JPH0411857Y2 - - Google Patents

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JPH0411857Y2
JPH0411857Y2 JP1984167013U JP16701384U JPH0411857Y2 JP H0411857 Y2 JPH0411857 Y2 JP H0411857Y2 JP 1984167013 U JP1984167013 U JP 1984167013U JP 16701384 U JP16701384 U JP 16701384U JP H0411857 Y2 JPH0411857 Y2 JP H0411857Y2
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door
arm
rotation center
side door
center axis
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
    • E05D3/10Hinges with pins with two or more pins with non-parallel pins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
    • E05D3/14Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms
    • E05D3/145Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms specially adapted for vehicles
    • E05D3/147Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms specially adapted for vehicles for vehicle doors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531Doors

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、4節回転リンク機構を利用したサ
イドドアヒンジ機構を備えた自動車のボデイ構造
の改良に関する。
【従来の技術】
従来、自動車例えば乗用車におけるサイドドア
は、ほとんどの場合、ボデイ側に固定された1個
のヒンジを中心として回転かつ開閉するように取
付けられているが、乗員がサイドドアを開閉して
自動車に乗降するためにはサイドドアの全長に応
じたドア開き角度が要求され、この時、自動車の
側方にスペースが狭い場合は、ドアを十分に開く
ことができないために、乗員の乗降が困難な場合
が多い。 これに対して、例えば実開昭57−46014号ある
いは実開昭55−101263号公報に開示されるよう
に、自動車のボデイ側の相互に離れた2点及びサ
イドドア側の相互に離れた2点のうち、ボデイ及
びサイドドア各々の一方の1点を回転中心として
連結する回転リンクと、他方の1点を回転中心と
して連結する回転リンクと、前記ボデイ側の2つ
の回転中心間の部分と、前記サイドドアの2つの
回転中心間の部分と、により4節回転リンクを構
成してなる自動車のサイドドアヒンジ機構が提案
されている。 このような4節回転リンクを利用したサイドド
アヒンジ機構は、乗員足元のスペースを確保しつ
つ、必要な自動車側方のスペースを減少させるこ
とができ、従つて、自動車側方のスペースが狭い
場合でもサイドドアを開閉して乗員が乗降できる
ものである。 上記のような4節回転リンクを利用したサイド
ドアヒンジ機構を、前記実開昭57−46014号ある
いは実開昭55−101263号公報におけるように、サ
イドドアの揺動基端側の端面と、フロントピラー
の車体幅方向外側面との間に配置する場合、この
サイドドアヒンジ機構を被つて、外部からの砂、
泥、水等から保護すると共に、外観を向上させる
必要がある。 この場合、前述の実開昭57−46014号公報に記
載されるように、ヒンジを取付ける自動車がキヤ
ブオーバー型のトラツク等の場合は、サイドドア
を前端が車体前面にまで廻り込むように前方に大
きく開いても、リンク機構における外側のアーム
とボデイとが干渉することがないが、乗用車の場
合は、フロントピラーの更に前方にフエンダパネ
ルがあるために、サイドドアの全開時に外側のア
ームがフエンダパネルと干渉しないようにしなけ
ればならない。 このような問題点に対して、前述の実開昭55−
101263号公報では、車体幅方向外側のアームを、
外側が凹となるように大きく屈曲させて、サイド
ドア全開時にフエンダパネルの後端と該アームと
が干渉しないようにしている。 しかしながら、このようにアームを大きく湾曲
させると、サイドドア全閉時に該アームがフロン
トピラーと干渉しないようにするためには、サイ
ドドアヒンジ機構が配置されるスペースの幅を大
きくとらなければならないという新たな問題点を
生じる。 又、車体幅方向外側のアームを大きく屈曲させ
た結果、サイドドア全開時にフロントピラー等と
の干渉を避けるためには、該アームの両端の回転
中心軸をできるだけ車体幅方向外側に位置させな
ければならない。 しかしながら、このように外側のアームの回転
中心軸を車体幅方向外側に配置すると、必然的に
該サイドドアヒンジ機構の外側を被う部分を薄板
形状としなければならず、充分な強度を得ること
ができないという問題点が生じる。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであつて、乗用車タイプの自動車であつ
て、リンクを大きく屈曲させることなく且つサイ
ドドアヒンジ機構を収納するスペースを大きくす
ることなく、サイドドア前端によつてサイドドア
ヒンジ機構の外観を被うことができるようにした
