JPH09238984A - 車椅子後輪のキャンバ角の調整構造 - Google Patents

車椅子後輪のキャンバ角の調整構造

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JPH09238984A
JPH09238984A JP8047784A JP4778496A JPH09238984A JP H09238984 A JPH09238984 A JP H09238984A JP 8047784 A JP8047784 A JP 8047784A JP 4778496 A JP4778496 A JP 4778496A JP H09238984 A JPH09238984 A JP H09238984A
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rear wheel
mounting hole
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Hisashi Furukawa
久四 古川
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Nissin Medical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンバ角を無段階で調整可能な車椅子後輪
のキャンバ角の調整構造を提供すること。 【解決手段】 後輪19の車軸20とフレーム4に固定
された車軸取付ブラケット9の取付孔10a・11aと
の間に、第1・第2ソケット17・18が配設される。
車軸取付ブラケットの取付孔10a・11aの周囲は、
第2ソケット18を固定可能に、ねじ13により取付孔
を縮径可能としたクランプ部12として形成される。第
2ソケット18は、組付孔18aに挿入する第1ソケッ
ト17を固定可能に、クランプ部12の押圧力により縮
径可能とした割り溝18bを備え、組付孔の軸方向Y1
を第2ソケットの外周面の軸方向Y0と交差させてい
る。第1ソケット17は、貫通孔17aを車軸20を取
付可能な内径とするとともに、貫通孔の軸方向X1を第
1ソケットの外周面の軸方向X0と交差させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子の後輪のキ
ャンバ角を無段階で容易に調整できる調整構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、車椅子の後輪は、その
車軸が、フレームに固定された車軸取付ブラケットに設
けられる取付孔に保持されていた。そして、通常、鉛直
方向からの後輪の中心面の角度、すなわち、キャンバ角
は、一定であり、調整することができなかった。
【0003】そこで、キャンバ角を調整できるようにす
るために、車軸取付ブラケットの取付孔の角度を変える
構造として、つぎのような構造があった。
【0004】すなわち、車軸取付ブラケットの取付孔を
設けた部位とフレームとの間に、複数枚のワッシャを介
在させ、それらのワッシャの厚みで取付孔の軸方向を調
整する構造であった。
【0005】しかし、従来のこのような構造であると、
使用するワッシャの枚数に応じたワッシャの厚さ分ずつ
の段階的な調整しか行なえず、無段階でキャンバ角を調
整できなかった。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、キャンバ角を無段階で調整可能な車椅子後輪のキャ
ンバ角の調整構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1番目の
キャンバ角の調整構造は、後輪の車軸が、フレームに固
定された車軸取付ブラケットに設けられる断面円形の取
付孔に保持されて、後輪の中心面の向きを調整可能な車
椅子後輪のキャンバ角の調整構造であって、前記車軸と
前記取付孔との間に、前記車軸の周囲に配置される第1
ソケットと、該第1ソケットと前記取付孔との間に配置
される第2ソケットと、が配設され、前記車軸取付ブラ
ケットが、前記取付孔周囲に、前記取付孔に挿入させる
第2ソケットを固定可能な第2ソケット固定手段を備
え、前記第2ソケットが、内周側に断面円形の組付孔を
備えた略円筒状とするとともに、前記組付孔に挿入する
前記第1ソケットを固定可能な第1ソケット固定手段を
備えて、前記組付孔の軸方向を前記第2ソケットにおけ
る前記取付孔に挿入される部位の外周面の軸方向と交差
