 A JP H09242412A
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JP
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door
fixing device
bearing bush
stop
bearing
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JP8109410A
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Bernd-Alfred Klueting
アルフレート・クリユテイング ベルトン−
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Ed Scharwaechter & Co KG GmbH
ED Scharwachter GmbH and Co KG
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Ed Scharwaechter & Co KG GmbH
ED Scharwachter GmbH and Co KG
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1028Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open
    • E05D11/1042Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means being a cam and a torsion bar, e.g. motor vehicle hinge mechanisms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531Doors

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  • Braking Arrangements (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 止めローラ支承部に起こる腐食による騒音も
公差のために起こる騒音の発生も排除される程度まで改
良された自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置を提供す
る。 【解決手段】 棒ばね・ドア固定装置(4) は、一方のド
ア配置部品、ドアまたドア支柱に取り付け可能な止め装
置(8) と、他方のドア配置部品に取り付け可能なトーシ
ョンバーからなる。トーションバーをローデングアーム
(17)と回転確実に結合されたねじりばね棒により形成
し、ローデングアームに付設された止め装置を、それぞ
れ一つの軸頸(25)に回転可能に支承された少なくとも二
つの止めローラ(18)により形成し、止めローラには外周
輪郭部を設けてある。止めローラは、手入れ不要の非金
属材料で少なくとも被覆された軸受(27)を介在させて、
それらの支承軸を形成する軸頸(25)上に支承してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方のドア配置部
品、ドアまたはドア支柱に取り付け可能な止め装置と、
他方のドア配置部品に取り付け可能なトーションバーと
からなる自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置であっ
て、トーションバーがローデングアームと回転確実に連
結されたねじりばね棒により形成され、かつねじりばね
棒のローデングアームに付設された止め装置が、それぞ
れ一つの軸頸に回転可能に支承されたならびに外周輪郭
部が設けられた少なくとも二つの止めローラにより形成
されている自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置に関す
る。
【0002】棒ばね・ドア固定装置の基本的に際立って
いる点は、一方のドア配置部品、ドアまたはドア支柱に
固定された受容部に一方の側で嵌めこまれたトーション
バーが、他方のドア配置部品に同様に固定されていて少
なくとも一つの止めマークを有する止め装置と協働する
ことにより制動力と保持力が加えられ、その際止め装置
とトーションバーの相互の噛み合いはドアヒンジ軸と同
心の円軌道の少なくとも一つの点で行われることであ
る。その際、棒ばね・ドア固定装置は独立の、すなわち
ドアヒンジと無関係に配置すべき構造ユニットとしてま
たはドアヒンジの一方と共に一つの構造ユニットにまと
められた部分として形成されている。
【0003】そのような棒ばね・ドア固定装置の最初の
単純な構造様式では、止め装置は、ドアヒンジ軸を横切
って方向づけられていてドア配置部品に固定されている