自動車のボデイ構造を提供することを目的とす
る。 又、サイドドアヒンジ機構を被う、サイドドア
の延長部の強度を充分なものとすることができる
自動車のボデイ構造を提供することを目的とす
る。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、サイドドアの揺動基端側端面に略
水平方向に離間して支持された一対のドア側回転
中心軸と、前記端面に隣接するボデイ側の表面
に、略水平方向に離間して、支持された一対のボ
デイ側回転中心軸と、前記ボデイ側及びドア側の
車体幅方向外側の回転中心軸に両端が回転自在に
連結された第1アームと、他方のボデイ側及びド
ア側回転中心軸に、両端部が回転自在に連結され
た第2アームと、を有してなるサイドドアヒンジ
機構を備え、前記ボデイ側の車体幅方向外側の回
転中心軸が車体幅方向内側の回転中心軸よりも前
方にあり、前記サイドドアの前端の前方に隣接し
て、フロントサイドフエンダの後端部が位置する
自動車のボデイ構造において、前記サイドドアに
おける端面のドア厚さ方向外側部分を、該サイド
ドア外側面に沿つて、前記ボデイ側回転中心軸に
おける前側の回転中心軸の外側位置に至るまで、
車体前方に延在させて、前記サイドドアヒンジ機
構の外側を被う延長部を形成すると共に、前記ド
ア側及びボデイ側の回転中心軸を、その中心軸線
の下方への延長線が一点で交わるように相対的に
傾けて配置して上記目的を達成するものである。 又、この考案は、前記第1アーム、第2アーム
及びこれらの両端を支持するボデイ側、ドア側回
転中心軸を、上部及び下部の各一対として、一対
の相似の4節回転リンクが形成し、前記延長部
は、前記第1アームを構成する上部アームと下部
アームの間の部分で、これら上部アーム式及び下
部アームの外側位置部分よりも車体幅方向内側に
膨出して厚幅部することにより上記目的を達成す
るものである。
【作用】
この考案において、サイドドアの外側前端部
を、4節回転リンクからなるサイドドアヒンジ機
構における前端側の回転中心軸の外側位置近傍に
まで前方に延在させることにより、サイドドアヒ
ンジ機構の外側を完全に被うと共に、車体幅方向
外側のアームを大きく屈曲させることなく、サイ
ドドアの全開時に該アームとフロントフエンダ後
端部との干渉を避けるものである。 又、サイドドアヒンジ機構を上下一対の4節回
転リンクから構成し、前記サイドドア延長部を、
これら上下一対の4節回転リンクの上下方向の中
間位置でサイドドアヒンジ機構と干渉することな
くドア厚さ方向内側に膨出させて厚板部として、
サイドドアの延長部における強度を増大させる。 更に、4個の回転中心軸を、その下方への延長
線が下方で一点で交わるように傾けて配置し、ド
ア開時に、サイドドアの上端側が車体幅方向外側
に傾いて、乗降時に、乗員の肩部との干渉を避
け、乗員の乗降性能を向上させる。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されよう
に、自動車(全体図示省略)のサイドドア12の
揺動基端側の端部であるエンドパネル14に沿つ
て上下方向に長く形成され、且つ、該エンドパネ
ル14に取付けられるドアサイドベース16と、
前記エンドパネル14に隣接するボデイ側のフロ
ントピラー18の表面18Aに沿つて上下方向に
長く形成され、該表面18Aに取付けられたボデ
イサイドベース20と、前記ドアサイドベース1
6及びボデイサイドベース20の上部及び下部の
各々2個所に支持された4個の上部回転中心軸2
2A,24A,26A,28A及び該上部回転中
心軸22A,24A,26A,28Aの下方に整
列する4個の下部回転中心軸22B,24B,2
6B,28Bと、前記上部回転中心軸22A,2
4A,26A,28Aのうち、前記ドアサイドベ
ース16及びボデイサイドベース20の各々の車
体幅方向外側の上部回転中心軸22A,26Aに
両端が回転自在に連結された上部コントロールア
ーム30Aと、この上部コントロールアーム30
Aの両端の上部回転中心軸22A,26Aに整列
する前記下部回転中心軸22B,26Bに両端が
回転自在に連結された下部コントロールアーム3
0Bと、他方の上部回転中心軸24A,28A及
び下部回転中心軸24B,28Bに上下及び幅方
向端部が回転自在に連結された上下方向に一体の
メインアーム32と、から構成されたサイドドア
ヒンジ10を備えると共に、前記サイドドア12
の前端に隣接してフロントサイドフエンダ11の
後端部11Aが位置する自動車のボデイ構造にお
いて、サイドドア12の外側前端部からの延長部
12Cにより、前記サイドドアヒンジ10の外側
を被うようにしたものである。 即ち、第2図及び第3図に示されるように、前
記サイドドア12における、インナパネル12A
及びアウタパネル12Bは、前記エンドパネル1
4よりも更に前方に、外側面に沿つて延在され
て、延長部12Cを形成している。この延長部1
2Cは、ドア開時にフロントサイドフエンダ11
と干渉しない範囲で前方に延長され、前端の車体
前後方向位置が、最前位置にある上部回転中心軸
26Aの外側であつて、フロントピラー18の前
端近傍とされ、且つ、該フロントピラー18の外
側の表面18Aとの間に前記サイドドアヒンジ1
0が収納されるスペース34を形成している。 又、前記延長部12Cは、車体幅方向外側にあ
る前記上部コントロールアーム30A及び下部コ
ントロールアーム30Bの上下方向の間の位置
で、ドア厚さ方向内側に膨出された厚幅部12D
とされている。 延長部12Cの、前記上部及び下部のコントロ
ールアーム30A,30Bの外側位置の部分は、
これらコントロールアームと干渉しないように薄
板状とされている。 前記メインアーム32は、前記上部コントロー
ル30A及び下部コントロールアーム30Bより
も車体幅方向内側に配置され、平面視で、サイド
ドア12の閉状態でフロントピラー18の後外側