させ、前記第1ソケットが、内周側に前記車軸を取付可
能な内径の貫通孔を備えた略円筒状とするとともに、前
記貫通孔の軸方向を前記第1ソケットにおける前記組付
孔に挿入される部位の外周面の軸方向と交差させている
ことを特徴とする。
【0008】前記第2ソケットには、前記取付孔から突
出する部位を設けて、該突出部位に第2ソケット回動用
の係止面を形成し、前記第1ソケットには、前記第2ソ
ケットから突出する部位を設けて、該突出部位に第1ソ
ケット回動用の係止面を形成することが望ましい。
【0009】さらに、前記車軸取付ブラケットを固定さ
せるフレームが略上下方向に配設されている場合には、
前記車軸取付ブラケットに、前記フレームを挿通させる
挿通孔を設けるとともに、該挿通孔周囲に、前記車軸取
付ブラケットを高さ調整可能に前記フレームに固定する
ブラケット固定手段を設けることが望ましい。
【0010】本発明に係る第2番目のキャンバ角の調整
構造は、後輪の車軸が、略上下方向の円柱状のフレーム
に固定された車軸取付ブラケットに設けられる断面円形
の取付孔に保持されて、後輪の中心面の向きを調整可能
な車椅子後輪のキャンバ角の調整構造であって、前記車
軸と前記取付孔との間に、前記車軸の周囲に配置される
1つのスリーブが配設され、前記車軸取付ブラケット
が、前記フレームを挿通させる断面円形の挿通孔と、該
挿通孔周囲に配置されて、水平方向の向きを前記フレー
ムの周囲で調整可能に前記車軸取付ブラケットを前記フ
レームに固定するブラケット取付手段と、前記取付孔周
囲に配置されて、前記取付孔に挿入させる前記スリーブ
を固定可能なスリーブ固定手段と、を備え、前記スリー
ブが、内周側に前記車軸を取付可能な内径の装着孔を備
えた略円筒状とするとともに、前記装着孔の軸方向を前
記スリーブにおける前記取付孔に挿入される部位の外周
面の軸方向と交差させていることを特徴とする。
【0011】前記スリーブには、前記取付孔から突出す
る部位を設けて、該突出部位にスリーブ回動用の係止面
を形成することが望ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明の第1番目のキャンバ角の調整構
造では、後輪の車軸とフレームに固定された車軸取付ブ
ラケットの取付孔との間に、2つの略円筒状の第1・第
2ソケットを介在させ、それらの第1・第2ソケット
が、それぞれ、内周側の孔の軸方向と所定の外周面側の
軸方向とを相互に交差させるように構成されている。
【0013】そのため、キャンバ角を調整する場合に
は、第1ソケット固定手段と第2ソケット固定手段との
固定を解除して、第1・2ソケットをそれぞれ所定角度
回動させれば、取付孔や組付孔が断面円形であって、第
1・2ソケットを容易に回動でき、第1ソケットの車軸
を固定する貫通孔の軸方向を変化させることができて、
その後、既述の第1ソケット固定手段と第2ソケット固
定手段で固定させれば、第2ソケットと第1ソケットと
を車軸取付ブラケットの取付孔内で固定できて、第1ソ
ケットの貫通孔に取り付けられた後輪の車軸の角度を調
整でき、キャンバ角を調整できることとなる。
【0014】したがって、本発明に係るキャンバ角の調
整構造では、第1・第2ソケットが、それぞれ、内周側
の孔の軸方向と所定の外周面側の軸方向とを相互に交差
させるように構成されていることから、第1・第2ソケ
ットの回動を適宜調整すれば、無段階に任意の角度にキ
ャンバ角を調整することができる。その際、各々、内周
側の孔の軸方向と所定の外周面側の軸方向とを相互に交
差させている2つの第1・第2ソケットを利用している
ため、第1・第2ソケットの回動調整を適切に行なえ
ば、左右の後輪の中心面の方向が交差すること(トーイ
ンやトーアウトとなるようなこと)を防止して、キャン
バ角を調整でき、車椅子の走行安定性を阻害することが
ない。
【0015】そして、第2ソケットに、取付孔から突出
する部位を設けて、この突出部位に第2ソケット回動用
の係止面を形成し、また、第1ソケットに、第2ソケッ
トから突出する部位を設けて、この突出部位に第1ソケ
ット回動用の係止面を形成した場合には、つぎのような
作用・効果を得ることができる。
【0016】すなわち、第1ソケット固定手段と第2ソ
ケット固定手段との固定を解除して、第1・第2ソケッ
トを回動調整する場合、各ソケットの係止面にスパナ・
レンチ等を当てて、回動調整することができ、車軸や第
1・第2ソケット等の部品を車椅子から取り外して行な
