JPH09237117A - 監視ステーション - Google Patents

監視ステーション

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JPH09237117A
JPH09237117A JP4479996A JP4479996A JPH09237117A JP H09237117 A JPH09237117 A JP H09237117A JP 4479996 A JP4479996 A JP 4479996A JP 4479996 A JP4479996 A JP 4479996A JP H09237117 A JPH09237117 A JP H09237117A
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JP
Japan
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comment
display
data
trend graph
trend
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JP4479996A
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Inventor
Hiroshi Saito
浩 斎藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トレンドグラフ上のデータの例え
ば特異な値の部分に関するコメントを容易に表示させる
ことができる監視ステーションを提供する。 【解決手段】 表示手段と、この表示手段に対応して設
けられたタッチパネルとを少なくとも備え、トレンドグ
ラフ表示可能な監視ステーションにおいて、トレンドグ
ラフ上のあるデータ点に対応するコメントが登録される
コメント保存手段と、コメントが登録されていることを
示すコメント存在表示を表示手段上のトレンドグラフに
表示可能なコメント有無表示手段と、コメント存在表示
がタッチされると、そのタッチパネルに対するタッチ入
力によって、コメント保存手段から対応するコメントを
呼び出して表示するコメント表示手段とを備えた監視ス
テーション。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は監視ステーショ
ン、更に詳しくはトレンドグラフに関する情報表示の部
分に特徴のある監視ステーションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラント等に用いられる監視制御システ
ムにおいては、従来から監視ステーションにてトレンド
グラフによる入出力データの監視が行われている。この
ような監視において、非定常的な操作が行われた場合や
特殊な状態が生じた場合にそのときの様子を記録し、ト
レンドグラフの特殊な変化に対してその事情がわかるよ
うにしておかなければならない。
【0003】図7は従来の監視ステーションにおける情
報保存の方式を示す図である。同図に示すトレンドグラ
フの表示画面31においては、過去のデータをグラフ表
示することができるようになっている。
【0004】ここで、データが非定常な原因等で、P3
1に示すような特異な値を示す場合、操作員は、その特
異な値となった理由、状況等を記録として残すようにし
ている。
【0005】このとき、従来の監視ステーションでは、
表示画面にこのようなデータについての説明を付加する
ことができなかったため、操作員がノート32等に記録
し、引き継ぐようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
データの記録とノート等に記録されたデータのコメント
がまったく別々に管理されている場合には、これらを関
連させるのが、煩雑であり、また、特異なデータに対す
るコメントの有無を即座に判断できないという困難さが
あった。
【0007】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、その第1の目的は、トレンドグラフ上のデ
ータの例えば特異な値の部分に関するコメントを容易に
表示させることが可能な監視ステーションを提供するこ
とにある。
【0008】また、第2の目的はトレンドグラフ上のデ
ータの例えば特異な値の部分に関するコメントを容易に
登録することが可能な監視ステーションを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、表示手段と、この表示
手段に対応して設けられたタッチパネルとを少なくとも
備え、トレンドグラフを表示する監視ステーションにお
いて、トレンドグラフ上のあるデータ点に対応するコメ
ントが登録されるコメント保存手段と、コメントが登録
されていることを示すコメント存在表示を、表示手段上
のトレンドグラフに表示するコメント有無表示手段と、
コメント存在表示へのタッチによりタッチパネルへのタ
