JP4055112B2 - キャスタ連結システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車椅子、乳母車などに用いられるキャスタ連結システムに関するものであり、特に、キャスタ輪のアラインメントを4方向に調整可能として、使用者の操作性の向上を図ったキャスタ連結システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャスタは車椅子の回転、あるいは曲線での走行を滑らかにするもので、車椅子を走行させる際に重要な働きをする。車椅子を走行させるに際しては、メインホイールとキャスタホイールの4輪を確実に接地させる4輪アラインメントの調整が、快適な操作性につながり、このためには、キャスタ輪の取り付け位置の調整が必要である。
【0003】
従来のキャスタ輪の取り付けシステムには、例えば、特開平11−113970号公報に記載されているようなキャスタ角を調整可能としたものや、あるいは特開平10−57418号公報に記載されているようなキャスタ輪の高さを調整可能としたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車椅子の使用者の障害の度合いは様々であり、使用者のニーズに合わせた操作性の高い車椅子を提供するためには、キャスタ角の調整、キャスタ輪の高さの調整のみならず、キャスタトレッドの調整、またキャスタ輪のキャンバ角の調整も必要である。特に、キャスタトレッドは、例えば両袖机を使用するとき、あるいは自動車に乗降するとき等に狭い方が使い勝手がよく、使用者の要求に応じて調整が望まれていた。また、キャンバ角については、キャンバ角が付くと、車椅子の直進性が妨げられるため、キャンバ角ゼロの車椅子を提供することが望まれている。しかし、サイドフレーム製作時にキャンバ角ゼロを目指して製作しても、溶接等の関係でゆがみが生じ、実際にキャンバ角をゼロにすることが困難である。このため、組立後にキャンバ角を調整できる車椅子の開発が望まれている。
【0005】
本発明は、このような要望に応えるためになされたものであり、シンプルな構成で、キャスタ角、キャスタ輪の高さ、キャスタトレッド、キャスタ輪のキャンバ角を調整することができるキャスタ輪の取り付けシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の車椅子のキャスタ輪取り付けシステムは、キャスタステムを固定支持するキャスタステム支持部材と、前記支持部材を車椅子本体フレームに連結する中間部材と、前記車椅子本体フレームに固定され前記中間部材を固定保持する保持部材とを具え、前記キャスタ支持部材が前記キャスタステムの支持位置を上下方向(第1方向)に調整可能に固定支持しており、前記中間部材と前記支持部材とが車椅子の幅方向(第2方向)に延在する第1の面における回動位置を調整可能に連結されており、前記保持部材が前記中間部材を、前記第2方向における保持位置を調整可能に、かつ、キャスタの進行方向(第3方向)に延在する第2の面における回動位置を調整可能に保持していることを特徴とする。
【0007】
このように構成することによって、キャスタを4方向に位置調整することが可能となる。すなわち、支持部材がキャスタステムの支持位置を上下可変に支持しており、これによって、キャスタ輪の高さ方向の位置を調整可能とし、中間部材と支持部材とが車椅子の幅方向(第2方向)に延在する第1の面における回動位置を調整可能に連結されており、これによってキャンバ角が調整可能となる。また、支持部材は中間部材を第2方向における保持位置を調整可能に保持しており、これによってキャスタトレッドが調整可能となると共に、キャスタの進行方向(第3方向)に延在する第2の面における回動位置を調整可能に保持しているので、キャスタ角も調整することができる。
【0008】
また、本発明のキャスタ連結システムは、前記支持部材が、前記第1の方向に形成されており、前記キャスタステムの外径よりわずかに大きい径を有する第1の孔と、前記第3の方向において前記第1の孔に重複して形成された第2の孔と、当該第2の孔内に装填され、前記第2の方向において複数片に分割可能で、前記第1の孔に面する部分が前記キャスタステムの外周に沿った形状を有する締め付け部材と、前記キャスタステムを当該締め付け部材の前記第1の孔に面する部分と前記第1の孔の内側面とで固定するキャスタステム固定手段を具えることを特徴とする。
【0009】
このように構成することによって、キャスタ輪の高さを好適に調整することが可能となる。すなわち、キャスタステム保持用の第1の孔に直交する方向にこの第1の孔に重複する第2の孔を設け、この第2の孔内に、内壁がキャスタステムの外側面に沿った曲面を有する分割部材を装填して、キャスタステムに固定させるようにしている。
【0010】