わなくともキャンバ角を調整できて、キャンバ角の調整
作業を簡便に行なうことができる。
【0017】さらに、車軸取付ブラケットを固定させる
フレームが略上下方向に配設され、車軸取付ブラケット
に、フレームを挿通させる挿通孔を設けるとともに、挿
通孔周囲に、車軸取付ブラケットを高さ調整可能にフレ
ームに固定するブラケット固定手段を設けた場合には、
つぎのような作用・効果を得ることができる。
【0018】すなわち、挿通孔部位のブラケット固定手
段の固定を解除して、フレームに沿って車軸取付ブラケ
ットを上下移動させ、既述のブラケット固定手段で固定
すれば、所定の高さに車軸取付ブラケットを固定するこ
とができ、後輪の取付高さ位置に基ずくシートの傾斜や
高さの調整を容易に行なうことができる。
【0019】本発明に係る第2番目のキャンバ角の調整
構造では、後輪の車軸とフレームに固定された車軸取付
ブラケットの取付孔との間に、内周側の装着孔の軸方向
と外周面側の軸方向とを相互に交差させるように構成さ
れたスリーブが介在されている。
【0020】そのため、キャンバ角を調整する場合に
は、スリーブ固定手段の固定を解除して、スリーブを所
定角度回動させれば、取付孔が断面円形であって、スリ
ーブを容易に回動できる。そして、スリーブ固定手段で
固定した後、左右の後輪がトーインやトーアウトになる
場合には、車軸取付ブラケットのブラケット取付手段の
固定を解除し、車軸取付ブラケットをフレームの回りで
水平方向に所定角度回転させれば、挿通孔が断面円形で
あり、かつ、フレームが円柱状として略上下方向に配置
されているため、車軸取付ブラケットを容易に水平方向
へ回動でき、その後、ブラケット取付手段で固定すれ
ば、トーインやトーアウトを防止して、キャンバ角を調
整できることとなる。
【0021】したがって、本発明に係る第2番目のキャ
ンバ角の調整構造では、スリーブの回動調整と車軸取付
ブラケットの向きの回動調整とで、無段階に任意の角度
にキャンバ角を調整することができる。
【0022】そして、スリーブに係止面が形成されてい
れば、スリーブを回動調整する場合、係止面にスパナ・
レンチ等を当てて、回動調整することができ、車軸やス
リーブ等の部品を車椅子から取り外して行なわなくとも
キャンバ角を調整できて、キャンバ角の調整作業を簡便
に行なうことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】第1実施形態の調整構造S1が設けられた
車椅子Cは、図1に示すように、フレーム1が、左右
に、上横フレーム2、下横フレーム3、上下横フレーム
2・3の後端を連結する後フレーム4、及び、上下横フ
レーム2・3の前端を連結する前フレーム6、をそれぞ
れ配設させるとともに、シートを設けるために、左右の
下横フレーム3から延びる図示しないシートフレームを
配設させて、構成されている。5は、左右のそれぞれに
配設されて、上横フレーム2と後フレーム4とを連結す
る肘当てフレームである。
【0025】左右の前フレーム6の下部には、キャスタ
輪7が配設されるとともに、ステップ8が配設されてい
る。
【0026】そして、左右の後フレーム4は、円柱状と
して略上下方向に配置されるとともに、所定位置に車軸
取付ブラケット9が固定されている。各車軸取付ブラケ
ット9には、大径の後輪19が取り付けられている。な
お、後フレーム4は、図2に示すように、軽量化の観点
から、内部に空間を有したパイプ材から形成されてい
る。
【0027】各後輪19は、図2・6に示すように、中
央に略水平方向に配置される車軸20を備え、各車軸2
0は、後輪19のハブ19aとの間に玉軸受19cを介
在せて、後輪19を回動自在に支持している。なお、1
9bは、後輪のスポーク、19dは、後輪のリムであ
る。
【0028】各車軸20は、車軸取付ブラケット9側に
延びるように形成され、その端部を第1・第2ソケット
17・18を介在させて車軸取付ブラケット9の取付孔
10a・11aに挿入させている。
【0029】各車軸取付ブラケット9は、図2・5に示
すように、2つのブロック10・11から構成され、各
ブロック10・11には、第2ソケット18を挿入させ
る断面円形の取付孔10a・11aが形成されるととも
に、各取付孔10a・11aの周縁には、各取付孔10
a・11aの縮径が容易なように、割り溝10b・11
bが形成されている。
【0030】さらに、各取付孔10a・11aの周囲に
は、割り溝10b・11bをまたいで各取付孔10a・