角部の沿つて及び表面18Aに沿つて外側が凸と
なるように湾曲して形成配置されている。 即ち、サイドドア12の全閉時に、車体幅方向
内側のメインアーム32がフロントピラー18と
干渉することなく、且つ、該フロントピラー18
にできるだけ接近して収納されるようにしたもの
である。 一方、メインアーム32に対して車体幅方向外
側に配置される前記上部コントロールアーム30
A及び下部コントロールアーム30Bは、サイド
ドア12の全開時に、フロントサイドフエンダ1
1の後端部11Aと干渉しないで、且つ、全開状
態でのサイドドア12ができるだけ車体前方にス
ライドされ得るように車体幅方向内方に僅かに凸
となるように屈曲されている。 前記ドアサイドベース16は、サイドドア12
のエンドパネル14の形状に沿つた水平断面が略
クランク形状とされると共に、その上端部におい
て2個所、下端部において2個所に形成されたボ
ルト孔16A,16Bにおいて、前記エンドパネ
ル14にボルト(図示省略)により締付け固定さ
れている。 前記上部回転中心軸22A,24Aは、前記ド
アサイドベース16における前記上側のボルト孔
16Aの近傍であつてこれよりも下方にオフセツ
トした位置で水平方向に張出した軸受け支持部1
7Aに略鉛直方向に取付け支持されている。 又、前記下部回転中心軸22B,24Bは、ド
アサイドベース16の下側のボルト孔16B近傍
であつてこれよりも上方にオフセツトした位置で
水平方向に張出した軸受け支持部17Bに、略鉛
直方向に支持されている。 又、前記ボデイサイドベース20には、その上
端部及び下端部に各々2個所のボルト孔20A,
20B並びに、上端側ボルト孔20Aの近傍下方
に1個所のボルト孔20Cが形成され、これらの
ボルト孔20A,20B,20Cに挿通されるボ
ルト(図示省略)によりフロントピラー18の車
体幅方向外側の表面18Aに締付け固定されるよ
うになつている。 ここで、該ボデイサイドベース20は、上半部
が水平断面において鈍角に屈曲され、これによつ
て断面剛性が増大されている。 前記上部回転中心軸26A,28Aは、ボデイ
サイドベース20におけるボルト孔20Cより上
方で、且つ、上側のボルト孔20A近傍であつて
その下方にオフセツトした位置で、水平方向に張
出した軸受け支持部21Aを備え、前記上部回転
中心軸26A,28Aを略鉛直方向に支持するよ
うにされている。 又、ボデイサイドベース20における下側のボ
ルト孔20B近傍であつて、これよりも上方にオ
フセツトされた位置には、水平方向に張出した軸
受け支持部21Bが形成され、この軸受け支持部
21Bは、前記下部回転中心軸26B,28Bを
略鉛直方向に支持するようにされている。 前記上部回転中心軸22A,24A,26A,
28Aに対して、下部回転中心軸22B,24
B,26B,28Bは、サイドドアヒンジ10の
下方にある仮想点10Aにおいて交差するよう
に、鉛直軸から僅かに傾斜された傾斜軸上で整列
されている。 図の符号36は前記ドアサイドベース16及び
ボデイサイドベース20それぞれに形成された軽
量化のための肉抜き孔を示す。 前記メインアーム32は、前記上部及び下部コ
ントロールアーム30A,30Bが、細径で主と
してサイドドア12の過開き荷重(ドア開度が最
大値以上となろうとするときの荷重)、ねじり荷
重を受持つと同時に、サイドドア12の重量モー
メント及び過負荷によるサイドドア12のねじれ
防止を図り、更にサイドドア12の揺動軌跡をコ
ントロールするものであるのに対して、主として
サイドドア12の重量を支えるようにされてい
る。 又、該メインアーム32は、第4図に示される
ように、略K字形状とされ、K字の縦辺部分は、
上端嵌合穴33Aが前記ボデイ側の上部回転中心
軸28Aに、又、下端嵌合穴33Bがボデイ側の
下部回転中心軸28Bにそれぞれ嵌合される大径
のパイプ部33とされ、又、K字の上辺部分は上
側縁が水平、下側縁が傾斜した略三角形の上部ア
ーム38Aとされ、その先端の嵌合穴39Aが、
前記ドアサイドベース16側の上部回転中心軸2
4Aに嵌合され、下辺部分は上側縁が傾斜し、下
側縁が水平の略三角形の下部アーム38Bとさ
れ、その先端の嵌合穴39Bが、ドアサイドベー
ス16側の下部回転中心軸24Bに嵌合されてい
る。 前記上部アーム38Aと下部アーム38Bのパ
イプ部33への接続部間には、上下方向の隙間が
形成されている。又上部アーム38Aは、下部ア
ーム38Bよりも上下方向に長く、即ち縦断面が
大きくされて、主としてサイドドア12の荷重を
受け持つようにされている。 図の符号32Aは軽量化のために上部アーム3
8A及び下部アーム38Bに形成された肉抜き
孔、32Bは上部アーム38A及び下部アーム3
8Bそれぞれの上端縁並びに下端縁に沿つて板厚
方向に突出形成された補強用リブをそれぞれ示
す。 前記メインアーム32を支持するための上部回
転中心軸24A,28A及び下部回転中心軸24
B,28Bは、第5図に示されるように、対応す
る軸受け支持部17A,21A,17B及び21
Bに上方及び下方から挿入されるセレーシヨン4
4A、つば44B及び挿入部44Cを備えた片持
ピンとされている。 メインアーム32の嵌合穴33A,33B,3
9A及び39Bには、外端側から挿入されるつば
46Aを備えたブツシユ46(第6図参照)が圧
入され、このブツシユ46に対して、前記片持ピ
ン状の上部回転中心軸24A,28A及び各回転
中心軸24B,28Bの先端の挿入部44Cが挿
入されるようになつている。 上記上部回転中心軸24A,28A及び下部回
転中心軸24B,28Bの、ブツシユ46に挿入
される挿入部44Cには、円周方向に油溝44D
が形成され、潤滑油が封入されるようになつてい
る。 又、ブツシユ46のつば46Aの外端面におけ
る、前記挿入部44Cの外周に隣接する部分にも
円周方向等角度間隔で4本の放射方向の油溝46
