JPH10254596A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH10254596A
JPH10254596A JP5525097A JP5525097A JPH10254596A JP H10254596 A JPH10254596 A JP H10254596A JP 5525097 A JP5525097 A JP 5525097A JP 5525097 A JP5525097 A JP 5525097A JP H10254596 A JPH10254596 A JP H10254596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
data input
data
input
computer system
Prior art date
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Application number
JP5525097A
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English (en)
Inventor
Osamu Kuniyuki
修 国行
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータシステムのデータ入力画面にお
いては、実際のデータ入力に際してはオペレータが各デ
ータ入力フィールドに対して入力必須であるかまたは省
略可能であるかの判断を行なう必要がある。 【解決手段】 データ入力画面に表示されるべきデータ
入力フィールドそれぞれに関して、データ入力が必須で
あるか、まはた省略可能であるかを定義する情報を設定
するための画面定義情報設定機能部12と、その設定結果
を記憶する画面定義データテーブル20と、データ入力画
面の表示開始時及び/又は表示中において、画面定義デ
ータテーブル20の記憶内容に従って、データ入力画面に
おいてデータ入力が省略可能なデータ入力フィールドへ
のデータ入力を禁止する状態、または許可する状態のい
ずれかをを選択的に表示する画面表示状態変更機能部13
とを備え、「省略入力」ボタンB3により選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムに関し、より詳細にはそれにインストールされるソフ
トウェアによりデータ入力画面の表示状態を改善したコ
ンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のコンピュータシステムのハ
ードウェア構成例を示すブロック図であり、参照符号1
はこのコンピュータシステム全体の制御を司るCPU を、
2はCPU 1に必要な制御プログラム等を格納しているRO
M を、3はCPU 1がアプリケーションソフトウェアによ
る処理結果,外部からの入力データ等を格納するRAM
を、4はアプリケーションソフトウェアの動作に必要な
データ(プログラム)を記憶するたとえばハードディス
ク等の外部記憶装置を、5はキーボード,マウス等の入
力装置を、6はディスプレイを、7はプリンタをそれぞ
れ示している。
【0003】このような構成の従来のコンピュータシス
テムの基本的な動作は以下の如くである。CPU 1は、RO
M 2に格納されている制御プログラムに従って、たとえ
ば外部記憶装置4に格納されているアプリケーションソ
フトウェアを起動し、その処理結果及び入力装置5を介
して外部から入力されたデータをRAM 3に格納し、また
RAM 3または外部記憶装置4に格納されているデータ等
を読み出し、これらを対象としてアプリケーションソフ
トウェアで処理し、更にディスプレイ6に必要に応じて
ソフトコピーを表示し、更に必要に応じてプリンタ7へ
ハードコピーを出力する。
【0004】図8は上述のような従来のコンピュータシ
ステムのディスプレイ6に表示されるデータ入力画面の
模式図であり、個人情報を登録するためのデータ入力画
面(以下、「患者情報登録画面」と言う)が例示されて
いる。
【0005】図8において、参照符号a1で示されている
「カナシメイ」,同a2で示されている「生年月日」の二
つのデータ入力フィールドはこの個人情報登録画面にお
いて必ずデータ入力を行なう必要がある項目(入力必須
項目)である。また、参照符号b1で示されている「氏
名」,同じくb2で示されている「郵便番号」,同じくb3
で示されている「住所」,同じくb4で示されている「T
EL」の各フィールドは入力を省略してもよい項目(省
略可能項目)である。なお、参照符号cで示されている
「年令」のフィールドは「生年月日」のフィールドa2へ
の入力データとこのコンピュータシステムが内蔵してい
るカレンダの情報とから自動的に計算されて表示され
る。
【0006】また、参照符号B1は、各データ入力フィー
ルドにオペレータによって入力された情報をRAM 3また
は外部記憶装置4に記憶させるための「登録」ボタンで
ある。なお、この「登録」ボタンB1は入力必須項目のフ
ィールドa1, a2の全てにデータ入力が行なわれている場
合においてのみ有効になる。換言すれば、入力必須項目