11aの軸方向と直交するように、ねじ用孔10c・1
1cとねじ孔10d・11dとが形成されている。
【0031】これらの各取付孔10a・11aの周囲
は、後述する第2ソケット18を固定するための第2ソ
ケット固定手段としての第1クランプ部12を構成する
ものであり、各ねじ用孔10c・11cからねじ孔10
d・11dにねじ13を挿入して螺合させることによ
り、各取付孔10a・11aを縮径させて、各取付孔1
0a・11a内に挿入する第2ソケット18を固定する
こととなる。
【0032】また、各ブロック10・11には、相互の
取付孔10a・11aを一致させた際、後フレーム4の
周囲を覆い可能な半割り円柱状に凹む凹部10e・11
eが形成され、各凹部10e・11eの周囲には、凹部
10e・11e相互を一致させた際、軸方向を一致させ
るように、4つずつのねじ用孔11fとねじ孔10fと
が形成されている。
【0033】これらの凹部10e・11eの周囲は、両
ブロック10・11を合わせて、取付ブラケット9を後
フレーム4に固定するためのブラケット固定手段として
の第2クランプ部14を構成することとなり、各ねじ用
孔11fからねじ孔10fにねじ16を螺合させること
により、2つの凹部10e・11eからなる挿通孔15
を縮径させ、挿通孔15に挿通させた後フレーム4の所
定位置で車軸取付ブラケット9を取付固定できるように
構成されている。
【0034】第2ソケット18は、図2・4に示すよう
に、略円筒状として、内周側に、第1ソケット17を挿
入させる断面円形の組付孔18aを備え、組付孔18a
の周囲には、車軸取付ブラケット9の第1クランプ部1
2の締め付けにより、組付孔18aを縮径させて第1ソ
ケット17を固定できるように、割り溝18bが形成さ
れている。実施形態の場合、この割り溝18bは、第1
ソケット17を固定する第1ソケット固定手段を構成し
ている。また、車軸取付ブラケット9の取付孔10a・
11aから車外側に突出する位置には、鍔部18cが形
成され、鍔部18cの外周面には、相互に平行となる平
坦な係止面18d・18dが形成されている。これらの
係止面18d・18dは、係止面18d・18d相互を
スパナやレンチ等で挟み、第2ソケット18を取付孔1
0a・11a内で回動させる際に使用することとなる。
【0035】そして、この第2ソケット18は、取付孔
10a・11aに挿入される部位の外周面の軸方向Y0
に対して、組付孔18aの軸方向Y1が交差するように
構成されている。なお、実施形態の場合、軸方向Y0・
Y1の交差角γは3°としている。
【0036】第1ソケット17は、図2・3に示すよう
に、略円筒状として、内周側に、車軸20の外径に対応
した内径の貫通孔17aを備え、第2ソケット18の組
付孔18aから突出する位置には、相互に平行となる平
坦な係止面17b・17bが形成されている。これらの
係止面17b・17bは、係止面17b・17b相互を
スパナやレンチ等で挟み、第1ソケット17を第2ソケ
ット18の組付孔18a内で回動させる際に使用するこ
ととなる。なお、実施形態の第1ソケット17は、組付
孔18aに逆方向から挿入しても良いように、係止面1
7b・17bが両端に形成されている。
【0037】そして、この第1ソケット17も、組付孔
18aに挿入される部位の外周面の軸方向X0に対し
て、貫通孔17aの軸方向X1が交差するように構成さ
れている。なお、実施形態の場合、軸方向X0・X1の
交差角βは3°としている。
【0038】また、各後輪19の車軸20は、図2・6
に示すように、第1ソケット17の貫通孔17aに挿入
され、貫通孔17aからの突出端に設けられた複数のボ
ールプランジャ21により抜け止めが図られて、貫通孔
17a内に取付固定されている。なお、車軸20の後輪
19側の端部は、Cリング22が嵌め込まれて、ハブ1
9aからの抜け止めが図られている。
【0039】つぎに、第1実施形態の車椅子Cにおい
て、後輪19の中心面の方向Vと鉛直方向との角度、す
なわち、キャンバ角αを調整する作業について説明する
と、まず、左右の車軸取付ブラケット9の第1クランプ
部12のねじ13を緩める。
【0040】ついで、左右の第1・第2ソケット17・
18の係止面17b相互・係止面18d相互をスパナや
レンチ等で挟んで、第1・第2ソケット17・18を所
定方向に回動させ、第1ソケット17の貫通孔17aの
軸方向X1を変化させる。
【0041】その後、左右の車軸取付ブラケット9の第
1クランプ部12のねじ13を締め付ければ、第2ソケ