このキャスタステム固定保持手段は、締め付け部材内を前記第3の方向に連通し、互いに逆方向から作用する2本のねじ孔と、このねじ孔に螺合するねじとで構成することが好ましい。分割部材の締め付けをゆるめることによって、キャスタステムが上下方向に移動可能となり、所望の位置に調整して締め付けることによって、キャスタの高さを自在に調整できる。
【0011】
本発明のキャスタ連結システムは、更に、前記支持部材が前記第1の面に延在する板状の突出部を具えると共に、前記中間部材がこの突出部に係合する係合凹部を具え、この突出部と係合凹部とを係合させた状態で前記支持部材を前記第1の面内で回動可能に保持し、その回動位置を調整して固定する支持部材固定手段を具えることを特徴とする。
【0012】
また、前記支持部材が、前記中間部材と前記突出部とを前記第2の方向に連通する回転軸を中心に回動可能に保持されており、板状の突出部の端面と係合凹部の突き当たり面とは平面で構成されており、第2の方向において中間部材と突出部とを連通する回転軸と、突出部の端面と係合凹部の突き当たり面との間に設けたスペースによって、キャスタステム保持部材を中間部材に対して回動可能とすると共に、支持部材固定手段が、第1方向に並設され係合凹部のつきあたり端面から係合凹部内に第2の方向において突出しており、この突出位置を調整可能な2本の突起で構成されており、これらの2本の突起の先端位置を調整することによって、支持部材の回動位置を規定することを特徴とする。
【0013】
このように、構成することによって、第1の方向に並設され係合凹部内で第2の方向に突出している突出部の先端位置を調整するだけで、容易にキャスタ輪のキャンバ角を調整することが可能になる。突出部は突きあたり端面を貫通するねじで構成することができ、このねじの高さを調整することで第2方向における突出位置を容易に調整することが可能となる。
【0014】
本発明のキャスタ連結システムは、更に、前記中間部材が円筒状の外形を有していると共に、前記保持部材が前記第2の方向に延在し前記中間部材を挿入可能な第3の孔と、前記中間部材を固定保持する中間部材固定手段とを有しており、この中間部固定保持手段が前記中間部材を前記第3の孔内で前記第3の方向にスライドさせて前記第2の方向における位置を調整し、かつ、前記第3の孔内で回転させて前記第2の面における回動位置を調整して、前記保持部材に固定することを特徴とする。
【0015】
また、前記中間部材固定手段が、前記第3の孔に設けたスプリット溝と、当該スプリット溝を前記第3方向に貫通する第3のねじ孔とこの第3の孔に挿通させるボルトとで構成されていることを特徴とする。
【0016】
このように、固定手段が中間部材を挿入可能であって、第2方向に延在する孔を具え、この孔にスプリット溝を設けると共に、このスプリット溝を第3方向に貫通するボルトを設け、このボルトにて第3の孔の径を調整することによって、中間部材の第2方向における位置(すなわち、キャスタトレッド)を調整することが可能となる。また、この中間部材の外形と、固定手段に設けた孔の内壁を円筒形状としているので、中間部材を第3の孔内で回動させることができ、中間部材の第1の面における回動位置、すなわち、キャスタのキャスタ角を調整することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明のキャスタ取り付けシステムの実施形態を詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の車椅子用キャスタ取り付けシステムの分解斜視図であり、図2は、本発明のシステムを構成するキャスタステム支持部材、中間部材および保持部材のそれぞれの平面図、図3は、それぞれの正面図である。図4に、本発明のシステムの支持部材をキャスタに取り付けた状態を、また、図5に支持部材と中間部材を連結し、中間部材を保持部材で把持固定した状態を斜視図で示す。
【0019】
本発明のシステムは、キャスタ輪10と車椅子の本体フレーム20との間に配設され、キャスタ輪を4方向、すなわち、高さ、幅、キャスタ角、およびキャンバ角を調整可能に支持している。本発明のシステムは、キャスタステムを支持する支持部材30と、この支持部材30に連結される中間部材40と、本体フレーム20と一体的に形成されており、中間部材40を固定保持する保持部材50とで構成されている。
【0020】
キャスタ輪10は、ホイール11と、ホイール支持部12と、キャスタステム13とを具える。キャスタステム13は筒状部材13aに挿通して、その先端をボルト13bで固定している。
【0021】
支持部材30は、支持部材本体33と、締め付け部材34とを具え、本体33は、キャスタステム13(筒状部材13a)を挿通可能な第1の連通孔31と、この第1の連通孔31に直交する方向に延在し、第1の連通孔31に重複する第2の連通孔32と、後述する中間部材40に連結する突出部36とを有する。
【0022】
キャスタステムを挿通する第1の孔31は、本体33を上下方向(第1の方向)に貫通しており、本体33は、更に、車椅子の進行方向(第3の方向)に延在する第2の貫通孔32を有する。第2の貫通孔32は、第1の貫通孔31に一部重複しており、従って、本体33の内部は上下左右に貫通している。