のフィールドa1, a2のいずれかひとつにでもデータ入力
が済んでいない場合には、オペレータが「登録」ボタン
B1を操作してもその時点で表示されている「患者情報登
録画面」上のデータは登録されない。更に、参照符号B2
はこの図8に示されている画面を閉じさせる「閉じる」
ボタンである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のコンピュータシステムのデータ入力画面におい
ては、入力必須項目と省略可能項目とを区別するため
に、たとえば両者の表示色を異ならせたりする等の工夫
が行なわれている。しかし、実際のデータ入力に際して
はオペレータが各データ入力フィールドに対して入力必
須であるかまたは省略可能であるかの判断を行なう必要
がある。また、省略可能項目に入力すべき情報が不明確
な場合、または取敢えず入力必須項目に対してのみデー
タ入力を行なって次の作業を行なう場合等には省略可能
項目をスキップするためにオペレータはタブキーの打鍵
操作またはマウスによるポインタの移動操作を行なう必
要があり、大量のデータ入力を行なう場合には非常に煩
雑であった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、コンピュータシステムのデータ入力画面の
各データ入力フィールドへのデータ入力に際して、デー
タ入力が省略可能なデータ入力フィールドに関しては一
時的に非表示状態にすることによりデータ入力が必須で
あるデータ入力フィールドのみを表示するようなコンピ
ュータシステムの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンピュー
タシステムは、データ入力が必須であるデータ入力フィ
ールドと、データ入力が省略可能であるデータ入力フィ
ールドとを有するデータ入力画面を介してデータ入力を
行なうコンピュータシステムであって、データ入力画面
に表示されるべきデータ入力フィールドそれぞれに関し
て、データ入力が必須であるか、まはた省略可能である
かを定義する情報を設定するための画面定義情報設定手
段と、画面定義情報設定手段による設定結果を記憶する
画面定義情報記憶手段と、データ入力画面の表示開始時
及び/又は表示中において、画面定義情報記憶手段の記
憶内容に従って、データ入力画面においてデータ入力が
省略可能なデータ入力フィールドへのデータ入力を禁止
する状態、または許可する状態のいずれかをを選択的に
表示する画面表示状態変更手段とを備えたことを特徴と
する。
【0010】このような本発明のコンピュータシステム
では、画面表示状態変更手段により省略可能項目が画面
から消去されると共に、タブキーの操作は画面に表示さ
れているデータ入力フィールドに対してのみ有効になる
ため、画面から消去された省略可能項目は自動的にスキ
ップされることになる。従って、オペレータはデータ入
力が必須であるかまたは省略可能であるかの判断を行な
うことなしに画面に現に表示されているデータ入力フィ
ールドに対してのみデータ入力を行なえばよいことにな
る。従って、従来必要であったデータ入力の省略が可能
なデータ入力フィールドに対するスキップ操作は不要に
なり、タブキーの打鍵またはマウスの操作によるポイン
タの移動という煩瑣な操作を行なうこと無しに効率的に
データ入力を行なうことが可能になる
【0011】また本発明に係るコンピュータシステム
は、上述の構成に加えて更に、画面表示状態変更手段が
データ入力が省略可能なデータ入力フィールドへのデー
タ入力を許可する状態でデータ入力画面を表示する際
に、画面定義情報記憶手段の記憶内容に従って、データ
入力が必須であるデータ入力フィールドと、データ入力
が省略可能であるデータ入力フィールドとの表示状態を
異ならせるデータ入力画面表示手段を備えたことを特徴
とする。
【0012】このような本発明のコンピュータシステム
では、オペレータはデータ入力が必須であるかまたは省
略可能であるかの判断を容易に行なえるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るコン
ピュータシステムのハードウェア構成とソフトウェア的
機能構成とを併せて示す機能ブロック図である。
【0014】図1は本発明のコンピュータシステムのハ
ードウェア構成例を示すブロック図であり、参照符号1
はこのコンピュータシステム全体の制御を司るCPU を、
2はCPU 1に必要な制御プログラム等を格納しているRO
M を、3はCPU 1がアプリケーションソフトウェアによ
る処理結果,外部からの入力データ等を格納するRAM
を、4はアプリケーションソフトウェアの動作に必要な
データ(プログラム)を記憶するたとえばハードディス
ク等の外部記憶装置を、5はキーボード,マウス等の入
力装置を、6はディスプレイを、7はプリンタをそれぞ
れ示している。
【0015】このような構成の本発明のコンピュータシ
ステムの基本的な動作は以下の如くである。CPU 1は、
ROM 2に格納されている制御プログラムに従って、たと
えば外部記憶装置4に格納されているアプリケーション
ソフトウェアを起動し、その処理結果及び入力装置5を
介して外部から入力されたデータをRAM 3に格納し、ま