ット18が第1クランプ部12に固定され、第1ソケッ
ト17が第2ソケット18の組付孔18aの縮径作用で
第2ソケット18内で固定されることとなって、左右の
車軸20を各車軸取付ブラケット9の取付孔10a・1
1a内で固定できて、各第1ソケット17の貫通孔17
aに取り付けられた左右の後輪19の車軸20の角度を
調整でき、キャンバ角αを調整できることとなる。
【0042】その際、図6に示すように、第1ソケット
17の外周面の軸方向X0を中心として、貫通孔17a
の軸方向X1との交差角βの3°を車内側で下向きに配
置させ、第2ソケット18の外周面の軸方向Y0を中心
として、組付孔18aの軸方向Y1との交差角γの3°
を車内側で下向きに配置すれば、キャンバ角αを6°と
することができる。
【0043】勿論、第1・第2ソケット17・18を、
上記と上下逆方向に設定すれば、キャンバ角αを−6°
とすることができる。
【0044】そして、実施形態の場合には、第1・第2
ソケット17・18の回動させる角度をそれぞれ適宜設
定すれば、キャンバ角αを±6°の間の範囲で無段階で
調整することができる。その際、軸方向X0・X1相互
と軸方向Y0・Y1相互とが交差している2つの第1・
第2ソケット17・18を利用しているため、第1・第
2ソケット17・18の回動調整を適切に行なえば、左
右の後輪19の中心面の方向Vが交差すること(トーイ
ンやトーアウトとなるようなこと)を防止して、キャン
バ角αを調整でき、車椅子Cの走行安定性を阻害するこ
とがない。
【0045】また、実施形態の車椅子Cでは、左右の車
軸取付ブラケット9の取付孔10a・11aを配設した
第1クランプ部12のねじ13を緩めて、第1・第2ソ
ケット17・18を回動調整する場合、外部に露出した
各ソケット17・18の係止面17b・17b・18d
・18d相互にスパナ・レンチ等を当てて、回動調整す
ることができ、車軸20や第1・第2ソケット17・1
8等の部品を車椅子Cから取り外して行なわなくともキ
ャンバ角αを調整できて、キャンバ角αの調整作業を簡
便に行なうことができる。
【0046】さらに、実施形態の車椅子Cでは、各車軸
取付ブラケット9を固定させる後フレーム4が略上下方
向に配設され、各車軸取付ブラケット9に、後フレーム
4を挿通させる挿通孔15を設けるとともに、挿通孔1
5周囲を、車軸取付ブラケット9を後フレーム4に固定
可能に、ねじ16により挿通孔15を縮径可能とした第
2クランプ部14として形成している。
【0047】そのため、挿通孔15部位の第2クランプ
部14のねじ16を緩めて、後フレーム4に沿って車軸
取付ブラケット9を上下移動させ、第2クランプ部14
のねじ16を締め付ければ、図6の二点鎖線で示すよう
に、所定の高さに車軸取付ブラケット9を固定すること
ができ、後輪19の取付高さ位置に基ずくシートの傾斜
や高さの調整を容易に行なうことができる。
【0048】なお、第1実施形態では、軸方向X0・X
1の相互の交差角βや軸方向Y0・Y1の相互の交差角
γを3°とした場合を示したが、これらの交差角β・γ
は3°に限定されるものではなく、それぞれ、3°を超
えても、3°未満としても良い。ただし、交差角β・γ
を相互に等しくすれば、キャンバ角αを0°とする調整
が容易となるので、交差角β・γは、相互に等しくする
ことが望ましい。
【0049】また、第1実施形態では、車軸取付ブラケ
ット9を2つのブロック10・11から構成した場合を
示したが、勿論、1つのブロック体に、第1クランプ部
12と第2クランプ部14を設けるように構成しても良
い。この場合、第2クランプ部14は、挿通孔15の軸
方向を取付孔10aの軸方向と直交させて、その挿通孔
15の周囲に割り溝やねじ用孔・ねじ孔を設ければ良
い。
【0050】さらに、第1実施形態では、部品点数を低
減させるために、第1クランプ部12や第2クランプ部
14にねじ孔10d・11d・10fを設けたが、雌ね
じを設けることなく、ねじ13・16に螺合するナット
を利用して、各取付孔10a・11aや挿通孔15を縮
径させるようにしても良い。
【0051】さらにまた、第1実施形態では、第2ソケ
ット固定手段として、クランプ手段12を例示したが、
第2ソケット固定手段として、ねじ手段を利用しても良
い。例えば、取付孔10a・11aの割り溝10b・1
1bを無くして、取付孔10a・11a周縁に、取付孔
10a・11aと直交するねじ孔を設け、それらのねじ
孔に螺合するねじを第2ソケット18に当接させて、第