部分を有し、この部分には、ドアヒンジ軸に対し同心に
湾曲したその外周に少なくとも一つの止めマークが設け
られており、一方トーションバーはS形またはC形に曲
げられたばね棒により形成され、このばね棒はその一方
の曲がり角を介して他方のドア配置部品にはめこまれか
つその他方の曲がり角を介して止め装置と協働する。
【0004】この単純な構造様式の棒ばね・ドア固定装
置では、ローデングアームを形成するトーションバーの
曲がり角が、止め凹部として形成された止め装置の止め
マークの中に落ち込むことで騒音が発生し、この騒音の
発生が乗り物の運転中注意を引きつけて邪魔する。この
最も高い望ましくない騒音の発生は、なるほど止めマー
クを形成する止め凹部を平坦にすることにより減らすこ
とができるが、それはその都度の固定すべきドアの開放
位置におけるドアの保持点が幾分はっきりしないことを
甘受した上でのことである。
【0005】一方では、ドアの保持点の固定と維持にお
ける高い正確さおよび他方では同時に棒ばね・ドア固定
装置の騒音発生の減少を達成するために、改良された構
造様式の棒ばね・ドア固定装置では、止め装置の止めマ
ークを、少なくとも部分的に外周輪郭部が設けられた当
接ロールにより形成されていた。その場合、この周知の
構造様式のドア固定装置(米国特許3 550 185)は、トー
ションバーのローデングアームがロッキング位置に落ち
込むことに起因する騒音の発生をさらに減少させるため
に、止めローラをひっくるめて合成物質材料で形成し
て、衝撃音の絶縁を達成することを計画している。しか
しながら、実際には、止めローラをそのように形成する
ことは、合成物質材料の選択に応じて、止めローラが早
期に磨耗するかまたはドア固定装置の製造コストが非常
に高くなることが判明した。
【0006】さらに、この構造様式の棒ばね・ドア固定
装置の改良された実施形態(ドイツ連邦共和国特許明細
書32 29 766)では、止めマークを形成する金属製の止め
ローラを製造し、そしてそれぞれ少なくとも部分的に外
周輪郭部を備えた二つの止めローラが一緒に一つの止め
マークを形成するようにそれぞれ対にして設けるかまた
は配置することが提案され、そこから結果としてトーシ
ョンバーのローデングアームが止めローラの一つと固定
状態に係合し、それ故ローデングアームが突然にロッキ
ング位置へスナップ嵌め運動することが避けられる。そ
のような構造様式のドア固定装置により騒音を有効に減
少させることができるが、トーションバーのローデング
アームを止めローラに連続的に当接させることが全ドア
開放角度にわたって確保されるときにしか騒音の減少を
保証することができない。トーションバーのローデング
アームを止め装置の止めローラにそのように連続的に当
接させることを確保するために、第一に、ドアの開放ま
たは閉鎖運動の経過中トーションバーのローデングアー
ムが一方の外周輪郭部から隣接する止めローラの外周輪
郭部へ間隙なくなめらかにすべることができるように止
めローラの相互の整合を無条件に維持することが必要で
あり、このことは当然、止めローラの相対的な相互の回
転がドアの開放運動の経過中にも閉鎖運動の経過中にも
再び生じ得ることを前提とし、すなわち二つの相互に隣
接する止めローラの互いに補完的な外周輪郭部が両方の
回転方向において常に同じ所定の相互の整合位置を互い
に維持しなければならないこと前提とする。二つの隣接
する当接ロールのそのような強制的な相互の整合を達成
するために、すでに外周輪郭部を適当に形成することな
らびに付加的にそれらの支承部に入れた皿ばねにより止
めローラを制動することについて提案がなされた。その
際、皿ばねは隣接する止めローラの必要な相互の整合も
実質的に確保する。
【0007】しかしながら、自動車用ドア固定装置のよ
うな嵩のある物品を製造する際に避けがたい公差の狂い
が原因となって、そのように構成されかつ設備されたド
ア固定装置でも、なお次のことから幾分不十分さが生ず
る。すなわち、二つの隣接する止めローラの間の軸間隔
に小さい差があってさえもおよび/または止めローラ自
体の輪郭形状に公差の狂いがあってもトーションバーの
ローデングアームが止めローラに不連続的に当接するこ
とになり、そこからさらに再び、仮に若干減少するとし
ても騒音の発生が結果として生ずる。なぜなら、トーシ
ョンバーのローデングアームが互いに隣接する止めロー
ラに不連続に当接すると、必然的に浮動することにな
り、それと共に衝撃音が生ずることになるからである。
【0008】さらに、ここで問題にしている棒ばね・ド
ア固定装置の全ての周知の構造様式には、止めローラの
支承部に走行中に磨耗と腐食の増加が起こり、このため
全ての他の原因と無関係に、それ自体でも止めローラ支
承部の遊びが増加することによっても軸受箇所自体に騒
音が形成されることになるという欠点が付いてまわる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の課題
は、止めローラ支承部に起こる腐食の結果としての騒音