たRAM 3または外部記憶装置4に格納されているデータ
等を読み出し、これらを対象としてアプリケーションソ
フトウェアで処理し、更にディスプレイ6に必要に応じ
てソフトコピーを表示し、更に必要に応じてプリンタ7
へハードコピーを出力する。
【0016】ところで、上述の本発明のコンピュータシ
ステムのハードウェア構成及び一般的な動作は前述の従
来のコンピュータシステムと同様であるが、本発明のコ
ンピュータシステムでは図1に示されているように、デ
ータ入力画面表示機能部11,画面定義情報設定機能部12
及び画面表示状態変更機能部13が備えられている。な
お、こられらの各機能部11, 12, 13は外部記憶装置4ま
たはRAM 3に記憶されているソフトウェアにより実現さ
れるソフトウェア的機能である。また、参照符号20は画
面定義情報テーブルであり、上述の画面定義情報設定機
能部12により設定された画面定義情報を記憶するための
画面定義情報記憶手段であり、図1に示されているよう
に独立したRAM,フラッシュメモリ等の記憶装置を用いて
もよいし、RAM 3または外部記憶装置4で兼用してもよ
い。
【0017】データ入力画面表示機能部11は、図2の模
式図に示されているようなデータ入力画面を表示する。
なお、ここではたとえば診療所等で患者の個人情報を登
録するための画面(以下、「患者情報登録画面」と言
う)が例示されている。
【0018】図2において、参照符号a1で示されている
「カナシメイ」,同a2で示されている「生年月日」の二
つのデータ入力フィールドはこの個人情報登録画面にお
ける入力必須項目である。また、参照符号b1で示されて
いる「氏名」,同じくb2で示されている「郵便番号」,
同じくb3で示されている「住所」,同じくb4で示されて
いる「TEL」の各フィールドは入力を省略してもよい
項目である。なお、参照符号cで示されている「年令」
のフィールドは「生年月日」のフィールドa2への入力デ
ータから自動的に計算されて入力される。
【0019】このような各データ入力フィールドa1, a
2, b1, b2, b3, b4が表示されることは前述の図8に示
されている従来のコンピュータシステムのディスプレイ
6に表示されるデータ入力画面と同様であるが、この図
2に示されている本発明のコンピュータシステムにより
ディスプレイ6に表示されるデータ入力画面では、必須
入力項目のデータ入力フィールドa1, a2と省略可能項目
のデータ入力フィールドb1, b2, b3, b4とがデータ入力
画面表示機能部11により異なる状態に表示される。具体
的には、データ入力画面表示機能部11は後述する画面定
義情報テーブル20の内容に従って、必須入力項目のデー
タ入力フィールドa1, a2を赤色で表示する。
【0020】更に図2において、参照符号B1は、各デー
タ入力フィールドにオペレータによって入力された情報
をRAM 3または外部記憶装置4に格納させるための「登
録」ボタンである。また、参照符号B2はこの図2に示さ
れているデータ入力画面を閉じさせる「閉じる」ボタン
である。参照符号B3は画面表示状態変更機能部13の機能
によって、データ入力を省略することが可能なデータ入
力フィールドを一時的に画面から消去させる「省略入
力」ボタンである。参照符号B4は画面定義情報設定機能
部12による画面定義情報の設定を行なうための画面 (画
面定義画面) を表示させる「画面定義」ボタンB4であ
る。
【0021】画面定義情報設定機能部12は上述のような
データ入力画面表示機能部11により表示される表示画面
を定義するための情報を設定するための機能である。図
3は画面定義情報設定機能部12により設定された画面定
義情報を管理する画面定義情報テーブル20の内容を示す
模式図であり、図2に示されている「患者情報登録画
面」に対応している。なお、この画面定義情報テーブル
20の内容はその新規定義, 修正定義に際してディスプレ
イ6に「画面定義画面」として表示され、オペレータが
その「画面定義画面」上で新規定義, 修正定義を行なう
ために使用される。
【0022】この画面定義情報テーブル20は、画面の名
称のフィールド (画面名フィールド) 21と、同一画面内
での各フィールドを特定するためのフィールド番号のフ
ィールド (フィールドNoフィールド) 22と、個々のフィ
ールドの名称のフィールド (フィールド名フィールド)
23と、個々のフィールドに関してデータ入力を省略する
ことが可能であるか否かを示すフラグ (省略フラグ) フ
ィールド24とで構成されている。なお、省略フラグフィ
ールド24はこの例では省略可能な場合は「Y」で、省略
が不可能な場合は”N”でそれぞれ示してあるが、”
1”または”0”等のように二者択一で設定可能であれ
ば他の情報であってもよい。
【0023】画面定義情報テーブル20は基本的には上述
のようなデータ構造を有しているが、図2に示されてい
る「患者情報登録画面」に関して図3の内容を具体的に
説明すると以下のようになる。画面名フィールド21はす
べて「患者情報登録画面」である。但し、図3にはその
一部のみが表示されている。フィールドNoフィールド22
は「1」,「2」,…「7」である。フィールド名フィ