Bが形成されている(第6図参照)。 又、前記上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bを支持するための上
部回転中心軸22A,26A及び下部回転中心軸
22B,26Bは、第7図に示されるように、そ
れぞれつば48A、挿入部48B及びセレーシヨ
ン48Cを備えた片持ちピンとされている。 又、前記上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bの両端には、軸受け
支持部17A,21A,17B及び21Bの側か
らつば50Aを備えたブツシユ50が圧入されて
いる。 前記上部回転中心軸22A,26A及び下部回
転中心軸22B,26Bは、その挿入部48Bに
おいて、前記ブツシユ50に挿入され、且つ、先
端のセレーシヨン48Cが前記軸受け支持部17
A,21A,17B及び21Bにそれぞれ圧入嵌
合され、該セレーシヨン48Cの先端でかしめる
ことによつて固定されている。 前記挿入部48Bの外周には、円周方向に油溝
48Dが形成されると共に、ブツシユ50のつば
50Aの外端面にも、その内周から放射方向に等
角度間隔で4本の油溝50Bが形成され潤滑油が
封入されるようになつている。 前記メインアーム32におけるパイプ部33の
上端部及び下端部には、水平方向に突出するスト
ツパ52A及び52Bがそれぞれ形成されてい
る。 これらストツパ52A,52Bに対応して、前
記ボデイサイドベース20側には、サイドドア1
2の全開位置の時、ストツパ52A,52Bが当
接してサイドドア12の全開位置規制をするスト
ツパ面54A,54Bが形成されている突起部5
6A,56Bが、設けられている。 これら突起部56A,56Bは、前記軸受け支
持部21Aの下面とボデイサイドベース20の内
側面との角度及び軸受け支持部21Bとの上面と
ボデイサイドベース20の内側面との角部にそれ
ぞれ突出形成されている。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3は、その上下方向の略中央位置で水平方向に突
出形成されたトーシヨンバーフツク58と前記ボ
デイサイドベース20の軸受け支持部21Aとの
間にドアチエツク機構60が構成されている。 このドアチエツク機構60は、トーシヨンバー
フツク62と、ローラ64と、カムプレート66
とから構成されている。 前記トーシヨンバーフツク62は、第1図及び
第8図に示されるように、その下端において、先
端が直角に折曲げられた略U字形状巻き込み形状
部62Aを備え、そのU字の底辺63A及び直角
折曲げ部63Bの2軸により前記パイプ部33の
トーシヨンバーフツク58を上下から挟み込むこ
とによつて、軸方向の位置決めをするようにされ
ている。又、U字の2軸部63C,63Dによ
り、トーシヨンバーフツク58を左右から挟み込
んで回転方向の位置決めをするようにされてい
る。 前記トーシヨンバー62の上端側はクランク形
状部62Bとされ、上端から前記ローラ64が回
動自在、且つ、軸方向摺動自在に嵌合されるよう
になつている。 第4図の符号58Aはトーシヨンバーフツク5
8に形成された、前記トーシヨンバー62の回転
方向位置決め凹部、68A,68Bは前記メイン
アーム32における上部アーム38Aに形成さ
れ、トーシヨンバー32を挟み込む位置決め用の
突起をそれぞれ示す。 前記カムプレート66は、前記軸受け支持部2
1Aの上面の、ドアサイドベース16に対向する
部分に取付けられた平板形状部材であつて、その
カム面66Aが、パイプ部33の中心軸線と平行
になるようにされている。 また、このカム面66Aは、前記パイプ部33
の中心軸線からのリフトが、サイドドア12の開
閉時に、適宜位置で、節度間を形成するべく変化
されている。 前記ローラ64は、第8図に示されるように、
前記カムプレート66のカム面66Aに、トーシ
ヨンバー62により、常に線接触するように弾力
的に圧接されている。 又、該ローラ64は、上下につば64Aを備
え、このつば64Aにおいて前記カムプレート6
6を上下から挟み込むようにして転接し、これに
よつて上下方向の位置決めがなされるようになつ
ている。 該ローラ64のつば64Aの間の転接部64B
の内周側には円周方向のグリス溝64Cが形成さ
れここに耐熱グリスが封入されることによつて、
ローラ64の耐久性が増大されるようになつてい
る。 サイドドア12における電動ウインドレギユレ
ータ(図示省略)等のためのドア用ワイヤハーネ
ス70は、フロントピラー18側に形成されたハ
ーネス孔72から、このハーネス孔72から下方
にオフセツトした位置で、サイドドア12のエン
ドパネル14に形成されたハーネス孔74に至る
間に略S字形状に配線されている。 ここで、ワイヤハーネス70は、前記メインア
ーム32におけるパイプ部33のサイドドア12
側面に沿つて、更に該メインアーム32における
上部及び下部コントロールアーム30A,30B
間のV字部を通るようにされている。 前記ワイヤハーネス70は、パイプ部33近傍
位置で、ハーネスクランプ76を介して、前記ボ
デイサイドベース20から突出形成されたハーネ
スクランプブラケツト78に固定されている。前
記ハーネスクランプ76は樹脂製であつて、その
輪状部76Aにおいて前記ワイヤハーネス20を
保持すると共に、先端部76Bにおいて、前記ハ
ーネスクランプブラケツト78の先端位置に形成
された取付け孔78Aに挿入固定されている。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3の、ワイヤハーネス70に隣接する位置即ち、
上部アーム38Aと下部アーム38Bの、パイプ
部33への接続部間の上下方向の隙間には樹脂性
のハーネスプロテクタ80が取付けられ、これに
よつて、ワイヤハーネス70がパイプ部33に接
触して生じるパイプ部33の塗装はがれを防止す
るようにされている。 前記ハーネスプロテクタ80は、第4図に示さ
れるように、上下方向に縦断するスリツト80C