2ソケット18を固定するようにしても良い。
【0052】この場合、第2ソケット18に設ける第1
ソケット固定手段としては、割り溝18bを設けず、ね
じ手段としても良い。例えば、鍔部18cに組付孔18
aと直交するねじを設け、このねじ孔に螺合するねじを
第1ソケット17に当接させて、第1ソケット17を固
定するようにしても良い。
【0053】同様に、車軸取付ブラケット9のブラケッ
ト固定手段としても、クランプ手段14でなくとも、ね
じ手段でも良く、例えば、挿通孔15周縁に、挿通孔1
5と直交するねじ孔を設け、このねじ孔に螺合するねじ
を後フレーム4に当接させて、車軸取付ブラケット9を
固定するようにしても良い。
【0054】さらにまた、キャンバ角αが大きくなっ
て、後輪19が肘当てフレーム5と干渉する虞れがある
場合には、図7・8に示す第2実施形態の調整構造S2
のように、取付孔30aを車外側へ長く突出するような
突出部29aを設けた車軸取付ブラケット29を利用す
るようにしても良い。
【0055】この車軸取付ブラケット29は、2つのブ
ロック30・31から構成され、ブロック30には、第
2ソケット18を挿入させる断面円形の取付孔30aが
形成されるとともに、取付孔30aの周縁には、取付孔
30aの縮径が容易なように、割り溝30bが形成され
ている。
【0056】さらに、取付孔30aの周囲には、割り溝
30bをまたいで取付孔30aの軸方向と直交するよう
に、ねじ用孔30cとねじ孔30dとが形成されてい
る。
【0057】この取付孔30aの周囲が、第2ソケット
18を固定するための第2ソケット固定手段としての第
1クランプ部32を構成するものであり、各ねじ用孔3
0cからねじ孔30dにねじ33を挿入して螺合させる
ことにより、取付孔30aを縮径させて、取付孔30a
内に挿入する第2ソケット18を固定することとなる。
【0058】また、各ブロック30・31には、後フレ
ーム4の周囲を覆い可能な半割り円柱状に凹む凹部30
e・31aが形成され、凹部30e・31aの周囲に
は、凹部30e・31a相互を一致させた際、軸方向を
一致させるように、4つずつのねじ用孔31bとねじ孔
30fとが形成されている。
【0059】これらの凹部30e・31aの周囲は、両
ブロック30・31を合わせて、取付ブラケット29を
後フレーム4に固定するためのブラケット固定手段とし
ての第2クランプ部34を構成することとなり、各ねじ
用孔31bからねじ孔30fにねじ36を螺合させるこ
とにより、2つの凹部30e・31aからなる挿通孔3
5を縮径させ、挿通孔35に挿通させた後フレーム4の
所定位置で車軸取付ブラケット29を取付固定すること
となる。
【0060】勿論、この車軸取付ブラケット29を使用
する場合、キャンバ角αが小さい場合には、突出部29
a側を車内側に配置させて、後フレーム4に取付固定し
ても良い。
【0061】ちなみに、図5に示す車軸取付ブラケット
9においては、一方の、例えば、ブロック11の取付孔
11a周縁を長く延ばすようにすれば、上記と同様な作
用・効果を得ることができる。
【0062】また、車軸取付ブラケット29において
も、車軸取付ブラケット9と同様に、ブロック30・3
1を一体化しても良く、さらに、第2ソケット固定手段
32やブラケット固定手段34を、既述のように、クラ
ンプ手段でなく、ねじ手段として構成しても良い。
【0063】さらに、第1・2実施形態では、車軸取付
ブラケット9・29の取付孔10a・11a・30aと
車軸20との間に2つのソケット17・18を介在させ
た場合を示したが、図9・10の第3実施形態の調整構
造S3のように、1つのスリーブ47を介在させるよう
にしても良い。
【0064】この第3実施形態のスリーブ47は、略円
筒状として、内周側に、車軸20の外径に対応した内径
の装着孔47aの小径部47cを備え、車軸取付ブラケ
ット9の取付孔10a・11aから突出する両端位置に
は、相互に平行となる平坦な係止面47dが形成されて
いる。これらの係止面47dは、係止面47d相互をス
パナやレンチ等で挟み、スリーブ47を車軸取付ブラケ
ット取付孔10a・11a内で回動させる際に使用する
こととなる。そして、このスリーブ47は、取付孔10
a・11aに挿入される部位の外周面の軸方向Z0に対
して、装着孔47aの軸方向Z1が交差するように構成
されている。なお、実施形態の場合、軸方向Z0・Z1
の交差角δは6°としている。また、実施形態の装着孔