の発生も公差のために起こる騒音の発生も排除される程
度まで冒頭に述べた種類の構造様式の棒ばね・ドア固定
装置を改良することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り、止めローラが、手入れ不要の非金属材料で少なくと
も被覆された軸受ブッシュを介在させて、それらの支承
軸を形成する軸頸に支承されていることにより解決され
る。その場合、第一に軸受ブッシュまたはそれらの非金
属部分が止めローラの衝撃音の分断を形成し、その結果
止めローラとトーションバーのローデングアームとの間
に多分発生する衝撃音が止め装置の本体へ伝搬すること
ができないと共に、中空体として形成された、共鳴体を
構成するドア配置部品、ドアまたはドア支柱へも伝搬す
ることができない。同時に、手入れ不要の軸受材料の使
用により、止めローラ支承部の内側の腐食の発生も阻止
されるので、これにより根拠のある騒音の発生も、特に
キーキーきしむ騒音の発生も排除される。さらに、非金
属の軸受材料のような少なくとも限定された弾性材料か
らなる軸受ブッシュを少なくとも部分的に用いることに
より、止めローラ支承部の内側の遊びの発生が除かれ、
それと共に一方では騒音源が除去されかつ他方では開放
方向または閉鎖方向におけるドアの計画された保持点を
同じままに正確に維持することが確保される。その場
合、非金属軸受材料としては、特に合成物質材料が適当
である。なぜなら、この材料は衝撃音を絶縁する特性も
優れた乾燥走行特性も有するからである。
【0011】意図した特性を得るために、軸受ブッシュ
の構成に関して第一に、衝撃音の絶縁を実現するために
充分である非金属材料からなる少なくとも一つの層が存
在することのみが重要である。それ故、軸受ブッシュが
ひっくるめて、大部分充填材で満たされた合成物質材料
からなり、その際充填材部分が好ましくは同様に非金属
材料または鉛または同様なもののような柔らかい金属か
らなることを絶対的に予め考慮することができる。止め
ローラ支承部は乗り物車体のラッカー塗装の焼き付け中
無負荷であるので、軸受ブッシュを特別に安定化するこ
とは必ずしも必要でない。
【0012】しかしながら、特に軸受ブッシュと一緒に
止めローラを機械的に取り付けることを考慮すると、軸
受ブッシュの安定化は有利であり、第一の実施の形態に
おいてこのことを達成するには、軸受ブッシュを、製造
された軸受材料からなる少なくとも二層の多層軸受ブッ
シュにより形成し、その際少なくとも一つの層が非金属
材料からなりかつ非金属材料からなるその層が衝撃音の
分断を実現するのに充分な厚さであるようにすればよ
い。
【0013】しかしながら、好ましい実施の形態では、
軸受ブッシュは、それ自体周知の仕方で、金属ワイヤ編
織物と、この金属ワイヤ編織物の空隙を充填するならび
にその表面を覆う被覆とからなり、この被覆は形状復原
性の、場合によっては充填物材料と混合した合成物質材
料からなり、その際ドア固定装置の作動時にその止めマ
ークに衝撃的に生ずる非常に高いピーク力の作用を受け
て、軸受ブッシュのある程度の小さい弾性的な変形が起
こり得るように、軸受ブッシュの金属ワイヤ編織物があ
る限界内の弾性変形可能な金属からなる。それにより、
公差の狂いから恐らく生ずるトーションバーのローデン
グアームの止めローラへの烈しい打ち当たりが緩和さ
れ、ローデングアームがドア配置部品の中へさらに導か
れることが避けられる。
【0014】本発明の実施の範囲内において、軸受ブッ
シュが、所定の半径方向圧力の下に止めローラの支承部
に挿入され、そこから第一に全ての製造公差と無関係な
遊びのない止めローラの支承部ができることになる。同
時に、しかしながら、止めローラがトーションバーのロ
ーデングアームから釈放された後個々の止めローラが自
動的にさらに動くことが排除されるような程度に、前記
支承部手段を介して止めローラの自動的な回転を阻止す
ることも達成できる。その上なお、このことにより制動
手段として皿ばねまたは同様なものを使用することが残
されている。
【0015】しかしながら、本発明は、特別な実施形態
の前記の説明と無関係に、少なくとも、非金属軸受材料
からなる被覆が設けられた軸受ブッシュの定められた構
成の使用に限定されないで、それどころか本発明の範囲
内で、一方では衝撃音の絶縁をかつ他方では止めローラ
の遊びと腐食のない耐久性のある支承部を可能にするあ
らゆる具体化形式の軸受ブッシュの使用を予め考慮する
ことができる。 同様に、本発明の実施は定められた軸
受ブッシュの一定の造形に依存しないで、それどころか
軸受ブッシュの造形を非金属軸受材料の性質に合わせる
ようにするのが目的にかなっている。それ故、軸受ブッ
シュは最も簡単な場合に純粋な円筒ブッシュにより形成
することができる。しかしながら、種々の使用の場合
に、軸受ブッシュをカラーブッシュとして形成して、そ
れらのカラーが止めローラの下側にかぶさるように配置