ッチ入力がされると、コメント保存手段から対応するコ
メントを呼び出して表示するコメント表示手段とを備え
た監視ステーションである。
【0010】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、表示手段上に同時に複数の
トレンドグラフが表示され、かつ、コメント存在表示が
複数重なり合っている場合において、当該重なり合った
コメント存在表示へのタッチによりタッチパネルへのタ
ッチ入力がされると、複数のトレンドグラフ及び重なり
合ったコメント存在表示を引き離し、それぞれ表示する
コメント存在表示引離手段を備えた監視ステーションで
ある。
【0011】また、請求項3に対応する発明は、表示手
段と、この表示手段に対応して設けられたタッチパネル
とを少なくとも備え、トレンドグラフを表示する監視ス
テーションにおいて、トレンドグラフ上のデータ点への
タッチによりタッチパネルへのタッチ入力がされると、
当該データ点に対応するコメント入力を受け付け可能状
態とするコメント受付手段と、トレンドグラフ上のデー
タ点に対応するコメントが入力されると、当該コメント
とともに、当該コメントの登録有無をトレンドグラフ上
にて指し示すコメント存在表示を表示手段に出力可能と
する付帯情報をコメント保存手段に登録するコメント登
録手段とを備えた監視ステーションである。
【0012】さらに、請求項4に対応する発明は、請求
項3に対応する発明において、表示手段上に同時に複数
のトレンドグラフが表示され、かつ、データ点に重なり
を生じている場合において、当該重なり合ったデータ点
へのタッチによりタッチパネルへのタッチ入力がされる
と、複数のトレンドグラフを引き離し、トレンドグラフ
の重なりを解消するトレンドグラフ引離手段を備えた監
視ステーションである。
【0013】したがって、まず、請求項1に対応する発
明の監視ステーションにおいては、表示手段に対応する
タッチパネルが設けられ、トレンドグラフが表示可能と
なっている。
【0014】また、コメント保存手段において、トレン
ドグラフ上のあるデータ点に対応するコメントが登録さ
れている。ここで、コメント有無表示手段によって、コ
メントが登録されていることを示すコメント存在表示が
表示手段上のトレンドグラフに表示される。このコメン
ト存在表示は、例えば何らかの指示入力により表示する
ようにしてもよいし、また例えば常時表示するようにし
ていてもよい。
【0015】そして、コメント存在表示がタッチされる
と、タッチパネルから入力が行われ、コメント表示手段
によって、コメント保存手段から対応するコメントが呼
び出され表示される。
【0016】したがって、トレンドグラフ上のデータの
例えば特異な値の部分に関するコメントが容易に表示で
きる。次に、請求項2に対応する発明の監視ステーショ
ンにおいては、請求項1に対応する発明と同様に作用す
る他、表示手段上に同時に複数のトレンドグラフが表示
され、かつ、コメント存在表示が複数重なり合っている
場合における表示選択を容易にする。
【0017】つまり、重なり合ったコメント存在表示に
タッチ入力すると、コメント存在表示引離手段によっ
て、複数のトレンドグラフ及び重なり合ったコメント存
在表示が引き離され、それぞれ表示される。
【0018】また、請求項3に対応する発明の監視ステ
ーションにおいては、表示手段に対応するタッチパネル
が設けられ、トレンドグラフが表示可能となっている。
また、トレンドグラフ上のデータ点がタッチされると、
タッチパネルから入力が行われ、コメント受付手段によ
って、当該データ点に対応するコメント入力が受け付け
可能状態とされる。
【0019】そして、トレンドグラフ上のデータ点に対
応するコメントが入力されると、コメント登録手段によ
って、当該コメントとともに、当該コメントの登録有無
をトレンドグラフ上にて指し示すコメント存在表示を表
示手段に出力可能とする付帯情報がコメント保存手段に
登録される。
【0020】したがって、トレンドグラフ上のデータの
例えば特異な値の部分に関するコメントを容易に登録す
ることができる。さらに、請求項4に対応する発明の監
視ステーションにおいては、請求項3に対応する発明と
同様に作用する他、表示手段上に同時に複数のトレンド
グラフが表示され、そのデータ点が重なり合っている場
合におけるデータ点選択を容易にする。
【0021】つまり、当該重なり合ったデータ点にタッ
チ入力すると、トレンドグラフ引離手段によって、複数
のトレンドグラフが引き離され、トレンドグラフの重な
りが解消される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る監視ステ
ーションを用いた制御システムの全体構成例を示す構成
図である。
【0023】この監視制御システムは、CRT等の表示
装置1及び監視ステーション本体2及び監視ステーショ
ンの操作用キーボード3からなる監視ステーションと、
当該監視ステーションが接続される伝送路6と、伝送路