によつて拡開できるようにされた略円筒形状部材
であつて、その上端及び下端に各々1箇所の切欠
き80A,80Bが形成されている。 一方、前記パイプ部33側には、前記ハーネス
プロテクタ80の切欠き80A,80Bに対応す
る位置及びスリツト80Cに対応する位置に突起
82A,82B,82Cが形成され、該ハーネス
プロテクタ80をパイプ部33Aに弾力的に嵌め
込んだ時に、これら突起82A〜82Cに切欠き
80A,80B及びスリツト80Cが係合して、
ハーネスプロテクタ80の位置決めするようにさ
れている。 ここで、前記サイドドア12におけるインナパ
ネル12Aの車室側前端角部は、第3図に示され
るように、前記エンドパネル14の車体幅方向内
側、即ち、サイドドアヒンジ10よりも車体幅方
向内側位置で、前記ドアサイドベース16の車室
84側の後端面よりも前方に突出されると共に、
該突出部12Dにおいて、略L字形状のウエザス
トリツプ取付部86を形成している。 このウエザストリツプ取付部86には、ドアウ
エザストリツプ88が取付けられている。 一方、前記フロントピラー18の、該ドアウエ
ザストリツプ88に対応した、ウエザストリツプ
当り面18Bが、前記表面18Aから車室84側
にオフセツトして形成され、サイドドア12の全
閉時に、該ウエザストリツプ当り面18Bが前記
ウエザストリツプ88の車室84側の面に接触す
るようにされている。 この場合、ウエザストリツプ当り面18Bの角
部、即ち、フロントピラー18の後端面18Cの
前後方向位置は、前記ウエザストリツプ取付部8
6の前後方向位置に対応して、通常の場合と比較
して前方にオフセツトされている。 前記ドアサイドベース16及びボデイサイドベ
ース20は、前記サイドドア12のエンドパネル
14へ、又、フロントピラー18の表面18A
へ、それぞれボルトにより締付け固定されるもの
であるが、ドアサイドベース16のエンドパネル
14への対向面90は、該エンドパネル14と接
触する取付面90Aと、非接触の浮上り面90B
とから構成されている。 この取付面90Aは、第9図乃至第12図に示
されるように、ドアサイドベース16における上
下のボルト孔16A,16Bの周囲のみとされ、
他の部分は浮上り面90Bとされている。 又、第13図乃至第16図に示されるように、
前記ボデイサイドベース20における対向面92
は、前記フロントピラー18における表面18A
と接触する取付面92Aと、非接触の浮上り面9
2Bとから構成されている。 この取付面92Aは、第11図において斜線で
示されるように、ボデイサイドベース20におけ
る上下のボルト孔20A,20B及び中間のボル
ト孔20Cの周囲及びこれらの周囲を連続する部
分のみ形成され、他の部分は浮上り面92Bとさ
れている。 次に上記実施例の作用を説明する。 全閉状態から、サイドドア12を開けると、メ
インアーム32は上部回転中心軸28A及び下部
回転中心軸28Bを中心として第3図において反
時計方向に揺動し、又、上部コントロールアーム
30Aは上部回転中心軸26Aを中心として、
又、下部コントロールアーム30Bは下部回転中
心軸26Bを中心として、それぞれ第3図におい
て反時計方向に揺動される。 前記メインアーム32及び上部、下部コントロ
ールアーム30A,30Bは4節回転リンクを構
成しているので、サイドドア12の瞬間回転中心
が徐々に変化し、車体側方に開きつつ前方にスラ
イドされることになる。 このとき、フロントサイドフエンダ11の後端
部11Aは、サイドドア12における延長部12
Cの前端に対応して、最前位置の上部回転中心軸
26Aよりも前方位置にあるために、上部コント
ロールアーム30A及び下部コントロールアーム
30Bは、その屈曲が僅かであつて、ほとんど直
線状態であつても、サイドドア12の全開時に、
前記フロントサイドフエンダ11の後端部11A
と干渉することがない。 又、前記上部回転中心軸22A,24A,26
A,28Aと下部回転中心軸22A,22B,2
4B,26Bは、下方の一点10Aで交差する傾
斜軸線上に整列されているので、全開とされたサ
イドドア12はその上端側が外側に傾いて、乗員
の乗降を容易とする。 サイドドア開閉時には、ドアチエツク機構60
におけるトーシヨンバー62に回転自在に取付け
られたローラ64が、サイドドア12の揺動と共
にカムプレート66のカム面66Aに転接される
(第17図参照)。 ローラ64を支持するトーシヨンバー62は、
巻き込み形状部62Aにおいてメインアーム32
のトーシヨンバーフツク58に巻き付けられ、
又、その上端がクランク形状部62Bとされてい
るので、該トーシヨンバー62はサイドドア12
の開方向の揺動に従つて、カムプレート66のカ
ム面66Aからねじり力を受ける。 従つて、該ねじり力の反力としてローラ64が
カムプレート66のカム面66Aに圧接される。 カムプレート66のカム面66Aは、上部回転
中心軸28Aからの距離が適宜変化されているの
で、該カム面66Aのリフト量の変化に従つて、
トーシヨンバー62に加わるねじり力が変化され
る。 従つて、サイドドア12の開閉操作時に節度感
が形成されることになる。 サイドドア12が全開位置になると、メインア
ーム32のパイプ部33に突出して設けられたス
トツパ52A,52Bがボデイサイドベース20
に設けられた突起部56A,56Bのストツパ面
54A,54Bに当接し、これによつて全開位置
規制がなされることになる。 前記ワイヤハーネス70は、サイドドア12の
エンドパネル14からサイドドアヒンジ10内を
通つてフロントピラー18の表面18Aに至る間
に略S字形状に配置されているが、パイプ部33
近傍位置において、ハーネスクランプ76を介し
てボデイサイドベース20側のハーネススクラン
プブラケツト78に保持されているので、サイド
ドア12の開閉時には、ハーネスクランプ76を
中心として揺動され、又、メインアーム32は略