【0023】
締め付け部材34は、2つの同形対称部材34a、34bから構成されており、第2の貫通孔32に嵌挿される。また、締め付け部材34a、34bには、両部材を第1の方向に連通するねじ孔が2カ所設けられており、これらの部材34a、34bを第2の連通孔32に装填して、互いに逆の方向からねじ35a、35bを挿通して両部材を互いに止め付けるようにする。部材34a、34bは、第1の貫通孔31に面する部分がキャスタステム外筒13aの外周に沿った形状に切り欠かれており(切り欠き面34a−1、34b−1)、これらの部材を第2の連通孔32に装填した状態で、キャスタステム13を第1の連通孔31に挿通させることができる。
【0024】
なお、第1の連通孔31は、キャスタステム外筒13aの外径より若干大きな内径を持ち、締め付け部材34a、34bの切り欠き部34a−1、34b−1は、両部材をあわせたときに形成される面が、キャスタステム外筒13aと同じ曲率となるように構成する。従って、キャスタステム13を第1の連通孔31に挿通させて、部材34a、34bをねじ35a、35bにて締め付けることによって、キャスタステム13を支持部材30に固定することができる。
【0025】
キャスタ輪10は、締め付け部材34a、34bを第2の連通孔32に装填して、ねじ35a、35bを若干ゆるめた状態にしておいて、キャスタステム13を第1の連通孔31に挿通し、キャスタ輪の高さを所望の状態に調整した後、ねじ35a、35bを両側から締め付けてキャスタステム13を固定して、取り付ける。
【0026】
中間部材40は、支持部材30の突出部36に嵌合する円筒状の本体41と、この本体と突出部36を止め付けるねじ42、および突出部36と共働して、支持部材30を所定の角度に保持するねじ43、43を具える。支持部材本体33の後端に設けられた突出部36は、図1に示すように、車椅子の幅方向(第2の方向)に延在するプレート形状をなしている。円筒状の中間部材本体41には突出部36に嵌合する溝44が設けられており、更に、この溝44の両側部44a、44bと、突出部36とを貫通するねじ溝42aが設けられている。このねじ溝42aを、突出部36の先端面36aと溝44の突き当たり端面44cとの間、および支持部材30の本体33の後側端面33aとの間に所定のスペースが形成される位置に設けることによって、ねじ溝42aを貫通するねじ42を中心に支持部材30が第2方向に延在する面内で回動可能となる。
【0027】
中間部材40の本体41の他端は、部材45で閉塞されており、この部材45に、溝44内へ貫通するねじ孔43a、43aが設けられている。これらのねじ孔43a、43aは上下方向(第1の方向)に並設されており、これらのねじ孔に挿通したねじ43、43はその先端が支持部材30の突出部36の先端面に当接する。従って、支持部材30の突出部36を中間部材40の溝44に嵌合させてねじ42で止め付け、ねじ孔43a、43bに挿通したねじ43、43の位置を調整することによって、支持部材30の回動位置を規定することができる。
【0028】
保持部材50は、車椅子の本体フレーム20に固定された保持部材本体51で構成されている。保持部材本体51は、第2の方向に貫通する孔52を有する筒状部材であり、この筒状部材の表面の両側に、本体フレーム20が溶接されている。貫通孔52はスプリット溝53を有する。また、スプリット溝53を第3方向に貫通するねじ孔54が設けられており、これにねじ54aを挿通して止め付けることによって貫通孔52の径を調整することができる。
【0029】
貫通孔52は、中間部材40の本体41を挿入可能な径を有しており、貫通孔52に中間部材40の本体41を挿入し、スプリット溝53をねじ54aで止め付けることによって、中間部材40を固定することができる。中間部材40の本体41の位置を第2方向にスライドさせて調整することによって、キャスタ輪10のトレッドを調整することができる。また、本体41の外周面および貫通孔52の内周面は円筒形状を成しているため、孔52内で中間部材40の本体41を回動させて、キャスタ角を調整することが可能である。
【0030】
なお、上述の実施形態は、車椅子のキャスタを例にとって説明したが、本発明のシステムは、例えば、乳母車など車椅子以外のキャスタにも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
上述したとおり、本発明によれば、車椅子あるいは乳母車などに使用されているキャスタ輪を、高さ、幅、キャスタ角、キャンバ角の4方向に調整することが可能であり、操作性に優れた車椅子を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる車椅子用キャスタ取り付けシステムの分解斜視図である。
【図2】図2は、本発明のシステムを構成する、キャスタステム支持部材、中間部材、保持部材の平面図である。