6に接続される制御ステーション7と、その他図示しな
い周辺要素とによって構成されている。
【0024】また、表示装置1には、タッチパネル4及
び表示手段としての表示画面5が設けられている。表示
画面5には、トレンドグラフ等の情報が表示されるよう
になっており、タッチパネル4は、表示画面5とその入
力位置が対応するように設けられている。
【0025】この監視ステーションは、伝送路6を介し
て、制御ステーション7からデータを収集し、トレンド
グラフ表示をするようになっている。また、表示された
トレンドグラフに対するコメントの登録及びトレンドグ
ラフ表示からのコメント呼び出しをするようになってい
る。このコメントの登録及びコメント呼び出しに係わる
部分の構成を図2に示す。
【0026】図2は本実施の形態の監視ステーションの
主要構成を示すブロック図である。同図においては、図
1と同様に監視ステーションは、表示装置1と、監視ス
テーション本体2と、キーボード3とによって構成され
ている。
【0027】この監視ステーション本体2には、入力部
11と、タッチ判定部12と、対応データ有無判定部1
3と、グラフ移動処理部14と、コメント入力処理部1
5と、データ保存部16と、出力部17とが設けられて
いる。
【0028】なお、当該監視ステーション本体2は、外
部からの指示入力により、トレンドグラフの呼び出し・
表示、グラフ移動等の各処理を実行可能に構成されてい
るが、本実施の形態においては、かかる処理に関する部
分についての図示を省略する。
【0029】この監視ステーション本体2の各部の構成
について説明する。入力部11は、タッチパネル4、キ
ーボード3からの入力を受け付けるようになっている。
タッチパネル4からの入力は、タッチ判定部12に送出
され、キーボード3からの入力は、コメント入力処理部
15に送出される。
【0030】タッチ判定部12は、タッチパネル4から
の入力を処理し、その入力内容,すなわちタッチパネル
4上のタッチ位置情報を対応データ有無判定部13に送
出する。
【0031】対応データ有無判定部13は、コメント表
示の指示,すなわちコメント表示用ボタンにタッチ入力
があった場合には、データ保存部16内のコメント・表
示対応データを呼び出し、トレンドグラフ上の対応する
位置にコメント存在表示を表示させる。このためのデー
タを出力部17に送出する。
【0032】また、対応データ有無判定部13は、コメ
ント表示もしくは登録を指示するタッチ入力の後にさら
にタッチ入力があった場合には、タッチパネル4のタッ
チ位置に対応する表示画面5上にトレンドグラフに関す
るコメント存在表示もしくはデータ点が存在するか否か
を判定するようになっている。
【0033】コメント表示の指示入力(コメント表示用
ボタンにタッチ入力)後の場合には、データ保存部16
内のコメント・表示対応データ16cに基づきトレンド
グラフ上のコメント存在表示がタッチされたか否かが判
定される。
【0034】一方、コメント登録の指示入力(登録要求
用ボタンにタッチ入力)後の場合には、データ保存部1
6内のトレンド・表示対応データ16dに基づきトレン
ドグラフ上のデータ点がタッチされたか否かが判定され
る。
【0035】また、対応データ有無判定部13には、複
数判定部18及びコメント出力処理部19が設けられて
いる。複数判定部18は、タッチされた位置にコメント
存在表示もしくはデータ点が複数あるか否かを判定す
る。
【0036】また、対応データ有無判定部13は、複数
判定部18の判定結果によりタッチされた位置のコメン
ト存在表示もしくはトレンドグラフのデータ点が単数の
場合は、その旨をコメント出力処理部19もしくはコメ
ント入力処理部15に通知する。
【0037】コメント出力処理部19は、データ保存部
16からタッチされたコメント存在表示が単数の場合、
そのコメント存在表示に対応するコメントデータ16b
を呼び出すとともに、表示画面5にコメント表示用ウイ
ンドウを開き、当該コメントをコメント表示用ウインド
ウに出力する。このためのデータを出力部17に送出す
る。
【0038】一方、対応データ有無判定部13は、タッ
チされた位置のコメント存在表示もしくはトレンドグラ
フのデータ点が複数の場合は、当該コメント存在表示を
表示画面上でブリンクさせ、待機する。
【0039】対応データ有無判定部13は、ブリンクさ
せたコメント存在表示がタッチされると、その旨をグラ
フ移動処理部14に通知する。グラフ移動処理部14
は、複数判定部18からコメント存在表示もしくはデー
タ点が複数あるブリンク状態のコメント存在表示がタッ
チされたとの通知を受けると、コメント存在表示もしく
はデータ点及び各トレンドグラフの位置を上下に変更
し、トレンドグラフ等の表示を引き離すよう処理し、そ
の処理結果を対応データ有無判定部13に通知する。
【0040】コメント入力処理部15は、対応データ有
無判定部13から単数のトレンドグラフのデータ点がタ
ッチされた旨の通知を受けると、コメント入力用会話ウ
インドウを開き、キーボード3からのコメントを受付け