ールド23は「カナシメイ」,「氏名」…「年令」であ
り、図2に示されている「患者情報登録画面」の模式図
に表示されている項目名に対応している。省略フラグフ
ィールド24はフィールド名が「カナシメイ」,「生年月
日」及び「年令」の各フィールドが「N」、即ち省略不
可(入力必須)であり、他のフィールドは「Y」、即ち
省略可能である。なお、「年令」のフィールドに対応す
る省略フラグフィールド24は「N」であるが、これは前
述したように、同じく省略フラグフィールド24が「N」
である「生年月日」にデータ入力が行なわれればCPU 1
が自動的に年令を計算するようになっている。
【0024】なお、このような画面定義情報テーブル20
の設定そのものは、画面定義情報設定機能部12が図3に
示されているような「画面定義画面」をディスプレイ6
に表示し、それに対してオペレータが入力装置5を操作
して各フィールドにデータ入力を行なうことにより実現
される。
【0025】このような構成の本発明のコンピュータシ
ステムの動作について、CPU 1による制御手順を示す図
4及び図5のフローチャート及びデータ入力画面表示機
能部11によりディスプレイ6に表示される表示画面を示
す前述の図2及び図6の模式図を参照して以下に説明す
る。なお、以下の説明においては、本発明のコンピュー
タシステムが診療所等において患者情報の登録に利用さ
れるものとする。また、以下の説明において、「ボタン
を押す」とは、ディスプレイ6の画面上に表示されてい
る「登録」ボタンB1等のボタンを入力装置5に含まれる
マウスでクリックすることを意味する。
【0026】まず、CPU 1がディスプレイ6に図示しな
いメニュー画面を表示するので (ステップS11)、そのメ
ニュー画面上で「患者情報登録画面」を表示するように
オペレータ入力装置5を操作すると (ステップS12 で”
YES ”) 、CPU 1はデータ入力画面表示機能部11に指示
を与えて図2に示されている「患者情報登録画面」がデ
ィスプレイ6に表示される (ステップS14)。なお、この
際には前述した如く、データ入力画面表示機能部11は必
須入力項目のデータ入力フィールドa1, a2を赤色で表示
する。
【0027】メニュー画面上でオペレータが「患者情報
登録画面」以外の画面を表示するように操作した場合に
は (ステップS12 で”NO”) 、オペレータが指定した画
面がディスプレイ6に表示される (ステップS13)。
【0028】次に、CPU 1は「登録」ボタンB1, 「閉じ
る」ボタンB2, 「省略入力」ボタンB3, 「画面定義」ボ
タンB4のいずれかが押されたか否かを調べる (ステップ
S15,S21, S22, S23) 。
【0029】オペレータが「登録」ボタンB1, 「閉じ
る」ボタンB2, 「省略入力」ボタンB3, 「画面定義」ボ
タンB4のいずれも押していない場合 (ステップS15, S2
1, S22,S23の全てで”NO”) 、CPU 1は図2に示されて
いる「患者情報登録画面」上の各データ入力フィールド
へのデータ入力を受け付ける (ステップS24)。この状態
においては、オペレータは入力装置5のキーボード,マ
ウスを操作して各データ入力フィールドに対して順次デ
ータの入力を行なうことが可能である。具体的には、オ
ペレータはフィールドa1, b1, b2, b3, b4, a2の順にマ
ウスの操作によりポインタを移動しつつ、またはタブキ
ーの打鍵により入力フォーカスを移動しつつキーボード
からデータを入力する。なお、b1, b2, b3, b4の各フィ
ールドに関しては、入力すべきデータが不明であれば入
力を省略することも可能であるため、入力を省略する場
合にはオペレータはタブキーの打鍵またはマウスの操作
によるポインタの移動によりスキップする。
【0030】オペレータが入力装置5を操作して「画面
定義」ボタンB4を押した場合 (ステップS15 で”YES
”) 、CPU 1は画面定義情報設定機能部12に指示を与
えてディスプレイ6に図3に示されているような「画面
定義画面」を表示させる (ステップS16)。この「画面定
義画面」上では、「患者情報登録画面」を始めとする種
々の画面の新規定義または修正定義が受け付けられる
(ステップS17)。オペレータが終了の指示を行なった場
合には (ステップS18 で”YES ”) 、画面定義情報設定
機能部12がその時点の画面の状態を画面定義情報テーブ
ル20に記憶させる (ステップS19)。この後、ステップS1
5 へ処理が戻される。
【0031】オペレータが入力装置5を操作して「登
録」ボタンB1を押した場合 (ステップS21 で”YES ”)
、CPU 1はディスプレイ6に図3に示されている「患
者情報登録画面」の必須入力項目である「カナシメイ」
及び「生年月日」のフィールドa1, a2にデータ入力が済
んでいるか否かを調べる (ステップS31)。これらの必須
入力項目のフィールドa1, a2にデータ入力が済んでいれ
ば (ステップS31 で”YES”) 、CPU 1はその時点で
「患者情報登録画面」の各データ入力フィールドに入力
されているデータをRAM 3に記憶させる (ステップS3
2)。この後、ステップS12 へ処理が戻される。