47aは、車軸20の端部のボールプランジャ21を内
部に配置可能な大径部47bを備えている。
【0065】このスリーブ47を取り付ける車軸取付ブ
ラケット9は、第1実施形態の調整構造S1で使用した
ものと同様であり、説明を省略するが、第2ソケット固
定手段としての第1クランプ部12が、スリーブ47を
固定するスリーブ固定手段となり、ブラケット固定手段
としての第2クランプ部14が、ブラケット9の水平方
向の向きを後フレーム4の周囲で調整可能に車軸取付ブ
ラケット9を後フレーム4に固定するブラケット取付手
段となる。
【0066】この第3実施形態の調整構造S3でキャン
バ角を調整する場合には、スリーブ固定手段としての第
1クランプ部12のねじ13を緩めて、スリーブ47を
所定角度回動させれば、取付孔10a・11aが断面円
形であって、スリーブ47を容易に回動できる。そし
て、ねじ13を締め付けてスリーブ47を車軸取付ブラ
ケット9に固定した後、左右の後輪がトーインやトーア
ウトになる場合には、車軸取付ブラケット9のブラケッ
ト取付手段としての第2クランプ部14のねじ16を緩
めて、車軸取付ブラケット9を後フレーム4の回りで水
平方向に所定角度回転させれば、挿通孔15が断面円形
であり、かつ、後フレーム4が円柱状(実施形態では、
軽量化の観点から円筒状としている)として略上下方向
に配置されているため、車軸取付ブラケット9を容易に
水平方向へ回動でき、その後、ねじ16を締め付けれ
ば、トーインやトーアウトを防止して、キャンバ角を調
整できることとなる。
【0067】ちなみに、この作業を具体的に述べれば、
例えば、キャンバ角を3°とするような場合には、装着
孔47aの軸方向Z1とスリーブ47の外周面の軸方向
Z0との交差角δ(6°)の水平面への投影角度θは、
図10に示すように、3°となる。この状態のままであ
れば、装着孔47aの軸方向Z1の水平面への投影線
は、二点鎖線のPの状態で、後輪がトーインの状態とな
るため、その投影線Pを車椅子の前後方向FBと直交状
態にする必要がある。そのため、車軸取付ブラケット9
の中心面方向TBを、車椅子前後方向FBからθの3°
分、後フレーム4の周囲で半時計方向に回転させれば、
投影線Pを前後方向FBと直交状態にすることができ
て、トーインを解消させることができる。
【0068】したがって、この第3実施形態の調整構造
S3でも、スリーブ47の回動調整と車軸取付ブラケッ
ト9の向きの水平方向への回動調整とで、キャンバ角α
を±6°の間の範囲で無段階で調整することができる。
【0069】そして、スリーブ47に係止面47dが形
成されていれば、スリーブ47を回動調整する場合、係
止面47dにスパナ・レンチ等を当てて、回動調整する
ことができ、車軸20やスリーブ47等の部品を車椅子
から取り外して行なわなくともキャンバ角を調整でき
て、キャンバ角の調整作業を簡便に行なうことができる
こととなる。
【0070】なお、この第3実施形態で使用する車軸取
付ブラケット9においても、ブロック10・11を一体
化しても良く、さらに、スリーブ固定手段12やブラケ
ット取付手段14を、既述のように、クランプ手段でな
く、ねじ手段として構成しても良い。さらにまた、車軸
取付ブラケット9の変わりに、車軸取付ブラケット29
を利用しても良い。そして、これらのブラケット9・2
9を使用すれば、後輪の取付高さ位置に基ずくシートの
傾斜や高さの調整を容易に行なうことができることは、
勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の調整構造が設けられた
車椅子の側面図である。
【図2】同実施形態の後輪の車軸付近の分解平面図であ
る。
【図3】同実施形態の第1ソケットの斜視図である。
【図4】同実施形態の第2ソケットの斜視図である。
【図5】同実施形態の車軸取付ブラケットの斜視図であ
る。
【図6】同実施形態のキャンバ角を調整した状態を示す
縦断面図である。
【図7】第2実施形態の車軸取付ブラケットを示す斜視
図である。
【図8】同ブラケットを使用した車軸付近の縦断面図で
ある。
【図9】第3実施形態に使用するスリーブの斜視図であ
る。
【図10】同実施形態の車軸付近の平面図である。
【符号の説明】
4…後フレーム、 9・29…車軸取付ブラケット、 10a・11a・31a…取付孔、 10c・11c・11f・30c・31b…ねじ用孔、 10d・10f・11d・30d・30f…ねじ孔、 12・32…(第2ソケット固定手段・スリーブ固定手