【図3】図3は、本発明のシステムを構成する、キャスタステム支持部材、中間部材、保持部材の正面図である
【図4】図4は、本発明のシステムを構成するキャスタステム支持部材にキャスタを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図5】図5、本発明のシステムを構成する部材にキャスタを組み付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 キャスタ輪
20 車椅子本体フレーム
30 キャスタステム支持部材
40 中間部材
50 保持部材
11 キャスタホイール
12 ホイール支持部
13 キャスタステム
31 第1貫通孔
32 第2貫通孔
33 支持部材本体
34 締め付け部材
35 ねじ
36 突出部
41 中間部材本体
42 ねじ
43 ねじ
44c 突き当たり端面
51 保持部材本体
52 第3貫通孔
53 スリット溝
54 ねじ

Claims (7)

  1. キャスタステムを固定支持するキャスタステム支持部材と、前記支持部材を車椅子本体フレームに連結する中間部材と、前記車椅子本体フレームに固定され前記中間部材を固定保持する保持部材とを具え、前記キャスタ支持部材が前記キャスタステムの支持位置を前記車椅子本体の上下方向に調整可能に固定支持しており、前記中間部材と前記支持部材とが前記車椅子本体の幅方向に延在する第1の面における回動位置を調整可能に連結されており、前記保持部材が前記中間部材を、前記幅方向における保持位置を調整可能に、かつ、キャスタの進行方向に延在する第2の面における回動位置を調整可能に固定保持していることを特徴とするキャスタ連結システム。
  2. 請求項1に記載のキャスタ連結システムにおいて、前記支持部材が、前記上下方向に形成されており、前記キャスタステムの外径よりわずかに大きい径を有する第1の孔と、前記進行方向において前記第1の孔に重複して形成された第2の孔と、当該第2の孔内に装填され、前記幅方向において複数片に分割可能で、前記第1の孔に面する部分が前記キャスタステムの外周に沿った形状を有する締め付け部材と、前記キャスタステムを当該締め付け部材の前記第1の孔に面する部分と前記第1の孔の内側面とで固定するキャスタステム固定手段を具えることを特徴とするキャスタ連結システム。
  3. 請求項2に記載のキャスタ連結システムにおいて、前記キャスタステム固定保持手段が、前記締め付け部材内を前記進行方向に連通し、互いに逆方向から作用する2本のねじ孔と、このねじ孔に螺合するねじとで構成されており、前記ねじ孔に当該ねじを螺合させて前記締め付け部材を締め付けることによって、前記キャスタステムを前記締め付け部材の前記第1の孔に面する部分と、前記第1の孔の内側面とに当接させて固定することを特徴とするキャスタ連結システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のキャスタ連結システムにおいて、前記支持部材が前記第1の面に延在する板状の突出部を具えると共に、前記中間部材がこの突出部に係合する係合凹部を具え、この突出部と係合凹部とを係合させた状態で前記支持部材を前記第1の面内で回動可能に保持し、その回動位置を調整して固定する支持部材固定手段を具えることを特徴とするキャスタ連結システム。
  5. 請求項4に記載のキャスタ連結システムにおいて、前記支持部材が、前記中間部材と前記突出部とを前記幅方向に連通する回転軸を中心に回動可能に保持されており、前記板状の突出部の端面と前記係合凹部の突き当たり面とが平面で構成されており、前記保持部材固定手段が、前記上下方向に並設され前記係合凹部のつきあたり端面から前記係合凹部内に前記幅方向において突出しており、この突出位置を調整可能な2本の突起で構成されており、これらの2本の突起の先端位置を調整することによって、前記支持部材の回動位置を規定することを特徴とするキャスタ連結システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のキャスタ連結システムにおいて、前記中間部材が円筒状の外形を有していると共に、前記保持部材が前記幅方向に延在し前記中間部材を挿入可能な第3の孔と、前記中間部材を固定保持する中間部材固定手段とを有しており、前記中間部材を前記第3の孔内で前記幅方向にスライドさせて前記進行方向における位置を調整し、かつ、前記第3の孔内で回転させて前記第2の面における回動位置を調整して、前記保持部材に固定することを特徴とする車椅子用キャスタ連結システム。
  7. 請求項6に記載のキャスタ連結システムにおいて、前記中間部材固定手段が、前記第3の孔に設けたスプリット溝と、当該スプリット溝を前記進行方向に貫通するねじ孔とこの第3のねじ孔に挿通させるボルトとで構成されていることを特徴とするキャスタ連結システム。
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