K字形状とされていて、上部アーム38Aと下部
アーム38Bの交差するV字部分を、ワイヤハー
ネス70が通過しているので、第17図に示され
るように、サイドドア12の開閉時にワイヤハー
ネス70がメインアーム32、ドアサイドベース
16あるいはボデイサイドベース20の間に挾み
込まれたりすることがない。 又、ワイヤハーネス70はメインアーム32に
おけるパイプ部33の内側に隣接して配置されて
いるが、該パイプ部33には、その突起82A乃
至82Cに樹脂製のハーネスプロテクタ80が弾
力的に嵌合されていて、このハーネスプロテクタ
80において、前記ワイヤハーネス70と接触可
能とされているので、ワイヤハーネス70によつ
てパイプ部33の塗装がはがれたり、あるいはパ
イプ部33によつてワイヤハーネス70が損傷さ
れたりすることを防止できる。 上記実施例において、サイドドアヒンジ10
は、上下方向に離間した各々4個の上部回転中心
軸22A,24A,26A,28A及び22A,
24B,26B,28Bと、これらを上下方向に
長い1個のドアサイドベース16及び1個のボデ
イサイドベース20により支持すると共に、サイ
ドドア12の重量を主として支えるメインアーム
を上下方向に一体とし、且つ、上部コントロール
アーム30A及び下部コントロールアーム30B
を細軸の別体として構成しているので、サイドド
アヒンジ10の重量を大幅に増大させることな
く、サイドドア12を支持するのに充分な剛性を
得ることができると共に、サイドドアヒンジ10
のサイドドア12及びフロントピラー18Aの取
付け調整作業を極めて容易とすることができる。 又、前記上下方向に一体のメインアーム32
は、上部コントロールアーム30A及び下部コン
トロールアーム30Bに対して車体幅方向内側に
配置されているので、サイドドア12の車体幅方
向の重心位置にメインアーム32を配置すること
ができ、従つて、サイドドアヒンジ10にかかる
サイドドア12の荷重を理想的に配分することが
できる。 このため、サイドドアヒンジ10自体も、重量
の無駄がなく、最小の重量で、最大の剛性を付与
することができる。 特に、メインアーム32は、上下一体とされて
いるのみならず、上部回転中心軸28A及び下部
回転中心軸28Bに嵌合される1本の太径のパイ
プ部33を備えているので、メインアーム32の
全体の重量を大幅に増大させることなく、剛性を
増大させることができる。ここで、パイプ部33
は主としてねじり荷重を、又上部アーム38A及
び下部アーム38B、特に上部アーム38Aはサ
イドドア12の荷重を受け持つ。 又、前記メインアーム32は、サイドドア12
の全閉状態で、車体幅方向外側に凸となる略くの
字形状とされ、フロントピラー18の車体幅方向
外側の表面18Aの形状に沿つて配置されている
ので、フロントピラー18と干渉することなく、
スペース効率良くスペース34内に収納されるこ
とになる。 一方、上部コントロールアーム30A及び下部
コントロールアーム30Bも、略直線状であつて
僅かに車体幅方向内側に凸となるように屈曲され
ているにすぎないが、フロントフエンダ11の後
端部11Aが、サイドドア12の延長部12Cに
対応して、上部回転中心軸28Aよりも前方に位
置されているので、第2図に示されるように、サ
イドドア12の全開状態で、フエンダ11の後端
部11Aと干渉することなく、サイドドア12を
最大限前方にスライドさせることができる。 又、サイドドアの全閉状態では、前記上部及び
下部コントロールアーム30A,30Bの屈曲が
僅かであるので、これらがフロントピラー18等
と干渉することなく、スペース34の車体幅方向
の距離を小さくすることがきる。 更に、サイドドア12の延長部12Cは、前記
上部及び下部コントロールアーム30A,30B
と干渉しない範囲では、ドア厚さ方向内方に膨出
する厚幅部12Dとされているので、サイドドア
ヒンジ10の大きさを犠牲とすることなく、スペ
ース効率よく、延長部12Cの強度を増大させる
ことができる。 又、前記ワイヤハーネス70は、サイドドア1
2のエンドパネル14側のハーネス孔74に対し
て、フロントピラー18側のハーネス孔72が上
下方向にオフセツトされているので、サイドドア
12の開閉時に生じるワイヤハーネス70のねじ
り力が該オフセツトによつて吸収されるという利
点がある。 又、前記ドアサイドベース16及びボデイサイ
ドベース20におけるボルト孔16A,16B及
び20A,20Bは、各々の上下端に形成され、
且つ、4節回転リンクの回転中心軸を支持するた
めの軸受け支持部17A,17B及び21A,2
1Bが、上記ボルト孔16A,16B,20A,
20Bに接近して形成されているので、サイドド
アヒンジ10を上下方向に可能な限り長く形成し
て、剛性を増大させると共に、サイドドア12の
荷重を効果的に分散させることができる。 又、ボルト孔と軸受け支持部が接近されている
のでドアサイドベース16及びボデイサイドベー
ス20に無理な集中荷重がかかることを防止でき
る。 更に、上記ドアサイドベース16及びボデイサ
イドベース20のそれぞれのエンドパネル14及
びフロントピラー18に対向する対向面90及び
92は、それぞれのボルト孔16A,16B及び
20A,20B,20Cの周囲のみが、エンドパ
ネル14又はフロントピラー18の表面18Aに
接触する取付面90A,92Aとされ、他の部分
は非接触の浮上り面90B,92Bとされている
ので、サイドドアヒンジ10によつてサイドドア
12を取付けた状態で自動車を塗装工程に入れた
場合、サイドドア12のエンドパネル14面及び
フロントピラー18の表面18Aとドアサイドベ
ース16及びボデイサイドベース20との間に塗
料が入り易くなる。 又、塗装乾燥炉での加熱によつても、ドアサイ
ドベース16及びボデイサイドベース20とエン
ドパネル14及びフロントピラー18の接触面が
少ないので、これらエンドパネル14及び表面1
8Aの昇温の妨げが少なく、従つて、乾燥不足と