可能の状態とする。
【0041】また、コメント入力処理部15は、キーボ
ード3からコメントが入力された場合には、当該コメン
トをタッチされたトレンドグラフのデータ点と関連付け
るコメント・表示対応データ16cを作成し、入力され
たコメントデータ16bと共にデータ保存部16に保存
する。
【0042】データ保存部16は、トレンドグラフのペ
ン番号、時刻等と共にトレンドグラフのデータ点そのも
のを示すトレンドデータ16aと、コメントデータ16
bと、コメント・表示対応データ16cと、トレンドグ
ラフのデータ点と実際に表示画面5上で表示される表示
位置との関連情報であるトレンド・表示対応データ16
dとを保存する。
【0043】トレンド・表示対応データ16dを用いれ
ば、表示画面5上の表示点とトレンドグラフのデータ点
との対応関係がわかるので、表示画面5上をタッチした
とき、そのタッチ位置がトレンドグラフ上の点であれ
ば、トレンドグラフのどのデータ点をタッチしたかが対
応データ有無判定部13において識別可能となる。
【0044】なお、本実施の形態においては、トレンド
データを監視ステーションに保持するようにしている
が、このトレンドデータは他の記憶装置、例えば制御ス
テーション7内の記憶装置に保持するようにしてもよ
い。さらに、データ保存部16において、例えばトレン
ドデータ16aとトレンド・表示対応データ16dとを
1つのファイルとしてもよい。また同様に、例えばコメ
ントデータ16bとコメント・表示対応データ16cと
を1つのファイルとしてもよい。
【0045】出力部17は、対応データ有無判定部1
3、グラフ移動処理部14、コメント入力処理部15、
コメント出力処理部19が表示画面5に対して画像操作
・データ表示等の処理を行う際の出力を受け付け、表示
画面5に出力する。
【0046】なお、請求項における各構成と上記各構成
とは例えば以下のように対応する。まず、コメント保存
手段は、例えばデータ保存部16からなる。次に、コメ
ント有無表示手段は、例えば対応データ有無判定手段1
3及びデータ保存部16によって構成されている。
【0047】また、コメント表示手段は、例えば対応デ
ータ有無判定手段13及びコメント出力処理部19によ
って構成されている。さらに、コメント存在表示引離手
段は、例えば複数判定部18及びグラフ移動処理部14
とによって構成されている。
【0048】一方、コメント受付手段は、例えば対応デ
ータ有無判定手段13及びデータ保存部16によって構
成されている。次に、コメント存在表示を表示手段に出
力可能とする付帯情報には、例えばデータ保存部16内
のコメント・表示対応データ16cが対応する。
【0049】また、コメント登録手段は、例えば対応デ
ータ有無判定手段13及びコメント入力処理部15によ
って構成されている。さらに、トレンドグラフ引離手段
は、例えば複数判定部18及びグラフ移動処理部14と
によって構成されている。
【0050】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る監視ステーションの動作について説明す
る。当該監視ステーションにおいては、同時に複数のト
レンドグラフを表示可能であり、監視員はこのトレンド
グラフ表示を監視することにより、プラント等の監視を
行っている。さらに、トレンドグラフは、過去のものも
表示可能である。
【0051】本実施の形態においては、各トレンドグラ
フに関連して保存されたコメント表示動作及びコメント
登録動作について説明する。また、各表示・登録動作に
ついては、さらに各々複数グラフ接近時のコメント表示
・登録動作についても別途説明する。 (1)コメント表示動作 図3は本実施の形態の監視ステーションにおけるコメン
ト表示動作を示す表示画面上の図である。
【0052】まず、同図(a)に示すように、トレンド
グラフの表示画面5においてコメント表示用ボタン21
がタッチされると、当該トレンドグラフ上にてコメント
が登録されている点にコメントが存在することを示す表
示,すなわちコメント存在表示22が表示される。
【0053】この表示は、登録により複数個存在し得る
ので、表示画面上に表示されたトレンドグラフ上に対応
するコメント存在表示が複数個ある場合には、図3
(a)に示すようにその全てが表示される。
【0054】次に、図3(b)に示すように、コメント
を表示したいコメント存在表示22がタッチされると、
指定したトレンドグラフ上の点に関するコメントがコメ
ント表示用ウィンドウ23に表示される。
【0055】また、指定されなかったコメント存在表示
22は、消去される。 (2)複数グラフ接近時のコメント表示動作 上述した(1)の表示動作において、ほぼ同時刻に2ペ
ン以上のトレンドグラフに対しコメントが記録されてお
り、かつデータの値に差がない場合には、コメント存在
表示22が重複する。このような場合のコメント表示動
作を説明する。
【0056】図4は本実施の形態の監視ステーションに
おけるコメント表示動作を示す表示画面上の図である。