段)第1クランプ部、 13・16・33・36…ねじ、 14・34…(ブラケット固定手段・ブラケット取付手
段)第2クランプ部、 15・35…挿通孔、 17…第1ソケット、 17a…貫通孔、 17b・18d・47d…係止面、 18…第2ソケット、 18a…組付孔、 18b…(第1ソケット固定手段)割り溝、 19…後輪、 20…車軸、 47…スリーブ、 47a…装着孔、 X0…(第1ソケット外周面)軸方向、 X1…(貫通孔)軸方向、 Y0…(第2ソケット外周面)軸方向、 Y1…(組付孔)軸方向、 Z0…(スリーブ外周面)軸方向、 Z1…(装着孔)軸方向、 α…キャンバ角、 S1・S2・S3…調整構造、 C…車椅子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪の車軸が、フレームに固定された車
    軸取付ブラケットに設けられる断面円形の取付孔に保持
    されて、後輪の中心面の向きを調整可能な車椅子後輪の
    キャンバ角の調整構造であって、 前記車軸と前記取付孔との間に、前記車軸の周囲に配置
    される第1ソケットと、該第1ソケットと前記取付孔と
    の間に配置される第2ソケットと、が配設され、 前記車軸取付ブラケットが、前記取付孔周囲に、前記取
    付孔に挿入させる第2ソケットを固定可能な第2ソケッ
    ト固定手段を備え、 前記第2ソケットが、内周側に断面円形の組付孔を備え
    た略円筒状とするとともに、前記組付孔に挿入する前記
    第1ソケットを固定可能な第1ソケット固定手段を備え
    て、前記組付孔の軸方向を前記第2ソケットにおける前
    記取付孔に挿入される部位の外周面の軸方向と交差さ
    せ、 前記第1ソケットが、内周側に前記車軸を取付可能な内
    径の貫通孔を備えた略円筒状とするとともに、前記貫通
    孔の軸方向を前記第1ソケットにおける前記組付孔に挿
    入される部位の外周面の軸方向と交差させていることを
    特徴とする車椅子後輪のキャンバ角の調整構造。
  2. 【請求項2】 前記第2ソケットが、前記取付孔から突
    出する部位を備えて、該突出部位に第2ソケット回動用
    の係止面を備え、 前記第1ソケットが、前記第2ソケットから突出する部
    位を備えて、該突出部位に第1ソケット回動用の係止面
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の車椅子後
    輪のキャンバ角の調整構造。
  3. 【請求項3】 前記車軸取付ブラケットを固定させるフ
    レームが略上下方向に配設され、 前記車軸取付ブラケットが、前記フレームを挿通させる
    挿通孔を備えるとともに、該挿通孔周囲に、前記車軸取
    付ブラケットを高さ調整可能に前記フレームに固定する
    ブラケット固定手段を備えていることを特徴とする請求
    項1若しくは請求項2記載の車椅子後輪のキャンバ角の
    調整構造。
  4. 【請求項4】 後輪の車軸が、略上下方向の円柱状のフ
    レームに固定された車軸取付ブラケットに設けられる断
    面円形の取付孔に保持されて、後輪の中心面の向きを調
    整可能な車椅子後輪のキャンバ角の調整構造であって、 前記車軸と前記取付孔との間に、前記車軸の周囲に配置
    される1つのスリーブが配設され、 前記車軸取付ブラケットが、前記フレームを挿通させる
    断面円形の挿通孔と、該挿通孔周囲に配置されて、水平
    方向の向きを前記フレームの周囲で調整可能に前記車軸
    取付ブラケットを前記フレームに固定するブラケット取
    付手段と、前記取付孔周囲に配置されて、前記取付孔に
    挿入させる前記スリーブを固定可能なスリーブ固定手段
    と、を備え、 前記スリーブが、内周側に前記車軸を取付可能な内径の
    装着孔を備えた略円筒状とするとともに、前記装着孔の
    軸方向を前記スリーブにおける前記取付孔に挿入される
    部位の外周面の軸方向と交差させていることを特徴とす
    る車椅子後輪のキャンバ角の調整構造。
  5. 【請求項5】 前記スリーブが、前記取付孔から突出す
    る部位を備えて、該突出部位にスリーブ回動用の係止面
    を備えていることを特徴とする請求項4記載の車椅子後
    輪のキャンバ角の調整構造。
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