なるようなことが抑制される。 又、上記実施例において、サイドドア12の全
開位置規制をするためのストツパ52A,52B
は、メインアーム32のパイプ部33における上
端及び下端に、即ち、ボデイサイドベース20の
ボルト孔20A,20B及び20Cに近い位置に
形成されているので、ストツパ52A,52Bが
ボデイサイドベース20のボデイ側への取付部に
対して変形し易い傾向が抑制される。 更に、前記ストツパ52A,52Bに当接する
ストツパ面54A,54Bを変形する突起部56
A,56Bはボデイサイドベース20の内側面と
上下一対の軸受け支持部21A,21Bの角部に
形成されているので、ストツパ52A,52Bと
の当接によつて生じる衝撃力を確実に受け止める
ことができる。 又、上記実施例におけるドアチエツク機構60
は、前述の如く、トーシヨンバー62、ローラ6
4及びカムプレート66とから構成されているの
で、従来のドアチエツク機構と比較して、塗料の
付着によつても作動不良を生じることなく、又、
塗装乾燥炉の高温の雰囲気にも耐えることがで
き、従つて、サイドドアヒンジ10を、塗装前に
組付けることができる。 又、従来のドアチエツクが、砂や泥等が入込み
にくい所に取付けられているのに対して、上記実
施例においては、水、砂、泥等が比較的入込み易
いスペース34に取付けられているが、この実施
例におけるドアチエツク機構60は、水、砂ある
いは泥の付着に対して影響を受けることが少ない
という利点がある。 特に、ドアチエツク力を構成するローラ64と
カムプレート66のカム面66Aとの間に砂、あ
るいは泥等が付着しても、これらが噛込まれるこ
とによつてローラ64のカム面66Aに対する転
設が不能となつたりすることがなく、従つて、サ
イドドア12の開閉操作力が増大したり、故障を
生じることがない。 特に、ローラ64の内側にはグリス溝64Cが
形成され、ここに耐熱グリスが封入されているの
で、ローラ64の円滑な回転が保たれると共に、
グリスを封入した状態のまま塗装乾燥炉を通過さ
せることができる。 又、前記ローラ64は、トーシヨンバー62の
クランク形状部62Bに軸方向に摺動自在に取付
けられているので、トーシヨンバー62が取付け
られるメインアーム32側のトーシヨンバーフツ
ク58、ボデイサイドベース20側の軸受け支持
部21Aに取付けられるカムプレート66及びト
ーシヨンバー62の、相互の組付け誤差及び製作
誤差を吸収して、ローラ64がカムプレート66
のカム面66Aに接触できる。 特に、ローラ64はその上下に一対のつば64
Aを備え、カムプレート66を上下から挾込むよ
うにされているので、ローラ64のカム面66A
に対する転設状態は確実に維持されることにな
る。 又、前記カムプレート66は、上部回転中心軸
28Aと直交する軸受け支持部21A上に取付け
られた平板形状部材であるので、そのカム面66
Aを上部回転中心軸28A即ちメインアーム32
におけるパイプ部33の回転中心線と平行に容易
に形成することができる。 従つて、サイドドア12の開閉時にローラ64
はカム面66Aに対して常に一定条件で摺動する
ことができ、両者が傾いたり、あるいはこじれた
りすることがない。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3は、中空状態とされているので、重量を大幅に
増大することなく、メインアーム32の剛性を大
きく増大させることができ、更に、上部回転中心
軸28A及び下部回転中心軸28Bは、それぞれ
別部材として、パイプ部33の上端及び下端の嵌
合孔33A,33Bに挿入されるようになつてい
るので、上下方向に一体の回転中心軸とした場合
と比較して、重量軽減及び組付け性を向上させる
ことができる。 又、上記実施例において、サイドドア12にお
けるインナパネル12Aの車室84側の前端角部
が前方に突出されてウエザストリツプ取付部86
とされ、ここにドアウエザストリツプ88が取付
けられると共に、ボデイ側のフロントピラー8の
後端面18Cが、前記ウエザストリツプ取付部8
6に対応してウエザストリツプ当り面18Bが形
成され、これがドアウエザストリツプ88に対し
て車体幅方向に当接するようにされているので、
サイドドアヒンジ10が配置されるスペース34
を小さく構成できると共に、フロントピラー18
の後端面18Cが通常よりも前方にオフセツトさ
れることによつて、乗員の乗降性が改善される。 更に、4節回転リンク機構を利用したサイドド
アヒンジ10におけるサイドドア12の開閉軌跡
に合わせたシール構造とすることができ、従つ
て、サイドドア12の全閉時におけるシールを確
実に行うことができる。 なお上記実施例において、上下方向に一体のメ
インアーム32はパイプ部33と、上記アーム3
8A及び下部アーム38Bとからなる略K字形状
とされているが、本考案はこれに限定されるもの
でなく、メインアーム32は、上下に分割された
ものであつてもよく、又、分割されない場合は、
上下方向に一体であつて、上部回転中心軸24
A,28A及び下部回転中心軸24B,28Bに
回転自在に支持されるものであればよい。 従つて、例えば、サイドドア12側の上部回転
中心軸24A及び下部回転中心軸24Bに嵌合さ
れるパイプ部を設け、メインアーム32を枠形状
とするようにしてもよい。 但し、第1図に示される実施例の如く、メイン
アーム32を略K字形状とした場合は、ワイヤハ
ーネス76との干渉を避けると共に、重量の軽減
をも図ることができるという利点がある。 又、上記実施例において、ドアチエツク機構6
0におけるカムプレート66は平板形状であつ
て、ボデイサイドベース20の上部の軸受け支持
部21Aに取付けられることによつて、そのカム
面66Aがメインアーム32のパイプ部33の回
転中心軸と平行となるようにしたものであるが、
これは、カムプレート66の形状に拘わらず、カ
ム面66Aがパイプ部33の回転中心軸線と平行