まず、同図(a)において、コメント表示用ボタン21
をタッチすると、表示しているトレンドグラフ上でコメ
ントが登録されている点にコメント存在表示22が表示
される。しかしながら、同図中の右側のコメント存在表
示22xは、2ペンのトレンドグラフが接近しており、
どちらのグラフのコメントであるか判断することができ
ない。
【0057】このとき、同図中の右側のコメント存在表
示22xをブリンクさせ、判別ができないことが示され
る。そこで、図4(b)に示すように、このコメント存
在表示22xをタッチすると、接近しているグラフ表示
が離れる様に2ペンのグラフがそれぞれに対応するコメ
ント存在表示22と共に上下に移動する。
【0058】そして、図4(c)に示すように、移動
後、コメント存在表示22が複数個表示されるので、
(1)と同様にして表示したい部分のコメントを表示さ
せる。 (3)コメント登録動作 図5は本実施の形態の監視ステーションにおけるコメン
ト登録動作を示す表示画面上の図である。
【0059】同図(a)において、登録要求用ボタン2
4がタッチされ、その後コメントを登録したいトレンド
グラフ上のデータ点がタッチされる。この操作により、
同図(b)に示す様にトレンドグラフ上の指定した点に
コメント存在表示22が設けられ、同時にコメント入力
用会話ウィンドウ25が開かれる。
【0060】ここで、キーボード3からコメントが入力
されると、入力したコメントデータ16bが登録され、
また、データの種類、時刻等の当該トレンドグラフのデ
ータ点に関連付けた情報としてのコメント・表示対応デ
ータ16cが保存される。 (4)複数グラフ接近時のコメント登録動作 上述した(3)の登録動作において、コメントを付加し
たいトレンドグラフ上のデータ点が他トレンドグラフと
接近しており、一点をタッチ指定できない場合に、トレ
ンドグラフ上の重複するデータ点をタッチすることによ
り、一時的にトレンドグラフを上下に移動させ、コメン
ト登録可能とする動作が付加されている。
【0061】図6は本実施の形態の監視ステーションに
おけるコメント登録動作を示す表示画面上の図である。
同図(a)において、登録要求用ボタン24をタッチし
た後、コメントを登録したいトレンドグラフ上の点をタ
ッチする。
【0062】この場合、同図に示すように2ペンのトレ
ンドグラフが接近しており、どちらのトレンドグラフに
対するコメントを登録したいか判断できない。そこで同
図(b)に示すように、グラフ移動処理部14の動作に
より、接近しているグラフ表示が離れる様に2ペンのグ
ラフが上下に移動される。
【0063】この移動とともに、各データ点にはコメン
ト存在表示22が設けられ、各コメント登録の指定が可
能となるので、操作員によりコメントを登録すべきデー
タ点が選択され、タッチされる。
【0064】以下、図6(c)に示すように、タッチさ
れたデータ点については(3)の登録動作の場合と同様
にしてコメントが登録される。一方、選択されなかった
コメント存在表示22は消去される。
【0065】上述したように、本発明の実施の形態に係
る監視ステーションによれば、対応データ有無判定部1
3を設け、データ保存部16に登録されたコメントデー
タ16bに対応するコメント存在表示をトレンドグラフ
上に表示すると共に、コメント存在表示がタッチされた
ときには、対応するコメントを表示画面5上に表示する
ようにしたので、トレンドグラフ上でコメントを登録し
た箇所を容易に確認でき、簡単なタッチ操作により、登
録されたコメントを表示することができる。
【0066】また、本発明の実施の形態に係る監視ステ
ーションによれば、複数判定部18でコメント存在表示
が複数重なっているときに、これを判定し、グラフ移動
処理部14によって引離すようにしたので、複数のトレ
ンドグラフが接近した場合でも、登録したコメントの表
示を容易に行うことができる。
【0067】さらに、本発明の実施の形態に係る監視ス
テーションによれば、対応データ有無判定部13,コメ
ント入力処理部15を設け、表示されたトレンドグラフ
上のデータ点がタッチされた場合には、当該データ点に
ついてのコメント登録を受け付け可能にすると共に、そ
のコメントの登録有無を示すコメント存在表示について
のコメント・表示対応データ16cをも保存するように
したので、トレンドグラフ上をタッチすることにより、
容易にコメントを登録することができる。
【0068】さらにまた、本発明の実施の形態に係る監
視ステーションによれば、複数判定部18でトレンドグ
ラフのデータ点が複数重なっているときに、これを判定
し、グラフ移動処理部14によって引離すようにしたの
で、複数のトレンドグラフが接近した場合でも、容易に
コメントを登録することができる。なお、本発明は、上
記各実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0069】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、コ