【0032】オペレータが入力装置5を操作して「閉じ
る」ボタンB2を押した場合 (ステップS22 で”YES ”)
、CPU 1はステップS11 へ処理を戻してディスプレイ
6にメニュー画面を表示する。この場合には、それまで
に「患者情報登録画面」の各データ入力フィールドに入
力済みであったデータは記憶されない。
【0033】オペレータが入力装置5を操作して「省略
入力」ボタンB3を押した場合 (ステップS23 で”YES
”) 、CPU 1は先ずフラグFの値を調べ (ステップS4
1)、セットされていない場合 (F=0)には (ステップ
S41 で”NO”) 、フラグFをセット (F=1)する (ス
テップS42)。そして、CPU 1は画面表示状態変更機能部
13に指示して、図2に示されている「患者情報登録画
面」を図6に示されているように変更する。具体的に
は、画面表示状態変更機能部13により画面定義情報テー
ブル20の省略フラグフィールド24が調べられ、「Y」で
ある場合、換言すれば省略可能項目である場合にはそれ
に対応するデータ入力フィールドを画面から消去すると
共に、それらのデータ入力フィールドへのデータ入力を
禁止する (ステップS43)。但し、省略可能項目のフィー
ルドb1, b2, b3, b4を破線で表示したり、あるいは表示
彩度を落としてグレイ表示してもよい。
【0034】このような「省略入力」ボタンB3が押され
て図6に示されているように省略可能項目のフィールド
b1, b2, b3, b4が「患者情報登録画面」から消去された
状態においては、必須入力項目のフィールドa1, a2及び
それらから自動的にデータ入力されるフィールドcのみ
が表示されているため、オペレータはその時点で画面に
表示されているデータ入力フィールドにデータ入力を行
なうのみで、「登録」ボタンB1が有効になる。またその
際、タブキーを操作した場合には必須入力項目のフィー
ルドa1, a2の順に入力フォーカスが移動するので、省略
可能項目のフィールドb1, b2, b3, b4をスキップする操
作も不要になる。
【0035】一方、ステップS41 においてフラグFがセ
ットされていた場合 (F=1)には(ステップS41 で”Y
ES ”) 、CPU 1はフラグFをリセット (F=0)する
(ステップS44)。そして、CPU 1は画面表示状態変更機
能部13に指示して、図6に示されている「患者情報登録
画面」を図2に示されているように変更する。具体的に
は、画面表示状態変更機能部13により画面定義情報テー
ブル20の省略フラグフィールド24が調べられ、「Y」で
ある場合、換言すれば省略可能項目である場合にはそれ
に対応するデータ入力フィールドを画面に表示すると共
に、それらのデータ入力フィールドへのデータ入力を許
可する (ステップS45)。
【0036】このように本発明のコンピュータシステム
では、オペレータは単に「省略入力」ボタンB3を押すこ
とのみにより、省略可能項目のフィールドb1, b2, b3,
b4が「患者情報登録画面」から消去されると共に、タブ
キーの操作は画面に表示されているデータ入力フィール
ドに対してのみ有効になるため、画面から消去された省
略可能項目は自動的にスキップされることになる。
【0037】たとえば、図2に示されているような「患
者情報登録画面」にデータ入力を行なう際には、最低限
のデータのみを入力して取敢えず患者の登録を行なわね
ばならない場合があり得る。このような場合に、上述の
ような本発明のコンピュータシステムでは「省略入力」
ボタンB3を押すことにより必須入力項目のみが表示さ
れ、またタブキーによる入力フォーカスの移動もその必
須入力項目のみを対象として行なわれるため、非常に有
効である。
【0038】なお、上述の実施例においては本発明のコ
ンピュータシステムを医療用途に使用し、「患者情報登
録画面」に患者情報を登録する場合について説明した
が、これはあくまでも一例であって、一般的なコンピュ
ータシステムに本発明が適用可能であることは言うまで
もない。
【0039】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明に係るコン
ピュータシステムによれば、必須入力項目と省略可能項
目とを含む複数のデータ入力フィールドが表示される画
面において、それらの内の必須入力項目のみを表示する
こと、及びそれらに対してのみデータ入力を許可するこ
とが可能になるので、必須入力項目への最低限のデータ
入力のみを迅速に行なう必要がある場合等に極めて有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンピュータシステムのハードウ
ェア構成とソフトウェア的機能構成とを併せて示す機能
ブロック図である。
【図2】本発明のコンピュータシステムで表示される必
須入力項目と省略可能項目とを含む複数のデータ入力フ
ィールドを有する画面の模式図である。
【図3】本発明のコンピュータシステムの画面定義情報
を管理する画面定義情報テーブルの内容を示す模式図で
ある。
【図4】本発明のコンピュータシステムのCPU による制