することも有利である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により詳細に説明する。例えばつるすことができる
自動車ドア用の、ヒンジと固定装置からなる、図に示し
た構造ユニットは、ヒンジピン1により回動可能に互い
に連結された二つのヒンジ翼部2と3を有するヒンジ
と、棒ばね・ドア固定装置4とからなる。ヒンジ翼部の
一方2はドア本体(図示省略)に留まっておりかつヒン
ジ翼部の他方3はドア支柱(図示省略)に分離可能に固
定できる。ドア支柱に分離可能に固定できるヒンジ翼部
3は、U形に折りこまれた板材ブランクで形成されてお
り、ヒンジ軸を横切るように方向づけられたU形体の上
方脚部5には、選択的に前後に連続した突起6とくぼみ
7から形成されたドア固定装置4の止め装置8が成形さ
れ、かつヒンジ軸を横切るように方向づけられたU形体
の下方脚部9には、ヒンジ高さを越えて突出するヒンジ
ピン1の延長部10に対し平行にかつ同方向に向けられ
た軸頸状の突起が形成されている。ヒンジ翼部2はほぼ
L形の横断面形状を有しかつヒンジ翼部3にはまり込む
ように配置されており、ヒンジ翼部2はその一方の形材
脚部によりヒンジピン1を介してヒンジ翼部3と回動可
能に連結されかつその他方の形材脚部13を介してドア
に固定されている。ヒンジで単一構造に連結された棒ば
ね・ドア固定装置4は、その軸部分14の上に軸受筒1
5を介在させて、はまり込んでいるヒンジ翼部2に保持
されているS形のトーションバーを有し、このトーショ
ンバーは支持アーム16を介してヒンジ翼部2に支えら
れており、ローデングアーム17を支持するトーション
バーの領域は両方のヒンジ翼部2と3を越えて上方に突
出している。トーションバーのローデングアーム17
は、ヒンジ翼部3のU形体の脚部5に成形されている、
選択的に前後に連続して配置された突起6とくぼみ7か
ら形成されたドア固定装置4の止め装置8と協働する。
この止め装置8はドア用の三つの止め位置を含む。ここ
において、ドア固定装置のローデングアーム17と協働
する止め装置8の止め手段は、互いに同じ形状に形成さ
れた三つの止めローラ18により形成されており、各止
めローラ18は軸頸25を介して垂直軸線を中心として
回動可能にそれぞれ止め装置8の突起6のうちの一つに
支承されている。止めローラ18はそれらの全高さにわ
たって同じ形状に形成され、かつ中心領域19に形成さ
れた円形の横断面形状の両側に、互いに向かい合って配
置されかつ互いに対称的な、半径方向に向けられた突出
部20と21が形成されており、一方の半径方向突出部
20には止め凹部22が設けられかつ他方の半径方向突
出部21が滑らかな面をもってくさび状に形成されてい
る。隣接していて互いに回動可能な二つの止めローラ1
8のそれぞれの四分円状の止め凹部22が補完して一つ
の半円形になるように、半径方向の突出部20の止め凹
部22がトーションバーのローデングアーム17の円形
の横断面形状に一致する輪郭の延び具合を有する。滑ら
かな面でくさび状に形成された各止めローラ18の半径
方向突出部21の両側面23と24がそれぞれ互いに97
°の角度をなしていることにより、隣接する止めローラ
18の滑らかな面のくさび状の突出部21がそれぞれ止
めローラ18用の相互の回動ストッパーを形成してお
り、この回動ストッパーは隣接する止めローラ18の最
大の起こり得る回動角度範囲を97°の角度値に制限す
る。止めローラ18は、図示の実施の形態では、軸受ブ
ッシュ27を介してそれぞれの軸頸25に支承されてい
る。
【0017】軸受ブッシュ27は、図3に概略的にかつ
単に例としてのみ示した実施の形態では、手入れ不要の
非金属の軸受材料で被覆された金属ワイヤ編織物29か
らなり、その際非金属軸受材料は非金属充填材で満たさ
れた合成物質材料からなりかつ同時にワイヤ編織物の空
隙30も充填され、そしてこのようにして金属ワイヤ編
織物29に定着されている。この場合、軸受ブッシュの
金属ワイヤ編織物29は或る限度内で弾性的に変形可能
なNE−金属からなる。図示の実施の形態では、金属ワイ
ヤ編織物29がもっぱら被覆28のための支持骨組を形
成しており、かつ被覆28が金属ワイヤ編織物29の両
側でそれぞれ、金属ワイヤ編織物29を止めローラの軸
受壁から分離する層を形成しているのが認められる。軸
受ブッシュは決められた半径方向圧力の下に止めローラ
の支承部に挿入され、そこから結果として全ての製造公
差に煩わされない遊びのない止めローラの支承ができる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアヒンジと共に一つの構造ユニットにまとめ
られた棒ばね・ドア固定装置の斜視図である。
【図2】図1による棒ばね・ドア固定装置の一つの止め
ローラの断面図である。
【図3】軸受ブッシュの可能な実施の形態の概略断面を
拡大して示す図である。
【図4】止めローラの平面図である。
【符号の説明】