メント存在表示のタッチによって、トレンドグラフ上の
データの例えば特異な値の部分に関するコメントを容易
に表示させることができる監視ステーションを提供する
ことができる。
【0070】また、本発明によれは、トレンドグラフ上
のデータ点をタッチすることによって、トレンドグラフ
上のデータの例えば特異な値の部分に関するコメントを
容易に登録することができる監視ステーションを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る監視ステーションを
用いた制御システムの全体構成例を示す構成図。
【図2】同実施の形態の監視ステーションの主要構成を
示すブロック図。
【図3】同実施の形態の監視ステーションにおけるコメ
ント表示動作を示す表示画面上の図。
【図4】同実施の形態の監視ステーションにおけるコメ
ント表示動作を示す表示画面上の図。
【図5】同実施の形態の監視ステーションにおけるコメ
ント登録動作を示す表示画面上の図。
【図6】同実施の形態の監視ステーションにおけるコメ
ント登録動作を示す表示画面上の図。
【図7】従来の監視ステーションにおける情報保存の方
式を示す図。
【符号の説明】
1…表示装置、2…監視ステーション本体、3…キーボ
ード、4…タッチパネル、5…表示画面、6…伝送路、
7…制御ステーション、11…入力部、12…タッチ判
定部、13…対応データ有無判定部、14…グラフ移動
処理部、15…コメント入力処理部、16…データ保存
部、17…出力部、21…コメント表示用ボタン、22
…コメント存在表示、23…コメント表示用ウィンド
ウ、24…登録要求用ボタン、25…コメント入力用会
話ウィンドウ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段と、前記表示手段に対応して設
    けられたタッチパネルとを少なくとも備え、トレンドグ
    ラフを表示する監視ステーションにおいて、 前記トレンドグラフ上のあるデータ点に対応するコメン
    トが登録されるコメント保存手段と、 前記コメントが登録されていることを示すコメント存在
    表示を、前記表示手段上のトレンドグラフに表示するコ
    メント有無表示手段と、 前記コメント存在表示へのタッチにより前記タッチパネ
    ルへのタッチ入力がされると、前記コメント保存手段か
    ら前記対応するコメントを呼び出して表示するコメント
    表示手段とを備えたことを特徴とする監視ステーショ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記表示手段上に同時に複数のトレンド
    グラフが表示され、かつ、前記コメント存在表示が複数
    重なり合っている場合において、 当該重なり合ったコメント存在表示へのタッチにより前
    記タッチパネルへのタッチ入力がされると、前記複数の
    トレンドグラフ及び重なり合ったコメント存在表示を引
    き離し、それぞれ表示するコメント存在表示引離手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の監視ステーショ
    ン。
  3. 【請求項3】 表示手段と、前記表示手段に対応して設
    けられたタッチパネルとを少なくとも備え、トレンドグ
    ラフを表示する監視ステーションにおいて、 前記トレンドグラフ上のデータ点へのタッチにより前記
    タッチパネルへのタッチ入力がされると、当該データ点
    に対応するコメント入力を受け付け可能状態とするコメ
    ント受付手段と、 前記トレンドグラフ上の前記データ点に対応するコメン
    トが入力されると、当該コメントとともに、当該コメン
    トの登録有無をトレンドグラフ上にて指し示すコメント
    存在表示を前記表示手段に出力可能とする付帯情報をコ
    メント保存手段に登録するコメント登録手段とを備えた
    ことを特徴とする監視ステーション。
  4. 【請求項4】 前記表示手段上に同時に複数のトレンド
    グラフが表示され、かつ、前記データ点に重なりを生じ
    ている場合において、 当該重なり合った前記データ点へのタッチにより前記タ
    ッチパネルへのタッチ入力がされると、前記複数のトレ
    ンドグラフを引き離し、トレンドグラフの重なりを解消
    するトレンドグラフ引離手段を備えたことを特徴とする
    請求項3記載の監視ステーション。
JP4479996A 1996-03-01 1996-03-01 監視ステーション Pending JPH09237117A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4479996A JPH09237117A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 監視ステーション

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