となるようにしたものであればよく、従つて、カ
ムプレート66は必ずしも平板形状でなくてもよ
い。 又、カム面66Aを例えば上部の軸受け支持部
21A自体に直接形成するようにしてもい。 又、第18図に示されるように、カムプレート
66をドアサイドベース16の上部の軸受け支持
部17Aに設けるようにしてもよく、更には第1
9図に示されるように、トーシヨンバー62を上
部コントロールアーム30A及び下部コントロー
ルアーム30Bに取付けると共に、カムプレート
66をボデイ側の上部回転中心軸26Aを中心と
して軸受け支持部21Aに取付けるようにしても
よい。 更に、上記実施例は、上部回転中心軸及び下部
回転中心軸がドアサイドベース16及びボデイサ
イドベース20によつて支持されたものである
が、本考案は、上部回転中心軸及び下部回転中心
軸がボデイ側及びサイドドア12側に直接取付け
られる場合にも適用されるものである。 更に又、上記実施例は、上下一対の4節回転リ
ンク機構からなるサイドドアヒンジ10について
のものであるが、本考案は、1組の4節回転リン
クからなるサイドドアヒンジ機構にも適用される
ものである。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、4節回転
リンクを使用したサイドドアヒンジ機構を備えた
自動車のボデイ構造において、車体幅方向外側位
置にあるアームを大きく屈曲させることなく、該
アームとフロントサイドフエンダ後端との干渉を
避けることができると共に、サイドドアの延長部
によつてサイドドアヒンジ機構の外側を見栄え良
く被うことができ、更に、ドア開時にサイドドア
上端側が外方に傾き、乗降時に乗員の肩部との干
渉を避け、乗降性能を向上させることができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車のサイドドアヒン
ジ機構の実施例を示す斜視図、第2図は同実施例
に係るサイドドアヒンジを取付けたフロントピラ
ー及びサイドドアの位置関係を示す略示断面図、
第3図は第2図の要部を拡大して示す断面図、第
4図は同実施例におけるメインアーム及びハーネ
スプロテクタを示す分解斜視図、第5図は同実施
例におけるメインアームの回転中心軸の取付け状
態を示す断面図、第6図は第5図における回転中
心軸と嵌合されるブツシユを示す斜視図、第7図
は上記実施例におけるコントロールアーム側の回
転中心軸の取付け状態を示す断面図、第8図は同
実施例におけるドアチエツク機構の要部を示す断
面図、第9図は同実施例におけるドアサイドアー
ムの取付状態を示す側面図、第10図乃至第12
図は第9図のX−X乃至X−X線視図、第1
3図は上記実施例におけるボデイサイドベースの
取付状態を示す側面図、第14図乃至第16図は
第13図のX−X線乃至X−X線視図、
第17図は上記実施例のサイドドアヒンジにおけ
るサイドドア開閉時の状態を示す平面図、第18
図及び第19図は本考案におけるドアチエツク機
構の他の実施例を示す斜視図である。 10……サイドドアヒンジ、11……フロント
サイドフエンダ、11A……後端部、12……サ
イドドア、12C……延長部、12D……厚幅
部、14……エンドパネル、16……ドアサイド
ベース、18……フロントピラー、18A……表
面、20……ボデイサイドベース、22A,24
A……上部回転中心軸(ドアサイド)、26A,
28A……上部回転中心軸(ボデイサイド)、2
2B,24B……下部回転中心軸(ドアサイド)、
26B,28B……下部回転中心軸(ボデイサイ
ド)、30A……上部コントロールアーム、30
B……下部コントロールアーム、32……メイン
アーム、38A……上部アーム(メインアーム)、
38B……下部アーム(メインアーム)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サイドドアの揺動基端側端面に略水平方向に
    離間して支持された一対のドア側回転中心軸
    と、前記端面に隣接するボデイ側の表面に、略
    水平方向に離間して、支持された一対のボデイ
    側回転中心軸と、前記ボデイ側及びドア側の車
    体幅方向外側の回転中心軸に両端が回転自在に
    連結された第1アームと、他方のボデイ側及び
    ドア側回転中心軸に、両端部が回転自在に連結
    された第2アームと、を有してなるサイドドア
    ヒンジ機構を備え、前記ボデイ側の車体幅方向
    外側の回転中心軸が車体幅方向内側の回転中心
    軸よりも前方にあり、前記サイドドアの前端の
    前方に隣接して、フロントサイドフエンダの後
    端部が位置する自動車のボデイ構造において、
    前記サイドドアにおける端面のドア厚さ方向外
    側部分を、該サイドドア外側面に沿つて、前記
    ボデイ側回転中心軸における前側の回転中心軸
    の外側位置に至るまで、車体前方に延在させ
    て、前記サイドドアヒンジ機構の外側を被う延
    長部を形成すると共に、前記ドア側及びボデイ
    側の回転中心軸を、その中心軸線の下方への延
    長線が一点で交わるように相対的に傾けて配置
    したことを特徴とする自動車のボデイ構造。 (2) 前記第1アーム、第2アーム及びこれらの両
    端を支持するボデイ側、ドア側回転中心軸は、
    上部及び下部の各一対とされて、一対の相似の
    4節回転リンクが形成され、前記延長部は、前
    記第1アームを構成する上部アームと下部アー
    ムの間の部分で、これら上部アーム及び下部ア
    ームの外側位置部分よりも車体幅方向内側に膨
    出された厚幅部とされたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の自動車のボデ
    イ構造。
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