1 ヒンジピン 2 ヒンジ翼部 3 ヒンジ翼部 4 ドア固定装置 5 ヒンジ翼部のU形体の脚部 6 突起 7 くぼみ 8 止め装置 16 支持アーム 17 ローデングアーム 18 止めローラ 25 軸頸 27 軸受ブッシュ 28 被覆 29 金属ワイヤ編織物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のドア配置部品、ドアまたはドア支
    柱に取り付け可能な止め装置と、他方のドア配置部品に
    取り付け可能なトーションバーとからなる自動車ドア用
    の棒ばね・ドア固定装置であって、トーションバーがロ
    ーデングアームと回転確実に連結されたねじりばね棒に
    より形成され、かつねじりばね棒のローデングアームに
    付設された止め装置が、それぞれ一つの軸頸に回転可能
    に支承されたならびに外周輪郭部が設けられた少なくと
    も二つの止めローラにより形成されている自動車ドア用
    の棒ばね・ドア固定装置において、止めローラが、手入
    れのいらない非金属材料で少なくとも被覆された軸受ブ
    ッシュを介在させて、それらの支承軸を形成する軸頸に
    支承されていることを特徴とする棒ばね・ドア固定装
    置。
  2. 【請求項2】 軸受ブッシュは、ひっくるめて、大部分
    充填材で満たされた合成物質材料からなることを特徴と
    する請求項1の棒ばね・ドア固定装置。
  3. 【請求項3】 軸受ブッシュは、製造された軸受材料か
    らなる少なくとも二層の多層軸受ブッシュにより形成さ
    れており、その際少なくとも一つの層が非金属材料から
    なることを特徴とする請求項1の棒ばね・ドア固定装
    置。
  4. 【請求項4】 軸受ブッシュは、それ自体周知の仕方
    で、金属ワイヤ編織物と、形状復原性の、場合によって
    は充填物材料と混合した合成物質材料からなる金属ワイ
    ヤ編織物の空隙を充填するならびにその表面を覆う被覆
    とからなることを特徴とする請求項1の棒ばね・ドア固
    定装置。
  5. 【請求項5】 軸受ブッシュは、所定の半径方向圧力の
    下に止めローラの支承部に挿入されていることを特徴と
    する請求項1から請求項4までのうちのいずれか一つに
    記載の棒ばね・ドア固定装置。
  6. 【請求項6】 軸受ブッシュは純粋な円筒ブッシュとし
    て形成されていることを特徴とする請求項1から請求項
    5までのうちのいずれか一つに記載の棒ばね・ドア固定
    装置。
  7. 【請求項7】 軸受ブッシュはカラーブッシュとして形
    成されかつそれらのカラーが止めローラの下側にかぶさ
    って配置されていることを特徴とする請求項1から請求
    項5までのうちのいずれか一つに記載の棒ばね・ドア固
    定装置。
JP8109410A 1996-03-05 1996-04-30 自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置 Withdrawn JPH09242412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19608496:2 1996-03-05
DE19608496A DE19608496A1 (de) 1996-03-05 1996-03-05 Drehstab-Türfeststeller für Kraftwagentüren

Publications (1)

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JPH09242412A true JPH09242412A (ja) 1997-09-16

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ID=7787284

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JP8109410A Withdrawn JPH09242412A (ja) 1996-03-05 1996-04-30 自動車ドア用の棒ばね・ドア固定装置

Country Status (8)

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US (1) US5791017A (ja)
EP (1) EP0794308B1 (ja)
JP (1) JPH09242412A (ja)
CN (1) CN1073197C (ja)
AR (1) AR001968A1 (ja)
BR (1) BR9602743A (ja)
DE (2) DE19608496A1 (ja)
ES (1) ES2133182T3 (ja)

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