御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のコンピュータシステムのCPU による制
御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明のコンピュータシステムで表示される必
須入力項目と省略可能項目とを含む複数のデータ入力フ
ィールドを有する画面の模式図である。
【図7】従来のコンピュータシステムのハードウェア構
成例を示すブロック図である。
【図8】従来のコンピュータシステムで表示される必須
入力項目と省略可能項目とを含む複数のデータ入力フィ
ールドを有する画面の模式図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 5 入力装置 6 ディスプレイ(表示装置) 11 データ入力画面表示機能部 12 画面定義情報設定機能部 13 画面表示状態変更機能部 20 画面定義情報テーブル 24 省略フラグフィールド B1 「登録」ボタン B2 「閉じる」ボタン B3 「省略入力」ボタン B4 「画面定義」ボタン a1, a2 必須入力項目のデータ入力フィールド b1, b2, b3, b4 省略可能項目のデータ入力フィール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力が必須であるデータ入力フィ
    ールドと、データ入力が省略可能であるデータ入力フィ
    ールドとを有するデータ入力画面を介してデータ入力を
    行なうコンピュータシステムにおいて、 前記データ入力画面に表示されるべきデータ入力フィー
    ルドそれぞれに関して、データ入力が必須であるか、ま
    はた省略可能であるかを定義する情報を設定するための
    画面定義情報設定手段と、 前記画面定義情報設定手段による設定結果を記憶する画
    面定義情報記憶手段と、 前記データ入力画面の表示開始時及び/又は表示中にお
    いて、前記画面定義情報記憶手段の記憶内容に従って、
    前記データ入力画面においてデータ入力が省略可能なデ
    ータ入力フィールドへのデータ入力を禁止する状態、ま
    たは許可する状態のいずれかをを選択的に表示する画面
    表示状態変更手段とを備えたことを特徴とするコンピュ
    ータシステム。
  2. 【請求項2】 前記画面表示状態変更手段がデータ入力
    が省略可能なデータ入力フィールドへのデータ入力を許
    可する状態でデータ入力画面を表示する際に、前記画面
    定義情報記憶手段の記憶内容に従って、データ入力が必
    須であるデータ入力フィールドと、データ入力が省略可
    能であるデータ入力フィールドとの表示状態を異ならせ
    るデータ入力画面表示手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載のコンピュータシステム。
JP5525097A 1997-03-10 1997-03-10 コンピュータシステム Pending JPH10254596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5525097A JPH10254596A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5525097A JPH10254596A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 コンピュータシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10254596A true JPH10254596A (ja) 1998-09-25

Family

ID=12993360

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JP5525097A Pending JPH10254596A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 コンピュータシステム

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JP (1) JPH10254596A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059342A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toshiba Tec Corp 入力画面制御方法及び制御装置並びに制御プログラム
JP2014139806A (ja) * 2014-02-27 2014-07-31 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置とその処理方法及びプログラム
JP2016130977A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 株式会社東芝 電子機器、方法およびプログラム

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